JP3912365B2 - レンズ移動機構、撮像ユニット及び電子機器 - Google Patents

レンズ移動機構、撮像ユニット及び電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、レンズをそのレンズの光軸方向に移動させるレンズ移動機構、そのレンズ移動機構を備えた撮像ユニット及びその撮像ユニットを備えた電子機器に関する。
一般に光学系は複数枚の単レンズにより構成されており、単レンズを光学系に組み込む場合には、一又は複数の単レンズを保持枠に固定してから保持枠ごと一又は複数の単レンズを光学系に組み込む。単レンズの固定に際しては、単レンズの調芯を行いつつ保持枠に固定させるのが一般的であり、そのような技術は例えば特許文献1に記載されている。
また、光学系に組み込まれた単レンズを保持枠ごと光軸方向に移動させることによってフォーカシングやズーミングを行うレンズ移動機構は、カメラ等の光学機器に搭載されており、そのような技術は例えば特許文献2に記載されている。
特開平7−20366号公報 特開平11−133280号公報
調芯時においては単レンズを光軸方向に付勢することで、感光フィルム、撮像素子等に対して単レンズの光軸を垂直になるように調芯しているが、従来のようなレンズ移動機構が備わっていると単レンズが付勢力によって光軸方向に移動してしまう。そのため、単レンズの光軸を感光フィルム、撮像素子等に対して垂直に調芯することができない恐れがある。
そこで、本発明の目的は、レンズがその光軸方向に移動したものとしてもそのレンズの光軸が他のレンズや撮像素子等に調芯することができるレンズ移動機構、撮像ユニット及び電子機器を提供することにある。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1に示すように、レンズ(例えば、単レンズ2a)が保持された保持枠(例えば、保持枠2d)を前記レンズの光軸方向に移動自在に支持するガイド部(例えば、ガイドレール4)と、前記レンズの光軸方向の一方に向かって前記保持枠を付勢する付勢手段(例えば、バネ5)と、前記保持枠を光軸方向に移動させるために可動自在に設けられたレバー(例えば、レバー部材6)と、を備え、
延出部が前記保持枠と一体となって設けられ
前記ガイド部が前記延出部の貫通孔に摺動可能に挿入されることにより前記保持枠が前記レンズの光軸方向に移動自在とされ、
前記レンズの光軸に直交する面に対して傾斜したカム面(例えば、カム面6a)が前記レバーと前記保持枠の延出部とのうちの一方の部材に形成され、前記レバーと前記保持枠の延出部とのうちの他方の部材が前記付勢手段による付勢力に抗するように前記カム面に当接し、
前記付勢手段は、前記他方の部材が前記カム面に当接する箇所と、前記ガイド部が前記延出部の貫通孔に挿入される箇所との間において前記延出部に連結し、前記延出部を介して前記保持枠を付勢する。
請求項1に記載の発明では、レバーと保持枠とのうちの一方の部材に形成されたカム面が、他方の部材に対して付勢手段による付勢力に抗するように当接しているため、保持枠がレンズの光軸方向に移動自在となっていても、保持枠及びその保持枠に保持されたレンズにがたつきが生じずに、レンズが調芯される。また、レバーを動かせば、カム面が他方の部材に対して相対的に摺動し、これにより保持枠がレンズの光軸方向に移動される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレンズ移動機構において、前記レバーは前記レンズの光軸方向において前記カム面の高い箇所が前記他方の部材に当接した位置から前記レンズの光軸方向において前記カム面の低い箇所が前記他方の部材に当接した位置までの間を可動自在に設けられたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、レバーは、レバーと保持部枠との他方の部材がカム面の高い箇所に当接した位置から他方の部材がカム面の低い箇所に当接した位置までの間を可動自在に設けられているから、レバーをそれら二つの位置の間で移動させれば、保持枠をレンズの光軸方向に移動させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載されたレンズ移動機構と、前記レンズの光軸に直交するように配設された撮像素子と、を備えた撮像ユニットである。
請求項3に記載の発明では、撮像ユニットがレンズ移動機構と撮像素子とを備えたものであるから、撮像ユニットの小型化を図ることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の撮像ユニットにおいて、前記付勢手段が前記保持枠を撮像素子に近づけるように付勢し、前記カム面が前記保持枠と一体となって設けられている延出部よりも撮像素子側に配置された状態で延出部に当接していることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の撮像ユニットにおいて、前記付勢手段が前記保持枠を撮像素子から離れるように付勢し、前記カム面が前記保持枠と一体となって設けられている延出部よりも撮像素子から離れた側に配置された状態で延出部に当接していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項3から5の何れか一項に記載した撮像ユニットを搭載した電子機器である。
請求項6に記載の発明では、カメラ機能付き電子機器を提供することができる。
本発明によれば、レバーと保持枠との一方の部材に形成されたカム面が、他方の部材に対して付勢手段による付勢力に抗するように当接しているため、保持枠がレンズの光軸方向に移動自在となっていても、保持枠及びその保持枠に保持されたレンズにがたつきが生じずに、レンズが調芯される。また、レバーを可動させれば、カム面が他方の部材に対して相対的に摺動し、これにより保持枠がレンズの光軸方向に移動される。また、レバーを可動させれば、カム面が他方の部材に対して相対的に摺動し、これにより保持枠がレンズの光軸方向に移動される。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
〔第一の実施の形態〕
図1は、本発明のレンズ移動機構が適用された実施形態におけるフォーカシング機構としてのレンズ移動機構10が搭載された撮像ユニット1の側面図であり、図2は、撮像ユニット1の平面図である。
この撮像ユニット1は、複数の単レンズから構成されたレンズユニット2と、レンズユニット2によって像が結像される固体撮像素子3と、レンズユニット2を光軸に沿って移動させるためのレンズ移動機構10と、レンズユニット2、固体撮像素子3及びレンズ移動機構10が組み付けられた固定鏡筒としてのボディ7と、を具備する。また、レンズ移動機構10は、固体撮像素子3に対してレンズユニット2を接離する方向に移動可能にそのレンズユニット2を支持したガイド部としてのガイドレール4と、レンズユニット2を固体撮像素子3に近づけるように付勢する付勢手段としてのバネ5と、バネ5の付勢力に抗するようにレンズユニット2に当接するレバー部材6と、を具備する。ここで、図1では、ボディ7の内側をわかりやすくするために、ボディ7及び固体撮像素子3の断面を図示する。
ボディ7は箱状を呈しており、ボディ7の上面には、円形状の開口部7aがその上面を貫通するように形成されている。ボディ7の内側であってその底面には、直線状のガイドレール4が立てた状態に設けられており、このガイドレール4の一方の端部がボディ7の底面に固定されており、ガイドレール4の他方の端部がボディ7の上面に固定されている。
ボディ7の内側底面には固体撮像素子3が取り付けられており、この固体撮像素子3の受光面は開口部7aに指向している。固体撮像素子3は、受光量に応じた電気信号に変換するフォトダイオード、フォトトランジスタ等の光電変換素子が画素として受光面に沿って二次元アレイ状(例えば、マトリクス状、ハニカム状)に配列されたものである。固体撮像素子3は、光電変換素子によって光電変換された電気信号を電荷転送するCCDを具備したCCD型固体撮像素子であっても良いし、光電変換素子によって光電変換された電気信号を増幅するアンプを具備したCMOS型固体撮像素子であっても良い。なお、ガイドレール4は固体撮像素子3の受光面に対して実質的に垂直となっている。
レンズユニット2は、最も物体(被写体)側に近い第一の単レンズ2aと、次に物体側に近い第二の単レンズ2bと、最も固体撮像素子3に近い第三の単レンズ2cと、これら単レンズ2a,2b,2cを保持した移動鏡筒としての保持枠2dと、を具備する。
保持枠2dは、径の小さな小円筒部を径の大きな大円筒部と同心にして小円筒部を大円筒部の端部に一体形成したものである。保持枠2dの内周面に単レンズ2a,2b,2cの外周縁が固定されており、これら単レンズ2a,2b,2cは調芯されて保持枠2dに固定されており、具体的には単レンズ2a,2b,2cの何れの光軸も保持枠2dの中心線に合致している。なお、保持枠2dの内側に、これら単レンズ2a,2b,2c全体のFナンバーを規定する開口部を有した絞り板を設けても良い。
保持枠2dの外周面には、延出部2eが保持枠2dと一体となって設けられており、この延出部2eは保持枠2dの中心線に対して垂直に延在している。延出部2eの基端から突端までの間の中間部には、貫通孔2fが保持枠2dの中心軸と平行になるように形成されている。この貫通孔2fに上記ガイドレール4が摺動自在となって挿入されており、これによりレンズユニット2全体がガイドレール4によって案内されて固体撮像素子3に対して接離可能に設けられている。
ガイドレール4の横断面形状は、断面重心から断面外郭縁の一点までの距離と断面重心から断面外郭縁の他の一点までの距離とが相違した形状(例えば、多角形状、非円形状)となっている。このガイドレール4の横断面形状に貫通孔2fの開口形状が実質的に合致しており、レンズユニット2がガイドレール4の横断面重心を中心にして回転しないようになっている。
レンズユニット2がガイドレール4に支持されている状態では、単レンズ2a,2b,2cの光軸が固体撮像素子3の受光面の中心においてその受光面と実質的に直交しており、固体撮像素子3から第三の単レンズ2c、第二の単レンズ2b、第一の単レンズ2aの順に並んでいる。
レンズユニット2の移動可能範囲のうちレンズユニット2が固体撮像素子3に最も近づいた位置では、これら単レンズ2a,2b,2c全体がレンズユニット2から離れた所定物体面の像を固体撮像素子3に結像するようになっているが、単レンズ2a,2b,2c全体がパンフォーカス状態となっている(図1(b))。一方、レンズユニット2の移動可能範囲のうちレンズユニット2が最も固体撮像素子3から離れた位置では、これら単レンズ2a,2b,2c全体による被写界深度がパンフォーカス状態の場合よりも浅くなるが、単レンズ2a,2b,2c全体が前記所定物体面よりもレンズユニット2寄りの物体面の像を固体撮像素子3に結像するようになっており、単レンズ2a,2b,2c全体による被写界深度の範囲はパンフォーカス状態よりも固体撮像素子3側に近くなっている(図1(a))。以下では、レンズユニット2が移動可能範囲のうち固体撮像素子3に最も近づいた位置を通常撮影位置といい、レンズユニット2が移動可能範囲のうち固体撮像素子3から最も離れた位置を近接撮影位置という。
バネ5の一端部は、延出部2eの貫通孔2fから延出部2eの突端までの間において延出部2eに連結しており、バネ5の他端部は、ボディ7の底面に連結している。このバネ5は、保持枠2dを固体撮像素子3に近づけるように、延出部2eを介して保持枠2dを付勢するものであり、特に単レンズ2a,2b,2cの光軸と平行な方向に沿って付勢するものである。また、レンズユニット2が通常撮影位置に位置した場合でも、バネ5は自然長よりも伸びた状態にあり、バネ5は常時レンズユニット2を固体撮像素子3に近づける方向に保持枠2dを付勢している。
レバー部材6は、延出部2eよりもバネ5の付勢方向側に配設されており、ボディ7の内側からボディ7の外側に延出している。このボディ7の内側にあるレバー部材6の一端からボディ7の外側にあるレバー部材6の他端までの間の中間部は、延出部2eの突端よりも延出部2eの延出方向に延長した位置において単レンズ2a,2b,2cの光軸に平行な軸心回りに回転自在となってボディ7に支持されている。
ボディ7の内側にあるレバー部材6の一端部には、カム面6aが形成されている。図3はレバー部材6の一端部をレバー部材6の回転半径方向に見て示した図面であるが、カム面6aは、延出部2eの延出方向(つまり、レバー部材6の長手方向)に向かって見た場合にレバー部材6の回転面に対して傾斜している。つまり、このカム面6aは、図2におけるレバー部材6の回転周方向反時計回り側が、レバー部材6の回転面に対して高くなっており、回転周方向時計回り側がレバー部材6の回転面とほぼ同じ高さとなっている。なお、レバー部材6の回転軸心が単レンズ2a,2b,2cの光軸と平行となっているから、レバー部材6の回転面は単レンズ2a,2b,2cの光軸に対して直交している。
図1〜図3に示すように、このカム面6aに前記延出部2eの突端部が当接しており、バネ5による付勢力をこのカム面6aが受けて、バネ5による付勢力に抗するように前記延出部2eの突端部をこのカム面6aが支持している。
また、レバー部材6の回転可能範囲は、規制手段(例えば、レバー部材6に当接可能なストッパ)によって、レバー部材6の回転周方向反時計回り側のカム面6aの端部に延出部2eが当接する第一箇所から、回転周方向時計回り側のカム面6aの端部に延出部2eが当接する第二箇所までに規制されている。
次に、以上のように構成された撮像ユニット1の使用方法及び撮像ユニット1の作用について説明する。
まず、ユーザがレバー部材6を反時計回りに回転させると、延出部2eがバネ5の付勢力によってカム面6aに当接した状態でカム面6aに沿って、カム面6aに対して相対的に摺動し、それに伴いレンズユニット2が固体撮像素子3に近づく方向に移動する。そして、図3に示した二点鎖線のように延出部2eとカム面6aとの当接位置がレバー部材6の回転周方向時計回り側の最も低い第二箇所となり、図1(b)に示すようにレンズユニット2が通常撮影位置に位置する。レンズユニット2が通常撮影位置に位置しても、バネ5が自然長より伸びた状態にあり、バネ5によってレンズユニット2が固体撮像素子3に近づく方向に付勢されているが、延出部2eがその付勢力に抗するようにカム面6aに当接しているので、レンズユニット2の移動が抑止されている。
ここで、バネ5によってレンズユニット2が付勢された状態であり、その付勢力をカム面6aで受けているので、レンズユニット2の光軸が固体撮像素子3の受光面の中心においてその受光面に直交するように調芯される上、レンズユニット2ががたつかない。また、バネ5によってレンズユニット2を固体撮像素子3側に引張っているので、レンズユニット2が固体撮像素子3から離れる方向に移動しない。
一方、ユーザがレバー部材6を時計回りに回転させると、延出部2eがバネ5の付勢力によってカム面6aに当接した状態でカム面6aに沿って相対的に摺動し、それに伴いレンズユニット2がバネ5の付勢力に抗して固体撮像素子3から離れる方向に移動する。そして、図3の実線で示すように、延出部2eとカム面6aとの当接位置がレバー部材6の回転周方向反時計回り側の最も高い第一箇所となり、図1(a)に示すようにレンズユニット2が近接撮影位置に位置する。レンズユニット2が近接撮影位置に位置しても、バネ5によってレンズユニット2が固体撮像素子3に近づく方向に付勢されているが、延出部2eがその付勢力に抗するようにカム面6aに当接しているので、レンズユニット2の移動が抑止されている。ここで、バネ5による付勢力をカム面6aで受けているので、レンズユニット2の光軸が固体撮像素子3の受光面の中心においてその受光面に直交するように調芯される上、レンズユニット2ががたつかない。
以上のように本実施の形態ではバネ5による付勢力が保持枠2dに常に作用しており、バネ5の付勢力に抗するようにカム面6aが延出部2eに常に当接しているから、レンズユニット2ががたつかず、レンズユニット2の光軸が固体撮像素子3の受光面の中心においてその受光面に直交するように調芯される。また、この撮像ユニット1がレンズユニット2、レンズ移動機構10、固体撮像素子3が組み込まれたものであるから、この撮像ユニット1は像を結像するとともに像を撮像できる装置としては小型に設けられている。また、撮像ユニット1の製造時において、単レンズ2a,2b,2cを調芯するときに、単レンズ2a,2b,2cを固体撮像素子3に向けて押しつけるが、その押しつける時の荷重がカム面6aで受けられるから、保持枠2dががたつかない。
〔第二の実施の形態〕
上記第一実施形態では、レンズユニット2の移動可能範囲が通常撮影位置から近接撮影位置までであったが、第二実施形態では、図4に示すようにレンズユニット2の移動可能範囲が第一実施形態の場合よりも固体撮像素子3側に広がっている。ここで、図4は、第二実施形態における撮像ユニット101を一部破断して示した側面図である。以下図4を用いて撮像ユニット101について説明するが、撮像ユニット101において、第一実施形態の撮像ユニット1のいずれかの部分と同一の部分に対しては同一の符号を付し、同一の部分についての説明は省略する。
図4(a)に示すようにレンズユニット2が固体撮像素子3から最も離れた場合は、第一実施形態の場合と同様に近接撮影位置となっており、図4(c)に示すようにレンズユニット2が固体撮像素子3に最も近づいた場合は、単レンズ2a,2b,2c全体による物体面が無限遠となっているとともに単レンズ2a,2b,2c全体による結像面が固体撮像素子3の受光面となっている。つまり、レンズユニット2が固体撮像素子3に最も近づいた場合、単レンズ2a,2b,2c全体の像側主面から固体撮像素子3の受光面までの距離は、単レンズ2a,2b,2c全体の像側焦点距離とほぼ一致している。なお、第二実施形態では、レンズユニット2が移動可能範囲のうち固体撮像素子3に最も近づいた位置を無限遠撮影位置という。また、レンズユニット2が無限遠撮影位置に位置したものとしても、バネ5が自然長より伸びた状態にあり、バネ5の付勢力はレンズユニット2を固体撮像素子3に近づける方向に作用している。
また、図4(b)に示すようにレンズユニット2が無限遠撮影位置から近接撮影位置までの間の所定位置に位置している場合、第一実施形態の場合と同様に通常撮影位置となっており、単レンズ2a,2b,2c全体がパンフォーカス状態となっている。
また、レンズユニット2の移動可能範囲が第一実施形態の場合よりも固体撮像素子3側に広がったのに伴い、レバー部材6の回転可能範囲も第一実施形態の場合よりも周方向に広がっているとともに、カム面6aの範囲も周方向に広がっている。
第二実施形態の撮像ユニット101の作用及び使用方法について説明すると、ユーザがレバー部材6を時計回りに回転させて、図5の実線で示すように、延出部2eとカム面6aとの当接位置がレバー部材6の回転周方向反時計回り側の最も高い箇所となり、レンズユニット2が近接撮影位置に位置する。
そして、ユーザがレバー部材6を反時計回りに回転させると、図5の二点鎖線で示すように延出部2eとカム面6aとの当接位置が最も高い箇所と最も低い箇所との間の所定位置になり、レンズユニット2が通常撮影位置に位置する。
そして、ユーザがレバー部材6を更に反時計回りに回転させると、図5の一点鎖線で示すように延出部2eとカム面6aとの当接位置が最も低い箇所になり、レンズユニット2が無限遠撮影位置に位置する。
レンズユニット2が近接撮影位置、通常撮影位置、無限遠撮影位置の何れの位置にあっても、バネ5によってレンズユニット2が固体撮像素子3に近づく方向に付勢されているとともに、延出部2eがその付勢力に抗するようにカム面6aに当接しているので、レンズユニット2ががたつかず、レンズユニット2の光軸が固体撮像素子3の受光面の中心においてその受光面に直交するように調芯される。また、撮像ユニット101の製造時の調芯工程では、単レンズ2a,2b,2cを固体撮像素子3に向けて押しつけるが、その押しつける時の荷重がカム面6aで受けられるから、保持枠2dががたつかない。
〔第三の実施の形態〕
上記第一実施形態ではバネ5がレンズユニット2を固体撮像素子3に近づけるように付勢し、カム面6aが延出部2eよりも固体撮像素子3側に配置された状態で延出部2eに当接していた。それに対して第三実施形態では、図6に示すように、バネ5がレンズユニット2を固体撮像素子3から離れるように付勢し、レバー部材6のカム面6aが延出部2eよりも固体撮像素子3から離れた側に配置された状態で延出部2eに当接している。以下図6を用いて第三実施形態における撮像ユニット151について説明するが、撮像ユニット151において、第一実施形態の撮像ユニット1のいずれかの部分と同一の部分に対しては同一の符号を付し、同一の部分についての説明は省略する。
第三実施形態の撮像ユニット151においては、バネ5の一端部が延出部2eに連結しているのではなく、第二延出部2gに突端部に連結している。バネ5の他端部は、ボディ7の内側においてボディ7の上面に連結している。第二延出部2gは保持枠2dと一体となって設けられており、第二延出部2gは延出部2eよりも固体撮像素子3側に配設されている。そして、バネ5は、保持枠2dを固体撮像素子3から離れるように、第二延出部2gを介して保持枠2dを付勢する。
また、延出部2eがカム面6aに接しているのではなく、延出部2eのうち固体撮像素子3側とは反対側の面に形成された突部2jがカム面6aに当接している。ここで、カム面6aからボディ7の外側にあるレバー部材6の他端までの間におけるレバー部材6の中間部は、単レンズ2a,2b,2cの光軸に平行な軸心回りに回転自在となってガイドレール4の上端に支持されている。また、カム面6aは、時計回り側が低くなっており、反時計周り側が高くなっている。
ボディ7の内側底面には、第二のガイドレール11が立てた状態に設けられており、第二のガイドレールの一方の端部がボディ7の底面に固定されており、第二のガイドレールの他方の端部がボディ7の上面に固定されている。第二のガイドレール11は、ガイドレール4と平行な状態でガイドレール4とは異なる位置に配置されている。そして、保持枠2dの外周面にはガイド受け2hが取り付けられており、このガイド受け2hが第二のガイドレール11に支持されている。ガイド受け2hは第二のガイドレール11に対して摺動可能に設けられている。ガイドレール4,11によって、レンズユニット2がガイドレール4,11に沿ってレンズユニット2の光軸方向に移動可能に設けられている。
また、固体撮像素子3は、ボディ7の内側底面に固定されているのではなく、ボディ7の外側下面に固定されている。そして、ボディ7の下面には、ボディ7の内側から外側まで貫通した開口部7bが形成されており、固体撮像素子3はこの開口部7bに対向している。レンズユニット2の光軸はこの開口部7bを通っており、固体撮像素子3の受光面がレンズユニット2の光軸に直交している。
撮像ユニット151の作用について説明する。ユーザがレバー部材6を反時計回りに回転させると、延出部2eの突部2jがバネ5の付勢力によってカム面6aに当接した状態でカム面6aに沿って、カム面6aに対して相対的に摺動し、それに伴いレンズユニット2が固体撮像素子3から離れる。そして、延出部2eの突部2jとカム面6aとの当接位置がレバー部材6の回転周方向時計回り側の最も低い第二箇所となり、図6(a)に示すようにレンズユニット2が近接撮影位置に位置する。レンズユニット2が近接撮影位置に位置しても、バネ5が自然長より伸びた状態にあり、バネ5によってレンズユニット2が固体撮像素子3から離れる方向に付勢されているが、延出部2eがその付勢力に抗するようにカム面6aに当接しているので、レンズユニット2の移動が抑止されている。
一方、ユーザがレバー部材6を時計回りに回転させると、延出部2eの突部2jがバネ5の付勢力によってカム面6aに当接した状態でカム面6aに沿ってカム面6aに対して相対的に摺動し、それに伴いレンズユニット2がバネ5の付勢力に抗して固体撮像素子3に近づく方向に移動する。そして、延出部2eの突部2jとカム面6aとの当接位置がレバー部材6の回転周方向反時計回り側の最も高い第一箇所となり、図6(b)に示すようにレンズユニット2が通常撮影位置に位置する。レンズユニット2が通常撮影位置に位置しても、バネ5によってレンズユニット2が固体撮像素子3から離れる方向に付勢されているが、延出部2eがその付勢力に抗するようにカム面6aに当接しているので、レンズユニット2の移動が抑止されている。
第三実施形態でも、バネ5による付勢力をカム面6aで受けているので、レンズユニット2の光軸が固体撮像素子3の受光面の中心においてその受光面に直交するように調芯される上、レンズユニット2ががたつかない。また、撮像ユニット151の製造時では、レンズユニット2を吸引機等によって固体撮像素子3から離れる方向に吸引した状態でレンズユニット2を通常撮影位置に位置させて、固体撮像素子3の取付位置を調整することによりレンズユニット2の調芯及びピント調整を行うが、その吸引時の荷重がカム面6aで受けられるから、保持枠2dががたつかない。
〔応用例〕
以上のような撮像ユニット1,101,151をノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話機、携帯端末、電子辞書装置、PDA(Personal Digital Assistant)、電子手帳装置、デジタルカメラ、プリンタ、その他の電子機器に搭載すれば、カメラ機能付き電子機器を提供することができる。
例えば、図7は、撮像ユニット1、撮像ユニット101、撮像ユニット151のうちの何れか1つを搭載した携帯電話機201を示した正面図である。この携帯電話機201は、上筐体202に下筐体203をヒンジ204を介して回動可能に連結した折り畳み式携帯電話機である。この上筐体202に撮像ユニット1、撮像ユニット101又は撮像ユニット151が内蔵されており、上筐体202に形成された開口窓にレンズユニット2が臨んでいる。また、レバー部材6の先端部が上筐体202から外側に突出しており、ユーザにとってレバー部材6を操作可能となっている。また、上筐体202、下筐体203等にシャッターボタンが設けられており、ユーザがシャッターボタンを押せば固体撮像素子3が作動して、固体撮像素子3によって画像を取得するようになっている。
図8は、撮像ユニット1、撮像ユニット151、撮像ユニット101のうちの何れか1つを搭載したデジタルカメラ301を示した斜視図である。このデジタルカメラ301の筐体302に撮像ユニット1、撮像ユニット101又は撮像ユニット151が内蔵されており、筐体302に形成された開口窓にレンズユニット2が臨んでいる。また、レバー部材6の先端部が筐体302から外側に突出している。また、デジタルカメラ301の電源をオン−オフするための電源スイッチ303と、デジタルカメラ301に撮像動作を行わせるためのシャッターボタン304とが筐体302の上面に設けられており、ユーザが電源スイッチ303でデジタルカメラ301をオンにした状態でシャッターボタン304を押せば、固体撮像素子3が作動して、画像が得られる。また、筐体302の正面には、ストロボ305及びファインダ306が設けられている。
なお、本発明は、上記各実施の形態、各応用例に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
上記各実施形態では、レンズ移動機構10は、単レンズ2a,2b,2c全体を光軸方向に移動させることによってフォーカシングを行うものとした。それに対して、単レンズ2a,2b,2cのうち何れかのレンズを固定させて、他のレンズを光軸方向に移動させることによって、単レンズ2a,2b,2c全体の焦点距離を変化させるズーミング機構としても良い。例えば、単レンズ2aを保持枠2dから独立してボディ7等に固定させて、単レンズ2b,2cを保持枠2dに固定させて、単レンズ2b,2cとともに保持枠2dを光軸方向にガイドレール4に移動自在に支持しても良い。この場合でも、上記各実施形態の場合と同様に保持枠2dがバネ5によって付勢されており、カム面6aがバネ5の付勢力に抗するように延出部2eに当接しているため、単レンズ2b,2cの光軸が固体撮像素子3及び単レンズ2aの両方に調芯される。この場合では、単レンズ2aが第一レンズ群となっており、単レンズ2b,2cが第二レンズ群となっているが、二群以上の場合にもレンズ群を光軸方向に移動させるのならば、移動させようとするレンズ群に本発明のレンズ移動機構を適用することができるのは勿論である。
また、上記各実施形態ではカム面6aがレバー部材6に形成されているものとしたが、単レンズ2a,2b,2cの光軸に直交する面に対して傾斜したカム面を保持枠2d(延出部2eを含む)に形成しても良い。この場合、レバー部材6の突端をバネ5の付勢力に対して抗するように保持枠2dのカム面に当接させるが、レバー部材6を回転させればレンズユニット2を光軸方向に移動させることができる。
また、上記各実施形態ではバネ5が引張バネであったが、バネ5の代わりにレンズユニット2を固体撮像素子3に近づけるように押す圧縮バネを設けても良いし(第一実施形態、第二実施形態の場合)、バネ5の代わりにレンズユニット2を固体撮像素子3から離すように押す圧縮バネを設けても良い(第三実施形態の場合)。第一実施形態及び第二実施形態において圧縮バネを適用した場合、圧縮バネの一端部が延出部2eに連結し、圧縮バネの他端部がボディ7の上面に連結しており、レンズユニット2が通常撮影位置に位置したものとしても圧縮バネが自然長より圧縮した状態にある。第三実施形態において圧縮バネを適用した場合、圧縮バネの一端部が第二延出部に連結し、圧縮バネの他端部がバネ5の底面に連結しており、レンズユニットが近接撮影位置に位置したものとしても圧縮バネが自然長より圧縮した状態にある。
また、上記各実施形態ではレンズユニット2を光軸方向に付勢するものとしてバネ5を例にして挙げたが、バネ5に限らず、ゴム、その他弾性変形する弾性部材であっても良い。
また、上記各実施形態ではバネ5が延出部2eに連結していたが、ガイドレール4よりも保持枠2d側で保持枠2dや延出部2eに連結していても良い。
また、上記各実施形態ではレバー部材6を回転させることで、カム面6aに対して延出部2eが相対的に摺動して、レンズユニット2を光軸方向に移動させていた。それに対して、レバー部材6全体を図1や図2の紙面に対して垂直な方向にスライドさせることでカム面6aに対して延出部2eが相対的に摺動して、レンズユニット2を光軸方向に移動させても良い。それ以外でも、レバー部材6が可動自在であり、レバー部材6を可動可能な方向に移動させることによって、カム面6aに対して延出部2eが相対的に移動して、レンズユニット2が光軸方向に移動するのであれば、レバー部材6の可動方向、カム面6aの形状は特に限定されない。但し、カム面6aと延出部2eとの相対的な摺動によってレンズユニット2を光軸方向に移動させるのであれば、カム面6aは少なくともレンズユニット2の光軸に対して傾斜している必要がある。何れの場合でも、カム面6aはバネ5の付勢力に抗するように延出部2eに当接している。
図1(a)は近接撮影状態における撮像ユニット1を示した側面図であり、図1(b)は通常撮影状態における撮像ユニット1を示した側面図である。 図1に示された撮像ユニット1を示した平面図である。 図1に示された撮像ユニット1に備わるレバー部材6を示した図面である。 図4(a)は近接撮影状態における別の撮像ユニット101を示した側面図であり、図4(b)は通常撮影状態における撮像ユニット101を示した側面図であり、図4(c)は無限遠撮影状態における撮像ユニット101を示した側面図である。 図4に示された撮像ユニット101に備わるレバー部材6を示した図面である。 図6(a)は近接撮影状態における撮像ユニット151を示した側面図であり、図6(b)は通常撮影状態における撮像ユニット151を示した側面図である。 撮像ユニット1、撮像ユニット101又は撮像ユニット151を搭載した携帯電話機を示した正面図である。 撮像ユニット1、撮像ユニット101又は撮像ユニット151を搭載したデジタルカメラを示した斜視図である。
符号の説明
1、101、151 … 撮像ユニット
2a,2b,2c … 単レンズ
2d … 保持枠
3 … 固体撮像素子(撮像素子)
4 … ガイドレール(ガイド部)
6 … レバー部材
6a … カム面
5 … バネ(付勢手段)
10 … レンズ移動機構
201 … 携帯電話機(電子機器)
301 … デジタルカメラ(電子機器)

Claims (6)

  1. レンズが保持された保持枠を前記レンズの光軸方向に移動自在に支持するガイド部と、前記レンズの光軸方向の一方に向かって前記保持枠を付勢する付勢手段と、前記保持枠を光軸方向に移動させるために可動自在に設けられたレバーと、を備え、
    延出部が前記保持枠と一体となって設けられ
    前記ガイド部が前記延出部の貫通孔に摺動可能に挿入されることにより前記保持枠が前記レンズの光軸方向に移動自在とされ、
    前記レンズの光軸に直交する面に対して傾斜したカム面が前記レバーと前記保持枠の延出部とのうちの一方の部材に形成され、前記レバーと前記保持枠の延出部とのうちの他方の部材が前記付勢手段による付勢力に抗するように前記カム面に当接し、
    前記付勢手段は、前記他方の部材が前記カム面に当接する箇所と、前記ガイド部が前記延出部の貫通孔に挿入される箇所との間において前記延出部に連結し、前記延出部を介して前記保持枠を付勢することを特徴とするレンズ移動機構。
  2. 前記レバーは前記レンズの光軸方向において前記カム面の高い箇所が前記他方の部材に当接した位置から前記レンズの光軸方向において前記カム面の低い箇所が前記他方の部材に当接した位置までの間を可動自在に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のレンズ移動機構。
  3. 請求項1又は2に記載されたレンズ移動機構と、前記レンズの光軸に直交するように配設された撮像素子と、を備えた撮像ユニット。
  4. 前記付勢手段が前記保持枠を撮像素子に近づけるように付勢し、前記カム面が前記保持枠と一体となって設けられている延出部よりも撮像素子側に配置された状態で延出部に当接していることを特徴とする請求項3に記載の撮像ユニット。
  5. 前記付勢手段が前記保持枠を撮像素子から離れるように付勢し、前記カム面が前記保持枠と一体となって設けられている延出部よりも撮像素子から離れた側に配置された状態で延出部に当接していることを特徴とする請求項3に記載の撮像ユニット。
  6. 請求項3から5の何れか一項に記載した撮像ユニットを搭載した電子機器。
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