JP3228104B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3228104B2
JP3228104B2 JP31516595A JP31516595A JP3228104B2 JP 3228104 B2 JP3228104 B2 JP 3228104B2 JP 31516595 A JP31516595 A JP 31516595A JP 31516595 A JP31516595 A JP 31516595A JP 3228104 B2 JP3228104 B2 JP 3228104B2
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歓治郎 木下
正史 鎌田
誠司 佐藤
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Daikin Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、空気調和機に関
し、さらに詳しくは省設置スペース化と低運転騒音化と
を両立させた空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機における室外機は、
大きな熱交換性能が要求されるところから、大風量の送
風機を必要とする。このような条件のもとで、運転音や
所要動力の低減を図るために、熱交換器の仕様や機内の
空気通路を含めて機内抵抗を小さくするような形態設計
がなされ、通常、大風量、低静圧の使用点に適したプロ
ペラファンが多用されてきている。
【0003】例えば、実公昭57ー12370号公報、
実開昭60ー7572号公報等に開示されているよう
に、水平面に垂直な回転軸を有するプロペラファンを箱
状ケーシングの上部に配設し、該プロペラファンの外周
下方に水平面に垂直に熱交換器を配設した形態の室外機
が用いられていたが、熱交換器への吸込空気量を確保す
るためには、室外機を壁面等から所定距離離さなければ
ならず、設置スペースが大きくなり、省スペース化のニ
ーズに合致しないという問題がある。
【0004】そこで、省スペース化のニーズに対応する
ものとして、水平面に平行な回転軸を有するプロペラフ
ァンの吸込側に水平面に垂直に熱交換器を配設したトラ
ンク形態の室外機が開発され、現在ではこの形式のもの
が用いられることが多い(例えば、実開昭60ー130
373号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
タイプのものでも、吸込空気量を確保するためには、空
気吸込口を壁面から所定距離離さなければならないし、
吹出方向に近接して障害物があると、吹出側から吸込側
へのショートサーキットが生じ易いところから吹出側に
も十分な空間を確保する必要があり、設置スペースの低
減には限界がある。
【0006】上記した公知例における問題点を考慮する
と、ケーシング前面に熱交換器を配設し、小径のプロペ
ラファンを天面に複数台設置する形態とすることによ
り、壁面等にピッタリ接した状態での使用を可能ならし
めるようにすることが考えられるが、ケーシング寸法を
コンパクト化するためには、極めて小径のプロペラファ
ンが要求され、これにより、必要な大風量を確保するた
めには高速回転を要することとなり、運転音が高くなら
ざるを得ないという問題が派生する。また、プロペラフ
ァンの使用個数の増大によるコストアップも免れない。
【0007】また、別な方法として、ケーシング前面に
熱交換器を配設し、該熱交換器の背面側に、遠心ファン
あるいは斜流ファンを配設する形態とすることも考えら
れるが、室内機のように小風量しか要求されないもので
はともかく、室外機のように大風量を要求されるもので
は、限られた寸法のケーシングに収めようとすると、通
風抵抗が過大となり、ファン所要回転数も大きくしなけ
ればならなくなる。従って、運転音が増大するとともに
所要動力も大きくなるという不具合が生じる。
【0008】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、運転音を増大させることなく、壁面等にピッタリ
接した状態での使用を可能となすことを目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成で
は、上記課題を解決するための手段として、箱状ケーシ
ング1の前面に設けられた吸込グリル2に対向して配設
された熱交換器3と、該熱交換器3の背面側に吸込口6
を有し且つその回転軸5が前記吸込グリル2と略直交す
るように配設された送風機4と、前記箱状ケーシング1
において前記回転軸5と直交する方向の側面のうちの一
つの側面に形成された空気吹出用の吹出グリル7とを備
えた空気調和機において、前記送風機4の背面側に、該
送風機4からの吹出空気流を前記吹出グリル7の方向お
よび該吹出グリル7と反対方向に案内する主吹出流路1
4と、該主吹出流路14の背面側に位置し且つ前記吹出
グリル7の方向に吹出空気流を案内する副吹出流路15
とを仕切る仕切板16を設けるとともに、該仕切板16
における前記吹出グリル7と反対側には、前記主吹出流
路14と前記副吹出流路15とを連通させる開口17を
設けて、送風機4から吹き出される空気流を主吹出流路
14と副吹出流路15との二つの流路を介して吹出グリ
ル7より吹き出し得るようにしている。
【0010】本願発明の基本構成において、前記開口1
7における送風機4側口縁に、前記主吹出流路14から
副吹出流路15へ回り込む吹出空気流を円滑に案内する
膨出部18を形成した場合、主吹出流路14から副吹出
流路15へ回り込む空気流の圧力損失を低減できる点で
好ましい。
【0011】また、前記主吹出流路14に、円滑な拡大
流路を形成するための舌部19およびガイド部20を前
記送風機4を取り巻くように設けた場合、主吹出流路1
4および副吹出流路15における吹出空気流の流れが円
滑になる点で好ましい。
【0012】また、前記送風機4を、円盤状の主板11
の外周部に突設された多数の羽根12を有する羽根車1
0と、該羽根車10を回転駆動させる電動機13とから
なる遠心ファンとし、あるいは円錐台状の主板22の外
周部に突設された多数の羽根23を有する羽根車21
と、該羽根車21を回転駆動させる電動機24とからな
る斜流ファンとした場合、主吹出流路14および副吹出
流路15における空気流の流れがスムーズとなる点で好
ましい。
【0013】また、前記送風機4として遠心ファンある
いは斜流ファンを用い、前記舌部19およびガイド部2
0内に、前記送風機4の吸込側と前記仕切板16の背面
側に区画形成された空気通路26とを連通させる貫通流
路27をそれぞれ形成するとともに、前記仕切板16お
よび前記羽根車10あるいは21の主板11あるいは2
2に、前記空気通路26と羽根車10あるいは21の前
面側とを連通させる連通穴28,31をそれぞれ形成し
た場合、熱交換器4の外周部分を通過する空気流が貫通
流路27を介して遠心ファンあるいは斜流ファンに吸い
込まれることとなり、有効熱交換面積を増大できる点で
好ましい。
【0014】また、前記送風機4として遠心ファンを用
い、前記舌部19およびガイド部20内に、前記送風機
4の吸込側と前記仕切板16の背面側に区画形成された
空気通路26とを連通させる貫通流路27を形成すると
ともに、前記仕切板16に、前記空気通路26と羽根車
10の背面側とを連通させる連通穴28を形成し且つ前
記羽根車主板11の背面側外周部に、多数の補助羽根2
9を突設した場合、熱交換器4の外周部分を通過する空
気流が貫通流路27を介して遠心ファンあるいは斜流フ
ァンに吸い込まれることとなり、有効熱交換面積を増大
できる点で好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0016】第1の実施の形態図1ないし図3には、本
願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機が示され
ている。
【0017】この空気調和機は、室外機として使用され
るものであり、箱状ケーシング1の前面に設けられた吸
込グリル2に対向して配設された熱交換器3と、該熱交
換器3の背面側に吸込口6を有し且つその回転軸5が前
記熱交換器3と略直交するように配設された送風機(例
えば、遠心ファン)4と、前記箱状ケーシング1におけ
る前記回転軸5と直交する1方向側面(この場合、天
面)に形成された空気吹出用の吹出グリル7とを備えて
構成されている。符号8は機械室、9は圧縮機である。
【0018】前記遠心ファン4は、円盤状の主板11の
外周部に突設された多数の羽根12,12・・を有する
羽根車10と、該羽根車10を回転駆動させる電動機1
3とによって構成されている。
【0019】そして、前記遠心ファン4の背面側には、
該遠心ファン4からの吹出空気流を前記吹出グリル7の
方向(即ち、上方)および該吹出グリル7と反対方向
(即ち、下方)に案内する主吹出流路14と、該主吹出
流路14の背面側に位置し且つ前記吹出グリル7の方向
(即ち、上方)に吹出空気流を案内する副吹出流路15
とを仕切るとともに前記主吹出流路14と副吹出流路1
5とを連通させる開口17を前記吹出グリル7と反対方
向(即ち、下方)に有する仕切板16が設けられてい
る。なお、前記電動機13はこの仕切板16の前面に固
定されている。
【0020】また、前記仕切板16の開口17における
遠心ファン側(即ち、上部)口縁には、前記主吹出流路
14から副吹出流路15へ回り込む吹出空気流を円滑に
案内する膨出部18が形成されている。
【0021】さらに、前記主吹出流路14には、図3に
示すように、円滑な拡大流路を形成するための舌部1
9,19およびガイド部20が前記遠心ファン4を取り
巻くように設けられている。前記舌部19,19は、主
吹出流路14の上下隅部に略対称に設けられた断面略三
角形状の突部とされており、前記ガイド部20は、主吹
出流路14において前記上部舌部19と対向する上部隅
部に設けられた断面略三角形状の突部とされている。こ
れらの舌部19,19およびガイド部20により主吹出
流路14が円滑な拡大流路を構成することとなる。
【0022】上記のように構成された空気調和機は、次
のように作用する。
【0023】吸込グリル2から吸い込まれた空気Aは、
熱交換器3を通過する過程で該熱交換器3内を流通する
冷媒と熱交換して加熱あるいは冷却された後、吸込口6
から遠心ファン4に吸い込まれる。遠心ファン4からの
吹出空気流は、主吹出流路14を通って吹出グリル7に
向かって流れる主吹出空気流A1と、該主吹出流路14
から開口17を経た後副吹出流路15を通って吹出グリ
ル7に向かって流れる副吹出空気流A2とに分かれ、そ
の後吹出グリル7から吹き出される。
【0024】従って、遠心ファン4からの吹出空気流
は、主吹出流路14と副吹出流路15との二つの流路を
通って吹き出されることとなるため、流路断面積が大幅
に増大することとなり、通風抵抗が低減されることとな
る。つまり、遠心ファン4の回転数をあまり高くしなく
とも、十分な風量を確保できることとなり、運転音およ
び所要動力の増大を抑えることができるのである。
【0025】しかも、副吹出流路15は、従来デッドス
ペースとなっている部分に形成されるとともに、前面吸
込、天面吹出となっているため、図2に示すように、箱
状ケーシング1の背面側を壁面Wにピッタリ接した状態
での設置が可能となるところから、設置スペースを可及
的に小さく抑えることができる。
【0026】また、仕切板16の開口17における遠心
ファン側(即ち、上部)口縁に、前記主吹出流路14か
ら副吹出流路15へ回り込む吹出空気流を円滑に案内す
る膨出部18を形成したことにより、主吹出流路14か
ら副吹出流路15へ回り込む空気流の圧力損失が低減で
きる。
【0027】さらに、主吹出流路14に、円滑な拡大流
路を形成するための舌部19,19およびガイド部20
を前記遠心ファン4を取り巻くように設けたことによ
り、主吹出流路14および副吹出流路15における吹出
空気流A1およびA2の流れがより円滑になる。なお、こ
の舌部19,19およびガイド部20は必ずしも必要で
はない。
【0028】ところで、この空気調和機は、図4および
図5に示すように、吹出グリル7が横向きとなるような
姿勢でも使用することができ、この場合においても、箱
状ケーシング1の背面側を壁面Wにピッタリ接した状態
での設置が可能となる。
【0029】第2の実施の形態図6には、本願発明の第
2の実施の形態にかかる空気調和機が示されている。
【0030】この場合の送風機4は、円錐台状の主板2
2の外周部に突設された多数の羽根23,23・・を有
する羽根車21と、該羽根車21を回転駆動させる電動
機24とからなる斜流ファンとされている。送風機4を
斜流ファンとした場合、吸込口6が前述の遠心ファンの
場合に比べて大きく形成できるため、熱交換器3の有効
熱交換面積が増大する点で第1の実施の形態におけるよ
り有利となる。その他の構成および作用効果は第1の実
施の形態と同様なので説明を省略する。
【0031】第3の実施の形態図7ないし図9には、本
願発明の第3の実施の形態にかかる空気調和機が示され
ている。
【0032】この場合、第1の実施の形態におけると同
様に送風機4として遠心ファンが用いられており、仕切
板16の背面側には、補助仕切板25により区画形成さ
れた空気通路26が形成されている。また、主吹出流路
14の出口側中央部にも静翼タイプのガイド部20が新
たに設けられている。
【0033】そして、舌部19,19およびガイド部2
0,20内には、前記遠心ファン4の吸込側と前記空気
通路26とを連通させる貫通流路27,27・・がそれ
ぞれ形成されている。さらに、仕切板16には、前記空
気通路26と羽根車10の背面側とを連通させる4個の
連通穴28,28・・が円周方向等間隔で形成されてい
る。さらにまた、遠心ファン4における主板11の背面
側外周部には多数の補助羽根29,29・・が突設され
ている。
【0034】なお、この実施の形態においては、副吹出
流路15は、機械室8の背面側にまで延設されており、
該延設部に対応する副吹出グリル30が吹出グリル7に
連続して形成されている。このことにより、吹出空気流
路の断面積がさらに増大することとなる。その他の構成
は第1の実施の形態と同様なので説明を省略する。
【0035】上記のように構成したことにより、熱交換
器3の外周部分を通過する空気流A′が貫通流路27、
空気通路26および連通穴28を介して羽根車10の背
面側に吸い込まれ、補助羽根29により主吹出流路14
および副吹出流路15へ吹き出されることとなる。
【0036】一般に、遠心ファン4を用いた場合、吸込
口6の径が小さくならざるを得ないことに伴って熱交換
器3の外周部に吸込空気が流通しない部分が生ずるが、
上記した貫通流路27の形成により、熱交換器3の外周
部を通過する空気流れが確実に得られることとなり、有
効熱交換面積を増大せしめることができる。
【0037】第4の実施の形態図10および図11に
は、本願発明の第4の実施の形態にかかる空気調和機が
示されている。
【0038】この場合、第3の実施の形態とは、補助羽
根29が省略されている点と、羽根車10の主板11に
仕切板16の連通穴28からの空気流を羽根車10の前
面側に導く4個の連通穴31が円周方向等間隔で形成さ
れている点とが相異しているのみである。従って、補助
羽根28を形成する必要がない分だけ箱状ケーシング1
の前後幅寸法を小さくできることとなる。
【0039】上記のように構成したことにより、この実
施の形態においては、熱交換器3の外周部分を通過する
空気流A′が貫通流路27、空気通路26および連通穴
28,31を介して羽根車10の前面側に吸い込まれ、
主吹出流路14および副吹出流路15へ吹き出されるこ
ととなる。その他の構成および作用効果は第3の実施の
形態と同様なので説明を省略する。
【0040】なお、上記各実施の形態においては、送風
機として遠心ファンあるいは斜流ファンを用いている
が、他の形式のファンを用いてもよいことは勿論であ
る。
【0041】また、上記各実施の形態においては、室外
機を対象としているが、本願発明は、床置式の室内機に
も適用可能なことは勿論である。
【0042】
【発明の効果】本願発明によれば、箱状ケーシング1の
前面に設けられた吸込グリル2に対向して配設された熱
交換器3と、該熱交換器3の背面側に吸込口6を有し且
つその回転軸5が前記吸込グリル2と略直交するように
配設された送風機4と、前記箱状ケーシング1において
前記回転軸5と直交する方向の側面のうちの一つの側面
に形成された空気吹出用の吹出グリル7とを備えた空気
調和機において、前記送風機4の背面側に、該送風機4
からの吹出空気流を前記吹出グリル7の方向および該吹
出グリル7と反対方向に案内する主吹出流路14と、該
主吹出流路14の背面側に位置し且つ前記吹出グリル7
の方向に吹出空気流を案内する副吹出流路15とを仕切
る仕切板16を設けるとともに、該仕切板16における
前記吹出グリル7と反対側には、前記主吹出流路14と
前記副吹出流路15とを連通させる開口17を設けて、
送風機4から吹き出される空気流を主吹出流路14と副
吹出流路15との二つの流路を介して吹出グリル7より
吹き出し得るようにしているので、従来デッドスペース
とされていた部位を副吹出流路15として利用できると
ころから、箱状ケーシング1の前後寸法を小さくして
も、通風抵抗を増大させることなく大風量の吹出空気流
を確保できるとともに、壁面等へピッタリ接した状態で
の使用も可能となり、省スペース化に大いに寄与すると
いう優れた効果がある。
【0043】また、前記開口17における送風機4側口
縁に、前記主吹出流路14から副吹出流路15へ回り込
む吹出空気流を円滑に案内する膨出部18を形成した場
合、主吹出流路14から副吹出流路15へ回り込む空気
流の圧力損失を低減できることとなり、通風抵抗をより
低減できる。
【0044】また、前記主吹出流路14に、円滑な拡大
流路を形成するための舌部19およびガイド部20を前
記送風機4を取り巻くように設けた場合、主吹出流路1
4および副吹出流路15における吹出空気流の流れが円
滑になり、さらなる通風抵抗の低減を図ることができ
る。
【0045】また、前記送風機4として遠心ファンある
いは斜流ファンを用い、前記舌部19およびガイド部2
0内に、前記送風機4の吸込側と前記仕切板16の背面
側に区画形成された空気通路26とを連通させる貫通流
路27をそれぞれ形成するとともに、前記仕切板16お
よび前記羽根車10あるいは21の主板11あるいは2
2に、前記空気通路16と羽根車10あるいは21の前
面側とを連通させる連通穴28,31をそれぞれ形成し
た場合、あるいは前記送風機4として遠心ファンを用
い、前記舌部19およびガイド部20内に、前記送風機
4の吸込側と前記仕切板16の背面側に区画形成された
空気通路26とを連通させる貫通流路27を形成すると
ともに、前記仕切板16に、前記空気通路26と羽根車
10の背面側とを連通させる連通穴28を形成し且つ前
記羽根車主板11の背面側外周部に、多数の補助羽根2
9を突設した場合、熱交換器4の外周部分を通過する空
気流が貫通流路27を介して遠心ファンあるいは斜流フ
ァンに吸い込まれることとなり、有効熱交換面積を増大
でき、空気調和機としての性能向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和
機の斜視図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和
機の他の使用状態を示す横断面図(図2相当図)であ
る。
【図5】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和
機の他の使用状態を示す縦断面図(図3相当図)であ
る。
【図6】本願発明の第2の実施の形態にかかる空気調和
機の縦断面図(図2相当図)である。
【図7】本願発明の第3の実施の形態にかかる空気調和
機の斜視図である。
【図8】図7のVIII−VIII断面図である。
【図9】図7のIX−IX断面図である。
【図10】本願発明の第4の実施の形態にかかる空気調
和機の縦断面図(図8相当図)である。
【図11】本願発明の第4の実施の形態にかかる空気調
和機の縦断面図(図9相当図)である。
【符号の説明】
1は箱状ケーシング、2は吸込グリル、3は熱交換器、
4は送風機(遠心ファンあるいは斜流ファン)、5は回
転軸、6は吸込口、7は吹出グリル、10は羽根車、1
1は主板、12は羽根、13は電動機、14は主吹出流
路、15は副吹出流路、16は仕切板、17は開口、1
8は膨出部、19は舌部、20はガイド部、21は羽根
車、22は主板、23は羽根、24は電動機、26は空
気通路、27は貫通流路、28は連通穴、29は補助羽
根、31は連通穴。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−35839(JP,A) 特開 平4−344037(JP,A) 特開 昭58−77200(JP,A) 実開 昭60−130373(JP,U) 実開 昭56−2096(JP,U) 実開 平1−175220(JP,U) 実開 昭61−9596(JP,U) 実開 昭53−62070(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状ケーシング(1)の前面に設けられ
    た吸込グリル(2)に対向して配設された熱交換器
    (3)と、該熱交換器(3)の背面側に吸込口(6)を
    有し且つその回転軸(5)が前記吸込グリル(2)と略
    直交するように配設された送風機(4)と、前記箱状ケ
    ーシング(1)において前記回転軸(5)と直交する
    向の側面のうちの一つの側面に形成された空気吹出用の
    吹出グリル(7)とを備えた空気調和機であって、前記
    送風機(4)の背面側には、該送風機(4)からの吹出
    空気流を前記吹出グリル(7)の方向および該吹出グリ
    ル(7)と反対方向に案内する主吹出流路(14)と、
    該主吹出流路(14)の背面側に位置し且つ前記吹出グ
    リル(7)の方向に吹出空気流を案内する副吹出流路
    (15)とを仕切る仕切板(16)を設けるとともに
    該仕切板(16)における前記吹出グリル(7)と反対
    側には、前記主吹出流路(14)と前記副吹出流路(1
    5)とを連通させる開口(17)を設けたことを特徴と
    する空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記開口(17)における送風機(4)
    側口縁には、前記主吹出流路(14)から副吹出流路
    (15)へ回り込む吹出空気流を円滑に案内する膨出部
    (18)を形成したことを特徴とする前記請求項1記載
    の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記主吹出流路(14)には、円滑な拡
    大流路を形成するための舌部(19)およびガイド部
    (20)を前記送風機(4)を取り巻くように設けたこ
    とを特徴とする前記請求項1および請求項2のいずれか
    一項記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記送風機(4)は、円盤状の主板(1
    1)の外周部に突設された多数の羽根(12)を有する
    羽根車(10)と、該羽根車(10)を回転駆動させる
    電動機(13)とからなる遠心送風機とされていること
    を特徴とする前記請求項1ないし請求項3のいずれか一
    項記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記送風機(4)は、円錐台状の主板
    (22)の外周部に突設された多数の羽根(23)を有
    する羽根車(21)と、該羽根車(21)を回転駆動さ
    せる電動機(24)とからなる斜流送風機とされている
    ことを特徴とする前記請求項1ないし請求項3のいずれ
    か一項記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記舌部(19)およびガイド部(2
    0)内には、前記送風機(4)の吸込側と前記仕切板
    (16)の背面側に区画形成された空気通路(26)と
    を連通させる貫通流路(27)をそれぞれ形成するとと
    もに、前記仕切板(16)および前記羽根車(10ある
    いは21)の主板(11あるいは22)には、前記空気
    通路(26)と羽根車(10あるいは21)の前面側と
    を連通させる連通穴(28),(31)をそれぞれ形成
    したことを特徴とする前記請求項4および請求項5のい
    ずれか一項記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 前記舌部(19)およびガイド部(2
    0)内には、前記送風機(4)の吸込側と前記仕切板
    (16)の背面側に区画形成された空気通路(16)と
    を連通させる貫通流路(27)を形成するとともに、前
    記仕切板(16)には、前記空気通路(26)と羽根車
    (10)の背面側とを連通させる連通穴(28)を形成
    し且つ前記羽根車主板(11)の背面側外周部には、多
    数の補助羽根(29)を突設したことを特徴とする前記
    請求項4記載の空気調和機。
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