JP3085497B2 - ピラン誘導体、光増感剤、感光性樹脂組成物及びこの組成物を用いたホログラム記録媒体 - Google Patents

ピラン誘導体、光増感剤、感光性樹脂組成物及びこの組成物を用いたホログラム記録媒体

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JP3085497B2
JP3085497B2 JP05144423A JP14442393A JP3085497B2 JP 3085497 B2 JP3085497 B2 JP 3085497B2 JP 05144423 A JP05144423 A JP 05144423A JP 14442393 A JP14442393 A JP 14442393A JP 3085497 B2 JP3085497 B2 JP 3085497B2
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    • G03H2001/0264Organic recording material

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なピラン誘導体に
関し、更に詳しくは、可視光領域、特に緑色光よりも長
波長領域の光に感度を有し、光重合性又は光架橋性の感
光性樹脂組成物の光増感剤として作用し得る新規なピラ
ン誘導体、及び該光増感剤に関する。又、本発明は、上
記のピラン誘導体により増感される光重合性及び/又は
光架橋性の感光性樹脂組成物、更にはこれらの組成物を
用いたホログラム媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、色素レーザーの開発に伴い、種々
の新規な化合物がレーザー色素として合成されている。
その中でも、4H−ピラン類は、レーザー励起によって
600〜700nmの広い範囲にわたり発光が可能で、且
つ高効率である為、長波長光帯域色素レーザー用の色素
として開発され(USP 3,852,683号明細書
参照)、これらの色素が光を吸収して蛍光を発する性質
を利用したELディスプレイへの応用も期待されている
(USP 4,769,292号明細書参照)。更にこ
れらの色素については、電子写真用の感光材料への応用
までは検討されてきているが、他の化合物に電子又はエ
ネルギーを移動させる様な増感剤の用途に供されたこと
はなかった。
【0003】従来、4H−ピラン類の中で商品化されて
いるのは、下記に示した(7)式の化合物である。
【化5】
【0004】上記の化合物は、吸収極大がジメチルスル
フォキシド溶液中で481nmであり(Optics Comm.
29(1979)331参照)、Arレーザーの48
8nmの波長光に対しては感度を有するものの514.
5nmの波長光に対する感度は十分なものと言えず、更
に、He−Neレーザーの600nm付近の波長光に対
しては殆ど感度を示さないという問題があった。即ち、
4H−ピラン類を長波長光用の増感剤として使用するに
は、その吸収極大を長波長光側に延ばす必要があり、置
換基の変更等の工夫が必要であると考えられる。
【0005】従って、本発明の目的は、上記した従来技
術の問題点を解決した、Arレーザーの514.5nm
の波長光、更には、He−Neレーザーの600nm以
上の長波長光側にまで高い吸収感度を有する新規なピラ
ン誘導体を提供することにある。更に、本発明の目的
は、それらのピラン誘導体等からなる光増感剤、該光増
感剤を重合開始剤及び/又は架橋剤に対する光増感剤と
して用いた優れた光重合性及び/又は光架橋性の感光性
樹脂組成物、又、これらの組成物を主体として形成され
た優れた特性のホログラム記録媒体を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上記の目的は以下の本発明
により達成される。即ち、本発明は、下記の一般式
(1)で表される構造を有することを特徴とするピラン
誘導体、並びに下記の一般式(4)で表される構造を有
することを特徴とする重合開始剤及び/又は架橋剤に対
し用いられるる光増感剤、該光増感剤を用いた感光性樹
脂組成物、更に、該感光性樹脂組成物を主体として形成
されているホログラム記録媒体である。
【0007】
【化6】 (式中、nは3又は4であり、R1は、プロトン、炭素
数1〜4個のアルキル基又は置換若しくは未置換のフェ
ニル基であり、R2及びR3は夫々独立に、シアノ基、炭
素数1〜4個のアルキル部分を有するアルコキシカルボ
ニル基、炭素数1〜4個のアルキル部分を有するアシル
基、置換若しくは未置換のフェニル基を有するアラシル
基、炭素数1〜4個のアルキル基で置換若しくは未置換
のスルホニル基、置換若しくは未置換のアリール基、置
換若しくは未置換のアリールオキシ基のいずれかであ
り、R4及びR5は炭素数1〜6個のアルキル基であり、
6及びR7は、R4及びR5がアルキル基である場合には
プロトンである。但し、R4とR6及びR5とR7は、5員
環、6員環又は7員環よりなるヘテロ環を形成する為に
結合(例えば、ジュロリジル基を形成する)することが
出来る。)
【0008】
【化7】 (式中、nは3又は4であり、R1は、プロトン、炭素
数1〜4個のアルキル基又は置換若しくは未置換のフェ
ニル基であり、R2及びR3は夫々独立に、シアノ基、炭
素数1〜4個のアルキル部分を有するアルコキシカルボ
ニル基、炭素数1〜4個のアルキル部分を有するアシル
基、置換若しくは未置換のフェニル基を有するアラシル
基、炭素数1〜4個のアルキル基で置換若しくは未置換
のスルホニル基、置換若しくは未置換のアリール基、置
換若しくは未置換のアリールオキシ基のいずれかであ
り、R4及びR5は炭素数1〜6個のアルキル基であり、
6及びR7は、R4及びR5がアルキル基である場合には
プロトンである。但し、R4とR6及びR5とR7は、5員
環、6員環又は7員環よりなるヘテロ環を形成する為に
結合することが出来る。)
【0009】
【作用】本発明者らは、上記した従来技術の問題点を解
決すべく鋭意研究の結果、ピラン誘導体のアミノ基の部
分をジュロリジン構造に変更したり、或は二重結合の数
を延長する方法を単独に又は併用して施すことにより、
ピラン誘導体の吸収極大を長波長光側に移動させること
が出来、且つこの様なピラン誘導体が優れた光増感能を
示すことを知見して本発明に至った。一般にシアニン色
素等では、その吸収極大を長波長光側に移動させる方法
として、二重結合の数を延長することが行われている。
しかし、その他の色素では、クマリン色素において長波
長光側へのシフトが行われた程度であり、ピラン誘導体
については未だ行われていなかった。又、4H−ピラン
の前駆体であり、二重結合を有する下記式(8)に示す
様なアルデヒドの合成方法は、アミノ基を有しない化合
物においては種々の合成方法が知られていたが、アミノ
基を有する化合物の場合には、アミノ基を有することに
より反応が変化するので、合成ルート或いは合成方法の
改良等を必要とした。ピラン誘導体のうちn≧3の誘導
体の合成は行われたことがなく、従って、本発明のピラ
ン誘導体は新規化合物である。
【0010】
【化8】
【0011】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて、
本発明を更に詳細に説明する。本発明のピラン誘導体及
び特定のピラン誘導体からなる光増感剤は、種々の重合
開始剤及び/又は架橋剤に対しての光増感剤として用い
ることが可能である。これらの重合開始剤又は架橋剤と
しては、具体的にはジアリールハロニウム塩誘導体、ト
リアジン誘導体、ビスイミダゾール誘導体、ハロゲン化
合物及び過酸化物等の従来のクマリン色素によって増感
させることが可能な重合開始剤或いは架橋剤が挙げられ
る。その増感機構については、増感される重合開始剤及
び/又は架橋剤が電子吸引性であることから、一般のク
マリン化合物で予想されている三重項若しくは一重項か
らの電子又はエネルギーの移動によるものと考えられ
る。
【0012】上記の本発明のピラン誘導体及び特定のピ
ラン誘導体からなる光増感剤は、これらのピラン誘導体
に、重合開始剤又は架橋剤及びモノマー等の重合性化合
物、又は架橋可能な部分を有する高分子物質を加え、更
に必要に応じて他の高分子物質をバインダーとして加え
て、本発明の感光性樹脂組成物を形成することが出来
る。尚、これらの系は条件に応じて、有機溶剤、活性助
剤及び/又は可塑剤等を適宜添加させることが出来、種
々の用途における光硬化性樹脂等としても用いられる。
【0013】上記のうち、ピラン誘導体、重合開始剤及
びカルバゾールを主体とするモノマーからなる系、又は
該系にバインダーポリマーを加えてなる系の感光性樹脂
組成物、又は、ピラン誘導体、架橋剤及びカルバゾール
を主体とする架橋性ポリマーとからなる系、又は該系に
バインダーポリマーを加えてなる系の感光性樹脂組成物
の場合には、特に、体積型位相ホログラム記録媒体とし
て好ましく用いられる。この場合、ピラン誘導体の添加
量は、体積型位相ホログラムの記録媒体の膜厚及び露光
波長に応じて変化させ、感光性樹脂組成物に対して10
-5wt%〜10-2wt%、より好ましくは10-4wt%
〜10-3wt%の範囲で用いられる。又、この際に用い
られる重合開始剤及び/又は架橋剤としては、下記に夫
々示す、ジアリールハロニウム塩誘導体、ハロメチル−
s−トリアジン誘導体、ビスイミダゾール誘導体、ハロ
ゲン化合物及び有機過酸化物が好ましく用いられる。
【0014】ジアリールハロニウム塩誘導体
【化9】 X:アルキル基、ハロゲン原子 Y:I、Br、Cl Z:PF6、CF3COO、ClO4、SbF6、AsF6
【0015】ハロメチル−s−トリアジン誘導体
【化10】 X:ハロゲン原子、好ましくは塩素原子 Y:CH3、NH2、NHR、OR、SR、アルキル基又
はアリール基 R:トリハロメチル基、アルキル基又はアリール基
【0016】ビスイミダゾール誘導体
【化11】 φ:アリール基
【0017】ハロゲン化合物 CI4、CHI3、CBrCl3
【0018】有機過酸化物
【化12】 これらの重合開始剤及び/又は架橋剤は、本発明の感光
性樹脂組成物に対して好ましくは10-4wt%〜10-1
wt%、より好ましくは10-3wt%〜10-2wt%の
範囲で調節して用いられる。
【0019】本発明の感光性樹脂組成物に用いられる重
合性化合物としては、少なくとも一個の二重結合を含む
化合物が挙げられ、モノマー、プレポリマー、例えば、
ダイマー、オリゴマー、更にそれらの混合物が挙げられ
る。具体的には、例えば、1,5−ペンタンジオールジ
アクリレート、エチレングリコールジアクリレート、
1,4−ブタンジオールアクリレート、ジエチレングリ
コールジアクリレート、ヘキサメチレングリコールジア
クリレート、1,3−プロパンジオールジアクリレー
ト、デカメチレングリコールジアクリレート、デカメチ
レングリコールジメタアクリレート、1,4−シクロヘ
キサンジオールジアクリレート、2,2−ジメチロール
プロパンジアクリレート、グリセロールジアクリレー
ト、トリプロピレングリコールジアクリレート、グリセ
ロールトリアクリレート、トリメチロールプロパントリ
アクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレー
ト、ポリオキシエチレートトリメチロールプロパントリ
アクリレート又はトリエタクリレート、及び米国特許第
3,380,831号明細書中で述べられたものと類似
の化合物、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、
ペンタエリスリトールテトラメタクリレート、トリエチ
レングリコールジメタクリレート、ポリオキシプロピル
トリメチロールプロパントリアクリレート(462)、エチ
レングリコールジメタクリレート、ブチレングリコール
ジメタクリレート、1,3−プロパンジオールジメタク
リレート、1,2,4−ブタントリオールトリメタクリ
レート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジ
オールジメタクリレート、ペンタエリスリトールトリメ
タクリレート、ペンタエリスリトールトリメタクリレー
ト、1,5−ペンタンジオールジメタクリレート、ジア
ルリルフマレート等が挙げられる。
【0022】又、スチレン、2−クロロスチレン、フェ
ニルアクリレート、2−フェニルエチルアクリレート、
2,2'−ジ−(p−ヒドロキシフェニル)プロパンジ
アクリレート及びメタクリレート、1,4−ベンゼンジ
アクリレート及びメタクリレート、1,4−ジイソプロ
ペニルベンゼン、1,3,5−トリイソプロペニルベン
ゼン等も挙げられる。但し、本発明で使用されるラジカ
ル重合性モノマーとしては上記モノマーに限定されるわ
けではない。更に、スピロオルソエステル、スピロオル
ソカーボネート及びビシクロルオルソエステル類も有用
であり、特にこれらの化合物は重合時に殆ど体積収縮が
ない為、フォトレジスト材料等としての寸法精度等に優
れる。
【0020】
【化13】
【0021】又、本発明に用いられる重合性モノマーと
して、分子構造中にエチレン性不飽和結合とカチオン重
合可能な構造をもつ両性化合物も使用することが出来
る。例えば、カルバゾール環(カチオン重合可能)を含
有するビニルモノマーであり、具体的にはN−ビニルカ
ルバゾール、3−クロロビニルカルバゾール、3,6−
ジブロモ−9−ビニルカルバゾール等が挙げられる。
又、エポキシ環とエチレン性不飽和結合を持つ下記に示
すような構造をもつ化合物も使用することが出来る。
【0022】
【化14】
【0023】本発明の光架橋性の感光性樹脂組成物の主
体をなすポリマーとしては、具体的には例えば、ポリビ
ニルカルバゾール、ポリ−3−クロロビニルカルバゾー
ル、ポリ−3−ブロモビニルカルバゾール、ポリ−3−
ヨードビニルカルバゾール、ポリ−3−メチルビニルカ
ルバゾール、ポリ−3−エチルビニルカルバゾール、ク
ロロ化ポリビニルカルバゾール及びブロモ化ポリビニル
カルバゾール等が挙げられる。
【0024】又、上記の他の光架橋性を示すポリマーと
しては、p位にハロゲン(−Cl、−Br、−I)、アミノ
基、ジメチルアミノ基及びメトキシ基を有するポリスチ
レン、ポリ(N−ビニルインドール)、ポリ(N−ビニ
ルピロール)、ポリ(N−ビニルフェノチアジン)、ポ
リ(イソプロペニルフェノール)、ポリ[4−(N,N
−ジフェニルアミノ)フェニルメチルメタクリレート]
等が挙げられる。
【0025】更に、上記のビニルカルバゾール系ポリマ
ーは、例えば、フィルムとした際の強度及び柔軟性等の
特性を制御する為に、必要に応じて他のモノマーとコポ
リマー化、又は他のポリマーとブレンドポリマー化した
ものが用いられる。例えば、上記のビニルカルバゾール
類に加えて、オレフィン及び酢酸ビニル等のビニルエス
テル、メタクリル酸メチル等のアクリル酸、メタクリル
酸のエステル、スチレン及びアクリロニトリル等をコポ
リマー化及びブレンドポリマー化したものが用いられ
る。又、例えば、ポリスチレン、スチレン−ブタンジエ
ンコポリマー、スチレン−水素化ブタジエンコポリマ
ー、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリビニルブ
チラール、ポリビニルアセテート等の他のポリマーをブ
レンドして用いることも出来る。尚、これらのモノマー
及びコポリマーの添加割合は、所望の特性が得られる様
に任意に調節して用いられる。
【0026】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。参考 例14,4−ジシアノ−6−メチル−2−ジュロリジル−4
H−ピラン(ピラン−J−D1)の合成 2.01g(0.0100mol)のジュロリジナル、
1.72g(0.0100mol)の4,4−ジシアノメ
チレン−2,6−ジメチル−4H−ピラン、1.09g
(0.0126mol)のピペリジン及び2.6cm3のエタ
ノールの混合溶液を、75℃で2時間加熱した。析出し
た固体を濾別し、クロロホルム−メタノール系から再結
晶して赤色固体を得た。得られた化合物を1H−NMR
にて同定したところ、図1に示したスペクトル及び下記
の表1の結果が得られ、以下の構造を有することが確認
された。
【0027】
【化15】
【0028】
【表1】
【0029】<参考例2>参考 例1に準じて合成を行い、下記色素(ピラン−J−
D2)を得た。得られた色素のTHF溶液の吸収スペク
トルを図2に示した。
【0030】
【化16】
【0031】<参考例3>参考 例1に準じて合成を行い、下記色素(ピラン−E−
D2)を得た。得られた化合物を1H−NMRにて同定
したところ、図3に示したスペクトル及び下記の表2の
結果が得られ、以下の構造を有することが確認された。
又、得られた色素のTHF溶液の吸収スペクトルを図4
に示した。
【化17】
【0032】
【表2】
【0033】<実施例参考 例1に準じて合成を行い、下記色素(ピラン−J−
D3)を得た。得られた化合物を1H−NMRにて同定
したところ、図5に示したスペクトル及び下記の表
結果が得られ、以下の構造を有することが確認された。
又、得られたTHF溶液の吸収スペクトルを図6に示し
た。又、比較の為、スペクトルを標準化して、図2中
に、ピラン−J−D2のTHF溶液の吸収スペクトルに
重ねてピラン−J−D3の吸収スペクトルを示した。こ
の結果、参考例2のピラン−J−D2のスペクトルより
も本実施例のピラン−J−D3の吸収スペクトルの方
が、長波長光側へ移動していることが分かった。
【化18】
【0034】
【表3】
【0035】<実施例参考 例1に準じて合成を行い、下記色素(ピラン−E−
D3)を得た。得られた化合物を1H−NMRにて同定
したところ、図7に示したスペクトル及び下記の表
結果が得られ、以下の構造を有することが確認された。
又、得られた色素のTHF溶液の吸収スペクトルを図8
に示した。
【0036】
【化19】
【0037】
【表4】
【0038】<実施例参考 例1に準じて合成を行い、下記色素(ピラン−E−
D4)を得た。得られた化合物を1H−NMRにて同定
したところ、図9に示したスペクトル及び下記の表5の
結果が得られ、以下の構造を有することが確認された。
又、得られた色素のTHF溶液の吸収スペクトルを図1
0に示した。
【化20】
【0039】
【表5】
【0040】参考例4参考で得られたピラン−J−D1を0.01g、
3.0gのスチレン及び0.10gのビス(t−ブチル
フェニル)ヨードニウムヘキサフルオロフォスフェート
を、50cm3のベンゼンに溶解して感光性樹脂組成物を
得た。次に、この感光溶液をガラスアンプル中に封入
し、波長450nm以下の光を遮断するフィルターを装着
したメタルハライドランプ(東芝ライテック社製SMR
150)で1分間露光した。この反応溶液をメタノール
中に注ぎ、重合体を沈澱させた。得られた重合物の重量
平均分子量(Mw)は、105,000であった。
【0041】実施例4、5及び参考5〜8 以下の条件を変化させた以外は、参考例4と同様にし
光性樹脂組成物を調製し、参考例4と同様の方法によ
り夫々重合体を合成し、得られた重合体の重量平均分子
量(Mw)の測定を行った。各実施例及び参考例の反応
条件及び得られた重合物の重量分子量測定結果を下記の
表6に示す。
【0042】
【表6】
【0043】実施例 実施例の重合前の感光性樹脂組成物の感光溶液中に、
更に4gのポリ(メタクリル酸メチル/メタクリル酸)
(90/10モル比)を加え、ガラス基板上に塗付し乾
燥して本発明のホログラム記録媒体を得た。これをホロ
グラム記録媒体としてArレーザーの光(波長光488
nm、ビーム径1mm)で線像を描き(回転ミラー使用)、
イソプロピルアルコール/水(10/90)で洗浄し、
樹脂線像を得た。
【0044】参考 参考の重合前の感光性樹脂組成物の感光溶液中に、
更に4gのポリメタクリレート/ポリメチルメタクリレ
ート(20/80)を加え、ガラス基板上に塗付し乾燥
てホログラム記録媒体を得た。これをホログラム記録
媒体としてArレーザーの光(波長光488nm、ビー
ム径1mm)で線像を描き(回転ミラー使用)、アルカ
リ性イソプロピルアルコール水溶液で洗浄し、樹脂線像
を得た。
【0045】参考例1 参考の重合前の感光性樹脂組成物の感光溶液中に、
更に4gのポリ(スチレン−MMA)を加え、ガラス基
板上に塗付し乾燥してホログラム記録媒体を得た。これ
をホログラム記録媒体としてArレーザーの光(波長光
488nm、ビーム径1mm)で線像を描き(回転ミラ
ー使用)、冷クロロホルムで洗浄し、樹脂線像を得た。
【0046】参考例1及び参考例1 以下の条件を変化させた以外は、参考例4におけるモノ
マーを架橋性ポリマーに変えて架橋型感光性樹脂組成物
を得、参考例4と同様にして樹脂の架橋体を得た。又、
夫々の平均分子量を測定した結果を表7中に記載した。
【0047】
【表7】
【0048】参考例1 参考 例1で得られたピラン−J−D1を0.01g、
5.0gのポリビニルカルバゾール、0.5gのビス
(t−ブチルフェニル)ヨードニウムヘキサフルオロフ
ォスフェート及び0.1gのヨードホルムを、60cm
3のトルエンに溶解し、体積型位相ホログラム記録媒体
の感光性樹脂組成物を得た。この感光溶液をガラス基
板上にスピンコートして、膜厚15μmのホログラム記
録媒体を得た。得られたホログラム記録媒体を、488
nmのアルゴンレーザー光を用いて、露光量100mJ
/cm2で露光した後、キシレン及びヘキサンで現像す
ることにより、反射型の体積型位相ホログラムを得た。
得られた体積型位相ホログラムの回折効率は約75%で
あった。
【0049】実施例7、8及び参考13、14 以下の条件を変化させた以外は参考例1と同様の方法
で、体積型位相ホログラムを作製し、各ホログラムにつ
いての回折効率を測定した。各実施例及び参考例におけ
る条件及び回折効率の結果を以下の表8に示す。
【0050】
【表8】
【0051】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のピラン誘導
体は、吸収極大を長波長光側に移動させることが出来る
為、Arレーザーの514.5nm、更にはHe−Ne
レーザーの600nm以上の波長光側にまで高い吸収感
度を有し、優れた光増感性を示す。又、これらのピラン
誘導体及び特定ピラン誘導体を増感剤として用いること
により、優れた感光性樹脂組成物及びそれらを主体とし
て形成されているホログラム記録媒体が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例1で得られた化合物の1H−NMRのス
ペクトルである。
【図2】参考例2及び実施例で得られた化合物のTH
F溶液の吸収スペクトルである。
【図3】参考例3で得られた化合物の1H−NMRのス
ペクトルである。
【図4】参考例3で得られた化合物のTHF溶液の吸収
スペクトルである。
【図5】実施例で得られた化合物の1H−NMRのス
ペクトルである。
【図6】実施例で得られた化合物のTHF溶液の吸収
スペクトルである。
【図7】実施例で得られた化合物の1H−NMRのス
ペクトルである。
【図8】実施例で得られた化合物のTHF溶液の吸収
スペクトルである。
【図9】実施例で得られた化合物の1H−NMRのス
ペクトルである。
【図10】実施例で得られた化合物のTHF溶液の吸
収スペクトルである。
フロントページの続き (72)発明者 森島 英樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 須藤 敏行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 金子 正 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 松村 進 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−21722(JP,A) 特開 平5−341702(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 309/34 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の一般式(1)で表される構造を有
    することを特徴とするピラン誘導体。 【化1】 (式中、nは3又は4であり、R1は、プロトン、炭素
    数1〜4個のアルキル基又は置換若しくは未置換のフェ
    ニル基であり、R2及びR3は夫々独立に、シアノ基、炭
    素数1〜4個のアルキル部分を有するアルコキシカルボ
    ニル基、炭素数1〜4個のアルキル部分を有するアシル
    基、置換若しくは未置換のフェニル基を有するアラシル
    基、炭素数1〜4個のアルキル基で置換若しくは未置換
    のスルホニル基、置換若しくは未置換のアリール基、置
    換若しくは未置換のアリールオキシ基のいずれかであ
    り、R4及びR5は炭素数1〜6個のアルキル基であり、
    6及びR7は、R4及びR5がアルキル基である場合には
    プロトンである。但し、R4とR6及びR5とR7は、5員
    環、6員環又は7員環よりなるヘテロ環を形成する為に
    結合することが出来る。)
  2. 【請求項2】 下記の構造式(2)又は(3)で表され
    る請求項1に記載のピラン誘導体。 【化2】
  3. 【請求項3】 下記の一般式(4)で表される構造を有
    することを特徴とする重合開始剤及び/又は架橋剤に対
    し用いられる光増感剤。 【化3】 (式中、nは3又は4であり、R1は、プロトン、炭素
    数1〜4個のアルキル基又は置換若しくは未置換のフェ
    ニル基であり、R2及びR3は夫々独立に、シアノ基、炭
    素数1〜4個のアルキル部分を有するアルコキシカルボ
    ニル基、炭素数1〜4個のアルキル部分を有するアシル
    基、置換若しくは未置換のフェニル基を有するアラシル
    基、炭素数1〜4個のアルキル基で置換若しくは未置換
    のスルホニル基、置換若しくは未置換のアリール基、置
    換若しくは未置換のアリールオキシ基のいずれかであ
    り、R4及びR5は炭素数1〜6個のアルキル基であり、
    6及びR7は、R4及びR5がアルキル基である場合には
    プロトンである。但し、R4とR6及びR5とR7は、5員
    環、6員環又は7員環よりなるヘテロ環を形成する為に
    結合することが出来る。)
  4. 【請求項4】 下記の構造式(5)又は(6)で表され
    る請求項3に記載の光増感剤。 【化4】
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の光増感剤を含むことを
    特徴とする感光性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 電子吸引性の重合開始剤及び/又は架橋
    剤を含む請求項5に記載の感光性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 重合開始剤及び/又は架橋剤が、ジアリ
    ールハロニウム塩、ハロメチル−s−トリアジン、ビス
    イミダゾール誘導体、ハロゲン化合物及び有機過酸化物
    からなる群から選ばれる請求項6に記載の感光性樹脂組
    成物。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の感光性樹脂組成物を主
    体として形成されていることを特徴とする体積型位相ホ
    ログラム記録媒体。
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