JP3232353B2 - 中継線装置 - Google Patents

中継線装置

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佳和 小林
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エヌイーシーインフロンティア株式会社
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、LP式監視信号方式による交換機間の信号方
式を適用した中継線装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の中継線装置は、第3図に示すように、
発信駆動信号,ダイヤルパルスおよび応答信号の三種類
の信号を受信し、所定の信号形式に変換して二線の伝送
路を介し相手の中継線装置に転送している。
第3図は従来の一例を示す機能ブロック図である。
第3図の中継線装置は、電子情報通信ハンドブック
(電子情報通信学会編,1988年版,PP2046〜2047)に記載
のLP式監視信号方式を用いている。
第3図によれば、中継線装置はハイブリッド回路1,中
継線輪2,直流置阻止コンデンサ3、および極性反転回路
4を直列に接続して交換機からの4線の通話路を2線の
伝送路A,Bに接続している。また、この中継線装置は更
にダイヤルパルス送出回路5,接続確認回路6、および発
信切替回路7を有している。
ダイヤルパルス送出回路5は、オン・オフ信号による
ダイヤルパルスを受信してループ回路を断続する。接続
確認回路6は、伝送路A,Bに対しダイヤルパルス送出回
路5のループ回路を形成するとともに、このループ回路
の電流を検出して発信して相手装置を駆動したことの確
認をする。発信切替回路7は、通常の空き状態で着信回
路としての電流供給電源、すなわち−48Vおよび地気E
の直流電源、を極性反転回路4を介して伝送路A,Bに接
続し、発信駆動信号を受信して電流供給電源を接続確認
回路6に接続する。
直流阻止コンデンサ3は、極性反転回路4と発信切替
回路7を介して接続される回路の直流を中継線輪2から
遮断する。極性反転回路4は、応答信号の受信時、すな
わち通話中、伝送路A,Bを内部の直流回路に反転接続す
る。
別に、前述の電子情報通信ハンドブックに記載のSB式
監視信号方式を用いる中継線装置がある。SR式監視信号
方式は、SS線にオン・オフ信号による監視信号およびダ
イヤルパルスを送出する。
第2図にSS線送出信号の一例について示し、これを説
明する。発信時のSS線送出信号は、発呼により回線捕捉
するときオフ状態からオン状態に変化する。次いでダイ
ヤルパルスを直流断続のオン・オフと同様に、SS線送出
信号をオン・オフで制御する。終話による回線切断状態
がオン状態をオフ状態に復旧させる。着信時のSS線送出
信号は回線着呼でウィンクディレイパルスと呼ぶオン・
オフ状態を、また応答時にオン状態、回線切断時にオフ
状態に変化する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のように従来の中継線装置は監視信号のLP方式お
よびSR方式それぞれ別々に構成されるので、特にボタン
電話装置のように小規模の交換装置では交換機相互間の
中継回線が少なく単機能の中継線装置が装備されるに拘
らず、中央制御処理を実行するプロセッサには多種の信
号方式に対応するプログラムおよび回路が必要であると
いう問題点があった。
本発明の目的は、二つの信号方式を一つの信号方式で
プロセッサから制御するように成すことにより、上記問
題点を解決した中継線装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の中継線装置は、発信時に交換制御部から信号
路を介して送られて来るオン・オフ信号のダイヤルパル
スを受信してLP式監視信号方式の伝送路の二線のループ
回路を断続するダイヤルパルス送出回路と、通常は電流
供給電源を前記伝送路に接続し発信時に前記交換制御部
から前記信号路を介して発信駆動信号を受信して前記電
流供給電源に発信確認回路と前記ダイヤルパルス送出回
路とを介して前記伝送路に接続する発信切替回路と、着
信時に前記交換制御部から前記信号路を介して応答信号
を受信して前記伝送路への前記電流供給電源の極性を反
転する極性反転回路とを有する中継線装置において、 発信時に前記ダイヤルパルスがオン・オフ信号で転送
されてくるSS線送出信号及び前記発信駆動信号を前記交
換制御部から前記信号路を介して受信し前記発信駆動信
号により前記ダイヤルパルスがオン・オフ信号で転送さ
れてくるSS線送出信号を前記ダイヤルパルス送出回路へ
出力するダイヤルパルスゲート回路と、着信時に回線着
呼及び前記応答信号を示すSS線送出信号及び前記発信駆
動信号を前記交換制御部から前記信号路を介して受信し
前記発信駆動信号により前記回線着呼及び前記応答信号
を示すSS線送出信号を前記極性反転回路へ出力する極性
反転ゲート回路とを有している。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す機能ブロック図、第
2図は第1図の主要部分の信号状態の一例を示すタイム
チャートである。
第1図において、前述の第3図と同一の構成要素には
同一の番号符号を付与してその説明を省略する。第1図
による中継線装置はハイブリッド回路1,中継線輪2,直流
阻止コンデンサ3,極性反転回路4,ダイヤルパルス送出回
路5,接続確認回路6,および発信切替回路7の第3図と同
一の構成要素に加え、ゲート回路8,9およびインバータ1
0を有するLP式監視信号方式で伝送路に接続されてい
る。しかし、中継線装置への交換制御部(図示省略)か
らの信号路は発信駆動信号および、SR式監視信号方式の
SS線送出信号である。
ゲート回路8はSS線送出信号を入力し、インバータ10
の無出力時に通過状態にしてダイヤルパルス送出回路5
へ出力するダイヤルパルスゲート回路である。
ゲート回路9はSS線送出信号を入力し、発信駆動信号
が無信号のとき通過状態になり、極性反転回路4へ出力
する極性反転ゲート回路である。
インバータ10は発信駆動信号を入力とするので、ゲー
ト回路8は発信駆動信号のあるときだけダイヤルパルス
を通過させる。
次に、第2図を参照して送出信号関係について説明す
る。まず、第2図(A)は発信時を示す。SR式監視信号
方式ではSS線送出信号が、回線発呼から回線切断までオ
フ信号(ディジタル信号による符号“0")をオン信号
(符号“1")にする。ダイヤルパルスはオン信号の間に
オン・オフ信号で送信される。発信駆動信号も発信切替
回路7に対して回線発呼から回線切断までオフ信号をオ
ン信号にする。発信駆動信号を受信したとき、発信切替
回路7が伝送路A,Bを介して接続先中継線装置の電流供
給電源に発信確認回路6を介したダイヤルパルス送出回
路5を接続するので、SS線送出信号のオン信号によりダ
イヤルパルス送出回路5で形成されたループ回路が閉回
路を形成して発信確認回路6で通電を検出し回線捕捉を
確認する。交換制御部の制御により発信確認回路6の回
線捕捉情報がダイヤルパルスのオン・オフ信号のSS線送
出信号をダイヤルパルス送出回路5に送出するので、ダ
イヤルパルス送出回路5は、ループ回路をSS線送出信号
のオン・オフ信号に合わせて断続する。
第2図(B)は着信時について示す。SS線送出信号は
回線着呼時にウィンクディレイパルスと呼ぶオン信号の
パルスを、次いで応答から回線切断までの間のオン信号
を発生する。着信時にはゲート回路9が通過状態であ
り、SS線送出信号は極性反転回路4に直接接続して駆動
信号になる。LP式監視信号方式では応答信号が応答から
切断まで継続するので、SS線送出信号がそのまま使用で
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、LP式監視信号方式の伝
送路に接続する中継線装置に、発信時にダイヤルパルス
がオン・オフ信号で転送されてくるSS線送出信号及び発
信駆動信号を交換制御部から信号路を介して受信し発信
駆動信号の反転回路による無出力時に通過状態としてSS
線送出信号をダイヤパルス送出回路へ出力するダイヤル
パルスゲート回路と、着信時に回線着呼及応答信号を示
すSS線送出信号及び発信駆動信号を交換制御部から信号
路を介して受信し発信駆動信号の無信号時に通過状態と
なって受信したSS線送出信号を極性反転回路へ出力する
極性反転ゲート回路とを追加することにより、発信時に
はダイヤルパルスのSS線送出信号と発信駆動信号とを、
着信時には回線着呼及び応答信号を示すSS線送出信号と
発信駆動信号とをそれぞれ交換制御部から信号路を介し
て受信して、LP式監視信号方式とSR式監視信号方式の制
御を可能にするので、交換制御部のプロセッサおよびそ
の周辺の回路からLP式監視信号方式による一部を削除し
簡素化・共通化することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の中継線装置の一実施例を示す機能ブロ
ック図、第2図(A),(B)は第1図の主要箇所にお
ける信号状態の一例を示すタイムチャート、第3図は従
来の一例を示す機能ブロック図である。 4……極性反転回路、5……ダイヤルパルス送出回路、
7……発信切替回路、8,9……ゲート回路、10……イン
バータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発信時に交換制御部から信号路を介して送
    られて来るオン・オフ信号のダイヤルパルスを受信して
    LP式監視信号方式の伝送路の二線のループ回路を断続す
    るダイヤルパルス送出回路と、通常は電流供給電源を前
    記伝送路に接続し発信時に前記交換制御部から前記信号
    路を介して発信駆動信号を受信して前記電流供給電源に
    発信確認回路と前記ダイヤルパルス送出回路とを介して
    前記伝送路に接続する発信切替回路と、着信時に前記交
    換制御部から前記信号路を介して応答信号を受信して前
    記伝送路への前記電流供給電源の極性を反転する極性反
    転回路とを有する中継線装置において、 発信時に前記ダイヤルパルスがオン・オフ信号で転送さ
    れてくるSS線送出信号及び前記発信駆動信号を前記交換
    制御部から前記信号路を介して受信し前記発信駆動信号
    により前記ダイヤルパルスがオン・オフ信号で転送され
    てくるSS線送出信号を前記ダイヤルパルス送出回路へ出
    力するダイヤルパルスゲート回路と、着信時に回線着呼
    及び前記応答信号を示すSS線送出信号及び前記発信駆動
    信号を前記交換制御部から前記信号路を介して受信し前
    記発信駆動信号により前記回線着呼及び前記応答信号を
    示すSS線送出信号を前記極性反転回路へ出力する極性反
    転ゲート回路とを有することを特徴とする中継線装置。
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