JP4977383B2 - 横編機の編成用カム装置 - Google Patents

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Description

本発明は、横編機のキャリッジに搭載され、編地編成のために編針を駆動する横編機の編成用カム装置に関する。
従来から、横編機では、針床に並設される多数の針溝に収容されて摺動変位可能な編針を、針床の長手方向に沿って往復移動するキャリッジに搭載する編成用カムロックで選択的に駆動して、編成動作を行わせている。編針の編成動作は、ニット、タック、ミスが基本となる。ニットでは、編針の先端のフックを歯口に進出させて、それまで保持している編目ループは、フックからクリアさせ、フックに供給される編糸で新たな編目ループを形成する。タックでは、それまで保持している編目ループをフックからクリアさせない程度に歯口に進出させ、フックには新たな編糸の供給も受けて編目ループを形成する。ミスでは、フックを歯口に進出させないので、新たな編目ループは形成しない。また、歯口を挟んで、前後に針床を対峙させる横編機では、針床間で編目ループを移動させる目移しの動作も可能であり、キャリッジには、編目移し用カムロックも搭載される(たとえば、特許文献1参照。)。
図6は、特許文献1に第1図として開示されているカムと基本的に同等なカムシステムの配置を示す。このカムシステムは、キャリッジに複数組搭載されるもののうちの1つを、歯口側を上にして示す。以下、歯口を基準に上下を示す場合は、同様に、歯口に近い方が上で、歯口から離れている方が下であるように記載する。ただし、歯口側を前、歯口から離れる側を後として記載する場合もある。
針床に臨むキャリッジの地板11には、ニードルレイジングカム12およびステッチカム13,14を含む編目形成用カムロック15と、編目受け用トランスファカム16および移し受け両用トランスファカム17を含む編目移し用カムロック18が設けられる。各ステッチカム13,14は、傾斜方向13a,14aに沿って変位させることができる。
ニードルレイジングカム12は、下部の固定部分19と上部の可動部分20とを有する。可動部分20は、図示を省略している機構で、移し受け両用トランスファカム17と交互に、一方が出状態であれば他方が没状態であるように、地板11に対して出没する。固定部分19の両側には斜面21,22が設けられ、可動部分20にはバット案内溝23が斜面21,22に続くように設けられている。バット案内溝23は中央部分が歯口側に近づく山形に屈曲し、その両側の水平部分24を経て、固定部分19の斜面21,22に連なる。
固定部分19の上部中央には、編目受け用トランスファカム16が出没自在に設けられる。編目受け用トランスファカム16は左右対形であり、その両側端には、中央に近い部分が深くなる傾斜面25a,25bを有する。編目受け用トランスファカム16の中央には、三角形状のセンターカム27が斜面27a,27bで形成されている。編目受け用トランスファカム16の両端の傾斜面25a,25bの上縁は、凸形のバット案内面29a,29bとなり、その間は編目受け用トランスファカム16で最も低い凹面30となっている。ニードルレイジングカム12の固定部分19で編目受け用トランスファカム16の傾斜面25a,25bに続く部分には、凹面31,32が設けられている。
ニードルレイジングカム12の上位の移し受け両用トランスファカム17は、大略山形の三角形をなし、編目移し側の編針のバットを案内する斜面33,34を両側に有している。移し受け両用トランスファカム17の底部には、編目受け用トランスファカム16のバット案内面29a,29bで歯口に進出させた編目受け側の編針を歯口から後退させるように、バットを案内する斜面35,36を、左右2つの凹陥部として有している。移し受け両用トランスファカム17の上位には、トランスファガイドカム37が設けられ、その両側にはニードルガイドカム38,39が続く。
ニードルレイジングカム12の下方には、ニードルガイドカム40,41が間隔をあけて設けられ、その間に、セレクトジャックプレッサ42,43,44とセレクトジャックプレッサ45,46,47とが配置される。
図7は、図6のカムシステムで駆動される編針50の構成を示す。編針50は、横編機の針床でキャリッジの走行方向に垂直な方向に並設されている針溝内に、歯口に対して進退する摺動変位が可能な状態で収容される。編針50では、ニードル本体51の後部にジャック52を係合させている。ジャック52は、係合部分付近に上部バット53を、上部バット53から間隔をあけて下部バット54を、それぞれ有する。上部バット53は、主に図6の編目移し用カムロック18の作用を受け、下部バット54は編目形成用カムロック15の作用を受ける。ジャック52で、下部バット54の後背部には、セレクトジャック55が作用する。セレクタ56は、図6では図示を省略している選針機構による選針作用を受ける位置決めのための上下のバット56a,56bの間に、たとえば破線で示す8つのうちの1つの位置に、選針用バット56cを有する。
選針機構のアクチュエータによる選針用バット56cへの押圧の有無の組合せで、セレクタ56は、セレクトジャック55を、バット57がA,H,Bの3ポジションのいずれかの位置となるように移動させる。バット57は、Hポジションでセレクトジャックプレッサ42,43,44が配置される経路を通り、Bポジションではセレクトジャックプレッサ45,46,47が配置される経路を通る。Aポジションでは、バット57に作用するプレッサが存在しない経路を通る。なお、Hポジションのバット57に作用するセレクトジャックプレッサ42,43,44は個別に揺動変位して、二点鎖線で示す位置まで移動し、バット57を押圧しない状態とすることもできる。Bポジションのセレクトジャックプレッサ45,46,47は固定式であり、バット57は常に押圧を受ける。
バット57がセレクトジャックプレッサ42,43,44またはセレクトジャックプレッサ45,46,47による押圧を受けると、ジャック52の後背部もセレクトジャック55の先端で押圧されて下部バット54近傍が針溝内に沈み、下部バット54が編目形成用カムロック15の作用を受けなくなる。
ニードル本体51の前部には、フック58が設けられ、歯口に進出して編糸の供給を受ける。ニードル本体51のフック58から少し後退した位置には、編目移し時に編目移し側で編目ループを保持する羽根59が設けられる。ニードル本体51のフック58は、べら60で開閉する。編針50を複合針として、スライダでフックを開閉させることもできる。
基本的な編目形成動作であるニット、タック、ミスの編成時は、図6の移し受け両用トランスファカム17を没状態として、編針50の進退動は下部バット54に対する編目形成用カムロック15側の作用で行わせる。ニットおよびタックの編成動作で、下部バット54は、ニードルレイジングカム12の固定部分19の斜面21,22に沿って歯口側へ進出させられる。ニットの編成動作を行う編針50は、さらにニードルレイジングカム12の可動部20のバット案内溝23による案内を受ける。ニットおよびタックの編針50は、下部バット54をステッチカム13,14のカム面で案内して、歯口から後退させられる。ニット編成時の下部バット54は、ニードルレイジングカム12の可動部分20の水平部分24で肩の高さに案内されてから、ステッチカム13,14に移行する。
ステッチカム13,14は、ニードルレイジングカム12に対してキャリッジの走行方向に応じ、先行側が歯口側に近づき、後行側が歯口から遠ざかるように、傾斜方向13a,14aに沿っての変位状態を切換え可能である。図は、キャリッジが左方に走行する場合を示し、右側のステッチカム13が後行側となっている。さらに後行側では、歯口から遠ざかる位置を変更して、編目ループの大きさを調整する。このため、ステッチカム13,14とニードルレイジングカム12とを一体化することはできない。
片側針床で平編地を編成する際には、下部バット5をバット案内溝23で下降を開始させてステッチカム13,14のカム面に移行させるようにすることが好ましい。バット案内溝23の水平部分24からステッチカム13,14のカム面に下部バット54を円滑に案内するためには、たとえばニードルレイジングカム12の可動部分20の両端に、水平部分24の終端をステッチカム13,14の傾斜方向に案内するガイド部20aを形成することが考えられる。しかしながら、ガイド部20aを形成しても、強度確保のためにある程度の厚みを必要とするので、下部バット54が水平部分24からステッチカム13,14のカム面に移行する部分には段差が生じ、下部バット54が円滑に移行するように形成することは困難である。段差が生じると、段差の部分で下部バット54が跳ねてステッチカム13,14の斜面に当たり、編目の形成が不安定になるなどのおそれがある。
また両側の針床でゴム編地を編成する際には、ニードルレイジングカム12の可動部分20のガイド部20aを設けない方が好ましい。このため、平編地とともに、ゴム編地をも編成する必要がある場合は、ゴム編地の編成に影響しない程度の大きさのガイド部20aを設けることになる。このような事情からも、下部バット54を円滑にステッチカム13,14のカム面に案内しうるようなガイド部20aを設けることは困難である。
特公平2−10262号公報
本発明の目的は、上記のような問題の発生を抑え、編成の安定化を図ることができる横編機の編成用カム装置を提供することである。
本発明は、少なくとも前後一対の針床が歯口で対向するように設けられる横編機で、歯口に沿って針床の長手方向を往復走行するキャリッジに搭載され、各針床に並設されて2つのバットを有する編針の一方のバットに作用させ、編針を歯口に対して進退させて編目の形成を行うための編目形成用カムロックと、編針の他方のバットに作用させ、針床間での編目の移動を行うための編目移し用カムロックとをえ、
編目形成用カムロックは、編針を歯口に進出させて編糸の供給を受けるように一方のバットを案内するためのニードルレイジングカムと、歯口で編糸の供給を受けた編針を歯口から後退させるように傾斜したカム面で方のバットを案内するステッチカムとを含み、
編目移し用カムロックとニードルレイジングカムとは、キャリッジの走行方向に関して同位相となって重なる範囲に、キャリッジの地板に対して出没する可動部分をそれぞれ有し、
編目形成を行う際にはニードルレイジングカムの可動部分が出て、編目移し用カムロックの可動部分が没し、編目の移動を行う際には編目移し用カムロックの可動部分が出て、ニードルレイジングカムの可動部分が没する、
横編機の編成用カム装置において、
編目移し用カムロックは、ードルレイジングカムからテッチカムへ方のバットが移行する部分と、キャリッジの走行方向に関して同位相となって重な範囲に、方のバットに作用して、方のバットの行が円滑に行われるように案内するガイド部を
有することを特徴とする横編機の編成用カム装置である。
また本発明で、前記ードルレイジングカムの可動部分には、前記一方のバットを案内して編針を歯口に進退させる山形の通路と、山形の通路に続き、キャリッジの走行方向と平行な直線状の通路とが設けられる、
ことを特徴とする。
また本発明は、少なくとも前後一対の針床が歯口で対向するように設けられる横編機で、歯口に沿って針床の長手方向を往復走行するキャリッジに搭載され、各針床に並設されて2つのバットを有する編針の一方のバットに作用させ、編針を歯口に対して進退させて編目の形成を行うための編目形成用カムロックと、編針の他方のバットに作用させ、針床間での編目の移動を行うための編目移し用カムロックとを、キャリッジの走行方向に対して垂直な方向に備え、
編目形成用カムロックは、編針を歯口に進出させて編糸の供給を受けるように一方のバットを案内するためのニードルレイジングカムと、歯口で編糸の供給を受けた編針を歯口から後退させるように傾斜したカム面で一方のバットを案内するステッチカムとを含む横編機の編成用カム装置において、
編目移し用カムロックは、ニードルレイジングカムからステッチカムへ編針の一方のバットが移行する部分を含む範囲とキャリッジの走行に関して同位相となる範囲に、編針の他方のバットに作用し、一方のバットの移行が円滑に行われるように案内するガイド部を有し、
ガイド部は、方のバットがードルレイジングカムからステッチカムへ移行する部分で、方のバットがテッチカムのカム面に移行する案内を受けない没状態となるように押圧される度違い編成用の編針の方のバットに作用して、方のバットが案内されるときと同等の経路を通過するように、該度違い編成用の編針を案内する
ことを特徴とする編機の編成用カム装置である
また本発明少なくとも前後一対の針床が歯口で対向するように設けられる横編機で、歯口に沿って針床の長手方向を往復走行するキャリッジに搭載され、各針床に並設されて2つのバットを有する編針の一方のバットに作用させ、編針を歯口に対して進退させて編目の形成を行うための編目形成用カムロックと、編針の他方のバットに作用させ、針床間での編目の移動を行うための編目移し用カムロックとを、キャリッジの走行方向に対して垂直な方向に備え、
編目形成用カムロックは、編針を歯口に進出させて編糸の供給を受けるように一方のバットを案内するためのニードルレイジングカムと、歯口で編糸の供給を受けた編針を歯口から後退させるように傾斜したカム面で一方のバットを案内するステッチカムとを含む横編機の編成用カム装置において、
編目移し用カムロックは、ニードルレイジングカムからステッチカムへ編針の一方のバットが移行する部分を含む範囲とキャリッジの走行に関して同位相となる範囲に、編針の他方のバットに作用し、一方のバットの移行が円滑に行われるように案内するガイド部を有し、
ードルレイジングカムは、テッチカムが針を口から後退させるように方のバットを案内するカム面まで、方のバットを歯口からの後退が少なくなるように案内し、
目移し用カムロックのガイド部は、ャリッジの地板に対して出没する可動部分となっており、出状態で方のバットを、ニードルレイジングカムからステッチカムへ一方のバットが円滑に移行するように案内する
ことを特徴とする横編機の編成用カム装置である
本発明によれば、編目移し用カムロックは、ニードルレイジングカムからステッチカムへ編針の一方のバットが移行する部分に対して、キャリッジの走行方向に関して同位相となって重なる範囲、編針の他方のバットに作用して、一方のバットがニードルレイジングカムからステッチカムへ円滑に移行するように案内するガイド部を有する。編針の他方のバットに作用させ、針床間での編目の移動を行うための編目移し用カムロックに設けるガイド部の案内で、編目形成用カムロックのニードルレイジングカムからステッチカムに案内されるまでの編針の軌跡に乱れを生じさせずに、編成の安定化を図ることができる。
また本発明によれば、編目形成を行う際に、ニードルレイジングカムの可動部分に山形の通路に続けて設けられる直線状の通路で一方のバットを案内して、歯口での編糸の給糸を安定して受けることができる。
また本発明によれば、度違い編成用の編針では、編目形成用カムロックで一方のバットがステッチカムのカム面に沿うように案内されるニットやタック編成用の編針とは編目の大きさが異なるような案内を受ける。度違い編成用の編針でも、一方のバットが案内されるときと同等の経路を通過するように他方のバットが案内を受けるので、度違い編成用の編針にニット編成やタック編成用の編針が続いても、確実な編糸の供給を行い、安定に編地を編成することができる。
また本発明によれば、編目移し用カムロックのガイド部の出没を切換えて、ゴム地と平編地等との編成を、それぞれ安定な状態で行うことができる。
図1は、本発明の実施の一形態としての横編機の編成用カム装置100の概略的な構成を示す。この編成用カム装置100は、編成や目移しに関して、図6に示すカムシステムに対応している。編成用カム装置100も、図7に示す編針50の使用を前提としており、図6のカムシステムに対応する部分には同一の参照符を付して、重複する細部の説明を省略する。また、キャリッジが図の左方に走行して、編針50のジャック52に設けられている上部バット53および下部バット54と、セレクトジャック55に設けられているバット57が相対的に図の右方に移動する場合について説明する。カム配置は基本的に左右対称であり、キャリッジが図の右方に走行する場合は、左方に走行する場合に説明している部分と対称の位置に配置される部分が同等の作用を行う。
編成用カム装置100は、たとえばキャリッジに複数搭載されるカムシステムの一つであり、キャリッジの往復走行に対応して、ほぼ左右対称なカム配置を有する。編成用カム装置100では、編目移し用カムロック18の構成要素として、図6のトランスファガイドカム37の替わりに、トランスファガイドカム101が用いられている。トランスファガイドカム101は、ニードルガイドカム38,39との間に、ガイド部101aを設けて、編針50の上部バット53を案内するようにしている。ガイド部101aは、ニードルレイジングカム12の可動部分20に設けられるバット案内溝23の水平部分24の端からステッチカム13のカム面に下部バット54が移行する範囲とキャリッジの走行に関して同位相となる範囲として、図で「X」として示す範囲で、上部バット53に対する案内を行う。
なお、ニードルガイドカム102,103や図示を省略している選針機構も変更し、以下図5までに示すBポジション用のセレクトジャックプレッサ45,47は、図6よりも、水平部を延長するようにしている。また、ステッチカム13,14の間隔を図6よりも広くし、ニードルレイジングカム12の肩の部分となるバット案内溝23の水平部分24の長さも延長して、歯口で編針50のフック58に給糸を受ける期間が長くなるようにしている。
図には、ニットの編成動作を行うときの編針50の上部バット53および下部バット54の案内経路を示す。編目編成用カムロック15ではニードルレイジングカム12の可動部分20を突出させ、編目移し用カムロック18の移し受け両用トランスファカム17は没状態としておく。編針50は、下部バット54がニードルレイジングカム12のバット案内溝23内を案内されることでニットに対応する編成動作を行う。ただし、下部バット54がバット案内溝23の水平部分24を通り、傾斜したガイド部20aで案内される位置になると、トランスファガイドカム101のガイド部101aが上部バット53に作用し、ジャック52を歯口から遠ざかるように案内する。この案内経路は、下部バット54をバット案内溝23からステッチカム13のカム面まで円滑に移行させるので、ガイド部20aの先端で段差が生じても、下部バット54はステッチカム13のカム面まで円滑に案内され、安定した編目形成を行わせることができる。上部バット53がトランスファガイドカム101のガイド部101aで案内されるので、下部バット54を案内するためのガイド部20aを設けなくても編針50に対する円滑な案内が行われる。
図1のトランスファガイドカム101の替わりに、図6に示すようなトランスファガイドカム37を用いる場合、編針50は、編目形成用カムロック15側のみで案内され、下部バット54は、ニードルレイジングカム12のバット案内溝23の水平部分24からガイド部20aに沿って案内され、ガイド部20aの先端の段差を経て、ステッチカム13のカム面に移行する。このガイド部20aの先端の段差で、下部バット54が跳ねるようにしてステッチカム13のカム面に当たりやすくなり、軌道が不安定になるおそれがある。
ただし、このようにガイド部20aをニードルレイジングカム12の可動部分20に設けて、ステッチカム13のカム面に沿って編針50の歯口からの引下げを早めて行うことは、平編地の編成には好ましくても、ゴム編地の編成にとっては好ましくない。たとえば、図1のトランスファガイドカム101を図6のトランスファガイドカム37に交換すれば、編針50はガイド部20aによって下部バット54が案内されるのに従い、歯口から遠ざかる。ガイド部20aの形状を、ゴム編地の編成への影響が小さいように設定しておけば、トランスファガイドカム37,101の交換で、ゴム編地と平編地とでそれぞれ好ましい条件での編成を行うことが可能になる。トランスファガイドカム37を共通に使用して、ニードルレイジングカム12の可動部分20を交換してガイド部20aの有無を切換えることもできるけれども、キャリッジの地板11の周辺部分に配置されているトランスファガイドカム37,101の交換の方が、地板11の中間部分に配置される可動部分20の交換よりも作業が容易である。
前述のように、図1の編成用カム装置100では、バット案内溝23の水平部分24の長さを、図6のカムシステムよりも相対的に延長している。この水平部分24による下部バット54への案内に対応して、編針50の先端のフック58は歯口で給糸を受け、この位置を保つ期間が長いことで、主糸と添糸との複数の給糸を受けるプレーティング編成も容易となる。ただし、バットがステッチカムに移行する部分で軌道に乱れが生じると、糸の表裏関係に影響がでてしまう。図1に示すように、上部バット53をトランスファガイドカム101のガイド部101aで案内して長い水平部分の軌道を安定化することによって、プレーティング編成での乱れも解消させることができる。
図2は、図1の編成用カム装置100を用いて、割増やし編成動作を行うときの編針50の上部バット53および下部バット54の案内経路を示す。割増やしも、編針50の先端のフック58に歯口で給糸を受けることが可能な軌道の水平部分が長いことで容易となる。ただし、二点鎖線で示すニードルレイジングカム12の可動部分20は没状態となり、移し受け両用トランスファカム17が突出して編針50の上部バット53に作用する。割増やしでは、編目ループを編目移し側の編針50の羽根59から編目受け側の編針50のフック58に移しながら、編目移し側の編針50のフック58にも給糸して新たな編目ループを形成する。編目受け側の編針50のフック58に目移しされる編目ループは、編目移し側の編針50から、べら60でフック58を閉じてノックオーバすることによって外れ、新たに形成される編目ループに対しては旧ループとなる。このような割増やしの編成方法は、たとえば特公昭62−52063号公報に増目編成方法として開示されている。編目移し側の編針50の下部バット54は、没状態のニードルレイジングカム12の可動部分20では何も作用を受けず、上部バット53が移し受け両用トランスファカム17の上縁とトランスファガイドカム101の下縁との間で案内される経路に従う。上部バット53に作用するトランスファガイドカム101にガイド部101aを設けて、下部バット54が円滑にステッチカム13のカム面に移行するように案内することによって、割増やしを安定して行うことができる。特に、プレーティング編成で割増やしを行う場合にも、乱れなく、安定な編成を行うことができる。
図3は、図1の編成用カム装置100を用いて、同一の編成コース内で異なる大きさの編目を編成する度違い編成での編針50の上部バット53および下部バット54の案内経路を示す。図1と同様に、編目編成用カムロック15ではニードルレイジングカム12の可動部分20を突出させ、編目移し用カムロック18の移し受け両用トランスファカム17は没状態としておく。度違いは、Hポジションの選針で、セレクトジャックプレッサ42を作用させて実行される。セレクトジャックプレッサ42がセレクトジャック55のバット57を押圧することによって、下部バット54がガイド部20aおよびステッチカム13のカム面を乗り越え、上部バット53がニードルガイドカム38の下縁で案内される軌道に移行する。この軌道は、ステッチカム13のカム面で案内されて編針50を引き込む位置よりも浅い位置まで編針50を引き込むことになり、編目の大きさである度目の違いを生じさせることができる。Hポジションの選針でも、セレクトジャックプレッサ42でセレクトジャック55のバット57を押圧しなければ、下部バット54をステッチカム13のカム面に沿って引下げ、度違いではない編目を形成させることができる。また、セレクトジャックプレッサ43による押圧の有無で、編針50の軌道を破線で示すタックまたは二点鎖線で示すニットに切換えることができる。すなわち、セレクトジャックプレッサ42による押圧とセレクトジャックプレッサ43による押圧の有無との組合せで、度違いのタックとニットとを切換えることができる。
度違い編成を行う編針50では、セレクトジャックプレッサ42がセレクトジャック55のバット57を押圧するので、下部バット54がニードルレイジングカム12のバット案内溝23の水平部分24からガイド部20aを経てステッチカム13のカム面に至る範囲での案内を受けなくなる。しかし、編針50の上部バット53の案内をトランスファガイドカム101のガイド部101aで確実に行うことができるので、先行する編針50を度違いのタックまたはニットとし、後行する編針50をAポジションのニットに選針して、度違い度目と通常の度目とが続くような場合でも、歯口に進出するフック58の位置の違いが小さく、安定な給糸を行うことができる。
図4は、先行する編針が度違いの選針で、フック58が歯口に残っているにもかかわらず、後行する編針の下部バット54がステッチカム13のカム面で先に引き下げられると、後行する編針のフック58には、編糸105を喰わせることができない可能性があることを模式的に示す。先行する度違いではない編針の下部バット54aがステッチカム13のカム面で引下げられても、図3のようなトランスファガイドカム101のガイド部101aが設けられていないと、度違いの編針の下部バット54bは引下げられず、後行する編針の下部バット54cが先に引下げられる。各編針のフック58a,58b,58cにヤーンフィーダ106の給糸口から供給される編糸105は、各編針間に配置され、図示を省略しているシンカと各フック58a,58b,58cとの間で編目ループを形成する。先行する度違いの編針のフック58bがバット案内溝23の水平部分24に対応する肩の位置を保っていると、歯口で比較的高い位置となり、後行する度違いでない編針が先に引き下げられるとフック58cは編糸105を喰わずに、空振りするおそれがある。図3に示すように、ガイド部101aで上部バット53を案内し、度違いの編針も度違いでない編針と同様に引き下げることによって、度違いの編針に度違いではない編針が続くような組合せでも、安定して編成を行うことができる。なお、度違いの編目の大きさである度目は、ニードルガイドカム38,39の下縁の位置で設定するばかりではなく、ステッチカム13に第2のカム面を設けて設定することもできる。
以上の説明では、ガイド部101aをトランスファガイドカム101に設けているけれども、ニードルガイドカム38,39側に設けてもよい。また、独立したカムとして、図6のトランスファガイドカム37とニードルガイドカム38,39との間に設けることもできる。
図5は、本発明の実施の他の形態としての横編機の編成用カム装置110の概略的な構成を、簡略化して示す。本実施形態で、図1の実施形態に対応する部分には同一の参照符を付し、重複する説明を省略する。編成用カム装置110では、ニードルレイジングカム12の可動部分20のガイド部20bを小さくしている。このようなガイド部20bの形状は、ゴム地の編成に適している。ただし、平編地の割合が多い編成には、図1のようなガイド部20aの方が好ましい。そこで、編目移し用カムロック18側に、出没切換え可能なガイドカム111を設け、平編地の編成時にはガイドカム111を突出させ、編針50の上部バット53を案内して、下部バット54を円滑にステッチカム13のカム面に移行させるようにする。このようなガイドカム111の出没切換えで、平編地とゴム編地とが混じるような編地をそれぞれ好ましい条件で編成することができる。
本発明の実施の一形態としての横編機の編成用カム装置100を用いて、ニットの編成動作を行うときの編針50の上部バット53および下部バット54の案内経路を示す部分的な平面図である。 図1の編成用カム装置100を用いて、割増やし編成動作を行うときの編針50の上部バット53および下部バット54の案内経路を示す部分的な平面図である。 図1の編成用カム装置100を用いて、度違いの編成動作を行うときの編針50の上部バット53および下部バット54の案内経路を示す部分的な平面図である。 度違いの編針のフック58bが歯口に残っているにもかかわらず、後行するニットの編針のフック58cが先に引き下げられると、編糸105を喰わせることができない可能性があることを示す図である。 本発明の実施の他の形態としての横編機の編成用カム装置110の概略的な構成を簡略化して示す部分的な平面図である。 従来技術によるカムシステムの配置を示す平面図である。 従来技術および本発明に共通な編針50の構成を示す側面図である。
符号の説明
12 ニードルレイジングカム
13,14 ステッチカム
15 編目形成用カムロック
17 移し受け両用トランスファカム
18 編目移し用カムロック
20 可動部分
20a,101a ガイド部
23 バット案内溝
24 水平部分
38,39 ニードルガイドカム
50 編針
53 上部バット
54 下部バット
100,110 編成用カム装置
101 トランスファガイドカム
111 ガイドカム

Claims (4)

  1. 少なくとも前後一対の針床が歯口で対向するように設けられる横編機で、歯口に沿って針床の長手方向を往復走行するキャリッジに搭載され、各針床に並設されて2つのバットを有する編針の一方のバットに作用させ、編針を歯口に対して進退させて編目の形成を行うための編目形成用カムロックと、編針の他方のバットに作用させ、針床間での編目の移動を行うための編目移し用カムロックとをえ、
    編目形成用カムロックは、編針を歯口に進出させて編糸の供給を受けるように一方のバットを案内するためのニードルレイジングカムと、歯口で編糸の供給を受けた編針を歯口から後退させるように傾斜したカム面で方のバットを案内するステッチカムとを含み、
    編目移し用カムロックとニードルレイジングカムとは、キャリッジの走行方向に関して同位相となって重なる範囲に、キャリッジの地板に対して出没する可動部分をそれぞれ有し、
    編目形成を行う際にはニードルレイジングカムの可動部分が出て、編目移し用カムロックの可動部分が没し、編目の移動を行う際には編目移し用カムロックの可動部分が出て、ニードルレイジングカムの可動部分が没する、
    横編機の編成用カム装置において、
    編目移し用カムロックは、ードルレイジングカムからテッチカムへ方のバットが移行する部分と、キャリッジの走行方向に関して同位相となって重な範囲に、方のバットに作用して、方のバットの行が円滑に行われるように案内するガイド部を
    有することを特徴とする横編機の編成用カム装置。
  2. 前記ードルレイジングカムの可動部分には、前記一方のバットを案内して編針を歯口に進退させる山形の通路と、山形の通路に続き、キャリッジの走行方向と平行な直線状の通路とが設けられる、
    ことを特徴とする請求項1記載の横編機の編成用カム装置。
  3. 少なくとも前後一対の針床が歯口で対向するように設けられる横編機で、歯口に沿って針床の長手方向を往復走行するキャリッジに搭載され、各針床に並設されて2つのバットを有する編針の一方のバットに作用させ、編針を歯口に対して進退させて編目の形成を行うための編目形成用カムロックと、編針の他方のバットに作用させ、針床間での編目の移動を行うための編目移し用カムロックとを、キャリッジの走行方向に対して垂直な方向に備え、
    編目形成用カムロックは、編針を歯口に進出させて編糸の供給を受けるように一方のバットを案内するためのニードルレイジングカムと、歯口で編糸の供給を受けた編針を歯口から後退させるように傾斜したカム面で一方のバットを案内するステッチカムとを含む横編機の編成用カム装置において、
    編目移し用カムロックは、ニードルレイジングカムからステッチカムへ編針の一方のバットが移行する部分を含む範囲とキャリッジの走行に関して同位相となる範囲に、編針の他方のバットに作用し、一方のバットの移行が円滑に行われるように案内するガイド部を有し、
    ガイド部は、方のバットがードルレイジングカムからステッチカムへ移行する部分で、方のバットがテッチカムのカム面に移行する案内を受けない没状態となるように押圧される度違い編成用の編針の方のバットに作用して、方のバットが案内されるときと同等の経路を通過するように、該度違い編成用の編針を案内する
    ことを特徴とする横編機の編成用カム装置。
  4. 少なくとも前後一対の針床が歯口で対向するように設けられる横編機で、歯口に沿って針床の長手方向を往復走行するキャリッジに搭載され、各針床に並設されて2つのバットを有する編針の一方のバットに作用させ、編針を歯口に対して進退させて編目の形成を行うための編目形成用カムロックと、編針の他方のバットに作用させ、針床間での編目の移動を行うための編目移し用カムロックとを、キャリッジの走行方向に対して垂直な方向に備え、
    編目形成用カムロックは、編針を歯口に進出させて編糸の供給を受けるように一方のバットを案内するためのニードルレイジングカムと、歯口で編糸の供給を受けた編針を歯口から後退させるように傾斜したカム面で一方のバットを案内するステッチカムとを含む横編機の編成用カム装置において、
    編目移し用カムロックは、ニードルレイジングカムからステッチカムへ編針の一方のバットが移行する部分を含む範囲とキャリッジの走行に関して同位相となる範囲に、編針の他方のバットに作用し、一方のバットの移行が円滑に行われるように案内するガイド部を有し、
    ードルレイジングカムは、テッチカムが編針を歯口から後退させるように方のバットを案内するカム面まで、方のバットを歯口からの後退が少なくなるように案内し、
    目移し用カムロックのガイド部は、ャリッジの地板に対して出没する可動部分となっており、出状態で他方のバットを、ニードルレイジングカムからステッチカムへ一方のバットが円滑に移行するように案内する
    ことを特徴とする編機の編成用カム装置。
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