JP5948361B2 - 情報処理装置、および、出力調整方法 - Google Patents

情報処理装置、および、出力調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、および、出力調整方法に関する。
従来から、受信データのオーバーフローまたはアンダーフローを抑止する技術が開示されている。
ここで、通信回線を介してパケット受信装置からパケット送信装置にクロック調整量を送信することで、ネットワーク全体のクロック調整を行う技術が開示されている(特許文献1を参照)。
また、ネットワークを介して送信側ビデオサーバから受信装置に同期基準情報を送信することで、受信装置における出力を制御する技術が開示されている(特許文献2を参照)。
特開2006−148227号公報 特開2007−158879号公報
しかしながら、従来の通信システム(特許文献1等)においては、伝送路や機器に起因する時間的なゆらぎの発生に対して、受信側だけでクロック調整できないという問題点を有していた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、伝送路や装置間に遅延が発生した場合でも、受信側が備えるバッファからの出力をクロック周波数を動的に変動させることで、遅延を最小化することができる、情報処理装置、および、出力調整方法を提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、受信した情報をバッファ部に蓄積する蓄積手段と、前記バッファ部に蓄積された情報量であるバッファ蓄積量を監視する監視手段と、前記監視手段により監視された前記バッファ蓄積量に基づいて、前記バッファ部から前記情報を出力する場合のクロック周波数を調整する周波数調整手段と、前記周波数調整手段により調整された前記クロック周波数に合わせて前記バッファ部から前記情報を出力させる情報出力手段と、を備える。
また、本発明に係る出力調整方法は、受信した情報をバッファ部に蓄積する蓄積ステップと、前記バッファ部に蓄積された情報量であるバッファ蓄積量を監視する監視ステップと、前記監視ステップにて監視された前記バッファ蓄積量に基づいて、前記バッファ部から前記情報を出力させる場合のクロック周波数を調整する周波数調整ステップと、前記周波数調整ステップにて調整された前記クロック周波数に合わせて前記バッファ部から前記情報を出力させる情報出力ステップと、を含む。
この発明によれば、情報伝送の遅延を従来に比べて最小にする(保つ)ことができる。
図1は、本実施形態における情報処理装置の構成の一例を示すハードウェアブロック図である。 図2は、本実施形態における情報処理装置の構成の一例を示すハードウェア構成図である。 図3は、本実施形態の情報処理装置における処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、本実施形態の情報処理装置における処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、本実施形態におけるバッファ蓄積量と経過時間との関係の一例を示す図である。 図6は、本実施形態の情報処理装置における処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、本実施形態の情報処理装置における処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、本実施形態の情報処理装置における処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、本実施形態の情報処理装置における処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、本実施形態の情報処理装置における処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、本実施形態の情報処理装置における処理の一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る情報処理装置、および、出力調整方法、ならびに、プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.本実施形態の構成]
本実施形態に係る情報処理装置100の構成の一例について図1および図2を参照して説明する。図1は、本実施形態における情報処理装置100の構成の一例を示すハードウェアブロック図である。図2は、本実施形態における情報処理装置100の構成の一例を示すハードウェア構成図である。
図1に示すように、情報処理装置(受信装置)100は、送信装置200(図示せず)とネットワーク(伝送路)300を介して通信可能に接続して構成される。ここで、情報処理装置100は、出力装置400(図示せず)とネットワーク(伝送路)300を介して通信可能に接続して構成されてもよい。また、図1においては、情報処理装置100の一部または全部が示されていてもよい。
ここで、ネットワーク300は、情報処理装置100と、外部装置(例えば、送信装置200または出力装置400等)とを有線または無線で相互に接続する機能を有し、例えば、インターネット、電話回線網(携帯端末回線網および一般電話回線網等)、イントラネット、衛星波、地上波、専用線(例えば、SDIまたはラインなど)、または、電力線通信(PLC)等であってもよい。
ここで、ネットワーク300を介した通信には、SDIなどの専用線による映像受信、ラインなどの専用線による音声受信、マルチキャスト配信、ストリーミング配信、センサー等の測定器からの受信、衛星放送による映像もしくは音声の受信、および/または、FPUによるデータ、映像もしくは音声の受信等であってもよい。
ここで、図1に示すように、情報処理装置100は、制御部102と記憶部106とを少なくとも備えて構成される。ここで、記憶部106は、各種のデータベース、テーブル、および/または、ファイルなどを格納する。記憶部106は、ストレージ手段であり、例えばRAM・ROM等のメモリ、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および/または、光ディスク等を用いることができる。記憶部106には、CPU(Central Processing Unit)に命令を与え各種処理を行うためのコンピュータプログラム等が記録されている。
これら記憶部106の各構成要素のうち、バッファ部(受信バッファ部)106aは、受信した情報を保持(記憶)する。例えば、バッファ部106aは、受信したIPデータを保持してもよい。
また、情報処理装置100は、更に、情報(信号)またはコマンド等の入出力(I/O)を行う入出力部112(図示せず)を備えていてもよい。ここで、入出力部112は、例えば、キー入力部、タッチパネル、コントロールパッド(例えば、タッチパッド、および、ゲームパッド等)、マウス、キーボード、および、マイク等であってもよい。また、入出力部112は、情報(信号)を表示する表示部(例えば、液晶または有機EL等から構成されるディスプレイ、モニタ、および、タッチパネル等)であってもよい。また、入出力部112は、音声情報を音声として出力する音声出力部(例えば、スピーカ等)であってもよい。
ここで、情報処理装置100は、更に、入出力部112と制御部102とを接続する入出力インターフェース部(図示せず)を備えていてもよい。また、情報処理装置100は、更に、通信インターフェース部(図示せず)を備えていてもよく、通信インターフェース部を介してネットワーク(伝送路)300を経由し、外部装置(例えば、送信装置200または出力装置400等)と相互に通信可能に接続されていてもよい。通信インターフェース部は、通信回線および/または電話回線等に接続されるアンテナおよび/またはルータ等の通信装置に接続されるインターフェースであり情報処理装置100とネットワーク300との間における通信制御を行う機能を有していてもよい。ここで、通信インターフェース部は、NIC等であってもよい。また、これら各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
また、制御部102は、情報処理装置100を統括的に制御するCPU等からなる。制御部102は、制御プログラムと各種の処理手順等を規定したプログラムと所要データとを格納するための内部メモリを有し、これらプログラムに基づいて種々の処理を実行するための情報処理を行う。
ここで、制御部102は、大別して、信号受信部102aと、蓄積部102b、バッファ観測化出力制御部102cと、情報出力部(信号調整部)102iとを備える。
信号受信部102aは、伝送された信号を受信する。ここで、信号受信部102aは、ネットワーク300を介して送信装置200から送信された信号を受信してもよい。
蓄積部102bは、受信した情報をバッファ部106aに蓄積する。ここで、蓄積部102bは、信号受信部102aにより受信された信号を情報に変換(復元)し、当該情報をバッファ部106aに蓄積してもよい。例えば、蓄積部102bは、信号受信部102aにより受信された信号を映像等に変換し、当該映像をバッファ部106aに蓄積してもよい。
バッファ観測化出力制御部102cは、バッファ部106aに記憶された情報を観測し、出力制御を行う。ここで、バッファ観測化出力制御部102cは、機能概念的に、監視部(受信バッファ観測部)102dと、目標値設定部(バッファ目標値設定部)102fと、周波数変動量決定部102gと、周波数調整部102hとを備える。
監視部(受信バッファ観測部)102dは、バッファ部106aに蓄積された情報量であるバッファ蓄積量を監視(観測)する。ここで、監視部102dは、機能概念的に、蓄積量変動量取得部102eを備える。
蓄積量変動量取得部102eは、バッファ蓄積量とバッファ蓄積量の目標値との差分から、単位時間あたりのバッファ蓄積量変動量を取得する。
目標値設定部(バッファ目標値設定部)102fは、バッファ蓄積量の目標値を設定する。ここで、目標値設定部102fは、監視部102dにより監視されたバッファ蓄積量に基づいて、バッファ蓄積量の目標値を設定してもよい。また、目標値設定部102fは、目標値前後にマージンを設定してもよい。
また、目標値設定部102fは、目標値前後にマージンを段階的に複数設定してもよい。また、目標値設定部102fは、監視部102dにより監視されたバッファ蓄積量の変動経過に基づいて、バッファ蓄積量の目標値を設定してもよい。ここで、目標値は、4MB−19MB程度であってもよい(すなわち、目標値は、フォーマットおよび/または設定により増減してもよい)。
周波数変動量決定部102gは、クロック周波数を調整するための周波数変動量を決定する。ここで、周波数変動量決定部102gは、監視部102dにより監視されたバッファ蓄積量と所定値との比較により、クロック周波数を調整するための周波数変動量を決定してもよい。また、周波数変動量決定部102gは、監視部102dにより監視されたバッファ蓄積量と目標値との比較により、周波数変動量を決定してもよい。
また、周波数変動量決定部102gは、監視部102dにより監視されたバッファ蓄積量が、所定値前後に設定されたマージン内に収まっているか否か判定することにより、周波数変動量を決定してもよい。また、周波数変動量決定部102gは、監視部102dにより監視されたバッファ蓄積量が、目標値設定部102fにより設定されたマージン内に収まっているか否か判定することにより、周波数変動量を決定してもよい。
また、周波数変動量決定部102gは、バッファ蓄積量変動量からクロック周波数を調整するための周波数変動量を決定してもよい。また、周波数変動量決定部102gは、監視部102dにより監視されたバッファ蓄積量が、目標値設定部102fにより設定されたいずれかのマージン内に収まっていると判定した場合、当該いずれかのマージンに基づいて、段階的に周波数変動量を決定してもよい。また、周波数変動量決定部102gは、監視部102dにより監視されたバッファ蓄積量と目標値との差分から、周波数変動量を決定してもよい。
周波数調整部102hは、バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整する。ここで、周波数調整部102hは、監視部102dにより監視されたバッファ蓄積量に基づいて、バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整してもよい。また、周波数調整部102hは、周波数変動量を用いて、バッファ部106aから情報を出力させる場合のクロック周波数を調整してもよい。
また、周波数調整部102hは、監視部102dにより監視されたバッファ蓄積量に基づいて、バッファ部106aから情報を出力させる場合のクロック周波数を関数的に変化するように調整してもよい。また、周波数調整部102hは、基準クロックに基づいて、バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整してもよい。ここで、27MHzの基準クロックをPLL(Phase Locked Loop)で148.5MHz、または、148.5/1.001MHz等としてもよい。
情報出力部(信号調整部)102iは、バッファ部106aから情報を出力させる。ここで、情報出力部102iは、周波数調整部102hにより調整されたクロック周波数に合わせてバッファ部106aから情報を出力させてもよい。また、情報出力部102iは、バッファ部106aに蓄積(記憶)された情報を信号に変換し、信号を出力装置400に伝送(信号出力)してもよい。また、情報出力部102iは、バッファ部106aに蓄積(記憶)された情報を入出力部112を介して出力させてもよい。
また、図2に示すように、情報処理装置100は、送信装置200(図示せず)とネットワーク300を介して通信可能に接続され、送信装置200から送信された信号を受信する信号受信部102aと、情報処理装置100に記憶された情報を観測し、出力制御等を行うFPGA(Field Programmable Gate Array)/LSI(Large Scale Integration)およびCPUと、受信した情報等を記憶する、FPGA/LSIに接続されたメモリ106−1a、ならびに、CPUに接続されたメモリ106−1bおよび固定ディスク装置106−2と、基準クロックに基づいて、情報を出力する場合のクロック周波数を調整する周波数調整部(クロックコントローラ)102hと、情報を出力させる情報出力部(信号出力部)102iとを少なくとも備えて構成される。ここで、固定ディスク装置106−2は、OS(Operating System)等を記憶してもよい。また、これら各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
すなわち、本実施形態において、情報処理装置100は、情報を入力、出力もしくは入出力する機能、情報を保持する機能、クロックの周波数を制御する機能、バッファ蓄積量を監視する機能、バッファの目標値を決定する機能、基準クロックを有して出力クロックの周波数を制御する機能、および/または、バッファ内の情報をクロック周波数に応じて出力する機能を備えていてもよい。
[3.本実施形態の処理]
上述した構成の情報処理装置100で実行される処理の一例について、図3乃至図11を参照して説明する。
[3−1.実施例1]
本実施形態の情報処理装置100における処理の一例について図3を参照して説明する。図3は、本実施形態の情報処理装置100における処理の一例を示すフローチャートである。
図3に示すように、まず、信号受信部102aは、送信装置200から伝送された信号を受信し、蓄積部102bは、受信された信号を情報に変換し、情報をバッファ部(受信バッファ)106aに蓄積する(ステップSA−1)。すなわち、受信した信号を信号受信部102aで受け取り、蓄積部102bは、受信バッファ106aに一時的に蓄積する。
そして、監視部102dは、バッファ部(受信バッファ)106aに蓄積された情報量であるバッファ蓄積量を一定間隔おきに観測する(ステップSA−2)。ここで、一定間隔とは、一定時間あたり、または、単位情報の出力あたりの間隔で、一定あるいは可変の値であってもよい。
すなわち、監視部102dは、受信バッファ106aに蓄積された情報の蓄積量を、ある一定の時間おきに監視する。ここで、バッファ部106aの蓄積量を監視するタイミングおよびその間隔の幅は、1秒おき等であってもよい。また、バッファ部106aの蓄積量を監視するタイミングおよびその間隔の幅は、FPGAでは動画の1フレームごとに蓄積量が更新される設定のため、フォーマットに依存するが、60pで0.0167秒(または、0.03秒等)程度の間隔まで小さくすることができる。すなわち、蓄積量を監視する間隔の幅は、1秒間に60フレームの場合、1/60≒0.0167秒としてもよい。
そして、目標値設定部102fは、アンダーフローの発生および/または遅延の発生を防ぐように、バッファ部(受信バッファ)106aに蓄積すべきバッファ蓄積量の目標値(最大値および最小値)を、監視部102dにより監視されたバッファ蓄積量から設定(決定)する(ステップSA−3)。ここで、目標値は、映像の場合、1フレーム以下のデータ容量であってもよい。すなわち、監視されたバッファ蓄積量より、目標値設定部102fにてバッファ蓄積量の目標値を設定する。
そして、監視部102dは、観測したバッファ部(受信バッファ)106aのバッファ蓄積量が最大値より多い、または、最小値より少ないか判定する(ステップSA−4)。すなわち、監視部102dは、目標値とバッファ蓄積量とを比較する。
そして、周波数変動量決定部102gは、監視部102dによりバッファ部106aのバッファ蓄積量が最小値より少ないと判定された場合(ステップSA−4:少ない)、バッファ蓄積量より送信クロックの(バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整するための)周波数変動量を、クロック周波数を低くするように決定し(ステップSA−5)、処理をステップSA−7に移行させる。すなわち、周波数変動量決定部102gは、「バッファ蓄積量<目標値」、すなわち、バッファ蓄積量が少ないので、周波数を低くしバッファからの出力を遅くなるように設定する。
一方、周波数変動量決定部102gは、監視部102dによりバッファ部106aのバッファ蓄積量が最大値より多いと判定された場合(ステップSA−4:多い)、バッファ蓄積量より送信クロックの(バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整するための)周波数変動量を、クロック周波数を高くするように決定し(ステップSA−6)、処理をステップSA−7に移行させる。すなわち、周波数変動量決定部102gは、「バッファ蓄積量>目標値」、すなわち、バッファ蓄積量が多いので、周波数を高くバッファからの出力を速くなるように設定する。
そして、周波数調整部102hは、基準クロックと、周波数変動量決定部102gで決定された周波数変動量の値とを掛けることで、バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整(作成)する(ステップSA−7)。すなわち、本実施形態においては、基準クロックを周波数調整部102hに入力し、周波数変動量決定部102gで決定された値を掛けてもよい。
そして、情報出力部102iは、周波数調整部102hで調整(作成)されたクロック周波数に合わせてバッファ部(受信バッファ)106aから情報を出力させる(ステップSA−8)。ここで、情報出力部102iは、バッファ部106aに蓄積された情報を信号に変換し、信号を出力装置400に伝送して出力させてもよい。また、情報出力部102iは、バッファ部106aに蓄積された情報を入出力部112を介して出力させてもよい。すなわち、情報出力部102iは、設定したクロック周波数に合わせて受信バッファ106aから情報を出力する。
そして、信号受信部102aは、送信装置200からの信号の伝送が終了したか否か判定する(ステップSA−9)。
そして、信号受信部102aは、送信装置200からの信号の伝送が終了していないと判定した場合(ステップSA−9:No)、処理をステップSA−1に移行させる。
一方、信号受信部102aは、送信装置200からの信号の伝送が終了したと判定した場合(ステップSA−9:Yes)、処理を終了する。このように、本実施形態においては、バッファ蓄積量を監視してクロック周波数を調整している。それにより、本実施形態においては、バッファの蓄積量が最小になり、出力の遅延を最小化することが可能となる。すなわち、本実施形態においては、バッファ蓄積量を最小になるように出力のクロックの周波数を制御することにより、出力の遅延最小化をしてもよい。
[3−2.実施例2]
本実施形態の情報処理装置100における処理の一例について図4および図5を参照して説明する。図4は、本実施形態の情報処理装置100における処理の一例を示すフローチャートである。
図4に示すように、まず、信号受信部102aは、送信装置200から伝送された信号を受信し、蓄積部102bは、受信された信号を情報に変換し、情報をバッファ部(受信バッファ)106aに蓄積する(ステップSB−1)。すなわち、受信した信号を信号受信部102aで受け取り、蓄積部102bは、受信バッファ106aに一時的に蓄積する。
そして、監視部102dは、バッファ部(受信バッファ)106aに蓄積された情報量であるバッファ蓄積量を一定間隔おきに観測する(ステップSB−2)。ここで、一定間隔とは、一定時間あたり、または、単位情報の出力あたりの間隔で、一定あるいは可変の値であってもよい。すなわち、監視部102dは、一時的に蓄積された情報を、ある一定の時間おきに監視する。
そして、目標値設定部102fは、アンダーフローの発生および/または遅延の発生を防ぐように、バッファ部(受信バッファ)106aに蓄積すべきバッファ蓄積量の目標値(最大値および最小値)を、監視部102dにより監視されたバッファ蓄積量から設定(決定)する(ステップSB−3)。すなわち、監視されたバッファ蓄積量より、目標値設定部102fにてバッファ蓄積量の目標値を設定する。
そして、目標値設定部102fは、ジッターが急激に変動するため、それにあわせてクロック周波数が急激に変化しないように、目標値前後にマージンを設定する(ステップSB−4)。ここで、マージンは、任意または可変の値であってもよい。例えば、マージンの上限値は、目標値+0.015MB等であり、マージンの下限値は、目標値−0.015MB等であってもよい。すなわち、目標値設定部102fは、バッファ部106aの蓄積量の変動に合わせてクロック周波数が急激に変動しないようにマージンを設定する。
そして、監視部102dは、観測したバッファ部(受信バッファ)106aに蓄積されたバッファ蓄積量がマージン内に収まっているか否か判定する(ステップSB−5)。すなわち、監視部102dは、目標値の前後に設定したマージンとバッファ蓄積量とを比較する。
そして、周波数変動量決定部102gは、監視部102dによりバッファ部106aに蓄積されたバッファ蓄積量がマージン内に収まっていると判定された場合(ステップSB−5:Yes)、送信クロックの(バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整するための)周波数変動量を、一定に設定(決定)し(ステップSB−6)、処理をステップSB−10に移行させる。すなわち、周波数変動量決定部102gは、バッファ蓄積量が目標値のマージン内に収まっている場合、クロック周波数はある一定に設定する。ここで、本実施形態において、周波数変動量決定部102gは、クロック周波数は前の(前回の処理で利用した)周波数になるように周波数変動量を設定してもよく、初期状態においては、情報処理装置100の基準周波数になるように周波数変動量を設定してもよい。
一方、監視部102dは、バッファ部106aに蓄積されたバッファ蓄積量がマージン内に収まっていないと判定された場合(ステップSB−5:No)、観測したバッファ部(受信バッファ)106aのバッファ蓄積量が最大値より多い、または、最小値より少ないか判定する(ステップSB−7)。すなわち、監視部102dは、目標値とバッファ蓄積量とを比較する。
そして、周波数変動量決定部102gは、監視部102dによりバッファ部106aのバッファ蓄積量が最小値より少ないと判定された場合(ステップSB−7:少ない)、バッファ蓄積量より送信クロックの(バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整するための)周波数変動量を、クロック周波数を低くするように決定し(ステップSB−8)、処理をステップSB−10に移行させる。すなわち、周波数変動量決定部102gは、バッファ蓄積量が目標値のマージン内に収まっていない場合、「バッファ蓄積量<目標値マージン」、すなわち、バッファ蓄積量が少ないので、周波数を低くしバッファからの出力を遅くなるように設定する。
一方、周波数変動量決定部102gは、監視部102dによりバッファ部106aのバッファ蓄積量が最大値より多いと判定された場合(ステップSB−7:多い)、バッファ蓄積量より送信クロックの(バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整するための)周波数変動量を、クロック周波数を高くするように決定し(ステップSB−9)、処理をステップSB−10に移行させる。すなわち、周波数変動量決定部102gは、バッファ蓄積量が目標値のマージン内に収まっていない場合、「バッファ蓄積量>目標値マージン」、すなわち、バッファ蓄積量が多いので、周波数を高くバッファからの出力を速くなるように設定する。
そして、周波数調整部102hは、基準クロックと、周波数変動量決定部102gで決定された周波数変動量の値とを掛けることで、バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整(作成)する(ステップSB−10)。すなわち、周波数調整部102hは、受信バッファ106aから情報を出力するためのクロック周波数を算出する。
そして、情報出力部102iは、周波数調整部102hで調整(作成)されたクロック周波数に合わせてバッファ部(受信バッファ)106aから情報を出力させる(ステップSB−11)。ここで、情報出力部102iは、バッファ部106aに蓄積された情報を信号に変換し、信号を出力装置400に伝送して出力させてもよい。また、情報出力部102iは、バッファ部106aに蓄積された情報を入出力部112を介して出力させてもよい。すなわち、情報出力部102iは、設定したクロック周波数に合わせて受信バッファ106aから情報を出力する。
そして、信号受信部102aは、送信装置200からの信号の伝送が終了したか否か判定する(ステップSB−12)。
そして、信号受信部102aは、送信装置200からの信号の伝送が終了していないと判定した場合(ステップSB−12:No)、処理をステップSB−1に移行させる。
一方、信号受信部102aは、送信装置200からの信号の伝送が終了したと判定した場合(ステップSB−12:Yes)、処理を終了する。このように、本実施形態においては、バッファ蓄積量を監視してクロック周波数を(ゆるやかに)調整してもよい。また、本実施形態においては、バッファの蓄積量が最小になり、出力の遅延を最小化することが可能となる。
ここで、図5を参照して、本実施形態におけるバッファ蓄積量と経過時間との関係の一例を説明する。図5は、本実施形態におけるバッファ蓄積量と経過時間との関係の一例を示す図である。
図5に示すように、本実施形態においては、目標値に対して目標値前後にマージン(マージン上限およびマージン下限)を設けることにより、ジッターが急激に変化しても、それに追従するようなクロック周波数が急激に変動しないようにしている。すなわち、図5に示すように、本実施形態においては、マージン上限をバッファ蓄積量が上回った場合、クロック周波数を高く設定し、バッファ部106aからの出力レートを増加させている。
また、図5に示すように、本実施形態においては、マージン下限をバッファ蓄積量が下回った場合、クロック周波数を低く設定し、バッファ部106aからの出力レートを減少させている。それにより、本実施形態においては、ジッターの急激な変化に応じて、目標値前後でクロック周波数が急激に変動しないようにでき、クロック周波数の挙動も安定させることができる。
[3−3.実施例3]
本実施形態の情報処理装置100における処理の一例について図6を参照して説明する。図6は、本実施形態の情報処理装置100における処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、まず、ステップSC−1乃至ステップSC−9の処理は、図4に示すステップSB−1乃至ステップSB−9と同様であるため、説明を省略する。
そして、周波数調整部102hは、基準クロックと、周波数変動量決定部102gで決定された周波数変動量の値とを用いて、クロック周波数の変化量が急激にならないように関数的に変化させる、バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整(作成)する(ステップSC−10)。すなわち、周波数調整部102hは、受信バッファ106aから情報を出力するためのクロック周波数を算出する。
そして、ステップSC−11およびステップSC−12の処理は、図4に示すステップSB−11およびステップSB−12と同様であるため、説明を省略する。
このように、本実施形態においては、クロック周波数を関数的に変更している。それにより、本実施形態においては、バッファ部106aの蓄積量が最小になり、出力の遅延を最小化することが可能となる。また、本実施形態においては、クロック周波数がマージン前後に収まるようにすることができる。
[3−4.実施例4]
本実施形態の情報処理装置100における処理の一例について図7を参照して説明する。図7は、本実施形態の情報処理装置100における処理の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、まず、ステップSD−1乃至ステップSD−5の処理は、図4に示すステップSB−1乃至ステップSB−5と同様であるため、説明を省略する。
そして、周波数変動量決定部102gは、監視部102dによりバッファ部106aに蓄積されたバッファ蓄積量がマージン内に収まっていると判定された場合(ステップSD−5:Yes)、送信クロックの(バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整するための)周波数変動量を、目標値に近づくように関数的に設定(決定)し(ステップSD−6)、処理をステップSD−10に移行させる。すなわち、周波数変動量決定部102gは、バッファ蓄積量が目標値のマージン内に収まっている場合、目標値に近づくようにクロック周波数を設定する。
そして、ステップSD−7乃至ステップSD−12の処理は、図4に示すステップSB−7乃至ステップSB−12と同様であるため、説明を省略する。
このように、本実施形態においては、目標値のマージンを超えないようにマージン内部で調整している。
[3−5.実施例5]
本実施形態の情報処理装置100における処理の一例について図8を参照して説明する。図8は、本実施形態の情報処理装置100における処理の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、まず、ステップSE−1乃至ステップSE−4の処理は、図4に示すステップSB−1乃至ステップSB−4と同様であるため、説明を省略する。
そして、監視部102dは、観測したバッファ部(受信バッファ)106aに蓄積されたバッファ蓄積量と目標値との差分を計算する(ステップSE−5)。すなわち、監視部102dは、蓄積量と目標値の差分を計算する。
そして、監視部102dは、観測したバッファ部(受信バッファ)106aに蓄積されたバッファ蓄積量がマージン内に収まっているか否か判定する(ステップSE−6)。すなわち、監視部102dは、目標値の前後に設定したマージンとバッファ蓄積量とを比較する。
そして、周波数変動量決定部102gは、監視部102dによりバッファ部106aに蓄積されたバッファ蓄積量がマージン内に収まっていると判定された場合(ステップSE−6:Yes)、バッファ蓄積量と目標値との差分から送信クロックの(バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整するための)周波数変動量を、関数的に設定(決定)し(ステップSE−7)、処理をステップSE−11に移行させる。すなわち、周波数変動量決定部102gは、バッファ蓄積量が目標値のマージン内に収まっている場合、蓄積量と目標値との差分からクロック周波数を関数的に設定する。
一方、監視部102dは、バッファ部106aに蓄積されたバッファ蓄積量がマージン内に収まっていないと判定された場合(ステップSE−6:No)、観測したバッファ部(受信バッファ)106aのバッファ蓄積量が最大値より多い、または、最小値より少ないか判定する(ステップSE−8)。すなわち、監視部102dは、目標値とバッファ蓄積量とを比較する。
そして、周波数変動量決定部102gは、監視部102dによりバッファ部106aのバッファ蓄積量が最小値より少ないと判定された場合(ステップSE−8:少ない)、蓄積量と目標値との差分より送信クロックの(バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整するための)周波数変動量を、クロック周波数を低くするように決定し(ステップSE−9)、処理をステップSE−11に移行させる。すなわち、周波数変動量決定部102gは、バッファ蓄積量が目標値のマージン内に収まっていない場合、「バッファ蓄積量<目標値マージン」、すなわち、バッファ蓄積量が少ないので、蓄積量と目標値との差分を利用して周波数を低くしバッファからの出力を遅くなるように設定する。
一方、周波数変動量決定部102gは、監視部102dによりバッファ部106aのバッファ蓄積量が最大値より多いと判定された場合(ステップSE−8:多い)、蓄積量と目標値との差分より送信クロックの(バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整するための)周波数変動量を、クロック周波数を高くするように決定し(ステップSE−10)、処理をステップSE−11に移行させる。すなわち、周波数変動量決定部102gは、バッファ蓄積量が目標値のマージン内に収まっていない場合、「バッファ蓄積量>目標値マージン」、すなわち、バッファ蓄積量が多いので、蓄積量と目標値との差分を利用して周波数を高くバッファからの出力を速くなるように設定する。
そして、ステップSE−11乃至ステップSE−13の処理は、図4に示すステップSB−10乃至ステップSB−12と同様であるため、説明を省略する。
このように、本実施形態においては、目標値と蓄積量との差分を使用してクロック周波数を調整している。
[3−6.実施例6]
本実施形態の情報処理装置100における処理の一例について図9を参照して説明する。図9は、本実施形態の情報処理装置100における処理の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、まず、ステップSF−1およびステップSF−2の処理は、図4に示すステップSB−1およびステップSB−2と同様であるため、説明を省略する。
そして、目標値設定部102fは、アンダーフローの発生および/または遅延の発生を防ぐように、バッファ部(受信バッファ)106aに蓄積すべきバッファ蓄積量の目標値(最大値および最小値)を、監視部102dにより監視された今回の処理までのバッファ蓄積量(バッファ蓄積量の変動経過)から設定(決定)する(ステップSF−3)。すなわち、記憶部106に記憶された今までに監視されたバッファ蓄積量より、目標値設定部102fにて受信バッファ蓄積量の目標値を設定する。
そして、目標値設定部102fは、ジッターが急激に変動するため、それにあわせてクロック周波数が急激に変化しないように、目標値前後に今回の処理までのバッファ蓄積量(バッファ蓄積量の変動経過)を考慮してマージンを設定する(ステップSF−4)。ここで、マージンは、任意または可変の値であってもよい。すなわち、目標値設定部102fは、バッファ部106aの蓄積量の変動に合わせてクロック周波数が急激に変動しないように、記憶部106に記憶された今までに監視されたバッファ蓄積量よりマージンを設定する。
そして、ステップSF−5乃至ステップSF−11の処理は、図4に示すステップSB−5乃至ステップSB−11と同様であるため、説明を省略する。
そして、監視部102dは、観測したバッファ蓄積量を記憶部106に記憶する(SF−12)。
そして、信号受信部102aは、送信装置200からの信号の伝送が終了したか否か判定する(ステップSF−13)。
そして、信号受信部102aは、送信装置200からの信号の伝送が終了していないと判定した場合(ステップSF−13:No)、処理をステップSF−1に移行させる。
一方、信号受信部102aは、送信装置200からの信号の伝送が終了したと判定した場合(ステップSF−13:Yes)、処理を終了する。このように、本実施形態においては、前回までのバッファの蓄積量より目標値とマージンを決定している。それにより、本実施形態においては、バッファ部106aの蓄積量が最小になり、出力の遅延を最小化することが可能となる。また、本実施形態においては、クロック周波数がマージン前後に収まるようにすることができる。
[3−7.実施例7]
本実施形態の情報処理装置100における処理の一例について図10を参照して説明する。図10は、本実施形態の情報処理装置100における処理の一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、まず、ステップSG−1乃至ステップSG−3の処理は、図4に示すステップSB−1乃至ステップSB−3と同様であるため、説明を省略する。
そして、目標値設定部102fは、ジッターが急激に変動するため、それにあわせてクロック周波数が急激に変化しないように、目標値前後にマージンを段階的に複数設定する(ステップSG−4)。ここで、マージンは、任意または可変の値であってもよい。すなわち、目標値設定部102fは、バッファ部106aの蓄積量の変動に合わせてクロック周波数が急激に変動しないようにマージンを複数設定する。
そして、監視部102dは、観測したバッファ部(受信バッファ)106aに蓄積されたバッファ蓄積量がマージン内に収まっているか否か判定する(ステップSG−5)。すなわち、監視部102dは、目標値の前後に設定したマージンとバッファ蓄積量とを比較する。
そして、周波数変動量決定部102gは、監視部102dによりバッファ部106aに蓄積されたバッファ蓄積量がマージン内に収まっていると判定された場合(ステップSG−5:Yes)、目標値設定部102fにより複数設定されたマージンを使用して、送信クロックの(バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整するための)周波数変動量を、段階的なクロック周波数変化をするように設定(決定)し(ステップSG−6)、処理をステップSG−10に移行させる。すなわち、周波数変動量決定部102gは、バッファ蓄積量が目標値のマージン内に収まっている場合、クロック周波数が目標値に近づくように段階的に設定する。
そして、ステップSG−7乃至ステップSG−12の処理は、図4に示すステップSB−7乃至ステップSB−12と同様であるため、説明を省略する。
このように、本実施形態においては、マージンを複数用意し、段階的にクロック周波数を変更している。
[3−8.実施例8]
本実施形態の情報処理装置100における処理の一例について図11を参照して説明する。図11は、本実施形態の情報処理装置100における処理の一例を示すフローチャートである。
図11に示すように、まず、ステップSH−1乃至ステップSH−4の処理は、図4に示すステップSB−1乃至ステップSB−4と同様であるため、説明を省略する。
そして、監視部102dは、観測したバッファ部(受信バッファ)106aに蓄積されたバッファ蓄積量と目標値との差分を計算し、単位時間あたりのバッファ蓄積量の変動量を計算する(ステップSH−5)。すなわち、監視部102dは、蓄積量と目標値の差分より、単位時間あたりの変動量を計算する。
そして、監視部102dは、観測したバッファ部(受信バッファ)106aに蓄積されたバッファ蓄積量がマージン内に収まっているか否か判定する(ステップSH−6)。すなわち、監視部102dは、目標値の前後に設定したマージンとバッファ蓄積量とを比較する。
そして、周波数変動量決定部102gは、監視部102dによりバッファ部106aに蓄積されたバッファ蓄積量がマージン内に収まっていると判定された場合(ステップSH−6:Yes)、バッファ蓄積量と単位時間あたりのバッファ蓄積量の変動量とから送信クロックの(バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整するための)周波数変動量を、関数的に設定(決定)し(ステップSH−7)、処理をステップSH−11に移行させる。すなわち、周波数変動量決定部102gは、バッファ蓄積量が目標値のマージン内に収まっている場合、蓄積量と単位時間あたりの変動量からクロック周波数を関数的に設定する。
一方、監視部102dは、バッファ部106aに蓄積されたバッファ蓄積量がマージン内に収まっていないと判定された場合(ステップSH−6:No)、観測したバッファ部(受信バッファ)106aのバッファ蓄積量が最大値より多い、または、最小値より少ないか判定する(ステップSH−8)。すなわち、監視部102dは、目標値とバッファ蓄積量とを比較する。
そして、周波数変動量決定部102gは、監視部102dによりバッファ部106aのバッファ蓄積量が最小値より少ないと判定された場合(ステップSH−8:少ない)、単位時間あたりのバッファ蓄積量の変動量より送信クロックの(バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整するための)周波数変動量を、クロック周波数を低くするように決定し(ステップSH−9)、処理をステップSH−11に移行させる。すなわち、周波数変動量決定部102gは、バッファ蓄積量が目標値のマージン内に収まっていない場合、「バッファ蓄積量<目標値マージン」、すなわち、バッファ蓄積量が少ないので、蓄積量と単位時間あたりの変動量を利用して周波数を低くしバッファからの出力を遅くなるように設定する。
一方、周波数変動量決定部102gは、監視部102dによりバッファ部106aのバッファ蓄積量が最大値より多いと判定された場合(ステップSH−8:多い)、単位時間あたりのバッファ蓄積量の変動量より送信クロックの(バッファ部106aから情報を出力する場合のクロック周波数を調整するための)周波数変動量を、クロック周波数を高くするように決定し(ステップSH−10)、処理をステップSH−11に移行させる。すなわち、周波数変動量決定部102gは、バッファ蓄積量が目標値のマージン内に収まっていない場合、「バッファ蓄積量>目標値マージン」、すなわち、バッファ蓄積量が多いので、蓄積量と単位時間あたりの変動量を利用して周波数を高くバッファからの出力を速くなるように設定する。
そして、ステップSH−11乃至ステップSH−13の処理は、図4に示すステップSB−10乃至ステップSB−12と同様であるため、説明を省略する。
このように、本実施形態においては、蓄積量の単位時間あたりの変動量よりクロック周波数を調整している。
以上のように、本実施形態においては、送信側と受信側とでクロックの微小な差やネットワークの時間的なゆらぎが発生していた従来の課題を解決している。また、本実施形態においては、ジッター等によるオーバーフローまたはアンダーフローを抑制するためバッファを用意し情報を蓄積する必要があった従来の課題を解決している。
また、本実施形態においては、用意したオーバーフローまたはアンダーフローを抑制するためバッファに一時的に情報を蓄積することにより遅延が発生していた従来の課題を解決している。それにより、本実施形態においては、医療における遠隔手術等において、バッファによる遅延時間を抑え、出来る限り低遅延でリアルタイムな情報の伝送を可能としている。
このように、本実施形態においては、送信側から受信側へ情報を伝送するような情報伝送装置において、送信側から伝送された情報を受信側で一時的にバッファに蓄積してもよい。また、本実施形態においては、バッファの蓄積量より初期クロックを設定してもよい。また、本実施形態においては、リアルタイムでバッファの蓄積量を監視することで、伝送遅延が最小になるように目標値を設定してもよい。
また、本実施形態においては、伝送状況によってバッファの蓄積量が変化し、クロック周波数の変動が急激にならないよう、目標値からのマージンを確保してもよい。また、本実施形態においては、バッファ蓄積量がマージン内に含まれるように出力クロック周波数を制御してもよい。
また、本実施形態においては、バッファ蓄積量に応じて計算した出力クロック周波数に合わせて、受信バッファからの出力タイミングを調整してもよい。例えば、また、本実施形態においては、バッファ蓄積量が最大マージンよりも増加している場合はクロック周波数を速くし、逆に、バッファの蓄積量が最小マージンよりも減少している場合はクロック周波数を遅くしてもよい。
[4.他の実施形態]
さて、これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
また、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
このほか、明細書中および図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データもしくは検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、または、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、情報処理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、情報処理装置100の各装置が備える処理機能、特に制御部102、または、制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、後述する、コンピュータに本発明に係る方法を実行させるためのプログラム化された命令を含む、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて情報処理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部106などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、情報処理装置100に対して任意のネットワーク300を介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本発明に係るプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USBメモリ、SDカード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−ROM、MO、DVD、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OS(Operating System)に代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等(バッファ部106a)は、RAMもしくはROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および/または、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および/または、ウェブページ用ファイル等を格納してもよい。
また、情報処理装置100は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理端末として構成してもよく、また、該情報処理端末に任意の周辺装置を接続して構成してもよい。また、情報処理装置100は、該情報処理端末に本発明の方法を実現させるソフトウェア(プログラム、データ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じて、または、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
以上のように、本発明に係る情報処理装置、および、出力調整方法は、産業上の多くの分野、特に情報通信分野および映像処理分野で実施することができ、極めて有用である。
100 情報処理装置
102 制御部
102a 信号受信部
102b 蓄積部
102c バッファ観測化出力制御部
102d 監視部
102e 蓄積量変動量取得部
102f 目標値設定部
102g 周波数変動量決定部
102h 周波数調整部
102i 情報出力部
106 記憶部
106a バッファ部
112 入出力部
200 送信装置
300 ネットワーク
400 出力装置

Claims (10)

  1. 受信した情報をバッファ部に蓄積する蓄積手段と、
    前記バッファ部に蓄積された情報量であるバッファ蓄積量を監視する監視手段と、
    前記監視手段により監視された前記バッファ蓄積量の変動経過に基づいて、前記バッファ蓄積量の目標最大値および目標最小値を設定する目標値設定手段と、
    前記監視手段により監視された前記バッファ蓄積量が、前記目標最大値および/または前記目標最小値前後に設定されたマージン内に収まっているか否かを判定し、前記バッファ蓄積量が前記マージン内に収まっていないと判定した場合、前記バッファ蓄積量と前記目標最大値および前記目標最小値との比較により、前記バッファ蓄積量が前記目標最小値より少ない場合、クロック周波数を調整するための周波数変動量を前記クロック周波数を低くするように決定し、前記バッファ蓄積量が前記目標最大値より多い場合、前記周波数変動量を前記クロック周波数を高くするように決定する周波数変動量決定手段と、
    前記周波数変動量を用いて、前記バッファ部から前記情報を出力する場合の前記クロック周波数を調整する周波数調整手段と、
    前記周波数調整手段により調整された前記クロック周波数に合わせて前記バッファ部から前記情報を出力させる情報出力手段と、
    を備えたことを特徴とする、情報処理装置。
  2. 前記目標値設定手段は、
    更に、前記目標最大値および/または前記目標最小値前後に前記マージンを設定し、
    前記周波数変動量決定手段は、
    更に、前記監視手段により監視された前記バッファ蓄積量が、前記目標値設定手段により設定された前記マージン内に収まっているか否か判定することにより、前記周波数変動量を決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記目標値設定手段は、
    更に、前記目標最大値および/または前記目標最小値前後に前記マージンを段階的に複数設定し、
    前記周波数変動量決定手段は、
    前記監視手段により監視された前記バッファ蓄積量が、前記目標値設定手段により設定されたいずれかの前記マージン内に収まっていると判定した場合、当該いずれかのマージンに基づいて、段階的に前記周波数変動量を決定する、請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記周波数調整手段は、
    前記監視手段により監視された前記バッファ蓄積量に基づいて、前記バッファ部から前記情報を出力させる場合の前記クロック周波数を関数的に変化するように調整する、請求項1乃至のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 前記周波数変動量決定手段は、
    前記監視手段により監視された前記バッファ蓄積量と前記目標最大値および前記目標最小値との差分から、前記周波数変動量を決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 受信した情報をバッファ部に蓄積する蓄積ステップと、
    前記バッファ部に蓄積された情報量であるバッファ蓄積量を監視する監視ステップと、
    前記監視ステップにて監視された前記バッファ蓄積量の変動経過に基づいて、前記バッファ蓄積量の目標最大値および目標最小値を設定する目標値設定ステップと、
    前記監視ステップにて監視された前記バッファ蓄積量が、前記目標最大値および/または前記目標最小値前後に設定されたマージン内に収まっているか否かを判定し、前記バッファ蓄積量が前記マージン内に収まっていないと判定した場合、前記バッファ蓄積量と前記目標最大値および前記目標最小値との比較により、前記バッファ蓄積量が前記目標最小値より少ない場合、クロック周波数を調整するための周波数変動量を前記クロック周波数を低くするように決定し、前記バッファ蓄積量が前記目標最大値より多い場合、前記周波数変動量を前記クロック周波数を高くするように決定する周波数変動量決定ステップと、
    前記周波数変動量を用いて、前記バッファ部から前記情報を出力させる場合の前記クロック周波数を調整する周波数調整ステップと、
    前記周波数調整ステップにて調整された前記クロック周波数に合わせて前記バッファ部から前記情報を出力させる情報出力ステップと、
    を含むことを特徴とする、出力調整方法。
  7. 前記目標値設定ステップにて、
    更に、前記目標最大値および/または前記目標最小値前後に前記マージンを設定し、
    前記周波数変動量決定ステップにて、
    更に、前記監視ステップにて監視された前記バッファ蓄積量が、前記目標値設定ステップにて設定された前記マージン内に収まっているか否か判定することにより、前記周波数変動量を決定する、請求項に記載の出力調整方法。
  8. 前記目標値設定ステップにて、
    更に、前記目標最大値および/または前記目標最小値前後に前記マージンを段階的に複数設定し、
    前記周波数変動量決定ステップにて、
    前記監視ステップにて監視された前記バッファ蓄積量が、前記目標値設定ステップにて設定されたいずれかの前記マージン内に収まっていると判定した場合、当該いずれかのマージンに基づいて、段階的に前記周波数変動量を決定する、請求項に記載の出力調整方法。
  9. 前記周波数調整ステップにて、
    前記監視ステップにて監視された前記バッファ蓄積量に基づいて、前記バッファ部から前記情報を出力させる場合の前記クロック周波数を関数的に変化するように調整する、請求項乃至のいずれか一つに記載の出力調整方法。
  10. 前記周波数変動量決定ステップにて、
    前記監視ステップにて監視された前記バッファ蓄積量と前記目標最大値および前記目標最小値との差分から、前記周波数変動量を決定する、請求項に記載の出力調整方法。
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