JP4727370B2 - 無線通信端末およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、パーソナルコンピュータ(PC)等の電子機器から電力供給が可能な外部機器接続端子を用いて電力が供給される無線通信端末およびその制御方法に関するものである。
近年の無線通信インフラの整備から、屋外においてもノート型PC(以下、ノートPCという)等の携帯電子機器を利用した無線データ通信の需要が高まってきている。
また、受信範囲やスループットなど異なる無線通信のインフラから、屋外でこれらノートPCを利用した無線データ通信を行う場合に、一台のPCにキャリアが異なる複数の無線通信端末が接続される場合がある。
たとえば、屋外においてノートPCを利用する場合、電力供給はPCのバッテリに依存している。
最近では連続動作時間が4時間や7時間と言ったノートPCがあるが、これらの仕様で明記される連続時間は、JEITA測定法 1.0が用いられている。
しかしながら、この測定法はノートPC単体での動作時間の目安であり、外部機器は接続されていない状態で実施されているため、昨今の環境では一部適合していない。
最近では、外部機器についても、周知のUSBマウスと言った低消費電力機器とは異なり、USBメモリや、CD−RW,DVD−RW、HDD等といった外部ストレージデバイスが屋外でも利用されるようになってきている。
このような外部機器についても電力供給はPCのバッテリに依存している。
ノートPCに接続される無線通信端末では高速なデータ通信速度に対応した無線通信方式の無線通信端末がある。
高速な無線通信端末の中には、オフィスといった屋内で使用することを前提とした無線LANと、広域での使用を前提としたセルラシステム(CDMA2000,W-CDMA等)がある。
これら広域での無線通信端末については、高速なCPUなどのベースバンドプロセッサや20dBm(100mW)以上の最大送信電力が求められ消費電力が多くなっており、たとえばCDMA2000 1x,(およびCDMA2000 1xEV-DO)では最大出力送信時の消費電力が2.8W前後となる場合がある。
外部機器に対して、ノートPCが供給できる電源電力は、PCMCIAであるなら5V600mA,Cardbusなら3.3V1A,USBデバイスなら5V500mAといったように、それぞれ供給できる電源容量は仕様により定められている。
ただし、これらの仕様の中には、突発的な電力消費や、ノートPCのバッテリに対する配慮はされていない場合がある。
また、ノートPCの中には電池での動作時間を優先し、外部インタフェース(I/F)の供給電圧が規格値の最小値に設定する手法を用いている場合や、電流供給能力の不足により、大電流時に供給電圧が規格値よりも低下する機種が存在している。
もともと、外部機器の接続時については、利便性を考慮し、電源を入れた状態でも外部機器の取り外しが可能なホットプラグといった仕様があり、外部機器とノートPCとのI/Fについて、接続と切断を簡易に行うことができることで、使用するまでノートPCに接続されないために、結果として低電力化に貢献している。
また、ノートPCについても消費電力を軽減する方法として、たとえば、CPUの負荷状態に応じて動作クロックや電圧を可変する方法や、電源の接続状態によってLCD(液晶表示デバイス)のバックライトの輝度を半分にしたり、時間設定もしくは内蔵バッテリの状態によって休止や電源を落とすといった方法が一般に採られている。
また、特許文献1には、電力が不足する一部の機器に対応して、外部機器接続端子からの電流供給とは別に、別途外部から電力を供給するように構成した手法が開示されている。
また、外部機器の電力制御として、特許文献2においては、USBに複数の外部接続機器が数珠繋ぎに接続され、それぞれが電力を消費する場合に、USBの規格に基づく限られた電力供給を行う手法が開示されている。
さらに、電源を内蔵する携帯電話では、電池電圧が低下したときに最大送信出力の設定値を通常動作時よりも低く送信出力を制御することで送信電力を抑えるという技術が知られている。
特開2000−10676号公報 特開2003−280775号公報
ところで、PCから電力供給が可能な外部機器接続端子を用いて電力を供給される無線通信端末であっても、ノートPCを利用時に常時回線を使用するわけではなく必要な場合にのみ回線接続を行うが、メールなどを受け取れるように、通常の携帯電話と同じく待ち受け状態が無線通信端末にもある。このため回線を利用しない場合でも、ノートPCから外されることはない。
また、ノートPCが行う消費電力削減方法では、CPUの消費電力を抑えるためのもので、外部機器に対して制御を行っているわけではない。このため、ノートPCのバッテリによる省電力動作は、無線通信端末や外部接続機器に対し、電力を制御できないために、無線通信端末の最大出力時において、電力供給側であるノートPCのバッテリ容量が一時的にドロップすることで、ハングアップや強制シャットダウンのような状態になる。
さらに、無線通信端末が複数接続された場合、個々の無線通信端末については送信電力や省電力動作といった動作を行う場合があるが、各無線通信端末間の制御はなく、送信動作といった電力を多く消費する動作が無線通信端末で同時に重なる場合も容易に想定できる。
また、電源の供給電力が接続される端子によって仕様が設定されているために、携帯電話のように電池電圧の低下にあわせて送信電力の制御を変更すると言った既知の技術では、送信出力による消費電流に対応して起こる電圧降下を対象としたものではなく、電池消費による経時的な電圧降下を前提としている。したがって、消費電流によって供給電圧が降下する場合を想定しておらず、また外部機器が接続され、急峻な状態が発生しなければ、十分な電力が供給できる場合でも、急に送信出力が大になったとき(通信開始時や移動中の通信で基地局との間に遮蔽物が入り送信出力の増大が必要になった場合等)の急激な電圧降下や外部接続機器が接続されたことによる一時的な電圧降下の対策としては不十分である。
よって、ノートPCが電力不足もしくは一時的な電力不足となり、ノートPCが停止、もしくは強制シャットダウンといった状態が発生する。
また、他の外部機器についてもノートPCの電力が不足するために、CD-Rといったライトワンスストレージメディアに書き込み中に書き込みエラーによるディスクデータの損失といった問題が発生する。
特に、無線通信端末が待ち受け動作を行っている場合では、接続される端子によっては急激な電圧降下を発生する場合には対応できない場合に、待ち受けの間欠動作中の突入電力による電圧降下によって発生した不具合がある。
電力不足が想定される外部機器については外部から電力が供給できるような構成となっている場合もあるが、屋外では利用できない。
一つの電力供給が可能な場合、端子について電力制御を行っている特許文献2に開示された手法では、すべてが同一のI/Fから電力を供給されており、それぞれの外部デバイスに対して同一の仕様に基づいた回路を追加する必要がある。また制御するI/Fが1系統のために、外部接続機器すべてを制御できるわけではない。
本発明の目的は、急激な電圧降下や外部接続機器が接続されたことによる電圧降下の発生に対して、電子機器側から無線通信端末の制御を可能にすることで、電子機器の電源供給能力に応じた制御を行うことができる携帯通信端末およびその制御方法を提供することにある。
本発明の第1の観点は、電子機器から電力供給が可能な外部機器接続端子を介して電力を供給され、スケジュールに応じた処理が可能な無線通信端末の制御方法であって、前記電子機器における最低動作電圧と、当該無線通信端末における前記スケジュールに応じた処理状態での電圧降下に基づいて、前記スケジュールを変更して前記電子機器への突発的な電力低下を軽減するように制御する。
本発明の第2の観点は、電子機器から電力供給が可能な外部機器接続端子を介して電力を供給され、スケジュールに応じた処理が可能な無線通信端末であって、前記電子機器における最低動作電圧と、当該無線通信端末における前記スケジュールに応じた処理状態での電圧降下に基づいて、前記スケジュールを変更して前記電子機器への突発的な電力低下を軽減するように制御する手段を有する。
本発明によれば、急激な電圧降下や外部接続機器が接続されたことによる電圧降下の発生に対して、電子機器側から無線通信端末の制御を可能にすることで、電子機器の電源供給能力に応じた制御を行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る機器接続制御システムの構成例を示すブロック図である。
本システム100は、電子機器としてのノートPC(ノート型パーソナルコンピュータ)101、表示装置102、無線通信端末103,104、外部機器105,106、および汎用I/F(インタフェース)接続部107を、主構成要素として有している。
本システム100において、無線通信端末103,104、並びに外部機器105,106は、電力供給可能な外部機器接続端子を含む汎用I/F接続部107を介してノートPC101に接続可能であり、無線通信端末103,104、並びに外部機器105,106への電力供給は、汎用I/F接続部107を介してノートPC101から行われる。
汎用I/F接続部107は、電力供給が可能な接続I/F回路であり、USBやIEEE1394およびPcCard等の仕様でノートPC101に複数実装されている。
図1においては、ノートPC101に汎用I/F接続部107を介して無線通信端末103,104や、外部機器105,106が接続されている。
ノートPC101は、図1に示すように、表示装置102、汎用I/F接続部107に加えて、デバイスマネージャ108、リソース検出部109、バッテリ残量・CPU使用率・メモリ使用量の各情報保持部110、外部機器検出部111、無線通信端末動作設定部112、無線通信端末動確認処理部113、単体動作確認処理部114、データベース(記憶部)115、無線アクセス設定処理部116、他無線端末スケジュール処理部117、無線通信設定導入部118、アプリケーション部119、API120、およびOS部121を含んで構成されている。
デバイスマネージャ108は、ノートPC101に接続されたデバイスを実装、管理する。
リソース検出部109は、情報保持部110の情報に基づいてバッテリ残量を検出したり、CPU使用率やメモリ使用量を計測する。
外部機器検出部111は、デバイスマネージャ108からの情報を元にノートPC101に接続された機器を検出する。
ノードPC101は、外部機器検出部111でデータベース115の情報を参照して検出情報と比較し、データベース115にある接続構成と同様の構成が検出されると、無線通信設定導入部118を介して、汎用I/F接続部107に接続された無線通信端末103および/または104の制御を行う。
無線通信端末動作設定部112は、外部機器検出部111において同じ構成が検出されなかった場合に、無線通信設定導入部118で必要なデータベース115に記憶するデータの作成を行う。
無線端末動作確認処理部113は、無線通信端末のデータベース作成に必要なリソースをリソース検出部109から抽出し、データベース115に記憶する。
単体動作確認処理部114は、外部機器についてのデータベース作成に必要なリソースをリソース検出部109から抽出し、データベース115に記憶する。
無線アクセス設定処理部116は、他無線端末スケジュール処理部117で同時に動作できない場合に、各無線通信端末に対し動作タイミングを設定する。
無線端末スケジュール処理部117は、複数の無線通信端末が接続された場合に、無線通信端末が同時に動作して良いかの処理を行う。
無線通信設定導入部118は、データベース115のデータに基づいてAPIを作成し、アプリケーション部119を介して利用者による制御方法の変更や、OS部121からAPIを実行することでOS部121が制御を行ったりする。
無線通信端末103,104は、図1に示すように、ベースバンド部131、送信部132、受信部133、デュプレクサ(Duplexer)134、アンテナ135、および送信制御部136を主構成要素として有している。
ベースバンド部131は、通常、送信制御部136から送信部132の制御や、同様に、ベースバンド部131から受信部133の受信制御を行い、デュプレクサ134を介して、アンテナ135を通して無線による送受信を行うように、無線通信端末の制御を行う。
送信制御部136は、無線通信設定導入部118により、通常、無線通信端末内で制御を行う送信制御に対し、ノートPC101側からの送信制御が可能となる。
図2は、本実施形態のシステムの構造例を示す図である。
2において、符号201がOSを示し、このOS201がシステム中核となる。なお、本実施形態においては、OSの例としてWindows(登録商標)を使用する。
OS201に対し上位にはAPI202が実装され、さらにその上位側が実際のアプリケーション203となる。
逆に下位にはミドルウェア204があり、ハードウェア207を動作させるためのデバイスドライバ206がある。
ここで、本実施形態においては、それぞれの外部機器の検出および制御のために、フィルタドライバ205を用いる。このフィルタドライバ206はデバイスドライバ206の上位および下位レイヤーの片方もしくは両方にインストールが可能である。また、アプリケーションからミドルウェアまでの上位レイヤーから制御が可能となっている。
ここで、フィルタドライバの導入手順について説明する。
図3は、本実施形態におけるフィルタドライバの導入フローチャートである。
また、図4(A)〜(C)は、図3の処理中における表示例を示す図である。
ステップ301でPCとの接続処理を開始する。このとき無線通信端末はPC101の接続に必要な回路が起動する。
ステップ302では、使用する無線通信端末が新規の無線通信端末なのかを検出する。新規の無線通信端末の場合、デバイスドライバがインストールされた後、ステップ303においてフィルタドライバのインストール処理を開始する。
そして、ステップ304において、図4(A)に示すような表示画面(表示1)を表示しフィルタドライバの導入について利用者が選択できるようにする。
ステップ305でフィルタドライバのインストールを行なうように選択すると、ステップ306でフィルタドライバをインストールする。ステップ307でフィルタドライバを有効に設定し、処理をステップ308の外部機器の検出処理に移行する。
また、ステップ305でフィルタドライバのインストールを行わないように選択すると、ステップ309でフィルタドライバのインストールを行わないで、ステップ310において無線通信端末のアプリケーション起動時に、図4(B)に示すような表示画面(表示2)を表示する。ステップ311で無効動作として、無線通信端末が単独で動作するようになる。
また、ステップ302で新規ではない無線通信端末の場合、ステップ312においてフィルタドライバの検出でフィルタドライバがインストールされているか否かを検出する。ステップ312でフィルタドライバがインストールされていない場合は、ステップ313で処理をステップ304に渡す。
ステップ313でフィルタドライバがインストールされている場合、フィルタドライバを有効にするかをステップ314において、図4(C)に示すような表示画面(表示3)を表示する。
ステップ315でフィルタドライバを有効にするように選択すると、処理をステップ307に渡す。ステップ311で無効に選択した場合は、ステップ316においてフィルタドライバを無効に設定し、ステップ317で次回アプリケーション起動時に表示3を実行し、処理をステップ311で無効動作として、無線通信端末が単独で動作するようになる。
次に、外部機器の検出処理について説明する。
図5は、本実施形態における外部機器の検出に関するフローチャートである。
図3において、フィルタドライバが有効になっていることから、ステップ401において外部機器検出部111で機器の検出を行う。
ステップ402で無線通信端末以外の外部機器が接続されていると判断すると、ステップ403で接続機器の検索を行う。複数のデバイスが接続されている場合でも、個々のデバイスドライバに対してフィルタドライバを挿入することで検出と制御を可能にしている。
ステップ404で外部機器とデータベースに登録された機器が一致した場合、ステップ405で検出された機器のデータを構成要素として登録する。ステップ404において新規の機器となった場合は、ステップ406で単体動作確認処理を行ったあと、処理をステップ405の処理に戻る。ステップ407ですべての外部機器が登録されるまで、処理をステップ403に戻す。なお、ステップ406の単体動作確認処理については、後で詳述する。
また、ステップ402で無線通信端末が接続している場合は、図3のステップ302で接続された無線通信端末を含め、新規の無線通信端末か、登録された無線通信端末であるかを判別し、新規無線通信端末であった場合はステップ412において無線端末動作確認処理を行い、処理をステップ413に移行する。
ステップ413において無線通信端末のデータを構成要素として登録し、ステップ407の処理を行う。
ステップ407で無線通信端末を含めすべての外部機器の登録が完了すると、ステップ408でデータベース115のデータから合致する構成を検出し、同一構成があった場合は、ステップ409で無線通信の設定導入部118に処理を渡す。ステップ408で構成が新規である場合は、ステップ410の無線端末動作設定を行い、その後無線通信の設定を導入することになる。
次に、無線通信端末動作設定部112の無線通信端末動作設定処理について説明する。
図6は、図5のステップ410にある無線端末動作設定処理のフローチャートである。
ステップ501で接続された無線通信端末の検出ですべての無線通信端末を検出する。これは無線通信端末の場合、間欠受信や待受けと言った低消費電力に移行する状態があるため、複数の無線通信端末が存在した場合、応答条件が変化するためである。
ステップ502において検出された無線通信端末の構成がデータベースに登録されているかを判別する。登録されている場合、無線端末間の組み合わせが最適化されているので、ステップ503においてデータベース115から無線通信端末以外の外部機器について、図5のステップ405にある構成要素の抽出を行う。
ステップ504の無線通信端末スケジュールに基づき、ステップ505,506,507というように、状態を分割し、その状態ごとに各デバイスの構成要素を割り付ける。
ステップ508で検出されたすべてのデバイスについて割り付けが終了したかを確認し、割り付けが終了していない場合はステップ503に処理を戻し、終了している場合は、ステップ509の状態別動作判別処理へ移行する。
ステップ502で構成が未登録の場合は、処理をステップ510に渡し、他無線通信端末間のスケジュール処理を行う。これは複数の無線通信端末がある場合に、それぞれの動作をノートPC101に対して最適化するために行う。
次に、状態別動作判別処理について説明する。
図7は、本実施形態における状態別動作設定処理のフローチャートである。
ステップ601で状態判別を開始する。
ステップ602で状態別に、登録機器が同時に動作できるかを判別する。ここで同時動作が可能であった場合、ステップ603で現設定のパラメータを記憶し、ステップ617ですべての状態に対し処理が完了すると、ステップ618において処理をもとのフローチャートに返す。ここで、ステップ603で記憶されたパラメータは、図5のステップ408での判別に使用する。
ステップ602で状態に問題が発生した場合に、ステップ604の状態別設定を行う。
ステップ605で問題がある状態についてパラメータ内で、可変設定データがあるデバイスを検出する。ステップ606で可変設定データから設定値に幅のあるデバイスを検出する。
ステップ607個の設定値の幅がもっとも大きいデバイスを選択する。ステップ608で設定値に対し設定値から-n値を設定値とし、ステップ609では、ステップ608で設定した値で動作に問題が発生しない場合、ステップ610で現設定の状態別で再構築を行い、ステップ617に処理を渡す。
ステップ606で設定可能なデバイスが存在しない場合、ステップ611の接続選択処理を行う。
ステップ609で設定値に問題がある場合、ステップ612で変更した設定値を保持した後、ステップ613で設定可能な値のすべてが最小であるかを確認し、すべての値が最小の場合は、ステップ614の接続選択処理に渡す。
ステップ613で最小値でない場合、設定値は変更した状態で、ステップ615において次の設定値が最も大きいデバイスを選択し処理をステップ608に返す。
次に、接続選択処理について説明する。
図8は、本実施形態における接続選択処理のフローチャートである。
また、図9(A),(B)は、図8の処理中における表示例を示す図である。
ステップ701で図9(A)に示すような表示画面(表示11)を示すこともできる。次に、ステップ702で無線通信ができないために動作を停止するかを利用者が決定し、動作を停止する場合は、ステップ703で無線通信端末の動作を停止し、無効動作となる。
ステップ702で無線通信端末を停止させない場合は、ステップ704において接続されているデバイスの一覧を図9(B)に示すような表示画面(表示12)で表示することもできる。ステップ705で利用者が使用しない他のデバイスの取り外した場合、ハードの構成が変更になるために、外部デバイスの検出処理シーケンスを再度実行する。ステップ705で取り外さない場合は、ステップ707で利用不可の状態としてデータベースに記憶し、ステップ708の<1>から図7のステップ616の<1>へ処理を返す。
次に、無線通信設定導入部118の処理について説明する。
図10は、本実施形態に係る無線通信設定導入部の処理のフローチャートである。
また、図11は図10の処理中における表示例を示す図である。
ステップ801でデータベース115から構成データを受け取る。ステップ802で、ステップ801で取得したデータから同時動作構成以外の構成データが存在するかを確認し、同時動作構成データのみの場合、ステップ803で外部の接続I/Fに対するフィルタドライバ以外のフィルタドライバを無効にすることにより、通常フィルタドライバが入ることによる負荷を軽減する。ステップ804で通常に動作できる状態であるために、無線通信端末に対する制御は行わない。
ステップ802で制限付き構成がデータにある場合、取得したすべての構成から種類別に状態を抽出する。ステップ806で抽出された状態を命令するAPIに対してフィルタドライバを挿入する。ステップ807で処理の並列化についてアプリケーションとOSについて以下のシーケンスを行う。
アプリケーションにおける設定では、図11に示すような表示画面(表示21)として動作一覧を表示し、構成ごとに利用者が設定できるように動作を設定する。このとき制限された状態および利用付加の状態については、OFF状態とし、ONに設定できないようにする。
ステップ809で選択が終了すると動作を開始する。
OSにおける設定では、通出された状態について、ステップ811で利用不可構成および状態に対しコマンドをマスクし実行不可とし、ステップ812で他アプリケーションがAPIから実行しようとすると、選択した処理がキャンセルされたことを表示21で行うように設定してからステップ809で動作を開始する。
次に、各フローチャート内での主要な処理について説明する。
まず、図5のステップ406における単体動作確認処理について説明する。
図12は、図5のステップ406における単体動作確認処理のフローチャートである。
ステップ901で単体動作機器の判別を行う。ステップ902で利用しているフィルタドライバを入れ、挙動をモニタできるようにする。ステップ903でデータ取得のために判別された機器の命令を検索し、状態として設定する。フィルタドライバでアプリケーションがデバイスドライバにアクセスする場合の命令を監視し、状態の選別を行う。
ステップ905で振り分けた各状態に対して、データを取得する。ステップ906ですべてのデータを取得すると、それらを状態別にデータベースを作成する。ステップ907でデータベースに登録する。
このフローチャートは状態が判別できない場合に適用するが、以下図13に示すように無線通信端末のように使用する外部機器が認識できる場合は状態設定データベースを基に測定する。また、この状態設定データベースを接続時に外部機器から受け取った場合についても同様である。
図13は、図5のステップ412における無線通信端末動作確認処理のフローチャートである。
ステップ1001でI/F接続部107に挿入された外部機器が無線通信端末であることを、フィルタドライバが検出する。
次に、ステップ1002で検出された無線通信端末に対して、フィルタドライバを挿入する。ステップ1004で状態設定を行うためにアプリケーションを起動する。
ステップ1001で無線通信端末と判別できたために、状態設定データベースの無線通信端末状態設定項目を参照する。もしくは状態設定データを接続された無線通信端末から受け取ることで、ステップ1003では、無線通信端末用の状態設定データベースが参照できるようになる。
ステップ1005で、ステップ1003の処理に基づいてデータベースを参照し、状態設定を開始する。ステップ1006で、データベースに値を入れるフラグ(Flag)を設定する。このフラグを元にデータを習得する。
ステップ1007ですべてのデータが取得できたかを確認し、データが取得できていれば、ステップ1008でデータベースに登録が完了する。取得できていいない場合はステップ1005に戻って処理を繰り返す。
次に、無線端末スケジュール処理について説明する。
図14は、本実施形態における無線端末スケジュール処理のフローチャートである。
ステップ1101で図5のステップ412にある無線端末動作確認処理から状態データを抽出する。次に、ステップ1102で、無線通信端末の状態を組み合わせる。
ステップ1103で同時に動作して問題ないかを判別する。ステップ1104で状態に問題が無い場合はそれぞれを状態1〜nとしてデータベースに登録し、ステップ1105ですべての組み合わせが完了すると、ステップ1107において処理を図6のステップ503に渡す。
ステップ1103で同時に動作して問題がある場合は、ステップ1106において無線アクセス設定シーケンス処理を行う。そして、ステップ1106の出力結果をステップ1105に返す。
次に、無線アクセス設定処理部116の処理について説明する。
図15は、本実施形態における無線アクセス設定シーケンスのフローチャートである。
ステップ1201で無線通信端末の状態を抽出する。ステップ1202で各無線通信端末に対して、タイミングの制御が可能な時間データが登録されていることを確認する。
時間データがある場合、ステップ1203でタイミング制御可能デバイスとして登録する。この登録データを元に、ステップ1204で状態別タイミング設定のなかで、時間情報に基づき設定する。ステップ1205でこの状態をスケジュールとして一旦記憶し、図14のステップ1103と同ようにステップ1206において記憶した状態で問題がないかを確認する。
問題がなければ有効な状態として、ステップ1211においてタイミング付き無線通信スケジュールの状態として登録する。問題がある場合、ステップ1207で登録されたデータを抹消し、ステップ1208において時間情報の移動範囲を超えていないかを確認する。超えていない場合、ステップ1209で次の時間情報の値を設定し、ステップ1204の状態別タイミング設定に処理を返す。
ステップ1202においてタイミング制御が不可能もしくは、ステップ1208において時間情報の設定を超えた場合、ステップ1210において状態判別処理で処理を行い無線端末スケジュール処理に返す。返ってきた状態についてそれぞれ制限付無線通信スケジュールもしくは、利用不可無線通信スケジュールとして登録する。
次に、リソース検出部109の処理について説明する。
図16は、本実施形態に係るリソース検出部の処理のフローチャートである。
CPUおよびメモリの使用量と言ったリソースは、通常OSにある実行ファイルに用意されており、利用者はそのコマンドを実行することで、容易に調査することが可能あるが、その他のリソースを用いた場合は処理を行う必要がある。
図16は、リソースとして電源電圧を用いた場合のフローチャートを示している。
ステップ1301でリソースの検出を行う。これらの検出された値が、各状態のデータとして処理される。よって、リソースとして使用するものは、この例にある電源電圧、電流を含め、メモリ使用量,CPU使用率など制御に関連するリソースであるならどのような仕様を用いてよいことになる。
ステップ1302でフィルタドライバからのフラグ(Flag)を確認する。ステップ1303でリソースの対象別に処理を分岐させる。ステップ1304でCPU使用率やメモリ使用量のデータを記録する。ステップ1305で記憶したデータとFlagを関連付ける。この関連付けられたデータがステップ1306において状態別設定データとして保持されることになる。ステップ1308はリソースにバッテリを用いた場合の処理となる。
ステップ1308で現時点でのバッテリ残量をデータBとして記憶する。電圧として検出する値は、ステップ1309で静特性といった定常負荷の場合とステップ1312の突入といった動的負荷の両方についてデータを取得する必要がある。ステップ1309は定常負荷について電圧を検出する。ここでは、バッテリ表示に使用している値を使用する。ステップ1310でアナログ/デジタル(A/D)変換器で値を読み取ったデータAとステップ1308のデータBの差分を状態のフラグ(Flag)に関連付けて記憶させる。
ここで、データが記憶した関連するものかを確認し、バッテリ以外の場合、ステップ1304の他のリソースを元データとして記憶する。ステップ1305においてステップ1312で突入といった詳細な電圧の検出に関して、まずA/D変換器の性能を判断する。ステップ1313においては例としてサンプリングレートが100kHzでA/D変換器の判断を行う。
A/D変換器のサンプリング周波数が規定以上である場合は、ステップ1314でフラグ(Flag)をトリガーとして電圧を測定する。ステップ1313でA/D変換器のサンプリング周波数が低いときは他に電圧を検出する手段があるかを検索する。ない場合はステップ1314の処理を現行のA/D変換器で行い、ある場合は分可能の高いサンプリングのA/D変換器で電圧を検出し、ステップ1314の処理を行う。
これらの上記シーケンスについてそれぞれ図面に関連付けて説明する。
また、この実施形態ではリソースとして電圧を用いている。
図17は、本実施形態における電圧の測定例を示す図である。
図18は、本実施形態における外部機器の未接続、接続、および動作状態における電圧を示す図である。
通常電圧は外部機器が接続された場合や、回路が動作した場合に、図17において符号1401で示す外部機器接続時や符号1403で示す外部機器動作時のように電圧ドロップが発生する。
しかしながら、これらの値は過渡的な値であり、通常バッテリ残量などで使用されるのは、図18の符号1404で示す外部機器未接続時の電圧のような動作が安定している一定負荷の値となる。
図16のステップ1309ではこれらの静特性である電圧について図17の符号1404で示す外部機器未接続状態の電圧や符号1405で示す外部機器接続時および外部機器動作時といいた値をデータBとして記憶する。また、無線通信端末についてもこれらの電圧処理については同じある。
図19は、図16のステップ1312の詳細な電圧検出例を示す図である。
A/D変換器のサンプリング周波数を高分解能に設定すると図19において符号1407で示すようにドロップした電圧を検出できる。このときの最低電圧がドロップした最小電圧となる。このデータをそれぞれ差分したデータが状態データの元になる。
上記リソースの検出を用いて、図10に関連付けた無線端末動作確認処理について説明する
図20は、無線通信端末Aにおける送信制御を行っている場合の測定例を示す図である。
図21は、無線通信端末Bにおける送信制御を行っていない場合の測定例を示す図である。
図22は、無線通信端末Cにおける送信制御を行っている場合の測定例を示す図である。
ここでは、縦軸は送信レベルや待ち受け中および停止中等の無線通信端末の状態を示し、横軸はバッテリの電圧値を示している。
無縁通信端末A,Cの測定データを示す図20、図22において、符号1501はバッテリの電圧と各状態で電圧降下した電圧間の差分を示しており、符号1502は、状態データとして電圧差分を整数値をとして示している。
無線通信端末Bは、送信制御を行っていないために、各動作状態がデータとなる。
図23(A)〜(C)は、無線通信端末A、B、Cのタイミング設定データを示す図であり、図23(A)が無線通信端末Aのタイミング設定データを示し、図23(B)が無線通信端末Bのタイミング設定データを示し、図23(C)が無線通信端末Cのタイミング設定データを示している。
無線通信端末に限らず、機器の種類においては、間欠動作を行うものがあり、無線通信端末では待ちうけ状態として通信のON/OFF動作が発生する。
図20〜図22の無線通信端末A〜Cのそれぞれの待ちうけのON/OFF動作について,図23(A)は無線通信端末Aの待ちうけ動作となり、図23(B)は無線通信端末Bの待受け動作となり、図23(C)は無線通信端末Cの待受け動作となる。
図23(A)において、符号1601は電圧波形を示し、符号1602は無線通信端末の間欠動作間隔を示している。このタイミングにおいて、符号1601で示すように、電圧波形が送信ONとなるタイミングで電圧が降下している。
図24は、外部機器としてCD-Rドライブを例に図12における単体動作確認処理について説明するための図である。
図24において、図12にある単体動作確認処理から、縦軸に符号1701で示すように、実行状態をデバイスドライバからフィルタドライバで検出したフラグ(Flag)から抽出する。実際には状態として登録されるが、ここでは実行名として状態を定義している。図24において、横軸はバッテリの電圧値を示している。符号1701で示す実行状態は、バッテリの電圧と各状態で電圧降下した電圧間の差分となり、符号1702で示すように、状態データとして電圧差分を整数値としている。
図25〜図28は、各機器の状態データを示す図である。図25は無線通信端末Aの状態データを示す図であり、図26は無線通信端末Bの状態データを示す図であり、図27は無線通信端末Cの状態データを示す図であり、図28はCD−Rドライブの状態データを示す図である。
ここで、図28にはタイミング処理データは含まれていない。これは、もともとOSに制御を依存しているために、動作が最適化されるためである。
これとは逆にOSに依存しない無線通信端末では、ON/OFFタイミングによって問題が発生する可能性があるため、タイミング処理データが必要になる。
図29〜図31は、無線端末スケジュール処理の実施例を示す図である。
図29は、無線通信端末のそれぞれについて状態データを元に、構成データを作成した例を示している
図30は、無線通信端末Bの状態を構成の第一要因として構成データを作成した例を示している。
図31は、状態データとしてデータEを用いて構成データを作成した例を示している。
図29〜図31において、縦軸は状態データとして作成した電圧差分を整数値で表した電圧データを示し、各構成別にデータを積算した結果を示している。
閾値はPC101における最低動作電圧を状態データとして整数値化したものになる。
なお、ここで用いられる閾値はたとえばPC101のバッテリ電圧の強制スタンバイ電圧の閾値と言ったもともとPC101が持っている閾値を使用する。閾値自体についてもバッテリやPCに依存するため、この閾値はPCによって異なる。
ここでは無線通信端末状態設定として、各状態を組み合わせた構成を示している。
上述したように、図29は無線通信端末のそれぞれについて、状態データを元に、構成データを作成して形成している。図29では、無線端末Aの状態を構成の第一要因として構成データを作成した例を示している。ここで、設定値変更可能データについては、最初最大値を構成要素として用いている。
また、図30は無線端末Bの状態を構成の第一要因として構成データを作成した例である。
図31は状態データとしてデータEを用いている。構成要素の番号例にもあるように、データDとデータEは構成1として関連付けされている。
図14のステップ1103で動作に問題があるかの判定は、図においては、実線で示した閾値を超える場合と超えない場合となり、超える場合は問題ありと判定する。
ここで、図30の閾値THAの場合は動作に問題がないことになる。
しかしながら、閾値THCについては、動作に問題がある。
ここで、閾値THBについて図29では問題ないが、図31では問題ありと判別される。このために、これに関連付けられた構成1−D,構成2−D,構成3−Dについては、無線アクセス設定シーケンスが適応されることになる。
図32は、無線アクセス設定シーケンスについて示す図である。
図32において、縦軸は状態データとして作成した電圧差分を整数値で表した電圧データを示し、各構成別にデータを積算した結果を示している。前述したと同様に、閾値はPC101における最低動作電圧を状態データとして整数値化したものになる。なおここで用いられる閾値はたとえばPC101のバッテリ電圧の強制スタンバイ電圧の閾値と言ったもともとPCが持っている閾値を使用する。閾値自体についてもバッテリやPCに依存するため、この閾値はPCによって異なる。
図32は、図29の構成1−Dと構成1−Eの構成データを示している。仮に閾値THBにおいて問題ありとなった場合について説明する。
構成1−Dでは問題ないと判定されるが、関連付けのある構成1−Eで問題が発生し、閾値からここでは無線端末Cが同時に動作できないことになる。図15のステップ1202でタイミング制御の分岐については、図25〜図28の状態設定データベースでタイミング処理データを持っていることでタイミング制御が可能となる。
図33(A)〜(C)は複数の無線通信端末に関するタイミング設定を示す図であって、図33(A)は同時に動作した場合の無線端末A〜Cの間欠動作間隔とそのときの電圧を示す図であり、図33(B)はタイミング制御1のタイミング設定を行った図であり、図33(C)はタイミング制御2のタイミング設定を行った図である。
図33(A)において、ここで、タイミング制御を行う。
図33(B)において、タイミング制御1のタイミング設定を行うが、ここでは、無線通信端末AとBおよびCにおいて、同時に動作する場合を排除するために、無線通信端末Cに対して、無線通信端末Bを0.5秒(s)ずらし、無線通信端末Aに対して1秒(s)ずらすように初期起動動作からの間欠動作を設定する。
図33(C)においては、タイミング制御2のタイミング設定を行うが、この場合は同時起動を行うタイミング1601において、無線通信端末Bの送信を停止することで、無線通信端末Aと無線通信端末Bのみ同じタイミングで動作することになる。
上記のタイミングの設定については、間欠動作感覚が長いものを固定して、他の無線端末の動作設定を行う。
図33(A)〜(C)においてタイミング設定を行ったにもかかわらず問題が解決できない場合、もしくは時間情報を超えて設定できない場合は、一旦状態判別処理を行う。
図34〜図36は、状態判別を利用した設定を行う場合の無線端末スケジュール処理の実施例を示す図であって、図34はタイミング設定のあと、単体での動作においても不可能な場合を説明するための図であり、図35は複数の設定値可変データがある場合を説明するための図であり、図36は接続される機器すべての構成について説明するための図である。
図34〜図36において、縦軸は状態データとして作成した電圧差分を整数値で表した電圧データを示し、各構成別にデータを積算した結果を示している。前述したと同様に、閾値はPC101における最低動作電圧を状態データとして整数値化したものになる。なおここで用いられる閾値はたとえばPC101のバッテリ電圧の強制スタンバイ電圧の閾値と言ったもともとPCが持っている閾値を使用する。閾値自体についてもバッテリやPCに依存するため、この閾値はPCによって異なる。
図29や図31にある閾値THDのように、無線通信端末単体において閾値を超えている場合がある。この場合、タイミング設定後の構成データを用いて、設定値可変データを用いて設定値を小さくする。
図33においては、タイミング設定のあと、単体での動作においても不可能な場合は、設定値変更可能データから、可変できる値を小さくしていくことで、閾値に入るように設定する。
図35は、前述したように、複数の設定値可変データがある場合を示す。
この場合、最初無線通信端末AのデータEについて設定値を小さくし、無線通信端末Cにおいて、設定値可変データが大きいために、次に無線通信端末Cの設定値を小さくし閾値に入るようにする。
図36は、接続される機器すべての構成となる。
これまでで無線通信端末のスケジュールとしての状態と構成が構築されたことになる。これらの状態別に、外部機器の状態データを図6の動作登録処理により、図36のように構成する。
この構成値を状態判別処理に与える。ここで、CD−Rドライブの状態データにはタイミング設定データはないが、構成された無線通信端末スケジュール構成にはタイミング設定機能がある。
しかしながら、現時点で、無線通信端末スケジュールのタイミングは最適化が終了しているために、タイミング処理を行わず、状態判別処理によって、図35にあるように設定値可変データを用いて、設定値変更可変データから閾値Eを超えないように設定値を変更する。
以上説明したように、本実施形態によれば、外部接続機器の接続状態や動作状態に応じて、ノートPC101側から、無線通信端末103,104の制御を行うことにより、急激な電圧降下や外部接続機器が接続されたことによる電圧降下の発生に対して、PC側から無線通信端末の制御を可能にすることで、PCの電源供給能力に応じた制御を行うことができる。
このことにより、限られたPCの電源容量を有効に利用することができる。
これは、無線通信端末が常時最大出力を行っているわけではなく、待受け中や、通信品質によって送信制御を行うように、ダイナミックに消費電力が変動することから、無線通信端末の待ち受け動作を一時停止させ、その間にストレージデバイスにデータを書き込むことが可能になる。
また、通常使用時に複数の無線通信端末を組込んだ場合についても、ノートPC側から、各無線通信端末を管理し、最大送信といった過渡的に電力を消費するタイミングをずらすことで、PCへの突発的な電力低下を軽減することができる。
本発明の実施形態に係る機器接続システムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態のシステムの構造例を示す図である。 本実施形態におけるフィルタドライバの導入フローチャートである。 図3の処理中における表示例を示す図である。 本実施形態における外部機器の検出に関するフローチャートである。 図5のステップ410にある無線端末動作設定処理のフローチャートである。 本実施形態における状態別動作設定処理のフローチャートである。 本実施形態における接続選択処理のフローチャートである。 図8の処理中における表示例を示す図である。 本実施形態に係る無線通信設定導入部の処理のフローチャートである。 図10の処理中における表示例を示す図である。 図5のステップ406における単体動作確認処理のフローチャートである。 図5のステップ412における無線通信端末動作確認処理のフローチャートである。 本実施形態における無線端末スケジュール処理のフローチャートである。 本実施形態における無線アクセス設定シーケンスのフローチャートである。 本実施形態に係るリソース検出部の処理のフローチャートである。 本実施形態における電圧の測定例を示す図である。 本実施形態における外部機器の未接続、接続、および動作状態における電圧を示す図である。 図16のステップ1312の詳細な電圧検出例を示す図である。 無線通信端末Aにおける送信制御を行っている場合の測定例を示す図である。 無線通信端末Bにおける送信制御を行っていない場合の測定例を示す図である。 無線通信端末Cにおける送信制御を行っている場合の測定例を示す図である。 無線通信端末A、B、Cのタイミング設定データを示す図である。 外部機器としてCD-Rドライブを例に図12における単体動作確認処理について説明するための図である。 無線通信端末Aの状態データを示す図である。 無線通信端末Bの状態データを示す図である。 無線通信端末Cの状態データを示す図である。 CD−Rドライブの状態データを示す図である。 無線端末スケジュール処理の実施例を示す図であって、無線通信端末のそれぞれについて状態データを元に、構成データを作成した例を示す図である。 無線端末スケジュール処理の実施例を示す図であって、無線通信端末Bの状態を構成の第一要因として構成データを作成した例を示す図である。 無線端末スケジュール処理の実施例を示す図であって、状態データとしてデータEを用いて構成データを作成した例を示す図である。 無線アクセス設定シーケンスについて示す図である。 複数の無線通信端末に関するタイミング設定を示す図である。 状態判別を利用した設定を行う場合の無線端末スケジュール処理の実施例を示す図であって、タイミング設定のあと、単体での動作においても不可能な場合を説明するための図である。 状態判別を利用した設定を行う場合の無線端末スケジュール処理の実施例を示す図であって、複数の設定値可変データがある場合を説明するための図である。 状態判別を利用した設定を行う場合の無線端末スケジュール処理の実施例を示す図であって、接続される機器すべての構成について説明するための図である。
符号の説明
100・・・機器接続制御システム、101・・・ノートPC(ノート型パーソナルコンピュータ)、102・・・表示装置、103,104・・・無線通信端末、105,106・・・外部機器、107・・・汎用I/F(インタフェース)接続部、108・・・デバイスマネージャ、109・・・リソース検出部、110・・・バッテリ残量・CPU使用率・メモリ使用量の各情報保持部、111・・・外部機器検出部、112・・・無線通信端末動作設定部、113・・・無線通信端末動確認処理部、114・・・単体動作確認処理部、115・・・データベース(記憶部)、115・・・無線アクセス設定処理部、117・・・他無線端末スケジュール処理部、118・・・無線通信設定導入部、119・・・アプリケーション部、120・・・API、121・・・OS部、131・・・ベースバンド部、132・・・送信部、133・・・受信部、134・・・デュプレクサ(Duplexer)、135・・・アンテナ、136・・・送信制御部。

Claims (2)

  1. 電子機器から電力供給が可能な外部機器接続端子を介して電力を供給され、スケジュールに応じた処理が可能な無線通信端末の制御方法であって、
    前記電子機器における最低動作電圧と、当該無線通信端末における前記スケジュールに応じた処理状態での電圧降下に基づいて、前記スケジュールを変更して前記電子機器への突発的な電力低下を軽減するように制御する
    ことを特徴とする無線通信端末の制御方法。
  2. 電子機器から電力供給が可能な外部機器接続端子を介して電力を供給され、スケジュールに応じた処理が可能な無線通信端末であって、
    前記電子機器における最低動作電圧と、当該無線通信端末における前記スケジュールに応じた処理状態での電圧降下に基づいて、前記スケジュールを変更して前記電子機器への突発的な電力低下を軽減するように制御する手段を有する
    ことを特徴とする無線通信端末。
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