JP3203709B2 - フローティングゲートを有する半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

フローティングゲートを有する半導体装置及びその製造方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はフローティングゲートを有する半
導体装置及びその製造方法に係わり、特に、EPROM
のようなフローティングゲートを有する不揮発性半導体
メモリ装置の書き込みおよび消去特性の向上を図ったゲ
ート電極の構造と、そのような構造を有する半導体装置
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】EPROM、E2 PROMなどの不揮発
性メモリ装置では、MOSトランジスタで構成される各
メモリセルは、一般には、フローティングゲートを有す
る構造になっている。すなわち図7に示すように、MO
Sトランジスタから成るメモリセル2では、半導体基板
4の表面に、ゲート絶縁膜6、フローティングゲート
8、中間絶縁膜10およびコントロールゲート12が、
この順で積層してある。フローティングゲートおよび
コントロールゲート12の両側下方に位置する半導体基
板4の表面には、ソース領域14およびドレイン領域1
6が形成してある。
【0003】メモリセル2に対してデータの書き込みを
行うには、ソース領域14およびドレイン領域16間に
高電圧を印加した状態で、チャネル領域18に電流を流
し、ホットエレクトロン効果を利用してフローティング
ゲート8へ電荷を注入すれば良い。また、コントロール
ゲート12と半導体基板4との間に高電圧を印加し、ト
ンネル効果によりフローティングゲートに電荷を注入
し、データの書き込みを行う方法も知られている。この
ようなメモリセル2において、データの消去を行うに
は、コントロールゲート12と半導体基板4との間に、
データの書き込み時と逆の高電圧を印加し、フローティ
ングゲート8に蓄積された電荷を、基板4側に引き抜く
ことにより行う。
【0004】ところで、上述したメモリセル2における
ゲート電極の構造は、図8に示すように、キャパシタ
A,Bを直列に接続した等価回路で表現することができ
る。すなわち、キャパシタAは、図7に示す半導体基板
4とゲート絶縁膜6とフローティングゲートとで構成
され、キャパシタBは、フローティングゲート8と、中
間絶縁膜10とコントロールゲート12とで構成され
る。そして、図8に示す端子a,b,cの電位は、それ
ぞれ半導体基板4、フローティングゲート8およびコン
トロールゲート12の電位に相当する。
【0005】ここで、端子a,cに電圧Va,cを印加
た際に、端子a,bに印加される電圧Va,bが大きいほ
ど、データの書き込みおよび消去の効率が向上する。V
a,cを一定にしてVa,bを大きくするには、キャパシタB
の容量CBをキャパシタAの容量CAよりも相対的に大き
くする必要がある。Va,bは、次の式で求められるから
である。 Va,b=Va,c×CB/(CB+CA)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電圧Va,bを相対的に
大きくする手段として、図7に示す中間絶縁膜10の膜
厚を薄くすることが考えられる。ところが、このような
手段では、フローティングゲート8からコントロールゲ
ート12へのリーク電流が発生し易くなり、データ劣化
が問題となる。したがって、中間絶縁膜6を余りに薄く
することもできない。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、EPROMのようなフローティングゲートを有する
不揮発性半導体メモリ装置の書き込みおよび消去特性の
向上を図ったゲート電極の構造と、そのような構造を有
する半導体装置の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体装置においては、フローティングゲ
トは、導電性薄膜と、当該導電性薄膜の表面上に、当
該導電性薄膜の形成とは異なる条件下であって、表面に
多数の半球状の微細凹凸が形成される条件下での化学気
相成長法により形成されたポリシリコン層とから構成さ
れ、上記ポリシリコンはグレインサイズが0.03〜
0.1μmであり、上記ポリシリコン層は当該ポリシリ
コン層の表面に形成してある微細凹凸により島状に分離
してあり、上記グレインサイズに応じた半球状の微細な
凹凸が形成してあるフローティングゲートの表面に、当
該凹凸に沿って中間絶縁膜およびコントロールゲートが
積層してあることを特徴とする。また、上記目的を達成
するために、本発明の半導体装置の製造方法は、基板上
にゲート絶縁膜を形成する工程と、上記ゲート絶縁膜上
に導電性薄膜を形成する工程と、上記導電性薄膜の表面
上に、上記導電性薄膜を形成する条件とは異なる条件下
で、グレインサイズが0.03〜0.1μmであり、当
該グレインサイズに応じた半球状の微細な凹凸を表面に
有するポリシリコン層を形成する工程と、上記凹凸に沿
って中間絶縁膜を形成する工程と、上記中間絶縁膜上に
導電層を形成する工程とを有し、上記ポリシリコン層
は、当該ポリシリコン層の表面に形成してある微細な凹
凸により、島状に分離してあることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の半導体装置では、フローティングゲー
トとなるシリコン層の少なくとも一部を、表面に微細な
凹凸が多数形成される条件、すなわち非晶質状態から多
結晶状態への遷移状態となる条件で化学気相成長法(C
VD法)により形成するので、フローティングゲートに
おけるコントロールゲート側表面には、半球状の微細な
凹凸が形成される。この微細な凹凸表面に、中間絶縁膜
およびコントロールゲートを積層すれば、微細な凹凸表
面によりフローティングゲートとコントロールゲートと
の間のキャパシタ容量が増大する。したがって、コント
ロールゲートに印加される電圧が、少ない電圧降下で効
率良くフローティングゲートに作用し、フローティング
ゲートに対するデータの書き込み効率および消去効率が
向上する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係るフローティン
グゲートを有する半導体装置について、図面を参照しつ
つ詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係るフロ
ーティングゲートを有する半導体装置の要部断面図、図
2は同実施例の半導体装置の製造過程を示す概略断面
図、図3,4は同実施例の半導体装置に用いられるフロ
ーティングゲートの表面に形成される微細凹凸の形成条
件を示すグラフ、図5,6は本発明の他の実施例に係る
半導体装置の要部概略断面図である。
【0011】図1に示す本発明の一実施例に係る半導体
装置は、EPROMあるいはE2 PROMであり、図示
するようなメモリセル20を半導体基板22上にマトリ
ックス状に有している。各メモリセル20は、半導体基
板22の表面に形成してある選択酸化領域24により素
子分離してあり、素子分離された半導体基板22の表面
に、ゲート絶縁膜26、フローティングゲート28、中
間絶縁膜30およびコントロールゲート32が、この順
で積層してある。
【0012】フローティングゲート28およびコントロ
ールゲート32の両側下部に位置する半導体基板22の
表面には、ソース領域34およびドレイン領域36が、
イオン注入法などにより形成してある。フローティング
ゲート28およびコントロールゲート32が形成してあ
る半導体基板22の表面には、層間絶縁膜38が積層し
てある。層間絶縁膜38には、半導体基板22の表面に
形成してあるソース領域34およびドレイン領域36に
対して臨むコンタクトホール40が形成してある。これ
らコンタクトホール40内に、アルミニウムなどで構成
される金属電極層42が入り込むように、層間絶縁膜3
8の表面には、金属電極層42が所定のパターンで形成
される。
【0013】また、図示されていないが、コントロール
ゲート32に対しても、コンタクトホールを介して別の
層に形成してある金属配線層が接続され、ゲート電圧が
印加されるようになっている。
【0014】このように構成してあるメモリセル20を
有する半導体装置を製造するには、図2(A)に示すよ
うに、半導体基板22の表面に、素子分離領域としての
選択酸化領域24を形成した後、ゲート絶縁膜26を熱
酸化などの手段で形成する。半導体基板22としては、
例えばシリコン基板が用いられる。
【0015】次に、同図(B)に示すように、ゲート絶
縁膜26および選択酸化領域24の表面に、図1に示す
フローティングゲート28となるポリシリコン層28a
を減圧CVD法により成膜する。本実施例のポリシリコ
ン層28aを形成するためのCVD法は、通常のポリシ
リコン層を形成するためのCVD法の条件と異なり、表
面に微細な凹凸が多数形成される条件、すなわち非晶質
状態から多結晶状態への遷移状態となる条件で行われ
る。この点で、本実施例のポリシリコン層28aは、厳
密な意味でのポリ(多結晶)シリコンにより構成される
ものではないが、本発明では、このように、非晶質状態
から多結晶状態への遷移状態となる条件のCVD法で得
られたシリコン層も、広義のポリシリコンで構成された
層であるとし、ポリシリコン層と称する。
【0016】表面に微細な半球状凹凸が形成されるポリ
シリコン層28aのCVD条件は、特にCVDの温度条
件に依存し、図3に示すように、550〜580°C、
好ましくは560〜575°C程度のCVD温度条件が
望ましい。このようなCVD温度条件でポリシリコン層
の成膜を行えば、グレインサイズが0.03〜0.1μ
m程度の凹凸がポリシリコン層28aの表面に形成され
る。ポリシリコン層28aを形成するための条件は、C
VD温度以外は、通常のポリシリコン層形成用のCVD
条件と同様な条件であり、例えば0.1〜0.4Tor
rのモノシランガスSiH4 を雰囲気ガスとするCVD
条件である。CVD工程においては、SiH4 ガス中
に、PH3 ガスを添加することで、ポリシリコン層28
aにリンPをドーピングすることが好ましい。ポリシリ
コン層28aの導電性などを向上させるためである。ポ
リシリコン層28aにリンをドーピングするための手段
としては、イオン注入による方法を採用しても良い。
【0017】なお、表面が平坦となる通常のポリシリコ
ン層を形成するためのCVD温度条件は、600°C以
上であり、本実施例のポリシリコン層を形成するための
温度条件に比べて高いことが判る。ポリシリコン層28
aの膜厚は、特に限定されず、0.2μm程度が好まし
い。図4に示すように、ポリシリコン層28aの膜厚
と、グレインサイズとは、一定の関係があり、膜厚が厚
くなるとグレインサイズも大きくなる傾向にある。
【0018】次に、図2(C)に示すように、ポリシリ
コン層28aの凹凸表面に、中間絶縁膜30を成膜す
る。中間絶縁膜は、特に限定されないが、例えばONO
膜などで構成される。ONO膜をポリシリコン層28a
の表面に形成するには、ポリシリコン層28aの表面を
約7nm程度熱酸化し、その表面に、窒化珪素膜をCV
D法により10nm程度堆積し、その窒化珪素膜の表面
を約3nm程度熱酸化することにより形成される。次
に、このような中間絶縁膜30の表面に、図1に示すコ
ントロールゲート32となるコントロールゲート用導電
層32aを成膜する。この導電層32aは、例えば通常
のポリシリコン層で構成される。導電層32aをポリシ
リコン層で構成する場合には、ポリシリコン層は、58
0〜650°Cの温度条件でのCVD法により成膜され
る。この導電層32aの膜厚は、特に限定されないが、
ポリシリコン層28aと同程度の膜厚である。この導電
層は、前述したようにコントロールゲート32となる部
分であり、導電性を向上させるなどの目的で、リンをド
ーピングしておくことが好ましい。
【0019】次に、同図(D)に示すように、同一ホト
マスクを用い、同図(C)に示す導電層32a、中間絶
縁膜30およびポリシリコン層28aを所定のパターン
にエッチングし、コントロールゲート32、中間絶縁膜
30およびフローティングゲート28を得る。
【0020】次に、図1に示すように、このようなフロ
ーティングゲート28およびコントロールゲート32の
両側下部に位置する半導体基板22の表面に、例えば砒
素をイオン注入法によりドーピングすることにより、ソ
ース領域34およびドレイン領域36を形成する。その
後、層間絶縁膜38を成膜し、その層間絶縁膜38にコ
ンタクトホール40を開口し、このコンタクトホール4
0内に入り込むように金属配線層42を所定のパターン
で成膜すれば、例えばEPROM用のメモリセル20が
完成する。なお、コントロールゲート32に対する配線
工程は、説明上省略してある。
【0021】このようにして製造されたメモリセル20
を有する半導体装置では、フローティングゲート28に
おけるコントロールゲート側表面に形成してある微細な
凹凸表面により、フローティングゲート28とコントロ
ールゲート32との間のキャパシタ容量が増大する。し
たがって、コントロールゲート32に印加される電圧
が、少ない電圧降下で効率良くフローティングゲート2
8に作用し、フローティングゲート28に対するデータ
の書き込み効率および消去効率が向上する。
【0022】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。例えば、図5に示すように、フローティン
グゲート28を、ゲート絶縁膜26上に成膜してある導
電性薄膜44と、その導電性薄膜44の表面に形成さ
れ、表面に多数の微細凹凸が形成される条件でCVD法
により形成されたポリシリコン層28aとから構成する
ようにしても良い。導電性薄膜44は、特に限定されな
いが、例えば通常条件のCVD法により成膜されるポリ
シリコン層などで構成される。導電性薄膜44をポリシ
リコン層で構成する場合には、導電性薄膜44と、特定
条件下のCVD法により成膜されるポリシリコン層28
aとは、CVDの条件を変えるだけで、連続して形成す
ることも可能である。その場合には、導電性薄膜44と
ポリシリコン層28aとの界面は、不明瞭になる。
【0023】また、図6に示すように、導電性薄膜44
の上に成膜される特定条件のCVD法で成膜されるポリ
シリコン層28aは、当該ポリシリコン層28aの表面
に形成してある微細凹凸により、面方向に分裂するよう
に構成しても良い。この実施例の場合には、コントロー
ルゲート32とフローティングゲート28との間のキャ
パシタ用表面積がさらに増大し、キャパシタ容量が増大
する。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、フローティングゲートにおけるコントロール側表面
に形成してある微細な凹凸表面により、フローティング
ゲートとコントロールゲートとの間のキャパシタ容量が
増大する。したがって、中間絶縁膜を薄膜化することな
く、フローティングゲートとコントロールゲートとの間
のキャパシタ容量の増大を図り、フローティングゲート
に対するデータの書き込み効率および消去効率が向上す
る。また、従来に比較して、中間絶縁膜を厚くしても、
フローティングゲート表面の微細凹凸により、従来と同
等以上のキャパシタ容量を維持できるので、フローティ
ングゲートからコントロールゲートへのリーク電流を防
止でき、データ保持能力や信頼性の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るフローティングゲート
を有する半導体装置の要部断面図である。
【図2】同実施例の半導体装置の製造過程を示す概略断
面図である。
【図3】同実施例の半導体装置に用いられるフローティ
ングゲートの表面に形成される微細凹凸の形成条件を示
すグラフである。
【図4】同実施例の半導体装置に用いられるフローティ
ングゲートの表面に形成される微細凹凸の形成条件を示
すグラフである。
【図5】本発明の他の実施例に係る半導体装置の要部概
略断面図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る半導体装置の要部概
略断面図である。
【図7】従来例に係るフローティングゲートを有する半
導体装置の要部概略断面図である。
【図8】図7に示すゲート構造に対応する等価回路を示
す概略図である。
【符号の説明】 20…メモリセル 22…半導体基板 26…ゲート絶縁膜 28…フローティングゲート 28a…ポリシリコン層 30…中間絶縁膜 32…コントロールゲート 44…導電性薄膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8247 H01L 27/115 H01L 29/788 H01L 29/792

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲート絶縁膜上に、フローティングゲー
    ト、中間絶縁膜、コントロールゲートが、この順で積層
    してある半導体装置において、 上記フローティングゲートは、導電性薄膜と、当該導電
    性薄膜の表面上に、当該導電性薄膜の形成とは異なる条
    件下であって、表面に多数の半球状の微細凹凸が形成さ
    れる条件下での化学気相成長法により形成されたポリシ
    リコン層とから構成され、 上記ポリシリコンはグレインサイズが0.03〜0.
    1μmであり、上記ポリシリコン層は当該ポリシリコン層の表面に形成
    してある微細凹凸により島状に分離してあり、 上記 グレインサイズに応じた半球状の微細な凹凸が形成
    してあるフローティングゲートの表面に、当該凹凸に沿
    って上記中間絶縁膜および上記コントロールゲートが積
    層してあることを特徴とするフローティングゲートを有
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】上記導電性薄膜は、ポリシリコンで構成さ
    れる請求項1に記載のフローティングゲートを有する半
    導体装置。
  3. 【請求項3】基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、 上記ゲート絶縁膜上に導電性薄膜を形成する工程と、 上記導電性薄膜の表面上に、上記導電性薄膜を形成する
    条件とは異なる条件下で、グレインサイズが0.03〜
    0.1μmであり、当該グレインサイズに応じた半球状
    の微細な凹凸を表面に有するポリシリコン層を形成する
    工程と、 上記凹凸に沿って中間絶縁膜を形成する工程と、 上記中間絶縁膜上に導電層を形成する工程と を有し、 上記ポリシリコン層は、当該ポリシリコン層の表面に形
    成してある微細な凹凸により、島状に分離してある こと
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】上記導電性薄膜、上記ポリシリコン層、上
    記中間絶縁膜及び上記導電層をエッチングすることによ
    りフローティングゲートを形成する工程をさらに有する
    請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】上記導電性薄膜を、化学気相成長法により
    ポリシリコンで形成し、 上記半球状の微細な凹凸を表面に有するポリシリコン層
    を、上記導電性薄膜の形成とは異なる条件下での化学気
    相成長法により形成する 請求項3または4に記載の半導
    体装置の製造方法。
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