JPH0888665A - 端末アダプター、交換機付加装置およびデータ通信システム - Google Patents
端末アダプター、交換機付加装置およびデータ通信システムInfo
- Publication number
- JPH0888665A JPH0888665A JP6224361A JP22436194A JPH0888665A JP H0888665 A JPH0888665 A JP H0888665A JP 6224361 A JP6224361 A JP 6224361A JP 22436194 A JP22436194 A JP 22436194A JP H0888665 A JPH0888665 A JP H0888665A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- modem
- data
- terminal
- exchange
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M11/00—Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
- H04M11/06—Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Communication Control (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディジタル移動通信のデータ通信に関し、無
線区間の誤りによる遅延の影響を防ぎ、良好な伝送品質
のデータ伝送を行う。また、交換機付加装置のオリジネ
ート／アンサーの動作モードを直接、設定することでコ
マンド投入タイミングを意識させない。 【構成】 データ端末１０から送信される通信プロトコ
ル信号を解析制御するプロトコル制御部２２，４２をそ
れぞれ端末アダプター２０，交換機付加装置４に備える
ことでモデムインタフェース４３にオリジネート／アン
サーの動作モード等を直接設定する。移動局１でモデム
機能を持たないことにより、交換機付加装置４とモデム
端末６１との間でクロック同期し、データを送受信す
る。通信回線２における誤り制御のための再送により発
生する伝送遅延をモデムインタフェース４３とモデム端
末６１との間でフロー制御を行うことにより制御する。
線区間の誤りによる遅延の影響を防ぎ、良好な伝送品質
のデータ伝送を行う。また、交換機付加装置のオリジネ
ート／アンサーの動作モードを直接、設定することでコ
マンド投入タイミングを意識させない。 【構成】 データ端末１０から送信される通信プロトコ
ル信号を解析制御するプロトコル制御部２２，４２をそ
れぞれ端末アダプター２０，交換機付加装置４に備える
ことでモデムインタフェース４３にオリジネート／アン
サーの動作モード等を直接設定する。移動局１でモデム
機能を持たないことにより、交換機付加装置４とモデム
端末６１との間でクロック同期し、データを送受信す
る。通信回線２における誤り制御のための再送により発
生する伝送遅延をモデムインタフェース４３とモデム端
末６１との間でフロー制御を行うことにより制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、データ通信を行うため
の通信システムに関し、特に、ディジタル自動車電話シ
ステム等の無線の伝送路を含む通信システムに関する。
の通信システムに関し、特に、ディジタル自動車電話シ
ステム等の無線の伝送路を含む通信システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ディジタル自動車電話システムに
おけるデータ通信では、移動局と交換機付加装置の間で
は、誤り訂正制御としてＦＥＣ制御およびインタリーブ
のみが行われ、移動局と固定局の間において、従来のア
ナログデータモデムで使用する通信プロトコルを用いた
通信が行われている。
おけるデータ通信では、移動局と交換機付加装置の間で
は、誤り訂正制御としてＦＥＣ制御およびインタリーブ
のみが行われ、移動局と固定局の間において、従来のア
ナログデータモデムで使用する通信プロトコルを用いた
通信が行われている。
【０００３】図３は、従来のディジタル自動車電話シス
テムにおけるデータ通信時の構成を示すブロック図であ
る。
テムにおけるデータ通信時の構成を示すブロック図であ
る。
【０００４】図３のディジタル自動車電話システムは、
交換機３と交換機付加装置４’と移動局１’と固定局６
とから構成され、移動局１’、交換機３、交換機付加装
置４’間は通信回線２で接続され、固定局６、交換機
３、交換機付加装置４’間は一般電話網５で接続されて
いる。
交換機３と交換機付加装置４’と移動局１’と固定局６
とから構成され、移動局１’、交換機３、交換機付加装
置４’間は通信回線２で接続され、固定局６、交換機
３、交換機付加装置４’間は一般電話網５で接続されて
いる。
【０００５】移動局１’は、ＰＣ（パーソナルコンピュ
ーター）等のデータ端末１０と、ＩＴＵ−Ｔ勧告Ｖ．４
２ＡＮＮＥＸに示される通信プロトコルに従い通信を行
うモデム端末２４と、交換機付加装置４’との間で誤り
制御（ＦＥＣ）およびインタリービングを行うモデムア
ダプタ２５と、移動機３０とから構成され、固定局６
は、データ端末６２とモデム端末６１とから構成されて
いる。
ーター）等のデータ端末１０と、ＩＴＵ−Ｔ勧告Ｖ．４
２ＡＮＮＥＸに示される通信プロトコルに従い通信を行
うモデム端末２４と、交換機付加装置４’との間で誤り
制御（ＦＥＣ）およびインタリービングを行うモデムア
ダプタ２５と、移動機３０とから構成され、固定局６
は、データ端末６２とモデム端末６１とから構成されて
いる。
【０００６】移動局１’と固定局６との間のデータ通信
について説明する。移動局１’のモデム端末２４、およ
び固定局６のモデム端末６１へのモード設定は、通信を
開始する前、もしくは通信中にデータ端末１０，６２か
らコマンド、例えば、ＡＴコマンド（米国Ｈａｙｅｓ社
の開発したモデム用コマンド）によって行われる。
について説明する。移動局１’のモデム端末２４、およ
び固定局６のモデム端末６１へのモード設定は、通信を
開始する前、もしくは通信中にデータ端末１０，６２か
らコマンド、例えば、ＡＴコマンド（米国Ｈａｙｅｓ社
の開発したモデム用コマンド）によって行われる。
【０００７】移動局１’では、移動機３０から交換機付
加装置４’とモデムアダプタ２５を回線接続するための
接続要求信号を交換機３に送信し、交換機付加装置４’
は交換機３から、また、モデムアダプタ２５は移動機３
０から起動され、データ端末１０から通信プロトコルの
ネゴシエーションを開始するためのコマンドが入力さ
れ、モデム端末２４が起動される。
加装置４’とモデムアダプタ２５を回線接続するための
接続要求信号を交換機３に送信し、交換機付加装置４’
は交換機３から、また、モデムアダプタ２５は移動機３
０から起動され、データ端末１０から通信プロトコルの
ネゴシエーションを開始するためのコマンドが入力さ
れ、モデム端末２４が起動される。
【０００８】固定局６では、データ端末６２から通信プ
ロトコルのネゴシエーションを開始するためのコマンド
が入力され、モデム端末６１が起動される。
ロトコルのネゴシエーションを開始するためのコマンド
が入力され、モデム端末６１が起動される。
【０００９】モデムアダプタ２５と交換機付加装置４’
との間でＦＥＣ同期が確立されると、移動局１’のモデ
ム端末２４と固定局６のモデム端末６１との間では、通
信プロトコルのネゴシエーションの過程へと移行し、ネ
ゴシエーションが成立すると、ＩＴＵ−Ｔ勧告Ｖ．４２
ＡＮＮＥＸに示される通信プロトコルに従いデータ通信
が開始される。
との間でＦＥＣ同期が確立されると、移動局１’のモデ
ム端末２４と固定局６のモデム端末６１との間では、通
信プロトコルのネゴシエーションの過程へと移行し、ネ
ゴシエーションが成立すると、ＩＴＵ−Ｔ勧告Ｖ．４２
ＡＮＮＥＸに示される通信プロトコルに従いデータ通信
が開始される。
【００１０】データ通信の過程では、移動局１’のモデ
ムアダプタ２５と交換機付加装置４’とで、ＦＥＣおよ
びインタリービングによりデータの欠落等を防止する制
御を行っている。
ムアダプタ２５と交換機付加装置４’とで、ＦＥＣおよ
びインタリービングによりデータの欠落等を防止する制
御を行っている。
【００１１】なお、上記の公知資料として特開平４−１
５２７４６号明細書、特開昭６３−１０５５３７号明細
書がある。
５２７４６号明細書、特開昭６３−１０５５３７号明細
書がある。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】上述したデータ通信シ
ステムは、以下のような欠点があった。 （１）誤り訂正制御としてＦＥＣとインタリーブを実施
しているが、モデム端末のクロックと交換機付加装置の
クロックとの同期の微妙なズレが発生しやすい。 （２）伝送路における端末間での誤り制御による再送で
生じる伝送遅延が移動局と固定局間のデータ通信プロト
コル上のタイマーのタイムアウト発生等の影響を生じや
すい。なお、このタイマーはモデム端末が持っており、
ある時間、継続してデータを受信できないような環境に
なったとき、通信断等の処理を行うために設けられてい
る。 （３）移動局（移動機）からの特番入力によるＭＮＰ通
信要求により交換機付加荷装置は起動される。その後、
データ端末からアンサーモードコマンドを入力すると、
モデム端末からアンサートーン、キャリアを送信する。
ＲＣＲ−２７Ｂでは交換機付加装置は、少なくともキャ
リアを検出できることとなっている。交換機付加装置は
起動されてから、１０秒以内にキャリアを検出するとア
ンサーモードで動作し、１０秒経過後（タイムアウト）
にキャリアを検出した場合はオリジネートモードで動作
する。よって、交換機付加装置はキャリアの有無により
動作モードの設定を行っている。また、例えば、移動局
同士の間でモデム通信を行う場合、前述より１０秒以上
経過後に一方からアンサーモードコマンドを入力しても
オリジネートモード同士の接続になる。また、オリジネ
ート、アンサーの順にコマンド投入されても同様の結果
となる。このように、交換機付加装置のオリジネート／
アンサーの動作モードの設定は、交換機が交換機付加装
置を起動してから１０秒以内に、端末側からのキャリア
の有無により行なわれるため、ネゴシエーションを開始
するためのコマンド投入のタイミングおよび方向性があ
る。また、交換機付加装置が起動されてから１０秒間は
動作モードの確立のために必要であり、データ通信に移
行できない。
ステムは、以下のような欠点があった。 （１）誤り訂正制御としてＦＥＣとインタリーブを実施
しているが、モデム端末のクロックと交換機付加装置の
クロックとの同期の微妙なズレが発生しやすい。 （２）伝送路における端末間での誤り制御による再送で
生じる伝送遅延が移動局と固定局間のデータ通信プロト
コル上のタイマーのタイムアウト発生等の影響を生じや
すい。なお、このタイマーはモデム端末が持っており、
ある時間、継続してデータを受信できないような環境に
なったとき、通信断等の処理を行うために設けられてい
る。 （３）移動局（移動機）からの特番入力によるＭＮＰ通
信要求により交換機付加荷装置は起動される。その後、
データ端末からアンサーモードコマンドを入力すると、
モデム端末からアンサートーン、キャリアを送信する。
ＲＣＲ−２７Ｂでは交換機付加装置は、少なくともキャ
リアを検出できることとなっている。交換機付加装置は
起動されてから、１０秒以内にキャリアを検出するとア
ンサーモードで動作し、１０秒経過後（タイムアウト）
にキャリアを検出した場合はオリジネートモードで動作
する。よって、交換機付加装置はキャリアの有無により
動作モードの設定を行っている。また、例えば、移動局
同士の間でモデム通信を行う場合、前述より１０秒以上
経過後に一方からアンサーモードコマンドを入力しても
オリジネートモード同士の接続になる。また、オリジネ
ート、アンサーの順にコマンド投入されても同様の結果
となる。このように、交換機付加装置のオリジネート／
アンサーの動作モードの設定は、交換機が交換機付加装
置を起動してから１０秒以内に、端末側からのキャリア
の有無により行なわれるため、ネゴシエーションを開始
するためのコマンド投入のタイミングおよび方向性があ
る。また、交換機付加装置が起動されてから１０秒間は
動作モードの確立のために必要であり、データ通信に移
行できない。
【００１３】本発明の目的は、モデム端末のクロックと
交換機付加装置のクロックとの同期のずれの発生を防止
する端末アダプターを提供することにある。
交換機付加装置のクロックとの同期のずれの発生を防止
する端末アダプターを提供することにある。
【００１４】本発明の他の目的は、伝送路でのデータ誤
りによる再送制御により発生した伝送遅延の影響を防止
することができる交換機付加装置を提供することにあ
る。
りによる再送制御により発生した伝送遅延の影響を防止
することができる交換機付加装置を提供することにあ
る。
【００１５】本発明のさらに他の目的は、移動局側のデ
ータ端末から入力されるモード設定コマンドにより、オ
リジネート／アンサーの動作モードを直接、設定するこ
とができるデータ通信システムを提供することにある。
ータ端末から入力されるモード設定コマンドにより、オ
リジネート／アンサーの動作モードを直接、設定するこ
とができるデータ通信システムを提供することにある。
【００１６】
【課題を解決するための手段】本発明の端末アダプター
は、データ端末に接続して使用する形態の、交換機とデ
ータ端末間の伝送路特性に適合した通信プロトコルを制
御する手段を備える。
は、データ端末に接続して使用する形態の、交換機とデ
ータ端末間の伝送路特性に適合した通信プロトコルを制
御する手段を備える。
【００１７】また、本発明の交換機付加装置は、上記端
末アダプターと交換機との間で、データ通信を行うた
め、交換機とデータ端末間の伝送路特性に適合した通信
プロトコルを制御する手段と、アナログデータモデム端
末とデータ通信を行うための手段と、アナログデータモ
デム端末間のデータ通信時のフロー制御の手段を備え
る。
末アダプターと交換機との間で、データ通信を行うた
め、交換機とデータ端末間の伝送路特性に適合した通信
プロトコルを制御する手段と、アナログデータモデム端
末とデータ通信を行うための手段と、アナログデータモ
デム端末間のデータ通信時のフロー制御の手段を備え
る。
【００１８】また、本発明のデータ通信システムは、上
記アダプターを有する移動局と上記交換機付加装置を含
む。
記アダプターを有する移動局と上記交換機付加装置を含
む。
【００１９】
【作用】移動局でモデム機能を持たないため、移動局と
交換機付加装置で固定局とのクロック同期を意識する必
要がなく、クロック同期のズレの発生を防止できる。
交換機付加装置で固定局とのクロック同期を意識する必
要がなく、クロック同期のズレの発生を防止できる。
【００２０】交換機付加装置にモデムインタフェースを
備えることにより、モデム端末との間でフロー制御を行
うことができ、伝送路でのデータ誤りによる再送制御に
より発生した伝送遅延の影響を防止することができる。
ここで、フロー制御とは、例えば、モデム端末ではデー
タの処理スピードが伝送（受信）スピードより遅い場
合、そのままデータを受信し続けたのでは、バッファが
オーバーフローしデータが欠落してしまうため、データ
が規定のバッファ量に達した場合、相手モデムに送信を
中断するよう要求し、処理可能となった場合に、送信を
再開させるよう制御することをいう。
備えることにより、モデム端末との間でフロー制御を行
うことができ、伝送路でのデータ誤りによる再送制御に
より発生した伝送遅延の影響を防止することができる。
ここで、フロー制御とは、例えば、モデム端末ではデー
タの処理スピードが伝送（受信）スピードより遅い場
合、そのままデータを受信し続けたのでは、バッファが
オーバーフローしデータが欠落してしまうため、データ
が規定のバッファ量に達した場合、相手モデムに送信を
中断するよう要求し、処理可能となった場合に、送信を
再開させるよう制御することをいう。
【００２１】端末アダプターに通信プロトコル制御信号
を解析制御する機能と、交換機付加装置に通信プロトコ
ル制御信号を解析制御する機能と、端末アダプターと交
換機付加装置とのインタフェースを備えることにより、
オリジネート／アンサーの動作モードを直接、設定する
ことができ、コマンドの投入タイミングによるモデム端
末間の動作モードの不整合を防止できる。すなわち、従
来は、モデム端末同士が接続された状態でＭＮＰプロト
コルに従い再送制御を行っていたが、前述の２の事由に
より通信が切断されやすい。本発明では、各装置間で再
送制御、具体的には、無線回線でＡＲＱ制御、一般回線
ではモデム間フロー制御を行っているので、コマンド投
入のタイミングによるモデム端末間の動作モードの不整
合を防止できる。
を解析制御する機能と、交換機付加装置に通信プロトコ
ル制御信号を解析制御する機能と、端末アダプターと交
換機付加装置とのインタフェースを備えることにより、
オリジネート／アンサーの動作モードを直接、設定する
ことができ、コマンドの投入タイミングによるモデム端
末間の動作モードの不整合を防止できる。すなわち、従
来は、モデム端末同士が接続された状態でＭＮＰプロト
コルに従い再送制御を行っていたが、前述の２の事由に
より通信が切断されやすい。本発明では、各装置間で再
送制御、具体的には、無線回線でＡＲＱ制御、一般回線
ではモデム間フロー制御を行っているので、コマンド投
入のタイミングによるモデム端末間の動作モードの不整
合を防止できる。
【００２２】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００２３】図１は、本発明の一実施例のデータ通信シ
ステムを示すブロック図である。
ステムを示すブロック図である。
【００２４】本実施例の通信システムは、移動局１と通
信回線２と交換機３と交換機付加装置４と一般電話網５
と固定局６で構成されている。
信回線２と交換機３と交換機付加装置４と一般電話網５
と固定局６で構成されている。
【００２５】移動局１はデータ端末１０と端末アダプタ
ー２０と移動機３０とを有し、端末アダプター２０は、
データ端末１０とのインタフェースを行う端末インタフ
ェース２１と、データ端末１０と送受信される通信プロ
トコル制御信号を解析制御するプロトコル制御部２２
と、交換機付加装置４との間の伝送路の誤り制御として
ＡＲＱ制御を行うＡＲＱインタフェース２３とを有して
いる。
ー２０と移動機３０とを有し、端末アダプター２０は、
データ端末１０とのインタフェースを行う端末インタフ
ェース２１と、データ端末１０と送受信される通信プロ
トコル制御信号を解析制御するプロトコル制御部２２
と、交換機付加装置４との間の伝送路の誤り制御として
ＡＲＱ制御を行うＡＲＱインタフェース２３とを有して
いる。
【００２６】交換機付加装置４は、移動局１との誤り制
御としてＡＲＱ制御を行うためのＡＲＱインタフェース
４１と、移動局１と送受信される通信プロトコル制御信
号を解析制御するプロトコル制御部４２と、固定局６と
従来の通信プロトコルに従い通信するためのモデムイン
タフェース４３とを有している。
御としてＡＲＱ制御を行うためのＡＲＱインタフェース
４１と、移動局１と送受信される通信プロトコル制御信
号を解析制御するプロトコル制御部４２と、固定局６と
従来の通信プロトコルに従い通信するためのモデムイン
タフェース４３とを有している。
【００２７】固定局６は、従来の通信プロトコルに従い
通信するためのモデム端末６１とデータ端末６２とを有
している。
通信するためのモデム端末６１とデータ端末６２とを有
している。
【００２８】図２は、移動局１と固定局６間通信におい
て、データ通信への移行を示す一例のシーケンス図であ
る。
て、データ通信への移行を示す一例のシーケンス図であ
る。
【００２９】データ端末１０から入力された「オリジネ
ートモード発呼要求コマンド＋固定局の電話番号」は、
プロトコル制御部２２において、オリジネート発呼要求
コマンドと電話番号とに判別される。
ートモード発呼要求コマンド＋固定局の電話番号」は、
プロトコル制御部２２において、オリジネート発呼要求
コマンドと電話番号とに判別される。
【００３０】まず、移動機３０は、プロトコル制御部２
２から通知された電話番号を発信し、固定局６と接続さ
れる。
２から通知された電話番号を発信し、固定局６と接続さ
れる。
【００３１】次に、プロトコル制御部２２は、移動機３
０を介して交換機３に交換機付加装置４との接続要求を
行う。交換機付加装置４は交換機３により起動され、Ａ
ＲＱインタフェース２３と４１との間でＡＲＱ同期が確
立される。プロトコル制御部４２は、オリジネート発呼
要求コマンドを受信することで、タイマーを持つことな
くモデムインタフェース４３の動作モードをオリジネー
トモードに設定する。
０を介して交換機３に交換機付加装置４との接続要求を
行う。交換機付加装置４は交換機３により起動され、Ａ
ＲＱインタフェース２３と４１との間でＡＲＱ同期が確
立される。プロトコル制御部４２は、オリジネート発呼
要求コマンドを受信することで、タイマーを持つことな
くモデムインタフェース４３の動作モードをオリジネー
トモードに設定する。
【００３２】一方、固定局６では、モデム端末６１が着
信を検出すると自動応答し、交換機付加装置４にアンサ
ートーンを送信するとともにアンサーモードにて動作す
る。
信を検出すると自動応答し、交換機付加装置４にアンサ
ートーンを送信するとともにアンサーモードにて動作す
る。
【００３３】通常、モデムインタフェース４３とモデム
端末６１のモード設定は、それぞれ、移動局１、データ
端末６２からの発呼要求コマンドにより行われる。
端末６１のモード設定は、それぞれ、移動局１、データ
端末６２からの発呼要求コマンドにより行われる。
【００３４】データ通信の過程では、移動局１でモデム
機能を持たないため、モデムインタフェース４３とモデ
ム端末６１との間でのみクロック同期し、データを送受
信する。
機能を持たないため、モデムインタフェース４３とモデ
ム端末６１との間でのみクロック同期し、データを送受
信する。
【００３５】通信回線２で行われる再送制御により発生
する伝送遅延は、モデムインタフェース４３とモデム端
末６１との間のフロー制御により調整している。
する伝送遅延は、モデムインタフェース４３とモデム端
末６１との間のフロー制御により調整している。
【００３６】なお、プロトコル制御部４２は請求項２の
「交換機とデータ端末間の伝送路特性に適合した通信プ
ロトコルを制御する手段」に相当し、モデムインタフェ
ース４３は請求項２の「アナログデータモデム端末とデ
ータ通信を行うための手段」と「アナログデータモデム
端末間のデータ通信時のフロー制御の手段」に相当す
る。
「交換機とデータ端末間の伝送路特性に適合した通信プ
ロトコルを制御する手段」に相当し、モデムインタフェ
ース４３は請求項２の「アナログデータモデム端末とデ
ータ通信を行うための手段」と「アナログデータモデム
端末間のデータ通信時のフロー制御の手段」に相当す
る。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明には、下記
のような効果がある。 （１）請求項１の発明は、移動局でモデム機能を持たな
いため、移動局と交換機付加装置間で固定局とのクロッ
ク同期を意識する必要がなく、クロック同期のズレの発
生を防止できる。 （２）請求項２の発明は、交換機付加装置にモデムイン
タフェースを備えることにより、モデム端末との間でフ
ロー制御を行うことができ、伝送路でのデータ誤りによ
る再送制御により発生した伝送遅延の影響を防止するこ
とができる。 （３）請求項３の発明は、端末アダプターに通信プロト
コル制御信号を解析制御する機能と、交換機付加装置に
通信プロトコル制御信号を解析制御する機能と、端末ア
ダプターと交換機付加装置とのインタフェースを備える
ことにより、オリジネート／アンサーの動作モードを直
接、設定することができ、コマンドの投入タイミングに
よるモデム端末間の動作モードの不整合を防止できる。
のような効果がある。 （１）請求項１の発明は、移動局でモデム機能を持たな
いため、移動局と交換機付加装置間で固定局とのクロッ
ク同期を意識する必要がなく、クロック同期のズレの発
生を防止できる。 （２）請求項２の発明は、交換機付加装置にモデムイン
タフェースを備えることにより、モデム端末との間でフ
ロー制御を行うことができ、伝送路でのデータ誤りによ
る再送制御により発生した伝送遅延の影響を防止するこ
とができる。 （３）請求項３の発明は、端末アダプターに通信プロト
コル制御信号を解析制御する機能と、交換機付加装置に
通信プロトコル制御信号を解析制御する機能と、端末ア
ダプターと交換機付加装置とのインタフェースを備える
ことにより、オリジネート／アンサーの動作モードを直
接、設定することができ、コマンドの投入タイミングに
よるモデム端末間の動作モードの不整合を防止できる。
【図１】本発明の一実施例のデータ通信システムを示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】本実施例のデータ通信へ移行する一例のシーケ
ンス図である。
ンス図である。
【図３】従来例を示すブロック図である。
１ 移動局 ２ 通信回線 ３ 交換機 ４ 交換機付加装置 ５ 一般電話網 ６ 固定局 １０ データ端末 ２０ 端末アダプター ２１ 端末インタフェース ２２ プロトコル制御部 ２３ ＡＲＱインタフェース ３０ 移動機 ４１ ＡＲＱインタフェース ４２ プロトコル制御部 ４３ モデムインタフェース ６１ モデム端末 ６２ データ端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｑ 7/20 Ｈ０４Ｑ 7/02 Ｚ
Claims (3)
- 【請求項１】 データ端末に接続して使用する形態の、
交換機とデータ端末間の伝送路特性に適合した通信プロ
トコルを制御する手段を備える端末アダプター。 - 【請求項２】 請求項１記載の端末アダプターを有する
移動局と交換機との間でデータ通信を行なうための交換
機付加装置において、交換機とデータ端末間の伝送路特
性に適合した通信プロトコルを制御する手段と、アナロ
グデータモデム端末とデータ通信を行うための手段と、
アナログデータモデム端末間のデータ通信時のフロー制
御の手段を備えることを特徴とする交換機付加装置。 - 【請求項３】 請求項１記載の端末アダプターを有する
移動局と請求項２記載の交換機付加装置を含むデータ通
信システム。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6224361A JPH0888665A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 端末アダプター、交換機付加装置およびデータ通信システム |
| SE9503212A SE9503212L (sv) | 1994-09-20 | 1995-09-15 | Terminaladapter, hjälporgan för onkopplingsutrustning, och datakommunikationssystem |
| US08/529,443 US5722085A (en) | 1994-09-20 | 1995-09-18 | Terminal adapter, switching equipment ancillary device and data communication system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6224361A JPH0888665A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 端末アダプター、交換機付加装置およびデータ通信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0888665A true JPH0888665A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16812560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6224361A Pending JPH0888665A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 端末アダプター、交換機付加装置およびデータ通信システム |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5722085A (ja) |
| JP (1) | JPH0888665A (ja) |
| SE (1) | SE9503212L (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6473099B1 (en) * | 1996-06-03 | 2002-10-29 | Webtv Networks, Inc. | Automatically upgrading software over a satellite link |
| US6957260B1 (en) | 1996-06-03 | 2005-10-18 | Microsoft Corporation | Method of improving access to services provided by a plurality of remote service providers |
| US5884191A (en) * | 1996-09-06 | 1999-03-16 | Ericsson Inc. | Interface system for providing hands-free operation of a radiotelephone and accessories in a mobile office environment |
| US6411614B1 (en) * | 1998-10-30 | 2002-06-25 | National Semiconductor Corporation | Dynamic recovery of a TDMA signal during an undetected marker sequence |
| WO2002076038A1 (en) * | 2001-03-19 | 2002-09-26 | Bob Tang | A method for guaranteeing quality of service on the internet by routing data along nodes without error correction processing capability |
| US20050243871A1 (en) * | 2004-04-20 | 2005-11-03 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Communication deivce and communication method |
| GB0719416D0 (en) * | 2007-10-05 | 2007-11-14 | 3M Innovative Properties Co | Metered dose valve |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04287452A (ja) * | 1991-03-18 | 1992-10-13 | Fujitsu Ltd | 通信データ保証方式 |
| JPH0537433A (ja) * | 1991-07-29 | 1993-02-12 | Osaka Gas Co Ltd | デジタル無線網を用いるデータ伝送装置 |
| JPH05276109A (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-22 | Nec Corp | ターミナルアダプタ |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE34034E (en) * | 1985-10-11 | 1992-08-18 | Spectrum Information Technologies, Inc. | Cellular telephone data communication system and method |
| US4697281A (en) * | 1986-03-14 | 1987-09-29 | Spectrum Cellular Communications Corporation, Inc. | Cellular telephone data communication system and method |
| JPS63105537A (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-10 | Hitachi Ltd | デ−タ通信機能を有する移動無線電話装置 |
| US5425051A (en) * | 1992-11-09 | 1995-06-13 | Norand Corporation | Radio frequency communication network having adaptive parameters |
| US4984290A (en) * | 1988-08-04 | 1991-01-08 | Motorola, Inc. | Method of controlling communications in a cellular radiotelephone system |
| US5257397A (en) * | 1990-08-13 | 1993-10-26 | At&T Bell Laboratories | Mobile data telephone |
| JP2528547B2 (ja) * | 1990-10-17 | 1996-08-28 | 日本電信電話株式会社 | 信号中継方法 |
| GB2264846B (en) * | 1991-09-20 | 1995-11-15 | Motorola Inc | Extended error correction of a transmitted data message |
| JP3489122B2 (ja) * | 1992-03-27 | 2004-01-19 | アイシン精機株式会社 | データ伝送端末を備えた自動車電話のインターフェス装置 |
| US5452289A (en) * | 1993-01-08 | 1995-09-19 | Multi-Tech Systems, Inc. | Computer-based multifunction personal communications system |
| JP2503888B2 (ja) * | 1993-06-30 | 1996-06-05 | 日本電気株式会社 | 移動無線通信におけるデ―タ伝送方式 |
| SE9304119D0 (sv) * | 1993-12-10 | 1993-12-10 | Ericsson Ge Mobile Communicat | Apparatuses and mobile stations for providing packet data communication in digital TDMA cellular systems |
| US5570389A (en) * | 1994-06-30 | 1996-10-29 | Compaq Computer Corporation | Method for reliable exchange of modem handshaking information over a cellular radio carrier |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP6224361A patent/JPH0888665A/ja active Pending
-
1995
- 1995-09-15 SE SE9503212A patent/SE9503212L/ not_active Application Discontinuation
- 1995-09-18 US US08/529,443 patent/US5722085A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04287452A (ja) * | 1991-03-18 | 1992-10-13 | Fujitsu Ltd | 通信データ保証方式 |
| JPH0537433A (ja) * | 1991-07-29 | 1993-02-12 | Osaka Gas Co Ltd | デジタル無線網を用いるデータ伝送装置 |
| JPH05276109A (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-22 | Nec Corp | ターミナルアダプタ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| SE9503212D0 (sv) | 1995-09-15 |
| US5722085A (en) | 1998-02-24 |
| SE9503212L (sv) | 1996-03-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5802483A (en) | Method and apparatus for transmission of data and voice | |
| US20050070336A1 (en) | Method for communication control and wireless communication system | |
| US6349224B1 (en) | Method for making mobile-to-mobile wireless data communication | |
| US6564071B1 (en) | Transmission of data over a radio frequency channel | |
| EP0450062A4 (en) | Data and voice transmission over a cellular telephone system | |
| USRE39989E1 (en) | Method and apparatus for transmission of analog and digital | |
| JPH1132006A (ja) | 移動体通信システム | |
| JPH0888665A (ja) | 端末アダプター、交換機付加装置およびデータ通信システム | |
| US5822367A (en) | Digital mobile data communication system | |
| JP3285176B2 (ja) | データ伝送システム | |
| CA2186362C (en) | Method and apparatus for transmission of data and voice | |
| JPH06152687A (ja) | データ伝送方法 | |
| US5697065A (en) | Mobile communication system and control method for setting the initiation of data communication | |
| JPH01117439A (ja) | データ通信システム | |
| JP4291461B2 (ja) | マルチメディア通信システム及び方法 | |
| JP3947312B2 (ja) | データ通信処理装置 | |
| JPH09261270A (ja) | モデムカード装置 | |
| JP3082961B2 (ja) | スペクトラム拡散通信機と端末のインターフェイス装置 | |
| JP3112752B2 (ja) | コードレス電話の内線接続方法 | |
| JP2971489B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
| JPS63105537A (ja) | デ−タ通信機能を有する移動無線電話装置 | |
| JPH05122271A (ja) | 回線切換装置 | |
| JPH11127258A (ja) | デジタルコードレス電話装置 | |
| JPH11154885A (ja) | 無線送受信方法 | |
| JP2001069244A (ja) | 情報通信システム及びそれに用いる通信路導通確認方法 |