JP3240977B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- air conditioner
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F1/00—Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
- F24F1/0007—Indoor units, e.g. fan coil units
- F24F1/0011—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by air outlets
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F1/00—Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
- F24F1/0007—Indoor units, e.g. fan coil units
- F24F1/0043—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements
- F24F1/0047—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements mounted in the ceiling or at the ceiling
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、結露を防ぐ空気
調和機に関する。
調和機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、空気調和機の室内機としては、図
４(Ａ)に示すものがある。この室内機１０１は、モータ
１０２で駆動されるターボファン１０３で吸込口１０５
から空気を吸い込み、この空気を熱交換器１０６で熱交
換してから吹出通路１０７を経由して吹出口１０８から
吹き出す。なお、１０９は風向羽根である。
４(Ａ)に示すものがある。この室内機１０１は、モータ
１０２で駆動されるターボファン１０３で吸込口１０５
から空気を吸い込み、この空気を熱交換器１０６で熱交
換してから吹出通路１０７を経由して吹出口１０８から
吹き出す。なお、１０９は風向羽根である。
【０００３】図４(Ｂ)に、室内機１０１を下から上に見
た様子を示す。図４(Ｂ)のＺ−Ｚ断面が図４(Ａ)であ
る。吸込口１０８を囲む細長い長方形の吹出口１０５，
１１０，１１１がパネル１１２に形成されている。ま
た、ケース１１５は、吹出口１１０の両端から中央への
所定寸法の両端領域を塞ぐ塞ぎ部１１３Ａ，１１３Ｂを
有している。同様に、ケース１１５は、吹出口１０８の
端から中央への所定寸法領域を塞ぐ塞ぎ部１１６，吹出
口１１１の端から中央への所定寸法領域を塞ぐ塞ぎ部１
１７を有している。
た様子を示す。図４(Ｂ)のＺ−Ｚ断面が図４(Ａ)であ
る。吸込口１０８を囲む細長い長方形の吹出口１０５，
１１０，１１１がパネル１１２に形成されている。ま
た、ケース１１５は、吹出口１１０の両端から中央への
所定寸法の両端領域を塞ぐ塞ぎ部１１３Ａ，１１３Ｂを
有している。同様に、ケース１１５は、吹出口１０８の
端から中央への所定寸法領域を塞ぐ塞ぎ部１１６，吹出
口１１１の端から中央への所定寸法領域を塞ぐ塞ぎ部１
１７を有している。
【０００４】この塞ぎ部１１３Ａ，Ｂおよび１１６，１
１７でもって、吹出口１１０および吹出口１０８，１１
１を狭めることで、吹出口１０８，１１０，１１１から
吹き出される風の風速を高めて、風の到達距離の延長を
図っている。
１７でもって、吹出口１１０および吹出口１０８，１１
１を狭めることで、吹出口１０８，１１０，１１１から
吹き出される風の風速を高めて、風の到達距離の延長を
図っている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷房運転時
には、風向羽根１０９の端部で、冷たい吹出空気と、吹
出空気よりも温度が高い室内空気とが接触して風向羽根
１０９の端部に露付きが発生し、水滴の落下に至るとい
う問題が生じる。
には、風向羽根１０９の端部で、冷たい吹出空気と、吹
出空気よりも温度が高い室内空気とが接触して風向羽根
１０９の端部に露付きが発生し、水滴の落下に至るとい
う問題が生じる。
【０００６】そこで、この発明の目的は、吹出口での結
露を招くことなく、吹出風速を高めることができる空気
調和機を提供することにある。
露を招くことなく、吹出風速を高めることができる空気
調和機を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するた
め、請求項１の発明の空気調和機は、室内熱交換器から
の風を吹き出す細長い長方形の吹出口と、上記吹出口の
端から上記吹出口の中央に向かって所定寸法だけ離れた
ところに配置され、上記吹出口を部分的に塞ぐ閉鎖部材
と、上記閉鎖部材の下流側に設けた風向羽根とを備え、
上記閉鎖部材は、冷房時に、上記室内熱交換器からの冷
風を、上記閉鎖部材の両側の開口に分かれて流れさせ
て、風向羽根の端部を、上記吹出口の端側に位置する上
記開口からの冷風で覆わせることを特徴としている。
め、請求項１の発明の空気調和機は、室内熱交換器から
の風を吹き出す細長い長方形の吹出口と、上記吹出口の
端から上記吹出口の中央に向かって所定寸法だけ離れた
ところに配置され、上記吹出口を部分的に塞ぐ閉鎖部材
と、上記閉鎖部材の下流側に設けた風向羽根とを備え、
上記閉鎖部材は、冷房時に、上記室内熱交換器からの冷
風を、上記閉鎖部材の両側の開口に分かれて流れさせ
て、風向羽根の端部を、上記吹出口の端側に位置する上
記開口からの冷風で覆わせることを特徴としている。
【０００８】この請求項１の発明では、上記閉鎖部材が
吹出口の端から所定寸法だけ離れたところに配置されて
いる。したがって、冷房時に室内熱交換器からの冷風が
上記閉鎖部材に当たったときに、この冷風は、閉鎖部材
の両側の開口に分かれて流れることができる。
吹出口の端から所定寸法だけ離れたところに配置されて
いる。したがって、冷房時に室内熱交換器からの冷風が
上記閉鎖部材に当たったときに、この冷風は、閉鎖部材
の両側の開口に分かれて流れることができる。
【０００９】したがって、この発明によれば、従来のよ
うに吹出口の端から連続して延びている塞ぎ部を設けた
場合に比べて、風向羽根の端部を冷風で覆うことにな
り、風向羽根の端部で冷風と室内空気とが接触すること
を避けることができるから、結露を抑えることができ
る。したがって、この発明によれば、風向羽根の端部で
の結露を招くことなく、吹出し風速を高めて、吹き出し
風の到達距離の増大を図れる。
うに吹出口の端から連続して延びている塞ぎ部を設けた
場合に比べて、風向羽根の端部を冷風で覆うことにな
り、風向羽根の端部で冷風と室内空気とが接触すること
を避けることができるから、結露を抑えることができ
る。したがって、この発明によれば、風向羽根の端部で
の結露を招くことなく、吹出し風速を高めて、吹き出し
風の到達距離の増大を図れる。
【００１０】また、請求項２の発明は、請求項１に記載
の空気調和機において、上記吹出口の両端間寸法が、上
記風向羽根が取り付けられている開口部の両端間寸法よ
りも小さいことを特徴としている。
の空気調和機において、上記吹出口の両端間寸法が、上
記風向羽根が取り付けられている開口部の両端間寸法よ
りも小さいことを特徴としている。
【００１１】この請求項２の発明では、たとえば、ドレ
ンパンを設置する関係で、吹出口の両端間寸法が、上記
風向羽根が取り付けられている開口部の両端間寸法より
も小さい場合において、上記吹出口の端から所定寸法だ
け離れたところに配置された閉鎖部材でもって、風向羽
根の端に結露させることなく、吹出し風速を高めること
ができ、吹出し風の到達距離を延ばせる。
ンパンを設置する関係で、吹出口の両端間寸法が、上記
風向羽根が取り付けられている開口部の両端間寸法より
も小さい場合において、上記吹出口の端から所定寸法だ
け離れたところに配置された閉鎖部材でもって、風向羽
根の端に結露させることなく、吹出し風速を高めること
ができ、吹出し風の到達距離を延ばせる。
【００１２】また、請求項３の発明は、ケーシング内に
フアンと熱交換器を配置すると共に、吹出通路を形成す
る吹出通路形成部材を配置し、吹出口に風向羽根を設け
た空気調和機において、上記吹出通路形成部材と上記風
向羽根の軸方向の端部との間にスペースを設けると共
に、上記吹出通路から上記スペースに向けて風を案内し
て、上記風向羽根の軸方向の端部に風を導く案内板と、
上記吹出口の端から上記吹出口の中央に向かって所定寸
法だけ離れたところに配置され、上記吹出口を部分的に
塞ぐ閉鎖部材とを備えたことを特徴としている。
フアンと熱交換器を配置すると共に、吹出通路を形成す
る吹出通路形成部材を配置し、吹出口に風向羽根を設け
た空気調和機において、上記吹出通路形成部材と上記風
向羽根の軸方向の端部との間にスペースを設けると共
に、上記吹出通路から上記スペースに向けて風を案内し
て、上記風向羽根の軸方向の端部に風を導く案内板と、
上記吹出口の端から上記吹出口の中央に向かって所定寸
法だけ離れたところに配置され、上記吹出口を部分的に
塞ぐ閉鎖部材とを備えたことを特徴としている。
【００１３】この請求項３の発明では、冷房運転をして
いるとすると、上記吹出通路を流れる冷気(冷風)の一部
は、案内板によって吹出通路形成部材と風向羽根の軸方
向の端部との間のスペースに向けて案内され、さらに、
風向羽根の軸方向の端部に導かれる。
いるとすると、上記吹出通路を流れる冷気(冷風)の一部
は、案内板によって吹出通路形成部材と風向羽根の軸方
向の端部との間のスペースに向けて案内され、さらに、
風向羽根の軸方向の端部に導かれる。
【００１４】そのため、風向羽根の軸方向の端部の回り
を微量の冷風が流れて、その端部の回りにおける風の乱
れを抑制することができる。したがって、風向羽根の軸
方向の端部の回りにおいて冷気と室内の暖気との混合が
行われなくて、その端部に結露がしにくくなる。
を微量の冷風が流れて、その端部の回りにおける風の乱
れを抑制することができる。したがって、風向羽根の軸
方向の端部の回りにおいて冷気と室内の暖気との混合が
行われなくて、その端部に結露がしにくくなる。
【００１５】また、請求項４の発明は、請求項３に記載
の空気調和機において、上記案内板の一部は上記吹出通
路内に突出すると共に、上記案内板には、上記風向羽根
の軸方向の端部に風を導く穴を設けていることを特徴と
している。
の空気調和機において、上記案内板の一部は上記吹出通
路内に突出すると共に、上記案内板には、上記風向羽根
の軸方向の端部に風を導く穴を設けていることを特徴と
している。
【００１６】この請求項４の発明では、上記吹出通路内
に突出した案内板の一部によって、吹出通路内の冷風の
一部は案内板の表面に沿うように曲げられる。そして、
その冷風は案内板に沿ってスペース内を流れ、さらに、
上記案内板に設けられた穴を通って風向羽根の軸方向の
端部に導かれる。したがって、風向羽根の軸方向の端部
の回りを微量の冷風が確実に流れて、その端部の回りに
おいて風の乱れを確実に抑制することができる。したが
って、風向羽根の軸方向の端部の回りにおいて冷気と室
内の暖気との混合が行われるのを確実に防止して、その
端部に結露が生じるのを確実に防止できる。
に突出した案内板の一部によって、吹出通路内の冷風の
一部は案内板の表面に沿うように曲げられる。そして、
その冷風は案内板に沿ってスペース内を流れ、さらに、
上記案内板に設けられた穴を通って風向羽根の軸方向の
端部に導かれる。したがって、風向羽根の軸方向の端部
の回りを微量の冷風が確実に流れて、その端部の回りに
おいて風の乱れを確実に抑制することができる。したが
って、風向羽根の軸方向の端部の回りにおいて冷気と室
内の暖気との混合が行われるのを確実に防止して、その
端部に結露が生じるのを確実に防止できる。
【００１７】また、請求項５の発明は、請求項３または
４に記載の空気調和機において、上記吹出通路内に突出
した案内板の先端部は基部に対して吹出通路の上流側に
向かって斜めに屈曲していることを特徴としている。
４に記載の空気調和機において、上記吹出通路内に突出
した案内板の先端部は基部に対して吹出通路の上流側に
向かって斜めに屈曲していることを特徴としている。
【００１８】この請求項５の発明では、上記案内板の先
端部が吹出通路内に突出し、かつ、基部に対して吹出通
路の上流側に向かって斜めに屈曲しているから、その先
端部によって、上記吹出通路を流れる冷風の一部は確実
かつスムーズに取り込まれて、案内板の表面に沿ってス
ペース内を流れる。したがって、風向羽根の軸方向の端
部に冷風を確実かつスムーズに導いて、結露の発生を防
止することができる。
端部が吹出通路内に突出し、かつ、基部に対して吹出通
路の上流側に向かって斜めに屈曲しているから、その先
端部によって、上記吹出通路を流れる冷風の一部は確実
かつスムーズに取り込まれて、案内板の表面に沿ってス
ペース内を流れる。したがって、風向羽根の軸方向の端
部に冷風を確実かつスムーズに導いて、結露の発生を防
止することができる。
【００１９】また、請求項６の発明は、請求項３及至５
のいずれか１つに記載の空気調和機において、吹出口を
備えた化粧パネルに、上記風向羽根の軸方向の端部に風
を導く案内部を設けたことを特徴としている。
のいずれか１つに記載の空気調和機において、吹出口を
備えた化粧パネルに、上記風向羽根の軸方向の端部に風
を導く案内部を設けたことを特徴としている。
【００２０】この請求項６の発明では、上記吹出口から
吹き出そうとする冷風は、上記化粧パネルに設けられた
案内部に当たって案内されて、風向羽根の軸方向の端部
の回り、特にその端部の裏側に沿って流れて、風向羽根
の軸方向の端部回りに結露が生じるのを防止できる。し
たがって、上記風向羽根の軸方向の端部に、案内板によ
って上流側から冷風を導くのみならず、化粧板の案内部
によって下流側から端部の裏側に冷風を導くので、その
端部の回りに結露が生じるのをより確実に防止すること
ができる。
吹き出そうとする冷風は、上記化粧パネルに設けられた
案内部に当たって案内されて、風向羽根の軸方向の端部
の回り、特にその端部の裏側に沿って流れて、風向羽根
の軸方向の端部回りに結露が生じるのを防止できる。し
たがって、上記風向羽根の軸方向の端部に、案内板によ
って上流側から冷風を導くのみならず、化粧板の案内部
によって下流側から端部の裏側に冷風を導くので、その
端部の回りに結露が生じるのをより確実に防止すること
ができる。
【００２１】また、請求項７の発明は、ケーシング内に
フアンと熱交換器を配置すると共に、吹出通路を形成す
る吹出通路形成部材を配置し、化粧パネルに吸込口と吹
出口を設け、この吹出口に風向羽根を設けて、空気を上
記吸込口から吸い込んで、上記フアンと熱交換器と吹出
通路を通して、上記吹出口から吹き出す空気調和機にお
いて、上記化粧パネルに、上記風向羽根の軸方向の端部
に風を導く案内部と、上記吹出口の端から上記吹出口の
中央に向かって所定寸法だけ離れたところに配置され、
上記吹出口を部分的に塞ぐ閉鎖部材とを設けたことを特
徴としている。
フアンと熱交換器を配置すると共に、吹出通路を形成す
る吹出通路形成部材を配置し、化粧パネルに吸込口と吹
出口を設け、この吹出口に風向羽根を設けて、空気を上
記吸込口から吸い込んで、上記フアンと熱交換器と吹出
通路を通して、上記吹出口から吹き出す空気調和機にお
いて、上記化粧パネルに、上記風向羽根の軸方向の端部
に風を導く案内部と、上記吹出口の端から上記吹出口の
中央に向かって所定寸法だけ離れたところに配置され、
上記吹出口を部分的に塞ぐ閉鎖部材とを設けたことを特
徴としている。
【００２２】この請求項７の発明では、上記吹出口から
吹き出そうとする冷風は、上記化粧パネルに設けられた
案内部に当たって案内されて、風向羽根の軸方向の端部
の回り、特にその端部の裏側に沿って流れて、風向羽根
の軸方向の端部の回り、特に、その端部の裏側に結露が
生じるのを防止できる。
吹き出そうとする冷風は、上記化粧パネルに設けられた
案内部に当たって案内されて、風向羽根の軸方向の端部
の回り、特にその端部の裏側に沿って流れて、風向羽根
の軸方向の端部の回り、特に、その端部の裏側に結露が
生じるのを防止できる。
【００２３】また、請求項８の発明は、請求項６または
７に記載の空気調和機において、上記案内部は吹出口の
コーナーの外側に位置し、上記案内部の一部は、上記吹
出通路の内側の一部に対向していることを特徴としてい
る。
７に記載の空気調和機において、上記案内部は吹出口の
コーナーの外側に位置し、上記案内部の一部は、上記吹
出通路の内側の一部に対向していることを特徴としてい
る。
【００２４】この請求項８の発明では、上記吹出口から
吹き出そうとする冷風は、吹出通路の内側の一部に対向
している案内部の一部に衝突して、案内部の表面に沿っ
て案内される。そして、その案内部は吹出口のコーナー
の外側に位置しているから、上記案内部の表面に沿って
流れる冷風はスムーズに吹出口から外に吹き出される。
したがって、風向羽根の軸方向の端部の回りに冷風がス
ムーズに流れるから、結露を確実に防止することができ
る。
吹き出そうとする冷風は、吹出通路の内側の一部に対向
している案内部の一部に衝突して、案内部の表面に沿っ
て案内される。そして、その案内部は吹出口のコーナー
の外側に位置しているから、上記案内部の表面に沿って
流れる冷風はスムーズに吹出口から外に吹き出される。
したがって、風向羽根の軸方向の端部の回りに冷風がス
ムーズに流れるから、結露を確実に防止することができ
る。
【００２５】また、請求項９の発明は、請求項３及至８
のいずれか１つに記載の空気調和機において、上記吹出
通路形成部材はドレンパンの一部であることを特徴とし
ている。
のいずれか１つに記載の空気調和機において、上記吹出
通路形成部材はドレンパンの一部であることを特徴とし
ている。
【００２６】この請求項９の発明では、吹出通路形成部
材がドレンパンの一部であるから、吹出通路を簡単に形
成することができ、しかも、案内板のためのスペースを
設ける場合には、そのスペースをドレンパンの所定の箇
所を切り欠くなどして簡単安価に形成することができ
る。
材がドレンパンの一部であるから、吹出通路を簡単に形
成することができ、しかも、案内板のためのスペースを
設ける場合には、そのスペースをドレンパンの所定の箇
所を切り欠くなどして簡単安価に形成することができ
る。
【００２７】また、請求項１０の発明は、請求項１乃至
９のいずれか１つに記載の空気調和機において、上記閉
鎖部材が上記吹出口の端から上記吹出口の中央に向かっ
て離れている離間寸法を、上記閉鎖部材の幅寸法で除し
た値が、０．２を超えており、かつ、１．０未満である
ことを特徴としている。
９のいずれか１つに記載の空気調和機において、上記閉
鎖部材が上記吹出口の端から上記吹出口の中央に向かっ
て離れている離間寸法を、上記閉鎖部材の幅寸法で除し
た値が、０．２を超えており、かつ、１．０未満である
ことを特徴としている。
【００２８】この請求項１０の発明では、（離間寸法
Ｂ）／（幅寸法Ａ）を、 ０．２＜Ｂ／Ａ＜１．０ に設定したので、露付き防止能力の達成と吹出風到達距
離の増加とを適切に達成できる。すなわち、このＢ／Ａ
が、０．２以下である場合には、離間寸法Ｂが小さくて
風向羽根の端部に流れる冷風量不足でこの端部の露付き
防止能力が不足したり、閉鎖部材の幅寸法Ａが大きくて
閉鎖部材に対向する領域の風向羽根に露付きが起こると
いう不具合がある。また、上記Ｂ／Ａが、１．０以上で
ある場合には、離間寸法Ｂの過大もしくは幅寸法Ａの過
小により、吹出し風到達距離の増加が期待できない。
Ｂ）／（幅寸法Ａ）を、 ０．２＜Ｂ／Ａ＜１．０ に設定したので、露付き防止能力の達成と吹出風到達距
離の増加とを適切に達成できる。すなわち、このＢ／Ａ
が、０．２以下である場合には、離間寸法Ｂが小さくて
風向羽根の端部に流れる冷風量不足でこの端部の露付き
防止能力が不足したり、閉鎖部材の幅寸法Ａが大きくて
閉鎖部材に対向する領域の風向羽根に露付きが起こると
いう不具合がある。また、上記Ｂ／Ａが、１．０以上で
ある場合には、離間寸法Ｂの過大もしくは幅寸法Ａの過
小により、吹出し風到達距離の増加が期待できない。
【００２９】
【発明の実施の形態】以下、この発明の空気調和機を図
示の実施の形態により詳細に説明する。
示の実施の形態により詳細に説明する。
【００３０】図１(Ａ)にこの発明の実施形態としての天
井埋め込み型空気調和機の室内機１の断面を示し、図１
(Ｂ)に上記室内機１を下から上に見た様子を示す。図１
(Ａ）は、図１（Ｂ)のＡ−Ａ切断線に沿った断面図であ
る。
井埋め込み型空気調和機の室内機１の断面を示し、図１
(Ｂ)に上記室内機１を下から上に見た様子を示す。図１
(Ａ）は、図１（Ｂ)のＡ−Ａ切断線に沿った断面図であ
る。
【００３１】図１(Ａ)に示すように、室内機１は、化粧
パネル２，本体ケース３，この本体ケース３内に配置さ
れたモータ５，ターボファン６，室内熱交換器７を備え
ている。上記化粧パネル２は、中央に大きく開口した吸
込口８と、この吸込口８の周りに形成された細長い長方
形の吹出口１０，１１，１２を有する。上記吸込口８に
は、グリル１３とフィルター１４が配置されている。ま
た、上記吹出口１０，１１，１２には、風向を調節する
ための風向羽根１５，１６，１７が配置されている。
パネル２，本体ケース３，この本体ケース３内に配置さ
れたモータ５，ターボファン６，室内熱交換器７を備え
ている。上記化粧パネル２は、中央に大きく開口した吸
込口８と、この吸込口８の周りに形成された細長い長方
形の吹出口１０，１１，１２を有する。上記吸込口８に
は、グリル１３とフィルター１４が配置されている。ま
た、上記吹出口１０，１１，１２には、風向を調節する
ための風向羽根１５，１６，１７が配置されている。
【００３２】そして、上記吹出口１１の両端１１ａ，１
１bから中央に向かって所定寸法Ｘだけ離れたところに
幅Ｙの閉鎖部材２０，２１が配置されている。この閉鎖
部材２０，２１は、吹出口１１，空気調和機本体側の本
体ケース３の吹出口５１を跨いで本体ケース３に固定さ
れている。また、閉鎖部材２２，２３が、上記吹出口１
０，１２および本体ケース３の吹出口５２，５３を跨い
で、本体ケース３に固定されている。
１bから中央に向かって所定寸法Ｘだけ離れたところに
幅Ｙの閉鎖部材２０，２１が配置されている。この閉鎖
部材２０，２１は、吹出口１１，空気調和機本体側の本
体ケース３の吹出口５１を跨いで本体ケース３に固定さ
れている。また、閉鎖部材２２，２３が、上記吹出口１
０，１２および本体ケース３の吹出口５２，５３を跨い
で、本体ケース３に固定されている。
【００３３】上記構成によれば、上記閉鎖部材２０，２
１が吹出口１１の端１１ａ，１１ｂから所定寸法Ｘだけ
離れたところに配置されている。したがって、冷房時に
室内熱交換器７からの冷風が閉鎖部材２０（２１）に当
たったときに、この冷風は、図２に示すように、閉鎖部
材２０（２１）の両側の開口３１，３２(３３)に分かれ
て流れることができる。したがって、この実施形態によ
れば、従来のように吹出口の端から連続して延びている
塞ぎ部を設けた場合と異なり、風向羽根１６の端部１６
Ａ，１６Ｂを開口３２，３３からの冷風で覆うことにな
り、風向羽根１６の端部１６Ａ，１６Ｂで冷風と室内空
気とが接触することを避けることができる。したがっ
て、風向羽根１６端部１６Ａ，１６Ｂでの結露を抑える
ことができ、結露を招くことなく、吹出し風速を高め
て、吹き出し風の到達距離の増大を図れる。
１が吹出口１１の端１１ａ，１１ｂから所定寸法Ｘだけ
離れたところに配置されている。したがって、冷房時に
室内熱交換器７からの冷風が閉鎖部材２０（２１）に当
たったときに、この冷風は、図２に示すように、閉鎖部
材２０（２１）の両側の開口３１，３２(３３)に分かれ
て流れることができる。したがって、この実施形態によ
れば、従来のように吹出口の端から連続して延びている
塞ぎ部を設けた場合と異なり、風向羽根１６の端部１６
Ａ，１６Ｂを開口３２，３３からの冷風で覆うことにな
り、風向羽根１６の端部１６Ａ，１６Ｂで冷風と室内空
気とが接触することを避けることができる。したがっ
て、風向羽根１６端部１６Ａ，１６Ｂでの結露を抑える
ことができ、結露を招くことなく、吹出し風速を高め
て、吹き出し風の到達距離の増大を図れる。
【００３４】また、この実施の形態では、閉鎖部材２
０，２１の（離間寸法Ｘ）／（幅寸法Ｙ）を、 ０．２＜Ｘ／Ｙ＜１．０ に設定したので、露付き防止能力の達成と吹出風到達距
離の増加とを適切に達成できる。すなわち、このＸ／Ｙ
が、０．２以下である場合には、離間寸法Ｘが小さくて
風向羽根１６の端部１６Ａ，１６Ｂに流れる冷風量不足
でこの端部１６Ａ，１６Ｂの露付き防止能力が不足した
り、閉鎖部材２０，２１の幅寸法Ｙが大きくて閉鎖部材
２０，２１に対向する領域の風向羽根１６に露付きが起
こるという不具合がある。また、上記Ｘ／Ｙが、１．０
以上である場合には、離間寸法Ｘの過大もしくは幅寸法
Ｙの過小により、吹出し風到達距離の増加が期待できな
くなる。なお、特に、上記（離間寸法Ｘ）／（幅寸法
Ｙ）を、略０.６に設定すれば、露付きを防ぎつつ、吹
出し風到達距離の最大化を図れる。
０，２１の（離間寸法Ｘ）／（幅寸法Ｙ）を、 ０．２＜Ｘ／Ｙ＜１．０ に設定したので、露付き防止能力の達成と吹出風到達距
離の増加とを適切に達成できる。すなわち、このＸ／Ｙ
が、０．２以下である場合には、離間寸法Ｘが小さくて
風向羽根１６の端部１６Ａ，１６Ｂに流れる冷風量不足
でこの端部１６Ａ，１６Ｂの露付き防止能力が不足した
り、閉鎖部材２０，２１の幅寸法Ｙが大きくて閉鎖部材
２０，２１に対向する領域の風向羽根１６に露付きが起
こるという不具合がある。また、上記Ｘ／Ｙが、１．０
以上である場合には、離間寸法Ｘの過大もしくは幅寸法
Ｙの過小により、吹出し風到達距離の増加が期待できな
くなる。なお、特に、上記（離間寸法Ｘ）／（幅寸法
Ｙ）を、略０.６に設定すれば、露付きを防ぎつつ、吹
出し風到達距離の最大化を図れる。
【００３５】次に、図３に、上記実施形態の変形例を示
す。この変形例では、閉鎖部材２０，２１の下流に配置
された風向羽根１６とケース下端３Ａから閉鎖部材２
０，２１に向かって略水平に突出した突出部３５，３６
との間に案内板３７，３８が配置されている。上記突出
部３５，３６と上記風向羽根１６の軸方向の端部１６
Ａ，１６Ｂとの間にスペース４３，４３を設けている。
す。この変形例では、閉鎖部材２０，２１の下流に配置
された風向羽根１６とケース下端３Ａから閉鎖部材２
０，２１に向かって略水平に突出した突出部３５，３６
との間に案内板３７，３８が配置されている。上記突出
部３５，３６と上記風向羽根１６の軸方向の端部１６
Ａ，１６Ｂとの間にスペース４３，４３を設けている。
【００３６】上記案内板３７，３８は、上記化粧パネル
２に固定されていて、上記閉鎖部材２０，２１と突出部
３５，３６との間の端開口３２，３３に部分的に対向し
ている。また、この案内板３７，３８は、図３(Ｂ)に示
すように、複数の貫通穴４１，４１，…を有している。
また、この変形例では、上記突出部３５，３６の存在に
より、上記開口３２，３３と開口３１が構成する吹出口
の両端間寸法Ｄ１が、風向羽根１６が取り付けられてい
る吹出口（開口部）１１の両端間寸法Ｄ２よりも小さく
なっている。そして、この突出部３５，３６の上方スペ
ースに例えばドレンパンの一部を設置することができ
る。
２に固定されていて、上記閉鎖部材２０，２１と突出部
３５，３６との間の端開口３２，３３に部分的に対向し
ている。また、この案内板３７，３８は、図３(Ｂ)に示
すように、複数の貫通穴４１，４１，…を有している。
また、この変形例では、上記突出部３５，３６の存在に
より、上記開口３２，３３と開口３１が構成する吹出口
の両端間寸法Ｄ１が、風向羽根１６が取り付けられてい
る吹出口（開口部）１１の両端間寸法Ｄ２よりも小さく
なっている。そして、この突出部３５，３６の上方スペ
ースに例えばドレンパンの一部を設置することができ
る。
【００３７】上記突出部３５，３６は、吹出し通路形成
部材をなす。そして、上記端開口３２，３３と開口３１
とが吹出し通路をなす。なお、上記突出部３５，３６を
ドレンパン（図示せず）の一部で構成した場合には、構
造の簡素化を図れコストダウンを図れる。しかも、案内
板３７，３８のためのスペース４３，４３をドレンパン
の所定の箇所を切り欠くなどして簡単かつ安価に形成で
きる。
部材をなす。そして、上記端開口３２，３３と開口３１
とが吹出し通路をなす。なお、上記突出部３５，３６を
ドレンパン（図示せず）の一部で構成した場合には、構
造の簡素化を図れコストダウンを図れる。しかも、案内
板３７，３８のためのスペース４３，４３をドレンパン
の所定の箇所を切り欠くなどして簡単かつ安価に形成で
きる。
【００３８】この変形例では、冷房運転をしているとす
ると、上記吹出通路を構成する端開口３２，３３を流れ
る冷気(冷風)の一部は、案内板３７，３８によって吹出
通路を形成する突出部３５，３６と風向羽根１６の軸方
向の端部１６Ａ，１６Ｂとの間のスペース４３，４３に
向けて案内され、さらに、風向羽根１６の軸方向の端部
１６Ａ，１６Ｂに導かれる。
ると、上記吹出通路を構成する端開口３２，３３を流れ
る冷気(冷風)の一部は、案内板３７，３８によって吹出
通路を形成する突出部３５，３６と風向羽根１６の軸方
向の端部１６Ａ，１６Ｂとの間のスペース４３，４３に
向けて案内され、さらに、風向羽根１６の軸方向の端部
１６Ａ，１６Ｂに導かれる。
【００３９】そのため、風向羽根１６の軸方向の端部１
６Ａ，１６Ｂの回りを微量の冷風が流れて、その端部１
６Ａ，１６Ｂの回りにおける風の乱れを抑制することが
できる。したがって、風向羽根１６の軸方向の端部１６
Ａ，１６Ｂの回りにおいて冷気と室内の暖気との混合が
行われなくて、その端部１６Ａ，１６Ｂに結露しにくく
なる。このように、この変形例では、突出部３５，３６
の上方にスペースを作り出して、そのスペースに所望の
機構（例えばドレンパン）を設置できる上に、露付き防
止と風速増大を両立できるのである。
６Ａ，１６Ｂの回りを微量の冷風が流れて、その端部１
６Ａ，１６Ｂの回りにおける風の乱れを抑制することが
できる。したがって、風向羽根１６の軸方向の端部１６
Ａ，１６Ｂの回りにおいて冷気と室内の暖気との混合が
行われなくて、その端部１６Ａ，１６Ｂに結露しにくく
なる。このように、この変形例では、突出部３５，３６
の上方にスペースを作り出して、そのスペースに所望の
機構（例えばドレンパン）を設置できる上に、露付き防
止と風速増大を両立できるのである。
【００４０】また、この変形例では、案内板３７，３８
の一部は上記吹出通路をなす開口３２，３３内に重なっ
ていると共に、上記案内板３７，３８には、上記風向羽
根１６の軸方向の端部１６Ａ，１６Ｂに風を導く穴４１
を設けている。したがって、案内板３７，３８の一部に
よって、開口３２，３３内の冷風の一部は案内板３７，
３８の表面に沿うように曲げられ、その冷風は案内板３
７，３８に沿ってスペース４３，４３内を流れ、さら
に、上記案内板３７，３８に設けられた穴４１を通って
風向羽根１６の軸方向の端部１６Ａ，１６Ｂに導かれ
る。したがって、風向羽根１６の軸方向の端部１６Ａ，
Ｂの回りを微量の冷風が確実に流れて、その端部１６
Ａ，Ｂの回りにおいて風の乱れを確実に抑制することが
できる。したがって、風向羽根１６の軸方向の端部１６
Ａ，１６Ｂの回りにおいて冷気と室内の暖気との混合が
行われるのを確実に防止して、その端部１６Ａ，１６Ｂ
に結露が生じるのを確実に防止できる。
の一部は上記吹出通路をなす開口３２，３３内に重なっ
ていると共に、上記案内板３７，３８には、上記風向羽
根１６の軸方向の端部１６Ａ，１６Ｂに風を導く穴４１
を設けている。したがって、案内板３７，３８の一部に
よって、開口３２，３３内の冷風の一部は案内板３７，
３８の表面に沿うように曲げられ、その冷風は案内板３
７，３８に沿ってスペース４３，４３内を流れ、さら
に、上記案内板３７，３８に設けられた穴４１を通って
風向羽根１６の軸方向の端部１６Ａ，１６Ｂに導かれ
る。したがって、風向羽根１６の軸方向の端部１６Ａ，
Ｂの回りを微量の冷風が確実に流れて、その端部１６
Ａ，Ｂの回りにおいて風の乱れを確実に抑制することが
できる。したがって、風向羽根１６の軸方向の端部１６
Ａ，１６Ｂの回りにおいて冷気と室内の暖気との混合が
行われるのを確実に防止して、その端部１６Ａ，１６Ｂ
に結露が生じるのを確実に防止できる。
【００４１】なお、図には示していないが、上記吹出通
路内に突出した案内板３７，３８の先端部を基部に対し
て吹出通路の上流側に向かって斜めに屈曲させた場合に
は、その先端部でもって、上記吹出通路を流れる冷風の
一部を確実かつスムーズに取り込んで、案内板３７，３
８の表面に沿ってスペース４３，４３内を流すことがで
きる。したがって、風向羽根１６の軸方向の端部１６
Ａ，１６Ｂに冷風を確実かつスムーズに導いて、結露の
発生を防止できる。
路内に突出した案内板３７，３８の先端部を基部に対し
て吹出通路の上流側に向かって斜めに屈曲させた場合に
は、その先端部でもって、上記吹出通路を流れる冷風の
一部を確実かつスムーズに取り込んで、案内板３７，３
８の表面に沿ってスペース４３，４３内を流すことがで
きる。したがって、風向羽根１６の軸方向の端部１６
Ａ，１６Ｂに冷風を確実かつスムーズに導いて、結露の
発生を防止できる。
【００４２】なお、この変形例において、吹出口１１を
備えた化粧パネル２に、風向羽根１６の端部１６の下流
に位置する案内部（図示せず）を設けた場合には、吹出
口１１から吹き出そうとする冷風は、上記案内部に当た
って案内されて、風向羽根１６の軸方向の端部１６Ａ，
１６Ｂの回り、特にその端部１６Ａ，１６Ｂの裏側に沿
って流れて、風向羽根１６の軸方向の端部１６Ａ，１６
Ｂ回りに結露が生じるのを防止できる。したがって、上
記風向羽根１６の軸方向の端部１６Ａ，１６Ｂに、案内
板３７，３８によって上流側から冷風を導くのみなら
ず、化粧パネル２の案内部によって下流側から端部１６
Ａ，１６Ｂの裏側に冷風を導くので、その端部１６Ａ，
１６Ｂの回りに結露が生じるのをより確実に防止でき
る。
備えた化粧パネル２に、風向羽根１６の端部１６の下流
に位置する案内部（図示せず）を設けた場合には、吹出
口１１から吹き出そうとする冷風は、上記案内部に当た
って案内されて、風向羽根１６の軸方向の端部１６Ａ，
１６Ｂの回り、特にその端部１６Ａ，１６Ｂの裏側に沿
って流れて、風向羽根１６の軸方向の端部１６Ａ，１６
Ｂ回りに結露が生じるのを防止できる。したがって、上
記風向羽根１６の軸方向の端部１６Ａ，１６Ｂに、案内
板３７，３８によって上流側から冷風を導くのみなら
ず、化粧パネル２の案内部によって下流側から端部１６
Ａ，１６Ｂの裏側に冷風を導くので、その端部１６Ａ，
１６Ｂの回りに結露が生じるのをより確実に防止でき
る。
【００４３】さらには、上記案内部を吹出口１１のコー
ナーの外側に位置させて、案内部の一部を、上記吹出通
路を構成する開口３２，３３の内側の一部に対向させた
場合には、吹出口１１から吹き出そうとする冷風を、上
記案内部の一部に衝突させて、この案内部の表面に沿っ
て案内する。この案内部は吹出口１１のコーナーの外側
に位置しているから、この案内部の表面に沿って流れる
冷風はスムーズに吹出口１１から外に吹き出される。し
たがって、風向羽根１６の軸方向の端部１６Ａ，１６Ｂ
の回りに冷風がスムーズに流れるから、結露を確実に防
止できる。
ナーの外側に位置させて、案内部の一部を、上記吹出通
路を構成する開口３２，３３の内側の一部に対向させた
場合には、吹出口１１から吹き出そうとする冷風を、上
記案内部の一部に衝突させて、この案内部の表面に沿っ
て案内する。この案内部は吹出口１１のコーナーの外側
に位置しているから、この案内部の表面に沿って流れる
冷風はスムーズに吹出口１１から外に吹き出される。し
たがって、風向羽根１６の軸方向の端部１６Ａ，１６Ｂ
の回りに冷風がスムーズに流れるから、結露を確実に防
止できる。
【００４４】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項１の発
明の空気調和機は、室内熱交換器からの風を吹き出す吹
出口と、上記吹出口の端から上記吹出口の中央に向かっ
て所定寸法だけ離れたところに配置され、上記吹出口を
部分的に塞ぐ閉鎖部材と、上記閉鎖部材の下流側に設け
た風向羽根とを備えた。
明の空気調和機は、室内熱交換器からの風を吹き出す吹
出口と、上記吹出口の端から上記吹出口の中央に向かっ
て所定寸法だけ離れたところに配置され、上記吹出口を
部分的に塞ぐ閉鎖部材と、上記閉鎖部材の下流側に設け
た風向羽根とを備えた。
【００４５】この請求項１の発明では、上記閉鎖部材が
吹出口の端から所定寸法だけ離れたところに配置されて
いる。したがって、冷房時に室内熱交換器からの冷風が
上記閉鎖部材に当たったときに、この冷風は、閉鎖部材
の両側の開口に分かれて流れることができる。
吹出口の端から所定寸法だけ離れたところに配置されて
いる。したがって、冷房時に室内熱交換器からの冷風が
上記閉鎖部材に当たったときに、この冷風は、閉鎖部材
の両側の開口に分かれて流れることができる。
【００４６】したがって、この発明によれば、従来のよ
うに吹出口の端から連続して延びている塞ぎ部を設けた
場合に比べて、風向羽根の端部を冷風で覆うことにな
り、風向羽根の端部で冷風と室内空気とが接触すること
を避けることができるから、結露を抑えることができ
る。したがって、この発明によれば、風向羽根の端部で
の結露を招くことなく、吹出し風速を高めて、吹き出し
風の到達距離の増大を図れる。
うに吹出口の端から連続して延びている塞ぎ部を設けた
場合に比べて、風向羽根の端部を冷風で覆うことにな
り、風向羽根の端部で冷風と室内空気とが接触すること
を避けることができるから、結露を抑えることができ
る。したがって、この発明によれば、風向羽根の端部で
の結露を招くことなく、吹出し風速を高めて、吹き出し
風の到達距離の増大を図れる。
【００４７】また、請求項２の発明は、請求項１に記載
の空気調和機において、吹出口の両端間寸法が、風向羽
根が取り付けられている開口部の両端間寸法よりも小さ
い。
の空気調和機において、吹出口の両端間寸法が、風向羽
根が取り付けられている開口部の両端間寸法よりも小さ
い。
【００４８】この請求項２の発明では、吹出口の両端間
寸法が、上記風向羽根が取り付けられている開口部の両
端間寸法よりも小さい場合において、上記吹出口の端か
ら所定寸法だけ離れたところに配置された閉鎖部材でも
って、風向羽根の端に結露させることなく、吹出し風速
を高めることができ、吹出し風の到達距離を延ばせる。
寸法が、上記風向羽根が取り付けられている開口部の両
端間寸法よりも小さい場合において、上記吹出口の端か
ら所定寸法だけ離れたところに配置された閉鎖部材でも
って、風向羽根の端に結露させることなく、吹出し風速
を高めることができ、吹出し風の到達距離を延ばせる。
【００４９】また、請求項３の発明は、吹出通路形成部
材と風向羽根の軸方向の端部との間にスペースを設ける
と共に、吹出通路からスペースに向けて風を案内して、
風向羽根の軸方向の端部に風を導く案内板と、吹出口の
端から吹出口の中央に向かって所定寸法だけ離れたとこ
ろに配置され、吹出口を部分的に塞ぐ閉鎖部材とを備え
た。
材と風向羽根の軸方向の端部との間にスペースを設ける
と共に、吹出通路からスペースに向けて風を案内して、
風向羽根の軸方向の端部に風を導く案内板と、吹出口の
端から吹出口の中央に向かって所定寸法だけ離れたとこ
ろに配置され、吹出口を部分的に塞ぐ閉鎖部材とを備え
た。
【００５０】この請求項３の発明では、冷房運転をして
いるとすると、上記吹出通路を流れる冷気(冷風)の一部
は、案内板によって吹出通路形成部材と風向羽根の軸方
向の端部との間のスペースに向けて案内され、さらに、
風向羽根の軸方向の端部に導かれる。そのため、風向羽
根の軸方向の端部の回りを微量の冷風が流れて、その端
部の回りにおける風の乱れを抑制することができる。し
たがって、風向羽根の軸方向の端部の回りにおいて冷気
と室内の暖気との混合が行われなくて、その端部に結露
がしにくくなる。
いるとすると、上記吹出通路を流れる冷気(冷風)の一部
は、案内板によって吹出通路形成部材と風向羽根の軸方
向の端部との間のスペースに向けて案内され、さらに、
風向羽根の軸方向の端部に導かれる。そのため、風向羽
根の軸方向の端部の回りを微量の冷風が流れて、その端
部の回りにおける風の乱れを抑制することができる。し
たがって、風向羽根の軸方向の端部の回りにおいて冷気
と室内の暖気との混合が行われなくて、その端部に結露
がしにくくなる。
【００５１】また、請求項４の発明は、請求項３に記載
の空気調和機において、上記案内板の一部は上記吹出通
路内に突出すると共に、上記案内板には、上記風向羽根
の軸方向の端部に風を導く穴を設けている。この請求項
４の発明では、上記吹出通路内に突出した案内板の一部
によって、吹出通路内の冷風の一部は案内板の表面に沿
うように曲げられる。そして、その冷風は案内板に沿っ
てスペース内を流れ、さらに、上記案内板に設けられた
穴を通って風向羽根の軸方向の端部に導かれる。したが
って、風向羽根の軸方向の端部の回りを微量の冷風が確
実に流れて、その端部の回りにおいて風の乱れを確実に
抑制することができる。したがって、風向羽根の軸方向
の端部の回りにおいて冷気と室内の暖気との混合が行わ
れるのを確実に防止して、その端部に結露が生じるのを
確実に防止できる。
の空気調和機において、上記案内板の一部は上記吹出通
路内に突出すると共に、上記案内板には、上記風向羽根
の軸方向の端部に風を導く穴を設けている。この請求項
４の発明では、上記吹出通路内に突出した案内板の一部
によって、吹出通路内の冷風の一部は案内板の表面に沿
うように曲げられる。そして、その冷風は案内板に沿っ
てスペース内を流れ、さらに、上記案内板に設けられた
穴を通って風向羽根の軸方向の端部に導かれる。したが
って、風向羽根の軸方向の端部の回りを微量の冷風が確
実に流れて、その端部の回りにおいて風の乱れを確実に
抑制することができる。したがって、風向羽根の軸方向
の端部の回りにおいて冷気と室内の暖気との混合が行わ
れるのを確実に防止して、その端部に結露が生じるのを
確実に防止できる。
【００５２】また、請求項５の発明は、請求項３または
４に記載の空気調和機において、上記吹出通路内に突出
した案内板の先端部は基部に対して吹出通路の上流側に
向かって斜めに屈曲している。
４に記載の空気調和機において、上記吹出通路内に突出
した案内板の先端部は基部に対して吹出通路の上流側に
向かって斜めに屈曲している。
【００５３】この請求項５の発明では、上記案内板の先
端部が吹出通路内に突出し、かつ、基部に対して吹出通
路の上流側に向かって斜めに屈曲しているから、その先
端部によって、上記吹出通路を流れる冷風の一部は確実
かつスムーズに取り込まれて、案内板の表面に沿ってス
ペース内を流れる。したがって、風向羽根の軸方向の端
部に冷風を確実かつスムーズに導いて、結露の発生を防
止することができる。
端部が吹出通路内に突出し、かつ、基部に対して吹出通
路の上流側に向かって斜めに屈曲しているから、その先
端部によって、上記吹出通路を流れる冷風の一部は確実
かつスムーズに取り込まれて、案内板の表面に沿ってス
ペース内を流れる。したがって、風向羽根の軸方向の端
部に冷風を確実かつスムーズに導いて、結露の発生を防
止することができる。
【００５４】また、請求項６の発明は、請求項３及至５
のいずれか１つに記載の空気調和機において、吹出口を
備えた化粧パネルに、上記風向羽根の軸方向の端部に風
を導く案内部を設けた。
のいずれか１つに記載の空気調和機において、吹出口を
備えた化粧パネルに、上記風向羽根の軸方向の端部に風
を導く案内部を設けた。
【００５５】この請求項６の発明では、上記吹出口から
吹き出そうとする冷風は、上記化粧パネルに設けられた
案内部に当たって案内されて、風向羽根の軸方向の端部
の回り、特にその端部の裏側に沿って流れて、風向羽根
の軸方向の端部回りに結露が生じるのを防止できる。し
たがって、上記風向羽根の軸方向の端部に、案内板によ
って上流側から冷風を導くのみならず、化粧板の案内部
によって下流側から端部の裏側に冷風を導くので、その
端部の回りに結露が生じるのをより確実に防止すること
ができる。
吹き出そうとする冷風は、上記化粧パネルに設けられた
案内部に当たって案内されて、風向羽根の軸方向の端部
の回り、特にその端部の裏側に沿って流れて、風向羽根
の軸方向の端部回りに結露が生じるのを防止できる。し
たがって、上記風向羽根の軸方向の端部に、案内板によ
って上流側から冷風を導くのみならず、化粧板の案内部
によって下流側から端部の裏側に冷風を導くので、その
端部の回りに結露が生じるのをより確実に防止すること
ができる。
【００５６】また、請求項７の発明は、ケーシング内に
フアンと熱交換器を配置すると共に、吹出通路を形成す
る吹出通路形成部材を配置し、化粧パネルに吸込口と吹
出口を設け、この吹出口に風向羽根を設けて、空気を上
記吸込口から吸い込んで、上記フアンと熱交換器と吹出
通路を通して、上記吹出口から吹き出す空気調和機にお
いて、上記化粧パネルに、上記風向羽根の軸方向の端部
に風を導く案内部と、上記吹出口の端から上記吹出口の
中央に向かって所定寸法だけ離れたところに配置され、
上記吹出口を部分的に塞ぐ閉鎖部材とを設けた。
フアンと熱交換器を配置すると共に、吹出通路を形成す
る吹出通路形成部材を配置し、化粧パネルに吸込口と吹
出口を設け、この吹出口に風向羽根を設けて、空気を上
記吸込口から吸い込んで、上記フアンと熱交換器と吹出
通路を通して、上記吹出口から吹き出す空気調和機にお
いて、上記化粧パネルに、上記風向羽根の軸方向の端部
に風を導く案内部と、上記吹出口の端から上記吹出口の
中央に向かって所定寸法だけ離れたところに配置され、
上記吹出口を部分的に塞ぐ閉鎖部材とを設けた。
【００５７】この請求項７の発明では、上記吹出口から
吹き出そうとする冷風は、上記化粧パネルに設けられた
案内部に当たって案内されて、風向羽根の軸方向の端部
の回り、特にその端部の裏側に沿って流れて、風向羽根
の軸方向の端部の回り、特に、その端部の裏側に結露が
生じるのを防止できる。
吹き出そうとする冷風は、上記化粧パネルに設けられた
案内部に当たって案内されて、風向羽根の軸方向の端部
の回り、特にその端部の裏側に沿って流れて、風向羽根
の軸方向の端部の回り、特に、その端部の裏側に結露が
生じるのを防止できる。
【００５８】また、請求項８の発明は、請求項６または
７に記載の空気調和機において、上記案内部は吹出口の
コーナーの外側に位置し、上記案内部の一部は、上記吹
出通路の内側の一部に対向している。
７に記載の空気調和機において、上記案内部は吹出口の
コーナーの外側に位置し、上記案内部の一部は、上記吹
出通路の内側の一部に対向している。
【００５９】この請求項８の発明では、上記吹出口から
吹き出そうとする冷風は、吹出通路の内側の一部に対向
している案内部の一部に衝突して、案内部の表面に沿っ
て案内される。そして、その案内部は吹出口のコーナー
の外側に位置しているから、上記案内部の表面に沿って
流れる冷風はスムーズに吹出口から外に吹き出される。
したがって、風向羽根の軸方向の端部の回りに冷風がス
ムーズに流れるから、結露を確実に防止することができ
る。
吹き出そうとする冷風は、吹出通路の内側の一部に対向
している案内部の一部に衝突して、案内部の表面に沿っ
て案内される。そして、その案内部は吹出口のコーナー
の外側に位置しているから、上記案内部の表面に沿って
流れる冷風はスムーズに吹出口から外に吹き出される。
したがって、風向羽根の軸方向の端部の回りに冷風がス
ムーズに流れるから、結露を確実に防止することができ
る。
【００６０】また、請求項９の発明は、請求項３及至８
のいずれか１つに記載の空気調和機において、上記吹出
通路形成部材はドレンパンの一部である。
のいずれか１つに記載の空気調和機において、上記吹出
通路形成部材はドレンパンの一部である。
【００６１】この請求項９の発明では、吹出通路形成部
材がドレンパンの一部であるから、吹出通路を簡単に形
成することができ、しかも、案内板のためのスペースを
設ける場合には、そのスペースをドレンパンの所定の箇
所を切り欠くなどして簡単安価に形成することができ
る。
材がドレンパンの一部であるから、吹出通路を簡単に形
成することができ、しかも、案内板のためのスペースを
設ける場合には、そのスペースをドレンパンの所定の箇
所を切り欠くなどして簡単安価に形成することができ
る。
【００６２】また、請求項１０の発明は、請求項１乃至
９のいずれか１つに記載の空気調和機において、上記閉
鎖部材が上記吹出口の端から上記吹出口の中央に向かっ
て離れている離間寸法を、上記閉鎖部材の幅寸法で除し
た値が、０．２を超えており、かつ、１．０未満であ
る。
９のいずれか１つに記載の空気調和機において、上記閉
鎖部材が上記吹出口の端から上記吹出口の中央に向かっ
て離れている離間寸法を、上記閉鎖部材の幅寸法で除し
た値が、０．２を超えており、かつ、１．０未満であ
る。
【００６３】この請求項１０の発明では、（離間寸法
Ｂ）／（幅寸法Ａ）を、 ０．２＜Ｂ／Ａ＜１．０ に設定したので、露付き防止能力の達成と吹出風到達距
離の増加とを適切に達成できる。すなわち、このＢ／Ａ
が、０．２以下である場合には、離間寸法Ｂが小さくて
風向羽根の端部に流れる冷風量不足でこの端部の露付き
防止能力が不足したり、閉鎖部材の幅寸法Ａが大きくて
閉鎖部材に対向する領域の風向羽根に露付きが起こると
いう不具合がある。また、上記Ｂ／Ａが、１．０以上で
ある場合には、離間寸法Ｂの過大もしくは幅寸法Ａの過
小により、吹出し風到達距離の増加が期待できない。
Ｂ）／（幅寸法Ａ）を、 ０．２＜Ｂ／Ａ＜１．０ に設定したので、露付き防止能力の達成と吹出風到達距
離の増加とを適切に達成できる。すなわち、このＢ／Ａ
が、０．２以下である場合には、離間寸法Ｂが小さくて
風向羽根の端部に流れる冷風量不足でこの端部の露付き
防止能力が不足したり、閉鎖部材の幅寸法Ａが大きくて
閉鎖部材に対向する領域の風向羽根に露付きが起こると
いう不具合がある。また、上記Ｂ／Ａが、１．０以上で
ある場合には、離間寸法Ｂの過大もしくは幅寸法Ａの過
小により、吹出し風到達距離の増加が期待できない。
【図１】 図１(Ａ)はこの発明の実施形態としての空気
調和機の室内機の断面図であり、図１(Ｂ)は上記室内機
の底面図である。
調和機の室内機の断面図であり、図１(Ｂ)は上記室内機
の底面図である。
【図２】 上記室内機の吹出口付近の断面図である。
【図３】 図３(Ａ)は上記実施形態の変形例の吹出口付
近の断面図であり、図３(Ｂ)は上記変形例の底面図であ
る。
近の断面図であり、図３(Ｂ)は上記変形例の底面図であ
る。
【図４】 図４(Ａ)は従来の空気調和機の室内機の断面
図であり、図４(Ｂ)は上記室内機の底面図である。
図であり、図４(Ｂ)は上記室内機の底面図である。
１…室内機、２…化粧パネル、３…ケース、３Ａ…ケー
ス下端、５…モータ、６…ターボファン、７…室内熱交
換器、８…吸込口、１０，１１，１２…吹出口、１３…
グリル、１５，１６，１７…風向羽根、Ｘ…所定寸法、
２０，２１，２２，２３…閉鎖部材、３１…開口、３
２，３３…端開口、３５，３６…突出部、３７，３８…
案内板、４１…貫通穴。
ス下端、５…モータ、６…ターボファン、７…室内熱交
換器、８…吸込口、１０，１１，１２…吹出口、１３…
グリル、１５，１６，１７…風向羽根、Ｘ…所定寸法、
２０，２１，２２，２３…閉鎖部材、３１…開口、３
２，３３…端開口、３５，３６…突出部、３７，３８…
案内板、４１…貫通穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24F 13/00 - 13/078
Claims (10)
- 【請求項１】 室内熱交換器(７)からの風を吹き出す細
長い長方形の吹出口(１１，５１)と、 上記吹出口(１１，５１)の端(１１ａ，１１ｂ)から上記
吹出口の中央に向かって所定寸法だけ離れたところに配
置され、上記吹出口(１１，５１)を部分的に塞ぐ閉鎖部
材(２０，２１)と、 上記閉鎖部材(２０，２１)の下流側に設けた風向羽根
（１６）とを備え、 上記閉鎖部材(２０，２１)は、冷房時に、 上記室内熱交換器(７)からの冷風を、上記閉鎖部材の両
側の開口(３１,３２(３３))に分かれて流れさせて、風
向羽根（１６）の端部(１６Ａ,１６Ｂ)を、上記吹出口
(１１,５１)の端(１１a,１１ｂ)側に位置する上記開口
(３２,３３)からの冷風で覆わせることを特徴とする空
気調和機。 - 【請求項２】 請求項１に記載の空気調和機において、 上記吹出口（５１）の両端間寸法が、上記風向羽根（１
６）が取り付けられている開口部（１１）の両端間寸法
よりも小さいことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項３】 ケーシング（３）内にフアン（６）と熱
交換器（７）を配置すると共に、吹出通路（３５，３
６）を形成する吹出通路形成部材（３５，３６）を配置
し、吹出口（１１）に風向羽根（１６）を設けた空気調
和機において、 上記吹出通路形成部材（３５，３６）と上記風向羽根
（１６）の軸方向の端部（１６Ａ，１６Ｂ）との間にス
ペース（４３）を設けると共に、上記吹出通路（３２，
２３）から上記スペース（４３）に向けて風を案内し
て、上記風向羽根（１６）の軸方向の端部（１６Ａ，１
６Ｂ）に風を導く案内板（３７，３８）と、上記吹出口
(１１)の端(１１ａ，１１ｂ)から上記吹出口の中央に向
かって所定寸法だけ離れたところに配置され、上記吹出
口(１１)を部分的に塞ぐ閉鎖部材(２０，２１)とを備え
たことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項４】 請求項３に記載の空気調和機において、
上記案内板(３７，３８)の一部は上記吹出通路(３２，
３３)内に突出すると共に、上記案内板(３７，３８)に
は、上記風向羽根(１６)の軸方向の端部（１６Ａ，１６
Ｂ）に風を導く穴(４１)を設けていることを特徴とする
空気調和機。 - 【請求項５】 請求項３または４に記載の空気調和機に
おいて、 上記吹出通路(３２，３３)内に突出した案内板(３７，
３８)の先端部は基部に対して吹出通路(３２，３３)の
上流側に向かって斜めに屈曲していることを特徴とする
空気調和機。 - 【請求項６】 請求項３及至５のいずれか１つに記載の
空気調和機において、 吹出口(１１)を備えた化粧パネル(２)に、上記風向羽根
(１６)の軸方向の端部(１６Ａ，１６Ｂ)に風を導く案内
部を設けたことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項７】 ケーシング（３）内にフアン（６）と熱
交換器（７）を配置すると共に、吹出通路を形成する吹
出通路形成部材(３５，３６)を配置し、化粧パネル(２)
に吸込口(８)と吹出口(１０，１１，１２)を設け、この
吹出口(１０，１１，１２)に風向羽根(１５，１６，１
７)を設けて、空気を上記吸込口(８)から吸い込んで、
上記フアンと熱交換器と吹出通路(３２，３３)を通し
て、上記吹出口(１０，１１，１２)から吹き出す空気調
和機において、 上記化粧パネル(２)に、上記風向羽根(１６)の軸方向の
端部（１６Ａ，１６Ｂ）に風を導く案内部と、 上記吹出口(１１)の端(１１ａ，１１ｂ)から上記吹出口
の中央に向かって所定寸法だけ離れたところに配置さ
れ、上記吹出口(１１)を部分的に塞ぐ閉鎖部材(２０，
２１)とを設けたことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項８】 請求項６または７に記載の空気調和機に
おいて、 上記案内部は吹出口(１０，１１，１２)のコーナーの外
側に位置し、上記案内部の一部は、上記吹出通路の内側
の一部に対向していることを特徴とする空気調和機。 - 【請求項９】 請求項３及至８のいずれか１つに記載の
空気調和機において、 上記吹出通路形成部材はドレンパンの一部であることを
特徴とする空気調和機。 - 【請求項１０】 請求項１乃至９のいずれか１つに記載
の空気調和機において、 上記閉鎖部材（２０，２１）が上記吹出口（１１）の端
（１１ａ，１１ｂ）から上記吹出口の中央に向かって離
れている離間寸法（Ｘ）を、上記閉鎖部材（２０，２
１）の幅寸法（Ｙ）で除した値が、０．２を超えてお
り、かつ、１．０未満であることを特徴とする空気調和
機。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28542497A JP3240977B2 (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 空気調和機 |
| DE69828490T DE69828490T2 (de) | 1997-10-17 | 1998-10-02 | Klimaanlage |
| EP98945578A EP0962716B1 (en) | 1997-10-17 | 1998-10-02 | Air conditioner |
| ES98945578T ES2236938T3 (es) | 1997-10-17 | 1998-10-02 | Acondicionador de aire. |
| PCT/JP1998/004450 WO1999020945A1 (fr) | 1997-10-17 | 1998-10-02 | Appareil de conditionnement d'air |
| AU92821/98A AU719975B2 (en) | 1997-10-17 | 1998-10-02 | Air conditioner |
| CNB98801534XA CN1143088C (zh) | 1997-10-17 | 1998-10-02 | 空调器 |
| HK00101891A HK1024944A1 (en) | 1997-10-17 | 2000-03-28 | Air conditioner. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28542497A JP3240977B2 (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 空気調和機 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11118234A JPH11118234A (ja) | 1999-04-30 |
| JP3240977B2 true JP3240977B2 (ja) | 2001-12-25 |
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|---|---|---|---|
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| AU (1) | AU719975B2 (ja) |
| DE (1) | DE69828490T2 (ja) |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
| US6338676B1 (en) * | 1998-12-28 | 2002-01-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioner |
| JP3624813B2 (ja) * | 2000-09-06 | 2005-03-02 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の化粧パネル、吹出口ユニット、及び空気調和装置 |
| US6830023B2 (en) | 2002-11-07 | 2004-12-14 | Briggs & Stratton Corporation | Electromagnetic choke system for an internal combustion engine |
| JP5339998B2 (ja) * | 2009-04-03 | 2013-11-13 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| WO2012169110A1 (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-13 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内機 |
| JP6153141B2 (ja) * | 2013-12-20 | 2017-06-28 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| JP6427031B2 (ja) * | 2015-02-20 | 2018-11-21 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 空気調和機 |
| DE102017006365A1 (de) * | 2017-07-05 | 2019-01-10 | Audi Ag | Luftreinigungsanlage |
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|---|---|---|---|---|
| JPS4740805Y1 (ja) * | 1970-03-25 | 1972-12-11 | ||
| JPH0718898Y2 (ja) * | 1989-06-06 | 1995-05-01 | 株式会社東芝 | 空気調和機 |
| JP3180370B2 (ja) * | 1991-06-19 | 2001-06-25 | 松下電器産業株式会社 | 空気調和機の化粧パネル |
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| JPH09264561A (ja) * | 1996-03-27 | 1997-10-07 | Matsushita Seiko Co Ltd | 空気調和機の吹出装置 |
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- 1997-10-17 JP JP28542497A patent/JP3240977B2/ja not_active Expired - Fee Related
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- 1998-10-02 EP EP98945578A patent/EP0962716B1/en not_active Expired - Lifetime
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- 2000-03-28 HK HK00101891A patent/HK1024944A1/xx unknown
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