JPH0779761B2 - 自動製パン機 - Google Patents

自動製パン機

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JPH0779761B2
JPH0779761B2 JP21536386A JP21536386A JPH0779761B2 JP H0779761 B2 JPH0779761 B2 JP H0779761B2 JP 21536386 A JP21536386 A JP 21536386A JP 21536386 A JP21536386 A JP 21536386A JP H0779761 B2 JPH0779761 B2 JP H0779761B2
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JP
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container
bread
temperature
oven
dough
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JP21536386A
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JPS6371221A (ja
Inventor
敏夫 長坂
昭夫 高橋
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はねり工程を改良した自動製パン機に関するもの
である。
従来の技術 従来の製パン機はパン生地をねる場合第3図に示す如く
15分〜20分の間ねり工程を続けてしまうもので,グルテ
ン生成が不十分にもかかわらずねり生地温度が上り過ぎ
てしまうことがしばしばであった。
発明が解決しようとする問題点 そのために,でき上ったパンのふくらみが悪いばかりで
なく,すだちも悪く,おいしいパンを作ることができな
かった。
問題点を解決するための手段 本発明は上記の欠点を除くためになされたものであり,
ねり工程の中間に休止工程を設けたものである。
作 用 このようにすることにより,小麦粉内に含まれる蛋白質
と水とがよく、水和してグルテンの生成を助け,ねり生
地のねり不足を補ってねり生地を最良の状態とする。
実施例 以下,本発明の一実施例を図面により説明する。
実施例の構成は第1図に示す通りである。図において1
は本体ケースで内部にオーブン容器2を収納している。
3はふた,4は内ふたである。5は透明な硝子板でへた3
の上部中央にふた3と内ふた4とで狭んで固定したもの
である。6は把手である。7はねり容器でオーブン容器
2内に着脱自在に装着した焼型兼用のものである。8は
ねり容器の底部に固定した取付台で,この取付台8にオ
イルシール9を圧入固定してある。10は回転軸でねり容
器7の底部中央を貫通し,ねり容器7内に突出する如く
設けたものである。11は回転軸10の上端に嵌着したねり
ばねである。12はからみ棒でねり容器7の側面を貫通
し,ねり容器7内に封止された先端部が突出した試験管
状のものである。13はからみ棒12の内部先端部内に装着
した温度センサーである。14はねり容器7内ででき上っ
たパンである。15は受台でオーブン容器2底部中央を貫
通し,オーブン容器2内に突出する如く設けたものであ
る。16は軸受で受台15の中央部に圧入固定したものであ
る。17は下ヒーターでオーブン容器2底部とねり容器7
底部との中間に装着したものである。18は大プーリーで
回転軸10の下端に固定したものである。19はベルトで,2
0は駆動モーター21のシャフトに固定した小プーリー
で,この小プーリー20と大プーリー18間にベルト19を設
けている。22はファンモーターでオーブン容器2の側壁
に固定し,横ヒーター25の奥に回転自在に固定した送風
ファン23を駆動するものである。24はファンモーター22
の冷却ファンである。26はダクトで,送風ファン23で送
られた風を上方に案内するものである。27はシャッター
で後記排気口33の前に設けてあり,シャッター軸37を中
心にシャッターレバー28の上下動作により,上下に回動
するものである。29は形状記憶合金よりなるばね,30は
バイアスばねである。31はシャーシー,32は水容器であ
る。33は排気口で本体ケース1の後部に設けたものであ
る。34はスイッチ,35は底部,36はごむ足である。
上記構成においての作用を説明する。
まず,ねり容器7底部の取付台8を受台15に装着し,ね
り容器7内へ突出した回転軸10の上端へねりばね11を嵌
合固定する。次にからみ棒12をねり容器7の側面に貫通
し,ねり容器7内部へその先端部を突出させて固定す
る。パン14作りに必要な材料(小麦粉,ドライイース
ト,砂糖,塩,スキムミルク,無塩バター,水等)を一
括して,ねり容器7内へ投入してからスイッチ34を入れ
る。
すると,駆動モーター21が作動し,小プーリー20,ベル
ト19,大プーリー18へと駆動モーター21の回転力を伝達
し,更に,回転軸10へ伝え,ねりばね11を回転させる。
従って,ねり容器7内の材料はこねられ,次第にパン生
地として一つのかたまりにまとまってゆく。このねり工
程の途中第2図に示す如く5分こねた後5分の休止を行
う。
そのため小麦粉内に含まれる蛋白質と水が水和し,グル
テンの生成を助けるので,その後再びねりを10〜15分程
度行うとグルテンの生成が最良の状態となってねり性能
不足を十分補う。
ここで外気温が低い場合は生地のねり上り温度が28℃〜
30℃となる様に温度センサー13でねり生地の温度を検知
しながら下ヒーター17,横ヒーター25への通電及びファ
ンモーター22の回転をマイコン(説明省略)により自動
的に制御する。
また,外気温が高い場合は,下ヒーター17,横ヒーター2
5へは通電されず,ファンモーター22のみが作動して冷
風をダクト26,シャッター27を介してオーブン容器2内
を循環させて気化熱をうばってねり生地のねり上り温度
が30℃以上にならない様に同様にマイコンにより制御す
る。
ねり工程が終って次の一次発酵の時も前記同様にねり生
地の温度が28℃〜30℃となる様に制御される。
一次発酵を60分間行った後,4秒間駆動モーター21が作動
しねりばね11が回転し,からみ棒12との間でねり生地が
こねられ,ガス抜が行なわれる。
その後成形発酵を一次発酵同様に80分行い,焼成工程に
移る。
焼成はねり生地の上面がねり容器7の上端開口より10mm
程度出張ったところで焼きに入る。
この際まず下ヒーター17が入り,ねり容器7下部を加熱
するが,ねり容器7から離れた中央部のねり生地の温度
はまだイースト菌が死滅するほどの温度に達していない
ので,更に発酵が進み,ねり生地は上方へ伸び上がる。
焼成に入って15分後に横ヒーター25にも通電され,同時
にファンモーター22にも通電され,200℃の熱風をオーブ
ン容器2内を循環させると,次第にダクト26,シャッタ
ー27,シャッターレバー28の温度が上昇して形状記憶合
金よりなるばね29がバイアスばね30の押圧力に打ち勝っ
て伸び上がり,シャッター27はシャッター軸37を中心に
して回転し,水平状態になる。
従って熱風は水平にオーブン容器2内に排出され,容器
2内をほぼ均一に循環しながら熱するので,硝子板5を
通してパン14の表面がこんがりと焼き上るのが見える。
この時,温度センサー13の温度が100℃に達してパン14
は焼き上りとなる如く焼成工程に入って約40分で焼き上
る。
パン14が焼き上ったら把手6でふた3を内ふた4ととも
に開けてねり容器7をオーブン容器2内から引き出し,
からみ棒12を引き抜き,パン14をねり容器7から取り出
すと,ねりばね11とともに取り出される。パン14の底か
らねりばね11を取り出した後約1時間自然冷却すればよ
い。
発明の効果 以上本発明によれば,ねり工程の中間に休止工程を設け
たことにより極めて良好なグルテンの生成ができるの
で,パンが大きくふくらみ,すだちも良好で,おいしい
パンが自動的にできる製パン機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例による自動製パン機の正面断
面図,第2図は同製パン工程のプロック図,第3図は従
来の同製パン工程のブロック図である。 1……本体ケース,2……オーブン容器, 7……ねり容器,10……回転軸, 11……ねりばね,12……からみ棒, 13……温度センサー,17……下ヒーター, 18……大プーリー,19……ベルト, 20……小プーリー,21……駆動モーター, 22……ファンモーター,25……横ヒーター。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース(1)内に収納するオーブン容
    器(2)と、このオーブン容器(2)内に着脱自在に設
    けたねり容器(7)と、このねり容器(7)の底部に設
    けたねりばね(11)と、このねりばね(11)を駆動する
    駆動モーター(21)と、ねり容器(7)内のパン生地温
    を検知する温度センサー(13)と、ねり容器(7)の周
    囲に設けたヒーター(17)、(25)と、オーブン容器
    (2)内に送風する送風ファン(23)を駆動するファン
    モーター(22)とを有し、さらに前記温度センサー(1
    3)が検知した温度に基づいてヒーター(17)、(25)
    への通電及び両モーター(21)、(22)の駆動を制御す
    ることによりパン生地をねり、発酵させ、焼成する一連
    のパン製造工程を自動的に行ない、かつねり工程の途中
    に休止工程を設けたことを特徴とする自動製パン機。
JP21536386A 1986-09-12 1986-09-12 自動製パン機 Expired - Fee Related JPH0779761B2 (ja)

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JPS6371221A JPS6371221A (ja) 1988-03-31
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JPH01175642U (ja) * 1988-05-20 1989-12-14
JPH0736599Y2 (ja) * 1988-06-07 1995-08-23 象印マホービン株式会社 パンケース用把手
JP6118687B2 (ja) * 2013-05-20 2017-04-19 象印マホービン株式会社 製パン機の運転方法

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JPS6371221A (ja) 1988-03-31

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