JP2003087172A - 情報通信装置、無線通信端末、情報通信プログラム - Google Patents

情報通信装置、無線通信端末、情報通信プログラム

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JP2003087172A
JP2003087172A JP2001271893A JP2001271893A JP2003087172A JP 2003087172 A JP2003087172 A JP 2003087172A JP 2001271893 A JP2001271893 A JP 2001271893A JP 2001271893 A JP2001271893 A JP 2001271893A JP 2003087172 A JP2003087172 A JP 2003087172A
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Masabumi Matsumura
正文 松村
Chikara Ushimaru
主税 牛丸
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報端末による制御に依存しないでカード型無
線通信装置の消費電力の低減を図り、情報通信装置全体
としての省電力化を図る。 【解決手段】情報端末1は、装着されたカード型無線通
信端末2を通じて、他の装置との間で無線通信を行う。
情報端末1は、電源残量検出部7により検出された電源
8の残量が所定値以下となった場合に、電力残量情報を
カード型無線通信端末2に対して送信する。カード型無
線通信端末2は、情報端末1からの電力残量情報をもと
に、間欠的な無線通信を実行する際の無線通信停止期間
を決定し、この停止期間に従う間欠的な無線通信を実行
する際に、無線通信停止期間の動作(クロック)を停止
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信を行う情
報通信装置、無線通信端末、情報通信プログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、無線通信を行う情報端末1、特
に内蔵バッテリを電源として動作する情報端末1では、
動作可能時間を延ばすなどの理由から省電力化が求めら
れている。従来の情報端末1における電力制御は、情報
端末1側が主体となって行なっていた。
【0003】消費電力を低減させる電力制御の技術とし
ては、例えば特開平10−271062号公報に開示さ
れたものがある。特開平10−271062号に開示さ
れた技術は、無線通信部が送信中の時に情報処理部の消
費電力を小さくすることで省電力を図るものである。そ
のために、無線通信部が無線電波を用いて送受信するデ
ータを情報処理する情報処理部と、情報処理部で情報処
理処理されるデータを無線電波によって無線通信部から
送信中には、情報処理部の動作を所定消費電流内に制限
する消費電流制限手段を備える。この消費電流制限手段
は、電源部の電池残量、外部電源による電源供給の有無
により情報処理部を制御する。
【0004】最近では、情報端末1に装着することで、
情報端末1を情報通信装置として動作させることが可能
なカード型無線通信装置が用いられている。カード型無
線通信装置は、情報端末1に設けられたスロットに装着
可能なカードに、無線通信機能が搭載されたものであ
る。カード型無線通信装置は、情報端末1のスロットに
装着されることで、情報端末1によって無線通信が制御
される。
【0005】カード型無線通信装置を用いて情報通信装
置として動作する場合、無線通信に伴う電力消費を低減
させるためには、前述したように情報端末1側で行わな
ければならない。カード型無線通信装置が各種の情報端
末1に装着されて使用されるように構成されているた
め、情報端末1は、装着されたカード型無線通信装置に
応じた通信制御をする機能を用意しなければならない。
【0006】ところで、通信路を介してデータを伝送す
る際に、伝送するデータ量を制御する方法として、次の
ようなものがあった。例えば、特開2000−3328
29号では、インターネットテレビ電話等の受信端末に
おいて、送信端末からの受信データ量制御が可能とな
り、音切れや画像の乱れなどがなく、効率の良いリアル
タイムデータ通信が可能となる受信データ量制御方法が
開示されている。この方法では、リアルタイムデータ通
信時に、受信端末でパケット損失、又はパケットのゆら
ぎが一定値を超えたことを認識すると、送信端末に対し
データ量変更要求パケットを送出する。送信端末はこれ
を受信するとデータの符号化方式を変更し、送信データ
量を変更し送出する。
【0007】この方法では、通信路が混雑した状態であ
っても音切れや画像の乱れを少なくすることを目的と
し、パケット損失、又はパケットのゆらぎに応じて伝送
するデータ量を変更するものであり、高品質な音や画像
の送信が必ずしも必要でない場合であっても、必要以上
のデータ量のデータ伝送を行うなど、非効率的に電力を
使用する場合があるという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の情報
通信装置では、カード型無線通信装置を用いて無線通信
を行う場合、無線通信に伴う電力消費を低減させるため
には情報端末1側で通信制御を行わなければならない
が、カード型無線通信装置が異なる情報端末1に装着可
能な構成であるので、装着されたカード型無線通信装置
に応じた通信制御を行う機能を用意しなければならなか
った。すなわち、カード型無線通信装置の電力消費の低
減を図るためには、情報端末1による通信制御に依存す
るしかなかった。
【0009】また、通信路を介してデータを伝送する際
に、通信路が混雑した状態であっても音切れや画像の乱
れを少なくすることを目的として伝送するデータ量を変
更する技術があるが、この制御方法では非効率的に電力
を使用する場合があった。
【0010】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、情報端末による通信制御に依存しないでカ
ード型無線通信装置の消費電力の低減を図り、情報通信
装置全体としての省電力化を図ることが可能な情報通信
装置、無線通信端末、情報通信プログラムを提供するこ
とを目的とする。
【0011】また本発明は前記のような事情を考慮して
なされたもので、状況に応じて伝送するデータ量を制御
し、効率的に電力を使用して省電力化を図ることが可能
な情報通信装置、無線通信端末、情報通信プログラムを
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、他の装置との
間で無線通信を行う情報通信装置において、電力が蓄積
された電源と、前記電源の電力残量を検出する電源残量
検出手段と、前記電源残量検出手段によって検出された
電源残量が所定値以下となった場合に、電力残量を示す
電力残量情報を送信する電力残量情報送信手段と、前記
電力残量情報送信手段により送信された電力残量情報を
もとに、間欠的な無線通信を実行する際の無線通信停止
期間を決定する停止期間決定手段と、前記停止期間決定
手段によって決定された無線通信停止期間に従う、間欠
的な無線通信を他の装置との間で実行する無線通信手段
と、前記無線通信手段による間欠的な無線通信の無線通
信停止期間の動作を停止させる停止手段と有したことを
特徴とする。
【0013】また本発明は、他の装置との間で無線通信
を介してデータを伝送する情報通信装置において、環境
情報に基づいて伝送データ量を設定する伝送データ量設
定手段と、前記伝送データ量設定手段によって設定され
た伝送データ量を満たすように、前記他の装置に対して
伝送すべきデータを符号化して伝送データ量を調整する
符号化手段とを具備したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は第1実施形態に係わ
る情報通信装置の構成の概略を示す図である。第1実施
形態の情報通信装置は、情報端末1にカード型無線通信
端末2(無線通信端末)が装着されることで構成されて
いる。情報端末1は、記録媒体に記録されたプログラム
を読み込み、このプログラムによって動作が制御される
コンピュータによって実現される。カード型無線通信端
末2は、例えばSD(Secure digital)メモリカードに
無線通信機能が搭載されることによって実現されている
ものとする。SDメモリカードは、SD Associ
ationが推奨する著作権保護機能を持つ小型メモリ
カード規格に準拠したメモリカードである。また、カー
ド型無線通信端末2に実装される無線通信技術としてB
luetoothを使用するものとする。従って、カー
ド型無線通信端末2は、SDカードスロットが設けられ
た情報端末1であれば何れであっても使用することがで
き、Bluetoothによる無線通信機能が搭載され
た他の装置との間で無線通信を実施することができる。
【0015】図2は、図1に示す情報通信装置のシステ
ム構成を示すブロックである。図2に示すように、情報
端末1は、操作部3、表示部4、制御部5、SDインタ
フェース6、電源残量検出部7、電源8、ROM9、及
びRAM10によって構成されている。
【0016】操作部3は、ユーザの各種入力デバイスに
対する操作による情報端末1への指示を入力する。
【0017】表示部4は、制御部5の制御のもとで、ユ
ーザに提示する各種情報をディスプレイに表示する。制
御部5は、ROM9またはRAM10に格納されたプロ
グラムに従って各部を制御する。制御部5は、カード型
無線通信端末2による無線通信に伴う電力消費の低減を
図るために、電源残量検出部7から通知された電源8の
残量を示す電源残量情報、もしくは要求消費電力残量情
報からなる制御情報をカード型無線通信端末2に通知す
る。
【0018】SDインタフェース6は、SDメモリカー
ドの規格に準拠したカード型カード型無線通信端末2と
のインタフェースであり、データ通信、制御情報通信、
電源供給等を行う。電源残量検出部7は、電源8の電源
残量を検出して、制御部5に通知する。
【0019】電源8は、内部バッテリであり、情報端末
1とカード型カード型無線通信端末2に対して電力を供
給する。ROM9は、情報端末1を制御するためのプロ
グラム等が格納される。RAM10は、情報端末1を制
御するためのプログラムやデータ等が格納される。
【0020】一方、カード型無線通信端末2は、通信制
御部11、SDインタフェース12、制御部13、RF
部14、アンテナ15、ROM16、及びRAM17に
よって構成されている。
【0021】通信制御部11は、電力制御を行うための
通信制御を行う。第1実施形態では、無線通信技術とし
てBluetoothを用いているので、無線通信に伴
う消費電力の低下を図るために、Bluetoothの
規格に従う省電力モードによる通信を実行する。
【0022】SDインタフェース12は、SDメモリカ
ードの規格に準拠した情報端末1とのインタフェースで
あり、データ通信、制御情報通信、電源供給等を行う。
【0023】制御部13は、ROM16またはRAM1
7に格納されたプログラム(情報通信プログラム)に従
って、ベースバンド制御やリンクコントローラ等、Bl
uetoothの規格に従う無線通信を制御する。
【0024】RF部14は、無線通信インタフェース
(I/F)であり、アンテナ15により受信される信号
を復調して制御部13へ出力し、また制御部13からの
信号を変調してアンテナ15から送信する。ROM16
は、無線通信やデータ転送を行うための情報通信プログ
ラムやデータ等が予め格納される。ROM16に予め格
納されるデータには、無線通信に伴う消費電力を抑える
ように動作状態を制御するために利用されるテーブルデ
ータが含まれている。
【0025】RAM17は、無線通信やデータ転送を行
うための情報通信プログラムやデータ等が格納される。
【0026】第1実施形態における情報通信装置では、
カード型無線通信端末2は、情報端末1から電力残量情
報を受信することにより、その電力残量情報に基づいて
通信モードを変更し、間欠的にデータ通信を行うことで
省電力化を図る。これは、Bluetoothにおいて
SNIFFモードによってデータ転送を行うことに相当
する。Bluetoothによる通常のデータ転送処理
状態においては、図3(a)に示すように、パケット送
受信が交互に行なわれるが、SNIFFモードにおいて
は、図3(b)に示すように、パケット送受信が間欠的
に行われる。このため、パケット送受信を行なわない間
(時間T1)は、カード型無線通信端末2の動作を停止
させる、すなわちクロックを停止させることができ、そ
の分、消費電力を抑えることができる。また、SNIF
Fモードにおいて、図3(c)に示すように、送受信を
行なわない時間を、時間T1より長い時間T2とするこ
とによって、より消費電力を抑えることが可能となる。
【0027】次に、第1実施形態における動作について
説明する。第1実施形態では、カード型無線通信端末2
がSNIFFモードに移行する状況として、(1)情報
端末1から電力残量情報を受信した時、(2)情報端末
1から要求消費電力情報を受信した時、(3)無線通信
相手先の装置との間で送受信するデータが所定量以下あ
るいは送受信されるデータが無い時、があるものとす
る。以下、(1)〜(3)のそれぞれの状況について説
明する。
【0028】まず、(1)情報端末1から電力残量情報
を受信した時に、カード型無線通信端末2がSNIFF
モードに移行する場合について説明する。図4には、情
報端末1とカード型無線通信端末2との間で各種情報を
送受信することによって通信方式を変更する制御の流れ
を示す図、図5には情報端末1における制御の流れを示
すフローチャート、図6にはカード型無線通信端末2に
おける制御の流れを示すフローチャートをそれぞれ示し
ている。なお、図4では、図1及び図2と同様な、情報
端末1にカード型無線通信端末2が装着されて構成され
た情報通信装置を無線通信相手としてしているものとし
ている。
【0029】まず、情報端末1の制御部5は、電力残量
検出部7によって電源8の電源残量が予め決められた所
定値以下となったことを検出したとき(ステップA
1)、その情報を電力残量情報としてカード型無線通信
端末2に送信するために、電力情報パケットを生成する
(ステップA2)。制御部5は、SDインタフェース6
を通じて、カード型無線通信端末2へ電力情報パケット
を送出する(ステップA3、図4(a))。
【0030】一方、カード型無線通信端末2は、情報端
末1からSDインタフェース12を通じて受信したパケ
ットを通信制御部11において解析する。その結果、電
力情報パケットであった場合に(ステップB1)、通信
制御部11は、所望する消費電力に抑えるために、クロ
ック停止可能な時間と確保すべき通信帯域をもとにし
て、SNIFFモードによる間欠通信をする際の停止時
間を算出する。
【0031】そして、制御部13は、算出した停止時間
でのSNIFFモードによる通信を要求するSNIFF
要求パケットを、無線通信相手先に対して、RF部1
4、アンテナ15を通じて送出する(ステップB2、図
4(b))。
【0032】一方、無線通信相手である情報通信装置
は、カード型無線通信端末によってSNIFF要求パケ
ットを受信すると、このSNIFF要求に応じたSNI
FFモードでの無線通信が可能であればSNIFF確認
パケットを返送する(図4(d))と共に、情報端末に
SNIFFモードにより無線通信を行うことを通知する
ために電力制御情報を通知する(図4(d))。
【0033】SNIFF要求パケットを無線通信相手先
に対して送信することで、無線通信相手からSNIFF
確認パケットを受信すると(ステップB3、図4
(c))、カード型無線通信端末2の制御部13は、通
信制御部11によって先に算出したSNIFFモードに
よる間欠通信をする際の停止時間に応じた通信制御の実
行を指示すると共に(ステップB4)、無線通信相手に
よりSNIFF要求が受け入れられ、SNIFFモード
により無線通信を行うことを通知するために電力制御情
報を情報端末1に対して通知する(ステップB5、図4
(e))。
【0034】こうして、情報端末1は、電源8の残量減
少を検出して電力残量情報をカード型無線通信端末2に
対して送信することで、カード型無線通信端末2による
無線通信に伴う消費電力が抑えられる場合には、カード
型無線通信端末2から電力制御情報を受信する(ステッ
プA4)。
【0035】カード型無線通信端末2は、通信制御部1
1の制御によりSNIFFモードに移行して、間欠的に
データ送受信を実行することにより、データ転送を実行
しない間でクロックを停止させることができ、これによ
り消費電力を抑えることが可能となる。
【0036】なお、カード型無線通信端末2は、無線通
信相手によりSNIFF要求が受け入れられなかった場
合には、消費電力を抑えるためのSNIFFモードによ
る通信を行わない。
【0037】このようにして、情報端末1の電源8の電
源残量が所定値以下となった場合に電源残量情報がカー
ド型無線通信端末2に送信され、カード型無線通信端末
2では電源残量情報に応じて間欠的な無線通信を実行す
るモードに移行して消費電力の低減が図られる。こうし
て、カード型無線通信端末2における無線通信に伴う消
費電力が抑えられることで、情報通信装置全体の消費電
力の低減を図ることができる。
【0038】なお、情報端末1からカード型無線通信端
末2に対して電源残量情報を継続して送信することによ
って、カード型無線通信端末2において現在の電源残量
に応じてクロック停止時間を算出し、クロック停止時間
(間欠的に無線通信を行う際の通信停止時間)を電源残
量の変化に合わせて動的に変更するようにしても良い。
また、情報端末1において所定値まで電源残量が少なく
なったことが検出された場合に、電源残量情報をカード
型無線通信端末2に対して送信し、この電源残量情報を
もとに算出したクロック停止時間に応じた無線通信を継
続して行うようにしても良い。
【0039】次に、(2)情報端末1から要求消費電力
情報を受信した時に、カード型無線通信端末2がSNI
FFモードに移行する場合について説明する。図7に
は、カード型無線通信端末2における要求消費電力情報
に基づく制御の流れを示すフローチャートを示してい
る。
【0040】まず、情報端末1の制御部5は、電力残量
検出部7によって電源8の電源残量が予め決められた所
定値以下となったことを検出したとき、前述した(1)
の場合と同様にして、その情報を電力残量情報としてカ
ード型無線通信端末2に対して送信する際に、要求消費
電力に関する情報(要求消費電力情報)を付加して、電
力情報パケットを生成する。要求消費電力情報は、情報
端末1がカード型無線通信端末2に対して、カード型無
線通信端末2が無線通信に伴って消費する電力量を指示
するための情報である。
【0041】カード型無線通信端末2は、情報端末1か
ら要求消費電力情報を含む電力情報パケットを受信する
と(ステップC1)、ROM16に格納されたテーブル
データを参照して(ステップC2)、要求消費電力情報
に応じたSNIFFモードによる間欠的な無線通信を行
う際のパケット送受信を行わない時間T1を決定する
(ステップC3)。
【0042】図8には、カード型無線通信端末2のRO
M16に予め格納されるテーブルデータの一例を示して
いる。ROM16には、図8(a)に示すような、情報
端末1から通知される要求消費電力のそれぞれの値に対
応する、時間T1を示すデータが設定されたテーブルが
格納されている。テーブル中の時間T1を示すデータ
は、図8(b)に示すような要求消費電力と時間T1と
の関係に基づいて設定されている。すなわち、要求消費
電力が少ないほど、時間T1が長くなるように設定され
ている。
【0043】従って、カード型無線通信端末2は、RO
M16に格納されたテーブルデータを参照して時間T1
を決定することによって、要求消費電力が少ない場合に
は時間T1を長くして間欠的に無線通信を行うことで、
クロック停止が可能な時間を長くして電力消費が少なく
なるようにし、要求消費電力が多い場合には時間T1を
短くして間欠的に無線通信を行うことで、クロック停止
が可能な時間を短くする。こうして、カード型無線通信
端末2は、情報端末1から要求された消費電力に見合っ
た適切な時間T1を決定することができる。
【0044】一方、情報端末1は、カード型無線通信端
末2に対して要求消費電力情報を送信することで、カー
ド型無線通信端末2による無線通信に伴う消費電力を計
算することができるようになる。従って、情報端末1
は、より正確に、電源8の消費時間を把握することが可
能となる。
【0045】なお、図7に示すフローチャートのステッ
プC4〜C7の処理は、図6に示すフローチャートのス
テップB2〜B5と同様の処理であるものとして詳細な
説明を省略する。また、情報端末1は、図5に示すフロ
ーチャートと同様の処理を実行するものとして詳細な説
明を省略する。
【0046】このようにして、カード型無線通信端末2
は情報端末1から通知される要求消費電力情報に応じ
て、情報端末1が要求する消費電力となるような間欠的
な無線通信を実現することができる。この際、カード型
無線通信端末2は、ROM16に格納されたテーブルデ
ータを参照することで、情報端末1から要求された消費
電力以上の電力を消費しないように、段階的に状況に合
わせてクロック停止時間を決定することが可能となる。
また、情報端末1は、カード型無線通信端末2に対して
要求消費電力情報を通知することで、カード型無線通信
端末2における無線通信に伴う消費電力を計算すること
ができるため、より正確に電源残量を見積もることが可
能となる。
【0047】次に、(3)無線通信相手先の装置との間
で送受信するデータが所定量以下あるいは送受信される
データが無い時に、SNIFFモードに移行する場合に
ついて説明する。
【0048】図9には、カード型無線通信端末2におけ
る送受信データがない時の制御の流れを示すフローチャ
ートを示している。
【0049】カード型無線通信端末2は、通信制御部1
1によって、SDインタフェース12を通じて情報端末
1との間で送受信されるデータが、予め決められた一定
時間(t0)無い状態が続いてたか否かを監視してい
る。すなわち、通信制御部11は、一定時間(t0)を
計測するためのタイマ値を初期値0に設定し(ステップ
D1)、計測を開始してタイマ値を順次更新しながら、
SDインタフェース12を通じて送受信データの有無を
監視する。
【0050】ここで、一定時間(t0)、データ送受信
が無かった場合(ステップD2)、通信制御部11は、
消費電力を抑えるために、無線通信を通常モードからデ
ータを間欠的に送信するSNIFFモードへ変更する。
【0051】この時、カード型無線通信端末2は、RO
M16に格納されたテーブルデータを参照して、SNI
FFモードによる間欠的な無線通信を行う際のパケット
送受信を行わない時間T1を決定する(ステップD
3)。
【0052】図10には、カード型無線通信端末2のR
OM16に予め格納されるテーブルデータの一例を示し
ている。ROM16には、図10(a)に示すような、
送受信データの有無を監視する一定時間(t0)のそれ
ぞれの値に対応する、時間T1を示すデータが設定され
たテーブルが格納されている。テーブル中の時間T1を
示すデータは、図10(b)に示すような一定時間(t
0)と時間T1との関係に基づいて設定されている。す
なわち、送受信データの無い時間が長いほど、時間T1
が長くなるように設定されている。
【0053】従って、カード型無線通信端末2は、送受
信データが一定時間(t0)無かった場合には、データ
の監視に用いた一定時間(t0)に応じて時間T1を決
定することによって、送受信データが無い時間が長い場
合には時間T1を長くして間欠的に無線通信を行うこと
で、クロック停止が可能な時間を長くして電力消費が少
なくなるようにし、送受信データが無い時間が短い場合
には時間T1を短くして間欠的に無線通信を行うこと
で、クロック停止が可能な時間を短くする。こうして、
カード型無線通信端末2は、送受信データが一定時間
(t0)無い場合には、その時間t0に応じた適切な時
間T1を決定することができる。
【0054】なお、図9に示すフローチャートのステッ
プD4〜D7の処理は、図6に示すフローチャートのス
テップB2〜B5と同様の処理であるものとして詳細な
説明を省略する。また、情報端末1は、図5に示すフロ
ーチャートと同様の処理を実行するものとして詳細な説
明を省略する。
【0055】これにより、カード型無線通信端末2は、
情報端末1からの指示を受けることなく、SDインタフ
ェース12を通じて送受信されるデータの一定時間内で
の有無に応じて、無線通信に伴う消費電力を抑えること
ができる通信モードに移行することができる。また、送
受信データがある状態であれば通常の通信モードを維持
し、一定時間、送受信データが無いことが検知された時
点で瞬時にSNIFFモードに通信モードを変更して、
不要な消費電力を抑えることが可能となる。
【0056】なお、カード型無線通信端末2がデータの
送受信を監視する一定時間(t0)は、情報端末1から
の指示によって変更できるようにしても良い。その場
合、カード型無線通信端末2は、情報端末1から指示さ
れた一定時間(t0)に応じた時間T1を、ROM16
に格納されたテーブルデータを参照することで決定す
る。
【0057】また、カード型無線通信端末2がデータの
送受信を監視する一定時間(t0)が固定して設定され
ている場合、ROM16にはT1=(t0)/2に基づ
いた時間T1を示すデータのみが格納されていても良
い。
【0058】なお、前述した説明では、一定時間、送受
信データがない場合にSNIFFモードに通信モードを
変更するとしているが、送受信データが所定量以下とな
った場合に、送受信データ量に応じた時間T1を決定し
て、間欠的な無線通信を実行するようにしても良い。
【0059】図11には、カード型無線通信端末2にお
ける送受信データが所定量以下となった時の制御の流れ
を示すフローチャートを示している。
【0060】カード型無線通信端末2は、通信制御部1
1によって、SDインタフェース12を通じて情報端末
1との間で送受信されるデータが、予め決められた一定
時間(Tunit)に所定量以下であるか否かを監視してい
る。すなわち、通信制御部11は、一定時間(Tunit)
を計測するためのタイマ値を初期値0に設定し(ステッ
プE1)、計測を開始してタイマ値を順次更新しなが
ら、SDインタフェース12を通じて送受信される送受
信データのデータ量を監視する。
【0061】ここで、一定時間(Tunit)におけるデー
タ送受信量(D1)が、予め決められた所定量以下であ
った場合、データ通信帯域が余っており、不要な送受信
スロットが存在することになる。通信制御部11は、不
要な送受信スロットでの消費電力を抑えるために、無線
通信を通常モードからデータを間欠的に送信するSNI
FFモードへ変更する。
【0062】この時、通信制御部11は、一定時間(T
unit)に送受信されるデータ量D1に基づいて、SNI
FFモードによる間欠的な無線通信を行う際のパケット
送受信を行わない時間T2を決定する(ステップE
3)。
【0063】ここでは、現在のクロック停止時間をT
1、次のクロック停止時間をT2、一定時間(Tunit)
に送受信されたデータ量D1、1スロット辺りのデータ
送受信量をDunitと定義すると、例えば、T2=T1+
(D1/Dunit)×k(ただし0≦k≦1の定数)とし
て決定する。
【0064】また、反対に一定時間(Tunit)辺りのデ
ータ量が(Tunit−T1)×Dunitに近いとき、帯域が
逼迫していると判断することができるため、通信制御部
11は、時間T2をT2×j(ただし0≦j≦1の定
数)として、時間T2が短くなるようにする。
【0065】なお、図11に示すフローチャートのステ
ップE4〜E7の処理は、図6に示すフローチャートの
ステップB2〜B5と同様の処理であるものとして詳細
な説明を省略する。また、情報端末1は、図5に示すフ
ローチャートと同様の処理を実行するものとして詳細な
説明を省略する。
【0066】これにより、カード型無線通信端末2は、
情報端末1からの指示を受けることなく、SDインタフ
ェース12を通じて送受信されるデータが所定量以下の
場合には、無線通信に伴う消費電力を抑えることができ
る通信モードに移行することができる。また、一定時間
に送受信されるデータ量が所定値以下でなければ、通常
の通信モードを維持し、一定時間の送受信データ量が所
定値以下となったことが検知された時点で瞬時にSNI
FFモードに通信モードを変更して、不要な消費電力を
抑えることが可能となる。従って、データ通信帯域を占
有しないにも関わらず頻繁に送受信データがあるような
場合であっても、消費電力を抑えることができる。ま
た、送受信データの一定時間(Tunit)辺りのデータ量
に基づいて時間T2を決定するので、カード型無線通信
端末2の消費電力を適切な値に抑えることが可能にな
る。
【0067】なお、前述した第1実施形態においては、
カード型無線通信端末2がBluetoothの規格に
従う無線通信を行うものとして説明しているため、無線
通信に伴う消費電力を抑えるためにSNIFFモードに
よる無線通信を行うものとしているが、カード型無線通
信端末2に搭載される無線通信技術がBluetoot
h以外である場合には、その無線通信技術に応じた間欠
的な無線通信を行うことで消費電力を低減するものとす
る。
【0068】また、カード型無線通信端末2は、SDカ
ードに無線通信機能が搭載されて実現されるものとして
いるが、情報端末1に装着可能な他のカード型の装置に
よって実現することができる。
【0069】さらに、前述した第1実施形態において
は、情報端末1は、カード型無線通信端末2を装着する
ことで無線通信を介したデータ通信ができるものとして
説明しているが、前述したカード型無線通信端末2に設
けられた機能と同等の機能を有する無線通信部が予め搭
載された構成とすることもできる。
【0070】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。第2実施形態は、各種状況に応じて装置間で伝送
するデータ量を制御することで、効率的に電力を使用し
て省電力化を図る。第2実施形態において対象とする各
種状況としては、環境情報(周囲の騒音、気温など)、
装置に搭載されたバッテリの残量を対象とした状況があ
るものとする。
【0071】図12は第2実施形態に係わる情報通信装
置(情報伝送装置20,22)を用いた情報伝送システ
ムの概略を示す図である。図1に示す情報伝送装置20
は、情報伝送装置22と無線通信を介して情報を送受信
するものである。情報伝送装置20,22は、記録媒体
に記録されたプログラムを読み込み、このプログラムに
よって動作が制御されるコンピュータによって実現され
る。第2実施例では、情報伝送装置20から音楽データ
や動画データを情報伝送装置22へ無線通信によりデー
タ伝送し、情報伝送装置22において受信されたデータ
をもとに表示、再生する場合を例にして説明する。
【0072】図13は、情報伝送装置20,22のシス
テム構成を示すブロックである。図13に示すように、
情報伝送装置20はCPU30、記憶装置31、符号化
部32、バッテリ33、バッテリ残量検出部34、無線
通信部35、及びセンサ36を有して構成されている。
【0073】CPU30は、記憶装置31に格納された
プログラムを実行することにより各種の機能を実現する
もので、以下の装置各部を連携して制御する。CPU3
0は、無線通信に伴う消費電力を抑えるために、センサ
36によって検出される気温データ、バッテリ残量検出
部34によって検出されるバッテリ33の電源残量、あ
るいは無線通信相手(情報伝送装置22)から受信した
伝送データ量変更要求に応じて、伝送するデータの品質
を切り替えて単位時間当たりの伝送データ量を制御する
機能を実現する。
【0074】記憶装置31は、情報伝送装置20を制御
するためのプログラムやデータなどが格納される。記憶
装置31に格納されるプログラムには、無線通信に伴う
消費電力を抑えるために伝送データ量を制御する情報通
信プログラムが含まれている。また、記憶装置31に格
納されるデータには、画像(動画、静止画)データや音
楽データなどの各種コンテンツデータや、伝送データ量
を制御する場合に参照される規則データ(図15参照)
などが含まれる。
【0075】符号化部32は、CPU30の制御のもと
で、記憶装置31に格納された画像データ、音楽データ
を無線通信部35から無線通信によって送信する際に、
単位時間当たりの伝送データ量を削減するための符号化
を実行する。
【0076】バッテリ33は、装置を構成する各部に対
して電力を供給する。
【0077】バッテリ残量検出部34は、バッテリ33
の電源残量を検出して、CPU30に通知する。
【0078】無線通信部(RF部)35は、無線通信イ
ンタフェース(I/F)であり、図示せぬアンテナによ
り受信される信号を復調し、また送信信号を変調してア
ンテナから送信する。
【0079】センサ36は、気温を感知する機能を有し
ており、感知した気温データをCPU30に通知する。
【0080】一方、情報伝送装置22は、CPU40、
記憶装置41、復号化部42、バッテリ43、スピーカ
44、無線通信部45、センサ46、及び表示装置47
を有して構成されている。
【0081】CPU40は、記憶装置41に格納された
プログラムを実行することにより各種の機能を実現する
もので、以下の装置各部を連携して制御する。CPU4
0は、無線通信に伴う消費電力を抑えるために、センサ
46によって感知される騒音に応じた伝送データ量変更
要求を、データ送信元の情報伝送装置20に送信する機
能を実現する。CPU40は、情報伝送装置20から送
信された音楽や画像のデータを無線通信部45で受信
し、復号化部42で復号化させ、表示装置47、または
スピーカ44で再生する。
【0082】記憶装置41は、情報伝送装置22を制御
するためのプログラムやデータなどが格納される。記憶
装置41に格納されるプログラムには、無線通信に伴う
消費電力を抑えるために伝送データ量を制御する情報通
信プログラムが含まれている。また、記憶装置41に格
納されるデータには、情報伝送装置20から受信した、
画像データや音楽データなどの各種コンテンツデータ、
伝送データ量を制御する場合に参照される規則データ
(図15参照)などが含まれる。
【0083】復号化部42は、CPU40の制御のもと
で、符号化されたデータの復号化を実施する。復号化部
42は、無線通信部45を通じて情報伝送装置20から
の画像や音楽のデータが受信された際に、そのデータが
符号かされていた場合に復号化を実行する。
【0084】バッテリ43は、装置を構成する各部に対
して電力を供給する。
【0085】無線通信部45(RF部)は、無線通信イ
ンタフェース(I/F)であり、図示せぬアンテナによ
り受信される信号を復調し、また送信信号を変調してア
ンテナから送信する。
【0086】センサ46は、周囲の騒音を感知する機能
を有しており、感知した騒音データをCPU40に通知
する。
【0087】表示装置47は、各種情報をCPU30の
制御のもとで表示するもので、例えば情報伝送装置20
から受信した画像データをもとにして画像の表示を行
う。
【0088】スピーカ44は、各種音声情報をCPU3
0の制御のもとで表示するもので、例えば情報伝送装置
20から受信した音楽データをもとにして音楽を出力す
る。
【0089】次に、第2実施形態の情報伝送システムに
おける、伝送データ量変更のための動作について説明す
る。第2実施形態では、無線通信に伴う消費電力を抑え
るために伝送データ量を変更する場合、以下の(1)〜
(3)に基づいて行う。すなわち、(1)データ受信側
の情報伝送装置22において感知される周囲の騒音の大
きさ、(2)データ送信側の情報伝送装置20において
感知される気温(バッテリ温度、RF部温度)、(3)
データ送信側の情報伝送装置20において検出されたバ
ッテリ33の電源残量に応じて、伝送するデータの品質
を切り替えて伝送データ量を制御する。以下、(1)〜
(3)のそれぞれについて説明する。
【0090】まず、(1)データ受信側の情報伝送装置
22において感知される騒音の大きさに基づいて、伝送
するデータの品質を切り替えて伝送データ量を制御する
場合について説明する。
【0091】情報伝送装置22は、センサ46によって
周囲の騒音を感知する機能を有しており、感知した騒音
に応じて情報伝送装置20に対して伝送するデータ量の
変更要求を送信する。すなわち、周囲の騒音が大きい場
合には、高品質な音楽データを伝送する必要がないと判
断して、音楽データの品質を下げ伝送データ量を抑える
ように伝送データ量の変更を要求する。逆に周囲の騒音
が小さい場合には、音楽データの品質を上げ伝送データ
量を増加するように伝送データ量の要求を送信する。
【0092】情報伝送装置20では、伝送データ量の変
更要求を受信した際には、記憶装置31に格納されてい
る伝送データ量変更要求を満たすデータを送信するか、
または符号量調整機能を有する符号化部32により伝送
データ量変更要求を満たすデータを作成し送信する。
【0093】図14には、データ受信側の情報伝送装置
22における制御の流れを示すフローチャート、図16
にはデータ送信側の情報伝送装置20における制御の流
れを示すフローチャートを示している。
【0094】情報伝送装置22は、情報伝送装置20か
ら画像データや音楽データを、無線通信部45を通じて
受信し、この受信したデータをもとに画像や音声を再生
して、表示装置47あるいはスピーカ44から出力す
る。この間、情報伝送装置22は、センサ46によって
周囲の騒音を感知している(ステップF1)。
【0095】騒音感知の結果、CPU40は、感知され
た騒音の騒音レベル(大、中、小)を予め設定された基
準値をもとに判別し、その騒音レベルに応じて記憶装置
41に予め格納されている規則データを参照して、現在
の状況に応じた伝送データ量を設定する(ステップF
2)。
【0096】ここで用いられる規則データとしては、例
えば図15(a)に示す例が考えられる。図15(a)
に示す規則データでは、騒音の大きさ(大、中、小)の
それぞれに応じて、単位時間当たりの伝送データ量が定
められている。すなわち、騒音が大きいほど少ない伝送
データ量が設定されている。例では、騒音が大きい場合
には64kbps、騒音が中程度の場合には94kbp
s、騒音が小さい場合には128kbpsの伝送データ
量がそれぞれ設定されている。
【0097】CPU40は、現在の騒音レベルに応じた
伝送データ量を設定すると、情報伝送装置20に対して
無線通信部45を通じて、伝送データ量変更要求として
送信する(ステップF3)。
【0098】一方、情報伝送装置20は、無線通信部3
5を通じて、情報伝送装置22から伝送データ量変更要
求を受信すると(ステップG1)、受信した伝送データ
量変更要求を満たすデータが記憶装置31に格納されて
いるか調べる(ステップG2)。すなわち、情報伝送装
置22に対して送信すべき画像データあるいは音楽デー
タが、情報伝送装置22から要求された伝送データ量変
更要求を満たすデータ量であるか否かを判別する。
【0099】この結果、CPU30は、記憶装置31に
伝送データ量変更要求を満たすデータがある場合には、
そのデータを選択し(ステップG4)、情報伝送装置2
2に送信する(ステップG5)。
【0100】一方、記憶装置31に伝送データ量変更要
求を満たすデータが無い場合には、CPU30は、符号
量調整機能を有する符号化部32により、記憶装置31
に格納された情報伝送装置22に送信すべきデータにつ
いて符号化を実行させて、伝送データ量変更要求を満足
するデータを作成し(ステップG3)、その伝送データ
量が調整されたデータを情報伝送装置22に送信する
(ステップG5)。
【0101】ここで、音楽データについて伝送データ量
を調整する具体例について説明する。音楽データがMP
3(MPEG-1 Audio Layer-III)のフォーマットによるデ
ータである場合、伝送データ量を変更するために、数種
類のビットレートで符号化したファイルを記憶装置31
に格納しておき伝送データ量変更要求に応じたビットレ
ートのファイルを伝送する、または伝送データ変更要求
に応じたビットレートで再度符号化を実行し伝送するこ
とができる。
【0102】情報伝送装置22は、情報伝送装置20か
らデータを受信している間、周囲の騒音を感知して、そ
の騒音レベルに応じて伝送データ量変更要求を情報伝送
装置20に送信するので、情報伝送装置22の周囲にお
ける騒音の変化に合わせて、情報伝送装置20から送信
される伝送データ量が動的に変更される。従って、情報
伝送装置22の周囲の騒音レベルが小さくなれば、情報
伝送装置20から情報伝送装置22に送信されるデータ
の伝送データ量が多くなり、情報伝送装置22において
高品質の音楽を再生することができる。
【0103】このようにして、データ受信側の情報伝送
装置22の周囲における騒音が大きい場合には、情報伝
送装置22において高品質な音楽を再生する必要が必ず
しもないので、音楽データの品質を下げ伝送データ量を
抑えることで、データ伝送に要する消費電力を抑えるこ
とができる。
【0104】次に、(2)データ送信側の情報伝送装置
20において感知される気温データ(バッテリ温度、R
F部温度)に基づいて、伝送するデータの品質を切り替
えて伝送データ量を制御する場合について説明する。
【0105】情報伝送装置20は、センサ36によって
気温を感知する機能を有しており、感知した気温に応じ
て伝送するデータ量を変更する。すなわち、気温が低く
なった場合には、バッテリ33の性能が低下して動作可
能時間が短くなるので、伝送するデータの品質を低下さ
せ伝送データ量を削減し伝送に要する消費電力を抑え
る。逆に気温が高くなった場合にはデータの品質を上げ
伝送データ量を増加させる。また、気温が高くなった場
合には、無線通信部(RF部)35の性能が低下して伝
送データの品質が低下するので、高品質なデータを伝送
する必要がないと判断して、データの品質を低下させ伝
送データ量を削減し伝送に要する消費電力を抑える。逆
に気温が高くなった場合にはデータの品質を上げ伝送デ
ータ量を増加させる。
【0106】はじめに、気温の変化に応じてバッテリ3
3の温度が変化する場合を対象にして説明する。図17
には情報伝送装置20における気温の変化に応じた制御
の流れを示すフローチャートを示している。
【0107】情報伝送装置20は、情報伝送装置22に
対して音楽あるいは画像のデータを送信する際、センサ
36により気温を感知している(ステップH1)。
【0108】気温感知の結果、CPU30は、感知され
た気温のレベル(高、中、低)を予め定められた基準値
をもとに判別し、その気温レベルに応じて記憶装置31
に予め格納されている規則データを参照して、現在の状
況に応じた伝送データ量を設定する(ステップH2)。
【0109】ここで用いられる規則データとしては、例
えば図15(b)に示す例が考えられる。図15(b)
に示す規則データでは、気温レベル(バッテリ温度と関
連する)の高さ(高、中、低)のそれぞれに応じて、単
位時間当たりの伝送データ量が定められている。すなわ
ち、気温が低いほど少ない伝送データ量が設定されてい
る。例では、気温が高い場合には128kbps、気温
が中程度の場合には94kbps、気温が低い場合には
64kbpsの伝送データ量がそれぞれ設定されてい
る。
【0110】ここで、CPU30は、ステップH2にお
いて設定された伝送データ量が、それまでの伝送データ
量と変わっているか調べる(ステップH3)。変わって
いなければ、現在の伝送データ量のままデータ送信をそ
のまま継続する。
【0111】一方、CPU30は、ステップH2におい
て設定された伝送データ量が、それまでの伝送データ量
と変わっていた場合には、記憶装置31にステップH3
で設定した伝送データ量設定を満たすデータが格納され
ているか調べる(ステップH4)。
【0112】この結果、CPU30は、記憶装置31に
伝送データ量設定を満たすデータが存在する場合、その
データを選択し(ステップH6)、情報伝送装置22に
送信する(ステップH7)。
【0113】記憶装置31にステップH3で設定した伝
送データ量設定を満たすデータが存在しない場合、CP
U30は、符号化部32により、記憶装置31に格納さ
れた情報伝送装置22に送信すべきデータについて符号
化を実行させて、伝送データ量設定を満たすデータを作
成し(ステップH5)、その伝送データ量が調整された
データを情報伝送装置22に送信する(ステップH
7)。
【0114】ここで、画像データについて伝送データ量
を調整する具体例について説明する。例えば、動画デー
タがMPEG4によるデータである場合、伝送データ量
を変更するために、再度符号化を実行することで画像サ
イズを拡大、縮小する、またはIピクチャやPピクチャ
の間隔を変えフレームレートを変更して伝送データ量を
変更することができる。なお、音楽データについては、
前述と同様にして伝送データ量を調整することができ
る。
【0115】このようにして、情報伝送装置22の周囲
の気温が低い場合には、バッテリ33の性能が低下して
動作可能時間が短くなるが、伝送するデータの品質を低
下させ伝送データ量を削減することでデータ伝送に要す
る消費電力を抑え、効率的に電力を使用する。
【0116】次に、気温の変化に応じて無線通信部(R
F部)35の温度が変化する場合を対象にして説明す
る。この場合、前述と同様にして、図17に示すフロー
チャートに従って伝送データ量の制御を行うが、感知さ
れた気温のレベルに応じて伝送データ量を設定する際
に、図15(c)に示す規則データを参照して行う。
【0117】ここで用いられる規則データは、例えば図
15(c)に示すように、気温レベル(RF部温度と関
連する)の高さ(高、中、低)のそれぞれに応じて、単
位時間当たりの伝送データ量が定められており、気温が
高いほど少ない伝送データ量が設定されている。例で
は、気温が高い場合には64kbps、気温が中程度の
場合には94kbps、気温が低い場合には128kb
psの伝送データ量がそれぞれ設定されている。
【0118】すなわち、気温が高くなった場合には、無
線通信部(RF部)35の性能が低下して伝送データの
品質が低下するので、高品質なデータを伝送する必要が
ないと判断して、データの品質を低下させ伝送データ量
を削減し伝送に要する消費電力を抑えるようにし、逆に
気温が高くなった場合にはデータの品質を上げ伝送デー
タ量を増加させるように伝送データ量を制御する。
【0119】このようにして、情報伝送装置22の周囲
の気温が高い場合には、無線通信部(RF部)35の性
能が低下して無線通信の品質が低下するため、伝送デー
タ量を削減することでデータ伝送に要する消費電力を抑
え、効率的に電力を使用する。
【0120】なお、前述した説明では、バッテリ温度を
対象とした場合には気温が高いほど伝送データ量を多く
し、RF部温度を対象とした場合には、逆に気温が高い
ほど伝送データ量を少なくしており、気温の変化に応じ
て相反する制御を行っている。
【0121】従って、選択的にバッテリ温度とRF部温
度の何れか一方を対象にして、伝送データ量を変更して
も良い。
【0122】また、常に両方を対象として伝送データ量
を変更する場合には、変化の影響が大きい方の情報に重
み付けをして両方を合わせた変化値を算出し、その変化
値に応じた転送データ量を設定することができる。何れ
の情報に重み付けをするかは、情報伝送装置に求められ
る性能や実装される部品の特性などに基づいて決められ
る。また、重み付けは、予め固定して決められていても
良いし、変更可能に構成することも可能である。
【0123】次に、(3)データ送信側の情報伝送装置
20において検出されたバッテリ33の電源残量に応じ
て、伝送するデータの品質を切り替えて伝送データ量を
制御する場合について説明する。
【0124】図18には情報伝送装置20におけるバッ
テリ33の電源残量に応じた制御の流れを示すフローチ
ャートを示している。
【0125】情報伝送装置20は、バッテリ残量検出部
34によりバッテリ33の残量を検出している(ステッ
プJ1)。
【0126】バッテリ33の残量検知の結果、CPU3
0は、検出されたバッテリ残量のレベル(多、中、少)
を予め定められた基準値をもとに判別し、その残量レベ
ルに応じて記憶装置31に予め格納されている規則デー
タを参照して、現在の状況に応じた伝送データ量を設定
する(ステップJ2)。
【0127】ここで用いられる規則データとしては、例
えば図15(d)に示す例が考えられる。図15(d)
に示す規則データでは、残量レベル(多、中、少)のそ
れぞれに応じて、単位時間当たりの伝送データ量が定め
られている。すなわち、バッテリ残量が多いほど多い伝
送データ量が設定されている。例では、バッテリ残量が
多い場合には128kbps、バッテリ残量が中程度の
場合には94kbps、バッテリ残量が少ない場合には
64kbpsの伝送データ量がそれぞれ設定されてい
る。
【0128】ここで、CPU30は、ステップJ2にお
いて設定された伝送データ量が、それまでの伝送データ
量と変わっているか調べる(ステップJ3)。変わって
いなければ、現在の伝送データ量のままデータ送信をそ
のまま継続する。
【0129】一方、CPU30は、ステップJ2におい
て設定された伝送データ量が、それまでの伝送データ量
と変わっていた場合には、記憶装置31にステップJ3
で設定した伝送データ量設定を満たすデータが格納され
ているか調べる(ステップJ4)。
【0130】この結果、CPU30は、記憶装置31に
伝送データ量設定を満たすデータが存在する場合、その
データを選択し(ステップJ6)、情報伝送装置22に
送信する(ステップJ7)。
【0131】記憶装置31にステップJ3で設定した伝
送データ量設定を満たすデータが存在しない場合、CP
U30は、符号化部32により、記憶装置31に格納さ
れた情報伝送装置22に送信すべきデータについて符号
化を実行させて、伝送データ量設定を満たすデータを作
成し(ステップJ5)、その伝送データ量が調整された
データを情報伝送装置22に送信する(ステップJ
7)。
【0132】このようにして、情報伝送装置22のバッ
テリ33の残量が少ない場合には、動作可能時間が残り
少ないが、伝送するデータの品質を低下させ伝送データ
量を削減することでデータ伝送に要する消費電力を抑
え、効率的に電力を使用して、動作可能時間を延長する
ことが可能となる。
【0133】なお、前述した第2実施形態では、図15
に示すように、伝送データ量の変更を3段階で実行する
ものとして説明しているが、より多くの段階で伝送デー
タ量の変更ができるようにして、状況の変化に合わせて
適切に対応できるようにしても良い。
【0134】また、前述した第2の実施形態では、環境
情報(騒音、気温)とバッテリ残量に基づいて伝送デー
タ量を変更する場合について、それぞれ独立して説明し
ているが、環境情報(騒音、気温)とバッテリ残量の両
方に基づいて伝送データ量を変更する構成とすることも
できる。この場合、状況に応じて選択的に何れか一方の
情報に基づいて伝送データ量を変更したり、あるいは常
に両方の情報に基づいて伝送データ量を変更しても良
い。さらに、両方の情報に基づいて伝送データ量を変更
する場合、変化の影響が大きい方の情報に重み付けをし
て両方を合わせた変化値を算出し、その変化値に応じた
転送データ量を設定することができる。何れの情報に重
み付けをするかは、情報伝送装置に求められる性能や実
装される部品の特性などに基づいて決められる。また、
重み付けは、予め固定して決められていても良いし、変
更可能に構成することも可能である。
【0135】また、前述した第2実施形態の説明では、
データ送信側の情報伝送装置20とデータ受信側の情報
伝送装置22があるものとして説明しているが、情報伝
送装置20,22両方の機能を備えた情報伝送装置とし
て構成することも可能である。この場合、データ送信を
実行する場合には情報伝送装置20の機能を実行し、デ
ータ受信側となる場合には情報伝送装置22の機能を実
行する。
【0136】なお、前述した説明では、第1実施形態と
第2実施形態についてそれぞれ独立して説明している
が、各実施形態で説明した技術(それぞれの(1)〜
(3)で説明した技術)を組み合わせて実施し、単位時
間当たりのデータ送信量を変更することで、無線通信に
伴う消費電力を抑えるようにすることも可能である。
【0137】例えば、第2実施形態の技術に従って伝送
データ量を変更し、さらに第1実施形態における技術に
従って通信方式を変更してデータの送信を実行すること
で、無線通信に伴う消費電力を抑えるように制御するこ
とができる。この場合、第2実施形態における情報伝送
装置20の無線通信部35に、第1実施形態におけるカ
ード型無線通信端末2に設けられた機能と同等の機能を
搭載することで実現できる。あるいは、第1実施形態に
おける情報端末1に、第2実施形態における情報伝送装
置20,22に搭載された符号化部32、復号化部4
2、センサ36,46などを設け、情報伝送装置20,
22と同等の機能を搭載することで実現できる。
【0138】さらに、第2実施形態において伝送データ
量の制御に用いた各種状況、すなわち環境情報(周囲の
騒音、気温)をもとにして、第1実施形態において間欠
的に通信を行う際のクロック停止が可能な時間を決定す
ることで、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせ
ることができる。
【0139】図19には、情報伝送装置20における気
温の変化に応じて単位時間当たりのデータ送信量を変更
する制御の流れを示すフローチャートを示している。こ
こでは、第1実施形態におけるカード型無線通信端末2
の機能が搭載されているものとする。
【0140】図19のフローチャートに示すように、ス
テップK1〜K6において、図17に示すステップH1
〜H6と同様にして、センサ36によって感知された気
温に応じて伝送データ量を設定し、その伝送データ量に
応じて送信すべきデータを用意する。
【0141】一方、情報伝送装置20は、感知された気
温に応じて、SNIFFモードによる間欠通信をする際
の停止時間を算出する。例えば、RF部温度を考慮して
停止時間を算出する場合には、気温が高いほど停止時間
を長くするようにする。
【0142】そして、情報伝送装置20は、算出した停
止時間でのSNIFFモードによる通信を要求するSN
IFF要求パケットを、無線通信相手先に対して、RF
部14、アンテナ15を通じて送出し(ステップK
8)、このSNIFF要求パケットを無線通信相手先に
対して送信することで、無線通信相手からSNIFF確
認パケットを受信すると(ステップK9)、先に算出し
たSNIFFモードによる間欠通信をする際の停止時間
に応じた通信制御を実行して、データを送信する(ステ
ップK10)。
【0143】なお、前述した気温(RF温度)だけでは
なく、バッテリ温度、バッテリ残量、通信相手で感知さ
れた騒音(この場合は、通信相手先から伝送データ量変
更要求を受信する)をもとにして、間欠的に通信をする
際の停止時間を決定することができる。
【0144】このようにして、第2実施形態で対象とし
ていた環境情報、バッテリ残量をもとにして、伝送デー
タ量を設定すると共に、SNIFFモードによる間欠的
なデータ通信をする際の停止時間を決定することができ
る。これにより、第1実施形態あるいは第2実施形態の
場合よりも、さらに効率的な電力消費が実現できる。
【0145】なお、上述した実施形態において記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできる情報通
信プログラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブ
ルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−
ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書
き込んで各種装置に提供することができる。また、通信
媒体により伝送して各種装置に提供することも可能であ
る。本装置を実現するコンピュータは、記録媒体に記録
されたプログラムを読み込み、または通信媒体を介して
プログラムを受信し、このプログラムによって動作が制
御されることにより、上述した処理を実行する。
【0146】また、本願発明は、前述した実施形態に限
定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱し
ない範囲で種々に変形することが可能である。更に、前
記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示
される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより
種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示され
る全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても効果
が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が
発明として抽出され得る。
【0147】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、情
報端末から通知される電源残量情報、要求消費電力残量
情報、もしくは、データ通信の有無、データ通信量を検
出することによって、カード型無線通信装置が通信方式
を間欠的な無線通信に変更して、内部に保持しているテ
ーブルに基づいて決定される送信停止期間中にクロック
停止することによって消費電力を抑えることが可能とな
る。
【0148】また、以上詳述したように本発明によれ
ば、環境情報(周囲の騒音、気温)、バッテリ残量に応
じてデータの品質を向上あるいは低下させて、伝送する
データ量を変更することによって、伝送に要する電力を
効率的に使うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係わる情報通信装置の構成の概
略を示す図。
【図2】図1に示す情報通信装置のシステム構成を示す
ブロック。
【図3】Bluetoothにおけるデータ転送を説明
するための図。
【図4】情報端末1とカード型無線通信端末2との間で
各種情報を送受信することによって通信方式を変更する
制御の流れを示す図。
【図5】情報端末1における制御の流れを示すフローチ
ャート。
【図6】カード型無線通信端末2における制御の流れを
示すフローチャート。
【図7】カード型無線通信端末2における要求消費電力
情報に基づく制御の流れを示すフローチャート
【図8】カード型無線通信端末2のROM16に予め格
納されるテーブルデータの一例を示す図。
【図9】カード型無線通信端末2における送受信データ
がない時の制御の流れを示すフローチャート。
【図10】カード型無線通信端末2のROM16に予め
格納されるテーブルデータの一例を示す図。
【図11】カード型無線通信端末2における送受信デー
タが所定量以下となった時の制御の流れを示すフローチ
ャート。
【図12】第2実施形態に係わる情報通信装置(情報伝
送装置20,22)を用いた情報伝送システムの概略を
示す図。
【図13】情報伝送装置20,22のシステム構成を示
すブロック。
【図14】データ受信側の情報伝送装置22における制
御の流れを示すフローチャート。
【図15】第2実施形態で用いられる規則データの一例
を示す図。
【図16】データ送信側の情報伝送装置20における制
御の流れを示すフローチャート。
【図17】情報伝送装置20における気温の変化に応じ
た制御の流れを示すフローチャート。
【図18】情報伝送装置20におけるバッテリ33の電
源残量に応じた制御の流れを示すフローチャート。
【図19】情報伝送装置20における気温の変化に応じ
て単位時間当たりのデータ送信量を変更する制御の流れ
を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…情報端末 2…カード型無線通信端末 3…操作部 4…表示部 5,13…制御部 6,12…SDインタフェース(I/F) 7…電源残量検出部 8…電源 9,16…ROM 10,17…RAM 11…通信制御部 14…RF部 15…アンテナ 20,22…情報伝送装置 30,40…CPU 31,41…記憶装置 32…符号化部 33,43…バッテリ 34…バッテリ残量検出部 35,45…無線通信部 36,46…センサ 42…復号化部 44…スピーカ 47…表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K067 AA43 CC22 DD27 EE02 EE71 GG01 GG02 KK05 5K101 LL12 NN41 NN45

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の装置との間で無線通信を行う情報通
    信装置において、 電力が蓄積された電源と、 前記電源の電力残量を検出する電源残量検出手段と、 前記電源残量検出手段によって検出された電源残量が所
    定値以下となった場合に、電力残量を示す電力残量情報
    を送信する電力残量情報送信手段と、 前記電力残量情報送信手段により送信された電力残量情
    報をもとに、間欠的な無線通信を実行する際の無線通信
    停止期間を決定する停止期間決定手段と、 前記停止期間決定手段によって決定された無線通信停止
    期間に従う、間欠的な無線通信を他の装置との間で実行
    する無線通信手段と、 前記無線通信手段による間欠的な無線通信の無線通信停
    止期間の動作を停止させる停止手段と有したことを特徴
    とする情報通信装置。
  2. 【請求項2】 他の装置との間で無線通信を行う情報通
    信装置において、 電力が蓄積された電源と、 前記電源の電力残量を検出する電源残量検出手段と、 前記電源残量検出手段によって検出された電源残量が所
    定値以下となった場合に、前記無線通信端末における消
    費電力量を指示するための要求消費電力情報を送信する
    要求消費電力情報送信手段と、 前記要求消費電力情報送信手段により送信された要求消
    費電力情報をもとに、間欠的な無線通信を実行する際の
    無線通信停止期間を決定する停止期間決定手段と、 前記停止期間決定手段によって決定された無線通信停止
    期間に従う、間欠的な無線通信を他の装置との間で実行
    する無線通信手段と、 前記無線通信手段による間欠的な無線通信の無線通信停
    止期間の動作を停止させる停止手段と有したことを特徴
    とする情報通信装置。
  3. 【請求項3】 他の装置との間で無線通信を行う情報通
    信装置において、 送受信されるデータが一定時間にあるか否かを検出する
    データ有無検出手段と、 前記データ有無検出手段によってデータが一定時間に無
    いことが検出された場合に、前記一定時間をもとに、間
    欠的な無線通信を実行する際の無線通信停止期間を決定
    する停止期間決定手段と、 前記停止期間決定手段によって決定された無線通信停止
    期間に従う、間欠的な無線通信を他の装置との間で実行
    する無線通信手段と、 前記無線通信手段による間欠的な無線通信の無線通信停
    止期間の動作を停止させる停止手段と有したことを特徴
    とする情報通信装置。
  4. 【請求項4】 他の装置との間で無線通信を行う情報通
    信装置において、 送受信されるデータの一定時間におけるデータ量を検出
    するデータ量検出手段と、 前記データ量検出手段によって一定時間におけるデータ
    量が所定量以下となった場合に、前記データ量検出手段
    によって検出されたデータ量をもとに、間欠的な無線通
    信を実行する際の無線通信停止期間を決定する停止期間
    決定手段と、 前記停止期間決定手段によって決定された無線通信停止
    期間に従う、間欠的な無線通信を他の装置との間で実行
    する無線通信手段と、 前記無線通信手段による間欠的な無線通信の無線通信停
    止期間の動作を停止させる停止手段と有したことを特徴
    とする情報通信装置。
  5. 【請求項5】 情報端末に装着され、他の装置との間で
    無線通信を行う無線通信端末において、 前記情報端末から取得した電力に関する情報をもとに、
    間欠的な無線通信を実行する際の無線通信停止期間を決
    定する停止期間決定手段と、 前記停止期間決定手段によって決定された無線通信停止
    期間に従う、間欠的な無線通信を他の装置との間で実行
    する無線通信手段と、 前記無線通信手段による間欠的な無線通信の無線通信停
    止期間の動作を停止させる停止手段とを具備したことを
    特徴とする無線通信端末。
  6. 【請求項6】 情報端末に装着され、他の装置との間で
    無線通信を行う無線通信端末において、 前記情報端末との間で送受信されるデータの一定時間に
    おけるデータ量を検出するデータ量検出手段と、 前記データ量検出手段によって一定時間におけるデータ
    量が所定量以下となった場合に、前記データ量検出手段
    によって検出されたデータ量をもとに、間欠的な無線通
    信を実行する際の無線通信停止期間を決定する停止期間
    決定手段と、 前記停止期間決定手段によって決定された無線通信停止
    期間に従う、間欠的な無線通信を他の装置との間で実行
    する無線通信手段と、 前記無線通信手段による間欠的な無線通信の無線通信停
    止期間の動作を停止させる停止手段とを具備したことを
    特徴とする情報通信装置。
  7. 【請求項7】 情報端末に装着されて他の装置との間で
    無線通信を行う無線通信端末を制御する情報通信プログ
    ラムであって、 コンピュータを、 前記情報端末から取得した電力に関する情報をもとに、
    間欠的な無線通信を実行する際の無線通信停止期間を決
    定する停止期間決定手段と、 前記停止期間決定手段によって決定された無線通信停止
    期間に従う、間欠的な無線通信を他の装置との間で実行
    する無線通信手段と、 前記無線通信手段による間欠的な無線通信の無線通信停
    止期間の動作を停止させる停止手段とに機能させるため
    の情報通信プログラム。
  8. 【請求項8】 情報端末に装着されて他の装置との間で
    無線通信を行う無線通信端末を制御する情報通信プログ
    ラムであって、 コンピュータを、 前記情報端末との間で送受信されるデータの一定時間に
    おけるデータ量を検出するデータ量検出手段と、 前記データ量検出手段によって一定時間におけるデータ
    量が所定量以下となった場合に、前記データ量検出手段
    によって検出されたデータ量をもとに、間欠的な無線通
    信を実行する際の無線通信停止期間を決定する停止期間
    決定手段と、 前記停止期間決定手段によって決定された無線通信停止
    期間に従う、間欠的な無線通信を他の装置との間で実行
    する無線通信手段と、 前記無線通信手段による間欠的な無線通信の無線通信停
    止期間の動作を停止させる停止手段とに機能させるため
    の情報通信プログラム。
  9. 【請求項9】 他の装置との間で無線通信を介してデー
    タを伝送する情報通信装置において、 環境情報に基づいて伝送データ量を設定する伝送データ
    量設定手段と、 前記伝送データ量設定手段によって設定された伝送デー
    タ量を満たすように、前記他の装置に対して伝送すべき
    データを符号化して伝送データ量を調整する符号化手段
    とを具備したことを特徴とすることを特徴とする情報通
    信装置。
  10. 【請求項10】 前記伝送データ量設定手段は、 環境情報を感知する環境感知手段と、 前記環境感知手段により感知された環境情報に応じて、
    伝送データ量を設定する第1設定手段と、 前記第1設定手段によって設定された伝送データ量を示
    す伝送データ量変更要求を、前記他の装置に対して送信
    する要求送信手段とを具備したことを特徴とする請求項
    9記載の情報通信装置。
  11. 【請求項11】 前記伝送データ量設定手段は、 前記他の装置において感知された環境情報に基づいて設
    定された伝送データ量を示す伝送データ量変更要求を受
    信する要求受信手段と、 前記要求受信手段により受信した伝送データ量変更要求
    に応じて、伝送データ量を設定する第2設定手段とを具
    備したことを特徴とする請求項9記載の情報通信装置。
  12. 【請求項12】 他の装置との間で無線通信を介してデ
    ータを伝送する情報通信装置において、 バッテリと、 前記バッテリの残量を検出するバッテリ残量検出手段
    と、 前記バッテリ残量検出手段により検出されたバッテリ残
    量に基づいて、伝送データ量を設定する伝送データ量設
    定手段と、 前記伝送データ量設定手段によって設定された伝送デー
    タ量を満たすように、前記他の装置に対して伝送すべき
    データを符号化して伝送データ量を調整する符号化手段
    とを具備したことを特徴とすることを特徴とする情報通
    信装置。
  13. 【請求項13】 他の装置との間で無線通信を介してデ
    ータを伝送するための情報通信プログラムであって、 コンピュータを、 環境情報に基づいて伝送データ量を設定する伝送データ
    量設定手段と、 前記伝送データ量設定手段によって設定された伝送デー
    タ量を満たすように、前記他の装置に対して伝送すべき
    データを符号化して伝送データ量を調整する符号化手段
    とに機能させるための情報通信プログラム。
  14. 【請求項14】 他の装置との間で無線通信を介してデ
    ータを伝送する情報通信プログラムであって、 コンピュータを、 バッテリの残量を検出するバッテリ残量検出手段と、 前記バッテリ残量検出手段により検出されたバッテリ残
    量に基づいて、伝送データ量を設定する伝送データ量設
    定手段と、 前記伝送データ量設定手段によって設定された伝送デー
    タ量を満たすように、前記他の装置に対して伝送すべき
    データを符号化して伝送データ量を調整する符号化手段
    とに機能させるための情報通信プログラム。
  15. 【請求項15】 他の装置との間で無線通信を介してデ
    ータを伝送する情報通信装置において、 環境情報に基づいて伝送データ量を設定する伝送データ
    量設定手段と、 前記伝送データ量設定手段によって設定された伝送デー
    タ量を満たすように、前記他の装置に対して伝送すべき
    データを符号化して伝送データ量を調整する符号化手段
    と、 前記環境情報をもとに、間欠的な無線通信を実行する際
    の無線通信停止期間を決定する停止期間決定手段と、 前記停止期間決定手段によって決定された無線通信停止
    期間に従う、間欠的な無線通信を他の装置との間で実行
    する無線通信手段と、 前記無線通信手段による間欠的な無線通信の無線通信停
    止期間の動作を停止させる停止手段と有したことを特徴
    とする情報通信装置。
  16. 【請求項16】 他の装置との間で無線通信を介してデ
    ータを伝送する情報通信装置において、 バッテリと、 前記バッテリの残量を検出するバッテリ残量検出手段
    と、 前記バッテリ残量検出手段により検出されたバッテリ残
    量に基づいて、伝送データ量を設定する伝送データ量設
    定手段と、 前記伝送データ量設定手段によって設定された伝送デー
    タ量を満たすように、前記他の装置に対して伝送すべき
    データを符号化して伝送データ量を調整する符号化手段
    と、 前記バッテリ残量検出手段によって検出されたバッテリ
    残量をもとに、間欠的な無線通信を実行する際の無線通
    信停止期間を決定する停止期間決定手段と、 前記停止期間決定手段によって決定された無線通信停止
    期間に従う、間欠的な無線通信を他の装置との間で実行
    する無線通信手段と、 前記無線通信手段による間欠的な無線通信の無線通信停
    止期間の動作を停止させる停止手段と有したことを特徴
    とする情報通信装置。
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