JP3085657B2 - 横編機 - Google Patents

横編機

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JP3085657B2
JP3085657B2 JP09214613A JP21461397A JP3085657B2 JP 3085657 B2 JP3085657 B2 JP 3085657B2 JP 09214613 A JP09214613 A JP 09214613A JP 21461397 A JP21461397 A JP 21461397A JP 3085657 B2 JP3085657 B2 JP 3085657B2
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/32Cam systems or assemblies for operating knitting instruments
    • D04B15/36Cam systems or assemblies for operating knitting instruments for flat-bed knitting machines
    • D04B15/362Cam systems or assemblies for operating knitting instruments for flat-bed knitting machines with two needle beds in V-formation
    • D04B15/365Cam systems or assemblies for operating knitting instruments for flat-bed knitting machines with two needle beds in V-formation with provision for loop transfer from one needle bed to the other
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B35/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
    • D04B35/02Knitting tools or instruments not provided for in group D04B15/00 or D04B27/00
    • D04B35/06Sliding-tongue needles

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先頭部にタングを
形成した2枚のブレードを含むスライダーとこのスライ
ダーとの相対移動において針本体の先頭に形成したフッ
クの鈎口を開閉するとともにスライダーのタングをフッ
クを越える位置まで進出させ、タング上に載せた編目ル
ープを歯口上に突き上げた状態とし、対向する針床の受
け針のフックでこの編目ループを貫通させて編目のトラ
ンスファーを行う形式の複合針を備えた横編機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】先ず本明細書において複合針やカムロッ
クの動作や各部を説明するに当たり、針溝に収容された
状態の複合針の長手方向を前後方向または進退方向と
し、歯口側を前方、他方は後方という。また針床表面に
直交する方向を上下方向または高低を表すものとして以
下説明を行う。
【0003】上記形式の複合針やそのカムシステムを開
示するものとして特公昭62−19535号公報などが
ある。この公報の装置では、キャリッジのカムユニット
は、中心軸線に対して左右対称に配置される針バットに
係合し、針本体を進退操作する針本体操作用のカムロッ
クと、その前方歯口近くに配置され、スライダーバット
に係合し、スライダーを進退操作するスライダー操作用
のカムロックを有する。これらカムロックは、可動カム
と固定カムとで構成され、可動カムが選針手段と協動す
るように配置されている。カムロックは、キャリッジの
逆転位置で振り子状に可動して針バットに係合するステ
ッチカムと、トランスファー用として針バットとスライ
ダーバットと係合する中央に配置される可動カムと、固
定のスライダーカムとで構成し、これらスライダーカム
でスライダー溝を形成し、カムユニットの中心軸線上と
カムユニットの各端に針バットの選針手段を設けて構成
している。これによりキャリッジの進行方向の何れにお
いてもニット、タック、ミスの編目ループ形成やトラン
スファー編成を行うことを可能としている。
【0004】上記公報の第3図に示されるように編目ル
ープ形成において、ニットループを形成する針のバッ
トは、カムユニットの先行端部の選針位置9において選
針手段によって選択され、カム12に沿って進出してニ
ット位置(高さ)へと案内される。タックループを形成
する針のバットは、カムユニットの中心軸線上に配した
選針位置8において選針され、後続するカム17により
タック位置(高さ)へと案内される。この装置では、ニ
ットとタックの両編成において編糸を針に供給するため
にはニット編成を行う針のバットがカム素子14により
タックの高さまで後退される位置、即ちカム素子1より
後行で、且つ、ステッチカム6よりも先行する位置に配
置させる必要がある。
【0005】トランスファーは、第4図に示されるよう
に編目ループを移す側の針の針バットを選択位置9にお
いて選針し、カム素子12,2,5で針バットを進出さ
せることでスライダーバットを進出させ、スライダーを
フックを越えたトランスファー(移し)の高さへと進出
させる。その後、対向する針床の受け針が進出して編目
ループを受け取るまでの間は、スライダーバットを上記
高さに保持するとともに針バットをカムロック中央に配
したカム素子4によって進出してくる受け針と衝突しな
いようにフックを歯口から引っ込んだ休止位置まで後退
させて編目ループの受け渡しを行う。その詳細は第14
図に示されるように受け針の針バットはカム素子17の
第一段部に達したときに受け針のフックは、進出位置に
ある移し側の針のスライダーのブレード間に通される。
このときタングに係止した編目ループをフックの位置に
一致させて編目ループのテンションによるブレードの横
方向の撓みを抑え、その間に受け針のフックをブレード
間に進入させる。次いで移し側のスライダーバットはカ
ム素子19bにより更に上昇され、編目ループを受け針
のフックの上まで持ち上げる(第15図)。この位置に
おいて受け針の針バットは、カム素子17の第二段部で
進出され、受け針のフックは、第16図に示されるよう
に移し側のスライダーで保持した編目ループを貫通す
る。しかる後、移し側の針のスライダーを後退させ、編
目ループを受け針のフック鈎口へと受け渡すことでトラ
ンスファーを終える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】トランスファーは、第
4図,第13図及び第14図に示されるようにカム素子
4で移し側の針を休止位置まで後退させた状態で行うた
め、この休止位置において受け針のフックが移し側の針
のスライダーのタングに通されるようにタング全長を長
くし、その先頭部分が受け針の進退軌跡の領域内まで延
びるように形成している。そのためこの装置では、編目
形成並びにトランスファーに要するスライダーの進退ス
トロークは増大化され、キャリッジの大型化が余儀なく
された。
【0007】本発明は上記した問題に鑑み、トランスフ
ァーを安定して遂行可能なニット、タック、ミス及びト
ランスファー編成機能を具備した横編機を提供すること
を目的とする。また、割り増やし(スプリットニット)
編成やプレーティング編成、パイル編成などの新規な編
目形成を可能とする横編機を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、歯口を挟ん
で前後に対向配設した針床上に、先頭部にタングを形成
した2枚のブレードを含むスライダーと、先頭にフック
を形成した針本体、とからなり、このスライダーと針本
体との相対移動においてフックの鈎口を開閉するととも
にスライダーのタングがフックを越えて更に進出可能で
ある複合針を歯口に対して進退動自在に設け、前記各針
床上を往復動するキャリッジに前記複合針の針本体とス
ライダーの進退制御用バットに係合し、針本体およびス
ライダーのそれぞれを進退操作するカムロックを備え、
該カムロックは歯口に近い側からスライダー操作カムロ
ック、針本体操作カムロックを有し、カムロック中央軸
線に関して左右対称形をなして構成されていて、ニッ
ト、タック、ミスの編目形成と前後の針床間で編目ルー
プのトランスファーをキャリッジの進行方向による制限
を受けることなく遂行可能とした横編機において、前記
スライダー操作カムロックを;カムロックの中央に配設
し、ニットの高さまで進出したスライダーをトランスフ
ァー(移し)の高さへと案内する上げカム面を有する出
没切換可能な第1トランスファー制御カムと、前記第1
トランスファー制御カムの後方位にスライダーをタック
/トランスファー(受け)の位置と、ニット位置とに区
分けするスライダーガイドカムを設け、該スライダーガ
イドカムを、中央に位置するガイドカムと、該ガイドカ
ムの両側にスライダーをニットの高さへと案内するバッ
ト連絡路を挟んで設けたガイドカムとで構成し、前記針
本体操作カムロックを;カムロック中央に設け、針本体
をタックの高さへ進出させる第1の上げカム面と、針本
体をニット/トランスファー(移し)の高さへ進出させ
る第2の上げカム面を有するレイジングカムと、前記レ
イジングカムの前方に設けられ、ニット/トランスファ
ー(移し)の高さへ進出した針本体を後退させる下げカ
ム面を有する天山と、前記天山の後方に設けられ、トラ
ンスファー(移し)の際に天山の下げカム面により後退
した針本体のバットに作用し、針本体を休止位置よりも
前方で、且つ、対向する針床の受け針と干渉しない歯口
から突出させたスライダーのブレードをガイドするガイ
ド位置まで後退させる、出没切換可能な第2トランスフ
ァー制御カムと、レイジングカムの外側に設けた左右一
対のステッチカムで構成した。
【0009】また針本体の後方側の上位にセレクトジャ
ックバットを有するセレクトジャックを針溝に収容する
とともにキャリッジ側にはセレクトジャックのバットの
進出位置に対応してセレクトジャックバットを押圧して
針本体のバットを針溝内に沈下させるプレッサー部を設
け、第1上げカム面によりタックの高さへと進出した針
本体のバットを第2上げカム面の作用から係脱させる第
1プレッサーと、第1上げカム面を通過させ後続の第3
上げカム面へと案内する第2プレッサーと、第2トラン
スファー制御カムによりガイド位置まで後退した針本体
のバットに作用して上げカム面の作用から係脱させて通
過させる第3プレッサーと、を設けるとともに前記セレ
クトジャックの進出位置を制御する選択部をカムロック
の両端で前記プレッサー部の後方位に設けた。
【0010】また前記レイジングカムを、針本体をタッ
クの高さまで案内する第1上げカム面と、第1上げカム
面に続き針本体をニット/トランスファー(移し)の高
さまで案内する第2上げカム面と、前記第1上げカム面
と第2トランスファー制御カムとの間に第1上げカム面
と反対の向きの編成で作用し、針本体をトランスファー
(受け)の高さへと案内する第3上げカム面とで構成
し、更に第1上げカム面と第3上げカム面をフル高さと
し、第2上げカム面をハーフ高さとする。
【0011】また前記スライダー操作カムロックに、ニ
ット編成のためにニットの高さまで進出した針本体が休
止位置まで後退してもスライダーを歯口から突出した状
態を維持させて後続するカムロック内へと誘導するスラ
イダーバットのバイパス経路を設けた。
【0012】本発明によれば編目形成においては、スラ
イダー操作カムロック内に配設した第1トランスファー
制御カム及び針本体操作カムロック内に配設した第2ト
ランスファー制御カムはそれぞれ不作用位置にセットさ
れる。ニット編成を行う針のセレクトジャックバット
は、選択部によってニット位置に選択される。この位置
のセレクトジャックバットはプレッサーの作用を受け
ず、これにより針本体のバットは、第1上げカム面に沿
って進出して針本体とスライダーをタックの高さへと案
内する。ニットを行う針の針本体のバットは、続く第2
上げカム面に沿って更に進出し、針本体をニットの高さ
へと、同時にスライダーバットをスライダーガイドカム
間に設けた連絡路を経て同様にニットの高さへと案内す
る。針本体のバットは、第2上げカムを通過した後は続
く引下げカムでタックの高さまで後退し、この高さを保
ってステッチカムまで到達した後、針本体は、バットが
ステッチカムに係合して後退するときに給糸口から渡る
編糸をフックで捕捉し、次いでスライダーとの相対移動
においてフックの鈎口を閉鎖して後退することでニット
ループを形成する。
【0013】タック編成を行う針のセレクトジャックバ
ットは、選択部によってタック位置に選択される。ニッ
トの場合と同様に針本体のバットは第1上げカム面に沿
って進出して針本体とスライダーをタックの高さへと案
内する。このタックの高さにおいてこのセレクトジャッ
クに対応して設けたプレッサーの作用を受けてセレクト
ジャックは押圧され、その結果針本体のジャックはカム
との係合を絶ちステッチカムまで水平に直進し、ステッ
チカムまで到達した後、針本体は、バットがステッチカ
ムに係合して後退するときに給糸口から渡る編糸をフッ
クで捕捉し、次いでスライダーとの相対移動においてフ
ックの鈎口を閉鎖し後退することでタックループを形成
する。ミス編成を行う針の針本体のバットはカムロック
内の何れのカムの作用を受けることなく直進する。
【0014】トランスファーにおいては、移し側のカム
ロックにおいて第1及び第2トランスファー制御カムが
セットする。移し側の針のセレクトジャックバットは、
選択部によって移しの位置に選択される。この位置のセ
レクトジャックに対応する針本体のバットは第1,第2
上げカムに沿って移しの高さまで案内された後、針本体
を第2トランスファー制御カムによりスライダーのブレ
ードをガイドするガイド位置まで後退させ、このガイド
位置においてプレッサーの作用を受けて編目の受け渡し
を行う。一方スライダーバットは第1トランスファー制
御カムの作用を受けてニットの高さから移しの高さへと
案内される。受け側の針のセレクトジャックはプレッサ
ーにより押圧され、針本体のバットは第1上げカムとは
係合せず直進し、後行側に設けた第3上げカムと係合
し、針本体及びスライダーを受けの位置へと案内する。
上記ガイド位置は、休止位置よりも前方で、且つ、対向
する針床の受け針が進出した際にこれとの干渉を免れる
歯口上空の位置とし、針本体のフックを編目ループを保
持するスライダーのタング付け根の付近に位置させるこ
とでラッキングの際に編目ループによる横方向の負荷に
対しブレードの撓みを抑える作用とスライダーのタング
の長さを比較的短い長さのものとしても受け針の進退軌
跡の領域内にタング先端を置くことを許してトランスフ
ァーを行わしめる。
【0015】またニット編成時にニットの高さまで進出
したスライダーのスライダーバットをバイパス経路へ案
内して後続するカムロック内へと誘導すれば新たに形成
された現コースの編目ループを針本体のフックで保持す
るとともに前コースの旧ループをスライダーのタング上
で保持させることが可能となり新規な編成を行うことを
許す。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の横編機の複合カムシステ
ムの実施の形態について図面とともに以下説明する。図
1は、横編機の側面図を示す。横編機1は、歯口3を挟
んで対向して設けた前後の針床5f,5bを有する。各
針床5f,5b上は多数の複合針7f,7bを並設す
る。符号11は、不図示の駆動手段により針床上を往復
走行し、針床上の針を進退操作するキャリッジを示し、
前キャリッジ11fと後キャリッジ11bからなる。前
後キャリッジ11f,11bは、前後対称をなして配設
される。図2は、前キャリッジ11fに搭載されたカム
ロックを透視して示したカム配置図である。キャリッジ
11fは、2基のカムロック13,14を備え、何れの
カムロックもキャリッジの進行方向による制限を受ける
ことなく編目形成とトランスファーが行えるように構成
されている。
【0017】図3〜図5に針床上に並設される針7を示
す。図3は、針7が針床5fに形成された針溝15に装
着された状態の縦断面を示す。図4は、図3の針の一部
を拡大して示した図で、図5は針7を構成する各パーツ
を示す。針7は、針本体17とスライダー19で構成さ
れる複合針である。スライダー19は、更に針本体17
と同じ厚みのスライダー基体21と、薄板状の2枚のブ
レード22a,22bから構成される。
【0018】針本体17は、先端側からフック23、ブ
レード22を収容するブレード収容溝25、スライダー
基体21の下腕部51を受け入れるとともに下腕部51
の摺動支持面を形成する凹欠部27、並びに本体の尾部
にジャック31の先端を連結する嵌合凹部29を形成す
る。
【0019】ジャック31は、針本体17との嵌合凹部
29から針床後方に延び、後端を針溝底に当接する湾曲
した弾性脚部33を有し、これによりジャックバット3
5を針床表面から突出付勢する。ジャックバット35の
前方にジャック本体から分岐して前方に延びる分岐アー
ム37を設ける。ジャックバット35をキャリッジに設
けた後述の針本体操作カムロック71のカム面に係合さ
せて進退動することで針本体17を進退動する。針本体
17とジャック31は別体として構成されるが、勿論一
体に構成してもよい。本実施例では針本体はバットをも
たずジャックバット35により針本体の進退制御を行う
が、この針本体の進退制御を行うバットを針本体のバッ
トと本明細書ではいうものとする。またプレッサー部7
5のプレッサーでセレクトジャックバット63を下方に
押圧して針溝内に沈下させることで針本体のバット35
を上記カムに係合しない休止位置へ変位できる。
【0020】ブレード22は、先端側に段部41とタン
グ43を形成し、収容溝25から露出する後端側でスラ
イダー基体21に固着される。ブレード22bの後端に
スライダー19を針溝15に装着したときに針溝側壁に
圧接する屈折部45を形成し、針本体17の進退動の動
きに連れてスライダー19が妄動することを防ぐ。
【0021】スライダー基体21の中程前方に、本体か
ら分岐して針本体17に形成した凹欠部27に延びる下
腕部51を形成する。この下腕部51には、その一側面
を切削して長手溝53を形成し、ここでブレード22を
固着する。スライダー基体21の前方側には、ブレード
22の上方でこれと平行して前方に延びる先頭部分55
を形成する。この先頭部分55は、針本体上縁と当接し
てブレード22を支持する。スライダー基体21は、ジ
ャック31の本体と分岐アーム37との間に延びる後方
部分57を有する。この後方部分57の上縁にはスライ
ダーバット59が突設され、後述するスライダー操作カ
ムロック73のカムと係合して進退操作されることでス
ライダー19が歯口に対し進退動する。
【0022】スライダーバット59および/またはジャ
ックバット35の操作によりスライダー19と針本体1
7を相対移動させ、タング43先端がフック23から下
方に離反した位置において鈎口を開き、タング43の先
端がフック23と当接した位置で鈎口を閉ざす。並びに
タング43がフック23を越えて進出するときは、図6
に示すように2枚のブレード22a,22bはフック2
3で分岐され、タング43a,43bの先端を拡げた状
態でフック側面で支持される。63はジャックの上位に
設けたセレクトジャック61のバットを示し、選択部7
7,78の作用を受けA,H,Bの何れかの位置に選択
される。
【0023】図2に示すようにキャリッジ11fには、
2基のカムロック13,14が中心線15を対称軸線と
して配設される。ここでは一方のカムロック13につい
て説明し、他方のカムロック14については同一の符号
を付す。図8に示すようにカムロック13は、中心軸線
16において左右対称なカム構成を有していて、ジャッ
クバット35に係合し、針本体17を進退操作する針本
体操作カムロック71と、その前方の歯口に近接する側
にスライダーバット59に係合し、スライダー19を進
退操作するスライダー操作カムロック73、と針本体操
作カムロック71の後方側に配置されるプレッサー部7
5と、更にその後方側でカムロックの両側に配置される
選択部77,78とで構成される。針は、セレクトジャ
ックを介し、選択部77または78で選択された後にカ
ムロックへと運ばれニット、タック、ミス若しくはトラ
ンスファーを行う。符号80a,80bは給糸口を示
し、80aが左方向編成の際のカムロックに対する給糸
口の位置を示し、破線で示した80bが右方向編成のそ
れを示し、いずれの給糸口80もカムロックの中心軸線
16よりも進行方向側に配置されることがわかる。カム
ロック13は、中心軸線16において左右対称なカム構
成を有する。
【0024】スライダー操作カムロック73は、固定の
スライダーガイドカム123,125,127と中央に
配置した出没切換可能な第1トランスファー制御カム1
21とで構成する。最も後方側に配置したスライダーガ
イドカム127は、中央のガイドカム127bと端部の
ガイドカム127a,127cで構成され、その間にス
ライダーバット59をガイドカム125,127間に形
成したスライダーバット溝内へと連絡する連絡路131
を形成する。三角形状をした第1トランスファー制御カ
ム121は、その底辺部をスライダーガイドカム127
bの前縁に接し、その頂部をスライダーガイドカム12
3,125間に形成したスライダーバット溝に面する。
中位のスライダーガイドカム125と第1トランスファ
ー制御カム121との間にスライダーバットを最前位置
に設けたスライダーバット溝へと案内する連絡路133
を設ける。スライダーガイドカムは、ハーフ高さのカム
135を除いて全てフル高さのカムで構成する。斜めの
ハッチングで示した137は、ハーフ高さとゼロ高さと
をつなぐ傾斜面を示す。
【0025】針本体操作カムロック71は、ふたコブ形
状を有するレイジングカム81と、ジャックバット35
の通過を許容するバット経路82を挟んでその両側に一
対のステッチカム83,84と、その前方に設けた天山
87と、ふたコブのコブ間に設けた第2トランスファー
制御カム89からなる。上記カムの内、レイジングカム
81、天山87は固定カムとして形成する。ステッチカ
ム83,84は矢印方向にスライド可能とし、第2トラ
ンスファー制御カム89は出没切換制御可能な可動カム
として構成する。
【0026】レイジングカム81の後方のプレッサー部
75には、A,H,Bの各位置にプレッサーカムを設け
る。B位置にはレイジングカム81の底辺の長さよりも
長いB(休止)プレッサー91を、H位置にはレイジン
グカム81の左右のコブ部分を覆うHプレッサー93,
94を、A位置にはレイジングカム81のコブ頂部を覆
うAプレッサー95,96をそれぞれ設け、Bプレッサ
ー91以外を出没切換可能な可動プレッサーカムとして
構成する。図7は、セレクトジャックバット63がBプ
レッサー91により押圧された状態を示す。
【0027】レイジングカム81は、詳細には上げカム
面101,102の途中に形成した肩部103,104
の高さ(タックの高さ)までジャックバット35を進出
させる上げカム面(第1上げカム面)101a,102
aと、肩部103,104から頂部110,111の高
さ(ニット/移しの高さ)までジャックバット35を進
出させる上げカム面(第2上げカム面)101b,10
2b、およびレイジングカムの肩部103,104との
間でカム部分109とカム部分107の境界部に上げカ
ム面(第3上げカム面)105,106を有する。カム
プレート70の表面高さをゼロ高さとして表すとすれば
カムロックはカム表面の高さが針床に最も接近したフル
高さのカムと、カム表面の高さがゼロとフルの中間の高
さで構成されるハーフ高さのカムによって構成される。
ハーフ高さのカム部分109は、肩部103,104か
ら天山87や第2トランスファー制御カム89と対峙す
るレイジングカム81の周縁部に形成される。上げカム
面101a,102aと上げカム面101b,102b
はフル高さ、上げカム面105,106はハーフ高さの
カム面として構成される。上記上げカム面105,10
6は中程に平坦部105a,106aが形成されてい
る。この上げカム面105,106は、後述するトラン
スファーの際の受け針のジャックバット35に係合し、
針を受けの高さへと案内する。水平なハッチングで示し
た113〜116は、ハーフ高さのカム部分109とゼ
ロ高さのカムプレート表面70とをつなぐ傾斜面を示
す。符号118,119はフル高さのカムを示す。
【0028】次に上記のように構成されたカムロックの
編成動作について以下説明する。図9〜図11に編目ル
ープ形成(ニット、タック、ミス)の際のカムロックの
動作状態と各バット35,59,63の通過経路を示
す。図12はトランスファー編成の際の上記図に対応し
た図で、図13〜図20は、図12に示した各位相にお
ける針の進退動作を針床側面から視た図を示す。上記い
ずれの図もキャリッジが左方向に進行の際のものを示し
たものである。
【0029】図9は、ニット編成を示し、このときトラ
ンスファー制御カム89,121及びA,H位置のプレ
ッサー93〜96が没した不作動位置にセットする。こ
の状態においてニット編成を行う針のセレクトジャック
バット63は、選択部77によってH位置まで進出され
る。
【0030】ジャックバット35は、先ずレイジングカ
ム81の左側上げカム面101aに沿って進出する。こ
れにより針本体17が前進し、スライダー19と相対移
動を引き起こしフックの鈎口を開ける。ジャックバット
35が斜面101aに沿って更に進出して肩部103ま
で進出することで針本体17とスライダー19を歯口に
向かって進出させる。肩部103の位置においてはスラ
イダーバット59がスライダーガイドカム127aの後
縁に当接しており、スライダーのタング43が針本体1
7に形成されたブレード収容溝25に収容され、針本体
17に係止される編目ループがその前方に位置する状態
となる(図14に相当)。
【0031】その後、上げカム面101bに沿ってレイ
ジングカム81の頂部110まで前進し、その間にスラ
イダーバット59を連絡路131aを経て中位のスライ
ダーガイドカム125aに接する位置まで前進させる。
この位置はスライダータング43が針本体17に係止さ
れる編目ループ内を突き刺す位置である(図15に相
当)。
【0032】ジャックバット35は、レイジングカム頂
部110を通過した後は天山87の下降斜面に案内され
て肩の高さまで後退する。ジャックバット35は、この
肩の高さ103を維持した状態で後続の傾斜面115に
案内され、コブ山を通過してステッチカム84の直前ま
で到達する。針本体17は、ジャックバット35がステ
ッチカム84の下降面に係合して後退するときに給糸口
80から渡る編糸(不図示)をフックで捕捉し、次いで
スライダーとの相対移動においてフックの鈎口を閉鎖し
て後退することでニットループを形成する。
【0033】本実施例では、給糸口80はカムロック1
3の中心より先行した位置にあり、編糸はここからステ
ッチカム84の作用を受けて今まさに下降しつつある針
に掛け渡っている。
【0034】図10は、タック編成における図9に対応
する図で、トランスファー制御カム89,121は不作
動、Aプレッサー95,96はバット押圧位置にセット
する。タックループを形成する針のセレクトジャックバ
ット63は選択部77によりA位置へ進出される。
【0035】ジャックバット35は、レイジングカム8
1の左側上昇斜面101aを肩部103まで上昇し、こ
れに伴いスライダーバット59はスライダーガイドカム
127aの後縁に接する位置まで進出する。肩部以降は
Aプレッサー95,96の作用を受け、ジャックバット
35は針床に沈下してレイジングカム頂部110へと案
内されず上記肩の高さを維持した状態でステッチカム8
4の手前まで到達する。この間、スライダーバット59
も上記高さを維持する。Aプレッサー96を通過した
後、ステッチカム84の手前でジャックバット35は針
床上に浮上し、ステッチカム84の下降面に沿って後退
する。同時にスライダーバット59もスライダーガイド
カム127cの下降斜面により後退され、給糸口80か
ら渡る編糸をフックで捕捉し、次いでスライダーとの相
対移動においてフックの鈎口を閉鎖し後退することでタ
ックループを形成する。
【0036】図11は、ミス編成における図8に対応す
る図で、この場合は、ミス編成を行う針は選択されず、
セレクトジャックバット63はB位置を維持し、Bプレ
ッサー91の作用を受け針床内に沈下されるためジャッ
クバット35は同様に沈められカムロック内の何れのカ
ムの作用を受けることなく直進する。
【0037】次にトランスファー編成について図12〜
図20とともに説明する。図12は、キャリッジ11が
左方向進行時に編目ループを前針床5fの針7fから後
針床5bの針7bへトランスファーする際のカムロック
と各バットの通過軌跡を示す。図13〜図20は、図1
2の各位相〜における針の動きを示した側面図であ
る。トランスファーの際、編目ループを移す側の前キャ
リッジ11fでは、トランスファー制御カム89,12
1及び後行側のAプレッサー96が作用位置にセットす
る。一方、編目ループを受ける後キャリッジ11bで
は、先行側のHプレッサー93のみが作用位置にセット
する。編目ループを移す針7fのセレクトジャックバッ
ト63はA位置へ、編目ループを受ける針7bのセレク
トジャックバット63はH位置へそれぞれ選択される。
【0038】図13は、の位置における側面図で、フ
ック23に編目ループ150を係止した前針床5fの針
7fと、編目ループを係止しない後針床5bの針7bを
示す。この位置では何れの針も休止位置にある。
【0039】図14は、の位置を示し、前針床5fの
針7fのジャックバット35がレイジングカム81の斜
面101aに沿って肩の高さ103まで進出する。この
とき針本体17とスライダー19との相対移動によりス
ライダーのタング43がブレード収容溝25に没入し、
その鈎口を完全に開く。後針床5bの針7bは休止位置
を保持する。
【0040】図15は、の位置を示し、前針床5fの
針7fのジャックバット35は、上げカム面101bに
沿ってレイジングカム頂部110まで進出し、スライダ
ーバット59は連絡路131aを通過してニットの高さ
に相当する位置まで進出する。これによりブレード収容
溝25に収容されたスライダーのタング43が針本体1
7に係止した編目ループ150を突き刺す。
【0041】図16は、の位置を示し、前針床5fの
針7fのジャックバット35は天山87と第2トランス
ファー制御カム89にガイドされ、符号88の位置まで
後退して待機する。一方スライダーバット59は、第1
トランスファー制御カム121に係合してトランスファ
ーの高さまで上昇される。上記符号88で示す針本体1
7の待機(ガイド)位置は、休止位置よりも前方で、且
つ、対向する針床の受け針が進出した際にこれとの干渉
を免れる歯口上空の位置である。セレクトジャックバッ
ト63は、後行のAプレッサー96により針床内に沈下
される。そのためジャックバット35は、後続のレイジ
ングカム81のコブ山の斜面106に係合することなく
通過する。スライダーバット59は、セレクトジャック
バット63がプレッサー96により押圧されてもバット
の一部が針床表面から突出しているのでスライダーガイ
ドカム123,125間に形成したカム溝内を案内され
る。
【0042】図17は、の位置を示し、前針床5fの
針7fの針本体17は上記の状態を維持し、スライダ
ー19はガイドカム123bにより若干後退して編目ル
ープ150を緩める。そして今まで休止位置を保持して
いた後針床5bの針7bのジャックバット35はレイジ
ングカム81の斜面106の平坦部106aまで進出
し、その高さを維持する。ガイド位置88において針本
体17のフック23を編目ループ150を保持するスラ
イダー19の段部41とタング43との付け根の付近に
位置させることでラッキングの際に編目ループ150に
よる横方向の負荷に対しもブレード22の撓みを抑える
ことができる。また、このガイド位置に針本体17を保
持することで短いタングであっても受け針の進退軌跡の
領域内にカバーできる。
【0043】図18はの位置を示し、前針床5fの針
7fのスライダー19がの位置からトランスファーの
高さまで進出する。これに続いて後針床5bの針7bの
ジャックバット35は平坦部106aから肩の高さまで
進出し、これによりスライダーバット59がスライダー
ガイドカム127cの後縁に接する位置まで進出する。
この結果、編目ループ150はスライダー19により受
け針の針フックと対面する位置まで持ち上げられ、受け
針のフック23により編目ループ150を貫通すること
を許す。
【0044】図19はの位置を示し、前針床5fの針
7fのスライダーバット59はガイドカム123の斜面
に沿って後退し、スライダー19を下げる。この間、後
針床5bの受け針7bは上記の位置を維持し、前針床
5fの針7fのスライダー19のタング43上にあった
編目ループ150を受け取る。
【0045】図20はの位置を示し、ガイド位置を維
持していた前針床5fの針7fのジャックバット35と
スライダーバット59はそれぞれステッチカム84、ス
ライダーガイドカム129により歯口から後退した休止
位置まで下げられる。同様に後針床5bの受け針7bも
ステッチカム84によりジャックバット35が後退され
ることで針本体17及びスライダー19が休止位置まで
下げられトランスファー編成を終了する。
【0046】<変形例> 図2に示したキャリッジ11fのカムロック13の変形
例を図21に示す。変形例により付加もしくは変更され
たカムロックの構成のみに新たな参照符号を付記するも
のとし、それ以外は同じ参照符号で示す。針本体操作カ
ムロック71においてステッチカム283,284内側
に凹陥部287,288を設け、ここにステッチカムの
下降斜面と平行する第2の下降斜面を285,286形
成する。スライダー操作カムロック73の中央に配した
スライダーガイドカム123に隣接するガイドカム22
8,229に進出したスライダーバット59が休止位置
に後退する前に受け入れ、スライダー19を進出位置に
保持して後続するカムロックへと誘導することを許容す
るバイパス経路232,233を設ける。後続するカム
ロックとは、例えばキャリッジが左方向に進行の際は後
行のカムロック14となり、キャリッジが右方向進行の
際は、キャリッジ反転後の次コース(左向き)における
同じカムロック13となる。符号236,237は、バ
イパス経路の端部に設けたハーフ高さのカム溝を示し、
符号238,239はカム236,237とゼロ高さの
カム溝240,241をつなぐ傾斜面を示す。
【0047】上記構成のカムロックによる編目ループ形
成の一例として前針床5fの針7fのフックに係る編目
ループを対向する後針床5bの針7bに割り増やし(ト
ランスファーニット)編成する場合について説明する。
図21は、キャリッジが左行き編成の際に先行のカムロ
ック13に対し、給糸口80aより編糸161を供給し
て前コースの編目ループ160に続くニットループを形
成するときのカムロック13の状態と各バット35,5
9,63の通過軌跡を示す。このときトランスファー制
御カム89,121は不作動位置にセットし、プレッサ
ー部75においては後行側のHプレッサー94が作用位
置にセットする。この状態において割り増やし編成を行
う針7fのセレクトジャックバット63は、選択部77
によってH位置まで進出される。これによりジャックバ
ット35及びスライダーバット59は後行側のAプレッ
サー94に到達するまではニット編成と同じ経路を通過
する。
【0048】各位相〜における針床の側面を図22
〜図25に示す。Hプレッサー94を通過する際にセレ
クトジャックバット63は、Hプレッサー94により沈
められることでジャックバット35は針床内に沈めら
れ、ステッチカムの第1下降斜面と係合せず直進して凹
陥部288に達して第2下降斜面286によって後退さ
れる。スライダーバット59は隣接するスライダーガイ
ドカム229の引下げ面と係合せずバイパス経路233
の端部に形成したハーフ高さのカム237を乗り越えて
バイパス経路233内に誘導される。
【0049】図26は、図21のの位相における針床
の側面を示し、編糸161を喰えステッチカムの第2下
降斜面286により引下げられ新たな編目ループ163
を形成する針本体17とバイパス経路233に誘導さ
れ、ニット高さの位置を維持するスライダー19を示
す。図からわかるように前針床5fの針7fは、針本体
17に現編目ループ163を、スライダー19のタング
43に旧ループ160を、それぞれ係止した状態とな
り、この状態で後続のカムロック14へと案内される。
【0050】後行のカムロック(不図示)では、スライ
ダー19のタング43上に保持される編目ループ160
が対向する後針床5bの針7bへトランスファーされる
ようにカムロックを操作する。即ち、前キャリッジ11
fの後行のカムロック14においては、針本体17の操
作は行われず、スライダー19がトランスファーの高さ
へと進出されるようにトランスファー制御カム121を
作動位置へセットし、後キャリッジ11bでは、対応す
る針が編目ループ160を受け取るようにセレクトジャ
ックをH位置へ選択するとともに先行のHプレッサー9
3を作動させて編目ループ160を受け取る。この後行
のカムロック14での針の進退操作を図27〜図29に
示す。割り増やし終了時には、新旧の編目ループ16
0,163は前後針床の針7f,7bに係止され増し目
された状態となる。
【0051】上記したように先頭部にタングを形成した
2枚のブレードを有するスライダーと、針本体とからな
る複合針の操作において、スライダー操作カムロックに
バイパス経路を設けて、スライダーを進出位置に維持す
ることで針の針本体とスライダーとで現編目ループと旧
ループを係止することが可能となり、割り増やし編成を
行うことができる。
【0052】上記編目ループがスライダーを越えてノッ
クオーバーしないようにスライダーを歯口部に突出させ
た状態を維持させ、後続のカムロックへと誘導させ、こ
の後続のカムロックにおいて所用の編成動作を与えると
いうアイデアを応用することでプレーティング編成やパ
イル編成などの新規な編目形成を可能とすることができ
る。例えばプレーティング編成においては、先行のカム
ロックで表糸の編目ループを形成し、後行のカムロック
で裏糸の編目ループを形成するようにし、上記表糸、裏
糸の両編目ループを次コースの表糸、裏糸の編目ループ
の形成の間スライダー上で保持し、次コースの両編目ル
ープが形成されたときにスライダーから払い落としノッ
クオーバーさせるようにする。これらについては、本出
願人により平成9年7月11日に提出済みの発明の名称
を「編目ループ形成方法及び該編目ループ形成のための
横編機」と題した特許出願の明細書に詳細に記述されて
いる。
【0053】尚、上記に本発明の複合カムシステムにつ
いての好適な実施の形態について説明したが、本発明の
複合カムシステムは上記したものに限定されるものでな
く発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々実施できる
ことはいうまでもない。例えば上記変形例においてHプ
レッサーとステッチカムに設けた凹陥部とを協働させ、
スライダーバットをバイパス経路へと誘導させている
が、スライダーバットのバイパス経路への誘導はこれに
限定されるものではなく種々の態様をもって変更でき
る。
【0054】
【発明の効果】上記した説明からわかるように本発明の
複合カムシステムではカムロックを請求項1に記載の構
成としたのでスライダーのタングの全長を従来のものの
ように長く形成しなくてもトランスファーを安定して行
うことができるのでスライダーの進退ストロークを小さ
くしてキャリッジを小型とすることができる。
【0056】また、スライダーバットのバイパス経路を
設けることで本発明に使用される形式の複合針を使用し
ての割り増やし編成やプレーティング編成及びパイル編
成などの新規な編目形成を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の横編機の側面図を示す。
【図2】横編機のキャリッジに搭載したカムロックのカ
ム配置を示した透視図である。
【図3】針床に装着された状態の複合針を示した側面図
である。
【図4】図3に示した複合針の一部を拡大して示した図
である。
【図5】複合針を構成する各パーツを示す。
【図6】スライダーのブレードがフックを越えて進出し
た状態を示した図で、図6−bは図6−aの平面図を示
す。
【図7】ジャックバットがプレッサーにより押圧された
状態を示した図。
【図8】図2のカムロックの一方を拡大して示した図で
ある。
【図9】ニット編成におけるカムロックの動作状態と各
バットの通過軌跡を示した図。
【図10】タック編成における上記図9に対応した図。
【図11】ミス編成における上記図9に対応した図。
【図12】キャリッジが左方向進行時に編目ループを前
針床の針から後針床の針へとトランスファーする際のカ
ムロックと各バットの通過軌跡を示した図。
【図13】図12のの位相における針床の側面図を示
す。
【図14】図12のの位相における針床の側面図を示
す。
【図15】図12のの位相における針床の側面図を示
す。
【図16】図12のの位相における針床の側面図を示
す。
【図17】図12のの位相における針床の側面図を示
す。
【図18】図12のの位相における針床の側面図を示
す。
【図19】図12のの位相における針床の側面図を示
す。
【図20】図12のの位相における針床の側面図を示
す。
【図21】カムロックの変形例で、割り増やし編成の際
のカムロックと各バットの通過軌跡を示した図。
【図22】図21のの位相における針床の側面図を示
す。
【図23】図21のの位相における針床の側面図を示
す。
【図24】図21のの位相における針床の側面図を示
す。
【図25】図21のの位相における針床の側面図を示
す。
【図26】図21のの位相における針床の側面図を示
す。
【図27】後行のカムロックにおいてスライダーが割り
増やしの位置まで進出し、受け針のフックがブレード内
に進入した状態を示した図。
【図28】編目ループが移し側の針のスライダーから受
け側の針本体に移った状態を示した図。
【図29】割り増やしが完了した状態を示した図。
【符号の説明】
1…横編機、3…歯口部、5,5f,5b…針床、7…
針、13,14…カムロック、17…針本体、19…ス
ライダー、22…ブレード、23…フック、25…ブレ
ード収容溝、29…嵌合凹部、31…ジャック、33…
弾性脚部、35…ジャックバット、37…分岐アーム、
41…段部、43…タング、45…屈折部、51…スラ
イダー下腕部、53…長手溝、55…先頭部分、57…
後方部分、59…スライダーバット、61…セレクトジ
ャック、63…セレクトジャックバット、70…カムプ
レート、71…本体操作カムロック、73…スライダー
操作カムロック、75…プレッサー部、77,78…選
択部、80…給糸口、81…レイジングカム、82…バ
ット経路、83,84、283,284…ステッチカ
ム、87…天山、89…第2トランスファー制御カム、
93,94…Hプレッサー、95,96…Aプレッサ
ー、101,102…上げカム面、103,104…肩
部、105,106…上げカム面、107…フル高さの
カム部分、109…ハーフ高さのカム部分、110,1
11…頂部、121…第1トランスファー制御カム、1
31,133…連絡路、137…傾斜面、161…編
糸、287,288…凹陥部、285,286…第2の
下降斜面、232,233…バイパス経路、

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯口を挟んで前後に対向配設した針床上
    に、先頭部にタングを形成した2枚のブレードを含むス
    ライダーと、先頭にフックを形成した針本体、とからな
    り、このスライダーと針本体との相対移動においてフッ
    クの鈎口を開閉するとともにスライダーのタングがフッ
    クを越えて更に進出可能である複合針を歯口に対して進
    退動自在に設け、前記各針床上を往復動するキャリッジ
    に前記複合針の針本体とスライダーの進退制御用バット
    に係合し、針本体およびスライダーのそれぞれを進退操
    作するカムロックを備え、該カムロックは歯口に近い側
    からスライダー操作カムロック、針本体操作カムロック
    を有し、カムロック中央軸線に関して左右対称形をなし
    て構成されていて、ニット、タック、ミスの編目形成と
    前後の針床間で編目ループのトランスファーをキャリッ
    ジの進行方向による制限を受けることなく遂行可能とし
    た横編機において、 前記スライダー操作カムロックを; カムロックの中央に配設し、ニットの高さまで進出した
    スライダーをトランスファー(移し)の高さへと案内す
    る上げカム面を有する出没切換可能な第1トランスファ
    ー制御カムと、 前記第1トランスファー制御カムの後方位にスライダー
    をタック/トランスファー(受け)の位置と、ニット位
    置とに区分けするスライダーガイドカムを設け、該スラ
    イダーガイドカムを、中央に位置するガイドカムと、該
    ガイドカムの両側にスライダーをニットの高さへと案内
    するバット連絡路を挟んで設けたガイドカムとで構成
    し、 前記針本体操作カムロックを; カムロック中央に設け、針本体をタックの高さへ進出さ
    せる第1の上げカム面と、針本体をニット/トランスフ
    ァー(移し)の高さへ進出させる第2の上げカム面を有
    するレイジングカムと、 前記レイジングカムの前方に設けられ、ニット/トラン
    スファー(移し)の高さへ進出した針本体を後退させる
    下げカム面を有する天山と、 前記天山の後方に設けられ、トランスファー(移し)の
    際に天山の下げカム面により後退した針本体のバットに
    作用し、針本体を休止位置よりも前方で、且つ、対向す
    る針床の受け針と干渉しない歯口から突出させたスライ
    ダーのブレードをガイドするガイド位置まで後退させ
    る、出没切換可能な第2トランスファー制御カムと、 レイジングカムの外側に設けた左右一対のステッチカム
    で構成したことを特徴とする横編機。
  2. 【請求項2】 針本体の後方側の上位にセレクトジャッ
    クバットを有するセレクトジャックを針溝に収容すると
    ともにキャリッジ側にはセレクトジャックのバットの進
    出位置に対応してセレクトジャックバットを押圧して針
    本体のバットを針溝内に沈下させるプレッサー部を設
    け、 第1上げカム面によりタックの高さへと進出した針本体
    のバットを第2上げカム面の作用から係脱させる第1プ
    レッサーと、 第1上げカム面を通過させ後続の第3上げカム面へと案
    内する第2プレッサーと、 第2トランスファー制御カムによりガイド位置まで後退
    した針本体のバットに作用して上げカム面の作用から係
    脱させて通過させる第3プレッサーと、 を設けるとともに前記セレクトジャックの進出位置を制
    御する選択部をカムロックの両端で前記プレッサー部の
    後方位に設けたことを特徴とする請求項1に記載の横編
    機。
  3. 【請求項3】 前記レイジングカムを、 針本体をタックの高さまで案内する第1上げカム面と、 第1上げカム面に続き針本体をニット/トランスファー
    (移し)の高さまで案内する第2上げカム面と、 前記第1上げカム面と第2トランスファー制御カムとの
    間に第1上げカム面と反対の向きの編成で作用し、針本
    体をトランスファー(受け)の高さへと案内する第3上
    げカム面とで構成し、更に 第1上げカム面と第3上げカム面をフル高さとし、
    第2上げカム面をハーフ高さとすることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の横編機。
  4. 【請求項4】 前記スライダー操作カムロックに、ニッ
    ト編成のためにニットの高さまで進出した針本体が休止
    位置まで後退してもスライダーを歯口から突出した状態
    を維持させて後続するカムロック内へと誘導するスライ
    ダーバットのバイパス経路を設けたことを特徴とする請
    求項1から請求項3のいずれかに記載の横編機。
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