JP3246194B2 - アクティブマトリクス型液晶表示装置 - Google Patents

アクティブマトリクス型液晶表示装置

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JP3246194B2
JP3246194B2 JP15271094A JP15271094A JP3246194B2 JP 3246194 B2 JP3246194 B2 JP 3246194B2 JP 15271094 A JP15271094 A JP 15271094A JP 15271094 A JP15271094 A JP 15271094A JP 3246194 B2 JP3246194 B2 JP 3246194B2
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佳子 中山
敏一 前川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアクティブマトリクス型
の液晶表示装置に関する。より詳しくは、表示に寄与す
る実画素に加えて設けられたダミー画素の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8を参照して従来のアクティブマトリ
クス型液晶表示装置の構成を簡潔に説明する。この型の
表示装置は駆動基板と対向基板と両者の間に保持された
液晶とを備えたパネル構造を有する。パネル構造は平面
的に見て、外部から視認可能な中央の有効表示部101
と、外部から遮閉された周辺の非有効表示部102とに
分かれている。図では理解を容易にする為、有効表示部
101に薄く網掛けを付けている。駆動基板は有効表示
部101と非有効表示部102の両方に渡って行状のゲ
ートラインX及び列状の信号ラインYを備えており、両
者の各交差部に画素領域を規定する。図では模式的に、
有効表示部101に9個の画素領域が含まれ、非有効表
示部102に16個の画素領域が含まれている。有効表
示部101に属する個々の画素領域には画素電極とこれ
を駆動する能動素子とが形成され、表示に寄与する実画
素103を構成する。この例では能動素子が薄膜トラン
ジスタTrからなる。画素電極と対向基板側に形成され
た対向電極104との間に微小な液晶セルLCが設けら
れる。この液晶セルLCと並列に保持容量Csも形成さ
れている。
【0003】非有効表示部102に属する個々の画素領
域にも同様に画素電極と能動素子が形成され、表示に寄
与しないダミー画素105を構成する。図示する様に、
ダミー画素105は実画素103と同一の構成を有して
おり、薄膜トランジスタTr、液晶セルLC、保持容量
Csを備えている。以上の説明から理解される様に、一
般にアクティブマトリクス型液晶表示装置においては総
画素数と有効画素数(実画素数)が異なる。つまり、有
効表示部の周辺に表示されない画素が存在し、上述した
様にダミー画素と呼ばれている。このダミー画素の役割
として先ずダメージ対策が挙げられる。アクティブマト
リクス型液晶表示装置では個々の画素領域に薄膜トラン
ジスタ等の能動素子が設けられ、これを開閉制御して液
晶セルを駆動するものである。即ち、実際には数十万個
〜数百万個に及ぶ画素の個数だけ薄膜トランジスタ等の
能動素子が存在している為、欠陥画素の皆無な液晶表示
装置を作成する事はプロセス上極めて困難である。欠陥
画素の原因としては、静電気やプロセス上のダメージあ
るいはノイズによる薄膜トランジスタ故障が挙げられ、
特にパネル構造の周辺部分で欠陥が多発している。そこ
で、有効表示部の周辺にダミー画素を設け外部からの静
電気ストレス等を吸収し、内部に欠陥画素を作らない対
策がとられている。
【0004】ダミー画素は画質向上対策としても採用さ
れている。信号ラインは薄膜トランジスタの充放電に起
因してカップリングを受ける事があり電位揺れが生じ
る。この電位揺れが一水平期間中均一でない為、画質が
悪くなってしまう。例えば、複数の信号ラインを同時に
選択しながら順次シフトする方法では、画面の水平走査
方向終端部に帯状欠陥が発生する。この帯状欠陥は水平
走査の終端側でサンプリングパルスのオーバーラッピン
グが解除され、駆動条件が他の正常な部分と異なるとい
う事に起因する。そこで、薄膜トランジスタの充放電電
流に起因する信号ラインの電位揺れを均一化する為、水
平走査方向終端部でさらにダミー画素を数個駆動させて
画質向上を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す様に、中央
の有効表示部101には実画素103が集積形成されて
おり、周辺の非有効表示部102にはダミー画素105
が集積形成されている。従来、実画素103とダミー画
素105は同一の構成を有しており、能動素子や画素電
極を含んでいる。なお、非有効表示部102に含まれる
ダミー画素105はブラックマスク等で外部から遮閉さ
れている。外部から加わる静電ダメージ等は全て周辺の
ダミー画素105により吸収され、内部の実画素103
の故障を防止している。しかしながら、非有効表示部1
02に生じた欠陥画素106はその画素電位が不安定な
状態になり、液晶セルにDC成分が印加される。これに
より液晶がダメージを受ける事が多い。液晶にDC成分
等が持続的に印加されるとダメージ部分107が欠陥画
素106の領域を超えて周辺に拡大し、有効表示部10
1に侵入する場合があり、画質を損なっているのが実状
である。
【0006】図10を参照して他の解決すべき課題を説
明する。前述した様に、ダミー画素は信号ラインの電位
揺れに起因する帯状欠陥を抑制する為にも用いられてお
り、図10にその例を示している。即ち、中央有効表示
部201の両端に、左側非有効表示部202及び右側非
有効表示部203を設け、夫々ダミー画素を配置してい
る。この例では液晶表示装置が左右反転表示可能な構成
を有しており、水平走査が左右双方向に行なわれる為、
中央有効表示部201の両側に非有効表示部202,2
03を設けている。図示する様に、正転表示では左側か
ら右側に向って水平走査が行なわれ、実際の動作範囲は
中央有効表示部201から右側非有効表示部203を含
む。左方水平走査の終端部にダミー画素が位置する為従
来問題となっていた帯状欠陥を除去できる。しかしなが
ら、左側非有効表示部202は動作範囲から除かれる
為、画素電位が不安定になる。これにより液晶の配向等
が乱れ、ダメージ部204が周辺に拡大し、中央有効表
示部201にまで侵入するという課題がある。
【0007】図11は、図10と逆に左右反転表示を行
なった場合を表わしている。この時には水平走査が右側
から左側に向って行なわれ、動作範囲には中央有効表示
部201と左側非有効表示部202が含まれ、右側非有
効表示部203は動作範囲から除かれる。従って、右側
非有効表示部203に含まれるダミー画素も不安定な状
態になり、液晶の配向等が乱れダメージ部204が中央
有効表示部201に侵入して画質を損なう。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した従来の技術の課
題に鑑み、本発明はダミー画素の故障あるいは一時的な
動作停止に伴なう液晶のダメージを防止する事を目的と
する。かかる目的を達成する為に以下の手段を講じた。
即ち、本発明にかかるアクティブマトリクス型液晶表示
装置は基本的な構成として、駆動基板と対向基板と両者
の間に保持された液晶とを備えたパネル構造を有し、外
部から視認可能な有効表示部と外部から遮閉された周辺
の非有効表示部とを有する。前記駆動基板は有効表示部
と非有効表示部の両方に渡って行状のゲートライン及び
列状の信号ラインを備え、両者の各交差部に画素領域を
規定する。本発明の特徴事項として、有効表示部に属す
る個々の画素領域には画素電極とこれを駆動する能動素
子とが形成され表示に寄与する実画素を構成する一方、
非有効表示部に属する個々の画素領域には画素電極を欠
いた状態で能動素子が形成され表示に寄与しないダミー
画素を構成する。
【0009】具体化された発明では、前記能動素子はゲ
ート電極、ソース電極及びドレイン電極を備えた薄膜ト
ランジスタからなる。実画素に組み込まれた能動素子で
はゲート電極がゲートラインに接続され、ソース電極が
信号ラインに接続され、ドレイン電極が画素電極に接続
される。一方、ダミー画素に組み込まれた能動素子で
は、ゲート電極がゲートラインに接続され、ソース電極
が信号ラインに接続され、ドレイン電極がオープン状態
にある。好ましくは、前記非有効表示部は中央に位置す
る有効表示部を囲む様に上下左右四方向に設けられてい
る。かかる非有効表示部に設けられたダミー画素は少な
くとも外部の静電ストレスから内部の実画素を保護する
機能を有する。あるいは、前記非有効表示部は少なくと
も有効表示部の左右両側に設けられている。かかる非有
効表示部に設けられたダミー画素は少なくとも実画素の
動作の不均一化を防止する機能を有する。
【0010】
【作用】本発明によれば、実画素には画素電極とこれを
駆動する能動素子とが形成される一方、ダミー画素には
画素電極を欠いた状態で能動素子のみが形成される。ダ
ミー画素には能動素子が含まれる為、外部から加わる静
電ストレスを吸収する事が可能であり、それ自身が故障
する代わり内部の実画素に組み込まれた能動素子の静電
破壊を未然に防止できる。又、実画素と同様に駆動可能
である為、水平走査方向の終端部に位置した場合実画素
の動作条件の均一化に寄与できる。即ち、実画素と同等
の負荷として機能する。但し、能動素子を備える一方画
素電極を欠いている。従って、静電ダメージ等を受けて
ダミー画素の能動素子が故障した場合、液晶にDC成分
等が印加する惧れがなく画質が乱されない。又、駆動条
件等によってダミー画素が動作停止状態におかれた場合
でも画素電極を欠いている為液晶にDC成分等が印加さ
れず画質を損なう惧れがない。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の好適な実施例を
詳細に説明する。図1は本発明にかかるアクティブマト
リクス型液晶表示装置の第一実施例を示す模式的な平面
図である。本表示装置は駆動基板と対向基板と両者の間
に保持された液晶とを備えたパネル構造を有し、平面的
に見て外部から視認可能な有効表示部1と、外部からブ
ラックマスク等によって遮閉された周辺の非有効表示部
2とを有する。駆動基板は有効表示部1と非有効表示部
2の両方に渡って行状のゲートラインX及び列状の信号
ラインYを備え、両者の各交差部に画素領域を規定して
いる。模式的な本例では有効表示部1に9個の画素領域
が含まれ、非有効表示部2に含まれる16個の画素領域
と区別する為に網掛けを付けている。
【0012】有効表示部1に属する個々の画素領域には
画素電極とこれを駆動する能動素子とが形成され、表示
に寄与する実画素3を構成する。本例では能動素子がゲ
ート電極、ソース電極及びドレイン電極を備えた薄膜ト
ランジスタTrからなる。又画素電極は対向基板上に形
成された対向電極4との間に液晶を保持して微小な液晶
セルLCを構成する。加えて本例では液晶セルLCと並
列に保持容量Csも形成されている。薄膜トランジスタ
Trのゲート電極はゲートラインXに接続され、ソース
電極は信号ラインYに接続され、ドレイン電極は画素電
極に接続される。ドレイン電極はさらに保持容量Csの
一方の電極に接続される。保持容量Csの他方の電極は
例えば対向電極4と同電位に保持される補助ラインに接
続される。図示の等価回路上では対向電極4と補助ライ
ンを模式的に同一の線で表わしている。但し本発明はこ
れに限られるものではなく保持容量Csの他方の電極は
専用の補助ラインかあるいは前段のゲートラインに接続
する様にしても良い。
【0013】一方、非有効表示部2に属する個々の画素
領域には画素電極を欠いた状態で能動素子が形成され、
表示に寄与しないダミー画素5を構成する。具体的には
画素電極を除いて実画素と同一構成であり、薄膜トラン
ジスタTrと保持容量Csとを備えている。画素電極を
欠く為微小な液晶セルLCが存在しない点で実画素3と
異なる。但しダミー画素5に組み込まれた薄膜トランジ
スタTrは実画素3に組み込まれた薄膜トランジスタT
rと同様に駆動される。即ち、ダミー画素の薄膜トラン
ジスタTrはゲート電極がゲートラインXに接続され、
ソース電極が信号ラインYに接続され、ドレイン電極の
みがオープン状態にある。
【0014】本実施例では非有効表示部2は中央に位置
する有効表示部1を囲む様に上下左右四方向に設けら
れ、ダミー画素5は少なくとも外部の静電ストレスから
内部の実画素3を保護する機能を有する。
【0015】図2は1個の実画素3の模式的な断面構造
を表わしている。図示する様に、下側の駆動基板6と上
側の対向基板7との間に液晶8が保持されたパネル構造
を有する。対向基板7の内表面には対向電極4が全面的
に形成されている。一方駆動基板6の内表面には薄膜ト
ランジスタTrと保持容量Csとが形成されている。薄
膜トランジスタTrは多結晶シリコン等からなる半導体
薄膜9を素子領域としており、その上にゲート絶縁膜1
0を介してゲート電極Gが所定の形状にパタニング形成
されている。なおゲート電極GはゲートラインX(図示
せず)に接続している。又、半導体薄膜9の上にはゲー
ト絶縁膜10を介して追加の電極11も形成されてお
り、前述した保持容量Csを構成する。なお追加の電極
11は補助ライン(図示せず)に接続されている。かか
る構成を有する薄膜トランジスタTr及び保持容量Cs
は第一層間絶縁膜12により被覆されている。その上に
は信号ラインYがパタニング形成されており、コンタク
トホールを介して薄膜トランジスタTrのソース領域S
に接続している。信号ラインYの表面は第二層間絶縁膜
13により被覆され、その上に画素電極14がパタニン
グ形成される。画素電極14はITO等の透明導電膜か
らなり、薄膜トランジスタTrのドレイン領域Dにコン
タクトホールを介して電気接続している。画素電極14
と対向電極4との間に保持された液晶8により上述した
微細な液晶セルLCが形成される。
【0016】図3は図1に示したアクティブマトリクス
型液晶表示装置の動作説明に供する波形図である。本表
示装置はフィールド反転駆動を採用している。即ち、外
部から供給される映像信号は1フィールド(1F)毎に
極性が反転しており、これをサンプリングした信号ライ
ンの電位も、1F毎に対向電極電位Vcomを中心とし
て極性が反転している。これと同期してゲートラインY
には1F毎にゲートパルスが印加され、能動素子である
薄膜トランジスタTrが開閉制御され、信号ラインにサ
ンプリングホールドされた映像信号を画素電極に書き込
む。従って、能動素子が正常に動作する限り実画素の液
晶セルに印加される電位(以下画素電位という)はVc
omを中心にして1F毎に極性が切り換わる。しかしな
がら能動素子の故障等異常が発生すると、画素電位はV
comに対して偏ったレベルとなり、DC成分が液晶に
印加され続け、配向の乱れ等ダメージが生じる。
【0017】この点に鑑み、本発明では図1に示す様に
実画素3を囲んでダミー画素5を配置しており、外部か
らの静電ストレス等により内部の実画素に含まれる能動
素子の故障や破壊を防いでいる。しかしながら、ダミー
画素については静電ストレスにより故障の生じる確率が
高くなり、従来の構成では画素電極を介してDC成分が
印加される事になり、液晶ダメージが拡散した場合有効
表示部に侵入する惧れがある。この点に鑑み本発明では
ダミー画素の構成を実画素と異なる様にしており、図4
にその断面構造を模式的に示す。図2に示した実画素の
断面構造と対応する部分には対応する参照番号を付して
理解を容易にしている。異なる点は画素電極を欠いてい
る事だけである。これと関連して薄膜トランジスタTr
のドレイン領域Dに連通するコンタクトホールも開口さ
れていない。その他の点では実画素と同様に能動素子と
なる薄膜トランジスタTrとその負荷となる保持容量C
sを備えており、等価回路的に同一の駆動能力を備えて
いる。従って、画素電極を欠いた状態でも実画素と同等
の駆動能力を備えておりダミー画素としての役割を十分
に果たす事ができる。アクティブマトリクス型液晶表示
装置が水平走査回路や垂直走査回路等周辺回路部を含ん
でいる場合には、このダミー画素の構成は周辺回路部と
同様の状態となり液晶に悪影響を及ぼす事がない。仮に
外部からのストレスやノイズにより薄膜トランジスタT
rが故障した場合でも、画素電極を欠いている為液晶8
にDC成分が印加される惧れがない。
【0018】図5は本発明にかかるアクティブマトリク
ス型液晶表示装置の第二実施例を示すブロック図であ
る。図示する様に、本表示装置は行状に配線した複数の
ゲートラインXと列状に配線した複数の信号ラインYと
を備えている。又、両者の交差部には画素領域が行列状
に規定される。これらの画素領域は中央の有効表示部2
1とその左右両側の非有効表示部とに区分されている。
有効表示部21に属する個々の画素領域には実画素22
が設けられている。実画素22は薄膜トランジスタTr
と微細な液晶セルLCと保持容量Csとからなり、図1
に示した実画素と同一の構成を有する。即ち、薄膜トラ
ンジスタTrのソース電極は対応する信号ラインYに接
続され、ゲート電極は対応するゲートラインXに接続さ
れ、ドレイン電極は液晶セルLCの一端に位置する画素
電極に接続されている。
【0019】上述した有効表示領域21の周辺に垂直走
査回路23及び水平走査回路24が設けられている。垂
直走査回路23は各ゲートラインXを順次垂直走査し前
述した薄膜トランジスタTrを導通させて一水平期間毎
に一行分の画素を選択する。一方水平走査回路24は一
水平期間内で各信号ラインYを順次走査し映像信号Vs
igをサンプリングして、選択された1行分の画素に点
順次で映像信号Vsigを書き込む。具体的には、個々
の信号ラインYは水平スイッチHSWを介してビデオラ
イン25に接続され映像信号Vsigの供給を受ける。
水平走査回路24はサンプリングパルスφ及びその反転
パルスを順次出力して個々の水平スイッチHSWを開閉
制御し前述した液晶信号Vsigのサンプリングを行な
う。各信号ラインYにサンプリングされた映像信号Vs
igはオン状態にある薄膜トランジスタTrを介して一
行分の画素に書き込まれる。その後薄膜トランジスタT
rがオフ状態となり書き込まれた映像信号Vsigが次
のフレームまで保持される。なお、本実施例では水平走
査回路24は双方向型であり、画面の左側から右側に向
う順方向走査と、画面の右側から左側に向う逆方向走査
を切り換え可能であり、左右反転表示を行なう事ができ
る。なお図5は、順方向水平走査の状態を表わしてい
る。
【0020】本発明の特徴事項として、信号ラインは有
効表示部21に配された実信号ラインY1,Y2,…,
YLと、右側の非有効表示部に配されたダミー信号ライ
ンYD1,YD2,YD3,YD4とに区分されてい
る。加えて、有効表示部21の左側に位置する非有効表
示部にも4本のダミー信号ラインYDが配されている。
これらダミー信号ラインはゲートラインXの左右終端側
と交差している。本実施例では、左右の非有効表示部に
属する個々の画素領域から液晶セルLCが除かれてお
り、ダミー画素26が形成される。このダミー画素26
の構成は図1に示したダミー画素と同様である。実画素
22と駆動条件を同一化する為、薄膜トランジスタTr
及び保持容量Csを残す一方、液晶に対するDC成分の
印加を防止する為画素電極を除いている。なお、上述し
た水平走査回路24は実信号ラインのみならずダミー信
号ラインも走査する。但し、図示の順方向水平走査で
は、中央の有効表示部21と右側の非有効表示部のみを
駆動し、左側の非有効表示部は一時的に動作停止状態に
おかれる。即ち、水平走査回路24は実信号ラインY
1,Y2,…,YLに対し複数本(本例では4本)に渡
ってオーバーラップしたサンプリングタイミングで水平
走査を行なう。さらに連続してダミー信号ラインYD
1,YD2,YD3,YD4に対しても同一のオーバー
ラップしたサンプリングタイミングで水平走査を追加す
る。この場合、ダミー信号ラインは少なくともオーバー
ラップしたサンプリングタイミングで同時に水平走査さ
れる本数分だけ配線されている。即ち、本実施例ではダ
ミー信号ラインは少なくとも片側4本設けられている。
さらに具体的に説明を加えると、水平走査回路24は実
信号ラインY1,Y2,…,YLに接続された水平スイ
ッチHSWに対してサンプリングパルスφ1 ,φ2
…,φL とその反転パルスを順次出力する。さらに連続
して、ダミー信号ラインYD1,YD2,YD3,YD
4に接続された水平スイッチHSWに対して、サンプリ
ングパルスφD1,φD2,φD3,φD4とその反転パルスを
順次印加する。本例では水平スイッチHSWとしてCM
OSからなるトランスミッションゲートを用いている為
反転パルスも印加している。
【0021】次に図6を参照して、図5に示したアクテ
ィブマトリクス型液晶表示装置の動作を詳細に説明す
る。図のタイミングチャートに示す様に、実信号ライン
に対し4本分に渡ってオーバーラップしたサンプリング
タイミングでサンプリングパルスが出力され有効表示部
21に対する水平走査(実走査)が行なわれる。タイミ
ングチャートでは理解を容易にする為、最終の実サンプ
リングパルスφL まで5個分のみを示している。本実施
例では、サンプリングパルスφL が立ち上がった後続い
てダミー信号ラインに対してもオーバーラップしたタイ
ミングで逐次ダミーサンプリングパルスφD1,φD2,φ
D3,φD4を出力し、右側非有効表示部の水平走査(ダミ
ー走査)を行なう。この様にオーバーラップしたタイミ
ングで逐次サンプリングパルスφを出力すると、ゲート
ラインXと信号ラインYとの交差部に生じる容量カップ
リングによって、ゲートラインXの電位揺れが生じる。
各サンプリングパルスφの立ち上がりに応じて容量カッ
プリングを受け続ける為、ゲートラインXの電位は最終
のダミーサンプリングパルスφD4が立ち上がるまで揺れ
続ける事になる。最後のダミーサンプリングパルスφD4
が立ち上がった後は容量カップリングを受けなくなる為
ゲートラインXの電位は接地レベルに向って減衰してい
く。
【0022】一方、各サンプリングパルスφが立ち下が
った時点で水平スイッチHSWがオン状態からオフ状態
に移行する。HSWが閉じると、前述した容量カップリ
ングにより逆にゲートラインの電位揺れが各信号ライン
Yに飛び込む事になる。この結果、ゲートラインXの電
位揺れが治まった後減衰を開始すると、これが容量カッ
プリングを通じて信号ラインYの電位に影響を及ぼしや
はり減衰する。図6のタイミングチャートから理解され
る様に、実信号ラインの電位VL-4 ,VL-3 ,VL-2
L-1 ,VL については対応するHSWが既にオフ状態
である為、ゲートラインの電位揺れが治まった後一斉に
減衰を始め最終的にΔV0分だけ電圧降下が生じる。従
って、全ての実信号ラインに対して電圧降下分ΔV0が
等しい為表示濃度のムラは生じない。これに対し、例え
ば第一番目のダミー信号ラインYD1についてはゲート
ラインの電位揺れが治まった後、1クロック分だけ遅延
して対応するダミーサンプリングパルスφD1が立ち下が
る。この立ち下がり時点に同期してダミー信号ラインY
D1の電位VD1が減衰を開始するので、最終的な電圧降
下分ΔV1はΔV0より小さくなる。同様に、第二番目
のダミー信号ラインYD2の電位VD2はさらに1クロッ
ク分遅延して減衰を開始するので最終的な電圧降下分Δ
V2はさらに小さくなる。この様にダミー信号ラインの
電圧降下は夫々異なっており表示濃度が変動する事にな
る。しかしながら、ダミー信号ラインは非有効表示部に
位置する為実際の画像に影響を及ぼす事がない。以上説
明した様に、水平走査回路24は有効表示部21よりも
さらに4画素分余分に水平走査を行なっている。又、H
SWを含め有効表示部21と同じ配列でダミー信号ライ
ンを4本分設けている。このダミー信号ラインを4本設
ける事により、有効表示部21を過ぎてもゲートライン
の電位揺れはさらに4画素分同様に続行する。この為、
有効表示部21に含まれる信号ラインの揺れは終端部で
急激に変化する事がない。本実施例では4本の信号ライ
ンを同時に水平走査したが、一般にN本の信号ラインを
同時走査する場合ダミー信号ラインはN本以上であれば
良い。
【0023】最後に図7を参照して、図5に示した休止
状態にある左側非有効表示部の動作を説明する。前述し
た様に左側の非有効表示部には水平走査回路24からサ
ンプリングパルスが供給されない為、4本のダミー信号
ラインYDにはビデオライン25を介してあるレベルの
電位がホールドされている。一方垂直走査回路23から
順次ゲートパルスが出力されるので、ダミー画素26を
構成する薄膜トランジスタTrはホールドされている信
号レベルをラッチする事になる。仮に、薄膜トランジス
タTrに画素電極が接続されているとすると、液晶にD
C成分が印加される事となり、配向の乱れ等が生じ有効
表示部21に及んだ場合画質が乱れる。この点に鑑み、
本発明ではダミー画素26から画素電極が除かれてお
り、液晶にDC成分が印加されない様にしている。
【0024】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、有
効表示部に属する個々の画素領域には画素電極とこれを
駆動する能動素子とが形成され表示に寄与する実画素を
構成する一方、非有効表示部に属する個々の画素領域に
は画素電極を欠いた状態で能動素子が形成され表示に寄
与しないダミー画素を構成している。かかる構成によ
り、外部からの電気的なストレスやノイズによりダミー
画素の能動素子が損傷を受けた場合でも液晶にDC成分
が印加されず画質の乱れを防止する事ができるという効
果がある。あるいは、駆動条件等によりダミー画素の動
作が一時的に停止された場合でも、液晶にDC成分が印
加されない為有効表示部に及ぶ画質の乱れを防止する事
ができるという効果がある。以上により、アクティブマ
トリクス型液晶表示装置の製造歩留りを大幅に改善する
事が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるアクティブマトリクス型液晶表
示装置の第一実施例を示す模式的な等価回路図である。
【図2】第一実施例に含まれる実画素の構造を示す模式
的な断面図である。
【図3】第一実施例の動作説明に供する波形図である。
【図4】第一実施例に含まれるダミー画素の構造を示す
模式的な断面図である。
【図5】本発明にかかるアクティブマトリクス型液晶表
示装置の第二実施例を示す模式的な回路ブロック図であ
る。
【図6】第二実施例の動作説明に供するタイミングチャ
ートである。
【図7】同じく第二実施例の動作説明に供するタイミン
グチャートである。
【図8】従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置の
一例を示す模式的な等価回路図である。
【図9】図8に示した従来例の課題説明に供する模式的
な平面図である。
【図10】従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置
の他の例を示す模式的な平面図である。
【図11】同じく他の例を示す模式的な平面図である。
【符号の説明】
1 有効表示部 2 非有効表示部 3 実画素 4 対向電極(補助ライン) 5 ダミー画素 6 駆動基板 7 対向基板 8 液晶 14 画素電極 X ゲートライン Y 信号ライン Tr 薄膜トランジスタ(能動素子) LC 液晶セル Cs 保持容量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−230098(JP,A) 特開 平5−61072(JP,A) 特開 平5−241153(JP,A) 特開 平5−142578(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1368 G09G 3/36

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動基板と対向基板と両者の間に保持さ
    れた液晶とを備えたパネル構造を有し、外部から視認可
    能な有効表示部と外部から遮閉された周辺の非有効表示
    部とを有するアクティブマトリクス型液晶表示装置であ
    って、 前記駆動基板は有効表示部と非有効表示部の両方に渡っ
    て行状のゲートライン及び列状の信号ラインを備え両者
    の各交差部に画素領域を規定するとともに、 有効表示部に属する個々の画素領域には画素電極とこれ
    を駆動する能動素子とが形成され表示に寄与する実画素
    を構成する一方、 非有効表示部に属する個々の画素領域には画素電極を欠
    いた状態で能動素子が形成され表示に寄与しないダミー
    画素を構成する事を特徴とするアクティブマトリクス型
    液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記能動素子はゲート電極、ソース電極
    及びドレイン電極を備えた薄膜トランジスタからなり、
    実画素ではゲート電極がゲートラインに接続され、ソー
    ス電極が信号ラインに接続され、ドレイン電極が画素電
    極に接続される一方、ダミー画素ではゲート電極がゲー
    トラインに接続され、ソース電極が信号ラインに接続さ
    れ、ドレイン電極がオープン状態にある事を特徴とする
    請求項1記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記非有効表示部は中央に位置する有効
    表示部を囲む様に上下左右四方向に設けられ、ダミー画
    素は少なくとも外部の静電ストレスから内部の実画素を
    保護する機能を有する事を特徴とする請求項1記載のア
    クティブマトリクス型液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記非有効表示部は少なくとも有効表示
    部の左右両側に設けられ、ダミー画素は少なくとも実画
    素の動作の不均一化を防止する機能を有する事を特徴と
    する請求項1記載のアクティブマトリクス型液晶表示装
    置。
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