JPH0865356A - Ｐｃカード無線モデム - Google Patents
Ｐｃカード無線モデムInfo
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- JPH0865356A JPH0865356A JP6211739A JP21173994A JPH0865356A JP H0865356 A JPH0865356 A JP H0865356A JP 6211739 A JP6211739 A JP 6211739A JP 21173994 A JP21173994 A JP 21173994A JP H0865356 A JPH0865356 A JP H0865356A
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- battery
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- voltage
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＰＣカード無線モデムの電池電圧が低下して
データ通信が不良状態となった場合に、そのデータの送
受信状況を表示し、データ通信が行われない状態が生じ
ることを未然に防止する。 【構成】 端末機器にＰＣＭＣＩＡインターフェース部
１６を介して接続され、無線回線にインフラインターフ
ェース部１５で接続されるＰＣカード無線モデム１０
に、無線回線における発着信等の手順制御機能を有する
制御部２０と、電池２１を電源としこの電池の電圧を常
時監視する電源部１７と、制御部２０に接続されて送受
信した情報を記憶するメモリ部１７と、この記憶された
送受信情報を表示する表示部１４とを備える。制御部２
０は電源部１７での電池電圧の監視結果に基づき、電圧
が低下されたときにアラームを発生させると共にデータ
通信を停止し、かつ通信されたデータ量を含む送受信デ
ータをメモリ部１７に記憶し、かつこれを表示部に表示
させる。
データ通信が不良状態となった場合に、そのデータの送
受信状況を表示し、データ通信が行われない状態が生じ
ることを未然に防止する。 【構成】 端末機器にＰＣＭＣＩＡインターフェース部
１６を介して接続され、無線回線にインフラインターフ
ェース部１５で接続されるＰＣカード無線モデム１０
に、無線回線における発着信等の手順制御機能を有する
制御部２０と、電池２１を電源としこの電池の電圧を常
時監視する電源部１７と、制御部２０に接続されて送受
信した情報を記憶するメモリ部１７と、この記憶された
送受信情報を表示する表示部１４とを備える。制御部２
０は電源部１７での電池電圧の監視結果に基づき、電圧
が低下されたときにアラームを発生させると共にデータ
通信を停止し、かつ通信されたデータ量を含む送受信デ
ータをメモリ部１７に記憶し、かつこれを表示部に表示
させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナルコンピュータ
においてデータを無線伝送するために用いられるＰＣカ
ード無線モデムに関し、特に電池を電源とするＰＣカー
ド無線モデムに関する。
においてデータを無線伝送するために用いられるＰＣカ
ード無線モデムに関し、特に電池を電源とするＰＣカー
ド無線モデムに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年におけるパーソナルコンピュータの
普及により、パーソナルコンピュータを利用したデータ
通信の必要性が高められている。従来、この種のデータ
通信は専ら電話回線を利用しているが、最近のパーソナ
ルコンピュータの小型化、携帯性に対応して無線による
データ通信の要求が高められている。このようなことか
ら、無線モデムが提案されており、例えば実開平２−８
２５１号公報に記載されているように、コンピュータ本
体にコネクタを介して接続され、アンテナを利用して周
辺機器との間で無線でデータ通信を行うワイヤレスモデ
ムが提案されている。特に、この公報に記載されている
ものは、コンピュータ本体等に直接モデムを接続するこ
とができ、本発明が対象とするＰＣカード無線モデムと
同じ型式のモデムとして構成されている。
普及により、パーソナルコンピュータを利用したデータ
通信の必要性が高められている。従来、この種のデータ
通信は専ら電話回線を利用しているが、最近のパーソナ
ルコンピュータの小型化、携帯性に対応して無線による
データ通信の要求が高められている。このようなことか
ら、無線モデムが提案されており、例えば実開平２−８
２５１号公報に記載されているように、コンピュータ本
体にコネクタを介して接続され、アンテナを利用して周
辺機器との間で無線でデータ通信を行うワイヤレスモデ
ムが提案されている。特に、この公報に記載されている
ものは、コンピュータ本体等に直接モデムを接続するこ
とができ、本発明が対象とするＰＣカード無線モデムと
同じ型式のモデムとして構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のＰＣ
カード無線モデムにおいて、商用電源を利用して卓上で
使用する状況では特に問題は生じないが、コンピュータ
本体と共に携帯型として利用する場合には、コンピュー
タ本体とは別にＰＣカード無線モデム内に電池を装備す
る必要がある。この場合、コンピュータ本体の電源を利
用することも考えられるが、コンピュータ本体の電源の
消耗が著しくなるために好ましくはない。
カード無線モデムにおいて、商用電源を利用して卓上で
使用する状況では特に問題は生じないが、コンピュータ
本体と共に携帯型として利用する場合には、コンピュー
タ本体とは別にＰＣカード無線モデム内に電池を装備す
る必要がある。この場合、コンピュータ本体の電源を利
用することも考えられるが、コンピュータ本体の電源の
消耗が著しくなるために好ましくはない。
【０００４】このため、従来のＰＣカード無線モデム
は、電池を電源として使用中に電池の容量（電圧）が低
減されると、データ通信を正常状態で継続することがで
きなくなり、送受データに誤りが生じたり、データの送
受が全くできなくなることがある。このため、従来から
電池の容量が低下されたときにはアラームを発生して前
記したような問題が生じることを未然に防止している
が、このアラームが発生した場合でもその後多少の通信
は可能であるため、アラームが発生したときに果たして
データ通信がどの程度まで完了されていたのかが判り難
いものとなる。このため、データ通信が不完全であるの
にも関わらず再度の送受信を省略してしまったり、逆に
データ通信が完了されているのにも関わらず再度の送受
信を行ってしまう等の好ましくない状態が生じる原因と
なっている。
は、電池を電源として使用中に電池の容量（電圧）が低
減されると、データ通信を正常状態で継続することがで
きなくなり、送受データに誤りが生じたり、データの送
受が全くできなくなることがある。このため、従来から
電池の容量が低下されたときにはアラームを発生して前
記したような問題が生じることを未然に防止している
が、このアラームが発生した場合でもその後多少の通信
は可能であるため、アラームが発生したときに果たして
データ通信がどの程度まで完了されていたのかが判り難
いものとなる。このため、データ通信が不完全であるの
にも関わらず再度の送受信を省略してしまったり、逆に
データ通信が完了されているのにも関わらず再度の送受
信を行ってしまう等の好ましくない状態が生じる原因と
なっている。
【０００５】
【発明の目的】本発明の目的は、電池アラームが生じた
場合に、データ通信がどの程度まで完了されていたのか
が判るようにし、無駄なデータ通信を行うことをなく
し、かつデータ通信が行われない状態が生じることを未
然に防止したＰＣカード無線モデムを提供することにあ
る。また、本発明の他の目的は、電池アラームが一旦生
じてデータ通信が停止された後に、電池容量が復旧され
たときには送受されていないデータを継続して送受する
ことで、全てのデータを完全に送受することを可能にし
たＰＣカード無線モデムを提供することにある。
場合に、データ通信がどの程度まで完了されていたのか
が判るようにし、無駄なデータ通信を行うことをなく
し、かつデータ通信が行われない状態が生じることを未
然に防止したＰＣカード無線モデムを提供することにあ
る。また、本発明の他の目的は、電池アラームが一旦生
じてデータ通信が停止された後に、電池容量が復旧され
たときには送受されていないデータを継続して送受する
ことで、全てのデータを完全に送受することを可能にし
たＰＣカード無線モデムを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のＰＣカード無線
モデムは、無線回線に対して無線インターフェース機能
を有するインフラインターフェース部と、データ端末装
置との間の接続を行うＰＣＭＣＩＡ規格に準拠したイン
ターフェース部と、無線回線における発着信等の手順制
御機能を有する制御部と、電池を電源としこの電池の電
圧を常時監視する電源部と、前記制御部に接続されて送
受信した情報を記憶するメモリ部と、メモリ部に記憶さ
れた送受信情報を表示する表示部とを備えており、制御
部は電源部における電池電圧の監視結果に基づいて電池
容量が低下されたときにアラームを発生させると共にデ
ータ通信を停止し、かつ通信されたデータ量を含む送受
信データを前記メモリ部に記憶し、かつこれを表示部に
表示する機能を備えることを特徴とする。
モデムは、無線回線に対して無線インターフェース機能
を有するインフラインターフェース部と、データ端末装
置との間の接続を行うＰＣＭＣＩＡ規格に準拠したイン
ターフェース部と、無線回線における発着信等の手順制
御機能を有する制御部と、電池を電源としこの電池の電
圧を常時監視する電源部と、前記制御部に接続されて送
受信した情報を記憶するメモリ部と、メモリ部に記憶さ
れた送受信情報を表示する表示部とを備えており、制御
部は電源部における電池電圧の監視結果に基づいて電池
容量が低下されたときにアラームを発生させると共にデ
ータ通信を停止し、かつ通信されたデータ量を含む送受
信データを前記メモリ部に記憶し、かつこれを表示部に
表示する機能を備えることを特徴とする。
【０００７】ここで、メモリ部には、送受信されたデー
タ量と、その通信相手方とを記憶するように構成するこ
とが好ましい。
タ量と、その通信相手方とを記憶するように構成するこ
とが好ましい。
【０００８】また、本発明のＰＣカード無線モデムは、
無線回線に対して無線インターフェース機能を有するイ
ンフラインターフェース部と、データ端末装置との間の
接続を行うＰＣＭＣＩＡ規格に準拠したインターフェー
ス部と、無線回線における発着信等の手順制御機能を有
する制御部と、電池を電源としこの電池の電圧を常時監
視する電源部と、前記制御部に接続されて送受信した情
報を記憶するメモリ部とを備えており、制御部は電源部
における電池電圧の監視結果に基づいて電池容量が低下
されたときにアラームを発生させると共にデータ通信を
停止し、かつ電池電圧が復旧されたときには、メモリ部
に記憶された送受信データに基づいて再度発着信を行な
い、送受信が行われていないデータの通信を行う機能を
備える。
無線回線に対して無線インターフェース機能を有するイ
ンフラインターフェース部と、データ端末装置との間の
接続を行うＰＣＭＣＩＡ規格に準拠したインターフェー
ス部と、無線回線における発着信等の手順制御機能を有
する制御部と、電池を電源としこの電池の電圧を常時監
視する電源部と、前記制御部に接続されて送受信した情
報を記憶するメモリ部とを備えており、制御部は電源部
における電池電圧の監視結果に基づいて電池容量が低下
されたときにアラームを発生させると共にデータ通信を
停止し、かつ電池電圧が復旧されたときには、メモリ部
に記憶された送受信データに基づいて再度発着信を行な
い、送受信が行われていないデータの通信を行う機能を
備える。
【０００９】
【作用】電池の電圧が低下したときにはデータ通信を停
止させ、それまでのデータ量と相手方とを記憶しかつ表
示することにより、データ通信の完了の有無が確認で
き、無駄なデータ通信を未然に回避する。また、電池電
圧が復旧したときには、再度のデータ通信を自動的に行
うため、データ通信が未完了のままとなることを回避
し、確実なデータ通信が可能となる。
止させ、それまでのデータ量と相手方とを記憶しかつ表
示することにより、データ通信の完了の有無が確認で
き、無駄なデータ通信を未然に回避する。また、電池電
圧が復旧したときには、再度のデータ通信を自動的に行
うため、データ通信が未完了のままとなることを回避
し、確実なデータ通信が可能となる。
【００１０】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１は本発明のＰＣカード無線モデムの構成例を
示す外観図であり、図においてパーソナルコンピュータ
１の側面にはカード挿入溝２が形成されており、このカ
ード挿入溝内にＰＣＭＣＩＡインターフェースに準拠し
たコネクタ３が内装されている。一方、ＰＣカード無線
モデム１０は全体をカード型に形成されており、その一
部には前記パーソナルコンピュータのコネクタ３に嵌合
して直接電気的に接続されるコネクタ１１が設けられ、
また他の部位には無線通信用のアンテナ１２が設けられ
る。更に、このＰＣカード無線モデム１０には各種のス
イッチ操作部１３が設けられるが、その一部には液晶
（ＬＣＤ）等で構成される表示部１４が設けられてい
る。
する。図１は本発明のＰＣカード無線モデムの構成例を
示す外観図であり、図においてパーソナルコンピュータ
１の側面にはカード挿入溝２が形成されており、このカ
ード挿入溝内にＰＣＭＣＩＡインターフェースに準拠し
たコネクタ３が内装されている。一方、ＰＣカード無線
モデム１０は全体をカード型に形成されており、その一
部には前記パーソナルコンピュータのコネクタ３に嵌合
して直接電気的に接続されるコネクタ１１が設けられ、
また他の部位には無線通信用のアンテナ１２が設けられ
る。更に、このＰＣカード無線モデム１０には各種のス
イッチ操作部１３が設けられるが、その一部には液晶
（ＬＣＤ）等で構成される表示部１４が設けられてい
る。
【００１１】図２は前記ＰＣカード無線モデム１０の内
部構成を示すブロック図であり、前記したコネクタ１
１、アンテナ１２、スイッチ操作部１３、及び表示部１
４に加えて、無線部としてのインフラインターフェース
部１５、ＰＣＭＣＩＡインターフェース部１６、電源部
１７、メモリ部１８、アラーム部１９、及び制御部２０
を備えている。前記インフラインターフェース部１５は
前記アンテナ１２に接続されており、無線回線に対応可
能な無線モデム機能を実現するインターフェース部とし
て構成されている。このインフラインターフェース部１
５では、無線回線を介して送信、受信される制御信号や
データを無線信号とベースバンド信号とに変換し、更に
は送信信号と受信信号とのフォーマットの変換を行う機
能を有する。
部構成を示すブロック図であり、前記したコネクタ１
１、アンテナ１２、スイッチ操作部１３、及び表示部１
４に加えて、無線部としてのインフラインターフェース
部１５、ＰＣＭＣＩＡインターフェース部１６、電源部
１７、メモリ部１８、アラーム部１９、及び制御部２０
を備えている。前記インフラインターフェース部１５は
前記アンテナ１２に接続されており、無線回線に対応可
能な無線モデム機能を実現するインターフェース部とし
て構成されている。このインフラインターフェース部１
５では、無線回線を介して送信、受信される制御信号や
データを無線信号とベースバンド信号とに変換し、更に
は送信信号と受信信号とのフォーマットの変換を行う機
能を有する。
【００１２】ＰＣＭＣＩＡインターフェース部１６はＰ
ＣＭＣＩＡ仕様に準拠した前記コネクタ１１に接続され
ており、このコネクタ１１を介してＰＣカード無線モデ
ム１０を前記パーソナルコンピュータ１に接続する。こ
のＰＣＭＣＩＢインターフェース部１６では、電源が投
入されたとき、即ち、当該カードがパーソナルコンピュ
ータ１に接続されたときに、ＰＣＭＣＩＡ仕様において
定義された動作に従ってパーソナルコンピュータ１との
間でモデムとしてのＩ／Ｏ動作状態へと遷移するための
データ交換を行う。
ＣＭＣＩＡ仕様に準拠した前記コネクタ１１に接続され
ており、このコネクタ１１を介してＰＣカード無線モデ
ム１０を前記パーソナルコンピュータ１に接続する。こ
のＰＣＭＣＩＢインターフェース部１６では、電源が投
入されたとき、即ち、当該カードがパーソナルコンピュ
ータ１に接続されたときに、ＰＣＭＣＩＡ仕様において
定義された動作に従ってパーソナルコンピュータ１との
間でモデムとしてのＩ／Ｏ動作状態へと遷移するための
データ交換を行う。
【００１３】電源部１７は電池２１を電源とした回路と
して構成され、ＰＣカード無線モデム１０がパーソナル
コンピュータ１に接続されたときに起動して前記各部に
電力を供給するように構成される。また、電源部１７は
電池２１の電圧を常時監視しており、電池電圧が予め設
定された電圧よりも低下されたときにアラーム信号を制
御部２０に出力するように構成される。
して構成され、ＰＣカード無線モデム１０がパーソナル
コンピュータ１に接続されたときに起動して前記各部に
電力を供給するように構成される。また、電源部１７は
電池２１の電圧を常時監視しており、電池電圧が予め設
定された電圧よりも低下されたときにアラーム信号を制
御部２０に出力するように構成される。
【００１４】メモリ部１８は前記インフラインターフェ
ース部１５に対応した情報記憶を行う機能を有してお
り、インフラインターフェース部１５において送受した
相手先と、その際のデータ量を記憶する。例えば、デー
タ通信をフレーム単位の時分割で行う場合には、送受が
完了されたフレーム番号を記憶し、或いは連続で通信す
る場合には、制御部２０に内蔵されるカウンタ等を利用
して送受が完了されたデータ数を記憶する。
ース部１５に対応した情報記憶を行う機能を有してお
り、インフラインターフェース部１５において送受した
相手先と、その際のデータ量を記憶する。例えば、デー
タ通信をフレーム単位の時分割で行う場合には、送受が
完了されたフレーム番号を記憶し、或いは連続で通信す
る場合には、制御部２０に内蔵されるカウンタ等を利用
して送受が完了されたデータ数を記憶する。
【００１５】表示部１４は前記メモリ部１８に記憶され
ている送受が完了されたデータ量、即ちフレーム番号や
データ数を数値等によって表示する。また、このとき、
データを送信する場合には、メモリ部１８に記憶されて
いるデータ量を一旦制御部２０に入力し、ここで演算を
行って本来送信すべきデータ量に対する送信完了データ
量の割合を表示するように構成してもよい。
ている送受が完了されたデータ量、即ちフレーム番号や
データ数を数値等によって表示する。また、このとき、
データを送信する場合には、メモリ部１８に記憶されて
いるデータ量を一旦制御部２０に入力し、ここで演算を
行って本来送信すべきデータ量に対する送信完了データ
量の割合を表示するように構成してもよい。
【００１６】制御部２０は前記インフラインターフェー
ス部１５、ＰＣＭＣＩＡインターフェース部１６、電源
部１７、メモリ部１８、表示部１４の各構成ブロックを
制御してＰＣカード無線モデム１０の全体の制御を実施
する。また、制御部２０は前記電源部１７の電池２１の
電圧を常時監視し、電池電圧が所定電圧よりも低下され
たときにはアラーム部１９を駆動してアラームを発生さ
せる。なお、この制御部２０は、ここでは時計機能を備
えており、データ通信に際しての時刻情報をメモリ部に
出力し、或いはカウンタ機能を備えて送受信するデータ
のフレーム番号やデータ数を計数してメモリ部１８に出
力することが可能である。
ス部１５、ＰＣＭＣＩＡインターフェース部１６、電源
部１７、メモリ部１８、表示部１４の各構成ブロックを
制御してＰＣカード無線モデム１０の全体の制御を実施
する。また、制御部２０は前記電源部１７の電池２１の
電圧を常時監視し、電池電圧が所定電圧よりも低下され
たときにはアラーム部１９を駆動してアラームを発生さ
せる。なお、この制御部２０は、ここでは時計機能を備
えており、データ通信に際しての時刻情報をメモリ部に
出力し、或いはカウンタ機能を備えて送受信するデータ
のフレーム番号やデータ数を計数してメモリ部１８に出
力することが可能である。
【００１７】この構成のＰＣカード無線モデム１０によ
れば、図１に示したようにコネクタ１１をパーソナルコ
ンピュータ１のコネクタ３に接続すると、電源部１７が
オン状態となり、パーソナルコンピュータ１を無線回線
を通して他の端末に接続し、無線データ通信が実行され
る。図３はその際の動作を示すフローチャートである。
先ず、電源部１７がオン状態となると、直ちに待受け状
態となる（Ｓ１０１）。発呼接続要求によりその可否を
判定し（Ｓ１０２）、接続可能であれば、データ通信を
開始し、データを送信する（Ｓ１０３）。接続不可であ
れば、待受け状態に戻る。
れば、図１に示したようにコネクタ１１をパーソナルコ
ンピュータ１のコネクタ３に接続すると、電源部１７が
オン状態となり、パーソナルコンピュータ１を無線回線
を通して他の端末に接続し、無線データ通信が実行され
る。図３はその際の動作を示すフローチャートである。
先ず、電源部１７がオン状態となると、直ちに待受け状
態となる（Ｓ１０１）。発呼接続要求によりその可否を
判定し（Ｓ１０２）、接続可能であれば、データ通信を
開始し、データを送信する（Ｓ１０３）。接続不可であ
れば、待受け状態に戻る。
【００１８】制御部２０は常時電源部１７からのの電池
電圧出力を監視しており（Ｓ１０４）、電圧が所定電圧
以上のときにはデータ通信を実行し、かつ継続する（Ｓ
１０５）。一方、電圧が所定電圧よりも低下したときに
はアラーム部１９を駆動してアラームを発生させる（Ｓ
１０６）。そして、データ通信中にアラームを発生させ
たときには、アラームの発生と同時にデータ通信を直ち
に停止させる（Ｓ１０７）。そして、停止した時点での
データ量を検出し（Ｓ１０８）、このデータ量をメモリ
部１８に送出し、メモリ部１８に記憶させる（Ｓ１０
９）。また、これと同時に表示部１４にはデータ通信を
停止したことを表示し、併せて送信が完了されたデータ
量を表示する（Ｓ１１０）。
電圧出力を監視しており（Ｓ１０４）、電圧が所定電圧
以上のときにはデータ通信を実行し、かつ継続する（Ｓ
１０５）。一方、電圧が所定電圧よりも低下したときに
はアラーム部１９を駆動してアラームを発生させる（Ｓ
１０６）。そして、データ通信中にアラームを発生させ
たときには、アラームの発生と同時にデータ通信を直ち
に停止させる（Ｓ１０７）。そして、停止した時点での
データ量を検出し（Ｓ１０８）、このデータ量をメモリ
部１８に送出し、メモリ部１８に記憶させる（Ｓ１０
９）。また、これと同時に表示部１４にはデータ通信を
停止したことを表示し、併せて送信が完了されたデータ
量を表示する（Ｓ１１０）。
【００１９】その後も、電源部１７は電池電圧を監視し
ており、これに伴って制御部２０でのアラームの継続の
有無を判定し（Ｓ１１１）、かつアラームを継続する
（Ｓ１１２）。そして、例えば時間の経過によって電池
電圧が復旧されたとき、或いは利用者が電池を交換して
電池電圧が復旧された場合には、このことを制御部２０
に出力する。制御部２０はこれを受けてアラームを停止
させ、改めて再発呼状態となり（Ｓ１１３）、再発呼に
より接続が可能とされたときには再びデータの送信を実
行する。このとき、データを最初から送信してもよく、
或いはメモリ部１８に記憶されている送信完了のデータ
量に基づき、送信されていない次のデータから送信を開
始してもよい。
ており、これに伴って制御部２０でのアラームの継続の
有無を判定し（Ｓ１１１）、かつアラームを継続する
（Ｓ１１２）。そして、例えば時間の経過によって電池
電圧が復旧されたとき、或いは利用者が電池を交換して
電池電圧が復旧された場合には、このことを制御部２０
に出力する。制御部２０はこれを受けてアラームを停止
させ、改めて再発呼状態となり（Ｓ１１３）、再発呼に
より接続が可能とされたときには再びデータの送信を実
行する。このとき、データを最初から送信してもよく、
或いはメモリ部１８に記憶されている送信完了のデータ
量に基づき、送信されていない次のデータから送信を開
始してもよい。
【００２０】したがって、パーソナルコンピュータの利
用者は、アラームが発生したときには、ＰＣカード無線
モデム１０の表示部１４を確認することで、データが送
信完了されたか否かを認識することができる。また、電
池が交換される等して電池電圧が復旧されたときには、
自動的に再発呼を行ってデータ送信が実行されるので、
利用者は再発呼の操作を行うことなく確実にデータ送信
を完了させることができる。これにより、少なくとも誤
りを含むデータが送信されることを未然に防止でき、か
つデータの送信が中断された場合には改めてデータの送
信を自動的に行うことでデータが未送信の状態のままに
なることはない。
用者は、アラームが発生したときには、ＰＣカード無線
モデム１０の表示部１４を確認することで、データが送
信完了されたか否かを認識することができる。また、電
池が交換される等して電池電圧が復旧されたときには、
自動的に再発呼を行ってデータ送信が実行されるので、
利用者は再発呼の操作を行うことなく確実にデータ送信
を完了させることができる。これにより、少なくとも誤
りを含むデータが送信されることを未然に防止でき、か
つデータの送信が中断された場合には改めてデータの送
信を自動的に行うことでデータが未送信の状態のままに
なることはない。
【００２１】ここで、前記実施例はデータを送信する場
合について説明しているが、データを受信中にアラーム
が発生したときには、受信は継続するが、アラームが発
生した時点までのデータ量をメモリ部に記憶し、これを
表示部に表示させるように構成してもよい。これによ
り、利用者は、受信したデータのいずれの部分までが正
常に受信でき、それ以後のデータには誤りが含まれる可
能性があることを認識することができる。
合について説明しているが、データを受信中にアラーム
が発生したときには、受信は継続するが、アラームが発
生した時点までのデータ量をメモリ部に記憶し、これを
表示部に表示させるように構成してもよい。これによ
り、利用者は、受信したデータのいずれの部分までが正
常に受信でき、それ以後のデータには誤りが含まれる可
能性があることを認識することができる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、無線回線
に対して無線インターフェース機能を有するインフライ
ンターフェース部と、データ端末装置との間の接続を行
うＰＣＭＣＩＡ規格に準拠したインターフェース部と、
無線回線における発着信等の手順制御機能を有する制御
部と、電池を電源としこの電池の電圧を常時監視する電
源部と、制御部に接続されて送受信した情報を記憶する
メモリ部と、メモリ部に記憶された送受信情報を表示す
る表示部とを備えており、制御部は電源部における電池
電圧の監視結果に基づいて電池容量が低下されたときに
アラームを発生させると共にデータ通信を停止し、かつ
通信されたデータ量を含む送受信データをメモリ部に記
憶し、かつこれを表示部に表示する機能を備えているの
で、電池の電圧が低下したときにはデータ通信を停止さ
せ、それまでのデータ量と相手方とを記憶しかつ表示す
ることにより、電池電圧の低下に伴うデータ通信の不良
を防止する一方でデータ通信の完了の有無が確認でき、
無駄なデータ通信を未然に回避することができる。
に対して無線インターフェース機能を有するインフライ
ンターフェース部と、データ端末装置との間の接続を行
うＰＣＭＣＩＡ規格に準拠したインターフェース部と、
無線回線における発着信等の手順制御機能を有する制御
部と、電池を電源としこの電池の電圧を常時監視する電
源部と、制御部に接続されて送受信した情報を記憶する
メモリ部と、メモリ部に記憶された送受信情報を表示す
る表示部とを備えており、制御部は電源部における電池
電圧の監視結果に基づいて電池容量が低下されたときに
アラームを発生させると共にデータ通信を停止し、かつ
通信されたデータ量を含む送受信データをメモリ部に記
憶し、かつこれを表示部に表示する機能を備えているの
で、電池の電圧が低下したときにはデータ通信を停止さ
せ、それまでのデータ量と相手方とを記憶しかつ表示す
ることにより、電池電圧の低下に伴うデータ通信の不良
を防止する一方でデータ通信の完了の有無が確認でき、
無駄なデータ通信を未然に回避することができる。
【００２３】また、制御部は電池電圧が復旧されたとき
には、メモリ部に記憶された送受信データに基づいて再
度発着信を行ない、送受信が行われていないデータの通
信を行う機能を備えることにより、データ通信が未完了
のままとなることを回避し、確実なデータ通信が可能と
なる。
には、メモリ部に記憶された送受信データに基づいて再
度発着信を行ない、送受信が行われていないデータの通
信を行う機能を備えることにより、データ通信が未完了
のままとなることを回避し、確実なデータ通信が可能と
なる。
【図１】本発明の対象となるＰＣカード無線モデムの概
略構成を示す外観図である。
略構成を示す外観図である。
【図２】本発明にかかるＰＣカード無線モデムの一実施
例の内部構成を示すブロック構成図である。
例の内部構成を示すブロック構成図である。
【図３】本発明のＰＣカード無線モデムの動作を説明す
るためのフローチャートである。
るためのフローチャートである。
１ パーソナルコンピュータ １０ ＰＣカード無線モデム １１ コネクタ １２ アンテナ １４ 表示部 １５ インフラインターフェース部 １６ ＰＣＭＣＩＡインターフェース部 １７ 電源部 １８ メモリ部 １９ アラーム部 ２０ 制御部 ２１ 電池
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｌ 13/08 9371−5Ｋ 27/00
Claims (3)
- 【請求項１】 データ端末装置に接続され、無線回線を
介して他の端末装置とのデータ通信を行うＰＣカード無
線モデムにおいて、無線回線に対して無線インターフェ
ース機能を有するインフラインターフェース部と、前記
データ端末装置との間の接続を行うＰＣＭＣＩＡ規格に
準拠したインターフェース部と、無線回線における発着
信等の手順制御機能を有する制御部と、電池を電源とし
この電池の電圧を常時監視する電源部と、前記制御部に
接続されて送受信した情報を記憶するメモリ部と、メモ
リ部に記憶された送受信情報を表示する表示部とを備
え、前記制御部は電源部における電池電圧の監視結果に
基づいて電池容量が低下されたときにアラームを発生さ
せると共にデータ通信を停止し、かつ通信されたデータ
量を含む送受信データを前記メモリ部に記憶し、かつこ
れを表示部に表示する機能を備えることを特徴とするＰ
Ｃカード無線モデム。 - 【請求項２】 メモリ部には、送受信されたデータ量
と、その通信相手方とを記憶し、表示部はこれらのデー
タ量と通信相手方とを表示する請求項１のＰＣカード無
線モデム。 - 【請求項３】 データ端末装置に接続され、無線回線を
介して他の端末装置とのデータ通信を行うＰＣカード無
線モデムにおいて、無線回線に対して無線インターフェ
ース機能を有するインフラインターフェース部と、前記
データ端末装置との間の接続を行うＰＣＭＣＩＡ規格に
準拠したインターフェース部と、無線回線における発着
信等の手順制御機能を有する制御部と、電池を電源とし
この電池の電圧を常時監視する電源部と、前記制御部に
接続されて送受信した情報を記憶するメモリ部とを備
え、前記制御部は電源部における電池電圧の監視結果に
基づいて電池容量が低下されたときにアラームを発生さ
せると共にデータ通信を停止し、かつ電池電圧が復旧さ
れたときには、メモリ部に記憶された送受信データに基
づいて再度発着信を行なって送受信が行われていないデ
ータの通信を行う機能を備えることを特徴とするＰＣカ
ード無線モデム。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6211739A JPH0865356A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | Ｐｃカード無線モデム |
| GB9516819A GB2292503B (en) | 1994-08-15 | 1995-08-14 | Battery-powered accessory for a data processing apparatus for radio data communication |
| US08/515,014 US5678229A (en) | 1994-08-15 | 1995-08-14 | Battery-powered accessory for radio data communication of a data processing apparatus |
| AU28558/95A AU688534B2 (en) | 1994-08-15 | 1995-08-15 | Battery-powered accessory for radio data communication of a data processing apparatus |
| CA002156149A CA2156149C (en) | 1994-08-15 | 1995-08-15 | Battery-powered accessory for radio data communication of a data processing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6211739A JPH0865356A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | Ｐｃカード無線モデム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0865356A true JPH0865356A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16610791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6211739A Pending JPH0865356A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | Ｐｃカード無線モデム |
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| JP (1) | JPH0865356A (ja) |
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| CA (1) | CA2156149C (ja) |
| GB (1) | GB2292503B (ja) |
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