JP3141867B2 - 空気調和ユニット - Google Patents
空気調和ユニットInfo
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- JP3141867B2 JP3141867B2 JP11021139A JP2113999A JP3141867B2 JP 3141867 B2 JP3141867 B2 JP 3141867B2 JP 11021139 A JP11021139 A JP 11021139A JP 2113999 A JP2113999 A JP 2113999A JP 3141867 B2 JP3141867 B2 JP 3141867B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置の室
内機等として利用可能な空気調和ユニットに係り、特
に、空気吹出口に設けられた羽根の運転停止時の位置制
御技術に関する。
内機等として利用可能な空気調和ユニットに係り、特
に、空気吹出口に設けられた羽根の運転停止時の位置制
御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般的に、空気調和ユニット
は、吸込口と吹出口とが形成されたケーシングの内部に
熱交換器及び送風機等を収容して成り、吸込口から吸い
込んだ空気を熱交換器で加熱又は冷却し、吹出口から吹
き出すように構成されている。
は、吸込口と吹出口とが形成されたケーシングの内部に
熱交換器及び送風機等を収容して成り、吸込口から吸い
込んだ空気を熱交換器で加熱又は冷却し、吹出口から吹
き出すように構成されている。
【0003】近年、快適性向上のため、広角度で空気を
吹き出す空気調和ユニットが提案されている。例えば、
特広昭63−15494号公報に開示されているよう
に、ケーシング内に、1つのターボファンを回転軸が垂
直となる姿勢に配置すると共に、熱交換器をターボファ
ンの前面側と側面側を覆うように略コ字状に配設し、直
方体のケーシングの下面から室内空気を吸い込む一方、
ケーシングの前面と両側面とから調和空気を吹き出すよ
うにした天井吊り下げ型の空気調和装置の室内機が提案
されている。
吹き出す空気調和ユニットが提案されている。例えば、
特広昭63−15494号公報に開示されているよう
に、ケーシング内に、1つのターボファンを回転軸が垂
直となる姿勢に配置すると共に、熱交換器をターボファ
ンの前面側と側面側を覆うように略コ字状に配設し、直
方体のケーシングの下面から室内空気を吸い込む一方、
ケーシングの前面と両側面とから調和空気を吹き出すよ
うにした天井吊り下げ型の空気調和装置の室内機が提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前面及び側面
から空気を吹き出す上記室内機では、前面から側面にわ
たるコーナー部からは空気が吹き出せないため、水平方
向の広範囲にわたって空気を空間的に連続して吹き出す
ことはできない。そこで、本発明者は、コーナー部にも
空気吹出口を設け、空気を前方、コーナー部及び側方に
わたって広角度で吹き出す形態を検討した。
から空気を吹き出す上記室内機では、前面から側面にわ
たるコーナー部からは空気が吹き出せないため、水平方
向の広範囲にわたって空気を空間的に連続して吹き出す
ことはできない。そこで、本発明者は、コーナー部にも
空気吹出口を設け、空気を前方、コーナー部及び側方に
わたって広角度で吹き出す形態を検討した。
【0005】ところで、一般的に、空気の吹出口には、
吹き出し空気を案内するための水平羽根を設けることが
多い。そこで、前方の吹出口、コーナー部の吹出口及び
側方の吹出口のそれぞれに、水平羽根を設けることが好
ましい。また、吹き出し空気の吹き出し角度を任意に調
節できるように、手動又は自動で水平羽根を水平軸回り
に回動できるように構成することが好ましいと思われ
る。
吹き出し空気を案内するための水平羽根を設けることが
多い。そこで、前方の吹出口、コーナー部の吹出口及び
側方の吹出口のそれぞれに、水平羽根を設けることが好
ましい。また、吹き出し空気の吹き出し角度を任意に調
節できるように、手動又は自動で水平羽根を水平軸回り
に回動できるように構成することが好ましいと思われ
る。
【0006】しかし、すべての水平羽根を回動自在に構
成することは、ユニットの構造が複雑になり、またコス
トの上昇を招くことにもなる。そこで、空気の吹出量の
多い前方及び側方の吹出口の水平羽根を可動羽根とする
一方、空気の吹出量の少ないコーナー部の吹出口の水平
羽根を固定羽根とすることが、吹出性能向上及びコスト
低減の両観点から好ましいと考えられた。
成することは、ユニットの構造が複雑になり、またコス
トの上昇を招くことにもなる。そこで、空気の吹出量の
多い前方及び側方の吹出口の水平羽根を可動羽根とする
一方、空気の吹出量の少ないコーナー部の吹出口の水平
羽根を固定羽根とすることが、吹出性能向上及びコスト
低減の両観点から好ましいと考えられた。
【0007】ところが、このような構成では、以下の課
題が生じることが明らかとなった。すなわち、上記構成
では、運転停止時に可動羽根の停止位置を制御しなけれ
ば、可動羽根と固定羽根とが不連続な状態となり、見栄
えが悪くなる。つまり、空気の吹出性能の向上を図るた
めに、コーナー吹出口を前方吹出口と連続するように隣
接して形成することとすると、運転停止時の可動羽根と
固定羽根との間の不連続なラインがユーザーの不快感を
招来し、広い意味での快適性を損なう結果となる。
題が生じることが明らかとなった。すなわち、上記構成
では、運転停止時に可動羽根の停止位置を制御しなけれ
ば、可動羽根と固定羽根とが不連続な状態となり、見栄
えが悪くなる。つまり、空気の吹出性能の向上を図るた
めに、コーナー吹出口を前方吹出口と連続するように隣
接して形成することとすると、運転停止時の可動羽根と
固定羽根との間の不連続なラインがユーザーの不快感を
招来し、広い意味での快適性を損なう結果となる。
【0008】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、空気を広角度で吹き
出す空気調和ユニットにおいて、その見栄えを向上させ
る羽根の停止位置制御手段を提供することにある。
であり、その目的とするところは、空気を広角度で吹き
出す空気調和ユニットにおいて、その見栄えを向上させ
る羽根の停止位置制御手段を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、運転停止時に、可動羽根を固定羽根と直
線状に連続する状態にまで回動させ、その状態を保持す
ることとした。
に、本発明は、運転停止時に、可動羽根を固定羽根と直
線状に連続する状態にまで回動させ、その状態を保持す
ることとした。
【0010】具体的には、本発明に係る空気調和ユニッ
トは、吸込口(41)と、前方に開口する前方吹出口(43)
と、該前方吹出口(43)に隣接又は連続するように該前方
吹出口(43)の両側のコーナー部に開口するコーナー吹出
口(42)とが少なくとも形成されたケーシング(10)と、上
記ケーシング(10)内に設けられた熱交換器(30)と、上記
ケーシング(10)内に設けられ、上記吸込口(41)から導入
した空気が上記熱交換器(30)を通過して少なくとも上記
前方吹出口(43)及び両コーナー吹出口(42)から導出され
るような空気流れを生成する送風機(20R,20L)と、上記
前方吹出口(43)に設けられ、該前方吹出口(43)に沿って
両側に延び且つ回動自在に支持された可動羽根(81)と、
上記各コーナー吹出口(42)に設けられ、少なくとも該各
コーナー吹出口(42)に沿って側方に向かって延びる固定
羽根(82)と、運転停止時に、上記可動羽根(81)を上記固
定羽根(82)と直線状に連続する停止位置にまで回動する
と共に、該可動羽根(81)を該停止位置に保持する停止位
置制御手段(86)とを備えていることとしたものである。
トは、吸込口(41)と、前方に開口する前方吹出口(43)
と、該前方吹出口(43)に隣接又は連続するように該前方
吹出口(43)の両側のコーナー部に開口するコーナー吹出
口(42)とが少なくとも形成されたケーシング(10)と、上
記ケーシング(10)内に設けられた熱交換器(30)と、上記
ケーシング(10)内に設けられ、上記吸込口(41)から導入
した空気が上記熱交換器(30)を通過して少なくとも上記
前方吹出口(43)及び両コーナー吹出口(42)から導出され
るような空気流れを生成する送風機(20R,20L)と、上記
前方吹出口(43)に設けられ、該前方吹出口(43)に沿って
両側に延び且つ回動自在に支持された可動羽根(81)と、
上記各コーナー吹出口(42)に設けられ、少なくとも該各
コーナー吹出口(42)に沿って側方に向かって延びる固定
羽根(82)と、運転停止時に、上記可動羽根(81)を上記固
定羽根(82)と直線状に連続する停止位置にまで回動する
と共に、該可動羽根(81)を該停止位置に保持する停止位
置制御手段(86)とを備えていることとしたものである。
【0011】なお、ここで直線状とは、可動羽根(81)と
固定羽根(82)とが厳密に一直線に連続する場合の他、双
方の羽根(81,82)が曲線状に滑らかに連続する状態をも
含む。つまり、実質的に直線状であることを意味する。
固定羽根(82)とが厳密に一直線に連続する場合の他、双
方の羽根(81,82)が曲線状に滑らかに連続する状態をも
含む。つまり、実質的に直線状であることを意味する。
【0012】上記事項により、吸込口(41)から吸い込ま
れた空気は、熱交換器(30)を通過する際に加熱又は冷却
されて調和空気となり、前方吹出口(43)及び両コーナー
吹出口(42)から吹き出される。従って、調和空気は広範
囲に吹き出され、快適性が向上する。そして、運転停止
時には、停止位置制御手段(86)によって、前方吹出口(4
3)に設けられた可動羽根(81)が所定の停止位置にまで回
動され、当該可動羽根(81)はコーナー吹出口(42)に設け
られた固定羽根(82)と面一に連続する。従って、羽根(8
1,82)の不連続部がなくなり、前方吹出口(43)及び両コ
ーナー吹出口(42)の見栄えが向上し、ユーザーの不快感
がなくなる。
れた空気は、熱交換器(30)を通過する際に加熱又は冷却
されて調和空気となり、前方吹出口(43)及び両コーナー
吹出口(42)から吹き出される。従って、調和空気は広範
囲に吹き出され、快適性が向上する。そして、運転停止
時には、停止位置制御手段(86)によって、前方吹出口(4
3)に設けられた可動羽根(81)が所定の停止位置にまで回
動され、当該可動羽根(81)はコーナー吹出口(42)に設け
られた固定羽根(82)と面一に連続する。従って、羽根(8
1,82)の不連続部がなくなり、前方吹出口(43)及び両コ
ーナー吹出口(42)の見栄えが向上し、ユーザーの不快感
がなくなる。
【0013】上記ケーシング(10)には、両側のコーナー
吹出口(42)に隣接又は連続するように両側方に開口する
側方吹出口(44)が形成され、各固定羽根(82)は、各コー
ナー吹出口(42)に沿って前側から後方に向かって屈曲
し、送風機(20R,20L)は、吸込口(41)から導入した空気
が熱交換器(30)を通過して前方吹出口(43)、両コーナー
吹出口(42)及び上記両側方吹出口(44)から導出されるよ
うな空気流れを生成するように構成され、上記各側方吹
出口(44)には、該各側方吹出口(44)に沿って後方に延び
る側方羽根(83)がそれぞれ設けられていてもよい。
吹出口(42)に隣接又は連続するように両側方に開口する
側方吹出口(44)が形成され、各固定羽根(82)は、各コー
ナー吹出口(42)に沿って前側から後方に向かって屈曲
し、送風機(20R,20L)は、吸込口(41)から導入した空気
が熱交換器(30)を通過して前方吹出口(43)、両コーナー
吹出口(42)及び上記両側方吹出口(44)から導出されるよ
うな空気流れを生成するように構成され、上記各側方吹
出口(44)には、該各側方吹出口(44)に沿って後方に延び
る側方羽根(83)がそれぞれ設けられていてもよい。
【0014】上記事項により、調和空気は前方吹出口(4
3)、両コーナー吹出口(42)及び両側方吹出口(44)から吹
き出され、調和空気の吹き出し角度が拡大する。従っ
て、快適性が一層向上する。なお、側方羽根(83)は、コ
ーナー吹出口(42)に設けられた固定羽根(82)と直線状に
連続する固定羽根であってもよく、また、手動又は自動
で回動する可動羽根であってもよい。側方吹出口(44)は
前方吹出口(43)やコーナー吹出口(42)に比べて目立たな
いため、側方羽根(83)が固定羽根(82)と直線状に連続し
ていなくても、ユーザーの不快感を招くおそれは少な
い。
3)、両コーナー吹出口(42)及び両側方吹出口(44)から吹
き出され、調和空気の吹き出し角度が拡大する。従っ
て、快適性が一層向上する。なお、側方羽根(83)は、コ
ーナー吹出口(42)に設けられた固定羽根(82)と直線状に
連続する固定羽根であってもよく、また、手動又は自動
で回動する可動羽根であってもよい。側方吹出口(44)は
前方吹出口(43)やコーナー吹出口(42)に比べて目立たな
いため、側方羽根(83)が固定羽根(82)と直線状に連続し
ていなくても、ユーザーの不快感を招くおそれは少な
い。
【0015】上記各側方羽根(83)は、回動自在に支持さ
れ、停止位置制御手段(86,87)は、運転停止時に、上記
各側方羽根(83)を固定羽根(82)と直線状に連続する停止
位置にまで回動すると共に、該各側方羽根(83)を該停止
位置に保持するように構成されていてもよい。
れ、停止位置制御手段(86,87)は、運転停止時に、上記
各側方羽根(83)を固定羽根(82)と直線状に連続する停止
位置にまで回動すると共に、該各側方羽根(83)を該停止
位置に保持するように構成されていてもよい。
【0016】上記事項により、側方羽根(83)は回動自在
であるため、側方から吹き出される調和空気の吹出方向
が可変となり、快適性が更に向上する。そして、運転停
止時には、側方羽根(83)はコーナー吹出口(42)の固定羽
根(82)と直線状に連続する位置まで回動され、その後、
その位置を保持するので、側方羽根(83)と固定羽根(82)
との不連続性がなくなり、見栄えが更に向上する。従っ
て、ユーザーの快適性を一層向上させることができる。
であるため、側方から吹き出される調和空気の吹出方向
が可変となり、快適性が更に向上する。そして、運転停
止時には、側方羽根(83)はコーナー吹出口(42)の固定羽
根(82)と直線状に連続する位置まで回動され、その後、
その位置を保持するので、側方羽根(83)と固定羽根(82)
との不連続性がなくなり、見栄えが更に向上する。従っ
て、ユーザーの快適性を一層向上させることができる。
【0017】上記吸込口(41)はケーシング(10)の下方に
開口し、前方吹出口(43)、コーナー吹出口(42)及び側方
吹出口(44)は、空気を広角度に吹き出すように水平方向
に連続的に開口し、室内の天井又は天井近傍に設置され
るように構成されていてもよい。
開口し、前方吹出口(43)、コーナー吹出口(42)及び側方
吹出口(44)は、空気を広角度に吹き出すように水平方向
に連続的に開口し、室内の天井又は天井近傍に設置され
るように構成されていてもよい。
【0018】上記事項により、前方及び左右の側方から
空気を広角度で吹き出す空気調和ユニットにおいて、運
転停止時における水平羽根の見栄えの向上が図られ、快
適性が向上することになる。
空気を広角度で吹き出す空気調和ユニットにおいて、運
転停止時における水平羽根の見栄えの向上が図られ、快
適性が向上することになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0020】<第1実施形態>図1に示すように、本実
施形態の空気調和ユニットは、空気調和装置の室内機
(1)であり、ケーシング(10)内に2つのターボファン(20
R,20L)や熱交換器(30)等を収納して構成されている。そ
して、上記室内機(1)は、部屋の天井(71)と側壁(72)と
により形成されるコーナー部分に設置されている。
施形態の空気調和ユニットは、空気調和装置の室内機
(1)であり、ケーシング(10)内に2つのターボファン(20
R,20L)や熱交換器(30)等を収納して構成されている。そ
して、上記室内機(1)は、部屋の天井(71)と側壁(72)と
により形成されるコーナー部分に設置されている。
【0021】上記ケーシング(10)は、扁平な横長の直方
体状に形成された本体(11)と、該本体(11)の底面から下
方へ膨出する膨出部(13)とによって構成されている。
体状に形成された本体(11)と、該本体(11)の底面から下
方へ膨出する膨出部(13)とによって構成されている。
【0022】上記ケーシング(10)の膨出部(13)は、図1
及び図2に示すように、本体(11)の底面において、前部
から背面側に向かって漸次下方に突出するように構成さ
れている。つまり、設置状態において、該膨出部(13)
は、部屋の側壁(72)に向かって徐々に下方へ突出する形
状に構成されている。
及び図2に示すように、本体(11)の底面において、前部
から背面側に向かって漸次下方に突出するように構成さ
れている。つまり、設置状態において、該膨出部(13)
は、部屋の側壁(72)に向かって徐々に下方へ突出する形
状に構成されている。
【0023】具体的に、上記膨出部(13)の前面ないし下
面は、本体(11)に連続する前辺から背面に向かってなだ
らかに下方へ傾斜する傾斜面(14)に形成され、ケーシン
グ(10)が、全体として、背面側よりも前面側の方が薄い
形状に形成されている。一方、上記膨出部(13)の背面
は、部屋の側壁(72)に沿う垂直な立上り面に形成され
て、本体(11)の背面に連続している。また、上記膨出部
(13)の両側面は、本体(11)の下面における側部に連続し
ている。更に、上記膨出部(13)における傾斜面(14)の前
辺は、本体(11)の前端よりやや後方に位置し、また、膨
出部(13)の両側辺は、本体(11)の両側端よりやや内側に
位置している。尚、本体(11)及び膨出部(13)の背面から
成るケーシング(10)の背面は背板(15)によって形成され
ている。
面は、本体(11)に連続する前辺から背面に向かってなだ
らかに下方へ傾斜する傾斜面(14)に形成され、ケーシン
グ(10)が、全体として、背面側よりも前面側の方が薄い
形状に形成されている。一方、上記膨出部(13)の背面
は、部屋の側壁(72)に沿う垂直な立上り面に形成され
て、本体(11)の背面に連続している。また、上記膨出部
(13)の両側面は、本体(11)の下面における側部に連続し
ている。更に、上記膨出部(13)における傾斜面(14)の前
辺は、本体(11)の前端よりやや後方に位置し、また、膨
出部(13)の両側辺は、本体(11)の両側端よりやや内側に
位置している。尚、本体(11)及び膨出部(13)の背面から
成るケーシング(10)の背面は背板(15)によって形成され
ている。
【0024】上記ケーシング(10)には、室内空気を下方
からケーシング(10)内に吸い込む吸込口(41)と、調和空
気を室内に吹き出す吹出口(42,43,44)とが形成されてい
る。該吸込口(41)は、ケーシング(10)の膨出部(13)の傾
斜面(14)に形成されている。
からケーシング(10)内に吸い込む吸込口(41)と、調和空
気を室内に吹き出す吹出口(42,43,44)とが形成されてい
る。該吸込口(41)は、ケーシング(10)の膨出部(13)の傾
斜面(14)に形成されている。
【0025】一方、吹出口は、調和空気を前方に吹き出
す前方吹出口(43)と、調和空気を側方に吹き出す側方吹
出口(44)と、調和空気をコーナー部から左右斜め方向に
吹き出すコーナー吹出口(42)とにより構成され、本室内
機(1)は調和空気を水平方向に広角度で吹き出すように
構成されている。前方吹出口(43)は、ケーシング(10)の
本体(11)の前方において水平方向に延びるように開口
し、コーナー吹出口(42)は、仕切片(84)を介して前方吹
出口(43)に隣接するように、本体(11)の左右のコーナー
部に形成されている。側方吹出口(44)は、仕切片(85)を
介してコーナー吹出口(42)に隣接するように、本体(11)
の左右の両側方に開口している。つまり、前方吹出口(4
3)、コーナー吹出口(42)及び側方吹出口(44)は、仕切片
(84,85)を介して、ケーシング(10)の本体(11)の前面か
ら両側面に亘って連続するように形成されている。
す前方吹出口(43)と、調和空気を側方に吹き出す側方吹
出口(44)と、調和空気をコーナー部から左右斜め方向に
吹き出すコーナー吹出口(42)とにより構成され、本室内
機(1)は調和空気を水平方向に広角度で吹き出すように
構成されている。前方吹出口(43)は、ケーシング(10)の
本体(11)の前方において水平方向に延びるように開口
し、コーナー吹出口(42)は、仕切片(84)を介して前方吹
出口(43)に隣接するように、本体(11)の左右のコーナー
部に形成されている。側方吹出口(44)は、仕切片(85)を
介してコーナー吹出口(42)に隣接するように、本体(11)
の左右の両側方に開口している。つまり、前方吹出口(4
3)、コーナー吹出口(42)及び側方吹出口(44)は、仕切片
(84,85)を介して、ケーシング(10)の本体(11)の前面か
ら両側面に亘って連続するように形成されている。
【0026】前方吹出口(43)には、その両側に延びる前
方水平羽根(81)が設けられている。この前方水平羽根(8
1)は、両端が回動自在に支持された可動羽根として形成
され、前方吹出口(43)から吹き出される空気の流れ方向
を上下方向に変化させる。前方水平羽根(81)の一端に
は、水平羽根の可動手段としてのステッピングモータ(8
6)が設けられており、このステッピングモータ(86)によ
って前方水平羽根(81)の姿勢が制御され、吹出方向が調
節されるようになっている。なお、このステッピングモ
ータ(86)は、後述する前方水平羽根(81)の停止位置制御
を行う停止位置制御手段としても機能するものである。
方水平羽根(81)が設けられている。この前方水平羽根(8
1)は、両端が回動自在に支持された可動羽根として形成
され、前方吹出口(43)から吹き出される空気の流れ方向
を上下方向に変化させる。前方水平羽根(81)の一端に
は、水平羽根の可動手段としてのステッピングモータ(8
6)が設けられており、このステッピングモータ(86)によ
って前方水平羽根(81)の姿勢が制御され、吹出方向が調
節されるようになっている。なお、このステッピングモ
ータ(86)は、後述する前方水平羽根(81)の停止位置制御
を行う停止位置制御手段としても機能するものである。
【0027】一方、各コーナー吹出口(42)には、水平位
置に固定された固定羽根としてのコーナー羽根(82)が設
けられている。このコーナー羽根(82)は、コーナー吹出
口(42)に沿って前側から後方に向かって屈曲して延びる
略円弧状に形成されている。
置に固定された固定羽根としてのコーナー羽根(82)が設
けられている。このコーナー羽根(82)は、コーナー吹出
口(42)に沿って前側から後方に向かって屈曲して延びる
略円弧状に形成されている。
【0028】各側方吹出口(44)には、両端が回動自在に
支持された可動羽根としての側方羽根(83)が設けられて
いる。本実施形態では、側方羽根(83)は手動によって回
動されるように構成されている。
支持された可動羽根としての側方羽根(83)が設けられて
いる。本実施形態では、側方羽根(83)は手動によって回
動されるように構成されている。
【0029】図2に示すように、上記ケーシング(10)の
内部には、吸込口(41)から各吹出口(42,43,44)へと連通
する空気通路(45)が形成されている。そして、空気通路
(45)には、室内空気を下方から吸入して横方向に吐出す
る2つのターボファン(20R,20L)と、室内空気を加熱又
は冷却して調和空気にする熱交換器(30)とが配置されて
いる。また、ファン(20R,20L)の下方には、吸込口(41)
に近接して、エアーフィルタ(37)が配置されている。
内部には、吸込口(41)から各吹出口(42,43,44)へと連通
する空気通路(45)が形成されている。そして、空気通路
(45)には、室内空気を下方から吸入して横方向に吐出す
る2つのターボファン(20R,20L)と、室内空気を加熱又
は冷却して調和空気にする熱交換器(30)とが配置されて
いる。また、ファン(20R,20L)の下方には、吸込口(41)
に近接して、エアーフィルタ(37)が配置されている。
【0030】各ターボファン(20R,20L)には、垂直方向
(上下方向)に延びるファンモータ(25)の駆動軸(26)が連
結されている。また、各ファン(20R,20L)は、ファンモ
ータ(25)がケーシング(10)の本体(11)の天板に取り付け
られることにより、ケーシング(10)に固定されている。
そして、両ファン(20R,20L)は、ファンモータ(25)によ
って回転駆動され、下方から吸引した空気を横方向へ吐
出するように構成されている。また、各ファン(20R,20
L)の下方には、吸込口(41)から空気通路(45)へ流入した
室内空気をファン(20R,20L)へと案内するベルマウス(2
7)が配置されている。
(上下方向)に延びるファンモータ(25)の駆動軸(26)が連
結されている。また、各ファン(20R,20L)は、ファンモ
ータ(25)がケーシング(10)の本体(11)の天板に取り付け
られることにより、ケーシング(10)に固定されている。
そして、両ファン(20R,20L)は、ファンモータ(25)によ
って回転駆動され、下方から吸引した空気を横方向へ吐
出するように構成されている。また、各ファン(20R,20
L)の下方には、吸込口(41)から空気通路(45)へ流入した
室内空気をファン(20R,20L)へと案内するベルマウス(2
7)が配置されている。
【0031】上記熱交換器(30)は、多数のプレート状の
フィンと該各フィンを貫通して延びる伝熱管とから構成
され、いわゆるクロスフィン熱交換器に構成されてい
る。また、図3に示すように、この熱交換器(30)は、上
方視略コ字状に形成され、ケーシング(10)における前方
吹出口(43)、コーナー吹出口(42)及び側方吹出口(44)の
内側に位置して、ケーシング(10)の本体(11)の前面から
コーナー部及び両側面に沿って設けられている。
フィンと該各フィンを貫通して延びる伝熱管とから構成
され、いわゆるクロスフィン熱交換器に構成されてい
る。また、図3に示すように、この熱交換器(30)は、上
方視略コ字状に形成され、ケーシング(10)における前方
吹出口(43)、コーナー吹出口(42)及び側方吹出口(44)の
内側に位置して、ケーシング(10)の本体(11)の前面から
コーナー部及び両側面に沿って設けられている。
【0032】熱交換器(30)の上面側には、熱交換器(30)
と同じく平面視略コ字状に形成された断熱材(35)が配置
されている。また、熱交換器(30)の下面側には、断熱素
材により同じく平面視略コ字状に形成されたドレンパン
(36)が設けられている。断熱材(35)とドレンパン(36)の
素材には、例えば発泡スチロールなどを用いることがで
きる。
と同じく平面視略コ字状に形成された断熱材(35)が配置
されている。また、熱交換器(30)の下面側には、断熱素
材により同じく平面視略コ字状に形成されたドレンパン
(36)が設けられている。断熱材(35)とドレンパン(36)の
素材には、例えば発泡スチロールなどを用いることがで
きる。
【0033】また、膨出部(13)の内部は、オプション品
の収納スペースとして、静圧特性に応じて、高性能エア
フィルタ及び脱臭器の一方又は両方を収納することがで
きるように構成されている。尚、高性能エアフィルタに
は、所謂HEPAフィルタや静電フィルタを用いること
ができ、脱臭器には、光触媒を用いて臭気物質を無臭化
する光脱臭ユニットを用いることができる。更に、膨出
部(13)内の下部には、ケーシング(10)の背板(15)に沿っ
てケーシング(10)の左右方向に延びる配管カバー(64)が
設けられている。そして、この配管カバーと背板(15)と
によって区画された空間には、図示しないが、冷媒配管
やドレン配管が設けられている。
の収納スペースとして、静圧特性に応じて、高性能エア
フィルタ及び脱臭器の一方又は両方を収納することがで
きるように構成されている。尚、高性能エアフィルタに
は、所謂HEPAフィルタや静電フィルタを用いること
ができ、脱臭器には、光触媒を用いて臭気物質を無臭化
する光脱臭ユニットを用いることができる。更に、膨出
部(13)内の下部には、ケーシング(10)の背板(15)に沿っ
てケーシング(10)の左右方向に延びる配管カバー(64)が
設けられている。そして、この配管カバーと背板(15)と
によって区画された空間には、図示しないが、冷媒配管
やドレン配管が設けられている。
【0034】図3及び図4に示すように、上記2つのタ
ーボファン(20R,20L)は、ケーシング(10)の内部におい
て、該ケーシング(10)の幅方向に所定間隔を存して並列
に設けられている。両ファン(20R,20L)は、何れも、ケ
ーシング(10)の上方から見て時計回り方向に回転するよ
うに構成されている。
ーボファン(20R,20L)は、ケーシング(10)の内部におい
て、該ケーシング(10)の幅方向に所定間隔を存して並列
に設けられている。両ファン(20R,20L)は、何れも、ケ
ーシング(10)の上方から見て時計回り方向に回転するよ
うに構成されている。
【0035】上記両ターボファン(20R,20L)の間には、
ケーシング(10)の背板(15)から熱交換器(30)の前方熱交
換部(31)に亘って仕切板(46)が設けられている。つま
り、上記各ファン(20R,20L)は、この熱交換器(30)の前
方熱交換部(31)及び側方熱交換部(32)と、仕切板(46)
と、ケーシング(10)の背板(15)とで囲まれたスペースに
配置されている。そして、仕切板(46)を挟んで、ケーシ
ング(10)の前方から見て右に位置するファン(20R)が上
記前方吹出口(43)側で仕切板(46)に向かう方向に回転す
る第1ファン(20R)に、左に位置するファン(20L)が上記
前方吹出口(43)側で仕切板(46)から遠ざかる方向に回転
する第2ファン(20L)に構成されている。
ケーシング(10)の背板(15)から熱交換器(30)の前方熱交
換部(31)に亘って仕切板(46)が設けられている。つま
り、上記各ファン(20R,20L)は、この熱交換器(30)の前
方熱交換部(31)及び側方熱交換部(32)と、仕切板(46)
と、ケーシング(10)の背板(15)とで囲まれたスペースに
配置されている。そして、仕切板(46)を挟んで、ケーシ
ング(10)の前方から見て右に位置するファン(20R)が上
記前方吹出口(43)側で仕切板(46)に向かう方向に回転す
る第1ファン(20R)に、左に位置するファン(20L)が上記
前方吹出口(43)側で仕切板(46)から遠ざかる方向に回転
する第2ファン(20L)に構成されている。
【0036】また、上記両ターボファン(20R,20L)は、
各ファン(20R,20L)の回転軸のピッチの中央がケーシン
グ(10)の本体(11)の中央より所定長さLだけ第2ファン
(20L)側となるように、所定の位置に取り付けられてい
る。一方、上記仕切板(46)は、ケーシング(10)の本体(1
1)の中心線に沿って設けられている。つまり、各ファン
(20R,20L)の回転軸のピッチの中央を基準とすると、仕
切板(46)は長さLだけ第1ファン(20R)寄りに配置され
ていることとなる。
各ファン(20R,20L)の回転軸のピッチの中央がケーシン
グ(10)の本体(11)の中央より所定長さLだけ第2ファン
(20L)側となるように、所定の位置に取り付けられてい
る。一方、上記仕切板(46)は、ケーシング(10)の本体(1
1)の中心線に沿って設けられている。つまり、各ファン
(20R,20L)の回転軸のピッチの中央を基準とすると、仕
切板(46)は長さLだけ第1ファン(20R)寄りに配置され
ていることとなる。
【0037】上記仕切板(46)の前部は、第1ファン(20
R)側に凸状に湾曲して形成され、この部分が前方舌部(5
5)を構成している。この前方舌部(55)は、その突端が第
1ファン(20R)の外周と近接するように形成されてい
る。
R)側に凸状に湾曲して形成され、この部分が前方舌部(5
5)を構成している。この前方舌部(55)は、その突端が第
1ファン(20R)の外周と近接するように形成されてい
る。
【0038】上記空気通路(45)には、第2ファン(20L)
に対応して、案内板(57)と後方舌部(56)とが設けられて
いる。
に対応して、案内板(57)と後方舌部(56)とが設けられて
いる。
【0039】上記案内板(57)は、第2ファン(20L)と仕
切板(46)との間に設けられ、第2ファン(20L)の外周の
近傍から前方吹出口(43)に向かって延びると共に、前部
が第2ファン(20L)側にやや湾曲して形成されている。
そして、この案内板(57)は、第2ファン(20L)から吐出
された空気をその流線に沿って案内するように構成され
ている。
切板(46)との間に設けられ、第2ファン(20L)の外周の
近傍から前方吹出口(43)に向かって延びると共に、前部
が第2ファン(20L)側にやや湾曲して形成されている。
そして、この案内板(57)は、第2ファン(20L)から吐出
された空気をその流線に沿って案内するように構成され
ている。
【0040】上記後方舌部(56)は、第2ファン(20L)と
第2ファン(20L)側の側方吹出口(44)との間に設け
られ、ケーシング(10)の背板(15)から熱交換器(30)
の側方熱交換部(32)の端部に亘って形成され、その先端
は第2ファン(20L)の外周に近接している。また、後方
舌部(56)の先端における第2ファン(20L)側の角は、ア
ールがつけられて円弧状に形成されている。
第2ファン(20L)側の側方吹出口(44)との間に設け
られ、ケーシング(10)の背板(15)から熱交換器(30)
の側方熱交換部(32)の端部に亘って形成され、その先端
は第2ファン(20L)の外周に近接している。また、後方
舌部(56)の先端における第2ファン(20L)側の角は、ア
ールがつけられて円弧状に形成されている。
【0041】上記両ターボファン(20R,20L)及びベルマ
ウス(27,27)の間には、室内機(1)の内部機器のスイッチ
接点などを収めたスイッチボックス(61)が配置されてい
る。このスイッチボックス(61)は、両ベルマウス(27,2
7)に挟まれる下部ボックス(61a)と、該下部ボックス(61
a)の上面から突出する下部ボックス(61a)よりも小型の
上部ボックス(61b)とによって構成されている。
ウス(27,27)の間には、室内機(1)の内部機器のスイッチ
接点などを収めたスイッチボックス(61)が配置されてい
る。このスイッチボックス(61)は、両ベルマウス(27,2
7)に挟まれる下部ボックス(61a)と、該下部ボックス(61
a)の上面から突出する下部ボックス(61a)よりも小型の
上部ボックス(61b)とによって構成されている。
【0042】また、第1ファン(20R)側の空気通路(45)
には、ケーシング(10)の背板(15)から熱交換器(30)の側
方熱交換部(32)の端部に亘って、上方視L字状の配管カ
バー(63)が設けられている。そして、この配管カバー(6
3)は、熱交換器(30)に接続する冷媒配管を覆うように構
成されている。
には、ケーシング(10)の背板(15)から熱交換器(30)の側
方熱交換部(32)の端部に亘って、上方視L字状の配管カ
バー(63)が設けられている。そして、この配管カバー(6
3)は、熱交換器(30)に接続する冷媒配管を覆うように構
成されている。
【0043】−運転動作− 室内機(1)の空調運転動作について説明すると、ファン
(20R,20L)がファンモータ(25)により駆動されて回転
し、室内空気は吸込口(41)からケーシング(10)内に吸い
込まれる。ケーシング(10)内に吸い込まれた室内空気
は、空気通路(45)を流れてベルマウス(27)を通り、ファ
ン(20R,20L)に流入した後、ファン(20R,20L)の側方へ吐
出される。その際、空気通路(45)内でのファン(20R,20
L)から吐出された空気流の乱れが、ファン(20R,20L)の
配置や前方舌部(55)、後方舌部(56)及び案内板(57)の作
用によって抑制される。
(20R,20L)がファンモータ(25)により駆動されて回転
し、室内空気は吸込口(41)からケーシング(10)内に吸い
込まれる。ケーシング(10)内に吸い込まれた室内空気
は、空気通路(45)を流れてベルマウス(27)を通り、ファ
ン(20R,20L)に流入した後、ファン(20R,20L)の側方へ吐
出される。その際、空気通路(45)内でのファン(20R,20
L)から吐出された空気流の乱れが、ファン(20R,20L)の
配置や前方舌部(55)、後方舌部(56)及び案内板(57)の作
用によって抑制される。
【0044】また、第1ファン(20R)から仕切板(46)の
方に向けて吐出された空気は、前方舌部(55)により案内
されて前方吹出口(43)及びケーシング(10)の背面方向に
向かってスムーズに流れる。このため、前方舌部(55)付
近の空気通路(45)における空気流の乱れが減少する。
方に向けて吐出された空気は、前方舌部(55)により案内
されて前方吹出口(43)及びケーシング(10)の背面方向に
向かってスムーズに流れる。このため、前方舌部(55)付
近の空気通路(45)における空気流の乱れが減少する。
【0045】また、後方舌部(56)の先端が第2ファン(2
0L)の外周と近接しているため、第2ファン(20L)におけ
る側方吹出口(44)側の位置から吐出された空気は、後方
舌部(56)により案内されて該側方吹出口(44)及び第2フ
ァン(20L)の背面側に向かってスムーズに流れる。この
ため、後方舌部(56)付近の空気通路(45)における空気流
の乱れが減少する。
0L)の外周と近接しているため、第2ファン(20L)におけ
る側方吹出口(44)側の位置から吐出された空気は、後方
舌部(56)により案内されて該側方吹出口(44)及び第2フ
ァン(20L)の背面側に向かってスムーズに流れる。この
ため、後方舌部(56)付近の空気通路(45)における空気流
の乱れが減少する。
【0046】また、第2ファン(20L)における仕切板(4
6)側の位置から吐出された空気は、案内板(57)によって
案内されて前方吹出口(43)に向かってスムーズに流れ
る。
6)側の位置から吐出された空気は、案内板(57)によって
案内されて前方吹出口(43)に向かってスムーズに流れ
る。
【0047】この際、両ファン(20R,20L)から吐出され
た室内空気は、熱交換器(30)を通過する。熱交換器(30)
の内部には、図示しないが、冷凍回路の冷媒が流通して
いる。そして、該熱交換器(30)において、冷房運転時に
は、該冷媒が室内空気と熱交換して蒸発し、室内空気を
冷却して低温の調和空気を生成する。また、暖房運転時
には、該冷媒が室内空気と熱交換して凝縮し、室内空気
を加熱して高温の調和空気を生成する。その後、この調
和空気は、前方吹出口(43)、コーナー吹出口(42)及び側
方吹出口(44)を通過し、主として室内機(1)の前方及び
両側方の3方向に向かって室内に吹き出される。
た室内空気は、熱交換器(30)を通過する。熱交換器(30)
の内部には、図示しないが、冷凍回路の冷媒が流通して
いる。そして、該熱交換器(30)において、冷房運転時に
は、該冷媒が室内空気と熱交換して蒸発し、室内空気を
冷却して低温の調和空気を生成する。また、暖房運転時
には、該冷媒が室内空気と熱交換して凝縮し、室内空気
を加熱して高温の調和空気を生成する。その後、この調
和空気は、前方吹出口(43)、コーナー吹出口(42)及び側
方吹出口(44)を通過し、主として室内機(1)の前方及び
両側方の3方向に向かって室内に吹き出される。
【0048】特に、前方吹出口(43)から吹き出される空
気は、回動自在な前方水平羽根(81)に沿って吹き出さ
れ、これにより、所定の角度で吹き出される。なお、前
方水平羽根(81)は空気の吹出角度を連続的に変化させる
ように、スイング動作を行ってもよい。また、運転モー
ドに応じて所定の角度を保持した姿勢で停止し、調和空
気を所定の一定角度で吹き出すように動作してもよい。
気は、回動自在な前方水平羽根(81)に沿って吹き出さ
れ、これにより、所定の角度で吹き出される。なお、前
方水平羽根(81)は空気の吹出角度を連続的に変化させる
ように、スイング動作を行ってもよい。また、運転モー
ドに応じて所定の角度を保持した姿勢で停止し、調和空
気を所定の一定角度で吹き出すように動作してもよい。
【0049】−運転停止時− ユーザーの指令により空気調和装置の運転が停止される
と、ステッピングモータ(86)は、前方水平羽根(81)とコ
ーナー羽根(82)とが面一に連続するように、前方水平羽
根(81)を水平位置にまで回動する。つまり、前方水平羽
根(81)は、コーナー羽根(82)と直線状に連続する停止位
置にまで回動される。そして、前方水平羽根(81)が当該
停止位置にまで回動されると、ステッピングモータ(86)
はOFF状態にされ、前方水平羽根(81)は当該停止位置
を保持する。
と、ステッピングモータ(86)は、前方水平羽根(81)とコ
ーナー羽根(82)とが面一に連続するように、前方水平羽
根(81)を水平位置にまで回動する。つまり、前方水平羽
根(81)は、コーナー羽根(82)と直線状に連続する停止位
置にまで回動される。そして、前方水平羽根(81)が当該
停止位置にまで回動されると、ステッピングモータ(86)
はOFF状態にされ、前方水平羽根(81)は当該停止位置
を保持する。
【0050】−第1実施形態の効果− 本実施形態によれば、前方から両側方にかけて連続する
前方吹出口(43)、コーナー吹出口(42)及び側方吹出口(4
4)から調和空気を吹き出すため、調和空気を水平方向の
広角度にわたって比較的均一に吹き出すことができる。
従って、有効な空調エリアが拡大し、快適性を向上させ
ることができる。そして、運転停止時には、前方水平羽
根(81)を水平位置にまで回動し、前方水平羽根(81)を当
該位置に保持するので、前方水平羽根(81)とコーナー羽
根(82)とを直線状に連続した状態にすることができる。
従って、目立ちやすい前方水平羽根(81)とコーナー羽根
(82)との境界部に不連続なずれが生じないので、運転停
止時の室内機(1)の見栄えが良くなる。そのため、ユー
ザーの不快感を招くことなく、広い意味での快適性が向
上する。
前方吹出口(43)、コーナー吹出口(42)及び側方吹出口(4
4)から調和空気を吹き出すため、調和空気を水平方向の
広角度にわたって比較的均一に吹き出すことができる。
従って、有効な空調エリアが拡大し、快適性を向上させ
ることができる。そして、運転停止時には、前方水平羽
根(81)を水平位置にまで回動し、前方水平羽根(81)を当
該位置に保持するので、前方水平羽根(81)とコーナー羽
根(82)とを直線状に連続した状態にすることができる。
従って、目立ちやすい前方水平羽根(81)とコーナー羽根
(82)との境界部に不連続なずれが生じないので、運転停
止時の室内機(1)の見栄えが良くなる。そのため、ユー
ザーの不快感を招くことなく、広い意味での快適性が向
上する。
【0051】<第2実施形態>図5に示すように、第2
実施形態は、第1実施形態において、各側方羽根(83)を
回動する回動手段として、各側方羽根(83)の一端にステ
ッピングモータ(87)を設けたものである。
実施形態は、第1実施形態において、各側方羽根(83)を
回動する回動手段として、各側方羽根(83)の一端にステ
ッピングモータ(87)を設けたものである。
【0052】ステッピングモータ(87)は、運転中には側
方羽根(83)を回動させ、側方吹出口(44)から吹き出され
る調和空気の吹出角度を調節する。なお、ステッピング
モーダ(87)は、運転モードに応じて、側方羽根(83)がス
イング動作を行うように構成されていてもよいし、側方
羽根(83)を所定の一定角度で保持するように構成されて
いてもよい。
方羽根(83)を回動させ、側方吹出口(44)から吹き出され
る調和空気の吹出角度を調節する。なお、ステッピング
モーダ(87)は、運転モードに応じて、側方羽根(83)がス
イング動作を行うように構成されていてもよいし、側方
羽根(83)を所定の一定角度で保持するように構成されて
いてもよい。
【0053】一方、ステッピングモータ(87)は、運転停
止時には、側方羽根(83)を水平位置にまで回動させ、側
方羽根(83)をコーナー羽根(82)に対し面一に連続させ
る。つまり、ステッピングモータ(87)は、運転停止時に
は、側方羽根(83)をコーナー羽根(82)と直線状に連続す
る停止位置にまで回動し、側方羽根(83)の停止位置を保
持するように機能する。
止時には、側方羽根(83)を水平位置にまで回動させ、側
方羽根(83)をコーナー羽根(82)に対し面一に連続させ
る。つまり、ステッピングモータ(87)は、運転停止時に
は、側方羽根(83)をコーナー羽根(82)と直線状に連続す
る停止位置にまで回動し、側方羽根(83)の停止位置を保
持するように機能する。
【0054】このように、第2実施形態では、前方水平
羽根(81)及び側方羽根(83)は、運転中には運転状態に応
じて自動的に回動する一方、運転停止中には、コーナー
羽根(82)と直線状に連続する位置に保持される。
羽根(81)及び側方羽根(83)は、運転中には運転状態に応
じて自動的に回動する一方、運転停止中には、コーナー
羽根(82)と直線状に連続する位置に保持される。
【0055】−第2実施形態の効果− 第2実施形態によれば、前方水平羽根(81)だけでなく側
方羽根(83)も自動的に回動するので、調和空気の吹き出
し方向がより高度に調節され、快適性が向上する。そし
て、運転停止時には、前方水平羽根(81)だけでなく側方
羽根(83)もコーナー羽根(82)と連続する位置に保持され
るので、前方から両側方にわたって一枚の水平羽根が連
続して延びているように見え、更に見栄えが向上する。
従って、ケーシング(10)の前方から両側方にわたって延
びる幅広い吹出口が形成されているにもかかわらず、運
転停止時のユーザーの不快感を招くことがない。そのた
め、広角吹き出しと見栄えの向上とを両立することが可
能となり、広い意味での快適性を一層高めることができ
る。
方羽根(83)も自動的に回動するので、調和空気の吹き出
し方向がより高度に調節され、快適性が向上する。そし
て、運転停止時には、前方水平羽根(81)だけでなく側方
羽根(83)もコーナー羽根(82)と連続する位置に保持され
るので、前方から両側方にわたって一枚の水平羽根が連
続して延びているように見え、更に見栄えが向上する。
従って、ケーシング(10)の前方から両側方にわたって延
びる幅広い吹出口が形成されているにもかかわらず、運
転停止時のユーザーの不快感を招くことがない。そのた
め、広角吹き出しと見栄えの向上とを両立することが可
能となり、広い意味での快適性を一層高めることができ
る。
【0056】<その他の実施形態>なお、上記実施形態
は、いわゆる天井吊り下げ型の室内機であったが、本発
明に係る空気調和ユニットは、この種のユニットに限定
されるものではなく、壁掛け型の室内機等であってもよ
いことは勿論である。
は、いわゆる天井吊り下げ型の室内機であったが、本発
明に係る空気調和ユニットは、この種のユニットに限定
されるものではなく、壁掛け型の室内機等であってもよ
いことは勿論である。
【0057】また、本発明の適用対象は、3方向に空気
を吹き出すユニットに限定されず、前方吹出口とその両
側に設けられた吹出口とを備え、空気を前方のみに吹き
出すユニットであってもよい。このようなユニットであ
っても、羽根の不連続面をなくして見栄えを向上させる
本発明の効果を奏することができる。つまり、コーナー
吹出口は必ずしも空気を斜め方向に吹き出すように形成
されている必要はなく、コーナー羽根は後方に屈曲して
いる必要はない。
を吹き出すユニットに限定されず、前方吹出口とその両
側に設けられた吹出口とを備え、空気を前方のみに吹き
出すユニットであってもよい。このようなユニットであ
っても、羽根の不連続面をなくして見栄えを向上させる
本発明の効果を奏することができる。つまり、コーナー
吹出口は必ずしも空気を斜め方向に吹き出すように形成
されている必要はなく、コーナー羽根は後方に屈曲して
いる必要はない。
【0058】各吹出口(42,43,44)に設けられた羽根は、
一枚の羽根部材で形成された単段の水平羽根に限定され
るものではなく、上下方向に重なった複数枚の羽根部材
で形成された多段羽根であってもよい。
一枚の羽根部材で形成された単段の水平羽根に限定され
るものではなく、上下方向に重なった複数枚の羽根部材
で形成された多段羽根であってもよい。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、調和空
気を広範囲に吹き出すことができる一方で、運転停止時
には可動羽根を固定羽根と直線状に連続する位置に保持
することができるので、ユニットの見栄えを向上させる
ことができる。従って、空気の吹出範囲の向上と運転停
止時の美観向上とを両立させることができ、ユーザーの
快適性を向上させることが可能となる。
気を広範囲に吹き出すことができる一方で、運転停止時
には可動羽根を固定羽根と直線状に連続する位置に保持
することができるので、ユニットの見栄えを向上させる
ことができる。従って、空気の吹出範囲の向上と運転停
止時の美観向上とを両立させることができ、ユーザーの
快適性を向上させることが可能となる。
【0060】前方吹出口及びコーナー吹出口に加え、側
方吹出口を設けることにより、広角度で空気を吹き出す
ことができ、調和空気の吹出範囲を更に拡大することが
できる。つまり、広角吹き出しと見栄えの向上を同時に
達成することができる。
方吹出口を設けることにより、広角度で空気を吹き出す
ことができ、調和空気の吹出範囲を更に拡大することが
できる。つまり、広角吹き出しと見栄えの向上を同時に
達成することができる。
【0061】側方吹出口に設けられる側方羽根を可動羽
根で構成し、運転停止時には当該側方羽根を固定羽根と
直線状に連続する位置に保持することにより、空気の吹
出性能の向上と見栄えの向上を一層促進することができ
る。
根で構成し、運転停止時には当該側方羽根を固定羽根と
直線状に連続する位置に保持することにより、空気の吹
出性能の向上と見栄えの向上を一層促進することができ
る。
【0062】室内の天井又は天井近傍に設置され、室内
空気を吸込口を通じて下方から吸い込み、前方吹出口、
コーナー吹出口及び側方吹出口を通じて水平方向に広角
度で吹き出すように構成することにより、いわゆる天井
吊り下げ型の空気調和装置の室内機において、上記効果
を得ることができる。
空気を吸込口を通じて下方から吸い込み、前方吹出口、
コーナー吹出口及び側方吹出口を通じて水平方向に広角
度で吹き出すように構成することにより、いわゆる天井
吊り下げ型の空気調和装置の室内機において、上記効果
を得ることができる。
【図1】第1実施形態に係る室内機の斜視図である。
【図2】第1実施形態に係る室内機の側方から見た概略
断面図である。
断面図である。
【図3】第1実施形態に係る室内機の上方から見た概略
断面図である。
断面図である。
【図4】第1実施形態に係る室内機の前方から見た概略
断面図である。
断面図である。
【図5】第2実施形態に係る室内機の図3相当図であ
る。
る。
(10) ケーシング (20R) 第1ファン,ターボファン (20L) 第2ファン,ターボファン (41) 吸込口 (42) コーナー吹出口 (43) 前方吹出口 (44) 側方吹出口 (81) 前方水平羽根 (82) コーナー羽根 (83) 側方羽根 (86),(87) ステッピングモータ(停止位置制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−57856(JP,A) 特開 平2−161246(JP,A) 特公 昭63−15494(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102 F24F 1/00 306
Claims (4)
- 【請求項1】 吸込口(41)と、前方に開口する前方吹出
口(43)と、該前方吹出口(43)に隣接又は連続するように
該前方吹出口(43)の両側のコーナー部に開口するコーナ
ー吹出口(42)とが少なくとも形成されたケーシング(10)
と、 上記ケーシング(10)内に設けられた熱交換器(30)と、 上記ケーシング(10)内に設けられ、上記吸込口(41)から
導入した空気が上記熱交換器(30)を通過して少なくとも
上記前方吹出口(43)及び両コーナー吹出口(42)から導出
されるような空気流れを生成する送風機(20R,20L)と、 上記前方吹出口(43)に設けられ、該前方吹出口(43)に沿
って両側に延び且つ回動自在に支持された可動羽根(81)
と、 上記各コーナー吹出口(42)に設けられ、少なくとも該各
コーナー吹出口(42)に沿って側方に向かって延びる固定
羽根(82)と、 運転停止時に、上記可動羽根(81)を上記固定羽根(82)と
直線状に連続する停止位置にまで回動すると共に、該可
動羽根(81)を該停止位置に保持する停止位置制御手段(8
6)とを備えている空気調和ユニット。 - 【請求項2】 ケーシング(10)には、両側のコーナー吹
出口(42)に隣接又は連続するように両側方に開口する側
方吹出口(44)が形成され、 各固定羽根(82)は、各コーナー吹出口(42)に沿って前側
から後方に向かって屈曲し、 送風機(20R,20L)は、吸込口(41)から導入した空気が熱
交換器(30)を通過して前方吹出口(43)、両コーナー吹出
口(42)及び上記両側方吹出口(44)から導出されるような
空気流れを生成するように構成され、 上記各側方吹出口(44)には、該各側方吹出口(44)に沿っ
て後方に延びる側方羽根(83)がそれぞれ設けられている
請求項1に記載の空気調和ユニット。 - 【請求項3】 各側方羽根(83)は、回動自在に支持さ
れ、 停止位置制御手段(86,87)は、運転停止時に、上記各側
方羽根(83)を固定羽根(82)と直線状に連続する停止位置
にまで回動すると共に、該各側方羽根(83)を該停止位置
に保持するように構成されている請求項2に記載の空気
調和ユニット。 - 【請求項4】 吸込口(41)はケーシング(10)の下方に開
口し、 前方吹出口(43)、コーナー吹出口(42)及び側方吹出口(4
4)は、空気を広角度に吹き出すように水平方向に連続的
に開口し、 室内の天井又は天井近傍に設置されるように構成されて
いる請求項2又は3のいずれか一つに記載の空気調和ユ
ニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11021139A JP3141867B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 空気調和ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11021139A JP3141867B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 空気調和ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000220878A JP2000220878A (ja) | 2000-08-08 |
JP3141867B2 true JP3141867B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=12046577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11021139A Expired - Fee Related JP3141867B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 空気調和ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3141867B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2003280658A1 (en) | 2002-10-31 | 2004-05-25 | Daikin Industries, Ltd. | Indoor apparatus for air conditioner |
CN106152283B (zh) * | 2016-08-15 | 2021-10-26 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调室内挂机和具有其的空调器 |
EP3657081A4 (en) * | 2017-09-12 | 2020-08-05 | GD Midea Air-Conditioning Equipment Co., Ltd. | AIR CONDITIONER |
CN207422394U (zh) | 2017-09-12 | 2018-05-29 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP11021139A patent/JP3141867B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000220878A (ja) | 2000-08-08 |
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Legal Events
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