JPH0897305A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0897305A
JPH0897305A JP6226661A JP22666194A JPH0897305A JP H0897305 A JPH0897305 A JP H0897305A JP 6226661 A JP6226661 A JP 6226661A JP 22666194 A JP22666194 A JP 22666194A JP H0897305 A JPH0897305 A JP H0897305A
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gate electrode
memory device
semiconductor memory
insulating film
film
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秀行 松岡
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    • HELECTRICITY
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
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    • H01L29/7613Single electron transistors; Coulomb blockade devices

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Abstract

(57)【要約】 【目的】室温において低電圧で動作することができ、リ
フレッシュが不要で、かつ、書き替え回数に制限の無い
半導体記憶装置を提供する。 【構成】半導体基板上にに形成された第1のゲート電極
上に、トンネル現象が可能な極めて薄い絶縁膜と、上記
第1のゲート電極より膜厚が小さい第2のゲート電極
を、複数回 交互に積層し、さらに、これらの積層体の
側壁上に絶縁膜を介して第3のゲート電極を設ける。 【効果】電子数を1個単位で制御することが可能で、低
電圧で動作し、消費電力が極めて少なく、しかも、フレ
ッシュが不要な半導体記憶装置が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に関し、
詳しくは、室温で動作が可能で、消費電力が少なく、か
つ、リフレッシュが不要でデータ書き換えが無制限に可
能な、クーロン遮蔽現象を利用した半導体記憶装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的な半導体記憶装置として、
DRAMおよびフラッシュメモリがあげられる。このう
ち、DRAMは蓄積容量部とスイッチングトランジスタ
からなるが、蓄積容量部から電荷が流出するためにリフ
レッシュが必要であり、消費電力が大きいという欠点が
あった。また、フラッシュメモリは、リフレッシュは不
要であるが、データの書き換え時に酸化膜にダメージが
生じるため、書き換え回数に制限があるという欠点があ
った。
【0003】DRAMやフラッシュメモリを含めた半導
体メモリについては、例えばセミコンダクターメモリー
ズ、ジョンウイリーアンドサンズ(Semiconductor Memo
ries---A Handbook of Design Manufacture and Applic
ation---second edition、Betty Prince、 JOHN WILEY
& SONS)など、多くのレビューが知られている。
【0004】また、クーロン遮蔽を利用したメモリにつ
いては、シングルャージトンネリング第9章(Single C
harge Tunneling、 Edited by H. Graber and M. H. De
voret、 Plenum Prtess、 New York、 1992、 Chapter
9)に、基本概念について記述されている。このクーロン
遮蔽を利用したメモリの特長は、電子の数を1個単位で
制御することが可能なことである。
【0005】また、上記DRAMやフラッシュでは、集
積密度を1ギガビット以上にするために、さらに微細化
を進めて最小寸法が0.15μm以下になると、統計的
な電子数のゆらぎが無視できない程に大きくなるため、
記憶装置としての動作は困難になる。
【0006】しかし、クーロン遮蔽を利用したメモリ
は、原理的には上記DRAMやフラッシュよりもはるか
に高集積の記憶装置となることが可能である。クーロン
遮蔽を利用するということは、こうした電子の数のゆら
ぎを抑えるということであり、今後微細化を進めるため
には必須の条件になると考えられる。
【0007】クーロン遮蔽を利用したメモリの実験的検
証については、中里らによる報告が1993年2月18
日発行のエレクトロニクスレターズ,Vol.29、N
o4(Electronics Letters Vol.29、No4)に記載されて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、上記シ
ングルャージトンネリング第9章によれば、クーロン遮
蔽を利用したメモリは、電子の数を1個単位で制御する
ことが可能であるという、極めて顕著な特長を有してい
るが、このっよな特長を実現するための半導体記憶装置
の具体的な構造については全く記載がない。
【0009】また、室温で動作することができる、クー
ロン遮蔽を利用したメモリを実現するためには、半導体
記憶装置中の記憶ノードの持つ容量が、極めて小さいこ
とが必須であるが、上記中里らの記憶装置では、デルタ
ドープ構造のGaAs基板を用い、2次元平面内にメモ
リセルを形成している。そのため、記憶ノードに相当す
る電極を引き回す結果となり、容量を小さくすることが
困難な構造になっている。その結果、記憶装置の動作温
度は30mKと低く、さらに微細化を進めても室温での
動作は期待できない。
【0010】本発明の目的は、上記従来の問題を解決
し、消費電力が少なく、リフレッシュが不要で、かつ、
データ書き換え回数に制限がない、高信頼性を有する半
導体記憶装置を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、通常のSi−LSI
プロセスを用いて形成することができ、室温での動作が
可能な、クーロン遮蔽を利用した半導体記憶装置を提供
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、第1導電型を有する半導体基板上に第1
の絶縁膜を介して設けられた第1のゲート電極の上に、
厚さが極めて薄い第2の絶縁膜と上記第1のゲート電極
より厚さ薄い第2のゲート電極を、複数回交互に積層し
て形成し、これら第1および第2のゲート電極と第2の
絶縁膜の側壁上に第3の絶縁膜を介して第3のゲート電
極を形成するものである。
【0013】このように構成することによって、直列に
つながった多重トンネル接合と容量が実現され、上記第
1のゲート電極を記憶ノードとし、最上部に配置された
上記第2の電極と上記第3のゲート電極に、それぞれ所
定電位を印加することにより、クーロン遮蔽現象を利用
して、上記記憶ノードに電子を1個ずつ注入し、その結
果として、記憶ノードの電位が2つの安定値をとること
を利用し、しかも記憶ノードがデータ読み出しトランジ
スタのゲート電極となっている半導体記憶装置が形成さ
れる。
【0014】
【作用】本発明の動作原理になるクーロン遮蔽および多
重トンネル接合列と容量のつながった系におけるメモリ
動作については、本発明者による特願平6−99972
号において既に詳細に開示されているので、上記動作原
理自体についての説明は省略し、上記動作原理にもとづ
く半導体記憶装置が、本発明によってどのように実現さ
れているかを説明する。
【0015】図1は本発明の半導体記憶装置の断面構造
の一例を示し、この半導体記憶装置の等価回路を図2に
示した。図2において、記号Cgは、酸化膜3を挟む電
極4と基板1の間の容量、C1は極薄酸化膜5を挾む電
極4と電極6の間の容量、C2は極薄酸化膜7を挾む電
極6と電極8の間の容量、C0gは酸化膜9を挾む電極
4と電極10´の間の容量、C01は酸化膜9を挾む電
極6と電極10´の間の容量、C02は酸化膜9を挾む
電極8と電極10´の間の容量を、それぞれ表わす。な
お、図1に示した半導体記憶装置の作成方法は、実施例
1に記載されている。
【0016】上記電極6、8の厚さは上記電極4にくら
べて充分に薄い。従って、電極6、8と電極10´との
対向面積は、電極4と電極10´との対向面積にくらべ
ていずれも充分に小さくなり、C01およびC02もC
0gにくらべて充分に小さくなって無視することができ
る。
【0017】従って、図2に示した等価回路は、実効的
に図3のようになる。こうして、多重トンネル接合と容
量の直列接続が実現され、上記特願平6−99972号
に記載されているメモリの動作原理が適用できる。すな
わち、最上部に配置された第2のゲート電極8に接続さ
れた端子15´と最下部に配置された第1のゲート電極
4に接続された15´´´に、それぞれ図4(a)に示
したように電位を印加すると、第1のゲート電極4に電
子が注入されて、メモリノード(第1のゲート電極4)
の電位がハイ(High)状態になる。端子15´と15´´
´に印加された電位を0に戻しても、クーロン遮蔽によ
って電子が抜けることはないから、メモリノード4にお
ける電子数は現象することなしに保たれる。そのため、
本発明によればリフレッシュが不要である。
【0018】一方、図4(b)に示したように電位を印
加すると、上記図4(a)に示したように電位を印加し
た場合とは逆に、第1のゲート電極4から電子が離脱し
て、電子が欠けた状態になり、メモリーノードの電位は
ロー(Low)状態になる。このメモリーノードの電位の変
化は、端子15と15´´間を流れる電流によって検出
される。すなわち、第1のゲート電極4、不純物拡散層
13および13´によってデータ読み出しトランジスタ
が構成される。
【0019】上記機構から明らかなように、本発明にお
いては、クーロン遮蔽という物理現象を利用して、デー
タの書き込みを行っているので、書き込みの際に、酸化
膜にダメージが与えられることはなく、データ書き換え
に関して極めて高い信頼性が得られる。
【0020】次に、本発明の室温動作の条件を説明す
る。本発明において最も大きな容量は、明らかにトンネ
ル接合列であり、これによってメモリの動作温度が決定
される。トンネル酸化膜(第2のゲート絶縁膜)の厚さ
を3nmとして、トンネル接合の帯電エネルギーが、室
温の熱エネルギーよりも大きくなるためのトンネル接合
の対向面積Sを求めると、対向面積Sは300nm2
下でなければならないことがわかった。必要とされるト
ンネル接合の面積は、酸化膜の厚さによって変わること
はいうまでもないが、酸化膜の薄膜化の限界はほぼ1n
mであるから、上記対向面積Sは、ほぼ100nm2
上1、000nm2以下とすることが必要である。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。 〈実施例1〉図5〜14は、図1に示した半導体記憶装
置の製造工程を示す図である。各図において、図(b)
はそれぞれの段階における平面図であり、図(a)は図
(b)のAA´断面図である。
【0022】まず、図5に示したように、比抵抗10Ω
・cmのp型Si基板1に、周知のLOCOS法を用い
て素子分離領域2を形成した後、850℃、30分のウ
エット酸化を行って、第1のゲート絶縁膜として厚さ1
0nmのシリコン酸化膜3を形成した。これにより、図
5(b)に示したように、中央がくびれた形状の素子形
成領域が形成された。当該くびれた部分の長さLおよび
幅Wは、いずれも約0.1ミクロンであった。この後、
しきい値電圧制御のためのボロンイオンの打ち込みを行
った(図示せず)。
【0023】次に、図6に示したように、周知のLPC
VD法(低圧化学蒸着法)を用いて厚さ100nmの第
1の多結晶シリコン膜4を形成し、875℃、20分間
という条件でリンの拡散を行った後、さらに、水蒸気雰
囲気中で850℃、5分の熱酸化を行って、厚さ3nm
の第2のシリコン酸化膜5を形成し、図7に示す構造を
得た。当該シリコン酸化膜5は、厚さが極めて薄いため
トンネル酸化膜として機能する。なお、本実施例では、
上記水蒸気雰囲気中での熱酸化によって形成された酸化
膜5を第2のゲート絶縁膜として用いたが、電子のトン
ネルが可能な厚さを有していればよいのであるから、例
えば、自然酸化膜あるいはシリコン窒化膜など、このよ
うな厚さを有する各種絶縁膜を使用できる。
【0024】上記第1の多結晶シリコン膜4および第2
のシリコン酸化膜5の形成条件と同じ条件で、LPCV
D、熱酸化およびリンの拡散を繰り返し行って、図8に
示したように、厚さ15nmの第2の多結晶シリコン膜
6、厚さ3nmの第2のシリコン酸化膜7および厚さ1
5nmの第3の多結晶シリコン膜8を順次積層して形成
した。第2および第3の多結晶シリコン膜6、8の厚さ
は、上記第1の多結晶シリコン膜4よりも、厚さを充分
に薄くした。
【0025】周知の写真蝕刻法と異方性ドライエッチン
グを用いて、上記第3の多結晶シリコン8、第2のシリ
コン酸化膜7、第2の多結晶シリコン膜6、第1のシリ
コン酸化膜5および第1の多結晶シリコン4膜を、順次
パターニングして所定の形状に加工して、図9に示した
ように、第1のゲート電極4、第2のゲート電極6、8
および第2ゲート電極5、7からなる多重トンネル接合
を有する積層構造を形成した。
【0026】次に、水蒸気雰囲気中で850℃、15分
の熱処理を行って、図10に示したように、厚さ10n
mの第3のシリコン酸化膜9を全面に形成した。上記熱
処理の代わりに周知のLPCVD法を用いてもよく、ま
た、例えばシリコン窒化膜など、シリコン酸化膜以外の
絶縁膜を用いてもよい。ただし、上記第3のシリコン酸
化膜9は、電子のトンネルが不可能であるだけの厚さを
有していることが必要であり、他の種類の絶縁膜を用い
た場合も同じである。
【0027】図11に示したように、周知のLPCVD
法を用いて厚さ50nmの第4の多結晶シリコン膜10
を全面に形成した後、875℃、20分間という条件で
リンの拡散を行ない、さらに厚さ0.5ミクロンのレジ
スト膜11を塗布し、周知の露光と現像を行って所定の
形状とした。
【0028】次に、上記第4の多結晶シリコン膜10を
全面異方性ドライエッチングし、図12に示したよう
に、上記第4の多結晶シリコン膜10のうち、上記レジ
スト膜11に覆われた部分および上記第1および第2の
ゲート電極4、6、8と上記第第2および第3のゲート
絶縁膜5、7の側壁上に上記第4のシリコン酸化膜を介
して形成された部分を残し、他の領域上に形成された部
分は除去した。この工程は、通常用いられる側壁膜の形
成工程と同じ工程である。
【0029】その結果、上記第4のシリコン酸化膜から
なる第3のゲート絶縁膜9を介して、上記側壁を選択的
に覆う第4の多結晶シリコン膜からなる第3のゲ−ト電
極10´が形成され、多重トンネル接合と直列につなが
った容量部が構成された。
【0030】次に、図13に示したように、加速電圧2
0kVで砒素イオン12をイオン打ち込みし、さらに8
00℃、10分の窒素雰囲気中でのアニール工程を行っ
て、図14に示したように、n型不純物拡散層領域1
3、13´を自己整合的に形成した。砒素イオンの打ち
込み量は3×1015個/cm2とした。n型不純物として
は、砒素イオンのみではなく、リンイオンを用いてもよ
い。
【0031】上記砒素イオンのイオン打ち込みは、上記
第1のゲート電極4の側壁上に、第3のゲート絶縁9お
よび第3のゲート電極10´が形成された状態で行われ
たため、n型不純物拡散層領域13、13´は、第1の
ゲート電極4からオフセットした位置に形成される。オ
フセットの量は10nm程度であるので、第1のゲート
電極4によって形成されるチャネルと不純物拡散層1
3、13´の間の伝導は、トンネル現象によって行われ
る。
【0032】また、第1のゲート電極によって形成され
るチャネルの面積は充分に小さいので、その帯電エネル
ギーは室温の熱エネルギーよりも充分に大きい。従っ
て、第1のゲート電極4と不純物拡散層13、13´に
よって単一電子トランジスタが形成される。単一電子ト
ランジスタは、トンネル現象によって伝導が起こるの
で、通常のトランジスタで問題となる短チャネル効果が
生じないという長所があり、本実施例のような極度に微
細な半導体記憶装置には極めて好適である。
【0033】厚さ200nmのPSG(Phosphorous Si
licate Glass)膜などからなる層間絶縁膜14を、周知
のLPCVD法によって形成した後、周知の写真蝕刻法
と異方性ドライエッチングを用いてコンタクト孔を形成
した後、Al配線15を形成して、図1に示した構造の
半導体装置を得た。
【0034】本実施例においては、第2および第3の多
結晶シリコン膜6、8の厚さが、第1の多結晶シリコン
4の厚さにくらて充分薄いので、第4の多結晶シリコン
膜10´と第2および第3の多結晶シリコン膜6、8と
の間の容量は極めて小さく無視することができる。その
結果、図3に示した等価回路が実現され、半導体記憶装
置として動作できることが確認された。なお、本実施例
においてはp型基板1を用いたが、すべての極性を変え
ればn型基板でも使用できることはいうまでもない。
【0035】〈実施例2〉図15〜18に第2の実施例
の製造工程の一部を示す。本実施例における製造工程
は、基本的には実施例1と同様であるが、素子分離領域
2と第一ゲート電極群の形状が異なる。そのため、実施
例1では必要であった、ゲート電極と素子分離領域との
合わせ余裕が、本実施例によって増大され、加工をさら
に容易にすることができた。
【0036】本実施例における素子分離領域形成後の形
状を図15には示す。実施例1の場合(図5)とは異な
り、ゲート酸化膜3に覆われた素子形成領域の形状は、
くぼみを有しない長方形である。
【0037】上記第1および第2ゲート電極4、6、8
と第2のゲート絶縁膜5、7の積層構造を3組形成した
形状を図16に示す。同一の積層構造の間のの間隔S
は、50nmとした。3組の積層構造と素子分離領域3
との位置関係は、図17に示したように、上部若しくは
下部における余裕が過大であると、ソースとドレインが
互いに短絡する恐れがあるため、図16に示したよう
に、上部と下部の余裕をほぼ等しくする必要がある。
【0038】余裕dは下記
【数1】のように表わされる。
【0039】
【数1】d=(Wg−Wl)/2 従って、ゲート電極群の幅Wgが大きいほど、合わせは
容易になる。Wgを大きくするためには、上記積層構造
8の数を3個以上にすることは有効である。
【0040】図18は、第4の多結晶シリコン膜10´
からなる第2ゲート電極を形成した後、イオン打ち込み
を行って、2つの不純物拡散層13、13´を形成した
後の形状を示す。図18(b)から明らかなように、第
2のゲート電極6、8などの上記積層体および上記第3
のゲート電極10´が、イオン打ち込みのマスクとして
作用するので、イオン打ち込みによって形成された、上
記2つの不純物拡散層13、13´が電気的に互いに短
絡してしまう恐れはない。
【0041】以下、実施例1と同様の製造工程を経て所
望の半導体記憶装置を形成した。本実施例によれば、上
記第2のゲート電極6、8などの上記積層体と素子分離
領域3との間の位置合わせが容易になったばかりでな
く、データ読み出しトランジスタの実効的なチャネル幅
が大きくなったため、電流が増大してノイズマージンが
大きくなるという効果も得られた。
【0042】〈実施例3〉上記実施例1および2におい
ては、2つのトンネル接合が直列につながっていた。本
実施例は、4つのトンネル接合が直列につながった例を
示す。基本的な製造工程は実施例1と同様であり、図8
に示した工程を繰り返すことによって、トンネル接合の
数を増やすことができる。この方法によって、任意の数
のトンネル接合列を容易に実現できる。図19は、実施
例1においてトンネル接合の数を4にした場合を示し、
図20は、実施例2においてトンネル接合の数を4にし
た場合の、最終形状を示す上面図である。なお、理解を
容易にするため、図19(a)においては、円Aで包囲
された部分を取り出して拡大して示してある。
【0043】本実施例のように、トンネル接合の数が増
大すると、2つの顕著な効果が得られる。第1の効果
は、メモリーノードの取り得る2つの安定値の差が大き
くなってデータの読み出しが容易になることであり、第
2の効果は、巨視的量子トンネル現象にもとづくリーク
電流が大幅に減少して、素子としての信頼性が著しく向
上することである。しかし、接合の数が多くなると、抵
抗が増大して電圧も高くになるので、接合の数は適当な
数に適宜選択することが好ましい。接合の数は、ほぼ2
〜10の範囲で可能であるが、通常の場合は5前後が実
用上好ましい。
【0044】上記第2のゲート電極の厚さには特に制限
はないが、厚さが大きくなると、微細加工が困難になる
ので、ほぼ10nm〜30nmの範囲から適宜選択され
る。ただし、上記のように、上記第2のゲート電極の厚
さは、上記第1のゲート電極より薄く、かつ、電子のト
ンネルが可能な厚さを有していなければならない。
【0045】上記第1および第2のゲート電極として
は、上記実施例では多結晶シリコン膜を用いた場合を示
したが、多結晶シリコンのみではなく、各種金属、合金
もしくはシリサイドなど、通常のMOSトランジスタの
ゲート電極と同様に、多くの種類の各種導電性膜を使用
できることはいうまでもない。上記側壁上に第3の絶縁
膜を介して形成されれ上記第2のゲート電極も同様であ
る。
【0046】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、クーロン遮蔽現象を利用することによって、リ
フレッシュが不要で、室温において低電圧で動作し、か
つ、書き替え回数に制限の無いランダムアクセスメモリ
を得ることができる。従って、本発明は、集積密度が極
度に大きい将来の半導体記憶装置の実現に極めて有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断面および上面構造を示す図、
【図2】本発明の等価回路の一例を示す図、
【図3】本発明の実効的な等価回路の一例を示す図、
【図4】本発明におけるデータ書き込み電圧を説明する
ための図、
【図5】実施例1における製造工程を示す断面図および
上面図、
【図6】実施例1における製造工程を示す断面図および
上面図、
【図7】実施例1における製造工程を示す断面図および
上面図、
【図8】実施例1における製造工程を示す断面図および
上面図、
【図9】実施例1における製造工程を示す断面図および
上面図、
【図10】は実施例1における製造工程を示す断面図お
よび上面図、
【図11】実施例1における製造工程を示す断面図およ
び上面図、
【図12】実施例1における製造工程を示す断面図およ
び上面図、
【図13】実施例1における製造工程を示す断面図、
【図14】実施例1における製造工程を示す断面図、
【図15】実施例2における製造工程を示す断面図およ
び上面図、
【図16】実施例2における製造工程を示す断面図およ
び上面図、
【図17】実施例2において合わせズレが過大な場合を
示す上面図、
【図18】実施例2における製造工程を示す断面図およ
び上面図、
【図19】実施例3における製造工程を示す断面図およ
び上面図、
【図20】実施例3を説明するための上面図。
【符号の説明】
1……シリコン基板、 2……素子分離領域、 3……
シリコン酸化膜、4……多結晶シリコン膜、 5……極
薄シリコン酸化膜、6……多結晶シリコン膜、 7……
極薄シリコン酸化膜、8……多結晶シリコン膜 、9…
…シリコン酸化膜、10……多結晶シリコン膜、 11
……レジスト膜、 12……砒素イオン、13……不純
物拡散層、 14……層間絶縁膜、 15……Al電
極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/78 H01L 29/78 301 G

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型を有する半導体基板の表面領域
    内に所定の間隔を介して互いに離間して形成された、上
    記第1導電型とは逆の第2導電型を有する不純物拡散層
    と、隣接する当該不純物拡散層の間の上記半導体基板の
    表面上に第1の絶縁膜を介して形成された第1のゲート
    電極と、当該第1のゲート電極上に交互に複数回積層さ
    れた第2の絶縁膜および第2のゲート電極と、上記第1
    および第2のゲート電極と上記第2の絶縁膜の側壁上に
    第3の絶縁膜を介して形成された第3のゲート電極を具
    備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】上記第2の絶縁膜は、電子の量子力学的な
    トンネルが可能である膜厚を有していることを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】上記第2の絶縁膜の膜厚は5nm以下、1
    nm以上であることを特徴とする請求項2に記載の半導
    体記憶装置。
  4. 【請求項4】上記第2の絶縁膜は、シリコン酸化膜若し
    くは窒化シリコン膜であることを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】上記第3の絶縁膜の膜厚は、上記第2の絶
    縁膜の膜厚より大きく、かつ、電子の量子力学的なトン
    ネルが不可能な厚さであることを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】上記第2のゲート電極の面積は10、00
    0nm2以下、10nm2以上であることを特徴とする請
    求項1から5のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】上記第1のゲート電極は、上記第2のゲー
    ト電極より大きな膜厚を有していることを特徴とする請
    求項1から6のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】上記第1のゲート電極と上記第3のゲート
    電極の間の容量は、上記第2ゲート電極と上記第3ゲー
    ト電極の間の容量より大きいことを特徴とする請求項7
    に記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】上記不純物拡散層は、上記第1および第2
    のゲート電極に対してオフセットした位置に形成されて
    いることを特徴とする請求項1から8のいずれか一に記
    載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】上記第1ゲート電極と上記不純物拡散層
    によってスイッチングトランジスタが構成されているこ
    とを特徴とする請求項1から9のいずれか一に記載の半
    導体記憶装置。
  11. 【請求項11】上記スイッチングトランジスタの閾値電
    圧は、上記不純物層によって形成された記憶ノードの取
    り得る二つの安定値の間にあることを特徴とする請求項
    10に記載の半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】上記スイッチングトランジスタは単一電
    子トランジスタであることを特徴とする請求項10若し
    くは11に記載の半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】上記第1のゲート電極および最上部に配
    置された上記第2のゲート電極にそれぞれ所定の電位を
    印加する手段を具備していることを特徴とする請求項1
    から12のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
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