JP3632115B2 - 空気調和装置の室外機 - Google Patents
空気調和装置の室外機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3632115B2 JP3632115B2 JP2163298A JP2163298A JP3632115B2 JP 3632115 B2 JP3632115 B2 JP 3632115B2 JP 2163298 A JP2163298 A JP 2163298A JP 2163298 A JP2163298 A JP 2163298A JP 3632115 B2 JP3632115 B2 JP 3632115B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- casing
- outdoor unit
- outlet
- blower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和装置の室外機に係る。特に、ケーシング前面に空気吸込口を、ケーシング側面に空気吹出口をそれぞれ備えたものの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば、空気調和装置の室外機として特開昭55−35839号公報に開示されているものが知られている。この公報に開示されている室外機は、図6に示すように、室外機ケーシング(a)の前面に空気吸込口(b)を、左右の側面及び上面に空気吹出口(c,d)をそれぞれ備えている。また、ケーシング(a)内には熱交換器(e)及び斜流ファン等の送風機(f)が収容されている。送風機(f)の駆動により、空気吸込口(b)から吸い込んだ空気を熱交換器(e)において冷媒と熱交換した後、各空気吹出口(c,d)から吹き出すようになっている。
【0003】
この種の室外機は、ケーシング(a)の背面に空気流通用の開口を備えていないことにより、該背面を建物の壁面(w)近傍に位置させることができ、室外機設置位置の自由度の向上が図れるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような室外機では、側面及び上面の空気吹出口(c,d)から吹き出された空気が、ケーシング(a)の前面側に回り込んで空気吸込口(b)からケーシング(a)内に流入してしまう、いわゆるショートサーキットが発生し易いものであった(図6の矢印参照)。つまり、ケーシングの前面に空気吸込口を備え、且つケーシング背面に空気吹出口を備えた一般的な室外機では、空気吹出口から吹き出された空気が180°反転しなければ該空気がケーシング前面側に回り込むことはないためショートサーキットは殆ど生じなかった。しかし、側面や上面に空気吹出口(c,d)を備えたものでは、該空気吹出口(c,d)から吹き出された空気が90°反転することでケーシング前面側に回り込む可能性が生じ、ショートサーキットが発生し易かった。このようなショートサーキットが発生すると、熱交換器での空気と冷媒との間の熱交換量が低下し、空気調和装置の能力低下を招いてしまう。
【0005】
本発明は、この点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ケーシング前面に空気吸込口を、ケーシング側面や上面に空気吹出口をそれぞれ備えた空気調和装置の室外機に対し、吹出し空気のショートサーキットを抑制することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明が講じた第1の解決手段は、ケーシング側面の各空気吹出口では、送風機(例えば斜流ファン)の回転方向によって空気の吹出し方向が僅かに異なっており、この吹出し方向がショートサーキットの発生に大きく影響を与えていることに鑑みてなされたものである。つまり、送風機の回転方向により、一方の吹出口では、斜め上方に空気が吹き出しているのに対し、他方の吹出口では、斜め下方に空気が吹き出している。そして、この斜め下方に吹き出している空気が、特にショートサーキットを生じやすいことを見出し、この点を考慮したものである。このショートサーキットが発生しやすい要因として、斜め下方に吹き出した空気が床面の影響を受けていると考えられる。
【0007】
具体的には、図1及び図2に示すように、ケーシング(2)内に熱交換器(10)及び送風機(11)が収容され、ケーシング前面に空気吸込口(3)が、左右の各ケーシング側面に空気吹出口(5,6)がそれぞれ形成されて、送風機(11)の駆動により、空気吸込口(3)からケーシング(2)内に吸い込んだ空気を熱交換器(10)を通過させた後、各空気吹出口(5,6)から吹き出す空気調和装置の室外機を前提としている。また、上記送風機(11)の回転方向に応じ、各ケーシング側面の空気吹出口(5,6)のうち一方の空気吹出口(6)では斜め上方に空気が吹き出され、他方の空気吹出口(5)では斜め下方に空気が吹き出されるようになっている。そして、空気が斜め下方に吹き出される側の上記空気吹出口(5)の開口下端縁の高さ位置を、他方の空気吹出口(6)の開口下端縁の高さ位置よりも高い位置に設定している。
【0008】
この特定事項により、空気が斜め下方に吹き出される側の空気吹出口(5)では、特に、開口下端部から吹き出された空気がショートサーキットを生じやすかった。本解決手段では、この空気吹出口(5)の開口下端縁の高さ位置を高く設定することで、ショートサーキットを生じやすい気流を生じさせないようにしている。
【0009】
第2の解決手段は、上記第1の解決手段において、送風機(11)の吸込み側に、空気吸込口(3)から吸い込んだ空気を送風機(11)に案内し、且つ送風機(11)の周囲を囲む開口(12a)を有するファンガイド(12)を設ける。また、空気が斜め下方に吹き出される側の空気吹出口(5)の開口下端縁の高さ位置を、ファンガイド(12)の開口(12a)の下端位置よりも高い位置に設定している。
【0010】
この特定事項により、特にショートサーキットを生じやすい空気の流れとして、ファンガイド(12)の開口下端位置よりも低い位置から吹き出される空気が挙げられる。本解決手段では、この気流を生じさせないことでショートサーキットを抑制している。
【0011】
第3の解決手段は、空気が斜め下方に吹き出されていた空気吹出口に対して、気流を斜め上方に指向させる手段を設けるようにしたものである。具体的には、図5に示すように、斜め下方に向かう空気が通過する側の空気吹出口(5)に、この通過する気流を斜め上方に指向させる上向き吹出し用ガイド(20)を設けている。そして、上向き吹出し用ガイド (20) を必要最小限の領域に設けるため、上向き吹出し用ガイド (20) を、斜め下方に向かう空気が通過する側の空気吹出口 (5) の下部のみに設けている。
【0012】
これら特定事項により、空気吹出口(5)の開口面積を小さくすることなしにショートサーキットの発生を抑制することができることになる。
【0013】
第4の解決手段は、上記第1〜3の解決手段において、ケーシングの(2)の上面にも空気吹出口(4)を設けた構成としている。
【0014】
この特定事項により、空気吹出口の開口面積の総和を大きくでき、ケーシング(2)内の空気流通量を十分に確保することができる。
【0015】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明の実施の形態1を図面に基づいて説明する。図1は、本形態に係る空気調和装置の室外機(1)の内部構造を示す正面図である。図2は、本室外機(1)の内部構造を示す側面図である。
【0016】
−室外機の全体構成の説明−
これら図に示すように、本室外機(1)は、ケーシング(2)の前面に空気吸込口(3)を備えている。また、ケーシング(2)の上面及び左右の各側面に空気吹出口(4,5,6)を備えている。つまり、この空気吹出口は上側吹出口(4)、右側吹出口(5)、左側吹出口(6)から成っている。また、空気吸込口(3)及び各空気吹出口(4,5,6)には図示しないグリルが取り付けられている。
【0017】
また、ケーシング(2)内には熱交換器(10)及び送風機としての斜流ファン(11)が収容されている。熱交換器(10)は、空気吸込口(3)に対向して配置され、該空気吸込口(3)から流入した外気と冷媒との間で熱交換を行う。斜流ファン(11)は、熱交換器(10)の2次側(空気流通方向下流側)に配置され、空気吸込口(3)から各空気吹出口(4,5,6)へ向かう気流を発生させる。また、この斜流ファン(11)は、ケーシング(2)の背面に固定されたファンモータ(11a)と、該ファンモータ(11a)の駆動軸に取り付けられた複数の羽根(11b,11b,…)とを備えている。更に、上記熱交換器(10)には、該熱交換器(10)を通過した空気を斜流ファン(11)に導くためのファンガイド(ベルマウスとも呼ばれる)(12)が取り付けられている。このファンガイド(12)は、空気流通方向の上流端が熱交換器(10)の外縁に接続され、下流側に向かうに従って中央側へ傾斜し、斜流ファン(11)の外径寸法に略一致した開口(12a)を有している。
【0018】
尚、図1における(15)は、図示しない室内機との間に形成される冷媒回路に備えられた圧縮機である。つまり、この圧縮機(15)の駆動により冷媒回路を冷媒が循環し、室外機(1)と室内機との間で熱搬送して室内の冷房または暖房を行うようになっている。また、図中(16)は、上側吹出口(4)の開口縁に設けられた吹出ガイドである。
【0019】
−側方吹出口の説明−
本形態の特徴は、左右の各側方吹出口(5,6)の開口形状にある。この開口形状の説明の前に、各空気吹出口(4,5,6)での空気の吹出し方向について説明する。斜流ファン(11)は、図1において時計回り方向に回転する。このため、この斜流ファン(11)から各空気吹出口(4,5,6)に向かう空気の流れは、該斜流ファン(11)の外周の接線方向と平行な旋回速度成分も合わせ持つ。つまり、図1に矢印で示すように、上側吹出口(4)では図1の斜め右上方に空気が吹き出され、また、右側吹出口(5)では図1の斜め右下方に空気が吹き出され、更に、左側吹出口(6)では図1の斜め左上方に空気が吹き出されることになる。
【0020】
本形態の特徴は、各側方吹出口(5,6)の開口下端位置にある。斜め左上方に空気が吹き出される左側吹出口(6)の開口下端位置は、比較的低い位置に設定されている。この位置は、この左側吹出口(6)を通過する空気の通過風速が所定値以下になるように比較的開口面積を大きく設定する位置となっている。この通過風速を低くすることで吹出口(6)での空気通過音(風切り音)の低減を図っている。
【0021】
これに対し、斜め右下方に空気が吹き出される右側吹出口(5)の開口下端位置は、上記左側吹出口(6)の開口下端位置よりも高い位置に設定されている(図1におけるA位置)。具体的には、この開口下端位置がファンガイド(12)の開口(12a)の下端よりも僅かに上側に位置するように設定されている。これは、この右側吹出口(5)から吹き出される斜め右下方に向かう空気が空気吸込口(3)から再びケーシング(2)内に流入するショートサーキットを防止するためである。つまり、この右側吹出口(5)の開口下端位置を、上記左側吹出口(6)の開口下端位置と同様に比較的低い位置に設定した場合、この右側吹出口(5)の開口下部から吹き出された空気(図1に破線で示す矢印参照)が床面などの影響を受けてショートサーキットしてしまうことがある。特に、ファンガイド(12)の開口(12a)の下端よりも下側から吹き出される空気においてはその傾向が顕著であった。これを抑制するために、右側吹出口(5)の開口下端位置を比較的高い位置に設定することで、このショートサーキットしやすい気流の発生を阻止している。
【0022】
−実施形態の効果−
このように、右側吹出口(5)の開口下端位置を比較的高い位置に設定することで、この右側吹出口(5)から吹き出される空気のうちショートサーキットしやすいものを除去し、これによって、空気調和装置の能力の低下を抑制することができる。
【0023】
【発明の実施の形態1の変形例】
(変形例1)
以下、本発明の実施の形態1の変形例1を図面に基づいて説明する。本例に係る室外機(1)は、斜流ファン(11)の回転方向及び圧縮機(15)の設置形態が上述した実施形態1と異なっている。従って、ここでは実施形態1との相違点についてのみ説明する。
【0024】
図3は、本変形例に係る空気調和装置の室外機(1)の内部構造を示す正面図であり、図4は、本室外機(1)の内部構造を示す側面図である。これら図に示すように、本室外機(1)のケーシング(2)内に設置された圧縮機(15)は横型のものである。この圧縮機(15)は斜流ファン(11)の下方に設置されている。このため、本例のケーシング(2)は、上述した実施形態1のものよりも幅寸法(図3の左右方向寸法)が短くできて、設置スペースを小さくできるようになっている。
【0025】
また、本例の室外機(1)の斜流ファン(11)は、図3において反時計回り方向に回転する。このため、この斜流ファン(11)から各空気吹出口(4,5,6)に向かう空気の流れ方向は、図3に矢印で示すように、上側吹出口(4)では図1の斜め左上方に空気が吹き出され、また、右側吹出口(5)では図3の斜め右上方に空気が吹き出され、更に、左側吹出口(6)では図3の斜め左下方に空気が吹き出されることになる。
【0026】
そして、本例では、斜め左下方に空気が吹き出される左側吹出口(6)の開口下端位置が、上記右側吹出口(5)の開口下端位置よりも高い位置に設定されている。具体的には、この開口下端位置がファンガイド(12)の開口(12a)の下端よりも僅かに上側に位置するように設定されている。尚、ファン(11)が時計回りの回転では左右が反対の構造となる。
【0027】
この構成によっても上述した実施形態1の場合と同様に、左側吹出口(6)から吹き出される斜め左下方に向かう空気が空気吸込口(3)から再びケーシング内に流入するショートサーキットが防止できる。従って、本例の構成においても、ショートサーキットを抑制することにより、空気調和装置の能力の低下を抑制することができる。
【0028】
(変形例2)
以下、本発明の実施の形態1の変形例2を図面に基づいて説明する。本例に係る室外機は、斜め下方に空気を吹き出す側方開口(5)の下端部の構成を改良したものである。その他の構成は、上述した実施形態1と同様である。従って、ここでは、側方開口(5)の下端部の構成についてのみ説明する。
【0029】
図5に示すように、本例において斜め下方に空気を吹き出す右側吹出口(5)の開口下端位置は、左側吹出口(6)の開口下端位置に一致している。つまり、この右側吹出口(5)においても、開口下端位置が比較的低い位置に設定され、この右側吹出口(5)を通過する空気の通過風速が所定値以下になるように比較的開口面積を大きく設定している。
【0030】
そして、この右側吹出口(5)の開口下端部分には、吹き出される空気の向きを斜め上方にガイドするための上向き吹出し用ガイドとしての複数のガイド板(20,20,…)が設けられている。このガイド板(20,20,…)を設ける領域は、最上部のガイド板(20)が、ファンガイド(12)の開口(12a)の下端よりも上側に位置するように設定されている。これにより、この右側吹出口(5)の下端部分から吹き出される空気は斜め右上方に向かって流れることになり(図5の矢印参照)、この空気が空気吸込口(3)から再びケーシング内に流入するショートサーキットが防止される。従って、本例によってもショートサーキットを抑制することにより、空気調和装置の能力の低下を抑制することができる。
【0031】
尚、このガイド板(20,20,…)は、右側吹出口(5)の開口下端部分のみならず、該吹出口(5)の全体に亘って設けてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、以下のような効果が発揮される。請求項1記載の発明では、ケーシング(2)の前面に空気吸込口(3)を、ケーシング(2)の側面に空気吹出口(5,6)をそれぞれ備えた空気調和装置の室外機(1)に対し、空気が斜め下方に吹き出される側の空気吹出口(5)の開口下端縁の高さ位置を、他方の空気吹出口(6)の開口下端縁の高さ位置よりも高い位置に設定した。このため、従来では、空気が斜め下方に吹き出される側の空気吹出口(5)では、特に、開口下端部から吹き出された空気がショートサーキットを生じやすかったが、この空気吹出口(5)の開口下端縁の高さ位置を高く設定することで、ショートサーキットを生じやすい気流を生じさせないようにすることができる。その結果、熱交換器(10)での空気と冷媒との間の熱交換量を大きく維持することができ、空気調和装置の能力低下を回避することができる。
【0033】
請求項2記載の発明では、空気が斜め下方に吹き出される側の空気吹出口(5)の開口下端縁の高さ位置を、ファンガイド(12)の開口(12a)の下端位置よりも高い位置に設定した。このため、特にショートサーキットを生じやすい空気の流れとして、ファンガイド(12)の開口下端位置よりも低い位置から吹き出される空気が挙げられるが、本請求項の構成によれば、この気流を生じさせないことでショートサーキットを確実に抑制でき、上記請求項1記載の発明に係る効果を確実に得ることができる。
【0034】
請求項3記載の発明では、空気が斜め下方に吹き出されていた空気吹出口に対して、気流を斜め上方に指向させる手段を設けるようにした。このため、空気吹出口(5)の開口面積を小さくすることなしにショートサーキットの発生を抑制することができることになる。その結果、ショートサーキットの防止とケーシング内の空気流通量の拡大との相乗効果により空気調和装置の能力を高く維持することができる。
【0035】
ここで、上向き吹出し用ガイド(20)を必要最小限の領域に設けることで、室外機(1)の構成の改良を必要最小限に抑えることができ、実用性の向上を図ることができる。
【0036】
請求項4に記載の発明では、ケーシングの(2)の上面にも空気吹出口(4)を設けている。これにより、空気吹出口の開口面積の総和を大きくでき、ケーシング(2)内の空気流通量を十分に確保することができて空気調和装置の能力の増大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る室外機の内部構造を示す正面図である。
【図2】実施形態1に係る室外機の内部構造を示す側面図である。
【図3】実施形態1の変形例1に係る図1相当図である。
【図4】実施形態1の変形例1に係る図2相当図である。
【図5】実施形態1の変形例2に係る図1相当図である。
【図6】従来の室外機の内部構造を示す平面図である。
【符号の説明】
(1) 室外機
(2) ケーシング
(3) 空気吸込口
(5,6) 吹出口
(10) 熱交換器
(11) 斜流ファン(送風機)
(12) ファンガイド
(12a) 開口
(20) ガイド板(上向き吹出し用ガイド)
Claims (4)
- ケーシング(2)内に熱交換器(10)及び送風機(11)が収容され、ケーシング前面に空気吸込口(3)が、左右の各ケーシング側面に空気吹出口(5,6)がそれぞれ形成されて、送風機(11)の駆動により、空気吸込口(3)からケーシング(2)内に吸い込んだ空気を熱交換器(10)を通過させた後、各空気吹出口(5,6)から吹き出す空気調和装置の室外機において、
上記送風機(11)の回転方向に応じ、各ケーシング側面の空気吹出口(5,6)のうち一方の空気吹出口(6)では斜め上方に空気が吹き出され、他方の空気吹出口(5)では斜め下方に空気が吹き出されるようになっており、
空気が斜め下方に吹き出される側の上記空気吹出口(5)の開口下端縁の高さ位置は、他方の空気吹出口(6)の開口下端縁の高さ位置よりも高い位置に設定されていることを特徴とする空気調和装置の室外機。 - 請求項1記載の空気調和装置の室外機において、
送風機(11)の吸込み側には、空気吸込口(3)から吸い込んだ空気を送風機(11)に案内し、且つ送風機(11)の周囲を囲む開口(12a)を有するファンガイド(12)が設けられており、
空気が斜め下方に吹き出される側の空気吹出口(5)の開口下端縁の高さ位置は、上記ファンガイド(12)の開口(12a)の下端位置よりも高い位置に設定されていることを特徴とする空気調和装置の室外機。 - ケーシング(2)内に熱交換器(10)及び送風機(11)が収容され、ケーシング前面に空気吸込口(3)が、左右の各ケーシング側面に空気吹出口(5,6)がそれぞれ形成されて、送風機(11)の駆動により、空気吸込口(3)からケーシング(2)内に吸い込んだ空気を熱交換器(10)を通過させた後、各空気吹出口(5,6)から吹き出す空気調和装置の室外機において、
上記送風機(11)の回転方向に応じ、各ケーシング側面の空気吹出口(5,6)のうち一方の空気吹出口(6)では斜め上方に向かう空気が通過し、他方の空気吹出口(5)では斜め下方に向かう空気が通過するようになっており、
斜め下方に向かう空気が通過する側の上記空気吹出口(5)には、通過する空気の気流を斜め上方に指向させる上向き吹出し用ガイド(20)が設けられ、
上向き吹出し用ガイド (20) は、斜め下方に向かう空気が通過する側の空気吹出口 (5) の下部のみに設けられていることを特徴とする空気調和装置の室外機。 - 請求項1から3のいずれか1に記載の空気調和装置の室外機において、
ケーシング (2) の上面にも空気吹出口 (4) が設けられていることを特徴とする空気調和装置の室外機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2163298A JP3632115B2 (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 空気調和装置の室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2163298A JP3632115B2 (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 空気調和装置の室外機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004298488A Division JP2005049092A (ja) | 2004-10-13 | 2004-10-13 | 空気調和装置の室外機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11218345A JPH11218345A (ja) | 1999-08-10 |
JP3632115B2 true JP3632115B2 (ja) | 2005-03-23 |
Family
ID=12060454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2163298A Expired - Fee Related JP3632115B2 (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 空気調和装置の室外機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3632115B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102546263B1 (ko) * | 2018-03-05 | 2023-06-23 | 서울바이오시스 주식회사 | 공기 제어기 |
WO2020204208A1 (ja) * | 2019-04-05 | 2020-10-08 | ダイキン工業株式会社 | ヒートポンプ装置 |
-
1998
- 1998-02-03 JP JP2163298A patent/JP3632115B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11218345A (ja) | 1999-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006029702A (ja) | 空気調和機 | |
JP2007010259A (ja) | 空気調和機 | |
WO2014199590A1 (ja) | 空気調和機 | |
JP3671495B2 (ja) | 空気調和機 | |
WO2013031046A1 (ja) | 空気調和機 | |
CN210832217U (zh) | 空调机的室内机 | |
JP4760410B2 (ja) | 送風装置 | |
JPH09229409A (ja) | 送風装置及び送風装置を用いた天井埋込型空気調和機 | |
JP3632115B2 (ja) | 空気調和装置の室外機 | |
JP3275474B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2007120789A (ja) | 空気調和機の室内ユニット | |
JPH0558897U (ja) | 空調用ブロア | |
JP3767022B2 (ja) | 壁掛け式空気調和装置 | |
JP3158543B2 (ja) | 空気調和機 | |
WO2021044466A1 (ja) | 室外機 | |
JP3456198B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP3680148B2 (ja) | 空気調和装置の室外機 | |
JP4706305B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2005049092A (ja) | 空気調和装置の室外機 | |
JP5168956B2 (ja) | 消音ボックス付送風機 | |
JP3275824B2 (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
JP2644402B2 (ja) | 一体型空気調和機 | |
CN210241763U (zh) | 空调装置的室内机以及空调装置 | |
JPH08178333A (ja) | 空気調和機 | |
JPH1019289A (ja) | 壁掛け式空気調和装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040526 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040824 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20041013 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041207 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |