JP2976939B2 - 移動体通信システム - Google Patents

移動体通信システム

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JP2976939B2
JP2976939B2 JP9188025A JP18802597A JP2976939B2 JP 2976939 B2 JP2976939 B2 JP 2976939B2 JP 9188025 A JP9188025 A JP 9188025A JP 18802597 A JP18802597 A JP 18802597A JP 2976939 B2 JP2976939 B2 JP 2976939B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L2001/0092Error control systems characterised by the topology of the transmission link

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムに関し、特に非音声データ通信中に電波断が発生した
場合に再度接続する移動体通信システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体通信システムとして、移動
局が電波不感帯に移動して、移動局と基地局との間で電
波断が発生した場合、交換局で網側による呼の保留を行
うとともに、電波断の間に移動局または基地局が所定の
メッセージを送信し続け、基地局または移動局でこのメ
ッセージを検出した場合に、交換局で呼の保留を解除し
て、呼の再接続をおこなうようにしたものが提案されて
いる(例えば、特開平6−315006号公報など参
照)。
【0003】また、移動局から発する電界強度が一時低
下した場合、網は、その通信相手端末との通信を保留
し、必要に応じて電界強度の低下により保留した旨を通
信相手端末に通知する。その後、電界強度が回復して移
動局からの通信再開指示が検出された場合、網は、保留
を解除して通信を再開し、保留から規定時間以内に移動
局からの通信再開指示が検出されない場合には、通信再
開指示が得られず切断する旨を通信相手端末に通知し
て、回線を切断するようにしたものが提案されている
(例えば、特開平7−177576号公報など参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の移動体通信システムでは、いずれにおいても
音声通話時の電波断に対する再接続ものであり、ディジ
タル情報からなる非音声データ通信の電波断については
考慮されておらず、これら再接続方法をそのまま非音声
データ通信時の再接続処理に適用できないという問題点
があった。これは、非音声データ通信を行う場合には、
音声通話に用いる構成要素に加え、非音声データ通信用
の装置として、移動局側に配置されるアダプタ装置(A
DP)や、交換局側に配置される変換装置(IWF)が
必要となるからである。
【0005】また、音声通話再開時には、通話者間で通
話を再開すればよいが、非音声データ通信時に呼切断が
発生しこれを再開する場合には、送受信中であったデー
タを再送し、特に、通信相手システムにログインしてプ
ログラムをリモートで実行していた場合などは、再度ロ
グインしてプログラムを再実行しなければならず、音声
通話に比較して、多くの再接続手順を必要とするからで
ある。本発明はこのような課題を解決するためのもので
あり、非音声データ通信時に電波状況が悪化した場合で
も通信切断を回避でき、電波状態の回復に応じて通信を
再開できる移動体通信システムを提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による移動体通信システムは、非音声
データを送受信する端末と、無線区間を介して基地局に
収容される移動局と、この端末と移動局との間に設けら
れ、端末側との間で送受信する非音声データと移動局を
介して無線区間で用いる所定フレームとを相互に変換す
るとともに、このフレームを単位として誤り制御を行う
アダプタ装置とを備え、移動局は、無線区間での電波断
に応じてアダプタ装置に保留を指示するとともに、その
電波断回復に応じてアダプタ装置に保留解除を指示し、
アダプタ装置は、移動局からの保留指示に応じて端末側
に非音声データ送受信の一時停止を指示するとともに移
動局とのフレーム送受信を一時停止し、移動局からの保
留解除指示に応じて端末側に非音声データ送受信の再開
を指示するとともに移動局とのフレーム送受信を再開す
るものである。
【0007】また、移動局は、無線区間での電波断の
後、基地局から無線区間を介して通知された再接続要求
に応じてアダプタ装置に保留解除を指示するものであ
る。したがって、無線区間での電波断に応じて、移動局
からアダプタ装置に保留が指示され、アダプタ装置から
端末側に非音声データ送受信の一時停止が指示され、移
動局とのフレーム送受信が一時停止される。また、無線
区間での電波断回復、あるいは基地局から無線区間を介
して通知された再接続要求に応じて、移動局からアダプ
タ装置に保留解除が指示され、アダプタ装置から端末側
に非音声データ送受信の再開が指示され、移動局とのフ
レーム送受信が再開される。
【0008】また、非音声データを送受信する端末と、
無線区間を介して移動局を収容する基地局と、この基地
局と端末とを収容する交換局と、この交換局に接続さ
れ、端末側との間で送受信する非音声データと交換局を
介して接続された基地局側の無線区間で用いる所定フレ
ームとを相互変換するとともに、このフレームを単位と
して誤り制御を行う変換装置とを備え、基地局は、無線
区間での電波断に応じて交換局に保留を指示するととも
に、その電波断回復に応じて交換局に保留解除を指示
し、交換局は、基地局からの保留指示に応じて変換装置
に保留を指示するとともに、基地局からの保留解除指示
に応じて交換局に保留解除を指示し、変換装置は、交換
局からの保留指示に応じて端末側に非音声データ送受信
の一時停止を指示するとともに基地局側へのフレーム送
受信を一時停止し、交換局からの保留解除指示に応じて
端末側に非音声データ送受信の再開を指示するとともに
基地局側へのフレーム送受信を再開するものである。
【0009】また、基地局は、無線区間での電波断の
後、移動局から無線区間を介して通知された再接続要求
に応じて交換局に保留解除を指示するものである。した
がって、無線区間での電波断に応じて、基地局から交換
局を介して変換装置に保留が指示され、変換装置から端
末側に非音声データ送受信の一時停止が指示され、基地
局側とのフレーム送受信が一時停止される。また、無線
区間での電波断回復、あるいは移動局から無線区間を介
して通知された再接続要求に応じて、基地局から交換局
を介して変換装置に保留解除が指示され、変換装置から
端末側に非音声データ送受信の再開が指示され、基地局
側とのフレーム送受信が再開される。
【0010】また、ARQプロトコルに基づいて誤り制
御を行うようにしたものである。また、交換局と端末と
の間にモデム装置を備え、変換装置からの保留指示に応
じて端末に非音声データ送受信の一時停止を指示し、変
換装置からの保留解除指示に応じて端末に非音声データ
送受信の再開を指示するようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態である移動
体通信システムの全体構成を示すブロック図である。同
図において、移動体通信システムの装置構成は、音声通
信構成10と非音声データ通信構成11に大きく分けら
れる。
【0012】音声通信構成10では、通話者9aは移動
局3を使用し、通話者9bは電話機8を使用し互いに会
話を行う。移動局8は、基地局4との間で無線区間の通
信を行う機能と、従来技術と同様に保留制御機能とを有
している。基地局4は、移動局3との間の無線区間通信
機能と、従来技術と同様に無線区間の電波断状態を検出
し交換局5に対して通知する機能とを有している。交換
局5は、基地局4と電話機8との通信パスの設定機能
と、従来技術と同様に通信パスの保留機能とを有してい
る。
【0013】一方、非音声データ通信構成11では、デ
ータ端末装置(データターミナルイクイップメント:以
下、DTEという)1Aはアダプタ装置(以下、ADP
という)2を介して移動局3と接続するとともに、DT
E1Bはモデム7を介して交換局5と接続し、相互に非
音声データ通信を行う。ADP2は、変換装置(インタ
ーワーキングファンクション:以下、IWFという)6
との間で、無線区間のARQ(Automatic Request for
Repetition)通信プロトコルによる通信機能を有してい
る。
【0014】なお、ARQ通信プロトコルとは、OSI
モデルのレイヤ2において、受信側で所定数データから
なるフレームを処理単位として受信データの誤りの有無
を判定し、誤りがあればそのフレームの再送を送信側に
自動的に要求する誤り制御手順であり、PHS(パーソ
ナルハンディホンシステム)でも用いられている。ま
た、IWFとは、異なる方式の網間を接続するために必
要な信号方式やプロトコルの変換,伝達機能種別,付加
サービス種別の不一致に対するネゴシエーションなどを
実現する機能であり、ここでは、交換局5に接続され、
基地局4側の移動体通信網と、モデム7側の電話通信網
との網間接続を実現している。
【0015】また、ADP2は、データ通信中の保留を
可能とするため、DTE1Aに対してデータのフロー制
御を行うことにより、非音声データの送受信を一時停止
/再開する機能を有している。IWF6は、モデム7と
の間でモデム通信プロトコルによる通信機能と、データ
通信中の保留を可能とするため、モデム6やDET1B
に対してデータのフロー制御を行うことにより、非音声
データの送受信を一時停止/再開する機能を有してい
る。
【0016】図2は、ADPの内部構成を示すブロック
図である。同図において、保留制御部21は、移動局3
から保留要求または保留解除要求を受け、DTE送受信
部28に対してフロー制御指示を行う機能と、ARQ送
受信部22に対してIWF6へのARQフレーム送受信
動作の停止または再開を論理的に指示する機能を有して
いる。
【0017】ARQ送受信部22は、IWF6に対して
のARQ送受信フレームを停止,再開する機能、IWF
6からのARQ受信フレームによりARQフレーム同期
の再確立を検出する機能、DTE送受信部23との間で
データ送受信を行う機能を有している。DTE送受信部
23は、DTE1Aとの間でデータの送受信を行う機能
と、DTE1Aに対してのフロー制御機能を有してい
る。
【0018】図3は、移動局3の内部構成を示すブロッ
ク図である。同図において、送受信部31は、基地局4
との間で無線区間の信号を送受信する機能を有し、特に
基地局4に対して再接続要求信号を送信する機能を有し
ている。電波状態検出部32は、送受信部31の受信電
波状態を常に監視し電波状況悪化または回復の際に保留
制御部83に通知を行う機能と、電波状態が回復した際
に送受信部に31に再接続要求信号を送信させる機能と
を有している。保留制御部33は、電波状態検出部32
の通知にしたがい、ADP2に対して保留要求または保
留解除要求を指示する機能を有している。
【0019】図4は、基地局4の内部構成を示すフロッ
ク図である。同図において、送受信部41は、移動局3
との間の無線区間の信号の送受信を行う機能と、交換局
5との間の信号の送受信を行う機能を有している。電波
状態検出部42は、送受信部41の受信電波状態を常に
監視し電波状況悪化の際に、送受信部41を介して交換
局5に電波断を通知を行う機能を有している。
【0020】図5は、交換局5の内部構成を示すブロッ
ク図である。同図において、保留制御部51は、基地局
4からの電波断通知を受けるとIWF6に対して保留要
求を指示する機能と通信パス52を保留する機能を有し
ている。また、基地局4か、らの再接続要求通知を受け
ると、基地局4に対して再接続確認を通知する機能とI
WF6に対して保留解除要求を指示する機能を有してい
る。通信パス52は、IWF6とモデム7との間の通信
パスであり、物理的に通信を可能とする機能を有してい
る。
【0021】図6は、IWF6の内部構成を示すブロッ
ク図である。同図において、保留制御部61は、交換局
5からの保留要求または保留解除要求により、モデム部
63に対してフロ一の指示を行う機能と、ARQ送受信
部62に対してADP2へのARQフレーム送受信動作
の停止または再開を論理的に指示する機能を有してい
る。ARQ送受信部62は、ADP2との間でARQプ
ロトコルの送受信を行い、モデム部63とのデータの送
受信を行う機能を有している。
【0022】また、モデム部63は、モデム7との間で
モデムプロトコルでの送受信を行う機能と、モデム7に
対してフロー制御する機能を有している。さらに、モデ
ム部63は、ARQ送受信部62とのデータ送受信を行
う機能を持つため、データがARQ送受信部62とモデ
ム部68の間を送受信されるとそれぞれの使用するプロ
トコルに変換が行われる。
【0023】次に、図7参照して、本発明の動作を説明
する。図7は、本発明による処理動作を示すシーケンス
図である。手順701は、非音声データ通信構成11に
おいて、DTE1AおよびDTE1Bの間で通信中の状
態で、予め交換局5および基地局4により設定された通
信パスを使用して、伝送経路DTE1A−DTE送受信
部23−ARQ送受信部22−ARQ送受信部62−モ
デム部63−モデム7−DTE1Bにより送受信を行っ
ている。
【0024】無線区間の電波状態が悪化した場合には、
移動局3からの送信電波が基地局4に届かなくなる手順
702と、基地局4からの送信電波が移動局3に届かな
くなる手順707が発生する。手順702に応じて、基
地局4では送受信部41の無線区間の受信状態が悪化す
るため、電波状態検出部42がこれを検出する。悪化が
著しく電波断となった場合、手順703として、電波状
態検出部42は、送受信部41を介して交換局5に対し
て電波断を通知する。
【0025】手順703の電波断通知を受ける交換局5
の保留制御部51は、IWF6とモデム7との間の通信
が物理的に切断されないようにするために、通信パス5
3の維持保留を行う。さらに、通信が論理的に切断され
ないようにするために、IWF6に対して手順704の
保留要求を行う。IWF6の保留制御部61は、手順7
04の保留要求を受けると、ARQ送受信部62に対し
てARQフレーム送受信の停止を指示し、モデム部63
に対してフローストップを指示する。
【0026】モデム部64は、接続相手のモデム7に対
して手順705のフローストップ制御を行うことによ
り、DTE1Bに対して手順706によりフローストッ
プがかけられる。ARQ送受信部62は、手順710で
ADP2に対してのARQフレーム送受信を停止するの
で、IWF6とモデム7の間のデータ送受信は停止さ
れ、手順712のように保留中になる。
【0027】一方、移動局3側では、手順707によ
り、送受信部31の無線区間の受信状態が悪化するた
め、電波状態検出部32がこれを検出する。悪化が著し
く電波断となった場合、手順708として、電波状態検
出部32は、保留制御部33に対して電波断を通知す
る。電波断通知をうけた保留制御部83はADP2に対
して手順708の保留要求を行う。
【0028】手順708の保留要求を受けるADP2の
保留制御部21は、ADP2とDTE1Aの関の通信が
論理的に切断されないようにするために、DTE送受信
部28にフローストップの指示を出すと同時に、ARQ
送受信部23に対してARQフレーム送受信の停止を指
示する。DTE1Aに対しては、DTE送受信部28が
手順709のフローストップを指示する。
【0029】ARQ送受信部22は手順711でIWF
6に対してのARQフレーム送受信を停止するので、A
DPその後、無線区間の電波状態が回復した場合、移動
局3の電波状態検出部32がそれを検出し、送受信部3
1を介して手順713の再接続要求を送信する。713
の再接続要求は、基地局を経由して交換局5へと手順7
14の再接続要求として届けられる。交換局5の保留制
御部51は、IWF6とモデム7との間の通信を再開さ
せるためにIWF6に対して手順715の保留解除要求
を行うと同時に、移動局3側に対して手順716の再接
続確認を通知する。
【0030】手順716の再接続確認は、基地局4から
手順717として移動局3へと届けられる。IWF6の
保留制御部61は、手順715の保留要求を受けると、
ARQ送受信部62に対してフレーム送受信の再開を指
示する。ARQ送受信部62は、手順719でADP3
に対してのARQフレーム送受信を再開する。
【0031】移動局3側では、手順717の再接続確認
を送受信部31が受信し、保留制御部33へと通知され
る。保留制御部88は、ADP2に対して手順718の
保留解除要求を行う。手順718の保留要求を受けるA
DP2の保留制御部21は、ARQ送受信部22に対し
てARQフレーム送受信の再開を指示するので、ARQ
送受信部22は手順720でIWF6に対してのARQ
フレーム送受信を再開する。ADP2、IWF6双方が
ARQフレームの送受信を再開した時点で、手順721
に示すようにARQフレーム同期が再確立する。
【0032】ARQ同期再確立を検出するARQ送受信
部22,62は、それぞれ保留制御部21および61に
ARQ同期再確立を通知する。ADP2の保留制御部2
1は、ARQ同期再確立時、DTE1Aに対して手順7
24のフロー解除制御を行い、ADP2とDTE1Aの
間のデータ送受信を再開する。IWF6の保留制御部6
1は、ARQ同期再確立時、モデム部63に対してフロ
ー解除を指示する。
【0033】モデム部63は、接続相手のモデム7に対
して手順722のフロー解除制御をすることにより、D
TE1Bに対して手順728によりフロー解除が行わ
れ、WF6とモデム7の間のデータ送受信が再開する。
ADP2側、IWF6側双方のフロー解除が行われた時
点で、手順725に示す通信中の状態へと復帰する。
【0034】次に、図8を参照して、本発明の他の実施
の形態について説明する。図8は、本発明の他の実施の
形態による移動体通信システムの全体構成を示すブロッ
ク図、図9,10は本発明の他の実施の形態による処理
動作を示すシーケンス図である。図8には、2つの移動
局が接続されて、互いに非音声データの通信を行う場合
の構成が示されている。
【0035】特に、ADP2A,2Bは、それぞれAR
Q送受信部22を有しているので、前述のIWF6を使
用する必要がなく、また他の装置を追加しなくとも通信
および保留制御が可能である。図9には、図8の構成に
おいて、移動局2A,2Bの双方で電波断が発生した場
合の再接続手順が示されている。この場合も、図7のシ
ーケンスと同様の手順にて再接続が可能となる。
【0036】また、図10には、図7において最初に移
動局3Aから実行される手順718の再接続要求を、基
地局4から実行するようにした場合の再接続手順が示さ
れている。この場合には、基地局4は、電波状態の回復
を検出し、移動局2と交換局5に対して再接続要求手順
713および714を送出する。前後のシーケンスは図
7と同様であり、このように、基地局4が主体となって
再接続を行うことも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、移動局
と基地局の間の電波断が発生した場合には、これを変換
装置およびアダプタ装置に通知することによりデータ通
信の保留を行っておき、電波状況が回復した場合に変換
装置およびアダプタ装置がデータ通信の保留を解除し
て、呼の再接続を行うようにしたので、移動局が電波の
不感地帯等を通過した後に、データ通信の再接続を迅速
かつ簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による移動体通信シス
テムの全体構成を示すフロック図である。
【図2】 ADPの内部構成を示すフロック図である。
【図3】 移動局の内部構成を示すブロック図である。
【図4】 基地局の内部構戒を示すブロック図である。
【図5】 交換局の内部構成を示すフロック図である。
【図6】 IWFの内部構成を示すフロック図である。
【図7】 本発明の動作を示すシーケンス図である。
【図8】 本発明の他の実施の形態による移動体通信シ
ステムの全体構成を示すブロック図である。
【図9】 本発明の他の実施の形態による処理動作を示
すシーケンス図である。
【図10】 本発明の他の実施の形態による処理動作を
示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1A,1B…データ端末装置(DTE)、2,2A,2
B…アダプタ装置(ADP)、21…保留制御部、22
…ARQ送受信部、23…DTE送受信部、3,3A,
3B…移動局、31…送受信部、32…電波状態検出
部、33…保留制御部、4,4A,4B…基地局、41
…送受信部、42…電波状態検出部、5…交換局、51
…保留制御部、52…通信パス、6…変換装置(IW
F)、61…保留制御部、62…ARQ送受信部、63
…モデム部、7…モデム装置、8…電話機、9A,9B
…通話者、10…音声通信構成、11…非音声データ通
信構成。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局と基地局との間の無線区間を介し
    て非音声データ通信を行う移動体通信システムにおい
    て、 非音声データを送受信する端末と、 無線区間を介して基地局に収容される移動局と、 この端末と移動局との間に設けられ、端末側との間で送
    受信する非音声データと移動局を介して無線区間で用い
    る所定フレームとを相互に変換するとともに、このフレ
    ームを単位として誤り制御を行うアダプタ装置とを備
    え、 移動局は、 無線区間での電波断に応じてアダプタ装置に保留を指示
    するとともに、その電波断回復に応じてアダプタ装置に
    保留解除を指示し、 アダプタ装置は、 移動局からの保留指示に応じて端末側に非音声データ送
    受信の一時停止を指示するとともに移動局とのフレーム
    送受信を一時停止し、移動局からの保留解除指示に応じ
    て端末側に非音声データ送受信の再開を指示するととも
    に移動局とのフレーム送受信を再開することを特徴とす
    る移動体通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の移動通信システムにおい
    て、 移動局は、 無線区間での電波断の後、基地局から無線区間を介して
    通知された再接続要求に応じてアダプタ装置に保留解除
    を指示することを特徴とする移動体通信システム。
  3. 【請求項3】 移動局と基地局との間の無線区間を介し
    て非音声データ通信を行う移動体通信システムにおい
    て、 非音声データを送受信する端末と、 無線区間を介して移動局を収容する基地局と、 この基地局と端末とを収容する交換局と、 この交換局に接続され、端末側との間で送受信する非音
    声データと交換局を介して接続された基地局側の無線区
    間で用いる所定フレームとを相互変換するとともに、こ
    のフレームを単位として誤り制御を行う変換装置とを備
    え、 基地局は、 無線区間での電波断に応じて交換局に保留を指示すると
    ともに、その電波断回復に応じて交換局に保留解除を指
    示し、 交換局は、 基地局からの保留指示に応じて変換装置に保留を指示す
    るとともに、基地局からの保留解除指示に応じて交換局
    に保留解除を指示し、 変換装置は、 交換局からの保留指示に応じて端末側に非音声データ送
    受信の一時停止を指示するとともに基地局側へのフレー
    ム送受信を一時停止し、交換局からの保留解除指示に応
    じて端末側に非音声データ送受信の再開を指示するとと
    もに基地局側へのフレーム送受信を再開することを特徴
    とする移動体通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の移動通信システムにおい
    て、 基地局は、 無線区間での電波断の後、移動局から無線区間を介して
    通知された再接続要求に応じて交換局に保留解除を指示
    することを特徴とする移動体通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4記載の移動体通信システム
    において、 ARQプロトコルに基づいて誤り制御を行うことを特徴
    とする移動体通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項3または4記載の移動体通信シス
    テムにおいて、 交換局と端末との間にモデム装置を備え、 変換装置からの保留指示に応じて端末に非音声データ送
    受信の一時停止を指示し、変換装置からの保留解除指示
    に応じて端末に非音声データ送受信の再開を指示するこ
    とを特徴とする移動体通信システム。
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