JP2529844B2 - 自動製パン機 - Google Patents

自動製パン機

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JP2529844B2
JP2529844B2 JP62065058A JP6505887A JP2529844B2 JP 2529844 B2 JP2529844 B2 JP 2529844B2 JP 62065058 A JP62065058 A JP 62065058A JP 6505887 A JP6505887 A JP 6505887A JP 2529844 B2 JP2529844 B2 JP 2529844B2
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JP
Japan
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fan
container
heater
temperature
bread
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JP62065058A
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敏夫 長坂
恭一 斉藤
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Hitachi Appliances Inc
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Hitachi Home Tech Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパン生地の温度を一定に保ったり、焼き上げ
を効率良く行える様なヒーター取付構造とした自動製パ
ン機に関する。
(従来の技術) 従来は、一般的には電気オーブンや、第4図の如き半
自動タイプのベーカリーオーブンや、第5図の如き熱風
循環式のオーブン等があったが、加熱室50が大きく、確
保されており、加熱室50中央に置かれた比較的小さい被
加熱物を加熱する様な方法が取られていた。そのために
ヒーターの効率が悪く、比較的大容量(800W〜1kW程
度)のヒーター13,15,51が使用されることが多かった。
また、そのために本体は大きく、狭い台所に置くには不
便であった。
(発明が解決しようとする問題点) 前記従来の技術によれば、大きな加熱室に大容量のヒ
ーターを置き、中央部に置いた比較的小さな被加熱物を
加熱する方法であったために熱効率が悪く、大きめの被
加熱物となると、ヒーターに近い側が極端に焼け、中央
部分の焼けが悪く、また時間が長くかかる等の欠点があ
った。また熱風循環式の場合も風の回り方が悪くなるの
で、前記と同様のことが言えた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、小さな加熱室の中で焼型兼用のねり容器の
中に入れたパンを効率良く発酵や焼きを行なおうとする
もので、加熱室内中ケースの底部に下ヒーターを設け、
中ケースの側壁に吸込口、吐出口、ファンケーシングよ
りなる熱風循環路を設け、熱風循環路内にファンとファ
ンヒーターを装着し、中央部の吸込口から、ファンによ
り吸気して上部の吐出口からファンヒーターにより加熱
された熱風を吐出するものである。
(作用) 本発明においては、加熱室底部に設けた下ヒーターに
て発酵や焼きのむらを無くし、送風路に設けたファンヒ
ーターによる温風や熱風にて発酵や焼きを適確に行うも
のである。
即ち、下ヒーターは、加熱室が低温の場合は余熱を
し、所定の温度になるとねりを開始するが、このねり時
に下ヒーター及びファンヒーターにより温風を生地に当
て生地温を速く上昇させる。発酵工程では、下ヒーター
のみが入って発酵温度を保つ。焼き工程では、まず下ヒ
ーターのみが入り生地を底部から加熱し、ねり容器底部
及び側壁部の焼き不足を補いながら、更に生地の発酵を
促進(カマ伸び)させ、次にファンヒーターも加わって
熱風を上方から、加熱室全体に循環させて特に頭部の焼
き色を濃く出させて、全体を均一な焼き色とし、パンの
外皮はパリッと内部はソフトに焼き上げるものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面により説明する。実施
例の構成は第1図、第2図及び第3図に示す通りであ
る。1は本体ケース、2は外フタ、3は内フタであり、
外フタ2を開いて本体ケース1上面を開口できる。4は
透明のガラス窓で外フタ2と内フタ3とで挾んで固定し
てある。5は本体ケース1内に装着した中ケースで、こ
の中ケース5と内フタ3とで加熱室を構成する。更に中
ケース5の内部中央にはねり容器6が着脱自在に載置さ
れている。7はねり容器6底部中央に固定した容器台で
ある。8はねり容器6の側壁の穴32を貫通して着脱自在
に装着されたからみ棒である。9はシャフト(上)であ
り、容器台7に回転自在に装着され、ねり容器6底部を
貫通し、ねり容器6内に突出している。10はシャフト
(上)9の上端部に着脱自在に嵌着したハネである。11
はシャフト(上)の下端部に固定されたカップリング
(上)であり、受台26に回転自在に装着されたシャフト
(下)27の上端部に固定されたカップリング(下)12と
着脱自在に嵌合する。13は下ヒーターでねり容器6の底
部と、中ケース5の底部との間に固定され、ねり容器6
の底部の径よりやや大きい径を有している。14は生地温
センサーで、中ケース5底部よりバネにて付勢し、ねり
容器6底部に圧接している。15は中ケース5の後部側壁
30に装着したファンヒーターで、300W程度のシーズヒー
ターを第3図の如く、まずU字状に曲げ、次に略乙字状
に曲げたものであり、ファンケーシング16と中ケース5
の側壁30とで囲まれた送風路16cの吐出口16aの近房に取
付固定している。17はファンケーシング16と中ケース5
の側壁30とで囲まれた送風路16cの吸込口16bに対応し
て、回転自在にファンモーター18のシャフトの先端部に
固定したファンである。19はファンケーシング16側とフ
ァンモーター18側とを遮熱する遮熱板である。20は本体
ケース1後部上方に載置した後カバーである。21はメイ
ンモーターで、回転力をプーリー(小)23、ベルト24、
プーリー(大)25を介してシャフト(大)27に伝達しハ
ネ10に伝える。28は操作パネルで、スイッチ(図示せ
ず)が設けてある。29は外フタに一体に設けた把手であ
る。31は吐出口16aに斜め上方に傾斜させた整流板であ
り、複数個ある。33はねり容器6の側壁の穴32の外方に
固定されたブラケットである。34はブラケット33に設け
た貫通穴で、ねり容器6側壁の穴32と同心円状に開いて
いる。35は貫通穴34と同心円状に開けたブラケット33の
容器6側に設けたOリング溝である。36はOリング溝35
に挿入したOリングである。Oリング36の内径はからみ
棒8の外径と同一かやや小さ目となっている。Oリング
溝35の外径はOリング36の外径と同一かやや小さ目とな
っている。Oリング溝35の幅はねり容器6に取付けたと
き、Oリング36の幅を同一かやや大き目となっている。
また、ブラケット33の外周円筒部37には貫通穴34と同心
円状に外周溝38が設けてあり、輪バネ39が装着されてい
る。また外周円筒部37の先端部にはからみ棒8に設けた
複数個の突起40と嵌合する様キー溝状の溝41が複数設け
てあり、外周溝38に到達する様開いている。42は操作パ
ネル28の下端部の最も温度変化の少ない部位に設けた室
温センサーである。43は受台26の下面に刻設した複数個
のくぼみであり、44はこのくぼみ43部に固定した複数個
の板バネであり、その先端部45がくぼみ43の上方に水平
に穿設した複数個の横穴部46および容器台7下方に穿設
してある掛止穴47に引掛かる。
上記構成において、その作用を説明する。
まず、フタロック装置(図示せず)を解除して外フタ
2を開き、本体ケース1の外に取り出したねり容器6内
のシャフト9の上端にハネ10を嵌着する。更にからみ棒
8装着部のブラケット33の貫通穴34、Oリング36、ねり
容器6の側壁の穴32を貫通させてからみ棒8を挿入し、
突起40をキー溝状の溝41に合わせて押し込むと、輪バネ
39を突起40が押し広げる。更に奥に挿入されると、輪バ
ネ39が元に戻るので、輪バネ39が突起40に引掛かり、抜
けなくなるものである。従って。からみ棒8の先端がね
り容器6内に突出した状態で確実に装着される。次に、
パン作りに必要な材料(小麦粉、イースト、塩、砂糖、
スキムミルク、バター、水等)をねり容器6内に入れ、
中ケース5内に挿入し、ねり容器6底部の容器台7を受
台26に嵌合固定すると、受台26の複数のくぼみ43に挿入
固定した板バネ44の先端部45が穴部46を通して容器台7
の掛止穴47に引掛かるので、ねり容器6は受台26に確実
に固定される。この時、カップリング(上)11とカップ
リング(下)12とが連結する。
次に外フタ2を閉じ操作パネル28のスイッチを入れる
と、ねり容器6底部に圧接した生地温センサー14により
間接的に生地温を検知し、この時の検知温度が15℃以下
の低温の場合は、マイコン(図示せず)制御により下ヒ
ーター13が入る。検知温度が15℃以上になるとメインモ
ーター21が運転され、このメインモーター21の動力はプ
ーリー(小)23、ベルト24、プーリー(大)25を介して
シャフト(下)27に伝達され、更にカップリング(下)
12、カップリング(上)11、シャフト(上)9、ハネ10
に伝達されハネ10が回転する。このハネ10の回転により
容器6内に入れた材料が攪拌され、ハネ10とからみ棒8
との間で次第にパン生地にねり上る。この間ねり上り時
の生地温が30℃となる様下ヒーター13、ファンヒーター
15への通電及びファンモーター18、メインモーター21の
動作はマイコンにより制御されている。また、この時室
温センサー42により室温を検知しねり時間の制御を行
う。室温が低い場合はねり時間を長くし、また室温が高
い場合はねり時間を短くする。これは、生地温を常に30
℃に保つために成されるものである。また室温が25℃以
上の場合は、ねりによる温度上昇分のみで生地温が30℃
以上となってしまうので、ヒーター13、15は投入せず、
ファンモーター18のみ運転し、ファン17による送風によ
り気化熱を奪って、冷却し、30℃を保つ、しかし室温が
30℃以上の場合は、冷却してもねりによる温度上昇分の
方が大きく、30℃以上の温度となってしまうので、ねり
時間を短くして生地の発酵し過ぎを防止するものであ
る。
次の一次発酵の工程では、生地温の30℃を保つため下
ヒーター13をマイコン制御により入り切りする。この発
酵工程では生地の乾燥を防ぐためファンモーター18、フ
ァンヒーター15は入れない。またこの時、室温センサー
42によりねり工程の場合と同様に室温を検知するので30
℃以上の場合は発酵時間を短く制御する。
次のガス抜工程の場合は、メインモーター21が数秒間
運転されハネ10が回転するので、イーストの発生するガ
スにより膨らんでいた生地はねり工程同様にねられるの
で、つぶれてガスが抜ける。
更に次の仕上げ発酵の場合は一次発酵の場合と同様に
マイコンにより制御される。
仕上げ発酵によりねり容器の上面以上に膨れ次に焼き
工程に移る。
焼き工程では、ねり容器6内のパン表面の焼き不足を
補うのと更に大きく膨らませる(カマ伸びさせる)た
め、まず下ヒーター13を15分程度入れる。次にファンモ
ーター18、ファンヒーター15も投入して本焼きを30分行
い生地温センサー14が180℃を検知すると、パンの頭部
がこんがりとキツネ色に焼け全体に焼けむらなく焼き上
るものである。この時ファンヒーター15はファンケーシ
ング16と中ケース5の側壁30とで挾まれて形成された送
風路16c内の吐出口16a部に取付固定されているので、周
囲への熱の逃げが少く、効率良く温風や熱風を中ケース
5内に送り込むことができ、ねり容器6内の生地やパン
に有効的に熱を与えることができ、中ケース5内の温度
を速く目的の温度にすることができ、パンに熱を与えた
後の温風又は熱風がファン17より吸込口16bから吸込ま
れるので、ファンモーター18に与える熱的影響が少ない
ものであり効率良く温風又は熱風を循環することができ
るものである。ここで吐出口16aは斜め上方に向けて整
流板31を複数個設けてあるので、吐出口16aから吐出さ
れる熱風が上方の内フタ3に当たり反射されてパンの頭
部全体に吹き付けられるので、全体が均一に焼き上るも
のである。また、焼き方式が熱風循環式のため加熱室全
体の温度を均一にすることができるので、ねり容器内の
部分もきれいに、しかも短時間のうちに焼き上るもので
ある。
パンが焼き上ると、直ちにファンモーター18を運転し
てファン17を回し冷却を30分行ない焼き上りを検知す
る。パンは冷却することにより約40℃程度まで冷まされ
るので、その後外フタ2を開き中ケース5からねり容器
全体を取り出し、からみ棒8を抜いてからねり容器6を
逆さにしてパンをねり容器6から取り出す。この時パン
やねり容器6は十分に冷却されているので、ふきんやミ
トン等を使って取り出す必要がなく、またパンも食べ頃
の温度に冷えているのですぐ食することができるもので
ある。また、パン底部にはハネ10が埋っているので、こ
のハネ10を取り出すと食パンのでき上りでありすぐ食す
ることができるものである。この時、ハネも冷えている
ので素手で取り出すことができるものである。
(発明の効果) 本発明によれば、下ヒーターを設けたので生地を底部
からむらなく熱することができ、中ケースの側壁に送風
路を設け、吸込口よりファンにより吸気してファンと吐
出口との間の送風路内に設けたファンヒーターに風を当
て熱風を吐出口から排気する様にしたので、狭い加熱室
内であってもパンの頭部より全体に熱風が当り加熱室全
体を急速かつ均一に加熱するので、低消費電力で短時間
に効率の良い加熱が可能となるとともに、本体全体をコ
ンパクトにまとめることができ狭い台所に置くことが可
能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動製パン機の正面断
面図、第2図は同からみ棒固定部の詳細断面図、第3図
は同ファンヒーターの構造を示す斜視図、第4図は従来
の半自動タイプのベーカリーオーブンの断面図、第5図
は別の従来例を示す熱風循環式のオーブンの断面図であ
る。 5……中ケース、6……ねり容器、13……下ヒーター、
15……ファンヒーター、16……ファンケーシング、16a
……吐出口、16b……吸込口、16c……送風路、17……フ
ァン、30……側壁。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱室内に着脱自在に焼型兼用のねり容器
    (6)を装着すると共に、加熱室内中ケース(5)底部
    とねり容器(6)底部との間にねり容器(6)底部の径
    よりも大きい径を有する下ヒーター(13)を設け、また
    中ケース(5)の側壁(30)に吸込口(16b)と吐出口
    (16a)とこの吸込口(16b)と吐出口(16a)とを連通
    するファンケーシング(16)を設け、このファンケーシ
    ング(16)と中ケース(5)の側壁(30)とで構成され
    る送風路(16c)の吸込口(16b)側にファン(17)を装
    着し、更に吐出口(16a)とファン(17)との間の送風
    路(16c)内にファンヒーター(15)を装着したことを
    特徴とする自動製パン機。
JP62065058A 1987-03-19 1987-03-19 自動製パン機 Expired - Lifetime JP2529844B2 (ja)

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JPS63230126A JPS63230126A (ja) 1988-09-26
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