JP3060347B2 - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
- Publication number
- JP3060347B2 JP3060347B2 JP4348688A JP34868892A JP3060347B2 JP 3060347 B2 JP3060347 B2 JP 3060347B2 JP 4348688 A JP4348688 A JP 4348688A JP 34868892 A JP34868892 A JP 34868892A JP 3060347 B2 JP3060347 B2 JP 3060347B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- printing
- battery
- capacity
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J29/00—Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
- B41J29/54—Locking devices applied to printing mechanisms
- B41J29/58—Locking devices applied to printing mechanisms and automatically actuated
- B41J29/60—Locking devices applied to printing mechanisms and automatically actuated in response to failure of power supply
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/23—Reproducing arrangements
- H04N1/2307—Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/435—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
- B41J2/47—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J29/00—Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
- B41J29/46—Applications of alarms, e.g. responsive to approach of end of line
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/23—Reproducing arrangements
- H04N1/2307—Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity
- H04N1/2346—Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity according to a detected condition or state of the reproducing device, e.g. temperature or ink quantity
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Noodles (AREA)
- Massaging Devices (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電池からの電源供給によ
って駆動される記録装置に関する。
って駆動される記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、ファクシミリ等の記録装置で
は、転送されてくる画像情報に基づいて、記録ヘッドの
エネルギー発生体を駆動することにより、紙やプラスチ
ック薄板等の記録シート上にドットパターンから成る画
像を記録していくように構成されている。このような記
録装置は、その記録方式によりインクジェット式、ワイ
ヤドット式、サーマル(感熱)式等に分けることができ
る。
は、転送されてくる画像情報に基づいて、記録ヘッドの
エネルギー発生体を駆動することにより、紙やプラスチ
ック薄板等の記録シート上にドットパターンから成る画
像を記録していくように構成されている。このような記
録装置は、その記録方式によりインクジェット式、ワイ
ヤドット式、サーマル(感熱)式等に分けることができ
る。
【0003】ところで、このような記録装置では、主電
源として一般に商用電源を使用しているが、携帯可能な
小型機器の場合、ACアダプタによる電力供給と、電池
による電力供給の2電源方式を採ることがある。ところ
が電池によって記録装置を駆動する場合、電池の残容量
が少なくなって電池の出力電圧が低下すると、装置各部
を駆動することが困難となる。例えば、記録動作の最中
に電池電圧が低下して印字機能が停止されると、それま
で受信した記録情報が消失してしまうことになる。ま
た、インクジェット記録装置の場合には記録ヘッドのイ
ンク吐出口をキャップ部材によって密閉できない事態が
起こり得るため、このような場合はインクジェットヘッ
ドのノズルが乾燥のために塞がってしまう等の問題が発
生する。
源として一般に商用電源を使用しているが、携帯可能な
小型機器の場合、ACアダプタによる電力供給と、電池
による電力供給の2電源方式を採ることがある。ところ
が電池によって記録装置を駆動する場合、電池の残容量
が少なくなって電池の出力電圧が低下すると、装置各部
を駆動することが困難となる。例えば、記録動作の最中
に電池電圧が低下して印字機能が停止されると、それま
で受信した記録情報が消失してしまうことになる。ま
た、インクジェット記録装置の場合には記録ヘッドのイ
ンク吐出口をキャップ部材によって密閉できない事態が
起こり得るため、このような場合はインクジェットヘッ
ドのノズルが乾燥のために塞がってしまう等の問題が発
生する。
【0004】従って記録装置、特にインクジェット記録
装置を電池で駆動する場合には、電源電池の容量を監視
し、その電池容量が所定値以下に減少したときは、何ら
かの処理を行うことが必要となる。
装置を電池で駆動する場合には、電源電池の容量を監視
し、その電池容量が所定値以下に減少したときは、何ら
かの処理を行うことが必要となる。
【0005】一般的に、記録装置が、その内部電源とし
て使用している電池の容量不足を検出する手段として、
次のような方法がとられている。例えば装置が印字を行
っている場合、駆動の状態により負荷がその値を変えて
いくので、電池の端子電圧の時間に対する変化は、図5
に示されるグラフのようになる。ここで、電池の容量の
検出は、電池の開放電圧(以下V0という)(1)か
ら、負荷変動による電圧効果の最大値(以下Vdとい
う)(2)を差し引いた値(以下V1という)(3)を
観測することで行っている。そしてV1が、ある一定の
基準の値(以下VTという)(4)に達したとき、記録
装置は、電池容量の不足を検知する。ここでV1とVTを
比較する手段としては、装置に (1)V1をA/Dコンバータにかけて、出力される値
をVTの値と比較する構成をもたせる。 (2)コンパレータ回路で、V1とVTの比較を行う。 などの方法が考えられる。
て使用している電池の容量不足を検出する手段として、
次のような方法がとられている。例えば装置が印字を行
っている場合、駆動の状態により負荷がその値を変えて
いくので、電池の端子電圧の時間に対する変化は、図5
に示されるグラフのようになる。ここで、電池の容量の
検出は、電池の開放電圧(以下V0という)(1)か
ら、負荷変動による電圧効果の最大値(以下Vdとい
う)(2)を差し引いた値(以下V1という)(3)を
観測することで行っている。そしてV1が、ある一定の
基準の値(以下VTという)(4)に達したとき、記録
装置は、電池容量の不足を検知する。ここでV1とVTを
比較する手段としては、装置に (1)V1をA/Dコンバータにかけて、出力される値
をVTの値と比較する構成をもたせる。 (2)コンパレータ回路で、V1とVTの比較を行う。 などの方法が考えられる。
【0006】さらに、このような記録装置の印字速度を
上げるために、図6のように印字記録素子6を複数並べ
た記録ヘッド7を用いたものがある。印字記録素子単体
は、一度に1行しか印字することしかできないが、これ
を図6のように複数並べた構成を用いることで、同時に
複数の行数印字していくことが可能になる。
上げるために、図6のように印字記録素子6を複数並べ
た記録ヘッド7を用いたものがある。印字記録素子単体
は、一度に1行しか印字することしかできないが、これ
を図6のように複数並べた構成を用いることで、同時に
複数の行数印字していくことが可能になる。
【0007】従来、このような構成を有する記録装置が
電池の容量不足を検知した場合、その時点で、印字を終
了していた。そしてこの後、記録装置の使用者が、印字
を継続しようとするときは、装置に十分容量の足りてい
る電池を装着しなおす。又は、ACアダプタ等の外部電
源を接続して起電力を得る、などの方法をとらなければ
ならなかった。
電池の容量不足を検知した場合、その時点で、印字を終
了していた。そしてこの後、記録装置の使用者が、印字
を継続しようとするときは、装置に十分容量の足りてい
る電池を装着しなおす。又は、ACアダプタ等の外部電
源を接続して起電力を得る、などの方法をとらなければ
ならなかった。
【0008】しかしながら、上記従来例のように、同時
に複数の行を印刷する場合、装置駆動中の消費電力が、
普通に1行づつ印字していく場合よりも多くなる。
に複数の行を印刷する場合、装置駆動中の消費電力が、
普通に1行づつ印字していく場合よりも多くなる。
【0009】そこで、電池による装置駆動を行う場合、
電池の電圧降下によって誤動作などを起こさぬように、
比較的早めに印字を終了させていた。
電池の電圧降下によって誤動作などを起こさぬように、
比較的早めに印字を終了させていた。
【0010】したがって、次のような欠点があった。 (1)電池の容量を充分使い切らないうちに、印字が終
了されてしまう。 (2)特に、2次電池の場合、(1)のような形での充
放電を繰り返すと、メモリー効果を起こす場合がある。
了されてしまう。 (2)特に、2次電池の場合、(1)のような形での充
放電を繰り返すと、メモリー効果を起こす場合がある。
【0011】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、簡単な方法で電池を効率良く
使用して印字を行うことが可能な記録装置を提供するこ
とにある。
その目的とするところは、簡単な方法で電池を効率良く
使用して印字を行うことが可能な記録装置を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の記録素子を備えた記録手段を用い
て主走査方向に1回の記録走査を行うことにより記録材
上に前記複数の記録素子に対応した複数行分の画像を記
録する記録装置において、前記記録手段に電源供給する
ための電池と、前記電池の容量を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出される前記電池の容量に応じて
1回の記録走査において記録される行数を変更する制御
手段と、を有し、前記制御手段は、前記検出手段により
検出される前記電池の容量が所定値よりも低下した場
合、1回の記録走査に対するデータ量を減少させること
により1回の記録走査で記録される行数を減少させるこ
とを特徴とする。
に、本発明は、複数の記録素子を備えた記録手段を用い
て主走査方向に1回の記録走査を行うことにより記録材
上に前記複数の記録素子に対応した複数行分の画像を記
録する記録装置において、前記記録手段に電源供給する
ための電池と、前記電池の容量を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出される前記電池の容量に応じて
1回の記録走査において記録される行数を変更する制御
手段と、を有し、前記制御手段は、前記検出手段により
検出される前記電池の容量が所定値よりも低下した場
合、1回の記録走査に対するデータ量を減少させること
により1回の記録走査で記録される行数を減少させるこ
とを特徴とする。
【0013】これにより、電池の容量を検出し、検出結
果に応じて記録走査において用いられる記録素子数が変
更される。
果に応じて記録走査において用いられる記録素子数が変
更される。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
施例を詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の実施例のインクジェット・
プリンタ装置の主要部の概略構成例を示すブロック図で
ある。尚、この実施例では、インクジェット・プリンタ
装置の場合で説明するが、本発明はこれに限定されるも
のでなく、他の記録法によるプリンタ装置や、ワードプ
ロセッサ或いはファクシミリ等の記録装置にも適用でき
る。
プリンタ装置の主要部の概略構成例を示すブロック図で
ある。尚、この実施例では、インクジェット・プリンタ
装置の場合で説明するが、本発明はこれに限定されるも
のでなく、他の記録法によるプリンタ装置や、ワードプ
ロセッサ或いはファクシミリ等の記録装置にも適用でき
る。
【0016】図1において、101はプログラマブル・
ベリフェラルインターフェイス(以下PPIとする)で
あり、図示しないホストコンピュータから送られてくる
指令信号(コマンド)や記録情報信号を受信してMPU
102に転送するとともに、コンソール106の制御、
及びキャリッジがホーム位置にあることを検出するホー
ム位置センサ107よりの信号を入力している。MPU
(マイクロプロセッシングユニット)102は、制御用
ROM105に記憶された制御プログラムに従って、こ
のインクジェットプリンタ装置内の各部を制御する。1
03は受信した信号を貯えたり、或いはMPU102の
ワークエリアとして使用され、各種データを一時的に記
憶するためのRAMである。104はフォント発生用R
OMで、コード情報に対応して文字や記録等のパターン
情報を記憶しており、入力したコード情報に対応して各
種パターン情報を出力する。又、130はROM104
等により展開されたデータを記憶するためのプリントバ
ッファメモリであって、m行分の容量を持つ。105は
MPU2が実行する処理手順(図3〜図4)が格納され
ている制御用ROMである。これらの各部は、アドレス
バス117およびデータバス118を介して、MPU1
02によりそれぞれ制御される。
ベリフェラルインターフェイス(以下PPIとする)で
あり、図示しないホストコンピュータから送られてくる
指令信号(コマンド)や記録情報信号を受信してMPU
102に転送するとともに、コンソール106の制御、
及びキャリッジがホーム位置にあることを検出するホー
ム位置センサ107よりの信号を入力している。MPU
(マイクロプロセッシングユニット)102は、制御用
ROM105に記憶された制御プログラムに従って、こ
のインクジェットプリンタ装置内の各部を制御する。1
03は受信した信号を貯えたり、或いはMPU102の
ワークエリアとして使用され、各種データを一時的に記
憶するためのRAMである。104はフォント発生用R
OMで、コード情報に対応して文字や記録等のパターン
情報を記憶しており、入力したコード情報に対応して各
種パターン情報を出力する。又、130はROM104
等により展開されたデータを記憶するためのプリントバ
ッファメモリであって、m行分の容量を持つ。105は
MPU2が実行する処理手順(図3〜図4)が格納され
ている制御用ROMである。これらの各部は、アドレス
バス117およびデータバス118を介して、MPU1
02によりそれぞれ制御される。
【0017】108はキャリッジモータで、記録ヘッド
112を搭載したキャリッジを移動させて往復走査して
いる。110は、紙等の被記録材をキャリッジの移動方
向に対して垂直方向に搬送するための紙送りモータ、1
13はキャップ部材を駆動して、後述の記録ヘッド11
2のインク吐出口(図示せず)に当接し、インク吐出口
を外気より遮断して、ノズルの乾燥を防止するためのキ
ャッピングモータをそれぞれ示す。115はキャリッジ
モータ108を駆動するためのモータドライバ、116
は紙送りモータ110を駆動するためのモータドライ
バ、114はキャッピングモータ113を駆動するため
のモータドライバである。尚、コンソール116には、
キーボードスイッチ及び表示ランプなどが設けられてい
る。また、ホーム位置センサ107は、キャリッジのホ
ーム位置近傍に設けられ、記録ヘッド112を搭載した
キャリッジがホーム位置に到達したことを検知するもの
である。
112を搭載したキャリッジを移動させて往復走査して
いる。110は、紙等の被記録材をキャリッジの移動方
向に対して垂直方向に搬送するための紙送りモータ、1
13はキャップ部材を駆動して、後述の記録ヘッド11
2のインク吐出口(図示せず)に当接し、インク吐出口
を外気より遮断して、ノズルの乾燥を防止するためのキ
ャッピングモータをそれぞれ示す。115はキャリッジ
モータ108を駆動するためのモータドライバ、116
は紙送りモータ110を駆動するためのモータドライ
バ、114はキャッピングモータ113を駆動するため
のモータドライバである。尚、コンソール116には、
キーボードスイッチ及び表示ランプなどが設けられてい
る。また、ホーム位置センサ107は、キャリッジのホ
ーム位置近傍に設けられ、記録ヘッド112を搭載した
キャリッジがホーム位置に到達したことを検知するもの
である。
【0018】109はシートセンサで、記録用紙等の被
記録材の有無、即ち、記録部に供給されたか否かを検知
している。112は熱エネルギーを用いてインクに膜沸
騰による状態変化を生起させてインク滴を吐出する方式
のインクジェット記録ヘッドであり、この記録ヘッド1
12にはm個(例えば64)の吐出口(図示せず)、各
吐出口に対応したm個の吐出用ヒータ(図示せず)など
が設けられている。111は記録情報信号に応じて記録
ヘッド112の吐出用ヒータを駆動するためのドライバ
を示している。124は上記各部へ電源を供給する電源
部であり、駆動電源装置としてACアダプタと電池を有
している。
記録材の有無、即ち、記録部に供給されたか否かを検知
している。112は熱エネルギーを用いてインクに膜沸
騰による状態変化を生起させてインク滴を吐出する方式
のインクジェット記録ヘッドであり、この記録ヘッド1
12にはm個(例えば64)の吐出口(図示せず)、各
吐出口に対応したm個の吐出用ヒータ(図示せず)など
が設けられている。111は記録情報信号に応じて記録
ヘッド112の吐出用ヒータを駆動するためのドライバ
を示している。124は上記各部へ電源を供給する電源
部であり、駆動電源装置としてACアダプタと電池を有
している。
【0019】以上の構成において、MPU2は上記PP
I101を介してコンピュータなどのホスト装置に接続
されており、このホスト装置から送られてくるコマンド
および記録情報信号と、制御用ROM106に格納され
ているプログラムの処理手順およびRAM106内に蓄
えた記録情報とに基づいて、記録動作を制御する。
I101を介してコンピュータなどのホスト装置に接続
されており、このホスト装置から送られてくるコマンド
および記録情報信号と、制御用ROM106に格納され
ているプログラムの処理手順およびRAM106内に蓄
えた記録情報とに基づいて、記録動作を制御する。
【0020】次に、電源部124の詳細を図2のブロッ
ク図を参照して説明する。
ク図を参照して説明する。
【0021】図2において、119と120はインクジ
ェット記録装置の駆動電源であり、それぞれACアダプ
タと電池を示している。121は、これら2種の駆動電
源のうちいずれか一方を選択するためのソース切換器で
あり、例えば電源ジャックなどが用いられる。123は
駆動電源の出力電圧を検出し、MPU102の入力ポー
トへ出力信号を送る電源電圧検出回路である。この実施
例では、抵抗器により電圧を分割してA/D変換した後
MPU2へ入力する検出回路を採用しているが、コンパ
レータを用いた方式等も考えられる。
ェット記録装置の駆動電源であり、それぞれACアダプ
タと電池を示している。121は、これら2種の駆動電
源のうちいずれか一方を選択するためのソース切換器で
あり、例えば電源ジャックなどが用いられる。123は
駆動電源の出力電圧を検出し、MPU102の入力ポー
トへ出力信号を送る電源電圧検出回路である。この実施
例では、抵抗器により電圧を分割してA/D変換した後
MPU2へ入力する検出回路を採用しているが、コンパ
レータを用いた方式等も考えられる。
【0022】122は駆動電源からのDC出力をインク
ジェット記録装置の各部を駆動するのに適した電圧に変
換するための電源回路である。ここで、ロジック電圧1
はMPU102に供給されており、パワーオフモードに
おいても電圧を印加している。ロジック電圧2はRAM
103等のMPU102以外のロジック部に、モータ電
圧はモータ108、110、113に、ヘッド電圧は記
録ヘッド112に夫々供給されており、パワーオン(記
録待機状態及び記録動作状態)の時にのみ電圧を印加す
る。
ジェット記録装置の各部を駆動するのに適した電圧に変
換するための電源回路である。ここで、ロジック電圧1
はMPU102に供給されており、パワーオフモードに
おいても電圧を印加している。ロジック電圧2はRAM
103等のMPU102以外のロジック部に、モータ電
圧はモータ108、110、113に、ヘッド電圧は記
録ヘッド112に夫々供給されており、パワーオン(記
録待機状態及び記録動作状態)の時にのみ電圧を印加す
る。
【0023】以上説明した構成のインクジェット記録装
置において、本実施例では電池容量の検知結果に基づい
て記録動作を制御する。以下その制御動作について説明
する。
置において、本実施例では電池容量の検知結果に基づい
て記録動作を制御する。以下その制御動作について説明
する。
【0024】(実施例1)図3は本発明の第1実施例に
おける制御の流れを説明するためのフローチャートであ
る。
おける制御の流れを説明するためのフローチャートであ
る。
【0025】記録装置は、最初、印字記録素子が複数の
行(m行)を同時に印刷できるよう設定されている。印
字が開始されると、まず、装置は印字データの待ち状態
に入る。つまり、受信メモリとして用いられるRAM1
03に、ホストからの印字データがある場合のみ、次の
動作への制御が行われる(ステップ1での判断)。次
に、V1の検出が行われ(ステップ2)、VTの値との比
較が行われる(ステップ3での判断)。V1がVTより大
きい場合は、RAM103の中にある印字データを、読
み出して解析し、ROM104等を用いて、ビットマッ
プ展開を行う(ステップ6)。展開されたデータは、m
行分の容量のプリントバッファ130に一時蓄えられ、
バッファ130内に印刷する行数分のデータが蓄積され
るまで、ビットマップ展開は続けられる(ステップ
7)。これが終了すると、m行同時の記録走査印字が行
われる(ステップ10)。
行(m行)を同時に印刷できるよう設定されている。印
字が開始されると、まず、装置は印字データの待ち状態
に入る。つまり、受信メモリとして用いられるRAM1
03に、ホストからの印字データがある場合のみ、次の
動作への制御が行われる(ステップ1での判断)。次
に、V1の検出が行われ(ステップ2)、VTの値との比
較が行われる(ステップ3での判断)。V1がVTより大
きい場合は、RAM103の中にある印字データを、読
み出して解析し、ROM104等を用いて、ビットマッ
プ展開を行う(ステップ6)。展開されたデータは、m
行分の容量のプリントバッファ130に一時蓄えられ、
バッファ130内に印刷する行数分のデータが蓄積され
るまで、ビットマップ展開は続けられる(ステップ
7)。これが終了すると、m行同時の記録走査印字が行
われる(ステップ10)。
【0026】しかし、V1がVT以下となり、電池容量が
減ってきた場合、次のような制御動作が起こる(ステッ
プ4)。
減ってきた場合、次のような制御動作が起こる(ステッ
プ4)。
【0027】まずビットマップ展開する印字データの量
を、1回の記録走査につき、1行分減らす。
を、1回の記録走査につき、1行分減らす。
【0028】展開するデータの量が減少すれば、プリン
トバッファに空き領域ができる(ステップ8)。その空
き領域すべてに空白を印字するビットマップデータを入
力する(ステップ9)。この制御で、記録素子が1回の
走査で印刷する行数は、1行分減ることになり、その
分、装置の消費電力は少なくなる。以下、同様の動作を
繰り返すことにより印字を行う(ステップ1←→ステッ
プ10)。
トバッファに空き領域ができる(ステップ8)。その空
き領域すべてに空白を印字するビットマップデータを入
力する(ステップ9)。この制御で、記録素子が1回の
走査で印刷する行数は、1行分減ることになり、その
分、装置の消費電力は少なくなる。以下、同様の動作を
繰り返すことにより印字を行う(ステップ1←→ステッ
プ10)。
【0029】又この様な動作中、ステップ4で、1回の
記録走査で印字する行数が0になってしまった場合(ス
テップ5)、印字は終了する。
記録走査で印字する行数が0になってしまった場合(ス
テップ5)、印字は終了する。
【0030】この様に、電池の容量低下時には、装置が
自動的に負荷を低減し消費電力をおさえることで、電池
の低容量領域での印字を可能にしている。
自動的に負荷を低減し消費電力をおさえることで、電池
の低容量領域での印字を可能にしている。
【0031】(実施例2)次に図4を参照して本発明の
第2実施例における制御の流れを説明する。記録装置
は、最初、印字記録素子が複数の行を同時に印刷できる
よう設定されている。印字が開始された後、ステップ1
1からステップ13の過程は、および、ステップ18か
らステップ22の過程は、実施例1の、ステップ1から
ステップ3及びステップ6からステップ10と、それぞ
れ同じ動作であるのでその説明は省略する。ステップ1
3で、V1がVT以下の値になった場合、MPU102は
警告信号を発し、コンソール106内のLED又はブザ
ー等を作動して電池の容量不足のため、これ以上印字が
行えないことを知らせる(ステップ14)。この後、使
用者は印字を継続するか終了するかを決定し(ステップ
15)、印字を続ける場合、使用者は、一回の走査で現
在よりも1行分少なく印刷するようにコンソール106
内のキー操作を行う。MPU102はこの入力を検知し
て1記録走査における記録行数を設定し直した後(ステ
ップ16)、装置の駆動を再開する。
第2実施例における制御の流れを説明する。記録装置
は、最初、印字記録素子が複数の行を同時に印刷できる
よう設定されている。印字が開始された後、ステップ1
1からステップ13の過程は、および、ステップ18か
らステップ22の過程は、実施例1の、ステップ1から
ステップ3及びステップ6からステップ10と、それぞ
れ同じ動作であるのでその説明は省略する。ステップ1
3で、V1がVT以下の値になった場合、MPU102は
警告信号を発し、コンソール106内のLED又はブザ
ー等を作動して電池の容量不足のため、これ以上印字が
行えないことを知らせる(ステップ14)。この後、使
用者は印字を継続するか終了するかを決定し(ステップ
15)、印字を続ける場合、使用者は、一回の走査で現
在よりも1行分少なく印刷するようにコンソール106
内のキー操作を行う。MPU102はこの入力を検知し
て1記録走査における記録行数を設定し直した後(ステ
ップ16)、装置の駆動を再開する。
【0032】こうして、ステップ11からステップ22
の過程を繰り返す。
の過程を繰り返す。
【0033】又、ステップ15で、使用者が印字終了と
決めたとき、或はステップ17で、もはや一回の走査で
印字する行数を減らせなくなった場合、印字を終了す
る。
決めたとき、或はステップ17で、もはや一回の走査で
印字する行数を減らせなくなった場合、印字を終了す
る。
【0034】以上、詳細に説明したように、電池の容量
に応じて1回の記録走査で印刷する行数を変更していく
ことで、電池を効率よく使用できるようにした。
に応じて1回の記録走査で印刷する行数を変更していく
ことで、電池を効率よく使用できるようにした。
【0035】更に、上記の効果に加え、 (1)2次電池を使用した場合、メモリ効果が起こるの
を防止できる。 (2)印字記録装置の使用者が、新しい電池を入れ換え
る、外部電源を接続するなどで、長い間印字を中断する
手間が省ける。 などの効果も期待できる。
を防止できる。 (2)印字記録装置の使用者が、新しい電池を入れ換え
る、外部電源を接続するなどで、長い間印字を中断する
手間が省ける。 などの効果も期待できる。
【0036】なお、上記実施例では、特にインクジェッ
ト記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用
されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式の記
録装置について説明したが、かかる方式によれば記録の
高密度化,高精細化が達成できる。
ト記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用
されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式の記
録装置について説明したが、かかる方式によれば記録の
高密度化,高精細化が達成できる。
【0037】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて各沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を液体(インク)を
吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。この駆動
信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮
が行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の
吐出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動
信号としては、米国特許第4463359号明細書、同
第4345262号明細書に記載されているようなもの
が適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関す
る発明の米国特許第4313124号明細書に記載され
ている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うこと
ができる。
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて各沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を液体(インク)を
吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。この駆動
信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮
が行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の
吐出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動
信号としては、米国特許第4463359号明細書、同
第4345262号明細書に記載されているようなもの
が適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関す
る発明の米国特許第4313124号明細書に記載され
ている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うこと
ができる。
【0038】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書、米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの
圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示
する特開昭59−138461号公報に基づいた構成と
しても本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれば
記録を確実に効率よく行うことができるようになるから
である。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書、米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの
圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示
する特開昭59−138461号公報に基づいた構成と
しても本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれば
記録を確実に効率よく行うことができるようになるから
である。
【0039】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0040】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0041】又、本発明の記録装置の構成として、記録
ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加する
ことは本発明の効果を一層安定できるので、好ましいも
のである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対
してのキャピング手段、クリーニング手段、加圧或は吸
引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或はこ
れらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手段、記
録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げることがで
きる。
ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加する
ことは本発明の効果を一層安定できるので、好ましいも
のである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対
してのキャピング手段、クリーニング手段、加圧或は吸
引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或はこ
れらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手段、記
録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げることがで
きる。
【0042】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
は個数についても、例えば単色のインクに対応して1個
のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複
数のインクに対応して複数個設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけでなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるかい
ずれかでもよいが、異なる色の複色のカラー、または混
色によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを
備えた装置にも本発明は有効である。
は個数についても、例えば単色のインクに対応して1個
のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複
数のインクに対応して複数個設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけでなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるかい
ずれかでもよいが、異なる色の複色のカラー、または混
色によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを
備えた装置にも本発明は有効である。
【0043】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範
囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲に
あるように温度制御するものが一般的であるから、使用
記録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギーによる昇温を、インクの固形
状態から液体状態への状態変化のエネルギーとして使用
せしめることで積極的に防止するため、またはインクの
蒸発を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液
化するンクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギ
ーの記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液
状インクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点
ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギー
の付与によって初めて液化する性質のインク使用する場
合も本発明は適用可能である。このような場合インク
は、特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60
−71260号公報に記載されるような、多孔質シート
凹部または貫通孔に液状又は固形物として保持された状
態で、電気熱変換体に対して対向するような形態として
もよい。本発明においては、上述した各インクに対して
最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもの
である。さらに加えて、本発明のインクジェット記録装
置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画
像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組合
せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミ
リ装置の形態を採るもの等であってもよい。
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範
囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲に
あるように温度制御するものが一般的であるから、使用
記録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギーによる昇温を、インクの固形
状態から液体状態への状態変化のエネルギーとして使用
せしめることで積極的に防止するため、またはインクの
蒸発を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液
化するンクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギ
ーの記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液
状インクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点
ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギー
の付与によって初めて液化する性質のインク使用する場
合も本発明は適用可能である。このような場合インク
は、特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60
−71260号公報に記載されるような、多孔質シート
凹部または貫通孔に液状又は固形物として保持された状
態で、電気熱変換体に対して対向するような形態として
もよい。本発明においては、上述した各インクに対して
最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもの
である。さらに加えて、本発明のインクジェット記録装
置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画
像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組合
せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミ
リ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0044】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、電池の容量
に応じて1回の記録走査に対するデータ量を減少させ
て、1回の記録走査で記録される行数を減少させるの
で、簡単な方法で電池を効率良く使用して記録を行うこ
とが可能になる。
に応じて1回の記録走査に対するデータ量を減少させ
て、1回の記録走査で記録される行数を減少させるの
で、簡単な方法で電池を効率良く使用して記録を行うこ
とが可能になる。
【図1】本発明を適用したインクジェットプリンタ装置
の主要部の概略構成を示すブロック図である。
の主要部の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の電源部の詳細を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例の制御の流れを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】本発明の第2実施例の制御の流れを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】記録動作時における電池の端子電圧の変化を示
す図である。
す図である。
【図6】複数の記録素子を備えた記録ヘッドを示す図で
ある。
ある。
102 MPU 104 フォント発生用ROM 105 制御用ROM 108 キャリッジモータ 110 用紙送りモータ 112 記録ヘッド 119 ACアダプタ 120 電池 123 電源電圧検出回路 124 電源部 130 プリントバッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 哲人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 兼子 雄一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 荒川 淳一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−327951(JP,A) 特開 平4−74675(JP,A) 特開 平4−113860(JP,A) 特開 平2−258355(JP,A) 特開 昭62−130861(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/46 B41J 2/01 B41J 2/165 B41J 29/38
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の記録素子を備えた記録手段を用い
て主走査方向に1回の記録走査を行うことにより記録材
上に前記複数の記録素子に対応した複数行分の画像を記
録する記録装置において、 前記記録手段に電源供給するための電池と、 前記電池の容量を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出される前記電池の容量に応じて
1回の記録走査において記録される行数を変更する制御
手段と、 を有し、 前記制御手段は、前記検出手段により検出される前記電
池の容量が所定値よりも低下した場合、1回の記録走査
に対するデータ量を減少させることにより1回の記録走
査で記録される行数を減少させることを特徴とする記録
装置。 - 【請求項2】 前記検出手段により検出される前記電池
の容量が前記所定値よりも低下した場合、前記制御手段
は記録走査毎に用いられる前記記録手段の記録素子の数
を減少させることを特徴とする請求項1に記載の記録装
置。 - 【請求項3】 更に、前記検出手段の出力に応じて前記
電池の容量の低下を警告する警告手段を有することを特
徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 【請求項4】 前記記録素子はインクに状態変化を生起
させることによりインク滴を吐出することを特徴とする
請求項1に記載の記録装置。 - 【請求項5】 前記記録素子は熱エネルギーを用いてイ
ンクに膜沸騰を生起させることによりインク滴を吐出す
ることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4348688A JP3060347B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 記録装置 |
US08/171,165 US5673070A (en) | 1992-12-28 | 1993-12-22 | Recording apparatus for controlling recording in accordance with battery capacity |
AT93310564T ATE173548T1 (de) | 1992-12-28 | 1993-12-24 | Aufnahmegerät |
EP93310564A EP0605241B1 (en) | 1992-12-28 | 1993-12-24 | Recording apparatus |
DE69322149T DE69322149T2 (de) | 1992-12-28 | 1993-12-24 | Aufnahmegerät |
KR1019930030121A KR0135262B1 (ko) | 1992-12-28 | 1993-12-28 | 기록 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4348688A JP3060347B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06199018A JPH06199018A (ja) | 1994-07-19 |
JP3060347B2 true JP3060347B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=18398695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4348688A Expired - Fee Related JP3060347B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 記録装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5673070A (ja) |
EP (1) | EP0605241B1 (ja) |
JP (1) | JP3060347B2 (ja) |
KR (1) | KR0135262B1 (ja) |
AT (1) | ATE173548T1 (ja) |
DE (1) | DE69322149T2 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0865356A (ja) * | 1994-08-15 | 1996-03-08 | Nec Corp | Pcカード無線モデム |
FR2744058B1 (fr) * | 1996-01-31 | 1998-04-30 | Canon Research Centre France S | Procede et dispositif d'economie d'energie pour systeme de transfert d'images |
JPH1032668A (ja) * | 1996-07-16 | 1998-02-03 | Canon Inc | 多機能型oa機器 |
JP3335991B2 (ja) * | 2000-08-21 | 2002-10-21 | オリンパス光学工業株式会社 | プリンタ装置 |
CN1229708C (zh) * | 2000-11-28 | 2005-11-30 | Lg电子株式会社 | 一种基于电池剩余容量控制盘写入操作的方法 |
AUPS048302A0 (en) * | 2002-02-13 | 2002-03-07 | Silverbrook Research Pty. Ltd. | Methods and systems (ap79) |
US6851781B2 (en) * | 2002-02-20 | 2005-02-08 | Seiko Epson Corporation | Printing apparatus controlling method, printing apparatus controlling program, recording medium for storing printing apparatus controlling program and printing system |
JP3774679B2 (ja) | 2002-05-29 | 2006-05-17 | キヤノン株式会社 | 記録装置 |
JP4366088B2 (ja) * | 2003-01-31 | 2009-11-18 | キヤノン株式会社 | 電池残量検出方法及びその方法を用いた記録装置 |
JP2005084141A (ja) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置およびその制御方法 |
JP4455266B2 (ja) * | 2003-10-30 | 2010-04-21 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US7540581B2 (en) | 2005-01-06 | 2009-06-02 | Seiko Epson Corporation | Print control method |
JP2006195569A (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-27 | Sony Corp | 記憶装置 |
US8482586B1 (en) | 2011-12-19 | 2013-07-09 | Graphic Products, Inc. | Thermal printer operable to selectively print sub-blocks of print data and method |
US8553055B1 (en) | 2011-10-28 | 2013-10-08 | Graphic Products, Inc. | Thermal printer operable to selectively control the delivery of energy to a print head of the printer and method |
US8477162B1 (en) | 2011-10-28 | 2013-07-02 | Graphic Products, Inc. | Thermal printer with static electricity discharger |
JP5992988B2 (ja) * | 2014-12-24 | 2016-09-14 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成システム |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1127227A (en) * | 1977-10-03 | 1982-07-06 | Ichiro Endo | Liquid jet recording process and apparatus therefor |
JPS5936879B2 (ja) * | 1977-10-14 | 1984-09-06 | キヤノン株式会社 | 熱転写記録用媒体 |
US4330787A (en) * | 1978-10-31 | 1982-05-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid jet recording device |
US4345262A (en) * | 1979-02-19 | 1982-08-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording method |
US4463359A (en) * | 1979-04-02 | 1984-07-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Droplet generating method and apparatus thereof |
US4313124A (en) * | 1979-05-18 | 1982-01-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid jet recording process and liquid jet recording head |
US4558333A (en) * | 1981-07-09 | 1985-12-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid jet recording head |
JPS59123670A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-17 | Canon Inc | インクジエツトヘツド |
JPS59138461A (ja) * | 1983-01-28 | 1984-08-08 | Canon Inc | 液体噴射記録装置 |
JPS6071260A (ja) * | 1983-09-28 | 1985-04-23 | Erumu:Kk | 記録装置 |
JPS62130861A (ja) * | 1985-12-02 | 1987-06-13 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 感熱記録式印字装置 |
JPS6466580A (en) * | 1987-09-07 | 1989-03-13 | Tokyo Electric Co Ltd | Battery driving type electronic machinery |
JPH02258355A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-19 | Toshiba Corp | 電子機器 |
US5053790A (en) * | 1990-07-02 | 1991-10-01 | Eastman Kodak Company | Parasitic resistance compensation for thermal printers |
US5182583A (en) * | 1990-07-17 | 1993-01-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink-jet having battery capacity detection |
JP3084452B2 (ja) * | 1991-03-08 | 2000-09-04 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | ラインサーマルプリンター |
JPH05530A (ja) * | 1991-06-24 | 1993-01-08 | Ricoh Co Ltd | フアクシミリ装置 |
JP3132769B2 (ja) * | 1991-10-23 | 2001-02-05 | 古野電気株式会社 | サーマルプリンタ制御装置 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP4348688A patent/JP3060347B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-12-22 US US08/171,165 patent/US5673070A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-24 AT AT93310564T patent/ATE173548T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-12-24 DE DE69322149T patent/DE69322149T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-24 EP EP93310564A patent/EP0605241B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-12-28 KR KR1019930030121A patent/KR0135262B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR940013868A (ko) | 1994-07-16 |
EP0605241B1 (en) | 1998-11-18 |
KR0135262B1 (ko) | 1998-04-23 |
US5673070A (en) | 1997-09-30 |
DE69322149D1 (de) | 1998-12-24 |
ATE173548T1 (de) | 1998-12-15 |
JPH06199018A (ja) | 1994-07-19 |
EP0605241A1 (en) | 1994-07-06 |
DE69322149T2 (de) | 1999-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3060347B2 (ja) | 記録装置 | |
JP3118119B2 (ja) | プリント装置及び該装置における電池の充電方法 | |
JPH07290720A (ja) | 液体噴射プリント装置およびプリント方法 | |
JPH0725026A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2002137372A (ja) | 記録装置及び記録装置の消費電力低減方法 | |
JP2756335B2 (ja) | 液体噴射記録装置 | |
JPH11192724A (ja) | インクジェットプリント装置およびインク有無判定方法 | |
JP3507324B2 (ja) | インクジェット記録装置および回復処理方法並びに回復処理制御プログラムを記憶した記憶媒体 | |
JPH0631921A (ja) | サーマルインクジェット印字装置 | |
JP3359096B2 (ja) | 記録装置及び該装置における消費電力制御方法 | |
JP3382525B2 (ja) | インクジェット記録装置および記録制御方法並びに記録制御プログラムを記録した記録媒体 | |
JP2002127458A (ja) | インク吐出有無検出方法及びその記録装置 | |
JP3157931B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP3162892B2 (ja) | 液体噴射記録装置及び該装置におけるヘッド温度制御方法 | |
JPH10109409A (ja) | インクジェット記録装置及びその制御方法 | |
JP3238756B2 (ja) | インクジェットカートリッジおよび記録装置 | |
JP3159834B2 (ja) | 記録装置 | |
JPH09277503A (ja) | 記録装置及び方法 | |
JP3117789B2 (ja) | 記録装置 | |
JP3025377B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH0596747A (ja) | インクジエツト記録装置 | |
JP3184412B2 (ja) | プリンタ装置 | |
JP2001096732A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2000326521A (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法及びインクジェット記録装置 | |
JPH09104114A (ja) | 記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000314 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |