JP3456198B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP3456198B2
JP3456198B2 JP2000269522A JP2000269522A JP3456198B2 JP 3456198 B2 JP3456198 B2 JP 3456198B2 JP 2000269522 A JP2000269522 A JP 2000269522A JP 2000269522 A JP2000269522 A JP 2000269522A JP 3456198 B2 JP3456198 B2 JP 3456198B2
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政和 平居
丈 渡辺
徹 稲塚
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置に係
り、特に、ファンモータ冷却用の空気を流すための空気
通路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平3−39828
号公報や特開平4−165235号公報に開示されてい
るような天井埋込型の空気調和装置が知られている。ま
た、この種の空気調和装置の一例として、例えば実公昭
62−18717号公報に開示されているように、ファ
ンモータの配設空間に空気を導入して該ファンモータを
冷却することによりその過熱を抑制するようにしたもの
がある。このように構成された空気調和装置の具体的な
構成としては、図9に示すように、天井裏空間(s)に
据付けられたケーシング(a)内の中央部に、モータ
(b)によって駆動されるターボファン(c)が配設さ
れ、該ターボファン(c)の周囲に熱交換器(d)が配設
されている。また、前記ケーシング(a)の下端部には
パネル(e)が取付けられており、該パネル(e)の中央
部に空気吸込口(f)が、側縁部に空気吹出口(g)が夫
々形成されている。そして、この空気調和装置の駆動時
には、モータ(b)の駆動に伴うターボファン(c)の回
転により、室内空気が空気吸込口(f)からケーシング
(a)内に吸込まれ、この空気が、ターボファン(c)を
経て熱交換器(d)に達し、該熱交換器(d)において温
度調整された後、各空気吹出口(g)から室内に向って
吹出されるようになっている。尚、この図9における
(h)は空気吸込口(f)から吸込まれた空気中の塵埃を
除去するためのフィルタ、(i)は熱交換器(d)に発生
するドレンを回収するためのドレンパンである。
【0003】また、この空気調和装置は、上述した如
く、前記モータ(b)の過熱を抑制するために、ターボ
ファン(c)から導出される空気の一部をモータ(b)に
向って流して該モータ(b)を冷却するようにしてい
る。具体的には、図9及び図10に示すように、ターボ
ファン(c)のハブ(c1)の同心円上の数箇所に長孔で
放射状に延びる開口(c2,c2,…)を形成しておき、タ
ーボファン(c)から導出された空気の一部を、ハブ(c
1)の外周縁部で反転させ(図9の矢印A参照)、該ハ
ブ(c1)の裏側(図9における上側)を通過させてモー
タ(b)に向って流し(図9の矢印B参照)、その後、
前記開口(c2)からターボファン(c)内に戻すように
している(図9の矢印C参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の如く
構成された天井埋込型の空気調和装置にあっては、ター
ボファン(c)から導出された空気の一部をハブ(c1)
の裏側に通過させてモータ(b)に向って流すようにし
ているために、このモータ(b)に向って流れる空気
は、ターボファン(c)の出口部分で上方に反転するこ
とになり(図9の矢印A参照)、この際、この空気は熱
交換器(d)に向って流れる空気(図9の矢印F参照)
から剥離されることになる。そして、このターボファン
(c)の出口部分では熱交換器(d)に向って流れる空気
の流速が高く、モータ(b)に向って流れる空気は、こ
の流速の高い空気から剥離されることになって、この部
分において乱流が発生し易く、それに伴って騒音が発生
してしまい、空気調和装置の運転音が大きくなってしま
うといった不具合がある。
【0005】また、その他の騒音の発生源として、モー
タ(b)近傍を流れた後、開口(c2)からターボファン
(c)内に戻った空気がターボファン(c)のハブ(c1)
の内壁面から剥離する際に発生する乱流が掲げられる。
このように、従来の空気調和装置にあっては、ターボフ
ァン周辺部における騒音が大きく、運転音を低減するに
は限界があった。
【0006】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あって、簡単な構成でもって、ターボファン周辺部にお
ける騒音の発生を抑制することができる構成を得ること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、ファンモータを冷却するための空気の
流通路を改良することにより、ターボファン周辺部にお
ける騒音の発生を抑制できるようにした。
【0008】具体的に、本発明に係る空気調和装置は、
天板と該天板の周縁部から下方に延びる側板とを備えて
下面が開口されたケーシングが設けられている。前記
ーシング内の中央部には、モータと、該モータによって
駆動して下側から吸い込んだ空気を半径方向外側に吹き
出す送風機が配設され、更に、前記ケーシング内におけ
る送風機の側方には、熱交換器が配設されている。
方、前記ケーシングの天板には、天板が部分的に下方へ
折曲された補強用の折曲部が形成されている。加えて、
前記ケーシング天板の下方で且つ送風機の上方には、
側端が送風機のモータとの間に所定寸法の間隔を存する
位置に設定され、且つ熱交換器に向かって水平方向に延
びている仕切板が配設されている。
【0009】また、前記発明において、仕切板は、送風
機から吹出された空気の一部をモータの配設空間に向っ
て案内する通路を形成している。
【0010】また、仕切板は、ケーシングの天板に取り
付けられている。
【0011】上記の構成により本発明では以下に述べる
ような作用が得られる。
【0012】つまり、送風機から導出された空気の一部
が反転する際に該空気がケーシングの天板の折曲部に衝
突するような構成ではないので、ケーシング内部での乱
流発生部分が減少し、空調運転時における騒音が低減す
る。
【0013】また、従来の構成などでは、送風機の出口
部分で上方に反転する空気がケーシングの天板の折曲部
に衝突することに伴う乱流の発生のためにモータ冷却用
の空気をモータに向って円滑に流すことができなくなる
虞れもあったが、本発明では、このような状況も回避す
ることができ、モータの冷却効率が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1実施形態) 次に、第1実施形態を図1に基いて説明する。
【0015】図1には、本実施形態に係る天井埋込型空
気調和装置(1)の一部を破断した縦断面図を示してい
る。本空気調和装置(1)は、天井(R)に形成された開
口(H)に挿入配置されており、下方に開放するケーシ
ング(2)が天井裏空間(S)に据付けられている。この
ケーシング(2)は天板(2a)と該天板(2a)の周縁部
から下方に延びる側板(2b)とを備えてなり、前記天板
(2a)は、ケーシング(2)全体としての剛性を確保す
るために、部分的に下方へ折曲された折曲部(2c)が形
成されている。
【0016】このケーシング(2)内の中央部に本発明
でいう送風機としてのターボファン(3)が配設されて
いる。このターボファン(3)は、シュラウド(3a)と
外壁部としてのハブ(3b)との間にブレード(3c)が保
持されてなっており、前記ハブ(3b)の中心部が、ケー
シング(2)中央部に配置されたモータ(4)の駆動軸下
端部に直結されており、このモータ(4)の駆動に伴う
ブレード(3c)の回転によって、下側から吸込んだ空気
を径方向外側に吹出すようになっている。また、このタ
ーボファン(3)のハブ(3b)には、該ハブ(3b)の同
心円上の数箇所に長孔で放射状に延びる開口(3d)が形
成されている。また、このターボファン(3)の下側に
は、該ターボファン(3)へ室内空気を案内するための
ベルマウス(5)が配設されている。
【0017】前記ターボファン(3)の外周囲には熱交
換器(6)が配設されている。この熱交換器(6)は、図
示しない室外機に冷媒配管を介して連結され、冷房運転
時には蒸発器として、暖房運転時には凝縮器として機能
するようになっており、前記ターボファン(3)から導
出された空気を温度調整するようになっている。また、
この熱交換器(6)の下側にはドレンパン(7)が配設さ
れている。尚、この熱交換器(6)の上端面と前記ケー
シング(2)の天板(2a)との間には断熱材(11)が介
設されており、この断熱材(11)は、この熱交換器
(6)の上端面と前記ケーシング(2)の天板(2a)との
間から外方に延び、ケーシング(2)の側板(2b)の内
面全体を覆うように配設されている。
【0018】また、前記ケーシング(2)の下端部には
パネル(8)が取付けられている。このパネル(8)は、
その中央部に空気吸込口(8a)が、側縁部の複数箇所
(例えば4箇所)に空気吹出口(8b,8b,…)が夫々形
成されている。また、このパネル(8)の空気吸込口(8
a)には、該空気吸込口(8a)から吸込まれた空気中の
塵埃を除去するためのフィルタ(8c)が備えられてい
る。
【0019】このようにして、前記パネル(8)の空気
吸込口(8a)と空気吹出口(8b)とに亘って空気流通路
(9)が形成され、この空気流通路(9)には、上流から
下流に亘ってフィルタ(8c)、ベルマウス(5)、ター
ボファン(3)、熱交換器(6)が順に配置されているこ
とになる。
【0020】そして、前記ケーシング(2)内に仕切板
(15)が配設され、以下、この仕切板(15)について説
明する。
【0021】この仕切板(15)は、前記ターボファン
(3)のハブ(3b)の上側で且つケーシング(2)の天板
(2a)の下側の空間に配設された略ドーナツ状で薄板の
円板で成っており、図示しないが、部分的に上方へ折曲
げられて、この折曲げ部分が前記ケーシング(2)の天
板(2a)に対してスポット溶接されて該天板(2a)に支
持されている。そして、この仕切板(15)は、その外側
端(15a)が前記ターボファン(3)のハブ(3b)の外周
端よりも外側で且つ前記熱交換器(6)の内側面との間
に所定寸法の間隔を存する位置に設定されている一方、
その内側端(15b)は前記モータ(4)との間に所定寸法
の間隔を存する位置に設定されている。
【0022】これにより、ターボファン(3)とケーシ
ング(2)の天板(2a)との間は、この仕切板(15)に
よって上下に仕切られ、これによって、前記空気流通路
(9)から分岐された上流側分岐通路としての上側分岐
通路(16)と下流側分岐通路として下側分岐通路(17)
とが形成されており、この各通路(16,17)同士は、モ
ータ(4)近傍位置において互いに連通されていること
になる。
【0023】次に、上記の如く構成された空気調和装置
(1)の冷房運転動作について説明する。
【0024】先ず、運転が開始されると、モータ(4)
が駆動されてターボファン(3)が回転する。これと共
に熱交換器(6)には冷媒が循環され、該熱交換器(6)
が蒸発器として作用することになる。そして、前記ター
ボファン(3)の回転に伴い、室内空気が、パネル(8)
の空気吸込口(8a)からフィルタ(8c)及びベルマウス
(5)を介してターボファン(3)の下側から吸込まれ、
この空気が、ターボファン(3)からその径方向外側に
導出されて熱交換器(6)に達し、該熱交換器(6)にお
いて冷却された後、各空気吹出口(8b,8b,…)から室
内に向って吹出されて、室内の冷房を行うことになる。
【0025】そして、このような冷房運転動作におい
て、ターボファン(3)から導出された空気の一部、特
に、空気流通路(9)の上層部分を流れている空気は、
熱交換器(6)の内側面に達したところで、上方へ反転
されて、前記仕切板(15)で仕切られている分岐通路
(16,17)のうち上側分岐通路(16)に導入される(図
1の矢印G参照)。そして、この上側分岐通路(16)を
流通した空気は、モータ(4)の周辺部に達し(図1の
矢印H参照)、このモータ(4)を冷却することによっ
て温度上昇された後、前記ハブ(3b)に形成されている
開口(3d)から空気通路(9)内に戻り、この空気通路
(9)内を流通している空気と合流される(図1の矢印
I参照)。また、このモータ(4)を冷却した空気の一
部は、仕切板(15)の内周縁部近傍において反転され
て、前記仕切板(15)で仕切られている分岐通路(16,
17)のうち下側分岐通路(17)に導入され(図1の矢印
J参照)、この下側分岐通路(17)を経た後、空気通路
(9)に戻ることになる(図1の矢印K参照)。
【0026】つまり、ターボファン(3)のハブ(3b)
の外周縁部では、吹出し空気の流速が高いために、従来
のように、この領域で空気を反転させてモータ側へ導こ
うとすると(図9の矢印A参照)、モータ(4)に向っ
て流れる空気は、この流速の高い空気から剥離されるこ
とになって、この部分において乱流が生じて騒音が発生
してしまい、空気調和装置の運転音が大きくなってしま
うものであったが、本実施形態の構成によれば、仕切板
(15)の外周縁部つまりターボファン(3)のハブ(3
b)の外周縁部から離れた領域である熱交換器(6)に内
側面近傍位置において空気を反転させてモータ側へ導く
ようにしているので、空気流通路(9)を流通する空気
の流速が比較的低くなっている領域で空気の反転を行わ
せることができ、簡単な構成でもって、空気の反転に伴
う騒音の発生を抑制することができることになる。
【0027】更に、本実施形態の構成によれば、上述し
たような騒音の低減に加えて、モータ(4)の冷却効率
の向上を図ることもできる。つまり、従来の構成では、
モータ(4)に向って流れる空気は、熱交換器(6)に向
って流れる流速の高い空気からモータ側へ分流される際
に、この熱交換器(6)に向って流れる空気の誘引作用
を大きく受けてしまってモータ(4)に十分な冷却用空
気量を流すことができなくなる虞れがあったが、本実施
形態では、上述の如く空気流通路(9)を流通する空気
の流速が比較的低くなっている領域で空気の反転を行わ
せることにより、前記のような熱交換器(6)に向って
流れる空気(図1の矢印L参照)の誘引作用を低減で
き、モータ冷却用空気の空気量を十分に確保することが
できて、モータ(4)を効果的に冷却することができ
る。
【0028】(第2実施形態) 次に、第2実施形態を図2に基いて説明する。
【0029】本実施形態は仕切板及びその周辺部の変形
例であって、その他の構成は上述した第1実施形態と同
様であるので、本実施形態では、この第1実施形態との
相違点についてのみ説明する。
【0030】図2に示すように、本実施形態る空気調和
装置(1)の仕切板(20)は、その外側端(20a)がター
ボファン(3)の外壁部としてのハブ(3b)の外周端よ
りも外側で且つ熱交換器(6)の内側面との間に所定寸
法の間隔を存する位置に設定されている一方、内側端
(20b)がターボファン(3)のハブ(3b)の形状に沿っ
て折曲されてモータ(4)に近接する位置まで延びてい
る。この仕切板(20)の具体的な形状としては、熱交換
器(6)に対向する位置からハブ(3b)の上面に沿って
水平方向内側へ延びる水平部(20c)と、該水平部(20
c)の内側端から内方へ向って下方へ傾斜する傾斜部(2
0d)と、該傾斜部(20d)の内側端から鉛直下方へ延び
る鉛直部(20e)とを備えており、この鉛直部(20e)が
モータ(4)に近接する位置に設定されている。従っ
て、本実施形態にあっても、ターボファン(3)とケー
シング(2)の天板(2a)との間には、この仕切板(2
0)によって仕切られ、空気流通路(9)から分岐された
上下の分岐通路(16,17)が形成されており、この各通
路(16,17)同士は、モータ(4)に近接した位置にお
いて互いに連通されていることになる。
【0031】また、前記ターボファン(3)のハブ(3
b)の上面には、放射状に延びる複数枚のフィン(21)
が設けられており、ターボファン(3)の回転に伴って
モータ(4)周辺の空気を熱交換器(6)側に向って強制
的に導出するようになっている。更に、本実施形態のも
う一つの特徴は、ターボファン(3)のハブ(3b)に、
上述した第1実施形態のような開口(3d)が形成されて
いないことにある。つまり、上側分岐通路(16)を経て
モータ(4)周辺部に達して該モータ(4)を冷却した空
気は、ターボファン(3)内部に導入されることなしに
下側分岐通路(17)のみを通過して空気流通路(9)に
回収されるようになっている。
【0032】このような構成により、本実施形態の空気
調和装置の冷房運転動作におけるモータ冷却用空気の流
れとしては、ターボファン(3)から導出された空気の
一部、特に、空気流通路(9)の上層部分を流れている
空気が、熱交換器(6)の内側面に達したところで、上
方へ反転されて、前記仕切板(20)で仕切られている分
岐通路(16,17)のうち上側分岐通路(16)に導入され
る(図1の矢印G参照)。そして、この上側分岐通路
(16)に導入された空気は、水平部(20c)及び傾斜部
(20d)の上側空間及び鉛直部(20e)の内側空間を経て
モータ(4)の周辺部に達し(図1の矢印H参照)、こ
のモータ(4)を冷却することによって温度上昇された
後、仕切板(20)の鉛直部(20e)の下端縁部近傍にお
いて反転されて、前記仕切板(20)で仕切られている分
岐通路(16,17)のうち下側分岐通路(17)に導入され
る(図1の矢印J参照)。そして、この下側分岐通路
(17)に導入された空気は、鉛直部(20e)の外側空間
及び傾斜部(20d)及び水平部(20c)の下側空間を経て
空気通路(9)に戻ることになる(図1の矢印K参
照)。
【0033】また、このように空気が仕切板(20)の鉛
直部(20e)の下端縁部近傍において反転されて下側分
岐通路(17)に導入される際には、ターボファン(3)
と共に回転しているフィン(21)により、この空気が強
制的に熱交換器(6)側に向って導出されることにな
り、これによって各分岐通路(16,17)における空気の
流速が増大され、モータ(4)周辺部を流れるモータ冷
却用空気の流量が増大され、該モータ(4)を効果的に
冷却することができることになる。更に、本実施形態で
は、ターボファン(3)のハブ(3b)に開口(3d)が設
けられていないことにより、騒音の低減を図ることがで
きる。詳しくは、このターボファン(3)のハブ(3b)
に開口(3d)が設けられている場合、ターボファン
(3)内における開口形成位置の近傍では、開口(3d)
からターボファン(3)内に吸込まれた空気がターボフ
ァン(3)のハブ(3b)の内壁面から剥離する際に乱流
が生じて乱流騒音が発生する虞れがあったが、本実施形
態の構成では、このような状況の発生が回避されること
になり、騒音の低減を図ることができることになる。
【0034】(第3実施形態) 次に、第3実施形態を図3及び図4に基いて説明する。
【0035】本実施形態はモータ冷却用空気の流通路の
変形例であって、その他の構成は上述した第1実施形態
と同様であるので、本実施形態にあっても、この第1実
施形態との相違点についてのみ説明する。
【0036】図3に示すように、本実施形態に係る空気
調和装置(1)の特徴とする構成としては、ケーシング
(2)内に配設されたガイド板(10)と断熱材(11)の
構成にある。以下、この各部材(10,11)について説明
する。
【0037】ガイド板(10)は、前記ターボファン
(3)のハブ(3b)の上側で且つケーシング(2)の天板
(2a)の下側の空間に配設されており、その外側端が前
記熱交換器(6)の上端部に接続され、内側端がターボ
ファン(3)のハブ(3b)の形状に沿って折曲されてモ
ータ(4)に近接する位置まで延びている。このガイド
板(10)の具体的な形状としては、熱交換器(6)の上
端面に接続された第1水平部(10a)と、該第1水平部
(10a)の内側端から内方へ向って僅かに下方へ傾斜す
る第1傾斜部(10b)と、該第1傾斜部(10b)の内側端
から内方へ向って前記ハブ(3b)の上面に沿って延びる
第2水平部(10c)と、該第2水平部(10c)の内側端か
ら内方へ向って下方へ傾斜する第2傾斜部(10d)とを
備えており、この第2傾斜部(10d)の内側端がモータ
(4)に近接する位置に設定されている。これにより、
ターボファン(3)とケーシング(2)の天板(2a)との
間には、このガイド板(10)によって上下に区画され、
これによって、前記空気流通路(9)から分岐された上
下の分岐通路(12,13)が形成されており、上流側分岐
通路としての下側の分岐通路(13)はターボファン
(3)の吹出側に連通され、下流側分岐通路としての上
側の分岐通路(12)は天板(2a)と熱交換器上端面との
間の空間に連通され、この各通路(12,13)同士は、モ
ータ(4)に近接した位置において互いに連通されてい
ることになる。つまり、ターボファン(3)から導出さ
れた空気の一部をこの分岐通路(12,13)に分岐させて
モータ(4)近傍を流通させた後、熱交換器(6)の上方
を通過させるようになっている。実際には、空気流通路
(9)を流れる空気のうち3%程度の空気をこの分岐通
路(12,13)に分岐させるようになっている。
【0038】一方、断熱材(11)は、前記熱交換器
(6)の上端面から空気吹出口(8b)近傍位置までケー
シング(2)の内壁面形状に沿って延びており、前記ケ
ーシング(2)の天板(2a)及び側板(2b)との間に断
熱空気通路(14)を形成するようになっている。具体的
は、この断熱材(11)は、比較的薄肉の水平部(11a)
と比較的厚肉の垂直部(11b)とを備えており、夫々
は、本発明でいう断熱材本体部であって、図4に示すよ
うに、部分的にケーシング(2)の内壁面に向って延び
る連結部(11c)によって該ケーシング内壁面に接続さ
れ、この接続部分以外では、ケーシング(2)の内壁面
から後退されて前記断熱空気通路(14)を形成するよう
になっている。そして、前記水平部(11a)は、ケーシ
ング(2)の天板(2a)に対して小寸法を存した下側に
配置されていて、この天板(2a)との間で上流側断熱空
気通路(14a)を形成しており、該水平部(11a)の内側
端を熱交換器(6)の上端面に連結させて、前記上流側
断熱空気通路(14a)を前記上側分岐通路(12)に連通
させている。一方、前記断熱材(11)の垂直部(11b)
は、ケーシング(2)の側板(2b)に対して小寸法を存
した内側に配置されていて、この側板(2b)との間で下
流側断熱空気通路(14b)を形成しており、該垂直部(1
1b)の上端部が前記水平部(11a)の外側端に連結さ
れ、その下端部が前記パネル(8)の上面に対して小寸
法を存した上側に配置されている。
【0039】これにより、前記下流側断熱空気通路(14
b)の上端部を前記上流側断熱空気通路(14a)に連通さ
せ、該下流側断熱空気通路(14b)の下端部を前記空気
流通路(9)の下流端近傍部分に開口させるようにして
いる。このような構成により、各分岐通路(12,13)と
各断熱空気通路(14a,14b)とは連続した通路に形成さ
れ、その一端はターボファン(3)の吹出部分に開放
し、ケーシング(2)の天板(2a)及び側板(2b)の内
面に沿って延長された後、その他端は、パネル(8)の
空気吹出口(8b)近傍に開放するように構成されてい
る。また、本実施形態のターボファン(3)にあって
も、上述した第2実施形態と同様に、ハブ(3b)には開
口(3d)が形成されていない。
【0040】次に、上記の如く構成された空気調和装置
(1)の冷房運転時におけるモータ冷却用空気の流れに
ついて説明する。
【0041】冷房運転時において、ターボファン(3)
から導出された空気の一部は、その流通方向が反転され
て下側分岐通路(13)に導入される(図3の矢印A参
照)。この際、この空気は、ガイド板(10)の第1傾斜
部(10b)及び第2水平部(10c)にガイドされることに
よって円滑に反転されることになる。そして、この下側
分岐通路(13)を流通した空気は、モータ(4)の周辺
部に達し、このモータ(4)を冷却することによって温
度上昇された後、上側分岐通路(12)に導入され(図3
の矢印E参照)、この上側分岐通路(12)を、その外方
に向って流通することになる。つまり、この上側分岐通
路(12)には比較的温度の高い空気が流通されることに
なる。このようにして各分岐通路(12,13)を経た空気
は、熱交換器(6)の上方を通過して断熱空気通路(1
4)に導入され、該断熱空気通路(14)の上流側断熱空
気通路(14a)及び下流側断熱通路(14b)を経た後、該
下流側断熱空気通路(14b)の下流端から空気流通路
(9)に導出され、この空気流通路(9)を流通している
空調空気に合流されて、該空調空気と共に室内に吹出さ
れることになる。このようにして、モータ(4)が冷却
されることになる。
【0042】このように本実施形態の空気調和装置
(1)にあっても、ターボファン(3)のハブ(3b)に開
口が設けられていないことにより、騒音の低減を図るこ
とができる。また、従来の構成や上述した第1及び第2
実施形態の構成では、ターボファン(3)の出口部分で
上方に反転する空気はケーシング(2)の天板(2a)の
折曲部(2c)に衝突して流れが乱されることになり、こ
の部分での乱流の発生によっても騒音が発生してしまう
虞れがあったが、本実施形態の構成によれば、ターボフ
ァン(3)から導出された空気の一部が反転する際に該
空気がケーシング(2)の天板(2a)の折曲部(2c)に
衝突するような構成ではないので、ケーシング内部での
乱流発生部分が減少でき、空調運転時における騒音を更
に低減することができる。また、従来の構成などでは、
ターボファン(3)の出口部分で上方に反転する空気が
ケーシング(2)の天板(2a)の折曲部(2c)に衝突す
ることに伴う乱流の発生のためにモータ冷却用の空気を
モータ(4)に向って円滑に流すことができなくなる虞
れもあったが、本実施形態の構成では、このような状況
も回避することができ、モータ(c)の冷却効率を向上
させることができることにもなる。
【0043】更に、従来の空気調和装置にあっては、ケ
ーシング(2)が配置される天井裏空間(S)は外気に通
じていて、例えば夏期にあっては高温多湿であって、こ
の空間(S)内の熱がケーシング(2)内に伝達されると
冷房運転に悪影響を与えることを考慮し、また、ケーシ
ング(2)の外表面における結露の発生の抑制を考慮し
て、ケーシング(2)の外表面には外面断熱材が貼着さ
れていた(図9のj参照)。そして、このように、ケー
シング(2)の外表面の全体に外面断熱材を貼着するよ
うにしているため、この空気調和装置の組立て作業時に
は、この外面断熱材の貼着作業が必要になり、作業時間
の長期化を招いており、また、製造コストの増大にも繋
っていた。これに対し、本実施形態空気調和装置(1)
では、上側分岐通路(12)や断熱空気通路(14)に比較
的温度の高い空気が流通されており、この上側分岐通路
(12)や断熱空気通路(14)を流れている空気が断熱層
としての機能を発揮することになるので、従来のように
ケーシング(2)の外表面の全体に断熱材を貼着するよ
うな構成を採用しなくても、天井裏空間(S)の熱が空
気流通路(9)を流れている空気を温度上昇させるよう
なことが抑制され、空調性能を高く維持することがで
き、また、ケーシング(2)の天板(2a)及び側板(2
b)の内外の温度差が比較的小さくなっているので、こ
のケーシング(2)の外表面における結露の発生を抑制
することもできる。また、このため、ケーシング(2)
の外表面の全体に断熱材を貼着することが不要になるの
で、空気調和装置の組立て作業時における作業時間の短
縮化を図ることができ、また、製造コストを低減するこ
ともできる。
【0044】尚、本実施形態では、各分岐通路(12,1
3)及び断熱空気通路(14)を通過した空気を再び空気
流通路(9)の空調空気に合流させるようにしていた
が、ケーシング(2)に、仮想線で示すような位置に排
気孔(2d,2e)を形成し(この排気孔は(2d,2e)のう
ち片側のみでよい)、この排気孔(2d,2e)に排気通路
(2f,2g)を接続して、断熱空気通路(14)と天井裏空
間(S)とを連通するようにし、各分岐通路(12,13)
及び断熱空気通路(14)を流通した空気を天井裏空間
(S)に排出するようにすれば、温度の高い空気が空気
流通路(9)に導入されることがなくなって本空気調和
装置(1)の冷房能力の向上を図ることができることに
なる。尚、このような位置に排気孔(2d,2e)を形成す
る場合には、該排気孔(2d,2e)の下流側に断熱空気通
路(14)を形成する必要はない。また、一般に天井裏空
間(S)は大気圧であって、ケーシング(2)内のターボ
ファン(3)の下流側は大気圧よりも僅かに高い圧力状
態になっているので、このようにケーシング(2)に排
気孔(2d,2e)を形成したような場合には、円滑に排気
を行うことができ、各分岐路(12,13)及び断熱空気通
路(14)における空気の流量を十分に確保することがで
きることになる。
【0045】また、上記以外に、熱交換器(6)の直下
流側において断熱空気通路(14)内の空気を空気流通路
(9)に戻すようにしてもよい。
【0046】(変形例) 次に、第1実施形態及び第3実施形態の各構成を組合わ
せた変形例について説明する。
【0047】この変形例は、図5に示すように、上述し
た第3実施形態で説明したガイド板(10)の下側に、上
述した第1実施形態で説明した仕切板(15)を配設する
ようにしたものである。そして、この各板(10,15)の
支持構造としてしは、図6に示すように、各板(10,2
0)は部分的に上方(図6にあっては紙面鉛直方向の奥
側)へ折曲げられて、この折曲げ部分が前記ケーシング
(2)の天板(2a)に対してスポット溶接されて夫々が
天板(2a)に支持されている。
【0048】このような構成によれば、ターボファン
(3)の周囲に、上流側分岐通路(16)、第1の下流側
分岐通路(17)、第2の下流側分岐通路(12)を備えさ
せることができ、1台の空気調和装置(1)に、上述し
た各実施形態における効果を兼ね備えさせることがで
き、空気調和装置(1)の商品性を向上することができ
ることになる。
【0049】(第4実施形態) 次に、第4実施形態を図7に基いて説明する。
【0050】本実施形態はターボファン(3)の変形例
である。そして、図7に示すように、本実施形態に係る
空気調和装置(1)の特徴とする構成としては、ターボ
ファン(3)のハブ(3b)の内周側部分である傾斜部(3
e)の延長方向に沿って延びる補助ハブ(3f)が設けら
れていることにある。この補助ハブ(3f)の具体的な構
成としては、その中心部が前記ハブ(3b)におけるモー
タ駆動軸への連結部の外周囲に嵌め込まれて、このモー
タ駆動軸及びハブ(3b)に対して回転一体に取付けられ
ている。そして、この補助ハブ(3f)は、ハブ(3b)の
傾斜部(3e)との間に小間隔を存するように該傾斜部
(3e)と略平行に延びている。また、このハブ(3b)の
傾斜部(3e)には、上述した第1実施形態と同様に開口
(3d)が形成されている。
【0051】そして、本実施形態における空気調和装置
(1)の冷房運転動作におけるモータ冷却用空気の流れ
としては、ターボファン(3)の外周縁部で反転されて
モータ(4)の配設位置近傍を流れてモータ(4)を冷却
した空気(図7の矢印G参照)は、開口(3d)からター
ボファン(3)内部に導入されることになる。そして、
この開口(3d)からターボファン(3)内部に導入され
た空気は、ハブ(3b)の傾斜部(3e)と補助ハブ(3f)
との間を通過した後、補助ハブ(3f)の端縁部からブレ
ード(3c)に向って流れることになる(図7の矢印M参
照)。このため、上述したように、開口(3d)からター
ボファン(3)内に導入された空気がハブ(3b)の内面
から剥離して流れが乱れた状態でブレード(3c)に導入
されるような状況を回避することができ、更には、ター
ボファン(3)の内部において発生した騒音がハブ(3
b)によって反射されて空気吸込口(8a)に向って放射
されるような状況において、この騒音がハブ(3b)の傾
斜部(3e)と補助ハブ(3f)との間の空間で減衰される
ことになり、これら作用によって騒音の発生を抑制する
ことができる。
【0052】また、変形例として、補助ハブ(3f)を吸
音材によって形成するようにすれば、ターボファン
(3)の内部において発生した騒音がハブ(3b)によっ
て反射されて空気吸込口(8a)に向って放射されるよう
なことを防止でき、更に、空気調和装置(1)の運転騒
音の低減を図ることができる。また、本来、吸音材は剛
性面で劣るためターボファン(3)の構成部材には使用
不可能であったが、本実施形態の構成によれば、ターボ
ファン全体の剛性を維持したままで、該ターボファン
(3)の一部を吸音材で形成することができることにな
る。
【0053】(第5実施形態) 次に、第5実施形態を図8に基いて説明する。
【0054】本実施形態はターボファン(3)のハブ(3
b)に形成されている開口(3d)の変形例である。従来
例として図10に示すように、ターボファン(c)のハ
ブ(c1)の同心円上の数箇所に長孔で放射状に延びる開
口(c2)を形成するような構成では、この開口(c2)か
らターボファン(c)内に導入された空気が十分に均一
化されないままブレードに導入されることになるので、
この際にブレードと空気との干渉により乱流騒音が発生
する虞れがあった。本実施形態は、この点に鑑みられた
ものである。そして、図8に示すように、ターボファン
(3)のハブ(3b)の同心円上の数箇所に形成される開
口(3d,3d,…)を、その中心部から外周側に向うに従
ってターボファン(3)の回転方向(図8の矢印N参
照)に向って湾曲する円弧状の開口(C2)で形成するよ
うにしている。
【0055】このような構成によれば、この開口(3d)
からターボファン(3)内に導入された空気が比較的均
一化されてブレード(3c)に導入されることになるの
で、ブレード(3c)と空気との干渉が緩和され、上述し
たような乱流騒音の発生を抑制することができることに
なる。
【0056】また、本実施形態では、天井埋込型の空気
調和装置を例に掲げて説明したが、本発明はこれに限ら
ず、ケーシング内部の構造が同様のものであれば、種々
のタイプの空気調和装置に適用可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば以下に述べるような効果が発揮される。
【0058】本発明によれば、送風機から導出された空
気の一部が反転する際に該空気がケーシングの天板の折
曲部に衝突するような構成ではないので、ケーシング内
部での乱流発生部分が減少でき、空調運転時における騒
音を更に低減することができる。
【0059】また、従来の構成などでは、ターボファン
の出口部分で上方に反転する空気がケーシングの天板の
折曲部に衝突することに伴う乱流の発生のためにモータ
冷却用の空気をモータに向って円滑に流すことができな
くなる虞れもあったが、本発明によれば、このような状
況も回避することができ、モータの冷却効率を向上させ
ることができることにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における天井埋込型空気調和装置
の一部を破断した縦断面図である。
【図2】第2実施形態における図1相当図である。
【図3】第3実施形態における天井埋込型空気調和装置
の縦断面図である。
【図4】図3におけるIV-IV線に沿った断面図である。
【図5】第1実施形態と第3実施形態との構成を組合わ
せた変形例を示す図1相当図である。
【図6】変形例における空気調和装置の下面図である。
【図7】第4実施形態における図1相当図である。
【図8】第5実施形態におけるターボファンの下面図で
ある。
【図9】従来の空気調和装置を示す図3相当図である。
【図10】従来のターボファンを示す図8相当図であ
る。
【符号の説明】
1 空気調和装置 2 ケーシング 2a 折曲部 3 ターボファン(送風機) 3b ハブ(外壁部) 3d 開口 4 モータ 6 熱交換器 9 空気流通路 10 ガイド板 12 上側分岐通路(下流側分岐通路) 13 下側分岐通路(上流側分岐通路) 15 仕切板
フロントページの続き (72)発明者 稲塚 徹 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工 業株式会社 堺製作所 金岡工場内 (72)発明者 松村 雅男 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工 業株式会社 堺製作所 金岡工場内 (56)参考文献 特開 平5−157273(JP,A) 特開 平1−305247(JP,A) 実開 平1−175220(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 13/08 F24F 1/00 306 F24F 1/00 401

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板と該天板の周縁部から下方に延びる
    側板とを備えて下面が開口されたケーシングが設けら
    れ、前記 ケーシング内の中央部には、モータと、該モータに
    よって駆動して下側から吸い込んだ空気を半径方向外側
    に吹き出す送風機が配設され、 前記ケーシング内における送風機の側方には、熱交換器
    が配設される一方、 前記ケーシングの天板には、天板が部分的に下方へ折曲
    された補強用の折曲部が形成され、 前記ケーシング天板の下方で且つ送風機の上方には、
    側端が送風機のモータとの間に所定寸法の間隔を存する
    位置に設定され、且つ熱交換器に向かって水平方向に延
    びている仕切板が配設されていることを特徴とする空気
    調和装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、仕切板 は、送風機から吹出された空気の一部をモータの
    配設空間に向って案内する通路を形成していることを特
    徴とする空気調和装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、仕切板 は、ケーシングの天板に取り付けられていること
    を特徴とする空気調和装置。
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