JP3202036B2 - 補助光源を有するカメラ - Google Patents

補助光源を有するカメラ

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JP3202036B2
JP3202036B2 JP16883791A JP16883791A JP3202036B2 JP 3202036 B2 JP3202036 B2 JP 3202036B2 JP 16883791 A JP16883791 A JP 16883791A JP 16883791 A JP16883791 A JP 16883791A JP 3202036 B2 JP3202036 B2 JP 3202036B2
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美宣 高橋
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  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は補助光源を有するカメ
ラ、特に赤目防止のためにストロボ光源とは別個に補助
光源が設けられたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】カメラのストロボ撮影においては、従来
から被写体である人物等の目が赤く写る、いわゆる赤目
現象が問題となるが、最近この赤目現象の低減・防止対
策が採られている。すなわち、赤目現象は人間や動物に
対してストロボを使うと、ストロボ光が瞳孔から眼球内
に入射し、この光が眼球内の血管から反射されることに
よって目が赤く写る現象である。従って、従来では上記
赤目を防止するために、本撮影前に弱い光を予め発光
(プレ発光)させて被写体の瞳孔径を小さくし、ストロ
ボ光の瞳孔内への入射を低減させることが行われる。
【0003】そして、上記プレ発光をカメラ内蔵のラン
プで行う場合は、例えばキセノンチューブ等の1つのス
トロボ用光源(ランプ)を2種類の容量のコンデンサで
発光させることが提案されており、これによれば、撮影
釦に同期して小容量のコンデンサにてストロボ用ランプ
をプレ発光させ、被写体の瞳孔径を小さくした後に大容
量のコンデンサにて本発光を行うようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように1つのストロボ用ランプを用いて赤目現象防止の
ためのプレ発光を行う場合は、1つのランプでプレ発光
も兼ねることができる利点があるが、大小のコンデンサ
の充放電制御が複雑となるという問題がある。従って、
赤目防止用の補助光源を上記ストロボ用光源と別個に設
ければ、上記充放電制御を簡単にすることができる。
【0005】ところで、カメラのオートフォーカス(A
F)制御の一つとして、固体撮像素子であるCCD(Ch
arge Coupled Device)等のラインセンサを用い、定常光
の下で行うパッシブAF制御が周知である。しかし、こ
のパッシブAF制御においては、赤外光等を用いるアク
ティブAF制御とは異なって、明るい場所で被写体に対
してピント合せを行うので、暗い場所ではピント合せが
できないことになる。従って、従来ではストロボ光源以
外にランプ、LED等の補助光源を設け、この補助光に
よって真っ暗な状態でもオートフォーカス制御が可能と
なるようになっている。
【0006】上述のように、従来のカメラの補助光源は
赤目防止のために、又はパッシブAFのためにというよ
うに別個に設けられており、従ってこれらの共用化が図
れれば、簡素な構成で機能性のあるカメラを得ることが
できる。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、赤目防止のための発光とパッシブ
オートフォーカスにおける補助発光との両者を一つの補
助光源により効率よく行うことができる補助光源を有す
るカメラを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る補助光源を有するカメラは、ストロボ
光源とは別個にカメラに内蔵された補助光源を有し、こ
の補助光源によりパッシブオートフォーカスのための補
助発光制御を行うと共に、赤目防止モードが選択されて
いるときは、上記補助発光に継続させる形で当該補助光
源による赤目防止のためのプレ発光制御を実行するよう
にしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、例えばシャッタボタンの
一段目のオン動作に基づき、測光値が暗い場合は補助光
源を発光させるので、オートフォーカスでの補助光が被
写体へ向けて照射される。そして、赤目低減モードが選
択されていない時には上記補助光は数百ミリ秒で消灯す
るが、赤目低減モードが選択されている時には上記の補
助光源による発光状態が継続され、赤目防止に必要な発
光量になった時点で補助光は消灯することになる。
【0010】
【実施例】図1には、実施例に係る補助光源を有するカ
メラの内部構成が示され、図2にはカメラの外観が示さ
れており、まず図2において、カメラボディ(本体)1
の前面には撮影レンズ2を有する鏡胴3が進退自在に配
設される。そして、カメラボディ1の前面にファインダ
ー4、オートフォーカス(AF)用受光部5a,5b
キセノンチューブを内蔵したストロボ発光部6が設けら
れ、更に上記鏡胴3とストロボ発光部6との間に補助光
源(ランプ)7が配設されている。
【0011】上記カメラボディ1の上面には、シャッタ
釦8、ストロボモード切替え釦9が配設され、上記シャ
ッタ釦8は2段階のスイッチ(S1 ,S2 )にて後述す
る撮影動作を行う。また、上記ストロボモード切替え釦
9は、例えばツマミが溝内をスライドする構成とされ、
赤目防止用プレ発光(赤目防止モード)、低輝度自動発
光、日中シンクロ等の強制発光等のモードを切替え選択
できるようになっている。
【0012】図1において、カメラ動作の全体を制御す
るCPU(中央処理部)12にはオートフォーカス(A
F)部13、シャッタ制御部14、ストロボ制御部1
5、自動露出(AE)を行うための光電変換素子を有す
る測光部16が接続され、これらの回路はCPU12に
よって統轄制御される。また、上記補助光源(ランプ)
7の一方側には電池電源17が接続されると共に、他方
側には上記CPU12によって駆動されるスイッチング
トランジスタ18が接続され、上記ストロボモード切替
え釦9もその選択信号が入力されるようにCPU12へ
接続されている。
【0013】上記AF部13は、CCD等のラインセン
サを用いてパッシブオートフォーカス制御を行い、上記
シャッタ制御部14は、シャッタ釦8の押し操作に基づ
いてシャッタセクタの開口制御を行い、上記ストロボ制
御部15は低輝度状態でストロボの発光制御を行い、ま
た測光部16はシャッタ釦8の一段目のスイッチS1が
押されたときに被写体輝度を測定する。そして、上記A
F部13でオートフォーカス制御を行う際、測光部16
で外界の低輝度状態が検出されたときにはCPU12に
て補助ランプ7を発光させ、補助光の下にオートフォー
カス制御を行うことになる。また、上記モード切替え釦
9により赤目防止モードに設定されている場合は、同様
にCPU12はストロボ本発光の前に補助ランプ7をプ
レ発光させることになり、このプレ発光によって赤目現
象が低減・防止される。
【0014】実施例は以上の構成からなり、以下にその
作用を図3に基づいて説明する。図3において、まずス
テップ101にてシャッタ釦8の第1段目のスイッチS
1 がオン動作されると、ステップ102では測光部16
によって測光が行われ、次のステップ103へ移行す
る。このステップ103では、現在、外界が低輝度状態
であるか否かを判定し、“N”のときはステップ105
へ移行するが、“Y”のとき、すなわち低輝度状態であ
ったときはステップ104へ移行し、補助ランプ7を数
百m秒点灯させる。従って、これによってパッシブオー
トフォーカス制御が可能となり、次のステップ105で
は、上記AFのための測距が行われる。
【0015】次に、ステップ106ではストロボモード
切替え釦9で赤目防止モードに設定されているか否かが
判定され、“N”のときにはステップ107へ移行して
上記の数百ミリ秒の発光が終了する時点で補助ランプ7
を消灯する。一方、“Y”のときは上記ステップ104
で行った発光を継続する状態でステップ108にて約1
秒のタイマーをスタートさせ、次のステップ109では
タイムアップしたか否かを検出する。そして、補助ラン
プ7が点灯して約1秒が経過したことが検出されると、
ステップ110へ移行して2段目のスイッチS2 がオン
されているか否かが判定され、“Y”のときにはステッ
プ111で補助ランプ7を消灯する。
【0016】従って、実施例では赤目防止モードが選択
されていない場合には、オートフォーカス制御において
低輝度状態で数百ミリ秒の補助発光を行い、赤目防止モ
ードが選択されている場合には、上記補助発光に続いて
発光動作を継続し、上記補助発光と合せて約1秒のプレ
発光を行うことになる。
【0017】次のステップ112では、AF部13によ
るオートフォーカス制御のピント合せが行われ、これに
よりレンズが所定の位置へセットされ、ステップ113
ではシャッタ制御部14によってセクタが開かれること
になると共に、ステップ114ではストロボ制御部15
によりキセノンチューブが発光される。このストロボ発
光が終了すると、ステップ115へ移行してセクタは閉
じられ、次のステップ116でフィルムが1コマ分送ら
れることになる。
【0018】上記実施例では、ステップ103で低輝度
状態を判定してパッシブオートフォーカスの補助光を発
光し、その後にステップ106にて赤目防止モードであ
るか否かを判定し補助ランプ7のプレ発光を継続するよ
うにしているが、これに限らず、上記補助発光を終了さ
せた後に赤目防止のプレ発光を別個に行うようにしても
よいし、また赤目防止モードの判定を先に行い、低輝度
状態であるか否かの判定を後に行うようにすることもで
きる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ストロボ光源とは別個にカメラに内蔵された補助光源を
用い、パッシブオートフォーカスのための補助発光制御
をすると共に、赤目防止モードが選択されているとき
は、上記補助発光に継続させる形で赤目防止のためのプ
レ発光制御を行うようにしたので、赤目防止のプレ発光
とパッシブAFの補助発光の両者を一つの補助光源によ
り効率よく行うことができ、機能性の高いカメラを得る
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る補助光源を有するカメラ
の構成を示す回路ブロック図である。
【図2】実施例のカメラの外観構成を示す斜視図であ
る。
【図3】実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
7 … 補助光源(ランプ)、 9 … ストロボモード切替え釦、 12 … CPU、 13 … オートフォーカス(AF)部、 15 … ストロボ制御部、 16 … 測光部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 15/05

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストロボ光源とは別個にカメラに内蔵さ
    れた補助光源を有し、この補助光源によりパッシブオー
    トフォーカスのための補助発光制御を行うと共に、赤目
    防止モードが選択されているときは、上記補助発光に継
    続させる形で当該補助光源による赤目防止のためのプレ
    発光制御を実行するようにした補助光源を有するカメ
    ラ。
JP16883791A 1991-06-13 1991-06-13 補助光源を有するカメラ Expired - Fee Related JP3202036B2 (ja)

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