JPH09145139A - 吹出口 - Google Patents

吹出口

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JPH09145139A
JPH09145139A JP7301456A JP30145695A JPH09145139A JP H09145139 A JPH09145139 A JP H09145139A JP 7301456 A JP7301456 A JP 7301456A JP 30145695 A JP30145695 A JP 30145695A JP H09145139 A JPH09145139 A JP H09145139A
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智子 鈴木
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孝行 吉田
Satoru Koto
悟 古藤
Hiroaki Ishikawa
博章 石川
Kazuaki Jiyoujima
一揚 城島
Itsutarou Akiyama
逸太郎 秋山
Akihiro Matsushita
章弘 松下
Masataka Kabuki
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    • F24F13/075Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser having parallel rods or lamellae directing the outflow, e.g. the rods or lamellae being individually adjustable

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吹出口からの冷気吹き出しにより、吹出口に
着露する。 【解決手段】 下流に向かい流路が狭くなるように傾斜
し、先端部に突起部を備えた上壁と、下流側に水平な直
線部と該直線部の先端を鋭角とした先端部を備えた下壁
と、前記上壁と下壁との間に設けて、気流を水平方向か
ら下方向へ可変とする上下風向偏向板とを有し、前記上
壁突起部が前記下壁先端部より下流側に位置するように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気調和装置他に
使われる吹き出し空気を制御するための吹出口の構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図23は特公平6−70519号公報に
記載の天井吊り型空調機の断面図であり、従来の吹出口
を示すものである。図23において、1は空調機本体
で、この本体1の内部は仕切板51によって送風室52
と熱交換室53とに区画されている。送風室52内には
吸込口2とシロッコファン(図示せず)を内装したファ
ンケーシング54、前記ファンを駆動するモータを具備
している。熱交換室53内は側板55(反側板は図示せ
ず)に支持させられた熱交換器11とその下部にドレン
パン90を具備している。また本体1前面には風向偏向
装置を具備した吹出口30を構成している。吹出口30
の上部は先端をコ字状に折曲した天板56と、その内面
に貼着された断面材57と、コ字状部壁面に固着された
バイアス部58とで構成されている。吹出口30内のほ
ぼ中央部には、両端が側板55(反対側は図示せず)に
それぞれ回動自在に枢支され、空気の流れ方向に垂直か
つ水平な回動軸を有する板状の水平制御板40が設けら
れている。吹出口30の下部には、下流に向かう程下方
に傾斜する曲面を有する縦断面が円弧状の流体案内板5
9を側板55(反対側は図示せず)に取り付けている。
流体案内板59の上流端には回動軸となる支持軸60を
有し回動自在に支持されたダンパ61を設けている。熱
交換器11下部には、断熱材によりなるドレンパン90
を載置した底板62を設け、ドレンパン90の下流側に
は、下流に向かう程下方に傾斜する曲面を有した流体案
内壁63を有し、この流体案内壁63と流体案内板59
とにより補助吹出口50を形成している。また、ダンパ
61は補助吹出口50を開閉できるように構成され、補
助吹出口50が閉じられるときダンパ61の先端が流体
案内壁63の頂点に当接する。また水平制御板40とダ
ンパ61とは連動しており、水平制御板40が下方に回
動するとダンパ61が開き、また水平制御板40が水平
方向に回動すると、ダンパ61が閉じる。
【0003】以上の構成において、水平吹出時には、水
平制御板40を略水平方向に回動させる。このときダン
パ61は水平制御板40の回動に連動して補助吹出口5
0を閉じ、水平制御板40より上方の噴流は水平方向に
吹き出されるとともに、水平制御板40より下方の噴流
は流体案内板59の曲面よりハク離し水平制御板40よ
り上方の噴流と合流して水平方向に吹き出される。ま
た、下方吹出時には、水平制御板40を下方に回動させ
る。このときダンパ61は水平制御板40の回動に連動
して補助吹出口50を開き、水平制御板40より下方の
噴流は流体案内板59の曲面にコアンダ効果により付着
して下方向に偏向し、水平制御板40より上方の噴流は
水平制御板40より下方の噴流に誘引されて合流し下方
向に偏向して吹き出される。さらに、ダンパ61より下
方の噴流は流体案内板59により下方向に偏向されると
ともに、流体案内壁63の曲面にコアンダ効果により付
着して下方向に偏向し補助吹出口50をでた後に流体案
内板59より上方の噴流を誘引して、広角度で下方に偏
向された吹き出しが得られる。また、このドレンパン9
0は、発泡スチロールで成形され板金部品で押えられ、
本体と固定される。また、冷房運転時に熱収縮が発生す
るため、ドレンパン90が変形する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の吹出口は以上の
ように構成されているので水平吹き出し時は水平制御板
より下方の噴流が流体案内板の曲面から剥離するため、
冷房運転時に流体案内板に着露が起こり、露が室内に滴
下するという課題があった。また、水平制御板がいかな
る位置に設定しても吹出口を塞ぐことができず、さらに
補助吹出口は使用者の視点から見ると常に開口されてお
り、空気調和機が運転していない時の意匠性を妨げてい
る。加えて、ダンパや補助吹出口を備えているので製造
過程で、成形、組立等の行程を増やす原因となってい
た。また、従来のドレンパンは、冷房運転時等の熱交換
により熱収縮が発生し、熱変形を生じる課題があった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解消する
ために、下吹き出し、水平吹き出しの機能を維持したま
ま、上下風向偏向板がいかなる位置に設定された場合に
おいても上下風向偏向板や吹出口に着露しない吹出口を
提供することを目的とする。また、その構成において、
ダンパ付の補助吹出口等を用いず製造上簡単な吹出口を
提供することを目的とする。また、意匠性向上のため本
体装置の運転を停止しているときには上下風向偏向板に
よってほぼ塞がれる構造の吹出口を提供することを目的
とする。また、上記のような吹出口を備えた空気調和装
置を提供することを目的とする。また、ドレン回収装置
が熱変形しない構造とした吹出口を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る吹出口は、下流に向かい流路が狭くなるように傾斜
し、先端部に突起部を備えた上壁と、下流側に水平な直
線部と該直線部の先端を鋭角とした先端部を備えた下壁
と、前記上壁と下壁との間に設けて、気流を水平方向か
ら下方向へ可変とする上下風向偏向板とを有し、前記上
壁突起部が前記下壁先端部より下流側に位置する構成と
したものである。
【0007】また、この発明の第2の発明に係る吹出口
は、第1の発明の吹出口において、下壁の直線部を下流
側に向かって下方に傾斜させ、前記下壁の近傍に板状の
整流板を備えた構成としたものである。
【0008】また、この発明の第3の発明に係る吹出口
は、第1の発明の吹出口おいて、下壁の先端部に突起部
を設けた構成としたものである。
【0009】また、この発明の第4の発明に係る吹出口
は、第1の発明〜第3の発明の吹出口において、上下風
向偏向板により下方に気流を吹き出すとき、上壁に最も
近い前記上下風向偏向板の先端部が前記上壁の突起部よ
り上流側に位置し、下壁に最も近い前記上下風向偏向板
の先端部が前記下壁の先端部より下流側に位置する構成
としたものである。
【0010】また、この発明の第5の発明に係る吹出口
は、第1の発明〜第3の発明の吹出口において、上下風
向偏向板が所定の位置において吹出口をほぼ塞ぐ形状と
したものである。
【0011】また、この発明の第6の発明の吹出口は、
第1の発明〜第5の発明のうちいずれか1つの発明の吹
出口を備えた空気調和装置としたものである。
【0012】また、この発明の第7の発明の吹出口は、
上壁と、下壁と、上壁と下壁間に設けて、気流を水平方
向から下方向へ可変とする上下風向偏向板と、を備え、
上壁の先端部が下壁の先端部より下流側に位置し、上下
風向偏向板により下方向に気流を吹き出すとき、上壁に
最も近い上下風向偏向板の先端部が上壁の先端部より上
流側に位置し、下壁に最も近い上下風向偏向板の先端部
が下壁の先端部より下流側に位置する構成としたもので
ある。
【0013】また、この発明の第8の発明の吹出口は、
第7の発明の吹出口において、上壁が下流に向かい流路
が狭くなるように傾斜し、先端部に突起部を備えた構成
としたものである。
【0014】また、この発明の第9の発明の吹出口は、
第7の発明〜第8の発明において、下壁が下流側に水平
に直線部と該直線部の先端を鋭角とした先端部とを備え
た構成としたものである。
【0015】また、この発明の第10の発明の吹出口
は、第7の発明〜第9の発明のうちいずれか1つの発明
の吹出口を備えた空気調和装置としたものである。
【0016】また、この発明の第11の発明の吹出口
は、第10の発明において、吹出口の左右端前面が2円
弧形状で形成され、その吹出口側は大円弧形状ないしは
直線形状であり、その本体外側は小円弧形状であり、ま
た、それらの接続部をエッジ形状としたものである。
【0017】また、この発明の第12の発明の吹出口
は、上壁と、下壁と、上壁と下壁間に設けて、気流を水
平方向から下方向へ可変とする上下風向偏向板とを備え
た吹出口において、下壁を、部品取付台を兼ねた補強部
材を埋め込み形成した、合成樹脂性のドレン回収装置に
て形成したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.以下、この発明の一実施の形態を
図について説明する。図1は本発明の天吊り型空気調和
装置の本体の斜視図であり、図2にその断面図を示す。
これらは、空気調和装置の室内機であり、圧縮機、膨張
弁、熱交換器、送風機等を搭載した室外機(図示しな
い)と接続して空気調和を行う。図2に示すとおり本体
内には送風機6、熱交換器11、コントロールボックス
10が備えてあり、送風機6が作動すると吸込口2より
取り込まれた室内空気は送風機6内、風路12を通り、
熱交換器11で加熱または冷却され、吹出口3より室内
へ供給される。吸込口2には吸込グリル7とフィルター
8が配してあり、室内の埃等の本体内への流入を防止し
ている。また、熱交換器が冷却された時に熱交換器に発
生する露はドレン水回収板9に回収され、ドレンホース
(図示しない)によって室外へ排出される。また、天吊
り型空気調和装置本体の吹出口詳細構造を図3に示す。
図3の如く、吹出口3は上壁、下壁及び両側壁で形成さ
れ、吹出口3には上下風向偏向板4が回転軸17により
枢支されており、左右風向偏向板5が備えてあり、吹き
出し気流を最適方向に偏向可能である。図2の10のコ
ントロールボックスにおいて、送風機、上下風向偏向板
等の制御、室外機との相互制御、リモコン(図示しな
い)との送受信制御等を、電気的に行っている。
【0019】図4により、吹出口部分を詳細に説明す
る。図4は吹出口の断面図であり、上下風向偏向板4が
停止時の状態を示した図である。本実施の形態ではでは
上下風向偏向板を4a,4bと2枚配してある。吹出口
の上壁は図中13のように湾曲し吹出口先端で図中14
のような突起を設けてある。吹出口の下壁のドレン水回
収板9の前面側は円弧形状16とし、これに直線部25
が続き、下壁の先端を図中15のように、鋭角とする。
上壁、下壁の詳細な形状、位置関係については後述す
る。
【0020】次に上下風向偏向板4の動作について説明
する。上下風向偏向板4は回転軸17を中心に回動し、
回動範囲は運転中は図5の水平吹き出しの位置から図6
の下吹き出しの位置まで、停止中は図4の位置である。
停止中の上下風向偏向板は、上壁突起部14から下側先
端部15を結ぶ直線または円弧状に配し吹き出しをほぼ
塞ぐことができる。これにより空気調和装置の運転停止
時には、吹出口より本体内部が見えず本体がすっきりと
美しく見え、意匠性が格別に向上し、塵や埃の本体内へ
の侵入も低減でき、かつ、室内への露滴対策が不要とな
る。上下風向偏向板4は、上下風向偏向板4に取り付け
られた電動機(図示しない)によって回動する。この場
合、2枚の上下風向偏向板4はそれぞれ別々の電動機に
よって制御しても、連結機構を介して1つの電動機によ
って制御しても良い。運転中は、図5、図6の位置の間
でも使用者の意志によってリモコン操作で上下風向偏向
板4を停止させることが可能である。
【0021】上壁と下壁の形状についてさらに詳しく説
明する。上壁の突起14は、上下風向偏向板4が図5の
位置にあるとき、上下風向偏向板4と突起先端に間隔β
を持たせる。βの最適値は、この部分の通過風速、送風
量、送風機、熱交換器の配置等によって異なるが、吹出
口の開口寸法(図中x)の5〜20%程度が適当であ
る。また、突起14の高さαは、吹出口空気の圧力損失
を押さえるため、必要最小限とすべきであるが、気流を
上下風向偏向板4に沿わせて流すため、下向きのベクト
ルを発生させ、上下風向偏向板4に届くための流速を確
保する必要より、吹出口の開口寸法の5〜10%程度が
適当である。突起14の幅は、上下風向偏向板4の着露
を防止するため上下風向偏向板4と同幅とするのを基準
とするが、着露しない範囲で多少増減してもよい。ま
た、図3の如く吹出口端から3.0〜20mmの間隔を
あけてもよい。間隔を開けることによって、吹出口の壁
際は風速が遅く、室内の空気が巻き込みやすいので、風
速を上げて壁に吹出し気流を沿わせ、着露を防止するの
に効果がある。突起14の位置は図6に示すように、下
方向に送風するとき、上側の上下風向偏向板4の先端1
8aよりも前方、反対側の先端19aよりも後方に配す
る。突起14に至るまでの形状は、図6の如く下流へ向
かい流路が狭くなるようなS字型、円弧型の曲面もしく
は直線により形成される。
【0022】下壁の先端15は、図6の時下壁側の上下
風向偏向板4の先端19bよりも後方(本体側)に配し
てある。また、下壁先端15は上壁の突起14よりも後
方(本体側)にある。突起14と下壁先端15を結んだ
ライン(図4において角度ψ)は鉛直方向に対して10
゜以上である。下壁の形状は、図6中25の直線部を設
ければ、図中16の部分は直線でも曲線でもよい。さら
にドレン水回収板を必要としない場合は、単一面でもよ
い。次に、吹出口周辺の気流について説明する。まず図
7により水平吹き出しについて説明する。吹出口上部気
流は図中13の湾曲部に沿って流れ、図中14の突起に
よって下方に向けられ上下風向偏向板4aの上側に沿っ
て流れる。風路内を13の如く湾曲形状にしてあるので
この部分で渦を形成することなく気流が流れ吹き出し圧
力損失を増大させることがない。また突起14によって
上下風向偏向板4aに向けられ上下風向偏向板4aに沿
って水平方向の流れを形成しているので室内の空気(2
次空気)の風路内への流入を防止している。これにより
2次空気と吹き出し気流の混合によって、通路内に着露
することなく冷房運転ができる。上下風向偏向板4に着
実に気流を当たることによって、上下風向偏向板4を水
平に保つことにより、冷房時の冷気を室内上方に送風
し、冷気が使用者に直接当てることなく室温を下げるこ
とができる。これにより、快適感を大幅に改善できる。
吹出口下部の気流は図中16の曲面、図中25の直線部
に沿って流れ、先端15より室内に直進する(図中矢印
20)。このとき、図8(a)の如く、室内空気と吹き
出し気流は吹出口先端15によって確実に分離される。
もし、この形状が図8(b)の如く曲面であれば、吹き
出し気流が20bの如く渦を形成し、室内空気21bと
混合して冷房時に曲面部または風路内に着露する。以上
の効果を総合すると、この吹出口の上下の形状によって
冷房時の着露を防止し、吸水材等を不要とし、製造コス
トを大幅に低減することが可能となった。
【0023】次に、図9により下吹き出し時の気流につ
いて説明する。図9(a)において、吹出口上方を通過
する気流は、吹出口先端の突起14によって下方向に向
けられ、上下風向偏向板4aの上面に沿って流れる(図
中22a)。この時、突起14と上下風向偏向板4aの
先端部とを図に示すように上下方向に一部ラップさせる
と、上記の作用効果は顕著となる。もし、この突起を備
えていなければ、図9(b)の如く上下風向偏向板4a
の上側を通過する気流は直進する。これにより、下向き
に流れる風量が低下し、特に暖房時は床面に気流が届か
ないという弊害が生じる。また、冷房時は上下風向偏向
板4の上面に室内空気が流入し(図中23b)上下風向
偏向板4の両面で温度差が生じ、着露の原因となる。本
発明は、図中突起14によって上下風向偏向板4の両面
に気流を流すことにより以上の2点を解決した。また、
吹出口上部の突起14と吹出口下部の先端15の位置を
鉛直方向から10゜以上傾けた(図4におけるψ)こと
によって、下方向に、より気流を流すことが可能とな
り、特に暖房時に使用者の足下から、温風を送風するこ
とが可能となった。 また、上壁先端が、下壁先端より
も風下側にあるので、下吹き出し時の圧力損失が少なく
風量が確保でき、かつ低騒音である。さらに、下方に送
風する時、図6に示す如く、上壁の突起14を上側の上
下風向偏向板の先端18aよりも前方に、また、下壁の
先端部を下側の上下風向偏向板先端19bよりも後方に
配してあるため、下向きの流れを容易に作り出すことが
でき、確実に下向きの気流を確保できる。なお、前記と
同様な作用効果は、上壁に突起14を設けず、単に上壁
先端部を上記構成としても得られる。また、後述の発明
の実施の形態2に示したように上下風向偏向板が1枚で
ある場合も上下風向偏向板の上先端部、下先端部が上記
関係にあれば、前記と同様の作用効果を有する。
【0024】なお、前記実施の形態1では、天吊り型空
気調和装置に本願発明の吹出口を適用した例を記載した
が、本願発明の吹出口は、天吊り型空気調和装置への適
用に限定されるものではなく、例えば、壁掛け型、カセ
ット形、床置き形、天井埋込型、ビルトインVAVユニ
ット(ダクト空調吹出型)、等の空気調和装置及び空気
清浄器、除湿器、加湿器、換気扇、レンジフード、冷気
扇、冷凍・冷蔵庫、ショーケース、ガス・石油ファンヒ
ータ、クリーンヒータ等の吹出口として広く適用でき
る。さらに、後述の発明の実施の形態2〜発明の実施の
形態6に記載の吹出口も前記の如く広範に適用されるこ
とはいうまでもない。
【0025】発明の実施の形態2.図10は運転停止時
の吹出口を示す断面図である。図10の如く、上下風向
偏向板4が1枚の場合の実施の形態を以下に示す。発明
の実施の形態1と基本的な配置及び作用、効果は同様で
あるので相違点を述べる。上壁の先端部の突起14の高
さ(図中α)は吹出口の開口寸法(図中x)の10〜4
0%程度が適当である。発明の実施の形態1に記載の上
下風向偏向板4が2枚の場合に比べて1枚の場合は、上
壁と上下風向偏向板4上面との距離が広くなるので突起
14の高さを大きくしている。また、図11の如く、下
吹き出し時は上下風向偏向板4の先端18が突起14の
先端よりも上に位置するように、上下風向偏向板4の角
度と突起14の大きさを設定する必要がある。この構成
により気流を確実に上下風向偏向板4の上面に沿わせる
ことができる。また、上壁の湾曲部13は、s字状に曲
率半径r1,r2とする。湾曲部の大きさはr1>r2
がよい。r1を小とすると流路の急激なしぼり込みによ
り、圧力損失が増大し、風量減少を生じる。また、r2
を小さくし、突起14を立った形状とすることにより気
流に下向きのベクトルを付与する。本実施例ではr1と
r2の比率は4対1である。
【0026】水平吹き出し時の効果については実施例1
と同様である。下吹き出しの場合、もし上壁が図13の
ような形状であった場合、意匠性向上のため運転停止時
に上下風向偏向板4で吹出口を閉じようとした場合(図
中点線)、上下風向偏向板4が大型化し駆動に必要なト
ルクが増大する。また、図13は、先に発明の実施の形
態1で記載の如く、下方向送風する時、上壁先端部が上
下風向偏向板の上先端よりも前方であり、また、下壁先
端部を上下風向偏向板の下先端よりも後方に配している
ので、確かに、下向きの流れを作り易い構成となってい
るが、特に図13のように上下風向偏向板が1枚の場合
は、上下風向偏向板が大型となるので、下吹き出し時に
図13のように吹き出し気流22が上下風向偏向板4か
ら剥離し、下向きの気流の風量が低下し易く、特に暖房
時に床面に気流が到達しにくい。また、冷房時に室内空
気が上下風向偏向板4上面に接触するため、上下風向偏
向板4の両面に温度差が生まれ、着露の原因となる。こ
れらの問題を解決するためには、吹き出し気流が確実に
上下風向偏向板4前面に沿った流れを形成しなくてはな
らず、特に上下風向偏向板4が1枚の場合は、上下風向
偏向板4が大型であるので、上下風向偏向板4の上面を
通過する流量を、増大させる必要がある。流量が少ない
と上下風向偏向板4の途中で流れが剥離する恐れがある
からである。本実施の形態では、図12に示す如く、上
壁形状をs字型にすることにより、上下風向偏向板4と
上壁の距離を大きく取ることによって上下風向偏向板4
の上面通過風量を増大させ、先端の突起14により、下
向きの流れを形成し、上下風向偏向板4に沿った流れを
形成した。これにより、上下風向偏向板4が1枚の場合
においても下向きの風量を確保し、特に暖房時室内床面
に気流を到達させることにより快適性を大幅に向上させ
た。 それに加え、上壁、下壁と上下風向偏向板4の配
位により下吹き時の圧力損失が低減され、風量確保と低
騒音化の効果もある。また、水平吹き出しから下吹き出
しまでのあらゆる角度に上下風向偏向板4が設定されて
も、上下風向偏向板4や風路内に着露しないので、吸水
材等が不要であり製造コストを大幅に低減することが可
能である。これに加えて、運転停止時に吹出口をほぼ塞
ぐために、上壁に実施の形態1よりも若干大きな突起1
4をつけたので上下風向偏向板4を小型にでき、かつ水
平吹き出し、下吹き出しを上壁、下壁の形状により成立
させ、本来の機能を落とすことなく停止時の意匠性につ
いても向上した。
【0027】発明の実施の形態3.本実施の形態では先
の実施の形態1,2よりも、より下向きに気流を送り、
かつ、冷房時に着露しない実施の形態について説明す
る。図14の如く下壁の直線部を風下側に向かって水平
からの角度(図中θ)15゜程度に設定し、図中16の
円弧の接線となるよう配置する。そして、図中24の如
く円弧から5〜10mm程度離れた位置にプラスチック
または板金の薄い板(以下整流板)を設置する。板厚
は、吹き出し風量圧力損失を低減させる意味で変形しな
い最小厚にとどめなければならない。図中の寸方γは設
置する吹出口寸法によって異なるが、本実施の形態では
15mm程度である。長手方向に関しては、吹出口の長
手方向と同一にすることが望ましい。
【0028】図14の如く運転停止時、上下風向偏向板
4は吹出口前面をほぼ塞ぐように設定する。図15の如
く下吹き出し時、上下風向偏向板4は図の位置に回動す
る。このとき、前記実施の形態と比べ直線部が下流方向
に傾いたため、距離δは大きくなりこの部分の圧力損失
が低いので、気流は上下風向偏向板4と傾斜した下壁に
沿って下向きに送られる(図16(a))。このとき、
気流は下流方向に傾いた直線部と平行な向きの整流板に
よって確実に下壁に沿うように導かれる。もし、整流板
を設定しないと図16(b)の如く下壁上で気流が剥離
し直進してしまい、上下風向偏向板4によって下向きに
偏向された気流が水平方向に押し戻される。
【0029】このように下壁の形状25を傾斜させ、整
流板を設置することにより前記実施の形態よりも、より
下向きに気流を送風することが可能である。本実施の形
態では、直線部が水平の場合の送風角度が65゜(実施
の形態1,2)から70゜に向上した。本実施の形態の
吹出口を空気調和装置に適用することにより、室内の高
い位置に取りつけられたときでも足下に送風することが
でき、特に暖房時に、頭寒足熱の快適空間が形成され
る。
【0030】水平吹き出し時は、下壁近傍の気流は図1
7に示すように拡散して流れ、整流板により下壁にも吹
き出し気流が沿って流れるので、冷房時の着露等が起こ
らない。なお、下壁の直線部を水平から15゜程度傾け
たが、角度が大きすぎると水平吹出し時、二次空気が入
り込み易くなり望ましくない。本実施の形態は上下風向
偏向板4が2枚の場合について述べたが上下風向偏向板
4が1枚の場合においても同様の効果が得られる。
【0031】発明の実施の形態4.本実施の形態も、よ
り下向きに気流を向けるための1例を示す。図10の如
く運転停止時に吹出口をほぼ塞ぐようにすると、図12
の下吹き出し時は上下風向偏向板4は回動し、その先端
19は下壁の直線部25よりも上に位置する。気流は図
中矢印のように直線部に沿って直進し、上下風向偏向板
4に沿った下向きの流れを押し戻してしまう。図18の
如く下壁直線部に突起26を設け、下壁近傍の気流を一
度上方へ向け、上下風向偏向板4によって再度下方に流
すことにより、気流は押し戻されることなく、大きく下
向きに偏向されて流れる。突起26の先端は、上下風向
偏向板4の先端19よりも上または同一の高さにすべき
である。本実施の形態では、前記の実施の形態1,2の
水平からの送風角度65゜から70゜に向上した。これ
により、下向きに大きく変更可能となれば、本体が高い
位置に設置されたときにおいても、床面に確実に送風で
き、特に暖房時快適性を向上できる。本実施の形態によ
れば、前記の実施の形態と同じく、停止時の意匠性を損
なわず、冷房時に上下風向偏向板4がいかに設定されて
も着露なく、吸水材等が不要である。
【0032】発明の実施の形態5.吹出口左右端の形状
について説明する。図19に本実施の形態の吹出口の左
端の斜視図を示す。左右風向板5は省略する。上下壁に
突起をもち、上下風向偏向板4は回転軸17により枢支
されている。図19のAーA断面図を図20に示す。左
端の形状は外側41が小円弧、吹き出し口側42が大円
弧で形成され、その接続部はエッジ状にしている。吹出
口側42は直線でも良く外側に風路を拡大する形状でな
くても良い。このとき、上下風向偏向板4、上下壁の突
起の左端は左端壁から0から20mm程度間隔をあけた
方がよい。これは、整流板についても同様である。次に
気流について説明する。便宜上、左右風向偏向板5が風
下側へ壁と反対方向に傾いているとする。気流は左壁に
沿って拡散しながら流れる。吹き出し気流はコアンダ効
果により、壁近傍では壁に沿って流れエッジの部分から
直進し、室内空間へ流れる。そのとき、室内空気も左壁
の外側に沿って流れてくるが、吹き出し気流の流速が早
いので混流することなくエッジ部から前方へ進む。も
し、吹き出し口側の壁42が小円弧で形成されていたな
らば、速度が早いため吹き出し空気は壁から剥離し、室
内空気と混流してしまう。外側の壁41形状は流速の遅
い室内空気が剥離をしない範囲であれば、いかなる大き
さの曲面でもよいが意匠性を考慮し小円弧で形成される
場合が多い。本実施の形態の応用事例として、図21の
如く端の最前に突起43を設けても同様の作用が得られ
る。突起43は一体成形でも、別ピースを接着しても良
い。また、上下風向偏向板4、上下壁の突起43の左端
を左端壁から間隔をあけて配すれば、端部を流れる風量
が増加し吹き出し気流と室内空気の混合がより押さえら
れる。右壁も図20、図21と同じく対称形状とする。
以上のように左右端の吹き出し風量を増加させ、また、
壁の形状により吹き出し気流と室内空気の混流を防止し
たので、冷房除湿時の吹出口端の着露が防止でき、吸水
材等が廃止でき、製造原価が低減できる。
【0033】発明の実施の形態6.図22は、この発明
の実施の形態6の吹出口の断面図である。図22におい
て、46は、発泡スチロール製のドレン回収装置で、吹
出口の下壁を構成している。ドレン回収装置46は、左
右風向偏向板保持具取付板45を一体にインサートして
成形により形成し、この左右風向偏向板保持具取付板4
5に左右風向偏向板保持具44をネジ固定または引掛け
固定している。この実施の形態に係るドレン回収装置の
構造は、ドレン回収装置の長手方向ほぼ全域に補強部材
として作用する左右風向偏向板保持具取付板45を埋め
込み成形したので、冷房運転時に熱収縮が発生していた
ドレン回収装置が、補強部材を埋め込んだことによっ
て、変形することなく、確実に現状の形を保つことがで
きる。
【0034】
【発明の効果】以上のように第1の発明に係わる吹出口
は、水平吹き出し時は、吹出口上部の気流は上壁に沿っ
て流れた気流が上壁先端部の突起部によって上下風向偏
向板に向けられ、水平に向けられた上下風向偏向板に沿
って流れ、吹出口外側の空気の混合はなく、また、吹出
口下部の気流は下壁の直線部に沿って直進し、下壁の先
端の鋭角部にて吹き出し気流と吹出口外側の空気は確実
に分離されるので水平方向の気流が確実に得られるとと
もに、吹出口から冷気を吹き出す時、上下風向偏向板や
吹出口の各部に、室内空気との混合により着露すること
がなく、吸水材等が不要となる。また、下吹き出し時
は、吹き出し気流は上壁の突起部によって下向きに偏向
されて上下風向偏向板に剥離することなく沿って流れ、
下向きの気流が得られるとともに、冷気吹き出し時に上
下風向偏向板への着露が防止できる。さらに、下壁先端
部が上壁突起部よりも風上側に位置するため、下向きに
円滑に流れを形成し、下方気流を確実に得ることができ
る。
【0035】また、第2の発明に係わる吹出口は、下壁
の直線部を下流側に向かって下方に傾斜させ、下壁近傍
に整流板を備えているので、下吹き出し時に整流板によ
って整流された気流が下向きのベクトルをもち、下壁の
傾斜した直線部に沿って流れ、上下風向偏向板によって
下方に偏向した流れを妨げることなく合流するので、第
1の発明の吹出口より、より下向きに気流を送風するこ
とが可能となり、吹出口直下に送風することが可能とな
る。
【0036】また、第3の発明に係わる吹出口は、前記
第2の発明と同様の下向き気流を得る効果を下壁の水平
方向の直線部に設けた突起によって下壁近傍の気流を上
下風向偏向板の制御範囲である上方に一旦向け、次いで
上下風向偏向板によって、上方からの気流の流れを妨げ
ることなく下方に向けて合流させることによっても得ら
れる。この方法によれば、構成部品点数を増やすことな
く、吹出口の直下に送風が可能となる。
【0037】また、第4の発明に係わる吹出口は、前記
の各発明の効果に加えて、上下風向偏向板により下方に
気流を吹き出すとき、上壁に最も近い前記上下風向偏向
板の先端部が前記上壁の突起部より上流側に位置し、下
壁に最も近い前記上下風向偏向板の先端部が前記下壁の
先端部より下流側に位置する構成としているので、下向
きの流れを容易に作り出すことが可能となり、より確実
に下向きの気流が確保できる。
【0038】また、第5の発明に係る吹出口は、前記各
発明の効果に加えて、運転停止時に吹出口をほぼ塞ぐ構
成としたので、停止時に塵や埃の本体内への侵入が防止
でき、また、機能性を損なうことなく意匠性の向上が図
れる。
【0039】また、第6の発明においては、前記第1の
発明〜第5の発明のいずれか1つの発明の吹出口を備え
た空気調和装置としたので、冷房時に吹出口各部の着露
が防止でき、また、暖房時には、下方気流が充分得ら
れ、使用者の足元まで気流が到達するので、頭寒足熱の
快適空間が得られる。
【0040】また、第7の発明に係わる吹出口は、上壁
と、下壁と、前記上壁と下壁間に設けて、気流を水平方
向から下方向へ可変とする上下風向偏向板とを備え、上
壁の先端部が下壁の先端部より下流側に位置し、上下風
向偏向板により下方向に気流を吹き出すとき、上壁に最
も近い上下風向偏向板の先端部が上壁の先端部より上流
側に位置し、下壁に最も近い上下風向偏向板の先端部が
下壁の先端部より下流側に位置する構成としたので、下
向きの流れを容易に作り出すことが可能であり、確実に
下向きの気流が確保できる。かつ、下に送風する時吹き
出し方向の風路抵抗を小さく押さえることができる構成
としたので、下吹き出し時の風量低下と送風音が低減さ
れた。
【0041】また、第8の発明に係わる吹出口は、第7
の発明の構成において、上壁先端部に突起部を備えた構
成としているので、前記第7の発明の効果に加えて、水
平吹き出し時は、吹出口上部の気流は上壁に沿って流れ
た気流が上壁先端部の突起部によって上下風向偏向板に
向けられ、水平に向けられた上下風向偏向板に沿って流
れ、吹出口外側の空気の混合はなく、水平方向の気流が
確実に得られるとともに、吹出口から冷気を吹き出す
時、上下風向偏向板や吹出口の上部に吹出口外側の空気
との混合により着露することがなく、吸水材等が不要と
なる。また、下吹き出し時は、吹き出し気流は上壁の突
起部によって下向きに偏向されて上下風向偏向板に剥離
することなく沿って流れ、下向きの気流が得られるとと
もに、冷気吹き出し時に上下風向偏向板への着露が防止
できる。
【0042】また、第9の発明に係わる吹出口は、第7
の発明〜第8の発明のうちいずれか1つの発明におい
て、下壁に水平な直線部と鋭角にした先端部とを備えた
構成としたので、前記それぞれの発明の効果に加えて、
水平吹き出し時、吹出口下部の気流は下壁の直線部に沿
って直進し、下壁の先端の鋭角部にて吹き出し気流と吹
出口外側の空気は確実に分離されるので、水平方向の気
流が確実に得られるとともに、吹出口から冷気を吹き出
す時、吹出口の下部に吹出口外側の空気との混合により
着露することが防止でき、吸水材等が不要となる。
【0043】また、第10の発明においては、前記第7
の発明〜第9の発明のいずれか1つの発明の吹出口を備
えた空気調和装置としたので、冷房時に吹出口の各部の
着露が防止でき、吸水材等が不要となる。また、下方気
流が充分得られ、特に暖房時には快適環境が得られる。
【0044】また、第11の発明は、前記第10の発明
において、吹出口の左右端前面が2円弧形状で形成さ
れ、その吹出口側は大円弧形状ないしは直線形状であ
り、その本体外側は小円弧形状であり、また、それらの
接続部をエッジ形状とした構成としているので、吹き出
し空気は壁から剥離することがなく、エッジ部から前方
へ進むので、吹出口の左右端部で室内空気と混流するこ
とがなく、従って、冷房時、吹出口の左右端部の着露が
防止でき、吸水材等が廃止できる。
【0045】また、第12の発明においては、吹出口の
下壁を部品取付台を兼ねた補強部材を埋め込み形成し
た、合成樹脂性のドレン回収装置にて形成したので、ド
レンパンの熱変形が防止でき、信頼性が向上するととも
に、補強部材が部品取付台を兼ねているので、例えば、
左右風向偏向板等の取付が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態を示す天吊り型空気
調和装置本体斜視図
【図2】 この発明の一実施の形態を示す天吊り型空気
調和装置本体断面図
【図3】 この発明の一実施の形態を示す天吊り型空気
調和装置の吹出口の詳細構造を示す斜視図
【図4】 この発明の実施の形態1の運転停止時の吹出
口断面図。
【図5】 この発明の実施の形態1の水平吹き出し時の
吹出口断面図。
【図6】 この発明の実施の形態1の下吹き出し時の吹
出口断面図。
【図7】 この発明の実施の形態1の水平吹き出し時気
流概要図。
【図8】 この発明の実施の形態1の吹出口下壁周辺気
流概要図。
【図9】 この発明の実施の形態1の下吹き出し時の気
流概要図。
【図10】 この発明の実施の形態2の運転停止時の吹
出口断面図。
【図11】 この発明の実施の形態2の下吹き出し時の
吹出口断面図。
【図12】 この発明の実施の形態2の下吹き出し時の
気流概要図。
【図13】 この発明の実施の形態2の下吹き出し時の
気流の説明図。
【図14】 この発明の実施の形態3の運転停止時の吹
出口断面図。
【図15】 この発明の実施の形態3の下吹き出し時の
吹出口断面図。
【図16】 この発明の実施の形態3の下吹き出し時の
気流概要図。
【図17】 この発明の実施の形態3の水平吹き出し時
の気流概要図。
【図18】 この発明の実施の形態4の下吹き出し時の
吹出口断面図及び気流概要図。
【図19】 この発明の実施の形態5の吹出口端部の斜
視図。
【図20】 図19のAーA断面図。
【図21】 この発明の実施の形態5の別の吹出口端部
の断面図。
【図22】 この発明の実施の形態6のドレン回収装置
の断面図。
【図23】 従来の天吊り型空気調和機本体の断面図。
【符号の説明】
3 吹出口、4 上下風向偏向板、13 上壁湾曲部、
14 上壁突起部、15下壁先端部、16 下壁曲面
部、18,19 上下風向偏向板先端部、24整流板、
25 下壁直線部、26 下壁突起部、41 左右端外
側、42 左右端吹出口側、45 補強部材、46 ド
レン回収装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 博章 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 城島 一揚 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 秋山 逸太郎 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 松下 章弘 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 株木 正隆 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下流に向かい流路が狭くなるように傾斜
    し、先端部に突起部を備えた上壁と、 下流側に水平な直線部と該直線部の先端を鋭角とした先
    端部を備えた下壁と、 前記上壁と下壁との間に設けて、気流を水平方向から下
    方向へ可変とする上下風向偏向板とを有し、 前記上壁突起部が前記下壁先端部より下流側に位置する
    ことを特徴とする吹出口。
  2. 【請求項2】 下壁の直線部を下流側に向かって下方に
    傾斜させ、前記下壁の近傍に板状の整流板を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の吹出口。
  3. 【請求項3】 下壁の先端部に突起部を設けたことを特
    徴とする請求項1記載の吹出口。
  4. 【請求項4】 上下風向偏向板により下方に気流を吹き
    出すとき、上壁に最も近い前記上下風向偏向板の先端部
    が前記上壁の突起部より上流側に位置し、下壁に最も近
    い前記上下風向偏向板の先端部が前記下壁先端部より下
    流側に位置することを特徴とする請求項1〜請求項3の
    いずれか1項に記載の吹出口。
  5. 【請求項5】 上下風向偏向板が所定の位置において吹
    出口をほぼ塞ぐ形状であることを特徴とする請求項1〜
    請求項3のいずれか1項に記載の吹出口。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記
    載の吹出口を備えたことを特徴とする空気調和装置。
  7. 【請求項7】 上壁と、 下壁と、 前記上壁と下壁間に設けて、気流を水平方向から下方向
    へ可変とする上下風向偏向板とを備え、 前記上壁の先端部が前記下壁の先端部より下流側に位置
    し、前記上下風向偏向板により下方向に気流を吹き出す
    とき、上壁に最も近い前記上下風向偏向板の先端部が前
    記上壁の先端部より上流側に位置し、下壁に最も近い前
    記上下風向偏向板の先端部が前記下壁の先端部より下流
    側に位置することを特徴とする吹出口。
  8. 【請求項8】 上壁が下流に向かい流路が狭くなるよう
    に傾斜し、先端部に突起部を備えたことを特徴とする請
    求項7記載の吹出口。
  9. 【請求項9】 下壁が下流側に水平に直線部と該直線部
    の先端を鋭角とした先端部とを備えたことを特徴とする
    請求項7〜請求項8のいずれか1項に記載の吹出口。
  10. 【請求項10】 請求項7〜請求項9のいずれか1項に
    記載の吹出口を備えたことを特徴とする空気調和装置。
  11. 【請求項11】 吹出口の左右端前面が2円弧形状で形
    成され、その吹出口側は大円弧形状ないしは直線形状で
    あり、その本体外側は小円弧形状であり、また、それら
    の接続部をエッジ形状としたことを特徴とする請求項1
    0記載の空気調和装置。
  12. 【請求項12】 上壁と、 下壁と、 前記上壁と下壁間に設けて、気流を水平方向から下方向
    へ可変とする上下風向偏向板とを備えた吹出口におい
    て、 前記下壁を、部品取付台を兼ねた補強部材を埋め込み形
    成した、合成樹脂性のドレン回収装置にて形成したこと
    を特徴とする空気調和装置。
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