JP2013506201A - 無線デバイスにおける消費電力の最適化に関する装置と方法 - Google Patents

無線デバイスにおける消費電力の最適化に関する装置と方法 Download PDF

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Abstract

無線デバイスのパワー最適化に関する装置と方法が開示されている。前記の装置と方法は、プロセッサからのデータ出力とプロセッサへのデータ入力をバッファするデータ・バッファに記憶されるデータの前記量を監視することに影響する。前記バッファに記憶される前記データの量に依存して、ダイナミックなクロック及び電圧のスケーリング(DCVS)機能のような、制御機能のパラメータは、前記データ・バッファに記憶されるデータの前記量に基づいて修正される。前記制御機能の前記パラメータを修正またはプリエンプティングすることで、これは少なくともプロセッサ周波数で制御するが、前記プロセッサは初期のパラメータ設定をこえてよりダイナミックにアプリケーションを処理できて、特に、1つかそれ以上のリアルタイム・アクティビティが完了に関して厳密な時定数を持つような状況では、増大したバッファの深さにはっきり表されるように前記プロセッサによりハンドルされる。その結果、前記制御機能が処理する条件に対して敏感であるので、電力の使用はさらに最適化される。

Description

優先権の主張
この特許出願は、「PRE−EMPTING DYNAMIC CLOCK AND VOLTAGE SCALING (DCVS) RESPONSE TIME」と題をつけられ、2009年9月24日に出願され、この譲渡人に譲渡され、この中に参照によって特別に組み込まれた仮特許出願(第61/245、477号)の優先権を主張する。
分野
この開示は、一般的に、無線デバイスのような、電子部品における消費電力の最適化に関する装置と方法に関連している。特に、この開示は、ダイナミックなクロック及び電圧のスケーリング(dynamic clock and voltage scaling:DCVS)法を用いた電子部品における回路応答時間の改良を通しての、消費電力の最適化に関する方法と装置に関連している。
電子部品における電力消費を最適化することは、特にバッテリ駆動のモバイル機器のようなデバイスにとってはますます重要になってきている。ユーザの利便性のために、バッテリの動作時間はできるだけ長い方が望ましい。バッテリの電極を短くする(つまり、DC電流消費)などを含んだ、モバイル機器の動作時間を延ばすための多くの方法がある。
電極を短くするための方法とは、モバイル機器内の回路構成の電力消費を最適化することであり、モバイル機器内の電子部品のアクティブなパワー・マネジメント機能などによるものである。アクティブなパワー・マネジメント機能とは、電流の動作状態に依存するDC電流消費の量を調整するために用いられるダイナミックな方法のことを言う。プロセッサや中央演算処理装置(CPU)のような回路の消費電力をダイナミックに調整する1つの方法は、ダイナミックなクロック及び電圧のスケーリング(DCVS)を通してのものである。DCVSは、CPUの稼動の機能としてアプリケーション・プロセッサのような、CPUの電力消費を制御する。これはCPUの稼働を監視することでできて、それから、監視されているCPU稼働に基づくCPUのクロック周波数と動作電圧の電圧スケーリングをダイナミックに変化させる。たとえば、CPUの稼働がクロック周波数に対して増大したとき、次にクロック周波数がダイナミックに増大し、またはCPUの稼働がクロック周波数に対して減少したとき、クロック周波数はダイナミックに減少し、CPUの稼働が低いときにパワー・セービングができる。同様に、電圧スケーリングは、監視されたCPUの稼働に対する応答で修正される。稼動に基づいてクロック周波数とCPUの電圧をダイナミックに調整することにより、電力消費はよりよく最適化されることができる。
特に、将来、モバイル無線デバイス設計において、DCVSの機能性は、モバイル無線デバイス同様にモデム・プロセッサに移され得る。現在、既知のDCVSの機能性は、大きな遅延を容認できるアプリケーション・プロセッサへの電力消費に対する応答時間を最適化する。もしも、DCVSの機能性が、完了に対する厳密な時間の制約を持つモデム・プロセッサにおける1つかそれ以上のリアルタイム・アクティビティを実行するプロセッサのような、より時間感度の良いタスクを実行するプロセッサに組み込まれる場合、既知のDCVS機能は、正確にプロセス・データに対するCPUの周波数および/または電圧を変化し、その結果モデムのすべてのクライアントの条件にあう十分速い応答時間または処理時間を持たないかもしれない。あるシナリオでは、DCVSの使用は、ゆっくりした過渡的な応答を持つ低いDC電流消費状態という結果に終わり得る。そのような場合、従来のDCVSは、すべてのプロセッサ・クライアントの要求を満たすことのない、応答時間のプロセシングに終わり得る。
ある態様からだと、無線デバイスの電力の最適化に対する方法は、開示されている。前記の方法は、少なくとも1つのプロセッサへのデータ入力とプロセッサからのデータ出力の少なくとも1つをバッファするデータ・バッファに記憶されるデータの量を監視することを含む。さらに、前記の方法は、データ・バッファに記憶されたデータの量に基づく制御機能のパラメータの修正を含み、前記の制御機能は、前記の少なくとも1つのプロセッサのローディングに基づく前記の少なくとも1つのプロセッサのスピードの少なくとも1つの動作の制御するよう構成される。
他の態様からだと、無線デバイスにおける電力最適化に対する装置は開示されている。前記の装置は、無線デバイスの少なくとも1つのプロセッサからのデータ出力と少なくとも1つのプロセッサへの少なくとも1つのデータ入力をバッファするデータ・バッファに記憶されるデータの量を監視するように構成される少なくとも1つの第1のモニタを含む。制御ユニットは、装置にも含まれ、データ・バッファに記憶されたデータの量に基づく制御機能のパラメータを修正するように構成され、ここで、前記の制御機能は、前記の少なくとも1つのプロセッサのローディングに基づく前記の少なくとも1つのプロセッサのスピードの少なくとも1つの動作を制御するように構成されるタイプである。
また別の態様に従って、無線デバイスの電力最適化に対する装置は開示されている。装置は、少なくとも1つのプロセッサへのデータ入力とプロセッサからのデータ出力の少なくとも1つをバッファするデータ・バッファに記憶されるデータの量の監視することに対する方法を具備する。また含まれるのは、前記データ・バッファに記憶されるデータの量に基づく制御機能のパラメータの修正に対する方法で、前記の制御機能は、前記の少なくとも1つのプロセッサのローディングに基づく前記の少なくとも1つのプロセッサのスピードの少なくとも1つの動作を制御するように構成される。
さらにもう1つの態様に従って、コンピュータ可読媒体を具備するコンピュータ・プログラム製品は開示されている。コンピュータ可読媒体は、無線デバイスの少なくとも1つのプロセッサヘのデータ入力と、少なくとも1つのプロセッサからのデータ出力のうち少なくとも1つをバッファするデータ・バッファに記憶されるデータの量をコンピュータに監視させるためのコードを含む。同様に、コンピュータ可読媒体はデータ・バッファに記憶されるデータの量に基づく制御機能のパラメータをコンピュータに修正させる要因となるコードも含み、前記の制御機能は、前記の少なくとも1つのプロセッサのローディングに基づく前記の少なくとも1つのプロセッサでの少なくとも1つのスピードの動作をコントロールするよう構成される。
図1は、無線通信ネットワークにおいて実施可能な無線デバイスの設計のブロック図を示す。 図2は、無線デバイスのデータ・フローの典型的な図である。 図3は、データ・レート・フローを監視し、無線デバイスの少なくとも1つの電力最適化制御機能のパラメータを変化させる典型的なスキームのブロック図である。 図4は、現在の開示の態様に従う少なくとも1つのデータ・バッファの状態に基づく制御機能パラメータを監視し修正するための方法のフロー図である。 図5は、現在の開示の態様に従う少なくとも1つのデータ・バッファの状態に基づく制御機能パラメータを監視し修正するための他の方法のフロー図である。 図6は、現在の開示の態様に従う少なくとも1つのデータ・バッファの状態に基づく制御機能パラメータを監視し修正するためのまだ他の方法のフロー図である。 図7は、現在の開示の態様に従う少なくとも1つのデータ・バッファの状態に基づく制御機能パラメータを監視し修正するためのまた他の方法のフロー図である。 図8は、データ・レート・フローを監視し、無線デバイスの少なくとも1つの電力最適化制御機能パラメータを変化させるための装置のブロック図である。
詳細な説明
この現在の開示された方法と装置は、CPUまたはプロセッサに対するデータ・スループット効率が維持されるように、DCVSのような制御アルゴリズムの応答時間を短くするデータ・サービスのためのメカニズムを提供する。特に、現在の開示は、優先性の高いタスクで動くという条件にデータを合うように動かすDCVSのための最小CPUレベルをセットまたは修正するための装置と方法の特性を持つ。あるインターフェースまたは、DCVSとそのクライアントとの間の同様の方法は、DCVS応答時間またはDCVS感度を変化させるために提供されるかもしれない。この方法論の一部として、受信機(Rx)、送信機(Tx)、または、他のデータ・バッファが監視される。もしも任意のバッファが、第1の予め定められた閾値をこえて満たされると、データ・サービスは、DCVSアプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Programming Interface:API)に応答時間を短くするように命令し、その結果、CPUのクロック周波数は増大する。他の態様では、バッファ・レベルが低いまたは第2の予め定められた閾値より下に落ちるとき、データ・サービスは、DCVS応答時間を初期値に戻すかもしれない。その結果、もしもCPUの稼働は長いがクロック周波数は低く多くのデータが移されるとすると、現在の方法と装置はパケット損失が行われるより前に、クロック周波数の増大を可能にする。さらに、1つの態様に従って、もしもCPUの稼働が低いクロック周波数で低調であり多くのデータが移されるとすると、CPUが原因ではなく、質の悪いラジオ接続のようなさらに他の問題が原因であるので、開示された方法と装置はクロック周波数を変化させない。もしもCPU緩和時間は長く低いデータ・アクティビティがあるとすると、CPUクロックの変化は初期のDCVSセッティングに基づくものだろう。
「典型的な(exemplary)」という単語は、ここでは、「例として役立つ」という意味で用いられている。ここで「典型的な(exemplary)」のように示した任意の実施例は、他の実施例を通して、好ましいまたは有利であるように必ずしも解釈されるわけではない。
ここで示した方法は、CDMAネットワーク、TDMAネットワーク、FDMAネットワーク、OFDMAネットワーク、SC−FDMAネットワーク、無線ローカル・エリア・ネットワーク(wireless local area network:WLAN)、他のネットワークのようなさまざまな無線通信ネットワークのために用いられる。「ネットワーク」と「システム」の用語は、しばしば区別なく用いられる。CDMAネットワークは、ユニバーサル・テレストリアル・ラジオ・アクセス(Universal Terrestrial Radio Access:UTRA)、cdma2000、などのようなラジオ・アクセス技術(radio access technology:RAT)を実行する。UTRAは、ワイドバンドCDMA(WCDMA)と、CDMAの他の変形を含む。cdma2000は、CDMA1Xと、ハイ・レート・パケット・データ(High Rate Packet Data:HRPD)をカバーする。TDMAネットワークは、移動体通信のためのグローバル・システム(Global System for Mobile Communications:GSM(登録商標))のようなRATを実行する。OFDMAネットワークは、発展したUTRA(Evolved UTRA:E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(Ultra Mobile Broadband:UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、フラッシュOFDMなどのようなRATを実行する。UTRAとE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(Universal Mobile Telecommunication System:UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・エボリューション(Long Trem Evolusion:LTE)とLTEアドバンス(LTE−Advanced:LTE−A)は、E−UTRAを用いるUMTSの新製品であり、これは、ダウンリンクにOFDMAを、アップリンクにSC−FDMAを用いている。UTRA,E−UTRA,UMTS、LTE、LTE−A、GSM(登録商標)は、「第3世代パートナーシップ・プロジェクト」(3rd Generation Partnership Project:3GPP)と名づけられた組織からの書類に示されている。cdma2000とUMBは、「第3世代パートナーシップ・プロジェクト」(3rd Generation Partnership Project2:3GPP2)と名づけられた組織からの書類に示されている。WLANは、IEEE802.11、ハイパーラン(Hiperlan)、などのようなRATを実行するだろう。ここで示した方法は、他の無線ネットワークとRAT同様に、無線ネットワークと上で述べたRATのために用いられるだろう。明確にするために、方法のある態様が、1xEV−DO(エボリューション・データ最適化)または、ハイ・レート・パケット・データ(HRPD)のために以下で示され、HRPDという専門用語は、以下の説明で多く使われる。
図1は、無線通信ネットワークにおいて、実施可能な無線デバイス100の設計のブロック図を示す。そのような無線デバイス100は、ユーザ設備(UE),移動局、端末、アクセス・ターミナル、モバイル設備、加入者ユニット、局などとも呼ばれる。無線デバイスは、携帯電話、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA),無線モデム、手持ち式のデバイス、ラップトップ・コンピュータ、などである。この例では、無線デバイス100は、データ信号を処理し、ある例としてはDCVSのような、リソースの処理を最適化する制御機能性を利用する、無線モデム・チップセット102または同様のデバイスを含む。
図1に示したように、受信パス(たとえば、フォワード・リンクFL)、アンテナ104はベース・ステーションおよび/または他の送信機局によって送信された信号を受信し、受信された信号を受信機(RCVR)106へ提供する。受信機106は、受信された信号を処理(たとえば、フィルターをかける、増幅する、周波数をダウンコンバートする、デジタル化する)し、さらなる処理として入力サンプルをデジタル・セクション108に提供する。送信パスでは、デジタル・セクション108はデータを送信させ、出力サンプルを送信機(TMTR)110へ提供する。送信機110は、出力サンプルを処理(たとえば、アナログに変換する、フィルターをかける、増幅する、周波数をアップコンバートする)し、リバース・リンク(RL)信号を発生させ、これはアンテナ104を経由して送信される。
デジタル・セクション108はさまざまな処理ユニット、メモリ・ユニット、インターフェース・ユニットを含んでおり、これは他のさまざまなアプリケーション同様にラジオ通信をサポートする。図1に示した設計では、デジタル・セクション108は、プロセッサ/CPU110、制御ユニットまたはマネージャ112、デジタル信号プロセッサ114、メモリ・バッファ116、外部インターフェース118、パワー・マネジメント・ユニット120、のうち少なくとも1つかそれ以上を含んでおり、それらの全てはお互いに通信するさまざまなユニットの能力を説明する目的で少し示した、バス122や同様の結合を経由するように通信的に結合され得る。各プロセッサまたはCPUは、CPU、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor:DSP)、縮小命令セット・コンピュータ(reducedinstruction set computer:RISC)プロセッサ、汎用プロセッサなどのうち1つかそれ以上で構成される。加えて、各プロセッサは、内部メモリまたは外部メモリも含む。デジタル・セクション108のプロセッサは、データ送信に対するプロセス(たとえば、エンコードと変調)、データ受け取りに対するプロセス(たとえば、検波とデコード)、を実行し、ハイパーレイヤーは、無線ネットワークと交換したデータの処理を、さまざまなアプリケーションに対する処理などを実行する。
制御マネージャ112は、たとえばDCVSのような、電力セービング・アルゴリズムの制御を含んだ無線デバイス100のさまざまな機能の動作を指示する。制御マネージャ112は、入力を受け取り、入力を処理し、命令を出力するために、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、論理回路、任意の他の適したデバイスで実行される。加えて、制御マネージャ112は、プロセッサで動作するソフトウェア、またはソフトウェアとハードウェアの結合で実施される。メモリ・バッファ116は、CPU/プロセッサ110を含み、デジタル・セクション108内のさまざまなユニットに対するデータおよび/または命令を記憶する。インターフェース・ユニット118は、モデム108またはデバイス102、入力/出力(I/O)デバイスなどで他のユニットまたはプロセッサをインターフェースする。パワー・マネジメント・ユニット120は、無線デバイス100に対するバッテリ・パワーを管理し、バッテリ126または外部電源と結合する。デジタル・セクション108は、1つか多くの特定用途向け集積回路(application specific integrated circuits:ASIC),および/または、他の集積回路(IC)そしてモデム・チップセット102のような、大きなチップセット内で実行される。
一般的に、無線デバイス100は、図1に示したそれらよりも、少ない、多い、および/または異なる処理ユニット、メモリ・ユニット、インターフェース・ユニットを含む。プロセッサとメモリとデジタル・セクション108に含まれるプロセッサの種類の数は、通信ネットワーク、無線デバイス100にサポートされるアプリケーション、コスト、パワーの考慮などのさまざまな要因に依存する。
無線デバイス100は、さまざまなアプリケーションをサポートする。アプリケーションは、ソフトウェアおよび/または特定の機能を実行するファームウェア・モジュールである。異なるアプリケーションが、異なるサービスなどをサポートするための異なるRAT、を経由して通信をサポートするために用いられる。たとえば、無線デバイス100は、声、パケット・データ、ビデオ、ビデオ電話方式(video telephony:VT)、ウェブ・ブラウザ、電子メール、テキスト・エディタ、ビデオ・ゲーム、WLAN、ブルートゥース、アシストされた衛星利用測位システム(assisted Global Positioning System:A−GPS)、などに対するアプリケーションをサポートする。無線デバイス100は、すべてのアクティブなアプリケーションに対して、1つかそれ以上のデータ・フローを持つ。データ・フローは、2つの特別なエンド・ポイントの間のデータのストリームでもあり得る。データ・フローは、インターネット・プロトコル(Internet Protocol:IP)フロー、ラジオ・リンク・コントロール(Radio Link Control:RLC)フロー、ラジオ・リンク・プロトコル(Radio Link Protocol:RLP)フロー、などとも呼ばれ得る。異なるタイプのデータ・フローが、異なるトラフィック・クラス、異なるサービス品質(QoS)クラスなどに対して使われる。異なるデータ・フロー・タイプは、QoSの条件に関連している可能性もある。
ただの例のように、デバイス100のEV DOデータに対して生じるデータ・フローの例は図2に説明されている。この図は、デジタル信号プロセッサ200(たとえば、図1の114のようなDSP)とさまざまなプロトコルを横切ってモデムの他の処理回路によって動作されたさまざまなアプリケーションの間のデータの代表的なデータ・フローである。示したように、複数のアプリケーション1a、1b(参照番号202a−bで表示される)、アプリケーション、2a、2b、2c(参照番号204a−cで表示される)が説明されている。説明のために、アプリケーション202aと202bは、RLに送信されるデータを発生させるアプリケーションで、アプリケーション204a,204b,204cはFLをこえてデータを受け取るアプリケーションである。RLとFLアプリケーションの間の説明した分岐図はただの典型的なものに過ぎず、他のアプリケーションはデータを生成すること及び、受け取ることの両方を行う。加えて、アプリケーション202や204は、1つかより多くのプロセッサ、図1の110のようなCPU、無線デバイス100の他のアプリケーション・プロセッサで動作する。
アプリケーション202、204から、または202、204へのデータ・フローは、ポイント・トゥ・ポイント・プロトコル・モジュール(Point−to−Point Protocol:PPP)208と同様に、インターネット・プロトコル(IP)スタック・モジュール206を横切る。データは、RLデータに対するラジオ・リンク・プロトコル(RLP)Txバッファ210a、210bと、受け取ったFLデータに対するRLP Rxバッファ212a−cにもバッファされる。RLトランスミット・サイドでは、RLP送信機214、ファントム回路プロトコル(phantom circuit Protocol:PCP)モジュール216、リザベーション・ベース媒体アクセス・コントロール(reservation−based medium access control:RMAC)モジュール218が、DSP200によるプロセスの信号の後のデジタル信号プロセッサ(DAP)200とそれに続く送信による受け取りのためのデータの準備に用いられる。レシーバまたはFLサイドでは、DSP200によりプロセスされたデータはRLP Rxバッファ212のバッファリングに先立って、フォワード・リンク・リザベーション・ベース媒体アクセス・コントロール(forward link reservation−based medium access control:FMAC)モジュール220、ファントム回路プロトコル(PCP)モジュール222、RLPレシーバ224に運ばれる。
図3は、データ・レート・フローの監視することと、DCVS機能のような無線デバイスの少なくとも1つの電力最適化制御機能のパラメータを変化させることについての典型的なスキームのブロック図を説明している。図3は、特に、モデム・チップセット102の周辺のスキームを説明しており、これは図1に説明された。しかし、これはただの典型的なものに過ぎないことと、スキームはDCVSのような電力最適化制御機能を利用する無線またはモバイル・デバイスの他の位置で実行できる。
コントロール・マネージャ112は、モニタや、DCVS(たとえば、DCVS APIまたはパラメータを変化させる同様のインターフェース)または、アプリケーション・プロセッサのような他のプロセッサのどちらかから、またはどちらかへの命令を出すことと同様に、多くの入力を受信するように構成される。そのような入力/出力は、説明したバッファ116のようなメモリ・バッファを監視することに影響する。メモリ・モニタ302または、同様の機能ユニットは、バッファ116のレベルまたは深さを、監視または測定する。ある態様では、制御マネージャ112は、モニタ302からメモリ測定を要求し、これは制御マネージャ112に1つまたはそれより多くの測定値を交互に送る。
制御マネージャ112は、CPU(たとえば110)の測定値を監視するためにも構成され、特別な態様では、CPUの電流利用レベルを決めるためのCPUオペレーティング・システム(OS)304を監視するためである。CPUモニタ306は、CPU測定値を集め、マネージャ112で要求されたとき、マネージャ112を制御するための測定値と通信するために用いられる。
図4−7とのつながりで後に詳しく説明するように制御マネージャ112は、DCVSアルゴリズムのような制御機能に対する修正を決めるために、測定されたバッファの深さとCPUの稼働の1つかそれ以上を利用する。説明した例では、制御マネージャ112は、DCVS APIを経由するように、機能のパラメータ308を変化または修正するためにDCVSと通信する。
制御マネージャ112は、通信結合310を経由して、無線またはモバイル機器の他のプロセッサからの測定値も要求およびまたは受け取る。さらに、もしもデータ・スループットが悪いラジオ・リンク接続でゲート制御され、もしこの接続が高プロセッサ・クロック速度を必要としないなら、安定しているが悪いラジオ・リンク接続は、低データ・スループットをドライブする。加えて、低データ・スループットはラジオ・リンク接続のフェーディングが原因であり、ここでデータ・バッファの深さはラジオ・リンク接続に依存して高かったり低かったりするだろう。たとえば、もしもラジオ・リンク・プロトコル(RLP)/MAC層がビジー・パフォーミング・リンク再送信なら、モバイル機器は高いプロセッサ・クロック速度を必要とするだろう。過密制御が行われ、プロセッサが最大プロセッサ・クロック速度で動作し、データ・コール・サービス品質(quality of Service:QoS)を維持するためのデータ・レートを戻す必要がある時、低データ・スループットはデータ・バッファの深さが高いようなトランスポートレイヤでの過密制御も原因である。したがって、制御マネージャ112は、いつそしてどのように制御機能パラメータを修正するのかを決めるためのラジオ・データ・リンク(312)の接続にかかわる更なる情報を受け取る。このように、ラジオ・リンク接続にかかわる情報は、データ・バッファの深さまたはCPUの稼働の測定値をこえてデータに影響する他の問題の決定を許容する。
ある態様では、前に述べた現在の装置と方法は、すべてのプロセッサ・クライアントの必要性を満たさない初期のまたは従来のDCVSに対する応答時間を処理することを必要とする条件に遭遇したとき、よりよくDCVS機能を最適化するために、バッファの深さ、CPUの稼働、またはラジオ・リンク接続のうちの1つまたはそれ以上に基づくDCVSパラメータの修正に影響する。以下の検討では、現在の開示された方法と装置に対応された条件のさまざまな例が考えられる。しかし、これは、現在の開示によって改良されたすべての条件の中で、完全だと意味するものではない。
ある例では、電流は送信しないがパッシブなレシーブ状態にいるモバイル機器は、アクティブなDC電流消費を最小にするモードの近くに位置する。他の例では、エレクトロニクス・クロック速度およびまたは動作電圧は、DC電流消費を最適化するために何とかする。一般的に、処理効率、たとえば処理速度は、増大したDC電流消費と増大した熱散逸を犠牲にして、速いクロック速度およびまたは高電圧で最適化される。このように、改良されたバッテリ動作ライフは、最適なプロセス・パフォーマンスが必要でないときにクロック速度および/またはDC電圧を減らすことで得られる。
他の例では、要求されたデータ・スループット効率が維持されるように、現在の明細はDCVSの応答時間を短くするためのスキームを開示する。これらのスキームの利点は、改良されたバッテリ動作時間がすべてのケースにおいて最大のプロセッサ・クロック速度を用いずに得られることである。たとえば、データ・コールが接続されたとき、最大のプロセッサ・クロック速度能力の必要はない。その結果、ほとんどのデータ・コールが、ラジオ・リンク・パフォーマンスまたはネットワーク・リソース制限が原因の高データ・レート・リンクを利用していないので、改良されたDCパワー・セービングが達成されることができる。平均して、低いプロセッサ・クロック速度セッティングが、ラジオ・リンク容量を満たすのに十分であろう。したがって、現在の開示は、ピーク・プロセッサ・スループットの必要に対して、DCパワー消費をバランスするためのフィードバック容量を提供する。
他の例では、プロセッサのような電子部品は、通常DCパワー消費に基づいて厳密に最適化されるDCVS応答時間を持つ。この最適化の基準は、増大した遅延に対して、高い許容量を持つプロセッサ・タスクに対して適切である。ある例では、ノンリアル・タイム・プロセス・タスクは厳密には実行時間で制限されず、その結果、従来のDCVS法は、容認できるパフォーマンスの悪化に伴う最小のDCパワー消費に適している。しかし、リアルタイム・プロセス・タスクは、実行時間で厳密に制約され、超過の遅延は容認できない。たとえば、モデム・プロセッサ(たとえば、プロセッサ110)は、物理レイヤ、媒体アクセス・コントロール(MAC)レイヤ、データ・サービスを処理するのにどれだけ早いデータが必要かに依存する応答時間を必要とする。現在の開示は、優先度の高いプロセッサ・タスクで動作する条件を動かすMACレイヤデータと調節可能な物理レイヤへDCVSに対して最小の処理レベルをセットすることを提案する。加えて、現在の開示は、DCVSの応答時間またはDCVSの感度を変化させるためのDCVSとそのクライアントの間のインターフェース(たとえば、112と208)を提供する。
また、他の例では、データ・サービスが送信、受信、または他のデータ・バッファ(たとえば、116とモニタ202)を監視する。もし、任意のバッファ116が高い閾値を上に超えて満たしたら、データ・サービス(たとえば、制御マネージャ112)が、プロセッサ・クロック速度を増やすことで応答時間を短くするためにDCVSアプリケーション・プログラム・インターフェース(API)をコールする。もし、バッファ・レベルが低い閾値より下に落ちたら、データ・サービスはDCVS応答時間を初期値に戻すことができる。その結果、もしもプロセッサ稼働は長いがしかし、プロセッサ・クロック速度は遅く、多くの量のデータが動かされるなら、この方法は、パケット損失を受ける前に、プロセッサ・クロック速度を増やす。反対に、もしも、プロセッサ稼動時間が短く低いプロセッサ・クロック速度で、多くの量のデータが動かされるなら、この方法はプロセッサが原因ではないため、プロセッサ・クロック速度を変えない。もし、プロセッサ稼働は長いが低データ・アクティビティなら、プロセッサ・クロック速度の変化は初期のDCVSセッティングに基づくものである。
さらに、他の例では、アドバンス・モバイル加入者ソフトウェア(Advanced Mobile Subscriber Software:AMSS)のような、現在のモバイル機器ソフトウェア装置に対しては、無線データ・アプリケーションが可能なとき、最大プロセッサとデータ・バス・パフォーマンス・レベルは全データ・コールの間で要求される。この要求は、通例、実際のデータ・レートまたは、他のデータ・トランスファがあるかどうかに独立である。たとえば、最適化されたエボリューション・データ(Evolution Data Optimized:EV−DO)リビジョンAフォワード・リンクのような、実際の無線通信システムに対する経験証拠に基づいて、最大データ・レートでのデータ・コールは、プロセッサとデータ・バスが完全に稼動していることを必要としない。このように、そのような証拠に基づいて、DCVS初期パラメータは、より最適なプロセッサ稼働の状況になるように修正され、その結果より最適なバッテリ容量となる。
もう1つの例では、EV−DOのような無線通信システムでの低データ・スループットは、多くの要因がある。たとえば、もしもアプリケーションがライトなデータ・トランスファのみを必要とし、もしもデータ・バッファの深さが一般的に低く、もしもアプリケーションが高プロセッサ・クロック速度を必要とせず、瞬間的なデータ・レートが高いとしても、特定のアプリケーションの特性は低データ・スループットを駆動させるだろう。
他の状況が逆にデータ・スループット、効率、用力に影響したのと同様の上で検討した例を踏まえて、装置と方法は、モバイル機器パワー・マネジメントに対してプロセッサ・クロック速度を調整するためにパラメータの修正または調整を提供する。特に、方法と装置は少なくともデータ・バッファの深さに基づいてプロセッサ・クロック速度を調整するようにパラメータを修正する。
図4で説明されたある態様では、メソッド400は、バッファの深さにもとづいたDCVSのような、パワー最適化制御機能を修正または変化させるために示される。方法400は、少なくともブロック402に示したプロセッサからのデータ出力と、プロセッサへのデータ入力の少なくとも1つのデータをバッファするデータ・バッファに記憶されるデータの量を監視することを含む。ある態様では、これらのプロセスは、バッファ116、制御マネージャ112を監視する、メモリ・モニタ302によって実行される。ブロック404に示したように、制御機能のパラメータは、データ・バッファに記憶されたデータの量に基づいて修正され、ここで制御機能はDCVSのケースでのように、プロセッサのローディングに基づいた少なくとも1つのプロセッサのスピードの少なくとも1つの動作を制御するように構成される。ある例では、ブロック404のプロセッサは、モジュール308に関連した制御マネージャ112によって実行され、これはDCVSパラメータを変化させるAPIである。
図5は、CPUスピードがデータ・バッファの深さまたはローディングに基づく2つかそれ以上のスピードの間にスケールする、パワー最適化制御機能を修正または変化させる他の方法500のフロー・チャートを説明している。方法500は、ブロック502に示したように、少なくとも1つのプロセッサからのデータ出力とプロセッサへのデータ入力の少なくとも1つをバッファするデータ・バッファに記憶されたデータの量を監視することを含む。ある態様では、このプロセスは、バッファ116と制御マネージャ112を監視するメモリ・モニタ302によって実行される。
監視後に、制御機能のパラメータは、ブロック504に説明されるようなデータ・バッファに記憶されたデータの量に基づいて修正される。ブロック504にさらに示したように、制御機能パラメータの修正は、データの量が予め定められた閾値より多いときに少なくとも第1の速度で、データの量が予め定められた閾値に等しいかそれより少ないとき第2の速度で、少なくとも1つのプロセッサを動作する制御機能をセッティングすることを含む。方法500は2つのスケールされたCPUスピードに限られず、データ・バッファの異なるモニタ・レベルに基づくCPUスピードの数または応答時間を含む、ということには注意が必要である。ある例では、ブロック504のプロセスは、モジュール308に関連した制御マネージャ112により実行され、これはDCVSパラメータを変化させる、APIまたは同様の機能性である。ここでは、ただ限るわけではないが、DCVSパラメータは、DCVSに対するフィルター時定数、CPUスピード閾値に対する閾値、データ・バッファ(上と下)に対する閾値、バッファ・フロア、そして他の時定数を含むことが注意される。
ある態様では、方法500は、データ・バッファの深さが変化するときCPUスピードのすばやいセッティングを与える。
これは、順次、初期のDCVSパラメータよりもCPUによる速い応答になり、データ・ロスを防ぐ。
図6は、CPUスピードがデータ・バッファの深さまたはローディングに基づく2つかそれ以上のスピードの間にスケールされる、パワー最適化制御機能を修正または変化させる他の方法600のフロー・チャートである。方法600は、ブロック602に示したように、少なくとも1つのプロセッサからのデータ出力と少なくとも1つのプロセッサへのデータ入力の少なくとも1つをバッファするデータ・バッファに記憶されるデータの量を監視することを含む。ある態様では、このプロセスは、メモリ・モニタ302で実行され、バッファ116と制御マネージャ112を監視する。
監視後に、制御機能のパラメータは、ブロック604に説明されるようにデータ・バッファに記憶されたデータの量に基づいて修正される。ブロック504にさらに示すように、制御機能パラメータの修正は、どのデータがデータ・バッファに記憶されるように監視されるときに少なくとも1つのプロセッサの最大速度で動作させるように少なくとも1つのプロセッサを動作させる制御機能のセッティングと、データ・バッファにどのデータも記憶されていないときに予め定められた最小速度で少なくとも1つのプロセッサで動作させる制御機能のセッティングを含む。ある例では、ブロック504のプロセスは、モジュール308に関連した制御マネージャ112で実行され、これはDCVSパラメータを変化させるAPIまたは同様の機能性である。ある態様では、方法600は、少なくとも初期設定と同じデータ・スループット効率を可能にし、さらに、バッファにデータが1つもないときはセービング・パワーの利益をともなって可能にする。
図7は、無線デバイスのパワー最適化制御機能を修正または変化させる、さらに他の方法700のフロー・チャートを説明している。方法700は、ブロック702に示したように、少なくとも1つのプロセッサからのデータ出力と少なくとも1つのプロセッサへのデータ入力の少なくとも1つをバッファするデータ・バッファに記憶されるデータの量を監視することを含む。ある態様では、このプロセスは、メモリ・モニタ302で実行され、これはバッファ116、制御マネージャ112を監視する。ブロック702は、方法700が、少なくとも1つのプロセッサの稼動レベルを監視することも含むことも説明している。ある例では、このプロセスはCPUモニタ306と制御マネージャ112に影響される。
ブロック704に説明したように、方法700は、データ・バッファに記憶されたデータの量に基づいて、DCVS機能のような、制御機能のパラメータの修正も含む。ブロック704のプロセスは、高い閾値のような、データ・バッファのデータの量が予め定められた第1の閾値をこえるように決まり、少なくとも1つのプロセッサの稼動レベルが最大稼動レベルの下になるように決まるときには、制御機能の応答時間を減らすことで制御機能のパラメータの修正も含む。このように。
ある態様では、方法700は、データ・コールが可能なとき(図7には示していないが)、最小CPUスピードが第1に定まる初期設定も含む。ブロック704の条件が合わない間は、初期DCVSアルゴリズムはCPUスピードを調整するように用いられる。さらに、方法700は、データ・バッファの深さが高い閾値をこえ、CPUが最大パフォーマンス・レベルではないときに、要求がDCVSアルゴリズムを短い応答時間を持つように修正するために行われることを提供する。さらに、データ・バッファの深さが、低い閾値のような第2の予め定められた閾値よりも下のときに、方法700はブロック706で示したように初期のDCVS応答時間の回復を提供する。このように方法700は、CPU稼動レベルが、CPUが短い応答時間に余力を持つ最大レベルより下のとき、CPUに対して初期の応答時間で適切に対応できないような予め定められた深さ(つまり、第1または高い予め定められた閾値)より下のそれらのレベルに対して、データがデータ・バッファに記憶されるとき、CPUスピードが不必要に増大する必要はないことを可能にする。
図8は、データ・レート・フローを監視し、無線デバイスの少なくとも1つのパワー最適化制御機能のパラメータを変化させるための装置800のブロック図を説明している。装置800は、デバイス100のような無線デバイス、またはモデム・チップセット102のような無線デバイスの一部である。装置800は、少なくとも1つのプロセッサ806からのデータ出力とプロセッサへのデータ入力の少なくとも1つをバッファするデータ・バッファ804に記憶されるデータの量を監視するための手段802を含む。ある態様では、バッファ804へのデータの入力または出力は、図2のデータ・フローに示したような、デジタル信号プロセッサ(図8には示されていない)からまたはプロセッサへのものである。ある例では、手段802は、制御マネージャ112と接続したモニタ302によりインプリメントされる。ここでは、装置800が通信結合808と一緒に示され、これは通信バスまたは、さまざまなモジュールと装置800のユニットと、通信的な結合に対する同様の方法で実施されることに注意が必要である。
装置800は、プロセッサのローディングに基づいた少なくとも1つのプロセッサ806の少なくとも1つのスピードの動作を制御するように構成される制御機能、データ・バッファ804に記憶されるデータの量に基づいた、DCVSのような、制御機能のパラメータ812を修正するための手段810も含む。ある例では、手段810は、パラメータ(たとえば、308)に対して、API,のようなインターフェースと接続した制御マネージャ112によって実行される。
さらに、装置は、少なくとも1つのプロセッサ806の稼動レベルを監視するための追加の手段814を含む。手段814は、ある例では、制御マネージャ112に接続した、モニタ306に実行される。方法814により監視することを用いて、データ・バッファのデータの量が第1の予め定められた閾値をこえるときに、そして、少なくとも1つのプロセッサの稼動レベルが最大稼動レベルより下のときに、制御機能の応答時間を減らすことで制御機能のパラメータの修正に対する手段816も含む。手段816は、ある例では、308との接続で制御マネージャ112によって実行される。最後に、ある態様では、装置800は、データ・バッファのデータ量が、手段816で用いられる予め定められた第1の閾値よりも低い予め定められた第2の閾値より下のとき、パラメータを初期設定に戻すことに対する手段818も含む。
制御機能パラメータ(たとえば、DCVSパラメータ)の修正は、図3に示したラジオ・リンク312を監視することを経由するように、ラジオ・リンクまたは無線接続のデータリンクを監視することに基づいて含まれることにも注意が必要である。たとえば、もしもラジオ・リンクがフェーディングまたは品質に乏しいなら、バッファリングまたはCPUの処理が遅いデータ・スループットの原因として除外されるので、パラメータはゆっくりしたCPU応答時間を許すように修正され得る。相互に関係はあるが同意語ではない、ラジオ・リンクとデータリンクの1つまたは両方が、監視することができるということは、注意が必要である。
開示されたプロセスのステップの特定の順序または階層がほとんど典型的なものとなるアプローチの例にすぎないことが理解される。設計の好みに基づいて、プロセスのステップの特定の順序または階層が、現在の開示の範囲内に残っている間は再配置できるということがわかる。付随する方法は、サンプル順序におけるさまざまなステップの現在の要素を請求し、示された特定の順序または階層に制限されることを意味するものではない。
当業者は、情報と信号が、異なる技術と技法の種類のどれかを用いて表示されることを理解するだろう。たとえば、上の表記を通して参照される、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップは、電圧、電流、電磁波、磁場、または磁気粒子、光場または光粒子、またはいずれかの組み合わせで表示される。
当業者は、ここで開示された実施例に関連して記載された、さまざまな例示の論理ブロック、モジュール、回路、アルゴリズム・ステップは、電気的ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、または両方の組み合わせでインプリメントされることを認識するだろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性をはっきりと説明するために、さまざまな実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、ステップが、それらの機能を用いて一般的に上で説明されている。そのような機能がハードウェアまたはソフトウェアのどちらでインプリメントされるかは、全体のシステムに課された特定の応用と設計の制約に依存する。当業者は、各々の特定の応用に対して変化する方法で説明された機能をインプリメントするが、そのようなインプリメントの決定は、現在の発明の視点から離れさせると解釈するべきではない。
ここで開示した実施例に関連して示した、さまざまな例示の論理ブロック、モジュール、回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブルゲート・アレイ(FPGA)、または他のプログラム可能ロジック・デバイス、ディスクリート・ゲートまたはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア部品、またはここで示した機能を実行するために設計した組み合わせで実行される。汎用プロセッサはマイクロプロセッサだが、代案では、プロセッサは従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、状態機械である。プロセッサは、たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアとつながる1つかそれ以上のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成の、コンピューティング・デバイスの組み合わせとしても実行される。
ここで開示した実施例に関連して示した方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェア、ソフトウェア・モジュール、または、プロセッサまたはコンピュータで実行可能な媒体に記憶される命令を実行可能なコンピュータからなるコンピュータ・プログラム製品、またはそのいずれかの組み合わせで直接実施される。ソフトウェア・モジュールまたは媒体は、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、または技術的に知られた記憶媒体の他の任意の形式に存在する。典型的な記憶媒体はプロセッサと結合し、そのようなプロセッサは記憶媒体から情報を読み取り可能であり、記憶媒体へ情報を書き込み可能である。代案では、記憶媒体はプロセッサに対して不可欠である。プロセッサと記憶媒体は、ASIC内に存在している。ASICは、ユーザ端末内に存在している。代案では、プロセッサと記憶媒体は、ユーザ端末に別々のコンポーネントとして存在する。
開示された例の前の説明は、当業者が現在の発明を作るまたは使うことを可能にするために提供される。これらの例に対するさまざまな修正は、当業者に簡単に明白であろうし、ここで定義された一般的な原理は、現在の発明の視点から離れることなく他の実施例に適用される。このように、現在の発明は、ここで示した例に制限するわけではなく、前記の原理とここで開示した新しい特性に一致する最大の視点に従うものであるとする。

Claims (32)

  1. 少なくとも1つのプロセッサからのデータ出力と少なくとも1つのプロセッサへのデータ入力の少なくとも1つをバッファするデータ・バッファに記憶されるデータの量を監視することと、
    前記データ・バッファに蓄えられるデータの前記量に基づいた制御機能のパラメータを修正すること
    を具備し、
    前記制御機能は前記の少なくとも1つのプロセッサのローディングに基づく前記少なくとも1つのプロセッサのスピードの少なくとも1つの動作を制御するように構成される、 無線デバイスのパワー最適化のための方法。
  2. 前記制御機能のパラメータを修正することが、データの前記量が予め定められた閾値をこえるときに少なくとも第1のスピードで、データの前記量が予め定められた閾値と等しいかそれより少ないときにより遅い第2のスピードで、前記少なくとも1つのプロセッサを動作させるために前記制御機能の前記パラメータをセッティングすることを含む、請求項1に定義されたとおりの方法。
  3. 前記制御機能の前記パラメータを修正することは、前記データ・バッファに記憶されるように何らかのデータが監視されるときに前記少なくとも1つのプロセッサの最大スピードで動作するように前記少なくとも1つのプロセッサを動作させるために前記制御機能をセッティングすることと、
    前記データ・バッファに何のデータも記憶されていないときに予め定められた最小スピードで前記少なくとも1つのプロセッサを動作させるために前記制御機能をセッティングすることと、
    を含む、請求項1に定義されたとおりの方法。
  4. 前記少なくとも1つのプロセッサの稼動レベルを監視することと、
    前記データ・バッファのデータの前記量が第1の予め定められた閾値をこえ、前記少なくとも1つのプロセッサの前記稼動レベルが最大稼動レベルよりも下のときの前記制御機能の応答時間を減らすことで前記制御機能のパラメータを修正すること
    をさらに具備する、請求項1に定義されたとおりの方法。
  5. 前記データ・バッファのデータの前記量が前記の第1の予め定められた閾値よりも低い第2の予め定められた閾値以下に落ちるときに前記制御機能の前記パラメータを初期設定に戻すことをさらに具備する、請求項4に定義されたとおりの方法。
  6. データリンクと無線接続のラジオ・リンクの少なくとも1つを監視することと、
    前記監視されたデータリンクとラジオ・リンクの少なくとも1つに基づいた前記制御機能のさらなる修正すること
    をさらに具備する、請求項1に定義されたとおりの方法。
  7. 前記制御機能がダイナミックなクロック及び電圧のスケーリング(DCVS)機能である、請求項1に定義されたとおりの方法。
  8. パラメータを修正することは、DCVS感度、DCVS応答時間、プロセッサ周波数、プロセッサ時定数、プロセッサ・フロア、プロセッサ閾値、DCVSフィルター時定数、の少なくとも1つを変化させることを具備する、請求項7に定義されたとおりの方法。
  9. 無線デバイスのパワー最適化に関する装置であって、前記無線デバイスの、少なくとも1つのプロセッサからのデータ出力と少なくとも1つのプロセッサへのデータ入力の少なくとも1つをバッファするデータ・バッファに記憶されたデータの前記量を監視ーする構成の少なくとも1つの第1のモニタと、
    前記のデータ・バッファに記憶されたデータの前記量に基づいて制御機能のパラメータを修正するように構成された制御ユニットと、
    を具備し、
    前記制御機能は少なくとも1つのプロセッサのローディングに基づいた前記少なくとも1つのプロセッサの少なくとも1つの動作スピードを制御するよう構成される、装置。
  10. 前記制御ユニットが、前記データの量が予め定められた閾値をこえるときに少なくとも第1のスピードで、前記データの量が前記の予め定められた閾値と等しいかそれより少ないときに前記の第1のスピードよりも遅い少なくとも第2のスピードで前記少なくとも1つのプロセッサを動作させるために前記制御機能の前記パラメータをセッティングすることにより前記制御機能の前記パラメータを修正するよう更に構成された、請求項9に定義されたとおりの装置。
  11. 前記制御ユニットが、
    前記データ・バッファに記憶されるように何らかのデータが監視されるときに前記少なくとも1つのプロセッサの最大スピードで動作するように少なくとも1つのプロセッサを動作させるために前記制御機能をセッティングすることと、
    前記データ・バッファに何のデータも記憶されないときに予め定められた最小スピードで前記少なくとも1つのプロセッサを動作させるために前記制御機能をセッティングすることと
    により前記制御機能の前記パラメータを修正するようにさらに構成される、請求項9に定義されたとおりの装置。
  12. 前記少なくとも1つのプロセッサの稼動レベルを監視するように構成された少なくとも1つの第2のモニタと、
    前記データ・バッファの前記データの量が第1の予め定められた閾値をこえ、前記少なくとも1つのプロセッサの前記稼動レベルが最大の稼動レベルより下のときに、前記制御機能の応答時間を減らすことで前記制御機能の前記パラメータを修正するように構成された前記制御ユニット
    をさらに具備する、請求項9に定義されたとおりの装置。
  13. 前記制御ユニットが、
    前記データ・バッファのデータの前記量が前記の第1の予め定められた閾値よりも少ない第2の予め定められた閾値より下に落ちるときに初期設定へ前記制御機能の前記パラメータを戻すようにさらに構成された、請求項12に定義されたとおりの装置。
  14. データリンクと無線接続のラジオ・リンクの少なくとも1つを監視するように構成された少なくとも1つの第3のモニタと、
    監視されたデータリンクとラジオ・リンクの少なくとも1つに基づく前記制御機能を修正するようにさらに構成された前記制御ユニット、
    をさらに具備する、請求項9に定義されたとおりの装置。
  15. 前記制御機能がダイナミックなクロック及び電圧のスケーリング(DCVS)機能である、請求項9に定義されたとおりの装置。
  16. 前記制御機能パラメータが、DCVS感度、DCVS応答時間、プロセッサ周波数、プロセッサ時定数、プロセッサ・フロア、プロセッサ閾値、DCVSフィルター時定数、のうち少なくとも1つを具備する、請求項15に定義されたとおりの装置。
  17. 少なくとも1つのプロセッサからのデータ出力と少なくとも1つのプロセッサへのデータ入力のうち少なくとも1つでバッファするデータ・バッファに記憶されるデータの前記量を監視するための手段と、
    前記データ・バッファに記憶される前記データの量に基づく制御機能のパラメータを修正するための手段
    を具備し、
    前記制御機能は前記少なくとも1つのプロセッサのローディングに基づいて前記少なくとも1つのプロセッサの動作スピードで制御するように構成される、無線デバイスのパワー最適化のための装置。
  18. 前記制御機能の前記パラメータの修正のための前記手段が、前記データの量が予め定められた閾値をこえるときに少なくとも第1のスピードで、前記データの量が前記予め定められた閾値と等しいかそれより少ないときに前記第1のスピードよりも遅い第2のスピードで前記少なくとも1つのプロセッサを動作させるために前記制御機能の前記パラメータをセッティングするための手段を含む、請求項17に定義されたとおりの装置。
  19. 前記制御機能の前記パラメータの修正に関する前記方法が、前記データ・バッファに記憶されるように何らかのデータが監視されるときに前記少なくとも1つのプロセッサの最大スピードで動作するように前記少なくとも1つのプロセッサを動作させるために前記制御機能をセッティングするための手段と、
    前記データ・バッファに何のデータも記憶されていないときに予め定められた最小スピードで前記少なくとも1つのプロセッサを動作させる前記制御機能をセッティングするための手段
    を含む、請求項17に定義されたとおりの装置。
  20. 前記少なくとも1つのプロセッサの稼動レベルを監視するための手段と、
    前記データ・バッファの前記データの量が第1の予め定められた閾値をこえ、前記少なくとも1つのプロセッサの前記稼動レベルが最大稼動レベルより下のときに、前記制御機能の応答時間を減らすことで前記制御機能の前記パラメータを修正するための手段
    をさらに具備する請求項17に定義されたとおりの装置。
  21. 前記データ・バッファの前記データの量が前記第1の予め定められた閾値よりも少ない第2の予め定められた閾値よりも下に落ちるときに、前記制御機能の前記パラメータを初期設定に戻すための手段をさらに具備する、請求項20に定義されたとおりの装置。
  22. データリンクと無線接続のラジオ・リンクの少なくとも1つを監視するための手段と、
    前記監視されたデータリンクとラジオ・リンクのうち少なくとも1つに基づく前記制御機能をさらに修正するための手段
    をさらに具備する、請求項17に定義されたとおりの装置。
  23. 前記制御機能はダイナミックなクロック及び電圧のスケーリング(DCVS)機能である、請求項17に定義されたとおりの装置。
  24. 制御機能パラメータが、DCVS感度、DCVS応答時間、プロセッサ周波数、プロセッサ時定数、プロセッサ・フロア、プロセッサ閾値、DCVSフィルター時定数のうち少なくとも1つを具備する、請求項23に定義されたとおりの装置。
  25. コンピュータに、無線デバイスの少なくとも1つのプロセッサからのデータ出力とプロセッサへのデータ入力のうち少なくとも1つをバッファするデータ・バッファに記憶された前記データの量を監視させるためのコードと、
    コンピュータに、前記データ・バッファに記憶された前記データの量に基づく制御機能のパラメータを修正させるためのコード
    を具備し、
    前記制御機能は前記少なくとも1つのプロセッサのローディングに基づく前記少なくとも1つのプロセッサのスピードの少なくとも1つの動作を制御するように構成される、 コンピュータ可読媒体を具備する、コンピュータ・プログラム製品。
  26. コンピュータに前記制御機能の前記パラメータを修正させる前記コードは、前記データの量が予め定められた閾値をこえるときに少なくとも第1のスピードで、前記データの量が前記予め定められた閾値と等しいかそれより少ないときに前記第1のスピードよりも遅い第2のスピードで、前記少なくとも1つのプロセッサを動作させる前記制御機能の前記パラメータをセッティングさせるためのコード
    を含む、請求項25に定義されたとおりのコンピュータ・プログラム製品。
  27. 前記制御機能の前記パラメータをコンピュータに修正させるコードは、コンピュータに前記データ・バッファに記憶されるように何らかのデータが監視されるときに前記少なくとも1つのプロセッサの最大スピードで動作する前記少なくとも1つのプロセッサを動作させる前記制御機能をセッティングさせるためのコードと、
    コンピュータに前記データ・バッファに何のデータも記憶されていないときに予め定められた最小スピードで前記少なくとも1つのプロセッサを動作させる前記制御機能をセットさせるためのコード
    を含む、請求項25に定義されたとおりのコンピュータ・プログラム製品。
  28. コンピュータに、前記少なくとも1つのプロセッサの稼動レベルを監視させるためのコードと、
    コンピュータに、前記データ・バッファの前記データの量が第1の予め定められた閾値をこえ、前記少なくとも1つのプロセッサの前記稼動レベルが最大稼動レベルよりも低いときに、前記制御機能の応答時間を減らすことで前記制御機能の前記パラメータを修正させるためのコード
    をさらに具備する、請求項25に定義されたとおりのコンピュータ・プログラム製品。
  29. 前記データ・バッファの前記データの量が前記第1の予め定められた閾値よりも少ない第2の予め定められた閾値より下に落ちるときに、コンピュータに前記制御機能の前記パラメータを初期設定に戻させるためのコード
    をさらに具備する請求項28に定義されたとおりのコンピュータ・プログラム製品。
  30. 無線デバイスの無線接続のデータリンクとラジオ・リンクの少なくとも1つをコンピュータに監視させるためのコードと、
    前記監視されたデータリンクとラジオ・リンクのうち少なくとも1つに基づく前記制御機能をコンピュータにさらに修正させるためのコード
    をさらに具備する、請求項25に定義されたとおりのコンピュータ・プログラム製品。
  31. 前記制御機能がダイナミックなクロック及び電圧のスケーリング(DCVS)機能であるような、請求項25に定義されたとおりのコンピュータ・プログラム製品。
  32. 前記制御機能パラメータが、DCVS感度、DCVS応答時間、プロセッサ周波数、プロセッサ時定数、プロセッサ・フロア、プロセッサ閾値、DCVSフィルター時定数のうち少なくとも1つを具備する、請求項31に定義されたとおりのコンピュータ・プログラム製品。
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