JP6153141B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機に関するものである。
空気調和する部屋の天井裏に本体が設置される天井埋め込み型の空気調和機としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この空気調和機では、風向板における回転軸と直交する方向の寸法が、その風向板の回転軸付近で回転軸に近づくほど小さくなっている。
特開平8−094160号公報(主に図9)
一般に、天井埋込形の空気調和機の吹出口においては、吹出口の長手方向両端部が熱交換された二次空気と室内空気との境界になるため、冷房運転時に室内の高湿の空気を巻き込み、風向板の下流側や回転軸に結露が生じる恐れがあった。さらに、風向板を支持する回転軸の下流側は、吹出気流がはく離して負圧となるため、より室内空気を巻き込みやすく、風向板の下流側や回転軸に結露が生じる恐れがあった。
また、このような問題に関し、上述した特許文献1に開示の空気調和機では、結露を抑制できるが、風向板の幅が短くなることで、ショートサイクルしやすくなり、省エネ性において改善の余地がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、ショートサイクルを招きにくく、且つ、風向板の結露防止を図ることができる、空気調和機を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明の空気調和機は、ケーシングと、送風部と、熱交換器とを備え、前記ケーシングは、対象空間に向いた少なくとも一つの吸込口および少なくとも一つの吹出口を有するパネルを含んでおり、前記熱交換器は、前記吸込口から前記ケーシング内に吸込まれ前記吹出口から対象空間へと吹出される空気の流動路中に配置されている、空気調和機であって、前記吹出口を出口とする風路は、熱交換器出口側壁と、対向側壁と、2つの側壁とで形成されており、前記吹出口には、風向板が回転可能に設けられており、前記風向板は、メインボディと、2つの支持板と、2つの回転軸とを含んでおり、前記吹出口を出口とする風路には、前記側壁と前記支持板との間を通る気流の速度を低減する風速低減部が設けられている。
前記側壁は、前記風向板を回転可能に支持する第1部分と、該第1部分の上流側に位置する第2部分とを有しており、前記風速低減部は、前記第1部分と前記第2部分とで構成されており、前記第2部分は、前記第1部分よりも、前記吹出口を出口とする風路の長手方向の中央部に近くなっているように構成してもよい。
前記第2部分は、前記支持板よりも、前記吹出口を出口とする風路の長手方向の中央部から離れているように構成してもよい。
前記第2部分は、流れを、前記吹出口を出口とする風路の長手方向の中央部に近づくように案内する傾斜を有しているように構成してもよい。
前記第2部分は、流れを、前記吹出口を出口とする風路の長手方向の中央部に近づくように案内する斜面部と、前記回転軸に直交する方向に延びるストレート面部とを有しており、前記ストレート面部は、前記斜面部の下流側に位置しているように構成してもよい。
さらに、同目的を達成するための本発明の別の空気調和機は、ケーシングと、送風部と、熱交換器とを備え、前記ケーシングは、対象空間に向いた少なくとも一つの吸込口および少なくとも一つの吹出口を有するパネルを含んでおり、前記熱交換器は、前記吸込口から前記ケーシング内に吸込まれ前記吹出口から対象空間へと吹出される空気の流動路中に配置されている、空気調和機であって、前記吹出口を出口とする風路は、熱交換器出口側壁と、対向側壁と、2つの側壁とで形成されており、前記吹出口には、風向板が回転可能に設けられており、前記風向板は、メインボディと、2つの支持板と、2つの回転軸とを含んでおり、前記吹出口を出口とする風路には、前記風向板の前記回転軸よりも前記熱交換器出口側壁側を通る気流を、該回転軸の下流側を通し且つ前記対向側壁側へと偏向する、風向偏向部が設けられている。
前記風向偏向部は、前記支持板における前記回転軸が接続された面から、前記側壁に向けて延びるリブであるように構成してもよい。
あるいは、前記風向偏向部は、前記側壁から、前記支持板における前記回転軸が接続された面に向けて延びるリブであるように構成してもよい。
本発明によれば、ショートサイクルを招きにくく、且つ、風向板の結露防止を図ることができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の内部構造を側方から示した図である。 本実施の形態1に係る空気調和機の吹出口を上方から示した図である。 本発明の実施の形態1及び2に係る空気調和機の風向板近傍を側方から示す図である。 本発明の実施の形態3に係る空気調和機の風向板の回転軸近傍を側方から示す図である。 本発明の実施の形態4に係る空気調和機の風向板の回転軸近傍を側方から示す図である。 本発明の実施の形態5に係る空気調和機の風向板を、回転軸の方向から示す図である。 本実施の形態5に係る空気調和機の風向板の回転軸近傍を側方から示す図である。 本実施の形態6に係る空気調和機の吹出口周囲部を、回転軸の方向から示す図である。 本発明の実施の形態6に関する、図7と同態様の図である。
以下、本発明に係る空気調和機の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の内部構造を側方から示した図である。より詳細には、本実施の形態1に係る空気調和機は、いわゆるパッケージエアコンの室内機であり、図1は、空気調和機本体の主要部が部屋の天井裏に埋設され、本体下部が部屋の室内に面した状態を示している。
天井埋込形である空気調和機100のケーシング50内に、軸流ファン(ターボファン)1、ファンモータ2、熱交換器3が少なくとも配置されている。空気調和機100のケーシング50は、対象空間である部屋17の天井面15の裏側(部屋と逆側)に埋め込まれている。
一例であるが、本実施の形態1では、ケーシング50は、平面視矩形のケーシング天板5と、ケーシング天板5の四辺から下方に延びる四面のケーシング側板4とを有している。換言すると、ケーシング50は、四つのケーシング側板4からなる角筒の上面がケーシング天板5によって閉塞された箱である。
ケーシング50の下部には、すなわち、上記の箱でいう開放された下端面には、化粧パネル6が、ケーシング50に対して着脱自在に取り付けられている。図1に示されるように、ケーシング天板5は、天井面15よりも上方に位置し、化粧パネル6は、天井面15とほぼ同一面に位置している。
また、空気調和機100のケーシング50は、少なくとも一つの吸込口8及び少なくとも一つの吹出口9を有している。化粧パネル6の中央付近には、吸込グリル7が設けられており、この吸込グリル7に、吸込口8が設けられている。吸込グリル7の内側には、吸込グリル7を通過した後の空気を除塵するフィルタ7aが設けられている。
一例であるが、本実施の形態1では、化粧パネル6及び吸込グリル7はそれぞれ平面視矩形の外周縁を有している。
化粧パネル6の外周縁と、吸込グリル7の外周縁との間の領域には、空気の吹出口である複数の吹出口9が設けられている。本実施の形態1では、化粧パネル6及び吸込グリル7それぞれが、概ね4辺の外周縁を有していることに対応し、吹出口9は、4つ設けられており、吹出口9それぞれが、化粧パネル6及び吸込グリル7における対応する辺に沿うように配置されている。また、4つの吹出口9は、吸込グリル7を包囲するように位置している。
ケーシング50内の中央部には、ファンモータ2が配置されている。ファンモータ2は、ケーシング天板5の下面(ケーシングの内部空間側)に支持されている。ファンモータ2における下向きに延びるモータ回転軸2aには、送風部としての軸流ファン1が取り付けられている。
さらに、軸流ファン1と吸込グリル7との間には、吸込グリル7から軸流ファン1に向かう吸込風路を形成するベルマウス14が設けられている。軸流ファン1は、吸込グリル7からケーシング内に空気を吸込み、その空気を吹出口9から対象空間である室内17へと流出させる。
軸流ファン1における径方向外側には、熱交換器3が配置されている。換言するならば、熱交換器3は、ケーシング50内に収容されており、特に、吸込口8からケーシング50内に吸込まれ吹出口9から対象空間へと吹出される空気の流動経路中に配置されて、その空気と冷媒との間で熱交換を行う。
熱交換器3は、水平方向に所定の間隔をあけて配置された複数のフィンと、それらフィンを貫通する伝熱管とを有し、伝熱管は、図示しない周知の室外機に接続配管によって接続されており、それにより熱交換器3には、冷却された冷媒または加熱された冷媒が供給される。なお、軸流ファン1、ベルマウス14、熱交換器3の構成は特に限定されるものではなく、本実施の形態1では周知のものが用いられている。
このような構成において、軸流ファン1が回転すると室内17の空気が化粧パネル6の吸込グリル7の吸込口8に吸い込まれる。そして、フィルタ7aにおいて除塵された空気は、ベルマウス14によって案内されて軸流ファン1に吸い込まれる。さらに、軸流ファン1では、下方から上方に向かって吸い込まれた空気が、径方向でいう外側方向に、吹き出される。そのように吹き出された空気は、熱交換器3を通過する際に、熱交換及び湿度調整された後、流れ方向を下方に変更して、吹出口9それぞれから室内17に吹き出される。
次に、吹出口9及びその関連構造の詳細について、図1〜図3に基づいて、説明する。なお、4つの吹出口及びその関連構造は、同様に構成されているため、以下、1つの吹出口及びその関連構造を取り上げて説明する。図2は、本実施の形態1に係る空気調和機の吹出口を上方から示した図である。図3は、本実施の形態1に係る空気調和機の風向板近傍を側方から示す図であり、図2における矢印IIIにしたがって見たときの図である。なお、図2及び図3は、図を見やすくするために模式的に示したものであり、図2においては、風向板を図示省略している。
図2に示されるように、吹出口9は、平面視の位置関係でいうと、熱交換器3と、ケーシング側板4との間にある。より詳細には、図2に示されるように、熱交換器出口側壁10と、その熱交換器出口側壁10に対向する対向側壁11との間にある。吹出口9を出口とする風路のケーシング中央側(熱交換器側・送風機側)は、熱交換器出口側壁10で画定されており、吹出口9を出口とする風路の化粧パネル6の外周縁側は、ケーシングの側板側である対向側壁11で画定されている。熱交換器出口側壁10の両端と対向側壁11の両端とは、2つの側壁12でつながっている。
吹出口9には、吹出す空気の方向を調整する風向板13が設けられている。風向板13は、2つの回転軸13aと、2つの支持板13bと、メインボディ13cとを含んでいる。
2つの支持板13bは、メインボディ13cにおける長手方向(平面視、軸流ファンの回転軸を中心とする径方向とほぼ直交する方向)の対応する端部に位置しており、2つの回転軸13aは、対応する支持板13bにおける、メインボディ13cとの反対側に位置している。風向板13は、2つの回転軸13aにおいて、回転可能に支持されている。支持板13bはそれぞれ、メインボディ13cの上流端から下流端までの少なくとも一部に形成されている。なお、図示例では、支持板13bはそれぞれ、メインボディ13cの上流端から下流端まで延びている。つまり、風向板13における回転軸13aの延びる方向と直交する方向の幅は、2つの回転軸13aの間において、ほぼ一定となっている。
図3に示されるように、側壁12は、風向板13を回転可能に支持する第1部分12aと、該第1部分12aの上流側に位置する第2部分12bとを有している。2つの第2部分12bの間には、風向板13は位置していない。第1部分12aと第2部分12bとの間には、段差部12cが形成されている。そして、側壁12は、第2部分12bが第1部分12aよりも吹出口9を出口とする風路の長手方向の中央部CPに近くなるように構成されている。本実施の形態1では、少なくとも第1部分12aと、第2部分12bとによって、側壁12と支持板13bとの間を通る気流の速度を低減する風速低減部18が構成されている。なお、例えば、第1部分12aは、化粧パネル6の構成部材からなり、第2部分12bは、ケーシングの構成部材からなるように実施してもよい。
以上のように構成された本実施の形態1に係る空気調和機によれば、吹出口を出口とする風路に関し、側壁と支持板との間の風路部分が、下流に向かって拡大風路となる。よって、通る気流の速度が低下するため、風向板の回転軸における吹出気流のはく離が抑制され、回転軸の下流側まで吹出気流が回り込みやすくなり、風向板の回転軸の下流のはく離域が縮小する。よって、はく離による負圧に巻き込まれる室内空気が減少する。このように本実施の形態1の空気調和機によれば、回転軸の近傍で風向板の幅を減少させる構成に頼ることなく、風向板の回転軸の下流のはく離域を縮小するので、ショートサイクルを招きにくく、且つ、風向板の結露防止を図ることができる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態2は、上述した実施の形態1をさらに限定するものであり、図3に示す構成で説明することができる。
図3に示すように、側壁12は、第2部分12bのほうが第1部分12aよりも吹出口9を出口とする風路の長手方向の中央部CPに近くなるように構成されている。また、平面的に投影してみて、または、図3に示すように側方から投影してみて、第2部分12bのほうが、支持板13bよりも、吹出口9を出口とする風路の長手方向の中央部CPから離れている。
このように構成された本実施の形態2に係る空気調和機においても、上記実施の形態1と同様な利点が得られている。さらに加えて、実施の形態2においては、風向板13の回転軸13aの上流部のみ吹出風路が塞がれ、風向板13のメインボディ13cの上流部の吹出風路は塞がれない構成のため、風向板13の表裏両面を沿う吹出気流の低下を抑えることができる。また、風路面積の縮小による通風抵抗の増加を抑制しつつ、風向板の回転軸13aに流入する気流を抑制できる。
実施の形態3.
次に図4に基づいて本発明の実施の形態3について説明する。図4は、本実施の形態3に係る空気調和機の風向板の回転軸近傍を側方から示す図である。なお、本実施の形態3の空気調和機は、以下に説明する部分を除いては、実施の形態1または2と同様であるものとする。
図4に示すように、風速低減部118の第2部分112bは、第1部分12aよりも、吹出口9を出口とする風路の長手方向の中央部CPに近くなるように構成されている。さらに、第2部分112bの下流部は、第2部分112bの上流部よりも、吹出口9を出口とする風路の長手方向の中央部CPに近くなっている。すなわち、この第2部分112bは、流れを、吹出口9を出口とする風路の長手方向の中央部CPに近づくように案内(偏向)する傾斜を有している。
このように構成された本実施の形態3に係る空気調和機においても、上記実施の形態1と同様な利点が得られている。さらに加えて、実施の形態3においては、吹出口を出口とする風路が風向板に向かって縮流形状となるため、気流が整流され、室内空気の巻き込みをさらに抑制することが可能となる。
実施の形態4.
次に図5に基づいて本発明の実施の形態4について説明する。図5は、本実施の形態4に係る空気調和機の風向板の回転軸近傍を側方から示す図である。なお、本実施の形態4の空気調和機は、以下に説明する部分を除いては、実施の形態1と同様であるものとする。
図5に示すように、風速低減部218の第2部分212bは、第1部分12aよりも、吹出口9を出口とする風路の長手方向の中央部CPに近くなるように構成されている。さらに、第2部分212bは、流れを、吹出口9を出口とする風路の長手方向の中央部CPに近づくように案内(偏向)する斜面部253と、回転軸13aにほぼ直交する方向(概ね鉛直方向)に延びるストレート面部255とを有している。ストレート面部255は、斜面部253の下流側に位置しており、斜面部253の下流部は、斜面部253の上流部よりも、吹出口9を出口とする風路の長手方向の中央部CPに近くなっている。
このように構成された本実施の形態4に係る空気調和機においても、上記実施の形態1と同様な利点が得られている。さらに加えて、実施の形態4においては、風向板可動域より上流の第2部分にストレート面部が設けられているので、気流が風向板に向かってまっすぐに流入する。そのため、風向板の下流端まで吹出気流が沿いやすく、それによっても、室内の高湿空気の巻き込みを抑制できる。
実施の形態5.
次に図6及び図7に基づいて本発明の実施の形態5について説明する。図6は、本実施の形態5に係る空気調和機の風向板を、回転軸の方向から示す図である。図7は、本実施の形態5に係る空気調和機の風向板の回転軸近傍を側方から示す図である。なお、本実施の形態5の空気調和機は、以下に説明する部分を除いては、実施の形態1と同様であるものとする。
図6及び図7に示すように、吹出口を出口とする風路には、風向偏向部320が設けられている。風向偏向部320は、風向板の回転軸13aよりも熱交換器出口側壁10側を通る気流を、回転軸13aの下流側を通し、且つ、対向側壁11側へと偏向する。
風向偏向部320は、回転軸13a側に僅かに凹んだリブである。本実施の形態5では、風向偏向部320は、支持板13bにおける回転軸13aが接続された面(メインボディ13cとの反対側の面)から、側壁312に向けて(側壁312には当接せずに)延びている。側壁312は、本実施の形態5では、殆ど段差のない壁面で構成されている。
このように構成された本実施の形態5に係る空気調和機においても、上記実施の形態1と同様な利点が得られている。さらに加えて、実施の形態5においては、吹出口の長手方向端部付近に、風向偏向部が形成されているため、回転軸の下流側に吹出気流が流入しやすく、室内空気の巻き込みを抑制できる。
実施の形態6.
次に図8及び図9に基づいて本発明の実施の形態6について説明する。図8は、本実施の形態6に係る空気調和機の吹出口周囲部を、回転軸の方向から示す図である。図9は、本発明の実施の形態6に関する、図7と同態様の図である。なお、本実施の形態6の空気調和機は、以下に説明する部分を除いては、実施の形態1と同様であるものとする。
図8及び図9に示すように、吹出口を出口とする風路には、風向偏向部420が設けられている。風向偏向部420は、風向板の回転軸13aよりも熱交換器出口側壁10側を通る気流を、回転軸13aの下流側を通し、且つ、対向側壁11側へと偏向する。
風向偏向部420は、平板状に延びたリブである。本実施の形態6では、風向偏向部420は、側壁312から、支持板13bにおける回転軸13aが接続された面(メインボディ13cとの反対側の面)に向けて(支持板13bには当接せずに)延びている。側壁312は、本実施の形態6では、殆ど段差のない壁面で構成されている。
このように構成された本実施の形態6に係る空気調和機においても、上記実施の形態1と同様な利点が得られている。さらに加えて、実施の形態6においても、実施の形態5と同様、回転軸の下流側に吹出気流が流入しやすく、室内空気の巻き込みを抑制できる。
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。
1 軸流ファン(送風部)、2 ファンモータ、3 熱交換器、6 化粧パネル(パネル)、8 吸込口、9 吹出口、10 熱交換器出口側壁、11 対向側壁、12、312 側壁、12a 第1部分、12b、112b、212b 第2部分、12c 段差部、13 風向板、13a 回転軸、13b 支持板、13c メインボディ、18、118、218 風速低減部、50 ケーシング、100 空気調和機、253 斜面部、255 ストレート面部、320、420 風向偏向部。

Claims (4)

  1. ケーシングと、送風部と、熱交換器とを備え、
    前記ケーシングは、対象空間に向いた少なくとも一つの吸込口および少なくとも一つの吹出口を有するパネルを含んでおり、
    前記熱交換器は、前記吸込口から前記ケーシング内に吸込まれ前記吹出口から対象空間へと吹出される空気の流動路中に、配置されている、空気調和機であって、
    前記吹出口を出口とする風路は、熱交換器出口側壁と、該熱交換器出口側壁に対向する対向側壁と、該熱交換器出口側壁の両端と該対向側壁の両端とをつなぐ2つの側壁とで形成されており、
    前記吹出口には、風向板が回転可能に設けられており、
    前記風向板は、メインボディと、該メインボディの長手方向の両端部にそれぞれ形成されている支持板と、該支持板にそれぞれ接続されている回転軸とを含んでおり、
    前記側壁は、前記風向板を回転可能に支持する第1部分と、該第1部分の上流側に位置する第2部分とを有しており、
    前記吹出口を出口とする風路には、前記第1部分と前記第2部分とで構成されている風速低減部が設けられており、
    前記第2部分は、前記第1部分よりも、前記吹出口を出口とする風路の長手方向の中央部に近くなっており、
    前記第2部分は、流れを、前記吹出口を出口とする風路の長手方向の中央部に近づくように案内する斜面部と、前記回転軸に直交する方向に延びるストレート面部とを有しており、
    前記ストレート面部は、前記斜面部の下流側に位置している、
    空気調和機。
  2. ケーシングと、送風部と、熱交換器とを備え、
    前記ケーシングは、対象空間に向いた少なくとも一つの吸込口および少なくとも一つの吹出口を有するパネルを含んでおり、
    前記熱交換器は、前記吸込口から前記ケーシング内に吸込まれ前記吹出口から対象空間へと吹出される空気の流動路中に、配置されている、空気調和機であって、
    前記吹出口を出口とする風路は、熱交換器出口側壁と、該熱交換器出口側壁に対向する対向側壁と、該熱交換器出口側壁の両端と該対向側壁の両端とをつなぐ2つの側壁とで形成されており、
    前記吹出口には、風向板が回転可能に設けられており、
    前記風向板は、メインボディと、該メインボディの長手方向の両端部にそれぞれ形成されている支持板と、該支持板にそれぞれ接続されている回転軸とを含んでおり、
    前記吹出口を出口とする風路には、前記風向板の前記回転軸よりも前記熱交換器出口側壁側を通る気流を、該回転軸の下流側を通し且つ前記対向側壁側へと偏向する、風向偏向部が設けられている、
    空気調和機。
  3. 前記風向偏向部は、前記支持板における前記回転軸が接続された面から、前記側壁に向けて延びるリブである、
    請求項の空気調和機。
  4. 前記風向偏向部は、前記側壁から、前記支持板における前記回転軸が接続された面に向けて延びるリブである、
    請求項の空気調和機。
JP2015553310A 2013-12-20 2013-12-20 空気調和機 Active JP6153141B2 (ja)

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