JP4133223B2 - 防水ケースの構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はカメラ、ビデオカメラ等を収容可能とした防水ケースの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から水中で写真や映像を撮影することができるように、カメラを収容可能に形成した防水ケースが知られている。
【0003】
このような防水仕様の防水ケースは、必然的に内部に収容されるカメラより外形が大きくなってしまう。したがって、防水ケースに対して好適なグリップ仕様を維持するようにレリーズ位置を設定しようとすると、防水ケースに収容されるカメラのレリーズ位置と防水ケースのレリーズ位置とが異なってしまうことがあった。
【0004】
このような場合、図12に示すように、外装筐体1に中心軸2aが支持されることにより外装筐体1に対して往復摺動可能に取り付けられたレリーズボタン2の中心軸2aの下端部に延長板2bをねじ2cにより取り付け、この延長板2bの先端部に設けた押圧部2dによって、外装筐体1内に収容されているカメラ3のレリーズボタン4を操作可能にしたものがある。
【0005】
また、図13に示すように、外装筐体1に往復摺動自在にレリーズボタン2を取り付け、このレリーズボタン2の中心軸2aの下部に2枚の延長板2bを所定の間隔を有して平行に配置し、この2枚の延長板2bの先端部間に押圧軸2eを中心軸2aと平行になるように取り付けて剛性を高め、中心軸2a及び押圧軸2eを外装筐体1の支持板1aにそれぞれ往復摺動可能に支持させ、押圧軸2eによりカメラ3のレリーズボタン4を操作可能にしたものもある。
【0006】
さらに、防水ケース(外装筐体)にレリーズレバーを回転可能に取り付け、このレリーズレバーの回転によって防水ケース内部に収容されたレンズ付きフィルムユニットのシャッタボタンを押圧可能としたものもある(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開平6−82897号公報 (第2−4頁、第1図、第2図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図12に示すものにあっては、外装筐体1とレリーズボタン2の中心軸2aとの間のわずかなガタ(隙間)があっても、操作軸と動作軸とが離れているため、延長板2bの剛性が弱いと、撓んだりして力の伝達が遅れたり、また押圧部2dの位置ずれが生ずるので、レリーズ操作が不確実、不安定になってしまうという問題があった。
【0009】
そして、このような不具合を解決するために、図13に示すように、外装筐体1内に収容されている撮影装置本体としてのカメラ3のレリーズボタン4を押圧する押圧軸2e及び中心軸2aをそれぞれ外装筐体1に支持させ、剛性を高めたものにあっては、構成部品が多く、組立工数も多く、コストアップとなったり、配置にスペースが必要で外装筐体1が大きくなってしまうという問題があった。
【0010】
また、特許文献1においては、レリーズレバーの回転によってフィルム付きレンズユニットのシャッタボタンを押圧するようにしているので、回転運動を上下動の直線運動に変換する必要があり、部品点数、コスト、配置スペースの増加を招いてしまう。
【0011】
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、部品点数が少なく、部品コスト及び製造コストを低くすることができるとともに、配置スペースが少なくてすみ防水ケースを小形化することができ、さらに操作の確実、安定性が確保できる防水ケースの構造を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、フロントケースとリヤケースとを有しかつシャッタボタンの位置が異なるカメラを水密状態で収容可能でしかも収容されたカメラを固定可能な防水ケースの構造であって、
前記フロントケースと前記リヤケースとのいずれか一方の上壁部にはレリーズ部材が設けられ、
該レリーズ部材は、前記防水ケースのレリーズ動作し易い位置に設けられて押圧操作されるボタン部を有し、該ボタン部は前記防水ケースに収容されるシャッタボタンの位置が異なるカメラに応じて複数個準備され、
前記ボタン部は第1軸部と該第1軸部と所定の間隔を開けて離間されかつ前記カメラのシャッターボタンを押圧する第2軸部とを一体に有し、
前記防水ケースの内部に前記上壁部と間隔を開けて配設可能かつ前記防水ケースに着脱可能でしかも前記第1軸部と前記第2軸部とを摺動可能に挿通する複数個の支持板が前記複数個のボタン部に応じてそれぞれ準備され、
前記支持板と前記上壁部との間には前記ボタン部を前記上壁部から突出する方向に付勢するコイルばねが設けられ、
前記ボタン部はレリーズカバーによって防水状態で覆われていることを特徴とする防水ケースの構造であることを特徴とする。
【0013】
このように構成された請求項1に記載の発明によれば、レリーズ操作に好適な指の位置が得られ、製作工数が少なく、レリーズ部材を安価に形成することができるとともに、レリーズ部材を小形に形成することができ、防水ケースが大形化することがない。さらに、第1軸部及び第2軸部のそれぞれが前記防水ケースに対して往復摺動可能に支持されているので、第1軸部のガタによる第2軸部の位置ずれがなく、撓み等が発生しないので、レリーズ部材の操作を確実、安定に行うことができる。
更に、シャッターボタンの位置が異なるカメラでも防水ケースの外形状は同じであり、複数のカメラを収容可能な防水ケースを安価に提供できる。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1の発明の構成に加え、前記レリーズ部材は前記第1軸部と前記ボタン部とを繋ぐと共に、前記第1軸部と前記第2軸部とを繋ぐ補強リブを有すること特徴とするものである。
【0015】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効用に加え、第1軸部自体および第2軸部間を補強する補強リブが設けられているので、両軸部の強度を向上させることができ、レリーズ部材の操作の安定、確実性が向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0023】
〔発明の実施の形態1〕
図1〜図5には、本発明の実施の形態1を示す。ここで、図1は本発明の実施の形態1に係るカメラを防水ケースに内蔵した撮影装置の正面図、図2は同実施の形態1に係る撮影装置の構造を示す概略説明図、図3は同実施の形態1に係る撮影装置の一部を示す平面図、図4は同実施の形態1に係る撮影装置の図3のIV−IV線に沿う断面の一部を示す断面図、図5は同実施の形態1に係るカメラを撮影装置のレリーズ部材の底面から見た斜視図である。
【0024】
本実施の形態1に係る防水ケース(外装筐体)11は、図1及び図2に示すように、カメラ(撮影装置本体)21を図示省略の防水構造により水密状態に収容可能なケースである。また、防水ケース11は、カメラ21を着脱自在に収容可能なように形成されている。
【0025】
なお、上述の防水ケース11には、図示はしていないが、カメラ21の他、カメラ21とは大きさの異なる複数のカメラに対応してこれを収容して支持可能な支持機構が形成されている。
【0026】
この防水ケース11は、図2に示すように、例えば透明な樹脂製のフロントケース12と同じく透明な樹脂製のリヤケース13とから構成される。そして、それぞれのケース12、13は、その一側端同士が回転可能な蝶番機構14(図1参照)によって開閉自在にされている。
【0027】
そして、フロントケース11の上面には、図2に示すように、防水ケース11を右手で把持した場合に、右手の人差し指が自然に置かれる好適位置にレリーズ部15が形成されている。
【0028】
一方、カメラ21のシャッタボタン(被操作部)22は、カメラ21が防水ケース11に入れられることなく、カメラ21が単独で使用される場合に、右手人差し指が自然に置かれる好適位置に形成されている。
【0029】
したがって、カメラ21を防水ケース11に収容した場合、図3に示すように、カメラ21を収容するためにカメラ21より大きく形成されている防水ケース11のレリーズ部15の位置とカメラ21のシャッタボタン22の位置とは、上下方向(図3中紙面に直行する方向)に同軸上には配置されず、防水ケース11のレリーズ部15がカメラ21のシャッタボタン22に対して図3中左斜め下方向に離れた位置に配置されている。
【0030】
このように配置されるレリーズ部15は、図4に示すように、フロントケース12に対して出没(往復摺動)可能に取り付けられたレリーズ部材16と、このレリーズ部材16を防水状態に覆うように形成されたゴム製のレリーズカバー17とから構成されている。
【0031】
レリーズ部材16は、例えば射出成形により、樹脂製の一体部材として形成されており、図4及び図5に示すように、上面及び下面が平坦に形成されたボタン部16aを有し、このボタン部16aの下面の例えば中央部には円柱状でもよいがここでは円筒状の第1軸部16bが形成されている。
【0032】
また、ボタン部16aの下面の側端部には、図4及び図5に示すように、中間部分が外方に折曲された例えば円筒状の第2軸部16cが第1軸部16bと平行に離間して形成されている。詳しくは、この第2軸部16cは、ボタン部16a下面の側端部から垂直に伸びる例えば円筒状の基部16dと、この基部16dから折曲部16eを介して所定幅だけ外方に離間された例えば円筒状の押圧部16fとを有している。
【0033】
ここで、第1軸部16bと第2軸部16cの押圧部16fとの間隔(所定幅)は、図4に示すように、防水ケース11のレリーズ部15の位置とカメラ21のシャッタボタン22位置との間隔に対応するように形成されている。
【0034】
また、第1軸部16bの基端部には、図5に示すように、互いに90度の間隔を有して、ボタン部16aとの間を繋ぐ4つの補強リブ16gが形成されている。さらに、このうち1つの補強リブ16gは第1軸部16bの基端部と第2軸部16cの基部16dとを繋ぐように形成されている。
【0035】
このように形成されたレリーズ部材16は、図4に示すように、フロントケース12の上壁部12aの下方に着脱可能に設けられた支持板12bに形成された第1挿通孔12c及び第2挿通孔12dに、第1軸部16b及び第2軸部16cの押圧部16fがそれぞれ摺動可能に挿通され、さらに、支持板12bの上面と補強リブ16gの下面間に配設されたコイルばね18によって突出方向(上方)に付勢された状態でフロントケース12に配設される。
【0036】
以上のように構成された防水ケース11は、レリーズカバー17を介してレリーズ部材16のボタン部16aが下方に押圧操作されると、ボタン部16aの下動に伴って第2軸部16cの押圧部16fも下方に移動される。
【0037】
そして、レリーズ部材16のボタン部16aが所定量押圧された時点で、第2軸部16cの押圧部16fが撓むことなく押圧されることによって防水ケース11内に収容されたカメラ21のシャッタボタン22が確実に押圧され、撮影をすることができる。
【0038】
以上のように、本実施の形態1に係る防水ケース11のレリーズ構造では、レリーズ部材16のボタン部16a、第1軸部16b及び第2軸部16cは、射出成形により、樹脂製の一体部材として成形されているので、レリーズ部材16を安価に形成することができるとともに、レリーズ部材16を小形に形成することができる。
【0039】
また、レリーズ部材16のボタン部16aの上面及び下面は平坦に形成されている。さらに、第1軸部16b及び第2軸部16cが例えば、円筒状に形成され、例えば型開き方向としうる軸長方向又はこれと直交する方向の一部方向にはアンダーカット部が存在しない。これにより、2方向(例えば、図4において紙面に直交し、相反する2方向)に型開きする金型構造を採用することが可能となり、より安価に品質の安定したレリーズ部材を提供することが可能となる。
【0040】
さらに、レリーズ部材16の第1軸部16bには、ボタン部16aとの間を繋ぐ4つの補強リブ16gが形成されるとともに、そのうちの1つの補強リブ16gは第1軸部16bと第2軸部16cとを繋ぐように形成されている。これにより、レリーズ部材16の操作安定性が向上するとともに、リブを肉厚なものとすることなく、無駄なく両軸部の剛性の向上及び品質の安定化、高精度化が図れる。
【0041】
そして、レリーズ部材16は小形な一体部材として形成されているので、防水ケース11内の配置に関してスペースをとることが無いので、防水ケース11を小形にすることができるとともに、従来のもののように、組み立てることなく防水ケース11に取り付けが可能で、防水ケースの組み立てコストを低減することができる。
また、レリーズ部材16の第1軸部16b及び第2軸部16cが防水ケース11の支持板12bの挿通孔12c、12dにそれぞれ摺動自在に支持されている。これにより、カメラ21のシャッタボタン22を押圧する第1、第2軸部16b、16cは、カメラ21のシャッタボタン22の位置を正確かつ剛性をもって押圧し、高精度に決めることができる。
【0042】
また、防水ケース11は、複数の異なる大きさのカメラを着脱自在に収容可能なように形成されている。これにより、複数の異なる大きさのカメラにおけるシャッタボタンの位置がそれぞれ異なる場合であっても、レリーズ部材16の第1軸部16bと第2軸部16cの押圧部16fとの間隔を、防水ケース11に収容されるそれぞれのカメラのシャッタボタンとの間隔に合致させたレリーズ部材16を複数準備するとともに、複数のレリーズ部材16の第1軸部16bと第2軸部16cの押圧部16fの間隔にそれぞれ合致した第1挿通孔12c、第2挿通孔12dを有する支持板12bを準備するだけで対応することができる。したがって、複数のカメラを収容可能な防水ケース及び撮影装置を安価に提供することができる。
【0043】
〔発明の実施の形態2〕
図6〜図11には、本発明の実施の形態2を示す。ここで、図6は本発明の実施の形態2に係る撮影装置である防水カメラの正面図、図7は図6の防水カメラの平面図、図8は同実施の形態2に係る防水カメラの図7の要部拡大図、図9は同実施の形態2に係る防水カメラの前カバーをはずした状態における正面図、図10は同実施の形態2の防水カメラのカメラ内蔵ユニットの正面図、図11は同実施の形態2の防水カメラのカメラ内蔵ユニットの平面図である。
【0044】
本実施の形態2に係る防水カメラ31は、図6、図7及び図9に示すように、フロントケース32とリヤケース33とで例えば、図示省略の防水構造を有するカメラ外装部(外装筐体)を構成し、その内部に、図9に示すように、カメラ内蔵ユニット34を水密状態に収容可能なように形成されている。
【0045】
カメラ内蔵ユニット34は、図外の取り換え可能な標準ケースを除去したもので、撮影装置本体を構成しており、図9〜図11に示すように、上面にレリーズ部34aが形成されている。このレリーズ部34aは、下方に押圧されることによりカメラ内蔵ユニット34のシャッターを作動させるように構成されている。
【0046】
また、カメラ内蔵ユニット34の両側端部には、図10に示すように、貫通孔を有する取付け部34bが4か所形成されている。そして、カメラ内蔵ユニット34は、図9に示すように、取付け部34bの貫通孔にねじ35を挿通し、外装筐体の一部を構成するリヤケース33に締結することによって、固定される。
【0047】
リヤケース33には、図6〜図9に示すように、カメラ内蔵ユニット34のレリーズ部34aを押圧操作するためのレリーズ部36が形成されている。
【0048】
このレリーズ部36は、前述した実施の形態1におけるレリーズ部15におけると同様に、防水カメラ31を右手で把持した場合に、右手の人差し指が自然に置かれる位置に形成されている。
ここで、リヤケース33のレリーズ部36とカメラ内蔵ユニット34のレリーズ部34aとの位置関係は、図8に示すように、上下方向(図8中紙面に直行する方向)に同軸上には配置されず、リヤケース33のレリーズ部36がカメラ内蔵ユニット34のレリーズ部34aに対して図8中左斜め下方向に離れた位置に配置されている。
【0049】
そして、レリーズ部36には、実施の形態1におけるレリーズ部材16と同様の構成を有するレリーズ部材が、同じく実施の形態1におけると同様の構造によってリヤケース33に配設されている。
【0050】
以上のように構成された撮影装置である防水カメラ31は、レリーズ部36(レリーズ部材)が押圧操作されことにより、実施の形態1におけると同様の作用により防水カメラ31内に収容されたカメラ内蔵ユニット34のレリーズ部34aが確実に押圧され、撮影をすることができる。
【0051】
以上のように、本実施の形態2に係る防水カメラ31のレリーズ構造では、防水カメラ31内に収容されるカメラ内蔵ユニット34のレリーズ位置を変更することなく、小形の、好みの外装部を有するカメラあるいは防水カメラ等の撮影装置を提供することができる。
【0052】
なお、以上説明した第1及び第2の実施の形態においては、静止画を撮影するカメラに対して本発明を適応する形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、動画撮影用のビデオカメラに対しても好適に用いることができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1に記載の発明によれば、レリーズ操作に好適な指の位置が得られ、製作工数が少なく、レリーズ部材を安価に形成することができるとともに、レリーズ部材を小形に形成することができ、防水ケースが大形化することがない。さらに、第1軸部及び第2軸部のそれぞれが前記防水ケースに対して往復摺動可能に支持されているので、第1軸部のガタによる第2軸部の位置ずれがなく、撓み等が発生しないので、レリーズ部材の操作を確実、安定に行うことができる。
更に、シャッターボタンの位置が異なるカメラでも防水ケースの外形状は同じであり、複数のカメラを収容可能な防水ケースを安価に提供できる。
【0054】
請求項2記載の発明によれば、請求項1の効用に加え、第1軸部自体および第2軸部間を補強する補強リブが設けられているので、両軸部の強度を向上させることができ、レリーズ部材の操作の安定、確実性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るカメラを防水ケースに内蔵した撮影装置の正面図である。
【図2】 同実施の形態1に係る撮影装置の構造を示す概略説明図である。
【図3】 同実施の形態1に係る撮影装置の一部を示す平面図である。
【図4】 同実施の形態1に係る撮影装置の図3のIV−IV線に沿う断面の一部を示す断面図である。
【図5】 同実施の形態1に係る撮影装置のレリーズ部材の斜視図である。
【図6】 本発明の実施の形態2に係る撮影装置である防水カメラの正面図である。
【図7】 図6の防水カメラの平面図である。
【図8】 同実施の形態2に係る防水カメラの図7の要部拡大図である。
【図9】 同実施の形態2に係る防水カメラの前カバーをはずした状態における正面図である。
【図10】 同実施の形態2の防水カメラのカメラ内蔵ユニットの正面図である。
【図11】 同実施の形態2の防水カメラのカメラ内蔵ユニットの平面図である。
【図12】 従来のレリーズ構造の一例を示す断面図である。
【図13】 従来のレリーズ構造の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 防水ケース
12 フロントケース
12b 支持板
13 リヤケース
15 レリーズ部
16 レリーズ部材
16a ボタン部
16b 第1軸部
16c 第2軸部
16g 補強リブ
21 カメラ
22 シャッタボタン
31 防水カメラ
32 フロントケース
33 リヤケース
34 カメラ内蔵ユニット
36 レリーズ部
Claims (2)
- フロントケースとリヤケースとを有しかつシャッタボタンの位置が異なるカメラを水密状態で収容可能でしかも収容されたカメラを固定可能な防水ケースの構造であって、
前記フロントケースと前記リヤケースとのいずれか一方の上壁部にはレリーズ部材が設けられ、
該レリーズ部材は、前記防水ケースのレリーズ動作し易い位置に設けられて押圧操作されるボタン部を有し、該ボタン部は前記防水ケースに収容されるシャッタボタンの位置が異なるカメラに応じて複数個準備され、
前記ボタン部は第1軸部と該第1軸部と所定の間隔を開けて離間されかつ前記カメラのシャッターボタンを押圧する第2軸部とを一体に有し、
前記防水ケースの内部に前記上壁部と間隔を開けて配設可能かつ前記防水ケースに着脱可能でしかも前記第1軸部と前記第2軸部とを摺動可能に挿通する複数個の支持板が前記複数個のボタン部に応じてそれぞれ準備され、
前記支持板と前記上壁部との間には前記ボタン部を前記上壁部から突出する方向に付勢するコイルばねが設けられ、
前記ボタン部はレリーズカバーによって防水状態で覆われていることを特徴とする防水ケースの構造。 - 前記レリーズ部材は前記第1軸部と前記ボタン部とを繋ぐと共に、前記第1軸部と前記第2軸部とを繋ぐ補強リブを有すること特徴とする請求項1に記載の防水ケースの構造。
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