次に、本実用新案登録出願において開示するユーザ調整可能な防水カメラケースの好ましい形態の説明を詳細に行う。好ましい形態の例もまた以下に説明する。本実用新案登録出願において開示するユーザ調整可能な防水カメラケースの例示的な実施形態を詳細に説明するが、ユーザ調整可能な防水カメラケースの理解にとって特に重要でないいくつかの特徴を明瞭のために示していない場合があることは当業者には理解されよう。
ある用語は、以下の記述において便宜上にのみ用いられ、限定するものではない。語「右」、「左」、「上側」、「下側」、「上部」あるいは「底部」は、参照する図面における方向をいう。用語は、上述の語ならびにその派生語および同様な意味の語を含む。さらに、ここで用いる言葉「ボタン」は、カメラのシャッターボタンあるいはオン/オフ・ボタンをいう。
図面の全体を通して同様な参照符号が同様なパーツに付されている図面を参照して、図1は、本実用新案登録出願において開示された実施形態にかかる、ユーザ調整可能な防水カメラケース10の正面図であり、図2乃至図3は、防水カメラケース10の内部構造を示している。防水カメラケース10は、最もコンパクトなタイプのカメラ特にデジタルカメラに適しているユーザ調整可能なハード保護ケースである。構成を、異なるサイズの、異なる位置のシャッターボタンおよびオン/オフ・ボタンを有する異なるカメラ、ならびに異なるサイズおよび位置のレンズと整合するよう、変更することができる。
カメラケース10は、カメラの内部の電子的・機械的・光学的パーツを水によるダメージからカメラを保護するために用いることができる。また、埃、砂および汚れからカメラを保護することができる。深さ40メートルまで水中で使用することができる。ほとんどのウォータースポーツ・アクティビティ、例えば、水泳、サーフィン、ウィンドサーフィン、水上スケート、ヨット、シュノーケリング、ダイビングあるいは雨中/雪中写真撮影に適している。
カメラケース10は、前部ハウジング12と、後部ハウジング14と、キャビティ16と、ヒンジ18と、オン/オフ・アクチュエータアセンブリ/機構20と、シャッタアクチュエータアセンブリ/機構22と、右ハンドル24と、左ハンドル26と、脚部28と、ヒールプレート30と、を有することができる。前部・後部ハウジング12、14をプラスチックあるいは他の適当な材料で形成することができる。カメラケース10の内部は、異なるサイズ(幅、高さおよび厚さ)の異なるカメラを収容することができる程度に十分に大きい。
2つの主なタイプのデジタルカメラ、すなわち円形ズームレンズタイプ(round zoom lens type)とフラットレンズタイプ(flat lens type)とがある。したがって、少なくとも2つのタイプの防水カメラケース10を、2つの異なるタイプのカメラを収容するために設計することもできる。円形ズームレンズタイプのための構成可能な防水コンパクトデジタルカメラケース10を、図4に示す。前部ハウジング12におけるレンズキャビティでは、各カメラタイプのズームレンズがカメラボディから外側に延出することができる。フラットレンズタイプのための防水コンパクトデジタルカメラケースは、レンズ窓設計が異なる以外は円形ズームレンズタイプのためのものと同様である。
前部ハウジング12は、構成可能な防水カメラケース10の本体と見なすことができる。図2に示されるように、カメラケース10のほとんどの他のコンポーネントは、前部ハウジングに含まれている、すなわち装着されている。後部ハウジング14は、前部ハウジング12と整合しなければならない。後部ハウジングは通常透明である、あるいは透明な窓を有する。後部ハウジングは、ユーザがカメラをカメラケース10に装着するための、前部ハウジング12に対する「カバー」として機能することができる。透明な後部ハウジング14により、ユーザはカメラケース10の内部のデジタルカメラのカメラディスプレイ上の写真を撮ろうとする被写体を見ることができる。後部ハウジング14の一方の端部を、前部ハウジング12に接続しているヒンジ18によって取り付けることができる。後部ハウジング14の他方の端部を、ロック構造によって取り付けることができる。カメラケース10を封止するために、従来のO−リングガスケットを前部・後部ハウジング12、14の間に配置することができる。
図5乃至図6は、オン/オフ・アクチュエータ機構120およびシャッタアクチュエータ機構122の第1実施形態をそれぞれ示す。
図6を参照して、シャッタアクチュエータ機構すなわちアセンブリ122を、カメラケース10の前部ハウジング12に配置することができる。これにより、ユーザは、カメラケース10の外側からバネ荷重されたアクチュエータシャフト140を通じてカメラのシャッタを制御することができる。
アクチュエータシャフト140は、カメラケース10に配置された開口部を通って延びている。アクチュエータシャフト140の内側端部はカメラケース10の内部に配置される。また、アクチュエータシャフト140の外側端部はカメラケース10の外部に配置される。アクチュエータシャフト140には、アクチュエータシャフト140の外側端部にシャッタノブすなわちボタン142を配置することができる。シャッタノブ142をプラスチックあるいは金属材料で形成することができる。アクチュエータシャフト140を、前部ハウジング12に、スプリング144、ワッシャ146および小さいO−リングガスケット148によって装着することができる。スプリング144の目的は、「はね返り」力をシャッタアクチュエータ機構122に与え、シャッタノブ142が解放されたときにシャッタアクチュエータ機構122が元の位置に戻ることができるようにするためである。ワッシャ146の目的は、O−リングガスケット148が上に移動することを防止するよう保持することである。O−リングガスケット148の断面を円形とすることができる。O−リングガスケットをゴム、シリコーンあるいはプラスチックなどの弾性材料で形成することができる。O−リングガスケット148の目的は、カメラケース10を封止し、シャッタアクチュエータ機構122が押されそして解放されときにカメラケース10内に水が流れ込むことを防止することである。O−リングガスケット148は、O−リングガスケット48がシャッタO−リングキャビティに嵌合されたとき、アクチュエータシャフト140の直径より小さい内径を有することができる。アクチュエータシャフト140がリングに挿入されたとき、O−リングガスケット148は変形され、アクチュエータシャフト140と前部ハウジング12におけるシャッタO−リングキャビティとの両方に対して押されることとなる。したがって、O−リングガスケットは水封止機能を果たす。ガスケット148に、封止コンパウンド材を注油し、封止性能を向上することもできる。
シャッタアクチュエータ機構122はプローブ担持部材を有することができる。図示の実施形態において、プローブ担持部材はアクチュエータブロック150である。アクチュエータブロック150を、複数の孔を有する長方形あるいは他の形状とすることができる。アクチュエータブロック150をプラスチックあるいは金属材料で形成することができる。アクチュエータブロック150は、一方の側に、上部の直径が大きく、より下方の直径が小さい1つの孔180を有することができる。孔180により、アクチュエータシャフト140をこの孔180へと締め付けてアクチュエータシャフト140によってアクチュエータブロック150を装着することができる。アクチュエータシャフト140は、アクチュエータシャフト140の端部の近くにより小さい直径の段部を有することができ、これにより、アクチュエータシャフト140をそこに止めることができる。そして、ロック部材154を開口部155を通してアクチュエータシャフト140上の対応する溝に装着することによって、アクチュエータシャフト140をアクチュエータブロック150にロックすることができる。図示の実施形態において、ロック部材はE−リングである。シャッタノブ142が押されている間、アクチュエータブロック150は下方に移動する。前部ハウジング12には、アクチュエータブロック150がその垂直位置にかかわらず回転するのを防止するようアクチュエータブロック150の端部に壁を配置することができる。
異なるモデルの異なるカメラと整合するために、アクチュエータブロック150には、アクチュエータブロック150上の異なる孔162に異なる長さおよび形状(円形、楕円形など)の複数のプローブ160を配置することができる。それぞれのプローブ160には、端部にプローブシャフト164を配置することができ、それぞれのプローブ160をアクチュエータブロック150上の孔162に圧入することができる。製造業者あるいはユーザのいずれも、これらのプローブを自ら変更することができる。
図5を参照して、オン/オフ・アクチュエータ機構すなわちアセンブリ120が、また、ユーザがカメラのスイッチをオンあるいはオフにすることができるようカメラケース10の上部に配置される。オン/オフ・アクチュエータアセンブリ120の機構は、上述したシャッタアクチュエータ機構122と同じとすることができる。シャッタアクチュエータ機構122と同様に異なるカメラのモデルと整合するために、オン/オフ・アクチュエータ機構120には、また、アクチュエータブロック150’上の異なる孔162’に異なる長さおよび形状のプローブ160’を配置することができる。製造業者あるいはユーザのいずれも、これらのプローブを自ら変更することができる。
アクチュエータブロック150あるいは150’を概ね四角形の態様で示したが、アクチュエータブロック150あるいは150’はプローブ160あるいは160’を担持できる限りあらゆる態様のプローブ担持部材とすることができることは理解されよう。
図7乃至図10は、シャッタアクチュエータ機構の他の実施形態を示す。対応するオン/オフ・アクチュエータ機構は同様の構造を有する。シャッタアクチュエータ機構222は、アクチュエータシャフト240と、シャッタノブ242と、スプリング244と、ワッシャ246と、O−リングガスケット248と、プローブ担持部材270と、スライド272と、ロッキングブロック274と、プローブシャフト276と、プローブパッド278と、を有することができる。図示の実施形態において、プローブ担持部材270はアクチュエータブロックであり、また、スライド272はC−クランプである。
アクチュエータブロック270を、両側にトラックを有する長方形あるいは他の形状の態様とすることができる。アクチュエータブロック270をプラスチックあるいは金属材料で形成することができる。アクチュエータブロック270は、一方の側に、上部の直径が大きく、より下方の直径が小さい1つの孔280を有する。孔280により、アクチュエータシャフト240をこの孔280へと締め付けてアクチュエータシャフト240によってアクチュエータブロック270を装着することができる。アクチュエータシャフト240は、アクチュエータシャフト240の端部の近くにより小さい直径の段部を有することができ、これにより、アクチュエータシャフト240をそこに止めることができる。そして、ロック部材すなわちE−リング254を開口部273を通してアクチュエータシャフト240の下端部に固定することによって、アクチュエータシャフト240をアクチュエータブロック270にロックすることができる。シャッタノブ242が押されている間、アクチュエータブロック270は下方に移動する。前部ハウジング12には、アクチュエータブロック270がその垂直位置にかかわらず回転するのを防止するようアクチュエータブロック270の端部に壁257を配置することができる。
C−クランプ272を、アクチュエータブロック270の2つのトラックにぶら下がるよう、装着することができる。C−クランプ272を金属など剛性のある材料で形成することができる。C−クランプ272がロックされない場合、C−クランプはアクチュエータブロック270に沿ってX方向に移動自在である。C−クランプ272は、X方向、すなわちアクチュエータシャフト240の軸に概ね垂直な平面上のX軸に沿って可動である。
ナットすなわちロッキングブロック274を、アクチュエータブロック270とC−クランプ272との間に配置することができる。プローブシャフト276をC−クランプ272のスロット282を通して底部からねじ込むことができるネジ穴を、ロッキングブロック274に配置する。プローブシャフト276を金属あるいは他の適当な材料で形成することができる。プローブシャフトは、上側部分にネジ山と中央に六角形のボルトあるいは他の形状のボルトとを有するよう、機械加工される。ロックされない場合、プローブシャフト276はC−クランプ272のスロット282に沿ってY方向に移動自在である。Y方向は、X方向に対して概ね垂直である。C−クランプ272のウェブ(web)284は、ロッキングブロック274を回転しないよう保持することができる。ウェブ284は、また、C−クランプ272を強化し、C−クランプ272が曲がることを防止することができる。プローブシャフト276が装着されたとき、プローブシャフト276はXあるいはY方向に移動自在である。プローブシャフト276がさらにねじ込まれた場合、ロッキングブロック274はC−クランプ272をアクチュエータブロック270に向かって引っ張ることになり、したがって、アクチュエータブロック270とC−クランプ272とロッキングブロック274とプローブシャフト276との間の摩擦力が生じる。そして、プローブシャフト276はアクチュエータブロック270に対して固定位置にロックされることになる。この設計により、プローブシャフト276を、アクチュエータブロック270およびC−クランプ272のスロット282に沿って無段階に、あらゆる位置に配置することができる。異なるカメラに対して、その製品に応じて異なる長さのプローブシャフト276を用いる必要がある場合もある。製造業者あるいはユーザは、プローブシャフトを自ら変更することができる。
プローブパッド278を、カメラのボタンの形状と整合する異なる形状を有する弾性材料で形成することができる。カメラのボタンを押すとともにシャフト276がカメラボタン面に傷をつけることを防止するために、プローブパッドを、カメラに面するプローブシャフト276の底部の端部に装着することができる。プローブパッド278をプローブシャフト276に向かって押すことによって、プローブパッド278を容易に装着することができる。プローブシャフト276上のギャップによって、プローブパッドを自らロックさせることができる。
図11乃至図15は、本実用新案登録出願において開示されるさらなる実施形態にかかる、シャッタアクチュエータ機構322とオン/オフ・アクチュエータ機構320との組み合わせを示す。
図13および図15を参照して、シャッタアクチュエータ機構322は、アクチュエータシャフト340と、シャッタノブ342と、スプリング344と、ワッシャ346と、O−リングガスケット348と、プローブ担持部材370と、スライド372と、プローブシャフト376と、プローブパッド378と、を有することができる。図示の実施形態において、プローブ担持部材370はアクチュエータブロックであり、また、スライド372はC−クランプである。
アクチュエータブロック370を、両側に対向する平行なトラック371を有する長方形あるいは他の形状の態様とすることができる。アクチュエータブロック370をプラスチックあるいは金属材料で形成することができる。アクチュエータブロック370は、一方の側に、上部の直径が大きく、より下方の直径が小さい1つの孔380を有することができる。孔380により、アクチュエータシャフト340をこの孔380へと締め付けてアクチュエータシャフト340によってアクチュエータブロック370を装着することができる。アクチュエータシャフト340は、アクチュエータシャフト340の端部の近くにより小さい直径の段部を有することができ、これにより、アクチュエータシャフト340をそこに止めることができる。そして、ロック部材すなわちE−リング354を開口部373に挿入し、E−リング354をシャフト340上の対応する溝内へ係合させ、アクチュエータシャフト340を孔380にロックすることによって、アクチュエータシャフト340をアクチュエータブロック370にロックすることができる。シャッタノブ342が押されている間、アクチュエータブロック370は下方に移動する。前部ハウジング12には、アクチュエータブロック370がその垂直位置にかかわらず回転するのを防止するようアクチュエータブロック370の端部に壁357(図11および図16乃至図18)を配置することができる。
C−クランプ372を、アクチュエータブロック370の2つの対向する平行なトラック371にぶら下がるよう、装着することができる。C−クランプ372を金属など剛性のある材料で形成することができる。C−クランプ372がロックされない場合、C−クランプはアクチュエータブロック370に沿ってX方向に移動自在である。
プローブシャフト376を金属あるいは他の適当な材料で形成することができる。プローブシャフトは、上側部分にネジ山と中央に六角形のボルトあるいは他の形状のボルトとを有するよう、機械加工される。ロックされない場合、プローブシャフト376はC−クランプ372のスロット382に沿ってY方向に移動自在である。プローブシャフト376が装着されたとき、プローブシャフト376はXあるいはY方向に移動自在である。プローブシャフト376がさらにねじ込まれた場合、アクチュエータブロック370に支えられる。そして、プローブシャフト376はアクチュエータブロック370に対して固定位置にロックされることになる。この設計により、プローブシャフト376を、アクチュエータブロック370およびC−クランプ372のスロット382に沿って無段階に、あらゆる位置に配置することができる。異なるカメラに対して、その製品に応じて異なる長さのプローブシャフト376を用いる必要がある場合もある。製造業者あるいはユーザは、自ら変更することができる。
プローブパッド378は、カメラのボタンの形状と整合する異なる形状を有する弾性材料である。カメラのボタンを押すとともにシャフト376がカメラボタン面に傷をつけることを防止するために、プローブパッドを、プローブシャフト376の底部の端部に装着することができる。プローブパッド378をプローブシャフト376に向かって押すことによって、プローブパッド378を容易に装着することができる。プローブシャフト376上のギャップによって、プローブパッドを自らロックさせることができる。
アクチュエータブロック370を概ね四角形の態様で示したが、アクチュエータブロック370はプローブシャフト376を担持できる限りあらゆる態様のプローブ担持部材とすることができることは理解されよう。
図12および図14のオン/オフ・アクチュエータ機構320は、図13および図15のシャッタアクチュエータ機構322と同様な構造を有する。
図16乃至18は、異なる位置のシャッターボタンおよびオン/オフボタンを有する異なるカメラに対する、シャッタアクチュエータ機構322およびオン/オフ・アクチュエータ機構320の3つの異なる構成を示す。
図19および図20は、シャッタアクチュエータ機構322およびオン/オフ・アクチュエータ機構320の異なる実施形態を示す。本実施形態において、2つのアクチュエータブロック370、370’および2つのCクランプ372、372’はともに先の実施形態に対して90度方向が変えられている。図21および図22は、2つのアクチュエータブロック370、370’および2つのCクランプ372、372’が互いから90度方向が変えられている、シャッタアクチュエータ機構322およびオン/オフ・アクチュエータ機構320のさらなる実施形態を示す。
異なるサイズのカメラをカメラケース10の内部にぴったり収めることを可能にするために、異なる形状およびサイズの複数のクッションを、前部・後部ハウジング12、14の内面に配置することができる。
図3および図4に示すように、前部ハウジング12の内面はいくつかの段壁(setoff)を有することができ、前部クッション34をこれらの段壁に取り付けることができる。クッション34を、円形あるいは他の形状とでき、そして柔軟なあるいは弾性のある材料、例えばゴム、シリコーン、プラスチック、ラテックスで形成することができる。クッション34は、その底部上に耐水性の自己接着材料を有することができる。クッション34を、単にワックス紙(wax paper)を取り外し段壁へと容易に装着し、そしてある程度の圧力をクッション34に印加することによってクッション34をハウジング12に取り付けることができる。複数のクッションは異なる厚さを有することができる。異なる厚さの目的は、カメラケース10のキャビティ16内で前部ハウジング12から最適な距離にカメラを配置することにある。さらに、シャッターボタンおよび/またはオン/オフ・ボタンが、防水カメラケース10のシャッタ機構およびオン/オフ・アクチュエータ機構内に収まるように、カメラを配置することができる。
図23は、スポンジ、シリコーン、ラテックスあるいはプラスチックなど柔軟な材料で形成され、後部ハウジング14の内側面に取り付けることができる複数の後部クッション134を示す。クッション134を、円形、四角形あるいは他のなにかの形状とできる。クッションは、カメラがカメラケース10の内部で移動することを防止するよう、カメラを前部ハウジング12の定位置に押しつけるよう使用する。
図24は、後部クッション136の他の実施形態を示す。後部クッション136を、概ね長方形のフレームの形状にすることもできる。フレームの窓をカメラのディスプレイと同じサイズとすることができ、それにより、フレームが、後部ハウジング14を通じてカメラディスプレイを覗くときの外光によるディスプレイへの影響を排除するカメラディスプレイ用の光フードとして機能することができる。
図2、図3および図25に示すように、カメラを定位置に保持するために、弾性クッション36を保持するクッションホルダーを他の位置に配置する。これらのクッション36は弾性材料で形成され、また「魚の尻尾(fish tail)」形状を有することができる。これらのクッション36を、クッションホルダーによって定位置に保持することができる。
本実用新案登録出願において開示されるユーザ調整可能な防水カメラケースをいくつかの好ましい実施形態を特に参照して図示し説明したが、添付の実用新案請求の範囲から逸脱することなく種々の変形および変更を行うことができることを述べておく。