JP2802470B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2802470B2
JP2802470B2 JP5008475A JP847593A JP2802470B2 JP 2802470 B2 JP2802470 B2 JP 2802470B2 JP 5008475 A JP5008475 A JP 5008475A JP 847593 A JP847593 A JP 847593A JP 2802470 B2 JP2802470 B2 JP 2802470B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置およびその
製造方法に関し、特に、半導体装置の演算速度や素子分
離の向上を図る半導体装置およびその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルシステムにおいて情報
の処理や演算を実行するには、2進数に符号化された情
報やデータを一旦記憶しておき、必要に応じてその内容
を読出すことのできる記憶装置(ICメモリ)が開発さ
れてきている。
【0003】ICメモリには、その機能により数種類に
分類することができる。その1つに、キャパシタに蓄え
られた電荷の有無によって情報を記憶し、一定時間ごと
に充電のような再書込(リフレッシュ)を行ない、電源
が切れるとすべての記憶を失ってしまう性質(揮発性)
を有するDRAM(Dynamic RandomAc
cess Memory)がある。
【0004】このDRAMの基本構成は、図26を参照
して、多数の半導体記憶装置からなるメモリセルアレイ
100、入出力に必要なXデコーダ110、Yデコーダ
120および入出力制御回路130から構成されてい
る。
【0005】メモリセルアレイ100内の半導体記憶装
置140は、図27を参照して、行方向に延びる複数の
ワード線WL1 、WL2 、…、WLn と列方向に延びる
複数本のビット線BL1 、BL2 、…、BLm の交点
に、図に示すように配置されている。
【0006】目的の半導体装置140の位置を指定する
アドレス信号は、再び図26を参照して、Xアドレス1
10aとYアドレス120aから入力される。また目的
の半導体装置140への書込および読出は、入出力制御
信号130aから入力される。ここに、Xデコーダ11
0およびYデコーダ120は、アドレス信号を用いて番
地を呼出す回路である。
【0007】上記半導体装置140は、キャパシタに蓄
えられた電荷の有無によって情報を記憶するメモリであ
る。図28に、この半導体装置140の等価回路を示
す。半導体装置140は、1個の電界効果トランジスタ
150と1個のキャパシタ160から構成されている。
読出しは、キャパシタ160に蓄えられた電荷の有無を
プリチャージされたビット線の容量Cd から電界効果ト
ランジスタ150を通して流れる電流によって判定する
ことによって行なわれる。
【0008】次に、このメモリセルアレイ100の平面
図を図29に示す。ビット線60は、列方向に配置さ
れ、ビット線コンタクト部60aにおいて半導体基板5
1に設けられた不純物拡散領域54とコンタクトをとっ
ている。ワード線55は、行方向に配置されている。
【0009】次に、図30を参照して、半導体記憶装置
140の内部構造について説明する。なお、図30は、
図29中X−X線矢視断面図である。
【0010】p型半導体基板51の主表面に、素子分離
領域52が形成されている。この素子分離領域52によ
り囲まれた活性領域においては、p型の半導体基板51
の主表面上に絶縁膜70を介してワード線55が形成さ
れている。
【0011】p型の半導体基板51の表面から所定の深
さにかけて上記ワード線55を挟む位置にn型の不純物
領域53,54が形成されている。
【0012】ワード線55は、上面および側面が絶縁膜
71に覆われている。この絶縁膜71の上面側には、そ
の表面に沿ってn型の不純物がドーピングされたポリシ
リコンよりなる第1半導体層57が形成されている。さ
らに、絶縁膜71に設けられたコンタクトホール71a
において、上記第1半導体層57は上記不純物領域53
と電気的に接続されている。
【0013】第1半導体層57の表面に沿って、酸化膜
からなる絶縁膜61が形成されている。この絶縁膜61
の表面に沿って、n型の不純物がドーピングされたポリ
シリコンよりなる第3半導体層58が形成されている。
この第3半導体層58の表面には、層間絶縁膜59を介
して配線層60が形成されている。この配線層60は、
層間絶縁膜59に設けられたコンタクトホール59aに
おいて不純物領域54と電気的に接続されている。
【0014】上記構造よりなる半導体装置140におい
て、上記ワード線55および不純物領域53,54が電
界効果トランジスタを構成している。さらに、上記第1
半導体層57が下部電極をなし、絶縁層61が誘電体層
をなし、第3半導体層58が上部電極をなして、これら
によりキャパシタが構成されている。
【0015】次に、上記構成よりなる半導体装置140
の製造方法について、図31ないし図45を参照して説
明する。
【0016】まず、図31を参照して、p型の半導体基
板51の主表面にLOCOS法を用いて素子分離領域5
2を形成する。図32を参照して、半導体基板51の主
表面全面に酸化膜70を形成する。図33を参照して、
半導体基板51の表面全面にポリシリコン層55aを形
成する。図34を参照して、写真製版技術によりポリシ
リコン層55aの表面に所定の形状を有するレジスト膜
72を形成する。図35を参照して、レジスト膜72を
マスクとして、ポリシリコン層55aおよび酸化膜70
を異方性エッチングによりワード線55を形成する。
【0017】次に、図36を参照して、レジスト膜72
を除去した後、ワード線55および素子分離領域52を
マスクとして、半導体基板51の主表面にリン(P)を
導入し、n型の不純物領域53,54を形成する。図3
7を参照して、半導体基板51の表面全面にCVD法に
より酸化膜71を堆積する。図38を参照して、酸化膜
71の上にレジストを塗り、パターニングした後(図示
せず)異方性エッチングなどによりエッチングし、不純
物領域53に通ずるコンタクトホール71aを形成す
る。
【0018】次に、図39を参照して、リン(P)を高
濃度に含んだポリシリコンを絶縁膜71およびコンタク
トホール71aの表面に沿って堆積させ、第1半導体層
57を形成する。図40を参照して、所定の形状を有す
るレジスト膜21を第1半導体層57の表面に形成し、
不純物領域54の略上方の第1半導体層57を異方性エ
ッチングにより除去する。図41を参照して、レジスト
膜21を除去した後第1半導体層57の表面全体に酸化
膜よりなる絶縁層61を形成する。図42を参照して、
絶縁膜61および酸化膜71の表面にリン(P)を高濃
度に含んだポリシリコンよりなる第2半導体層58を形
成する。
【0019】次に、図43を参照して、所定の形状を有
するレジスト膜22を第2半導体層58の表面に形成
し、不純物領域54の略上方の第2半導体層58を異方
性エッチングにより除去する。図44を参照して、レジ
スト膜22を除去した後、第2半導体層58の表面全面
に層間絶縁膜59を形成する。図45を参照して、この
層間絶縁膜9の焼結および表面の平坦化の処理を行なっ
た後、不純物領域54に通ずるコンタクトホール59a
を写真製版技術などにより形成する。その後、層間絶縁
膜59の表面およびコンタクトホール59aにポリシリ
コンなどからなる配線層60を形成することで、図30
に示す半導体装置140が完成する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造よりなる半導体装置には、図45を参照して○印A部
で示す円内において、第1半導体層が角の尖った形状を
有しているために、この部分に電界集中が起こり、キャ
パシタが破壊しやすいという問題点を有している。
【0021】また、第1半導体層57の不純物濃度が高
いために、ワード線55と第1半導体層57の間に寄生
容量が生じてしまう。これによりワード線駆動回路(図
示せず)から遠いところのワード線は電圧変化に時間が
かかってしまい、半導体装置の演算速度を低下させてし
まう。また、配線層60と第2半導体層58の間におい
ても、上述と同じように寄生容量が生じ、半導体装置の
演算速度を低下させている。
【0022】一方、第1半導体層に含まれる不純物が、
製造工程中の熱処理工程により、不純物領域に拡散し、
基板表面の不純物領域の拡散深さを拡大するという問題
点を有している。
【0023】再び、図41ないし図45を参照して、各
工程において、不純物拡散領域が大きく拡大しているこ
とがわかる。特に、層間絶縁膜59の平坦化の熱処理に
おいては、約850℃で2時間程度の軽微な熱処理にお
いても基板中に深く拡散してしまう。図46は、図30
中X−X線矢視断面における不純物濃度のプロファイル
を示している。この図のように、基板に設けられた不純
物領域が深くなると、図47を参照して、隣接する他の
素子の不純物領域との距離が近くなり、これによって、
不純物拡散領域の界面に発生する空乏層80がつながる
ために、パンチスルーを起こし、半導体素子特性の劣化
および記憶保持の不良を起こしてしまう。
【0024】これらの問題点を解決する手段としては、
第1半導体層に含まれる不純物の濃度を低下させること
により、不純物領域への不純物の拡散を抑える方法や、
または層間絶縁膜の平坦化における熱処理温度の低温化
が考えられる。
【0025】しかし、前者にあっては第1半導体層の不
純物濃度が低下すると、第1導電層の配線抵抗値が上が
るために、キャパシタの容量を低下させてしまう。ま
た、後者にあっては、層間絶縁膜の平坦化が十分に行な
われず、層間絶縁膜の表面に段差が残り、後工程におけ
る配線層などの形成に悪影響を及ぼし、結果的に両者と
も素子の特性を低下させてしまっている。
【0026】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、キャパシタの端部における電界集中を
防止すること、演算速度の向上を図ること、さらに熱処
理工程時においても、第1半導体層から不純物拡散領域
への不純物の拡散を抑制し、素子特性の信頼性の高い半
導体装置およびその製造方法を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の半導体装置においては、半導体基
板と、この半導体基板の主表面に形成された不純物領域
と、この不純物領域に接続され、上記半導体基板と絶縁
膜を介して形成された所定濃度の不純物を含む第1半導
体層と、この第1半導体層の上面側においてのみ接する
ように形成された上記第1半導体層よりも高濃度の不純
物を含む第2半導体層とを備えている。
【0028】次に、請求項2に記載の半導体装置におい
ては、半導体基板と、この半導体基板の主表面に形成さ
れた絶縁膜と、この絶縁膜上に形成された所定の幅を有
する導電層と、この導電層を左右から挟む位置であっ
て、上記半導体基板の主表面から所定の深さにかけて形
成された1対の不純物領域と、上記1対の不純物領域の
一方に電気的に接続され、上記導電層を覆うように層間
絶縁膜を介して形成された所定濃度の不純物を含む第1
半導体層と、この第1半導体層の上面側においてのみ接
するように形成された上記第1半導体層よりも高濃度の
不純物を含む第2半導体層と、この第2半導体層の表面
に沿って形成された絶縁層と、この絶縁層の表面に沿っ
て形成された上記第1半導体層よりも高濃度の不純物を
含む第3半導体層とを備えている。
【0029】次に、請求項3に記載の半導体装置は、請
求項1あるいは請求項2に記載の半導体装置であって、
上記第1半導体層と上記第2半導体層との間に自然酸化
により形成された酸化膜を有している。
【0030】次に、請求項4に記載の半導体装置におい
ては、第1の導電層と、上記第1の導電層の上に設けら
れた絶縁層と、この絶縁層の上に設けられた第2導電層
と、を備えている。さらに、上記第1の導電層は、上記
絶縁層に接する近傍の領域において所定の不純物濃度か
らなる第1の緩衝層と、他の領域において上記緩衝層よ
りも不純物濃度が高い第1の主導電層とを含んでいる。
上記第2の導電層は、上記絶縁層に接する近傍の領域に
おいて、所定の不純物濃度からなる第2の緩衝層と、他
の領域において上記第2の緩衝層よりも不純物濃度が高
い第2の主導電層とを含んでいる。
【0031】次に、請求項5に記載の半導体装置の製造
方法においては、以下の工程を備えている。
【0032】まず、半導体基板の主表面上に不純物領域
が形成される。その後、上記半導体基板の主表面上に上
記不純物領域に通ずるコンタクトホールを有する絶縁膜
が形成される。
【0033】次に、上記コンタクトホールおよび上記絶
縁膜の表面上に、第1の層が形成される。その後、この
第1の層の上面側にのみ接するように所定の不純物濃度
を有する第2の層が形成される。その後、この第2の層
に含まれる不純物が、上記第1の層を拡散し通過して、
上記第2の層と上記半導体基板の主表面上の上記不純物
領域とが電気的に接続するように、上記第2の層と上記
第1の層に所定の時間所定の温度で熱処理が加えられ
る。
【0034】次に、請求項6に記載の半導体装置の製造
方法においては、以下の工程を備えている。
【0035】まず、半導体基板の主表面に不純物領域が
形成される。その後、上記半導体基板の主表面に上記不
純物領域に通ずるコンタクトホールを有する絶縁膜が形
成される。
【0036】次に、上記コンタクトホールおよび上記絶
縁膜の表面に沿って第1半導体層が形成される。その
後、この第1半導体層の上面側にのみ接するように所定
濃度の不純物を含む第2半導体層が形成される。
【0037】次に、この第2半導体層の表面に沿って絶
縁層が形成される。その後、この絶縁層の表面に沿って
所定濃度の不純物を含む第3半導体層が形成される。
【0038】次に、上記第2半導体層に含まれる不純物
が、熱処理によって上記第1半導体層へ拡散して、この
第1半導体層は上記コンタクトホールにおいて上記不純
物領域と電気的に接続する。
【0039】次に、請求項7に記載の半導体装置の製造
方法においては、以下の工程を備えている。
【0040】半導体基板1の主表面に絶縁膜が形成され
る。その後、この絶縁膜上に所定幅を有する導電層が形
成される。
【0041】次に、上記半導体基板の主表面に上記導電
層をマスクとして不純物が導入され不純物領域が形成さ
れる。その後、上記半導体基板および上記導電層を覆
い、上記1対の不純物領域の一方に通ずるコンタクトホ
ールを有する層間絶縁膜が形成される。
【0042】次に、上記コンタクトホールおよび上記層
間絶縁膜の表面に沿って第1の層が形成される。その
後、この第1の層の上面側にのみ接するように所定濃度
の不純物を含む第2半導体層が形成される。
【0043】次に、この第2半導体層の表面に沿って絶
縁層が形成される。その後、この絶縁層の表面に沿って
所定濃度の不純物を含む第3半導体層が形成される。
【0044】次に、上記第2半導体層に含まれる不純物
が熱処理により第1の層へ拡散して、この第1の層は上
記コンタクトホールにおいて上記不純物領域と電気的に
接続する。
【0045】次に、請求項8に記載の半導体装置の製造
方法においては、請求項6および7に記載の半導体装置
の製造方法であって、第1の層を形成する工程の後に、
この第1の層の表面に自然酸化により酸化膜を形成する
工程を含んでいる。
【0046】次に、請求項9に記載の半導体装置の製造
方法においては、以下の工程を備えている。
【0047】まず、第1の導電層が形成される。その
後、この第1の導電層の上に絶縁層が形成される。次
に、この絶縁層の上に第2導電層が形成される。
【0048】また、上記第1の導電層を形成する工程
は、所定濃度の不純物を含む第1の主導電層を形成する
工程と、この第1の主導電層の上に、この第1の主導電
層よりも低濃度の不純物を含む第1の緩衝層を形成する
工程を有している。
【0049】上記第2の導電層を形成する工程は、上記
絶縁層の上に所定濃度の不純物を含む第2の緩衝層を形
成する工程と、この第2の緩衝層の上に、この第2の緩
衝層よりも高濃度の不純物を含む第2の主導電層を形成
する工程を有している。
【0050】
【作用】この発明に基づいた半導体装置の1つの局面に
よれば、第1半導体層の上面側においてのみ接するよう
に、この第1半導体層よりも高濃度の不純物を含む第2
半導体層が設けられている。
【0051】これにより、第1半導体層および第2半導
体層によって構成されるキャパシタの端部における電界
集中を緩和し、キャパシタの破壊を防止している。
【0052】次に、この発明に基づいた半導体装置の他
の局面によれば、導電層と、この導電層の上に層間絶縁
膜を介して第1半導体層が設けられている。この第1半
導体層の上面側においてのみ接するようにこの第1半導
体層よりも高濃度の不純物を含む第2半導体層が設けら
れている。
【0053】これにより、第1半導体層および第2半導
体層によって構成されるキャパシタの下部電極と導電層
との間の寄生容量が低減され、半導体装置の演算速度の
高速化を図ることが可能となる。
【0054】次に、この発明に基づいた半導体装置のさ
らに他の局面によれば、絶縁膜を介して第1の導電層と
第2の導電層が設けられている。さらに、第1の導電層
と第2の導電層は、絶縁膜に接する近傍の領域に第1お
よび第2の緩衝層を有している。さらに、第1および第
2の緩衝層の前記絶縁膜の反対側には、それぞれ第1お
よび第2の主導電層を有している。
【0055】これにより、第1の導電層と第2の導電層
との間の寄生容量が低減され、半導体装置の演算速度の
高速化を図ることが可能となる。
【0056】次に、この発明に基づいた半導体装置の製
造方法の1つの局面によれば、第1半導体層を形成した
後、この第1半導体層の上面側にのみ接するように所定
濃度の不純物を含む第2半導体層を形成している。これ
により、第2の半導体層に高濃度にドーピングされた不
純物が、不純物領域へ拡散するためには、第1半導体層
を通過しなければならないため、第2半導体層に含まれ
る不純物の不純物領域への拡散による不純物領域の拡大
を防止する。
【0057】次に、この発明に基づいた半導体装置の製
造方法の他の局面によれば、第1の半導体層と第2の半
導体層との間に自然酸化膜が形成されている。これによ
り、各製造工程の熱処理時に、第2導電層に含まれる不
純物の不純物領域への拡散を第1半導体層とともにさら
に抑制し、不純物領域の拡大を防止している。
【0058】
【実施例】以下、この発明に基づいた半導体装置である
DRAMの第1の実施例について図面を参照して説明す
る。なお、この実施例は従来技術におけるDRAMと動
作原理などは同一であるため、相違する構造およびその
製造方法についてのみ説明する。
【0059】まず、図1を参照して、半導体装置40の
構造を説明する。図1は、先に説明した従来技術におけ
る図29中X−X線矢視断面図に対応する断面図であ
る。
【0060】p型の半導体基板1の主表面にSiO2
どよりなる素子分離領域2が形成されている。この素子
分離領域2により囲まれた活性領域においては、p型の
半導体基板1の主表面にSiO2 などよりなる絶縁膜4
1を介してワード線5が形成されている。このワード線
5は、下層に不純物濃度1×1019cm-3〜1×10 21
cm-3程度のn型の不純物であるリンがドーピングされ
たポリシリコンよりなる主導電層5aと、上層に不純物
濃度1×1014cm-3〜1×1019cm-3程度のn型の
不純物であるリンがドーピングされたポリシリコンより
なる緩衝層5bとから構成されている。
【0061】p型の半導体基板1の表面から所定の深さ
にかけて、上記ワード線5を挟む位置に濃度1×1017
cm-3〜1×1021cm-3ほどのn型の不純物領域3,
4が形成されている。
【0062】ワード線5は、上面および側面がSiO2
などよりなる絶縁膜42に覆われている。この絶縁膜4
2上側には、その表面に沿って濃度1×1014cm-3
1×1019cm-3程度のn型の不純物であるリン(P)
がドーピングされたポリシリコンよりなる第1半導体層
6が形成されている。さらに、絶縁膜42に設けられた
コンタクトホール42aにおいて、上記第1導電層6が
上記不純物拡散領域3と電気的に接続されている。
【0063】上記第1導電層6の表面に沿って、濃度1
×1019cm-3〜1×1021cm-3ほどのn型の不純物
であるリンがドーピングされたポリシリコンよりなる第
2導電層7が形成されている。この第2導電層7の表面
に沿ってSiO2 などよりなる絶縁層11が形成されて
いる。この絶縁層11の表面に沿って第3半導体層8が
形成されている。
【0064】この第3半導体層8は、下層に濃度1×1
19cm-3〜1×1021cm-3ほどのn型の不純物であ
るリンがドーピングされたポリシリコンよりなる主導電
層8aと、上層に濃度1×1014cm-3〜1×1019
-3ほどのn型の不純物であるリンがドーピングされた
ポリシリコンよりなる緩衝層8bとを有している。
【0065】この第3半導体層8の表面には、SiO2
などよりなる層間絶縁膜9を介して配線層10が形成さ
れている。この配線層10は、層間絶縁膜9に設けられ
たコンタクトホール9aにおいて不純物拡散領域4と電
気的に接続されている。この配線層10は、下層に、濃
度1×1014cm-3〜1×1019cm-3ほどのn型の不
純物であるリンがドーピングされたポリシリコンよりな
る緩衝層10aと、上層に濃度1×1019cm-31×1
21cm-3ほどのn型の不純物であるリンがドーピング
されたポリシリコンよりなる主導電層10bとを有して
いる。
【0066】上記構成よりなる半導体装置40におい
て、上記ワード線5および上記不純物拡散領域3,4が
電界効果トランジスタを構成している。さらに、上記第
1導電層6と上記第2導電層7が下部電極となり、絶縁
層11が誘電体層をなし、第3半導体層8が上部電極を
なして、これらによってキャパシタが構成されている。
【0067】上記構造を有することにより、再び図1を
参照して、○印A内に示す箇所の半導体層は低濃度およ
び高濃度の不純物拡散領域からなる2層構造となるため
に、電界集中を緩和することができる。また、半導体層
6および7により構成されるキャパシタの下部電極は、
従来よりも不純物濃度は低下するため、ワード線と下部
電極間の寄生容量の低減が図られ、処理速度の高速化を
図ることが可能となる。さらに、第3半導体層8と配線
層10の間における寄生容量も、同様に低減することが
可能となり、さらに処理速度の高速化を図ることが可能
となる。
【0068】次に、上記構成よりなる半導体装置40の
製造方法について、図2ないし図17を参照して説明す
る。
【0069】まず、図2を参照して、p型の半導体基板
1の主表面にLOCOS法を用いてSiO2 よりなる素
子分離領域2を形成する。図3を参照して、半導体基板
1の主表面全面にSiO2 よりなる酸化膜41を厚さ5
0Å〜500Å程度形成する。図4を参照して、半導体
基板1の表面全面に不純物濃度1×1019cm-3〜1×
1021cm-3のポリシリコンからなる主導電層5aを厚
さ500Å〜5000Å程度形成する。その後さらにこ
の主導電層5aの上に、不純物濃度1×1014cm-3
1×1019cm-3のポリシリコンよりなる緩衝層5bを
形成する。
【0070】次に、図5を参照して、写真製版技術によ
り、上記緩衝層5bの表面に所定の形状を有するレジス
ト膜43を形成する。図6を参照して、レジスト膜43
をマスクとして、上記緩衝層5bおよび主導電層5aを
所定の形状にエッチングしワード線5を形成する。
【0071】次に、図7を参照して、レジスト膜43を
除去した後、ワード線5および素子分離領域2をマスク
として半導体基板1の主表面にリンを導入し、濃度1×
10 19cm-3〜1×1021cm-3程度のn型の不純物領
域3,4を形成する。図8を参照して、半導体基板1の
表面全面にCVD法によりSiO2 よりなる酸化膜42
を堆積する。図9を参照して、酸化膜42の上にレジス
トを塗り、パターニングした後(図示せず)異方性エッ
チングなどによりエッチングし、不純物領域3に通ずる
コンタクトホール42aを形成する。
【0072】次に、図10を参照して、不純物がドーピ
ングされていないポリシリコンを絶縁膜42およびコン
タクトホール42aの表面に沿って厚さ200Å〜50
00Å程度堆積し、第1半導体層6aを形成する。図1
1を参照して、第1半導体層6aの表面に沿って濃度1
×1019cm-3〜1×1021cm-3程度のn型の不純物
がドーピングされたポリシリコンを厚さ200Å〜50
00Å程度堆積し、第2半導体層7を形成する。
【0073】次に、図12を参照して、所定の形状を有
するレジスト膜21を第2半導体層7の表面に形成し、
不純物拡散領域4の略上方にある第1半導体層6aおよ
び第2半導体層7を異方性エッチングにより除去する。
図13を参照して、レジスト膜21を除去した後、第2
半導体層7の表面全面に熱酸化法によりSiO2 などよ
りなる絶縁層11を厚さ30Å〜1000Å程度形成す
る。図14を参照して、絶縁膜11の表面に、濃度1×
1019cm-3〜1×1021cm-3程度のn型不純物であ
るリンがドーピングされたポリシリコンよりなる主導電
層8aを厚さ500Å〜5000Å程度堆積する。
【0074】その後、この主導電層8aの上に、不純物
濃度1×1014cm-3〜1×1019cm-3程度のn型不
純物であるリンがドーピングされたポリシリコンからな
る緩衝層8bを堆積する。これにより、主導電層8aお
よび緩衝層8bにより、上部電極8を形成する。
【0075】次に、図15を参照して、所定の形状を有
するレジスト膜21を上部電極8の表面に形成し、不純
物拡散領域4の略上方にある上部電極8を異方性エッチ
ングにより除去する。図16を参照して、レジスト膜2
1を除去した後、上部電極8の表面全面にSiO2 など
よりなる層間絶縁膜9を形成する。図17を参照して、
層間絶縁膜9の焼結および表面の平坦化の処理を行なっ
た後、不純物拡散領域4に通ずるコンタクトホール9a
を形成する。
【0076】次に、図18を参照して、層間絶縁膜9の
表面およびコンタクトホール9aの表面に、不純物がド
ーピングされていないポリシリコンを厚さ200Å〜5
000Å程度堆積して、緩衝層10aを形成する。その
後、この緩衝層10aの上に濃度1×1019cm-3〜1
×1021cm-3程度のn型の不純物がドーピングされた
ポリシリコンを厚さ200Å〜5000Å程度堆積し主
導電層10bを形成する。この緩衝層10aおよび主導
電層10bによりビット線10が形成される。以上によ
り、図1に示す半導体装置40が完成する。
【0077】上記のように、第1半導体層6aを備える
ことにより、第2半導体層7に含まれる不純物の不純物
領域3への拡散を抑制することができる。これは、第2
半導体層に高濃度にドーピングされたリンが不純物拡散
領域3へ拡散するためには、不純物がドーピングされて
いない第1半導体層6aを通過して拡散しなければなら
ないためである。つまり、不純物の拡散源が基板より遠
ざかっているのと等価と考えることができる。したがっ
て同じ熱処理をした場合においても、従来と比較した場
合基板に達する不純物量が少なくなり所望の接合深さを
得ることが可能となる。
【0078】図19に示すグラフは、図18の不純物拡
散領域3への接合部分におけるX−X線矢視断面におけ
る不純物濃度のプロファイルを示すグラフであり、先に
説明した従来の不純物濃度のプロファイルを示す図46
と比較した場合、不純物の接合深さが抑制されているこ
とがわかる。また、上記と同じようにビット線10の不
純物拡散領域4への接合部においても同じことが言え
る。
【0079】以上の結果、第1半導体層6aおよび緩衝
層10aは、第2半導体層7および主導電層10bから
の不純物の拡散により導電性を増し、第1半導体層6と
不純物拡散領域3および主導電層10bと不純物拡散領
域4との電気的な接合が可能となる。
【0080】次に、この発明に基づいた半導体装置の第
2の実施例について説明する。図20を参照して、上述
した第1の実施例の構造と比較して、上記第1半導体層
と上記第2半導体層との間に酸化膜30が設けられてい
る。この酸化膜30を設けることによりさらに第2半導
体層からの不純物の拡散を抑制することが可能となる。
【0081】なお、この場合における酸化膜30の製造
方法は、再び図10を参照して、第1半導体層6aを形
成した後大気中に約1時間放置し、厚さ約10Å程度の
自然酸化膜を形成する。これは、自然酸化によって作ら
れる酸化膜は、その膜厚が均一ではなく厚いところもあ
れば薄いところさらにはピンホールのような孔があいて
いるところがあり、この孔の部分にポリシリコン層が堆
積するために、第1半導体層と第2半導体層の導電性を
確保することが可能となるからである。また、このよう
なピンホールのような孔がない場合においても、酸化膜
の膜厚が10Å程度の酸化膜であればトンネル電流が流
れるため、導電性を得ることができる。
【0082】上記構造を用いることにより第1の実施例
と同様の作用効果を得ることができる。なお上記におい
て第1半導体層と第2半導体層との間に酸化膜30を設
ける場合について示したが、ビット線10を形成する緩
衝層10aと主導電層10bの間にも同様に酸化膜を設
けるようにしても、同じ作用効果を得ることができる。
【0083】上記各実施例において、第1半導体層6a
と半導体基板1との界面にSi,Ge,O,C,Fなど
のイオン注入を行なってもよい。これは上記イオンを注
入することで、界面に発生した薄い自然酸化膜を除去
し、導電性の向上を図る効果が得られるからである。
【0084】なお、上記各実施例において、第1半導体
層6aおよびビット線10を構成する緩衝層10aに不
純物がドーピングされていないポリシリコンを用いてい
るが、濃度が低いポリシリコンを用いても同様の作用効
果を得ることができる。
【0085】また、n型の不純物としてリンを用いてい
るが砒素やアンチモンを用いても同様の作用効果を得る
ことができる。
【0086】また、上記各実施例において、p型の半導
体基板にn型の不純物拡散領域を形成しているが、n型
の半導体基板にp型の不純物拡散領域を形成しても同様
の作用効果を得ることができる。
【0087】次に、この発明に基づいた第3の実施例に
ついて説明する。上述した第1および第2の実施例にお
いては、第1半導体層6aおよびビット線10を構成す
る緩衝層10aに不純物がドーピングされていないポリ
シリコン層または不純物拡散領域と同一の導電型(第1
および第2の実施例ではn型)の低濃度の不純物がドー
ピングされたポリシリコン層を堆積していた。本実施例
においては、この第1半導体層6aおよび緩衝層10a
に、不純物拡散領域の導電型とは反対の導電型の不純物
がドーピングされたポリシリコン層を堆積することによ
り形成している。
【0088】図21は、本実施例により製作された半導
体装置45の断面図であり、構造としては、図1に示す
構造と同一であるため、ここでの説明は省略する。
【0089】次に、本実施例における半導体装置の製造
方法について説明する。なお、第1の実施例で説明した
図2〜図9に示す層間絶縁膜42に不純物拡散領域に通
ずるコンタクトホール42aを開孔するまでの工程は同
一であるためにここでの説明は省略する。
【0090】次に、図22を参照して、絶縁膜42およ
びコンタクトホール42aの表面に沿って濃度1×10
14cm-3〜1×1021cm-3程度のp型の不純物がドー
ピングされたポリシリコンを厚さ200Å〜5000Å
程度堆積し、第1半導体層6aを形成する。次に、図2
3を参照して、第1半導体層6aの表面に沿って濃度1
×1019cm-3〜1×1021cm-3程度のn型の不純物
がドーピングされたポリシリコンを厚さ200Å〜50
00Å程度堆積し、第2半導体層7を形成する。
【0091】このときの、図中Y−Y線矢視断面におけ
る不純物濃度のプロファイルは、図24に示すようにな
っている。
【0092】その後、第1の実施例と同様の工程を経る
ことにより、図21に示す断面構造の半導体装置を形成
することが可能となる。
【0093】このようにして形成された半導体装置45
の図21X−X線矢視断面における不純物濃度のプロフ
ァイルは図25に示すようになり、不純物領域3の接合
深さを拡大することなく形成することが可能となる。
【0094】なお、上記第3の実施例の配線層10を形
成する緩衝層10aも同様に不純物拡散領域4とは反対
の導電型の不純物をドーピングしたポリシリコン層を用
いることによっても同様の作用効果を得ることができ
る。
【0095】なお、上記各実施例において第2半導体層
7に含まれる不純物が拡散することにより、第2半導体
層7内の不純物が減少することになるが、第2半導体層
7から拡散される不純物の量は、第2半導体層に含まれ
る不純物の量に比較した場合微少であるために、第2半
導体層の不純物濃度への影響はないものと考えることが
可能である。
【0096】
【発明の効果】この発明に基づいた半導体装置によれ
ば、第1の半導体層の上面側においてのみ接するよう
に、この第1半導体層よりも高濃度の不純物を含む第2
半導体層が設けられている。
【0097】これにより、第1半導体層および第2半導
体層によって構成されるキャパシタの端部における電界
集中を緩和し、キャパシタの破壊を防止している。
【0098】さらに、この発明に基づいた半導体装置に
よれば、導電層とこの導電層の上に層間絶縁膜を介して
第1半導体層が設けられている。この第1半導体層の上
面側においてのみ接するようにこの第1半導体層よりも
高濃度の不純物を含む第2半導体層が設けられている。
【0099】これにより、第1半導体層および第2半導
体層によって構成されるキャパシタの下部電極と導電層
間の寄生容量は低減され、半導体装置の演算速度の高速
化を図ることが可能となる。
【0100】さらに、この発明に基づいた半導体装置に
よれば、絶縁膜を介して第1の導電層と第2の導電層が
設けられている。この第1の導電層と第2の導電層は、
絶縁膜に接する近傍の領域に所定濃度の不純物を有する
第1および第2の緩衝層を有している。それぞれの緩衝
層の上記絶縁膜の反対側にそれぞれ第1および第2の緩
衝層よりも高濃度の不純物を含む第1および第2の主導
電層を備えている。これにより、第1導電層と第2導電
層との間の寄生容量が低減され、半導体装置の演算速度
の高速化を図ることが可能となる。
【0101】次に、この発明に基づいた半導体装置の製
造方法によれば、第1の層を形成した後、この第1の層
の上面側においてのみ接するように、所定濃度の不純物
を含む第2半導体層を形成している。
【0102】これにより、第2半導体層に高濃度にドー
ピングされた不純物が、不純物領域へ拡散するために
は、第1の層を通過しなければならないため、第2半導
体層に含まれる不純物の不純物領域への拡散による不純
物領域の拡大を防止している。
【0103】さらに、この発明に基づいた半導体装置の
製造方法によれば、第1の層と第2半導体層との間に自
然酸化膜が形成されている。これにより、各製造工程の
熱処理工程時に、下部電極に含まれる不純物の不純物領
域への拡散をさらに抑制し、不純物領域の拡大を防止し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づいた第1実施例における半導体
装置の断面図である。
【図2】この発明に基づいた製造方法における半導体装
置の第1の製造工程を示す図である。
【図3】この発明に基づいた製造方法における半導体装
置の第2の製造工程を示す図である。
【図4】この発明に基づいた製造方法における半導体装
置の第3の製造工程を示す図である。
【図5】この発明に基づいた製造方法における半導体装
置の第4の製造工程を示す図である。
【図6】この発明に基づいた製造方法における半導体装
置の第5の製造工程を示す図である。
【図7】この発明に基づいた製造方法における半導体装
置の第6の製造工程を示す図である。
【図8】この発明に基づいた製造方法における半導体装
置の第7の製造工程を示す図である。
【図9】この発明に基づいた製造方法における半導体装
置の第8の製造工程を示す図である。
【図10】この発明に基づいた製造方法における半導体
装置の第9の製造工程を示す図である。
【図11】この発明に基づいた製造方法における半導体
装置の第10の製造工程を示す図である。
【図12】この発明に基づいた製造方法における半導体
装置の第11の製造工程を示す図である。
【図13】この発明に基づいた製造方法における半導体
装置の第12の製造工程を示す図である。
【図14】この発明に基づいた製造方法における半導体
装置の第13の製造工程を示す図である。
【図15】この発明に基づいた製造方法における半導体
装置の第14の製造工程を示す図である。
【図16】この発明に基づいた製造方法における半導体
装置の第15の製造工程を示す図である。
【図17】この発明に基づいた製造方法における半導体
装置の第16の製造工程を示す図である。
【図18】この発明に基づいた製造方法における半導体
装置の第17の製造工程を示す図である。
【図19】図1中X−X線矢視断面における不純物濃度
の分布を示す図である。
【図20】この発明に基づいた半導体装置の第2の実施
例における断面図である。
【図21】この発明に基づいた半導体装置の第3の実施
例における断面図である。
【図22】この発明に基づいた第3の実施例における製
造方法の製造工程を示す第1の図である。
【図23】この発明に基づいた第3の実施例における製
造方法の製造工程を示す第2の図である。
【図24】図23中Y−Y線矢視断面における不純物濃
度の分布を示す図である。
【図25】図21中X−X線矢視断面における不純物濃
度の分布を示す図である。
【図26】DRAMの基本構成を示す模式図である。
【図27】メモリセルアレイ内の半導体装置の構造を示
す模式図である。
【図28】半導体装置の等価回路を示す図である。
【図29】メモリセルアレイの平面構造図である。
【図30】従来技術における半導体装置の断面構造図で
ある。
【図31】従来技術に基づいた製造方法における半導体
装置の第1の製造工程を示す図である。
【図32】従来技術に基づいた製造方法における半導体
装置の第2の製造工程を示す図である。
【図33】従来技術に基づいた製造方法における半導体
装置の第3の製造工程を示す図である。
【図34】従来技術に基づいた製造方法における半導体
装置の第4の製造工程を示す図である。
【図35】従来技術に基づいた製造方法における半導体
装置の第5の製造工程を示す図である。
【図36】従来技術に基づいた製造方法における半導体
装置の第6の製造工程を示す図である。
【図37】従来技術に基づいた製造方法における半導体
装置の第7の製造工程を示す図である。
【図38】従来技術に基づいた製造方法における半導体
装置の第8の製造工程を示す図である。
【図39】従来技術に基づいた製造方法における半導体
装置の第9の製造工程を示す図である。
【図40】従来技術に基づいた製造方法における半導体
装置の第10の製造工程を示す図である。
【図41】従来技術に基づいた製造方法における半導体
装置の第11の製造工程を示す図である。
【図42】従来技術に基づいた製造方法における半導体
装置の第12の製造工程を示す図である。
【図43】従来技術に基づいた製造方法における半導体
装置の第13の製造工程を示す図である。
【図44】従来技術に基づいた製造方法における半導体
装置の第14の製造工程を示す図である。
【図45】従来技術に基づいた製造方法における半導体
装置の第15の製造工程を示す図である。
【図46】図30中X−X線矢視断面における不純物濃
度の分布を示す図である。
【図47】半導体基板に設けられた拡散領域の拡大によ
る素子特性の劣化の様子を示す模式図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 素子分離領域 3,4 不純物拡散領域 5 ワード線 6 第1半導体層 7 第2半導体層 8 第3半導体層 9 層間絶縁膜 10 配線層 11 絶縁膜 40 半導体装置 41,42 絶縁膜 9a,42a コンタクトホール なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−256292(JP,A) 特開 平3−209869(JP,A) 特開 平1−94645(JP,A) 特開 平4−88665(JP,A) 特開 昭63−182859(JP,A) 特開 平5−114579(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 27/108 H01L 21/822 H01L 21/8242 H01L 27/04 H01L 29/41

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 この半導体基板の主表面に形成された不純物領域と、 この不純物領域に接続され、前記半導体基板と絶縁膜を
    介して形成された所定濃度の不純物を含む第1半導体層
    と、 この第1半導体層の上面側においてのみ接するように形
    成された前記第1半導体層よりも高濃度の不純物を含む
    第2半導体層と、 を備えた半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板と、 この半導体基板の主表面に形成された絶縁膜と、 この絶縁膜上に形成された所定の幅を有する導電層と、 この導電層を左右から挟む位置であって、前記半導体基
    板の主表面から所定の深さにかけて形成された1対の不
    純物領域と、 前記1対の不純物領域の一方に電気的に接続され、前記
    導電層を覆うように層間絶縁膜を介して形成された所定
    濃度の不純物を含む第1半導体層と、 この第1半導体層の上面側においてのみ接するように形
    成された前記第1半導体層よりも高濃度の不純物を含む
    第2半導体層と、 この第2半導体層の表面に沿って形成された絶縁層と、 この絶縁層の表面に沿って形成された前記第1半導体層
    よりも高濃度の不純物を含む第3半導体層と、 を備えた半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1半導体層と前記第2半導体層と
    の間に自然酸化により形成された酸化膜を含む請求項1
    あるいは請求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 第1の導電層と、 前記第1の導電層の上に設けられた絶縁層と、 この絶縁層の上に設けられた第2導電層と、 を備え、 前記第1の導電層は、前記絶縁層に接する近傍の領域に
    おいて、所定の不純物濃度からなる第1の緩衝層と、 他の領域において、前記第1の緩衝層よりも不純物濃度
    が高い第1の主導電層と、 を含み、 前記第2の導電層は、前記絶縁層に接する近傍の領域に
    おいて、所定の不純物濃度からなる第2の緩衝層と、 他の領域において、前記第2の緩衝層よりも不純物濃度
    が高い第2の主導電層とを含む、 半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板の主表面上に不純物領域を形
    成する工程と、 前記半導体基板の主表面上に前記不純物領域に通ずるコ
    ンタクトホールを有する絶縁膜を形成する工程と、 前記コンタクトホールおよび前記絶縁膜の表面上に、第
    1の層を形成する工程と、 前記第1の層の上面側にのみ接するように所定の不純物
    濃度を有する第2の層を形成する工程と、 前記第2の層に含まれる不純物が、前記第1の層を拡散
    し通過して、前記第2の層と前記半導体基板の主表面上
    の前記不純物領域とが電気的に接続するように、前記第
    2の層と前記第1の層に所定の時間、所定の温度で熱処
    理を加える工程と、 を備えた半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板の主表面に不純物領域を形成
    する工程と、 前記半導体基板の主表面に前記不純物領域に通ずるコン
    タクトホールを有する絶縁膜を形成する工程と、 前記コンタクトホールおよび前記絶縁膜の表面に沿って
    第1の層を形成する工程と、 この第1の層の上面側にのみ接するように所定濃度の不
    純物を含む第2半導体層を形成する工程と、 この第2半導体層の表面に沿って絶縁層を形成する工程
    と、 この絶縁層の表面に沿って所定濃度の不純物を含む第3
    半導体層を形成する工程と、 を有し、 前記第2半導体層に含まれる不純物が、熱処理によって
    前記第1の層へ拡散して、この第1の層は前記コンタク
    トホールにおいて前記不純物領域と電気的に接続する、 半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板の主表面に絶縁膜を形成する
    工程と、 この絶縁膜上に導電層を形成する工程と、 前記半導体基板の主表面に前記導電層をマスクとして不
    純物を導入し、不純物拡散領域を形成する工程と、 前記半導体基板および前記導電層を覆い、前記不純物拡
    散領域に通ずるコンタクトホールを有する層間絶縁膜を
    形成する工程と、 前記コンタクトホールおよび前記層間絶縁膜の表面に沿
    って第1の層を形成する工程と、 この第1の層の上面側にのみ接するように所定濃度の不
    純物を含む第2半導体層を形成する工程と、 この第2半導体層の表面に沿って絶縁層を形成する工程
    と、 この絶縁層の表面に沿って所定濃度の不純物を含む第3
    半導体層を形成する工程と、 を有し、 前記第2半導体層に含まれる不純物が熱処理により第1
    の層へ拡散して、この第1の層は前記コンタクトホール
    において前記不純物拡散領域と電気的に接続する、 半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の層を形成する工程の後に自然
    酸化によりこの第1の層の表面に自然酸化膜を形成する
    工程を含む前記請求項6あるいは請求項7に記載の半導
    体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 第1の導電層を形成する工程と、 この第1の導電層の上に絶縁層を形成する工程と、 この絶縁層の上に第2導電層を形成する工程と、 を備え、 前記第1の導電層を形成する工程は、 所定濃度の不純物を含む第1の主導電層を形成する工程
    と、 この第1の主導電層の上に、この第1の主導電層よりも
    低濃度の不純物を含む第1の緩衝層を形成する工程と、 を有し、 前記第2の導電層を形成する工程は、 前記絶縁層の上に所定濃度の不純物を含む第2の緩衝層
    を形成する工程と、 この第2の緩衝層の上に、この第2の緩衝層よりも高濃
    度の不純物を含む第2の主導電層を形成する工程と、 を有する半導体装置の製造方法。
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