JP2000037305A - 製パン機 - Google Patents

製パン機

Info

Publication number
JP2000037305A
JP2000037305A JP10204147A JP20414798A JP2000037305A JP 2000037305 A JP2000037305 A JP 2000037305A JP 10204147 A JP10204147 A JP 10204147A JP 20414798 A JP20414798 A JP 20414798A JP 2000037305 A JP2000037305 A JP 2000037305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bread
case
fan
oven
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10204147A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroo Yamaya
宏夫 山屋
Ikuya Kubota
郁哉 久保田
Takashi Oya
貴史 大屋
Hideaki Maruta
英明 丸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MK Seiko Co Ltd
Original Assignee
MK Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MK Seiko Co Ltd filed Critical MK Seiko Co Ltd
Priority to JP10204147A priority Critical patent/JP2000037305A/ja
Publication of JP2000037305A publication Critical patent/JP2000037305A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 オーブンケース内の温度の均一化を計る。 【解決手段】 温度センサーの検出結果に基づいて、フ
ァンヒータユニット18のファン14の送風量とヒータ
15の発熱量をそれぞれ可変させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所定量のパン材料を
パンケースに投入し、このパンケース内でパン材料を混
練し、発酵させ、焼き上げるようにした、家庭用の自動
製パン機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られるこの種の装置は、オー
ブン内部下方にヒータを備えて製パンを行うか、オーブ
ン内部下方にヒータを備えずにオーブン側面上方にヒー
タとファンを備えて、熱風をパンケース周囲に送風して
製パンを行うようにしている。また、いづれのタイプの
場合もオーブンケース内あるいはパンケース内の温度の
検出は、パンケースの底部に備えられたパン材料混練用
の羽根の内部に温度センサーを備えるか、パンケースの
側面下方に温度センサーを備えて温度を検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の製パン機では、単一の温度センサーでオーブンケー
ス内あるいはパンケース内を温度センサーで検出してい
るため、オーブンケースの上方あるいは下方だけの温度
を検出して、オーブンケース内の温度制御を行っている
ために、オーブンケース内の温度を均一にすることが困
難であった。また、オーブン内部下方にヒータを備えた
タイプの製パン機であっても、送風方式の製パン機であ
っても、パンが焼き上がると高温のオーブンケースから
パンケースを引き出し、パンケースから焼き上がったパ
ンを取り出す必要があり、うっかり素手でパンケースや
オーブンケースに触れたりすると火傷する危険がある。
【0004】本発明のでは、オーブンケース内の温度の
均一化を計りパン品質を向上させ、且つ安全にパンを取
り出せる製パン機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、パンケース
を収容するオーブンケースと、オーブンケース下方へ熱
風を送るファンおよびヒータを備えたファンヒータユニ
ットと、オーブンケースの上方および下方の温度をそれ
ぞれ検出する温度センサーと、ファンヒータユニットか
らの熱風をパンケース外壁とオーブンケース内壁との間
を通してオーブンケース上方へ送風させる送風路とを備
え、温度センサーの検出結果に基づいて、ファンヒータ
ユニットのファンの送風量とヒータの発熱量をそれぞれ
可変させて、熱風の送風によりパンを焼き上げるように
した。
【0006】また、オーブンケースはパンケースを収容
したままで製パン機本体から取り外し可能とし、このオ
ーブンケースを製パン機本体に接合させることにより、
本体側のファンヒータユニットと送風路を形成すること
が望ましい。
【0007】
【作用】本発明では、オーブンケースの上方および下方
の温度をそれぞれ検出する温度センサーを備え、温度セ
ンサーの検出結果に基づいて、ファンヒータユニットの
ファンの送風量とヒータの発熱量をそれぞれ可変させる
ようにしたことで、オーブンケース内の温度を均一にす
ることができる。
【0008】また、パンケースを収容するオーブンケー
スを、パンケースを収容したまま製パン機本体から取り
外し可能としたので、パンケースを高温に加熱されたオ
ーブン内から取り出す必要がなく、火傷の危険なく安全
にパンを取り出すことができる。
【0009】
【実施例】以下、その実施例について図面を基に説明す
る。図1は実施例の平面図、図2は同実施例の断面説明
図で、1は製パン機本体、2はパンケース、3はオーブ
ンケース、4はオーブンケースの蓋で、正面から見て略
L字形に形成された製パン機本体1に、パンケース2お
よびオーブンケース3を載置し、全体として箱形のプロ
ポーションを形成している。
【0010】パンケース2は、オーブンケース3に対し
その上縁部において嵌合し、図3に示すように、オーブ
ンケース3と一体となって本体1から取り外すことが可
能で、蓋5を外しオーブンケース3の一側に設けられる
取っ手5を持ち上げることにより、容易に取り外すこと
ができる。パンケース2の底部にはパン材料混練用の羽
根6が設けられ、この羽根6はカップリング7、プーリ
とベルトからなる伝動部8を介して、本体1に設けられ
るモータ9により回転駆動される。
【0011】オーブンケース3は、その側壁部3Sが断
熱を考慮して2重構造とされており、側壁部3Sの外壁
には上下に送風孔3Pが穿設されて2重壁内の放熱をは
かっており、また側壁部3Sの内壁とパンケース2の外
壁との間には必要最小限の隙間11が形成され、この隙
間11を介して熱風を送風させるようにしている。オー
ブンケースの蓋4は、蓋4をした状態でその内側に前記
隙間10と連通する空間12をオーブンケース3上方に
形成するもので、その一側には送風路12を形成して、
内部空間11と本体1側の送風路16とを連通させる。
13は蓋4の上面に設けられる取っ手である。
【0012】製パン機本体1のオーブンケース3と隣接
する位置には、ファン14からの風路に臨んで設けられ
るヒータ15と、このファン14およびヒータ15を含
む送風路16を形成するカバー17とからなるファンヒ
ータユニット18を設けている。このファンヒータユニ
ット18の送風路16は、その上方で装着された状態の
蓋4の送風路12と連通し、下方においてパンケース2
およびオーブンケース3を載置するベース19と連通し
ている。また、ファンヒータユニット18の両端の送風
路16にはオーブンケース3の上方と下方の温度を検出
する温度センサー22,23が備えられている。21は
ファン14を駆動するモータである。モータ21の駆動
はファン14の送風量に応じて3段階に分けて駆動され
る。また、ヒータ15もモータ21同様に発熱量に応じ
て3段階に分けて駆動される。ファン14が駆動すると
熱風は図2の実線のように、送風路16よりベース19
へ至り、ベース19の開口部20を介してパンケース2
とオーブンケース3の隙間10を送風し、蓋4の空間1
1から送風路12を通ってファン14へ戻る送風路が形
成される。
【0013】図1に見られるように本体1の天部には操
作パネル24が形成され、この操作パネル24と一体と
なって本体1内側には温度センサー22,23からの検
出結果に基づいてファン14及びヒータ15の制御等を
行うコントローラ25が設けられる。操作パネル24に
は、公知の製パン機と同様に、製パンメニューを選択す
るメニューキーや、パンの焼き上がり時間を予約するタ
イマキー、設定をスタートさせるスタートキーなどが備
えられるほか、焼き上げたパンの焼き色を見て追加の焼
成が行える追焼キーや、混練時のパン材料の混ざり具合
に応じて追加の混練が行える追練キーが備えられてい
る。
【0014】以下、上記実施例の使用方法と動作を説明
する。まず、パンケース2内に水、小麦粉、イースト等
のパン材料を入れ、このパンケース2およびオーブンケ
ース3を製パン機本体1にセットし、蓋4を装着する。
続いて操作パネル24において、希望する製パンメニュ
ーを選択し、食べたい時間に合わせてタイマをセット
し、最後にスタートキーを押すと製パンの準備が完了す
る。タイマがセットされると、セットされた焼き上げ時
間に合わせて製パン動作が開始され、タイマセットがな
ければスタートキーが押されると同時に製パン動作が開
始される。このタイマセットなしで製パン動作をスター
トさせた場合には前記追練キーが使用でき、追焼キーは
タイマセットの有無に関係なくいずれの場合にも使用で
きる。
【0015】製パン動作が開始されると、まずモータ9
が所定時間駆動されパンケース2の羽根7が回転してパ
ン材料が混練される混練工程が行われる。この混練工程
が終わると、ファンヒータユニット18が作動してオー
ブンケース3内を発酵に適した所定温度に保持する発酵
工程に移行する。ここでまず、ファン14は送風量レベ
ル1の低速回転し駆動し送風路に比較的穏やかな風を循
環させる。ヒータ15は発熱量レベル1の間欠通電され
る。そして、一定時間経過毎に温度センサー22,23
の検出結果に基づいて、温度センサー22,23の検出
結果の温度差が所定の温度差以上であった場合、ヒータ
15の発熱量レベルを1から2の間欠通電とし発熱量を
増加させると共にファン14の回転を送風量レベルを1
から2の中速回転としてオーブンケース3の上方と下方
の温度差を所定の温度差以内になるようにする。そし
て、温度差を所定の温度差以内になると、ヒータ15の
発熱量レベルを2から1の間欠通電とし発熱量を減少さ
せると共にファン14の回転を送風量レベルを2から1
の中速回転とする。このように温度センサー22,23
の検出結果の温度差に応じてファン14の送風量とヒー
タ15の発熱量を可変してオーブンケース3内を所定の
温度範囲に保つ。
【0016】所定の発酵時間が経過して発酵工程を終え
ると、パンケース2の羽根6を所定の短時間回転させる
ガス抜き工程が行われ、この後再度発酵工程が行われ
る。発酵工程は、選択されたメニューに応じ、間にガス
抜き工程を入れて必要回数行われ、これを終了すると最
後にパンを焼き上げる焼成工程に移行する。
【0017】焼成工程に入ると、ファン14は送風量レ
ベル3の高速回転され、ヒータ15はオーブンケース3
の下方の温度が所定の焼成温度に達するまで発熱量レベ
ル3の全負荷通電を行う。そして、オーブンケース3の
下方の温度が所定の焼成温度に達したら、オーブンケー
ス3の上方の温度との温度差に応じてファン14は送風
量レベルを3から2の中速回転としたり、ヒータ15を
発熱量レベル3から2の間欠通電として、オーブンケー
ス3内を所定の焼成温度に保ちパン生地を焼き上げる。
この焼成工程は所定時間で終了されるが、パンの焼き上
がりの色を見て、もっと焼き色を濃くしたい場合には操
作パネル24において追焼キーを押して一定時間の追加
焼成工程を実行させることができる。
【0018】このようにしてパンが焼き上がると、コン
トローラ25に付設される音声出力部より音声出力され
て出来上がりが報知される。ここで、使用者は取っ手1
3を持って蓋4を取り外した後、取っ手5を握ってオー
ブンケース3と一緒にパンケース2を本体1から取り外
し、そのままオーブンケース3ごと天地逆にすることに
より、パンケース2内のパンを取り出すことができる。
【0019】この実施例は以上のように構成されるもの
で、オーブンケース3の上方および下方の温度をそれぞ
れ検出する温度センサー22,23を備え、オーブンケ
ース3の上方と下方の温度差に基づいて、ファンヒータ
ユニットのファンの送風量とヒータの発熱量をそれぞれ
可変させるようにしたことで、オーブンケース3内の温
度を均一になるようにしてパン品質を向上させることが
できる。
【0020】本実施例では、温度センサー22,23の
取付位置はファンヒータユニット18の両端の送風路1
6としたが、これに限るものではなく、オーブンケース
3の上方および下方の温度を検出可能な位置であればど
こでもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明では、オーブンケースの上方およ
び下方の温度をそれぞれ検出する温度センサーを備え、
温度センサーの検出結果に基づいて、ファンヒータユニ
ットのファンの送風量とヒータの発熱量をそれぞれ可変
させるようにしたことで、オーブンケース内の温度を均
一にすることができる。
【0022】また、パンケースを収容するオーブンケー
スを、パンケースを収容したまま製パン機本体から取り
外し可能としたので、パンケースを高温に加熱されたオ
ーブン内から取り出す必要がなく、火傷の危険なく安全
にパンを取り出すことができる。
【0023】以上のように、本発明ではパン品質・安全
性を向上させた製パン機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の平面図である。
【図2】本発明一実施例の断面説明図である。
【図3】本発明一実施例のオーブンケースを取り外した
状態の断面説明図である。
【図4】本発明一実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1 製パン機本体 2 パンケース 3 オーブンケース 4 オーブンケースの蓋 5 オーブンケースの取っ手 14 ファン 15 ヒータ 18 ファンヒータユニット 24 操作パネル 25 コントローラ
フロントページの続き (72)発明者 丸田 英明 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケー 精工株式会社内 Fターム(参考) 4B031 CA10 CK10 CM03 4B040 AA03 AA08 AB05 AC09 AC15 AC16 AE04 CA09 CA18 CB20 GD04 NB04 NB08 NB14 NB29 NB34

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パン材料をパンケースに投入し、混練、
    発酵、焼成の製パン工程を自動的に行う製パン機におい
    て、前記パンケースを収容するオーブンケースと、該オ
    ーブンケース下方へ熱風を送るファンおよびヒータを備
    えたファンヒータユニットと、該オーブンケースの上方
    および下方の温度をそれぞれ検出する温度センサーと、
    該ファンヒータユニットからの熱風をパンケース外壁と
    オーブンケース内壁との間を通してオーブンケース上方
    へ送風させる送風路とを備え、該温度センサーの検出結
    果に基づいて、該ファンヒータユニットのファンの送風
    量とヒータの発熱量をそれぞれ可変させて、熱風の送風
    によりパンを焼き上げることを特徴とする製パン機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の製パン機において、前記
    オーブンケースはパンケースを収容したままで製パン機
    本体から取り外し可能とし、このオーブンケースを製パ
    ン機本体に接合させることにより、本体側のファンヒー
    タユニットと前記送風路を形成することを特徴とする製
    パン機。
JP10204147A 1998-07-21 1998-07-21 製パン機 Pending JP2000037305A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10204147A JP2000037305A (ja) 1998-07-21 1998-07-21 製パン機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10204147A JP2000037305A (ja) 1998-07-21 1998-07-21 製パン機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000037305A true JP2000037305A (ja) 2000-02-08

Family

ID=16485623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10204147A Pending JP2000037305A (ja) 1998-07-21 1998-07-21 製パン機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000037305A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107334386A (zh) * 2017-03-29 2017-11-10 宁波方太厨具有限公司 一种烤箱
CN107616715A (zh) * 2016-07-13 2018-01-23 深圳市联创三金电器有限公司 利用热空气循环的食物制备装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107616715A (zh) * 2016-07-13 2018-01-23 深圳市联创三金电器有限公司 利用热空气循环的食物制备装置
CN107616715B (zh) * 2016-07-13 2024-04-09 深圳市联创三金电器有限公司 利用热空气循环的食物制备装置
CN107334386A (zh) * 2017-03-29 2017-11-10 宁波方太厨具有限公司 一种烤箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5937740A (en) Automatic bread maker
US5415081A (en) Bread making apparatus
KR900004809B1 (ko) 자동 제빵기
US5628240A (en) Bread making apparatus
KR20040014310A (ko) 취반기
JP2000037305A (ja) 製パン機
JP2000037304A (ja) 製パン機
JP2002051920A (ja) 卓上型調理器
JP3287438B2 (ja) 製パン器
JPH10234583A (ja) 家庭用パン焼器
JP2719801B2 (ja) 調理機
JP4383233B2 (ja) 自動製パン器
JP6672546B2 (ja) 調理器
JP2719802B2 (ja) 調理機
JP2559585B2 (ja) 自動製パン機
JP2000037303A (ja) 製パン機
JP2529844B2 (ja) 自動製パン機
JPH0779761B2 (ja) 自動製パン機
JP2000014559A (ja) 製パン機
JPH0729945Y2 (ja) 自動製パン機
JPH06261830A (ja) 自動製パン機
JP3303779B2 (ja) 加熱調理器
JPH09108118A (ja) ポップコーン生成機能を有する製パン器
JPH0427473Y2 (ja)
JP3104822B2 (ja) 製パン方法および製パン機