JP3191645B2 - 自動製パン機 - Google Patents

自動製パン機

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JP3191645B2
JP3191645B2 JP28034295A JP28034295A JP3191645B2 JP 3191645 B2 JP3191645 B2 JP 3191645B2 JP 28034295 A JP28034295 A JP 28034295A JP 28034295 A JP28034295 A JP 28034295A JP 3191645 B2 JP3191645 B2 JP 3191645B2
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    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21BBAKERS' OVENS; MACHINES OR EQUIPMENT FOR BAKING
    • A21B7/00Baking plants
    • A21B7/005Baking plants in combination with mixing or kneading devices

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に所定のパン材
料を機器に準備するだけで自動的にパンの製造を行なう
ことが出来る一般家庭で使用する自動製パン機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、食文化の多様化・高級化に伴い、
家庭用自動製パン機を用いて、レーズン、ナッツ類、チ
ーズ等の製パン副材料を加えたレーズンパン、ナッツパ
ン、チーズパン等を製造する機会が増えている。
【0003】以下に従来の自動製パン機の一例について
説明する。図10は、自動製パン機の断面図である。図
10において、基台1はその上部に加熱手段であるヒー
ター2を内蔵した焼成室3を、パン焼き型取り付け台4
により狭持して固定しており、下面にはモーター5を固
定している。また基台1は、下端部で底板6により、板
金製のボデー7を狭持して固定している。8は焼成室3
を覆う開閉自在の蓋である。パン焼き型9は、パン焼き
型取り付け台4に着脱自在に配置されており、パン焼き
型9の中央底部には上方に混練手段としての羽根10
を、下方には従動コネクタ11を取り付けた軸12が回
転自在に軸支される。従動コネクタ11は、パン焼き型
取り付け台4に回転自在に軸支されている軸12に設け
た駆動コネクタ13に係合し、大プーリー14、ベルト
15、小プーリー16を介してモーター5により羽根1
0が回転できる。電源基板17は、ヒーター2、モータ
ー5に電力を供給する為の電気回路基板であり、樹脂製
の基板台8を介し基台1上に固定されている。また、電
源基板17には、報知の為のブザー21が配設されてい
る。マイコン基板19は、電源基板17が駆動するヒー
ター2、モーター5のスイッチングを行なうトライアッ
ク、リレー等の電子部品へ制御命令を出す電気回路基板
であり、制御手段を含むものである。そして、ケーブル
20にて電源基板17に接続されている。
【0004】以上のように構成された自動製パン機につ
いて、以下その動作を説明する。パン焼き型9にパン材
料を入れ運転すると、マイコン基板19から発せられる
命令により電源基板17上のトライアック、リレー等の
スイッチングが行なわれ、ヒーター2、モーター5を制
御し、パン生地の混練工程、発酵工程、ガス抜き工程を
順次行い、最後に焼成室3内を150〜230℃の高温
に加熱し、パンを焼き上げる焼成工程を行なう。製パン
工程は、前記工程トータルで約4時間程度である。レー
ズン、ナッツ類、チーズ等の製パン副材料を加えたレー
ズンパン、ナッツパン、チーズパン等を製造する場合に
は、パン焼き型9に小麦粉、水、バター、砂糖、塩、イ
ースト等の製パン主材料と共に運転当初から、前記製パ
ン副材料を入れて上記の製パン工程を運転していた。ま
た機器によっては、約20分程度のパン材料の混練工程
のうち約17分間程度を終了した時点で、電源基板17
上のブサー22により使用者に製パン副材料投入の時期
の報知を行い、ブザー音を合図に使用者が自分で副材料
の投入を行い、その後残り約3分間の混練により製パン
主材料と副材料の混合を行なうものもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、製パン主材料と副材料を製パン工程当初か
ら一緒にパン焼き型に入れた場合、レーズン、ナッツ
類、チーズ類等の脆弱な副材料は、約20分間と長い混
練工程の間に練り羽根による混練によりこなごなに砕け
てしまうか、潰れて他の主材料に溶け込んでしまう。例
えば、レーズンパンの場合、潰れたレーズンにより出来
上りのパンの色が浅黒く品位に欠けるパンとなり、通常
の粒の潰れていないパンに比べて口に含んだレーズンの
味、香りが低下する。また、そればかりか潰れたレーズ
ンから出る糖分によりパンは過発酵となり発酵臭の強い
風味の悪いパンとなる。また、ナッツ類等の硬いが砕け
やすい製パン副材料の場合、混練工程によりナッツ類が
砕け、こなごなの粒になってしまうばかりでなく、混練
工程時小麦タンパクから混練によりグルテンが生成され
るが、生成されたグルテンをナッツの砕片により切り刻
むこととなり、弾力の無いコシの弱いパンができる。ま
た、発酵工程のパン生地が膨化する際に、ナッツの砕片
によりグルテンが短く切られており、発生するガスを抱
擁する力が弱いパン生地となる為、高さの低いパンとな
る。
【0006】また、混練工程の途中にブザー音により使
用者にレーズン、ナッツ類、チーズ等の副材料投入の時
期を知らせる方式の場合、上記副材料のつぶれ、及びつ
ぶれによる作用は防ぐことが出来るが、ブザー音が鳴る
まで使用者は機器の側にいなければならず非常に不便で
あった。また、パンの出来上り時刻を遅らせるタイマー
運転時にはブザーが鳴るのが機器の運転を開始してから
何時間も後となる為に、タイマー使用時には現実的に
は、ブザー音による副材料投入報知は使用できなかっ
た。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、副材料の潰れの無いレーズンパン、ナッツパン、
チーズパン等の副材料混入パンを手軽に製造出来る自動
製パン機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の一つの手段は、製パン工程の制御を行なう制
御手段と、パン材料を入れるパン焼き型と、前記パン材
料の混練を行なう混練手段と、前記パン焼き型を収納し
加熱手段を備えた焼成室と、前記焼成室を開閉する蓋体
を備え、前記蓋体に内蔵され、かつ焼成室外に設けられ
るとともに、前記制御手段の命令により自動的に前記パ
ン焼き型にレーズンあるいはナッツ類あるいはチーズ等
の潰れやすいもしくは砕けやすい製パン副材料を投入す
る副材料投入手段を設け、前記副材料投入手段による製
パン副材料の投入を、前記混練手段によりイーストを含
む製パン主材料がほぼ充分に混練され、かつ、その後の
混連により、製パン副材料が粉々に砕けたり、製パン副
材料の潰れによるパン生地の過発酵を防ぎ得る時点で、
行うように制御する自動製パン機としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、制御手段
の命令により自動的にパン焼き型に、レーズンあるいは
ナッツ類あるいはチーズ等の潰れやすいもしくは砕けや
すい製パン副材料を投入する副材料投入手段を設け、前
記副材料投入手段による製パン副材料の投入を、前記混
練手段によりイーストを含む製パン主材料がほぼ充分に
混練され、かつ、その後の混連により、製パン副材料が
粉々に砕けたり、製パン副材料の潰れによるパン生地の
過発酵を防ぎ得る時点で、行うように制御する自動製パ
ン機としたものであり、自動的に副材料のつぶれ、主材
料への溶け込みが無い良質の副材料混入パンを手軽に製
造することができる。また、請求項2記載の発明は、特
に、制御手段は、また、混練手段による製パン主材料の
混練後、副材料投入手段により副材料を投入し、その後
副材料を前記パン主材料に均一に散りばめる程度の混練
を行うよう制御することにより、レーズンあるいはナッ
ツ類あるいはチーズ等の潰れやすいもしくは砕けやすい
副材料のつぶれ、主材料への溶け込みが無い良質の副材
料混入パンを自動で製造することができる。
【0010】また、請求項3記載の発明は、特に、複数
の副材料投入手段を有し、一つのパン焼き型に複数の副
材料投入手段から副材料を投入することにより、パン製
造工程で異なる時点において副材料を投入できるので、
パン生地内部に副材料を混入し、表面を他の副材料で覆
うなど、変化に富んだ高品質の副材料混入パンを製造す
ることが可能な自動製パン器を提供することができるも
のである。
【0011】また、請求項4記載の発明は、副材料投入
手段には、投入する製パン副材料を収容する材料容器と
蓋体内側を開閉する扉とを有し、材料容器と扉を同期さ
せ材料容器を傾けることによりパン焼き型に製パン副材
料を投入するものであり、確実で正確にパン焼き型内に
製パン副材料を投入できるとともに、副材料投入手段の
高さを低くすることが出来る為、蓋体の厚みを薄くする
ことが出来る。また、請求項5記載の発明は、特に、材
料容器を樹脂製としているので、材料容器の温度上昇を
抑制することができ、火傷を防ぎ安全性を向上すること
が出来る。また、材料容器を着脱自在としたので、手軽
に材料容器の清掃、洗浄が行なわれ衛生性が向上する。
【0012】また、請求項6記載の発明は、付勢手段に
より付勢された扉を備え、材料容器または扉を傾ける際
の回転軸は、回転軸に直交する材料容器または扉の幅寸
法のほぼ中央付近に位置しているので、扉を閉じた状態
に付勢する為のバネ等の付勢手段の力を弱くすることが
可能となる為、扉が開いた状態から閉じる際の衝撃音を
抑制することが出来る。
【0013】
【実施例】以下その発明の実施例について添付図面を参
照しつつ説明する。なお、同一構成部品については、同
じ符号を付し説明は省略する。
【0014】(実施例1) 図1〜図6において、板金製の内蓋24はその外周縁部
に6ヶ所配設された係止部48により、樹脂製の外蓋2
3のツメ部49に係合、固定されている。また、内蓋2
4及び外蓋23は、樹脂製の筒容器25を挟持し、ビス
44により内蓋24と筒容器25、及び筒容器25と外
蓋23を結合・固定を行い、高い剛性を有する蓋体とな
っている。これらにより構成された蓋体は、ヒンジ47
によりボデー7に固定され、焼成室3を上方から覆い開
閉自在としている。筒容器25内には、製パン副材料3
2を収容する樹脂製の材料容器30が納められ、材料容
器30は材料容器軸31を溝45にガイドさせることに
より、所定の位置に設置される。20は、筒容器下面を
開閉する板金製の扉であり、扉軸27を中心に回動す
る。28は扉軸と一体を成し、鋼線材により形成された
扉軸レバーであり、操作パネル46内に配設されたソレ
ノイド36がレバー35を介し、扉軸28を押すことに
より扉26が開く。扉26は、ソレノイド36により扉
軸レバー28が押されていない時は、扉付勢バネ38に
より扉が閉じた状態となっている。29は筒容器25の
上方を覆う筒容器蓋であり、一端をヒンジ機構により筒
容器25に開閉自在に取り付け、他端に配設された係止
部41を外蓋23に設けた穴42に係合されることによ
り、容易に開かない様にしている。
【0015】上記説明により構成される副材料投入手段
について運転時の動作、現象、及びさらに詳細な構成等
について説明する。レーズン、ナッツ類、チーズ等の副
材料混入パンを製造する場合、使用者は小麦粉、水、バ
ター、塩、砂糖、ドライミルク等の製パン主材料をパン
焼き型9に、製パン副材料を蓋体内の材料容器30にセ
ットし、機器の運転を行なう。マイコン基板20の命令
により、製パン工程は順次行なわれるが混練工程が17
分経過し、主材料であるパン生地がほぼ充分に混練され
た時点で、ソレノイド36が駆動し、その動力により材
料容器30内の製パン副材料32がパン焼き型9内に投
入される。その後にパン生地内に製パン副材料32を均
一に散りばめる為の混練を3分間行なう。製パン副材料
32は、3分間しか混練されない為、粉々に砕けてしま
ったり潰れて他の主材料に溶け込んでしまったりするこ
とが無く、出来上がりのパンの色が潰れた副材料により
着色したり、レーズン等の糖分の多い副材料の潰れによ
るパン生地の過発酵を防ぐことができる。また、ナッツ
類の副材料が砕け、その砕片によりパン生地のグルテン
を切り、弾力が無く高さの低いパンとなる事も防ぐこと
が出来る。また、マイコン基板20の命令により自動的
に副材料を投入するので、タイマーによる使用も可能と
なり、レーズン、ナッツ類、チーズ等の副材料混入パン
を手軽に作ることが出来る。
【0016】製パン工程の最終工程である焼成工程時に
は、ヒーター2により焼成室3内の雰囲気は150〜2
30℃の高温となる。この時内蓋24の表面も約150
〜230℃の高温となり、外蓋23の表面も約60〜9
0℃の温度となる。蓋体全体が加熱される。この為に蓋
体内にソレノイド36を配設すると、コイル線の温度に
よる絶縁劣化、リード線の温度対策等に問題が生じる
が、本実施例の構成によると、ソレノイド36を焼成時
にも蓋体に比べ温度が低い操作パネル46内に配設し、
レバー35を介し動力伝達を行なっているために上記問
題を解決することが出来る。
【0017】また、蓋体はヒンジ47を介し、ボデー7
に扉状に取り付けているので蓋を閉める時、内蓋24は
ボデー7に当たる事により、かなりの衝撃、振動を受け
る。この場合、約100g程度の重量部品であるソレノ
イド36をこの衝撃、振動に耐えうるように固定するに
は複数のネジ止め固定等の強固な固定が必要とされる
が、上記構成の為にそれを必要としない。また、蓋体内
にソレノイドを配設する場合に比べ、スペースを必要せ
ず蓋体を薄くすることが可能となる。
【0018】図5(a)〜(c)に示すように、副材料
の投入は、ソレノイド36によりレバー35を介し扉軸
レバー28を押し、扉26を開き、それにより材料容器
30が材料容器軸31を中心に扉26と同様に傾けるこ
とにより行なう。これにより材料容器30内の製パン副
材料32は、すべり台状に材料容器30上をすべりパン
焼き型9内へ投入される。材料容器30は傾く際、パン
焼き型9に近づき、またすべり台状に副材料が滑ってい
く為に製パン副材料32がパン焼き型の外へ飛び散るこ
となく確実に投入が行える。
【0019】また、扉26と材料容器30が開く方向は
下方、焼成室3側なので、蓋体を扉開閉の為に厚くする
必要が無く、薄くスリムな蓋体か可能となりデザイン性
を損なうことが無い。
【0020】また、副材料投入はソレノイド36により
レバー35を介し扉軸レバー28を押し、扉26を開
き、それと同期して材料容器30をむ傾けて行なうが、
レバー35は扉軸レバー28に当たる前に材料容器30
の傾きを規制する規制ツメ33に当たる。規制ツメ33
は規制ツメバネ34により付勢されている。材料容器3
0には材料容器突起40が設けられ、規制ツメ33が係
止する。規制ツメ33がレバー35により押され、係止
が解除されなければ材料容器30は傾かない構成となっ
ている。これにより材料容器30内に製パン副材料32
を入れ、筒容器蓋29を閉じた状態で外蓋23、内蓋2
4等からなる蓋体全体を開閉した場合に、蓋体を閉じた
時にその衝撃で扉26が開いて材料容器30から製パン
副材料32がこぼれ出すのを防ぐことが出来る。
【0021】また、焼成工程においては、焼成室3内は
150〜230℃の高温となる。この時、同時に扉26
に接触している樹脂製である材料容器30も約80℃程
度の温度となるが、材料容器30をステンレス等の金属
製とした場合では、樹脂と比べ熱伝導率が高い為に、約
150℃程度にまで上昇し、焼成工程終了後すぐに使用
者が素手で材料容器30を取り出そうとすると火傷をし
てしまう。また、仮に材料容器30の温度が樹脂製と金
属製で同じ温度だとしても、手で触れた場合の感じる熱
さは、金属製の場合は熱伝導性が良く、手を触れた箇所
の周囲からの熱の流入が多い為に熱く感じる。また、金
属製の場合洗浄時に力を入れすぎ、塑性変形させやすい
という欠点もある。材料容器30は陶器製とすると耐衝
撃性、重量、コスト等から不向きである。
【0022】また、材料容器30は取り外し自在となっ
ている。このため製パン副材料の油分、糖分、塩分等に
よる汚れを手軽に洗浄することができ、衛生性を向上さ
せることが出来る。
【0023】ソレノイド36に電源を印加し、扉26を
開き、材料容器30を傾け、製パン副材料32を投入し
た後、ソレノイド36の電源印加を停止すると、ソレノ
イド36の軸はソレノイドバネ37により初期の状態へ
戻る。また、同時に扉26、及び材料容器30も扉付勢
ばね38により初期の閉じた状態へと戻る。扉軸27は
扉26の幅寸法のほぼ中央付近に位置している。これに
より扉26を副材料投入後に閉じる際のモーメント力
を、扉軸26を扉26の端に設けた場合に比べ、小さく
することが可能となるため、扉付勢バネ38の力を弱く
することが可能となり、扉26開閉時の衝撃音を軽減で
き、静かな副材料投入装置を実現することができる。
【0024】また、上記副材料投入時の扉26の開閉動
作を2回行なうようにすると、レーズン、チーズ等の粘
着性のある副材料を用いた場合、1回目の投入で材料容
器30に副材料がへばりつき落下しなかった場合でも、
扉26が閉じる運動により材料容器30は筒容器25内
でジャンピングする為に、その衝撃によって副材料のへ
ばりつきが剥がれ、2回目の扉の開きによりパン焼き型
9に落下していく。これにより材料容器30内への材料
残りを防ぐことができる。
【0025】また、板金製の内蓋24はその外周縁部に
配設された係止部48により、樹脂製の外蓋23のツメ
部49に係合固定され、また内蓋24、及び外蓋23は
樹脂製の筒容器25を狭持し、ビス44により内蓋24
と筒容器25、及び筒容器25と外蓋23を結合、固定
を行なっている為に高い剛性を有する蓋体となってい
る。蓋体は中空の構造となっているため、パン材料混練
時の振動音が内部で共鳴しやすく、夜間使用時等に運転
音が大きく使用者の不満原因となっていたが、上記の構
成により蓋体の剛性を高めることが可能となり、蓋体内
部での共鳴を抑制し、運転音を低減できる。
【0026】また、筒容器25は樹脂性の為、熱伝導率
が低く焼成工程時150〜230℃程度の高温となる内
蓋24から外蓋23に熱が伝わり、外蓋外面が高温とな
ることを抑制することが出来る。また、焼成工程直後に
使用者が材料容器30を取り出す時に、筒容器25の壁
面に手を触れることがあるが、材料容器30を樹脂製と
した理由と同様に、筒容器25が金属製では火傷の危険
がある。
【0027】副材料投入時には、扉26の開閉により材
料容器30がジャンピングを行い、1回目の落下で落ち
なかった製パン副材料がその時に跳ね上がり、筒容器2
5の内面に衝突する場合がある。その際、筒容器25は
係止部41により外蓋23に設けた穴42に係合してい
るので、筒容器25が開き材料が外に飛び出してしまう
ことがない。
【0028】焼成工程時に、パン材料からの水分により
焼成室内の雰囲気は高温高湿状態となる。この高温高湿
の空気は、内蓋24と扉26の隙間より侵入し、筒容器
25内に流入する。筒容器25内の空間は、下面が加熱
面である扉26であり、上面が冷却面である筒容器蓋2
9の、下面加熱上面冷却空間である為に自然対流が生
じ、通常であれば冷却面である筒容器25内面に結露が
発生する。筒容器蓋内面に発生した結露水は見苦しいば
かりでなく、雑菌の繁殖の原因ともなり衛生的に問題を
生じる他、蓋体の開閉により金属部分や充電部に結露水
が流れ、錆の発生、漏電、トラッキング等の原因ともな
る。しかしながら本実施例の構成では、筒容器25に設
けた開口部43により焼成工程時には、外蓋23と内蓋
24の空間の高温、かつ湿度の低い乾いた空気を筒容器
25内に導く為に、扉26と内蓋24の隙間より侵入す
る高温高湿の空気は筒容器内の空間で、湿度が下がり筒
容器25内面にて露点に達せず結露しない。
【0029】(実施例2) 図7及び図8において、50は材料投入装置A、51は
材料投入装置Bであり、2個の材料投入装置を有してい
る。その個々の構成については、前述の実施の形態1と
同じであり説明は省略する。
【0030】マイコン基板20の命令により、機器は図
8に示す混練、発酵1、ガス抜き、発酵2、焼成の製パ
ン各工程を順次行なう。この製パン工程の途中で混練時
に、材料投入装置1が、焼成直前に材料投入装置2が製
パン副材料の投入を行なう。例えば、材料投入装置Aに
ナッツを、材料投入装置Bにチーズを入れて運転する
と、出来上りのパンは天面に焼けたチーズで覆われ、内
部はナッツが混ざったパンとなる。混練工程の終期にナ
ッツの投入を行なっているのでナッツの砕けも無く、様
々な変化に富んだ高品質のパンを製造することが可能と
なる。
【0031】(実施例3) 図7及び図9において、焼成工程直前に材料投入装置A
50が、焼成工程直後に材料投入装置B51が副材料の
投入を行なう。例えば、材料投入装置Aにアーモンドス
ライスを、材料投入装置Bに粉砂糖を入れて運転する
と、パンの天面にローストされたアーモンドスライスが
のり、その上に粉砂糖がかかったパンとなる。
【0032】
【発明の効果】このように本発明によれば、副材料の潰
れ、主材料への溶け込みが無い良質の副材料混入パンを
手軽に製造することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態を示す自動製パン機
の断面図 (b)同自動製パン機の左側面図
【図2】同自動製パン機の蓋体の分解斜視図
【図3】同自動製パン機の筒容器周辺の分解斜視図
【図4】同自動製パン機の動力伝達手段の構成図
【図5】(a)〜(c)同自動製パン機の副材料投入手
段の動作を示す図
【図6】同自動製パン機の製パン工程図
【図7】本発明の他の実施形態を示す自動製パン機の断
面図
【図8】同自動製パン機の製パン工程図
【図9】本発明のさらに他の実施形態を示す自動製パン
機の製パン工程図
【図10】従来例における自動製パン機の断面図
【符号の説明】
23 外蓋 24 内蓋 25 筒容器 26 扉 27 扉軸 29 筒容器蓋 30 材料容器 31 材料容器軸 32 製パン副材料 35 レバー 36 ソレノイド
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−279116(JP,A) 特開 平6−121744(JP,A) 特開 平5−309042(JP,A) 特開 平4−327810(JP,A) 特開 平8−191760(JP,A) 特開 平2−243118(JP,A) 実開 昭63−46041(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 37/00 301

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製パン工程の制御を行なう制御手段と、
    パン材料を入れるパン焼き型と、前記パン材料の混練を
    行なう混練手段と、前記パン焼き型を収納し加熱手段を
    備えた焼成室と、前記焼成室を開閉する蓋体を備え、前
    記蓋体に内蔵され、かつ焼成室外に設けられるととも
    に、前記制御手段の命令により自動的に前記パン焼き型
    にレーズンあるいはナッツ類あるいはチーズ等の潰れや
    すいもしくは砕けやすい製パン副材料を投入する副材料
    投入手段を設け、前記副材料投入手段による製パン副材
    料の投入を、前記混手段によりイーストを含む製パン
    主材料がほぼ充分に混練され、かつ、その後の混連によ
    り、製パン副材料が粉々に砕けたり、製パン副材料の潰
    れによるパン生地の過発酵を防ぎ得る時点で、行うよう
    に制御する自動製パン機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、混練手段による製パン主材
    料の混練後、副材料投入手段により製パン副材料を投入
    し、その後製パン副材料を前記製パン主材料に均一に散
    りばめる程度の混練を行うよう制御する請求項1記載の
    自動製パン機
  3. 【請求項3】 複数の副材料投入手段を有し、一つのパ
    ン焼き型に複数の副材料投入手段から製パン副材料を投
    入する請求項1記載の自動製パン機。
  4. 【請求項4】 副材料投入手段は、投入する製パン副材
    料を収容する材料容器と蓋体内側を開閉する扉とを有
    し、前記材料容器と前記扉を同期させ材料容器を傾ける
    ことによりパン焼き型に製パン副材料を投入することを
    特徴とする請求項1記載の自動製パン機。
  5. 【請求項5】 材料容器を樹脂製とし、蓋体に着脱自在
    とした請求項4記載の自動製パン機。
  6. 【請求項6】製パン工程の制御を行なう制御手段と、パ
    ン材料を入れるパン焼き型と、前記パン材料の混練を行
    なう混練手段と、前記パン焼き型を収納し加熱手段を備
    えた焼成室と、前記焼成室を開閉する蓋体を備え、前記
    蓋体に内蔵され、かつ焼成室外に設けられるとともに、
    前記制御手段の命令により自動的に前記パン焼き型にレ
    ーズンあるいはナッツ類あるいはチーズ等の潰れやすい
    もしくは 砕けやすい製パン副材料を投入する副材料投入
    手段を設け、前記制御手段は、前記混連手段によりイー
    ストを含む製パン主材料が混練されて以降、前記副材料
    投入手段による製パン副材料の投入を行うように制御
    し、前記副材料投入手段は、投入する製パン副材料を収
    容する材料容器と蓋体内側を開閉する扉とを有し、前記
    材料容器と前記扉を同期させ材料容器を傾けることによ
    りパン焼き型に製パン副材料を投入し、前記扉にはバネ
    等の付勢手段を備え、材料容器または扉を傾ける際の回
    転軸は、回転軸に直交する材料容器または扉の幅寸法の
    ほぼ中央付近に位置することを特徴とした自動製パン
    機。
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