JP3195138B2 - 箱状部材の表皮材取付構造 - Google Patents

箱状部材の表皮材取付構造

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JP3195138B2 JP22858393A JP22858393A JP3195138B2 JP 3195138 B2 JP3195138 B2 JP 3195138B2 JP 22858393 A JP22858393 A JP 22858393A JP 22858393 A JP22858393 A JP 22858393A JP 3195138 B2 JP3195138 B2 JP 3195138B2
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賢一朗 世羅
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレート状の本体部
と、該本体部の周縁より立設された縦壁部とを有し一面
が開放されている箱形心材に表皮材が取付けられてなる
箱状部材の表皮材取付構造、特にそのコーナー部におけ
る表皮材取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図3に示すように、自動車
用ドアにおいて、車室内側に設けられたアームレスト部
aの中空内部bを収納ボックス部として使用し、その上
部に蓋体となる箱状部材cを設けることは知られてい
る。その箱状部材cは、図4及び図5に示すように、矩
形プレート状の本体部d1 と、該本体部d1 の周縁より
立設された縦壁部d2 ,d3 とを有し一面が開放されて
いる箱形心材dに、表皮材eが取付けられて形成されて
いる。そして、箱状部材cの内側に、カバー部材fを設
けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そのような
ものでは、表皮材eを箱形心材dに取付ける際、縦壁部
2 ,d3 が略90°に交叉してなる箱形心材dの各コ
ーナー部S1 ,…において、表皮材eが余ることから、
図5に示すように、表皮材dが二重になって、いわゆる
団子状となり、箱形心材dに表皮材eを取付けた後の蓋
体cの見栄えが悪くなる。また、蓋体としてではなく、
例えば箱状部材cの縦壁部d2 ,d3 の上面(開放して
いる側の面)を他の部材との合せ面として用いるような
場合、上記団子状の表皮材dが原因となって箱状部材c
が他の部材より浮き上がってしまい、密着して取付ける
ことができないという問題がある。さらに、図6に示す
ように、箱形心材dの内側に設けるカバー部材fに、表
皮材dの団子状部分との干渉を回避して組付けるため
に、箱形心材dの各コーナー部S1 ,…に対応する部位
にいわゆる逃しf1 を設ける必要があり、加工が面倒で
あり、見栄えも悪かった。
【0004】本発明は、表皮材を箱形心材に取付ける
際、箱形心材のコーナー部において、表皮材が二重にな
っていわゆる団子状となるのを防止した箱状部材の表皮
材取付構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、プレート状の
本体部と、該本体部の周縁より立設された縦壁部とを有
し一面が開放されている箱形心材の表面に、表皮材が取
付けられてなる箱状部材の表皮材取付構造を前提とする
ものであって、上記箱形心材のコーナー部において、該
コーナー部を形成する縦壁部の板厚が、縦壁部の他の部
分よりも薄く形成されている構成とする。
【0006】
【作用】箱形心材のコーナー部において、該コーナー部
を形成する縦壁部の板厚が、縦壁部の他の部分よりも薄
く形成され、表皮材を取付ける部分が長くなっており、
表皮材が余ることがなくなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に
説明する。尚、本例は、自動車用ドアの車室内側に設け
られるアームレスト部を収納ボックスとして用いる場合
に、アームレスト部の蓋体となる箱状部材の表皮取付構
造に適用した例である。
【0008】概略構成を示す図1及び図2において、1
は箱状部材としてのアームレスト部の蓋体で、矩形プレ
ート状の本体部2aと、該本体部2aの周縁より立設さ
れた縦壁部2b,2cを有する箱形心材2に、表皮材3
が取付けられてなる。
【0009】上記箱形心材2は、縦壁部2b,2cがコ
ーナー部S2 ,…を形成する部位において、該各縦壁部
2b,2cの長手方向の一定範囲に亘って該各縦壁部2
b,2cの板厚が、各縦壁部2b,2cの他の部分より
も薄く形成されている。よって、箱形心材2のコーナー
部S2 ,…において、表皮材3が巻き付けて取付けられ
る部位の長さが、各縦壁部2b,2cが一定の板厚であ
る従来の場合に比して長くなっている。即ち、箱形心材
2の縦壁部2bについては、通常板厚がL1 =5mmであ
るのがL2 =1.5mmと30%程度となり、縦壁部2c
については、通常板厚L3 =2.5mmであるのがL4
1.5mmと60%程度となっており、その板厚の差によ
って生ずる段差分だけ表皮材3が巻き付けられる部位の
長さが長くなっている。
【0010】上記のように構成すれば、蓋体1の箱形心
材2は、縦壁部2b,2cがコーナー部S2 を形成する
部位において、該各縦壁部2b,2cの長手方向の一定
範囲に亘って該各縦壁部2b,2cの板厚が、各縦壁部
2b,2cの他の部分よりも薄くなるように形成され、
表皮材3が巻付けられて取付けられる部位の長さが、一
定の板厚である従来の場合に比して長くなっているの
で、従来巻付けの際余っていた余分な表皮材3がコーナ
ー部S2 において箱形心材2に巻付けられることとな
り、二重になって団子状となることがない。
【0011】よって、箱形心材2に表皮材3を巻付けた
後の蓋体1の見栄えが向上する。また、箱形心材2の内
側に設けるカバー部材(図示せず)の等の他の部品は、
従来の如く箱形心材2のコーナー部に対応する部位にい
わゆる逃しを設けなくとも、容易に組み付けることがで
きる。
【0012】上記実施例では、アームレスト部の蓋体1
に適用した例であるが、そのほか、箱状部材の縦壁部の
上面が他の部材に接触するような構造に適用する場合で
あれば、箱状部材のコーナー部において表皮材が二重に
なって団子状となることがないので、他の部材に対して
箱状部材が浮き上がることがなく、密着状態とすること
ができる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上記のように、箱形心材のコ
ーナー部において、該コーナー部を形成する縦壁部の板
厚を、縦壁部の他の部分よりも薄くなるように形成した
ので、表皮材を巻付けて取付ける部分の長さが長くな
り、表皮材が余って団子状となることがなくなる。よっ
て、箱状部材の見栄えが向上し、他の部材に密着状態で
取付けることも可能となる。また、カバー部材等の他の
部品に、干渉を回避するために、従来の如くいわゆる逃
しを設ける必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】表皮材の取付構造の説明図である。
【図2】表皮材を巻き付ける前の、表皮材の取付構造の
説明図である。
【図3】アームレスト部の断面図である。
【図4】従来例についての図1と同様の図である。
【図5】従来例についての図2と同様の図である。
【図6】従来例のカバー部材を示す図である。
【符号の説明】
S2 コーナー部 1 蓋体(箱状部材) 2 箱形心材 2a 本体部 2b,2c 縦壁部 3 表皮材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 7/04 B29C 63/02 B60J 5/00 B65D 51/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレート状の本体部と、該本体部の周縁
    より立設された縦壁部とを有し一面が開放されている箱
    形心材の表面に、表皮材が取付けられてなる箱状部材の
    表皮材取付構造であって、 上記箱形心材のコーナー部において、該コーナー部を形
    成する縦壁部の板厚が、縦壁部の他の部分よりも薄く形
    成されていることを特徴とする箱状部材の表皮材取付構
    造。
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WO2023090134A1 (ja) * 2021-11-16 2023-05-25 精電舎電子工業株式会社 溶着方法と溶着装置

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