JP2002142059A - 遠隔保守管理システム及び通信装置及びそれらの制御方法 - Google Patents

遠隔保守管理システム及び通信装置及びそれらの制御方法

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JP2002142059A
JP2002142059A JP2000336062A JP2000336062A JP2002142059A JP 2002142059 A JP2002142059 A JP 2002142059A JP 2000336062 A JP2000336062 A JP 2000336062A JP 2000336062 A JP2000336062 A JP 2000336062A JP 2002142059 A JP2002142059 A JP 2002142059A
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Naoto Kagaya
直人 加賀谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事務機装置に障害が発生し、これを復旧させ
る場合、サービスセンターに電話をかけ、その指示を聞
く必要がないものを提供することを目的とするものであ
る。 【解決手段】 通信制御装置は、集中管理装置との無線
通信回線を接続する手段を有し、集中管理装置は、通信
制御装置からの着信があると、公衆回線を介して、ホス
トコンピュータと接続する手段を有し、それぞれの通信
が接続されると、通信制御装置は、ホストコンピュータ
に接続されている事務機装置の状態情報を送信する手段
と、音声の入出力手段と、ホストコンピュータと無線通
信回線と公衆回線とが接続された際に、データの通信と
音声の通信とを行う手段とを有する無線遠隔保守管理シ
ステムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事務機等の装置の
保守を遠隔で行うための遠隔保守管理システム及びそこ
で使用される通信装置及びそれらの制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、事務機装置における故障発生を知
る場合、利用者からの通報が主であるが、最近、遠隔地
に設置されている事務機装置における故障の発生を監視
し、ホストコンピュータヘ自動的に通知するシステムが
提案されている。
【0003】中でも、異常を検出する機能を持つ検出装
置が、各事務機装置に接続され、公衆回線に接続されて
いるインタフェース装置を介して、上記検出装置が、公
衆回線を利用して事務機装置の異常を診断するホストコ
ンピュータに通知する遠隔保守管理システムが主流にな
っている。
【0004】さらに、フロアの煩雑な配線をなくすため
に、上記検出装置と上記回線インタフェース装置との間
で無線通信を行い、データを転送する無線遠隔保守管理
システムも出現している。
【0005】これらのシステムにおいては、検出装置が
接続されている事務機装置の異常を検出し、そのデータ
をホストコンピュータに通知する場合と、ホストコンピ
ュータが検出装置に着信をかけ、装置の状態を検知しに
行く場合とがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、事務機装置に障害が発生した場合、これを復旧させ
るには、サービスセンターに電話をかけ、その指示を聞
く必要があるという問題がある。
【0007】また、上記従来例では、復旧指示を受ける
際に、電話機をわざわざ事務機装置の近くまで持ってこ
なければならず、また、サービスセンターの連絡先を調
べなければならないので、煩雑であるという問題があ
る。
【0008】さらに、上記従来例では、サービスセンタ
ーにおいても、簡単な障害で、容易な操作ですぐに復旧
できるにもかかわらず、サービスマンを派遣するか、ま
たは電話をかけて対応してもらう必要があるという問題
がある。
【0009】また、上記従来例では、操作等における音
声ガイダンス機能を設ける場合、事務機本体にメモリを
持ち、個別にガイダンス内容を配慮させなる必要がある
という問題がある。
【0010】本発明は、事務機等の装置に障害が発生し
た際のユーザの手間を軽減することを目的とする。
【0011】また、事務機等の装置に障害が発生した際
に、ユーザがサービスセンターに電話をかける手間を排
除することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、事務機装置に接続され、また無線のデータ
通信インタフェースを持つ複数の通信制御装置と、公衆
回線網に接続され、また無線のデータ通信インタフェー
スを持つ集中管理装置と、公衆回線を利用して事務機装
置の異常を診断、保守するホストコンピュータとによっ
て構成される無線遠隔保守管理システムにおいて、上記
通信制御装置は、上記集中管理装置との無線通信回線を
接続する手段を有し、上記集中管理装置は、上記通信制
御装置からの着信があると、公衆回線を介して、上記ホ
ストコンピュータと接続する手段を有し、それぞれの通
信が接続されると、上記通信制御装置は、ホストコンピ
ュータに接続されている事務機装置の状態情報を送信す
る手段と、音声の入出力手段と、上記ホストコンピュー
タと上記無線通信回線と上記公衆回線とが接続された際
に、データの通信と音声の通信とを行う手段とを有する
無線遠隔保守管理システムである。
【0013】また、上記目的を達成するための本発明
は、遠隔保守管理システムにおいて、接続する装置の保
守情報を通知する通信装置と回線が接続された際に、上
記保守情報を受信する受信手段と、上記受信手段による
受信の際に、上記通信装置を利用した音声通信を行う音
声通信手段とを有することを特徴とする遠隔保守管理シ
ステム及びその制御方法である。
【0014】さらに、上記目的を達成するための本発明
は、接続する装置の保守情報を遠隔保守管理システムに
通知するための通信装置において、上記遠隔保守管理シ
ステムと回線が接続された際に、上記保守情報を上記遠
隔保守管理システムに通知する通知手段と、上記通知手
段による上記保守情報の通知の際に、音声通信を可能に
する音声通信手段とを有することを特徴とする通信装置
及びその制御方法である。
【0015】
【発明の実施の形態および実施例】[第1の実施例]図
1は、本発明の第1の実施例である無線遠隔保守管理シ
ステム100の構成を示すブロック図である。
【0016】無線遠隔保守管理システム100は、無線
親機である集中管理装置CMと、無線子機である通信制
御装置CCとを有し、集中管理装置CMと通信制御装置
CCとが無線通信回線81によって接続されている。
【0017】集中管理装置CMは、無線通信回線81を
制御するPHS親機側データ通信部10と、PHS親機
側データ通信部10と通信I/F部40とを接続する回
線I/F部30と、公衆回線82の通信制御をする通信
I/F部40とを有する。
【0018】通信制御装置CCは、複写機、プリンタ、
スキャナ等の事務機装置70に接続され、集中管理装置
CMに対する無線の子機として動作し、事務機装置70
の障害等をホストコンピュータ90に送信する通信制御
装置である。また、通信制御装置CCは、無線通信回線
81を制御するPHS子機側データ通信部50と、事務
機装置70からのデータを受ける事務機装置I/F部6
0とを有する。
【0019】ホストコンピュータ90は、事務機装置7
0の障害等を監視し、診断するコンピュータである。ホ
スト通信I/F装置91は、ホストコンピュータ90と
公衆回線82とを接続するI/F装置である。
【0020】無線通信回線81は、集中管理装置CMと
通信制御装置CCとを接続するPHS等の無線通信回線
である。公衆回線82は、電話網、デジタル通信網(I
SDN等)等の公衆回線である。
【0021】図2は、上記実施例におけるPHS子機側
データ通信部50の構成を示すブロック図である。
【0022】PHSデータ通信部50は、無線制御やそ
の他、PHS親機側データ通信部10の制御を行うCP
U(中央制御部)12と、高周波ユニット(RFユニッ
ト)13と、音声コーデック部、無線伝送フレームの組
立/分解部、変復調部等によって構成されるベースバン
ド処理部14と、無線データ伝送プロトコル(PIAF
S)フォーマットのデータの組立/分解処理を行うデー
タ信号処理部15と、事務機装置I/F部60、回線I
/F部30との制御信号のやり取りを行う制御信号I/
F部16と、事務機装置I/F部60、回線I/F部3
0とのデータ信号のやり取りを行うデータ信号I/F部
17と、回線I/F部30、ベースバンド処理部14、
音声入出力部23との音声信号のやり取りを行うデータ
信号I/F部18と、ホストコンピュータ90に接続す
る際にかける電話番号を記憶する電話番号記憶部19
と、無線通信回線81や、その先の通信回線に対しての
接続制御を行う通信制御部20と、集中管理装置CM、
通信制御装置CC、ホストコンピュータ90のそれぞれ
との通信の際に、送りあうデータを作成する制御データ
作成部21と、マイク24、スピーカ25等の音声入出
力機器が接続されたことを検知する音声入出力機器接続
検知部22と、マイク24と、スピーカ25等の音声入
出力機器を接続する音声入出力部23とを有する。
【0023】また、PHS子機側データ通信部50に、
アンテナANTと、マイク24と、スピーカ25と、回
線I/F部30とが接続されている。
【0024】PHS親機側データ通信部10とPHS子
機側データ通信部50とは、CPU12のベースバンド
IC14に対する制御によって変更されるので、ハード
構成は互いに同一である。
【0025】ただし、PHS親機側データ通信部10に
は、音声入出力部23が接続されず、事務機装置I/F
部60の代わりに回線I/F30が接続されている。
【0026】図3は、上記実施例における事務機装置I
/F部60の構成を示すブロック図である。
【0027】事務機装置I/F部60は、中央制御部
(CPU)31と、PHS親機データ通信部10との制
御信号を処理する制御信号処理部32と、PHS子機側
データ通信部50との制御信号をやり取りする制御信号
I/F部33と、通信I/F部40との発着信制御のデ
ータを制御する通信I/F制御部34と、PHS親機デ
ータ通信部10との発着信制御のデータを制御する無線
呼制御部35と、通信I/F部40からのデータとPH
S親機データ通信部10からのデータとを受け渡しする
データ信号I/F部36と、通信I/F部40からの音
声信号とPHS親機データ通信部10からの音声信号と
を受け渡しする音声信号I/F部37とを有する。
【0028】事務機装置I/F部60と、回線I/F部
30とは、PHS通信部とのインタフェースが共通であ
り、しかも、事務機装置I/F部60と事務機装置70
とのインタフェースと、回線I/F部30と通信I/F
部40とのインタフェースとが同一であるので、ハード
構成が互いに同一である。
【0029】図4は、上記実施例における通信I/F部
40の構成を示すブロック図である。
【0030】通信I/F部40は、中央制御部(CP
U)41と、公衆回線82との発着信制御を処理する回
線信号処理部42と、発着信制御コマンドとデータとを
公衆回線82に送受信する回線信号I/F43と、公衆
回線82からのデータと回線I/F部30からのデータ
とを受り渡しするデータ信号I/F部44と、公衆回線
82からの音声信号と回線I/F部30からの音声信号
とを受け渡しする音声信号I/F部45とを有する。
【0031】[通信シーケンス説明]次に、上記実施例
における通信のシーケンスについて説明する。
【0032】図5は、上記実施例において、通信制御装
置CCからホストコンピュータ90へデータ通信するシ
ーケンスを示す図である。
【0033】まず、事務機装置70で障害等が発生する
と、事務機装置I/F部60から、発信コマンド501
がPHS子機側データ通信部50に出される。PHS子
機側データ通信部50は、PHSの呼設定メッセージ5
02をPHS親機側データ通信部10に送る。PHS親
機側データ通信部10は、これに対して、呼設定受付5
03、呼出504メッセージを、PHS子機側データ通
信部50に送り、さらに回線I/F部30に着信505
を知らせる。
【0034】そして、発信元の内線番号データ506と
宛先データ507とを送り、回線I/F部30からの応
答508がきたら、応答メッセージ509をPHS子機
側データ通信部50に送り、通信状態になる。さらに、
PHS子機側データ通信部50と、PHS親機側データ
通信部10とは、それぞれ、事務機装置I/F部60、
回線I/F部30に接続通知510、511を渡す。回
線I/F部30は、PHS親機側データ通信部10から
きた宛先データ507が、ホストコンピュータ90宛て
のものであれば、通信I/F部40に発信コマンド52
1を出し、通信I/F部40は、公衆回線82に発信を
行う。
【0035】そして、ホスト通信I/F装置91は、集
中管理装置CMからの着信があると、ホストコンピュー
タ90に接続信号523をあげ、応答524が返ってく
ると、集中管理装置CMに応答525を返す。さらに、
通信I/F部40、ホスト通信I/F装置91は、それ
ぞれ、回線I/F部30、ホストコンピュータ90に、
接続通知526、527を渡す。この状態で、事務機装
置70とホストコンピュータ90とが、データ通信を開
始する。
【0036】データ通信が終了すると、事務機装置I/
F部60からPHS子機側データ通信部50に、コマン
ド切替コマンド541が送られ、OK542が返ると、
終了コマンド543が送られる。PHS子機側データ通
信部50は、これを受け、PHS親機側データ通信部1
0に切断メッセージ544を送り、解放メッセージ54
5が返ってくると、解放完了メッセージ546を送り、
事務機装置I/F部60にOK547を返し、通信を終
了する。PHS親機側データ通信部10は、解放完了5
46を受けると、回線I/F部30に、終了548を通
知し、通信を終了する。
【0037】図6は、上記実施例において、ホストコン
ピュータ90から集中管理装置CMへデータ通信するシ
ーケンスを示す図である。
【0038】ホストコンピュータから、診断のイベント
が起こると、ホストコンピュータ90は、ホスト通信I
/F装置91に発信コマンド601を出し、ホスト通信
I/F装置91は、公衆回線82に発信602を行う。
【0039】そして、通信I/F装置部40は、ホスト
コンピュータ90からの着信があると、回線I/F部3
0に接続信号603をあげ、応答604が返ってくる
と、ホストコンピュータ90に応答605を返す。
【0040】さらに、通信I/F部40、ホスト通信I
/F装置91は、それぞれ、回線I/F部30、ホスト
コンピュータ90に、接続通知606、607を渡す。
この状態で、集中管理装置CMとホストコンピュータ9
0とは、データ通信を開始する。
【0041】データ通信が終了すると、回線I/F部3
0から通信I/F部40にコマンド切替コマンド611
が送られ、OK612が返ると、終了コマンド613が
送られる。通信I/F部40は、これを受けて、ホスト
通信I/F装置91に回線切断614を送り、回線I/
F部30に終了615を通知し、また、ホスト通信I/
F装置91は、ホストコンピュータ90に終了616を
通知し、通信を終了する。
【0042】図7は、上記実施例において、集中管理装
置CMから通信制御装置CCへデータ通信するシーケン
スを示す図である。
【0043】まず、回線I/F部30から、発信コマン
ド701が、PHS親機側データ通信部10に出され
る。PHS親機側データ通信部10は、PHSの呼設定
メッセージ702を、PHS子機側データ通信部50に
送る。PHS子機側データ通信部50は、それに対し
て、呼設定受付703、呼出704メッセージを、PH
S親機側データ通信部10に送り、さらに、事務機装置
I/F部60に着信705を知らせる。
【0044】そして、事務機装置I/F部60からの応
答706がきたら、応答メッセージ707をPHS親機
側データ通信部10に送り、PHS親機側データ通信部
10が応答確認708を返すと、通信状態となる。さら
に、PHS子機側データ通信部50、PHS親機側デー
タ通信部10は、それぞれ、事務機装置I/F部60、
回線I/F部30に、接続通知709、710を渡す。
【0045】データ通信が終了すると、事務機装置I/
F部60からPHS子機側データ通信部50にコマンド
切替コマンド721が送られ、OK722が通ると、終
了コマンド723が送られる。PHS子機側データ通信
部50は、これを受け、PHS親機側データ通信部10
に、切断メッセージ724を送り、解放メッセージ72
5が返ってくると、解放完了メッセージ726を送り、
事務機装置I/F部60にOK727を返し、通信を終
了する。PHS親機側データ通信部10は、解放完了7
26を受けると、回線I/F部30に終了728を通知
し、通信を終了する。
【0046】[詳細動作説明]次に、上記実施例の具体
的な動作を、いくつかの場合に分けて説明する。
【0047】図8は、上記実施例において、通信制御装
置CCがホストコンピュータ90と通信する動作を示す
フローチャートである。
【0048】まず、通信制御装置CCに接続されている
事務機装置70に障害が起こった際(S801)、通信
制御装置CCは、集中管理装置CMにデータでの通信接
続を開始する(S802)。そして、図5に示すシーケ
ンスに従って、ホストコンピュータ90と接続をした
ら、データ通信を開始し(S803)、事務機装置70
からの障害データをデータ信号I/F部18で受け、そ
れを、集中制御装置CMを介して、ホストコンピュータ
90に送信する(S804)。
【0049】さらに、音声入出力部23に、マイク2
4、スピーカ25等の音声入出力機器が接続されると、
音声入出力機器接続検知部22に認識され(S80
5)、通信制御部20によって、電話番号記憶部19に
記憶されている電話番号に、図5に示すシーケンスに従
って、音声で発信する(S806)。
【0050】そして、音声通信が接続されると、音声信
号I/F部18を介して、相手先の音声信号がスピーカ
25に出力され、また、マイク24から入力された音声
信号が、相手先に送信される(S807)。そして、障
害が復旧すると(S808)、図5に示すシーケンスに
従って、データ通信を切断し(S809)、また、音声
入出力機器が取り外されたことを、音声入出力機器接続
検知部22が検知すると(S810)、図5に示すシー
ケンスに従って、音声通信を切断する(S811)。そ
して、全通信が終了すると(S812)、定常状態に戻
る。
【0051】これによって、電話機を使ったり、電話番
号を調べなくても、サービスセンターとの通信を容易に
接続することができ、これと同時に、音声通信とデータ
通信とが可能になり、サービスセンターでは、音声での
会話に従って、復旧の指示を行ったり、また、状況把握
に必要なデータを、データ通信として受け取ることがで
きる。
【0052】[第2の実施例]図9は、上記実施例にお
いて、集中制御装置CMがホストコンピュータ90と通
信を行う場合の動作を示すフローチャートである。
【0053】まず、通信制御装置CCからデータ通信接
続の要求がくると(S901)、図5に示すシーケンス
に従って、ホストコンピュータ90と接続し(S90
2)、データ通信を開始し(S903)、データ信号I
/F部18、36、44を介して、障害情報をホストコ
ンピュータ90に送信する(S904)。
【0054】さらに、通信制御装置CCから音声通信接
続要求がきたら(S905)、指定されたサービスセン
ターに接続し(S906)、音声信号I/F部18、3
7、45を介して、音声通信を開始することができる
(S907)。そして通信制御装置CCからデータ通信
の切断要求がくると(S909)、図5に示すシーケン
スに従って、データ通信を切断し(S910)、通信制
御装置CCから音声通信の切断要求がくると(S91
1)、図5に示すシーケンスに従って、音声通信を切断
する(S912)。
【0055】これによって、通信制御装置CCからのデ
ータ通信と音声通信とを同時に行うことができ、事務機
装置70に障害があった場合には、その障害データを通
信しながら、音声によって対応の指示を出すことができ
る。
【0056】[第3の実施例]さらに、集中制御装置C
Mにおいて、通信制御装置からの音声通信接続要求が来
ていなく(S905)、さらに音声入出力部23に、マ
イク24、スピーカ25等の音声入出力機器が接続され
ると、音声入出力機器接続検知部22によって認識され
(S908)、通信制御部20によって、電話番号記憶
部19に記憶されている電話番号に、音声が発信される
(S906)。また、音声入出力機器が取り外されたこ
とを、音声入出力機器接続検知部22が検知すると(S
913)、図5に示すシーケンスに従って、音声通信を
切断する(S912)。そして、全通信が終了すると
(S914)、定常状態に戻る。
【0057】これによって、通信制御装置CCと集中制
御装置CMとの間で無線の障害が起こった場合にも、音
声での対応を行うことができる。さらに、集中制御装置
CMに電話番号記憶部19を設けることによって、通信
制御装置CCからは、単純にデータ通信、音声通信の指
定をするだけで、集中制御装置CMが自動的に、ホスト
コンピュータ90に接続するか、または、サービスセン
ターに接続するかを判断し、記憶されている電話番号に
発信することができる。
【0058】[他の実施例]上記各実施例は、事務機装
置が複写機であるが、複写機の代わりに、プリンタ、ス
キャナ、ファクシミリ、その他のOA機器を、事務機装
置として使用するようにしても、上記と同様のシステム
を組むことができる。また、無線通信回線81がPHS
であるが、PHSの代わりに、他の無線媒体を用いて
も、上記と同様の効果を得ることができる。
【0059】さらに、上記各実施例は、音声通信を開始
する際に障害の起こった場合における通信であるが、定
常状態でも、上記と同様の手段で、音声通信を実行する
ことができる。この場合には、事務機装置の操作方法等
の疑問点に関しても、サービスセンターに接続し、容易
に聞くことができる。
【0060】上記各実施例によれば、事務機装置に障害
があった場合、その障害データを、集中管理装置CMを
介して、ホストコンピュータ90に通知すると共に、近
くにいる人が、わざわざ電話をかけなくても、その場
で、集中管理センターと会話することができ、障害に対
処することができる。
【0061】また、上記各実施例によれば、事務機使用
中に集中管理センターに問い合わせたい場合でも、わざ
わざ電話番号を調べて電話をかける必要もなく、音声入
力機器を接続するだけで、その場で会話することができ
る。
【0062】すなわち、上記実施例によれば、事務機装
置70に接続され、また無線のデータ通信インタフェー
スを持つ複数の通信制御装置CCと、公衆回線網82に
接続され、また無線のデータ通信インタフェースを持つ
集中管理装置CMと、公衆回線を利用して事務機装置7
0の異常を診断、保守するホストコンピュータ90とか
ら構成される無線遠隔保守管理システム100におい
て、通信制御装置CCは、集中管理装置CMとの無線通
信回線81を接続する手段を有し、上記集中管理装置C
Mは、上記通信制御装置CCからの着信があると、公衆
回線を介して、ホストコンピュータ90と接続する手段
を有し、それぞれの通信が接続されると、通信制御装置
CCは、ホストコンピュータ90に対して接続されてい
る事務機装置70の状態情報を送信する手段と、上記無
線通信回線81を介して、データとともに音声を送受信
することができ、上記通信制御装置CCは、音声の入出
力手段を持ち、ホストコンピュータ90と無線通信回線
81と公衆回線とが接続された際に、データの通信と音
声の通信とを行う手段とを有することによって、事務機
装置70に障害が起こった際に、その障害の情報をホス
トコンピュータ90に通知するとともに、その場で、ホ
ストコンピュータ90のある管理センターと会話を行う
ことができ、管理センターからの指示によって、障害に
対する対応をとることができる。
【0063】また、上記実施例によれば、通信制御装置
CCにおいて、ホストコンピュータ90のアドレスを記
憶する手段と、接続されている事務機装置70に異常が
発生すると自動的に、上記記憶されているアドレスにデ
ータ接続での発信を行う手段とを有することによって、
自動的に障害をホストコンピュータ90に通知すること
ができる。
【0064】さらに、上記実施例によれば、通信制御装
置CCにおいて、音声入出力機器を接続する手段と、上
記音声入出力機器が接続されたことを検知する手段と、
上記音声入出力機器が接続されたことを検知すると、上
記記憶されているアドレスに、自動的に音声接続での発
信を行う手段とを有することによって、わざわざ管理セ
ンターの電話番号を調べたり、電話のあるところまで行
って電話したりせずに、その場で対応することができ
る。
【0065】また、上記実施例によれば、集中管理装置
CMにおいて、ホストコンピュータ90のアドレスを記
憶する手段と、通信装置に音声入出力機器を接続する手
段と、上記音声入出力機器が接続されたことを検知する
手段と、上記音声入出力機器が接続されたことを検知す
ると、上記集中管理装置CMにホストヘの音声での接続
要求を発信する手段と、上記集中管理装置CMは、通信
装置から音声での接続要求を受けると、上記記憶された
アドレスのホストコンピュータ90に、自動的に音声接
続で発信する手段とを有することによって、集中管理装
置CMにおいても、そのエリア内にある事務機装置70
に障害が起こり、かつ、通信装置と集中管理装置CMと
の間で無線通信障害が起こった際でも、わざわざ管理セ
ンターの電話番号を調べたり、電話のあるところまで行
って電話したりせずに、その場で対応することができ
る。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、事務機装置に障害が発
生し、これを復旧させる場合、ユーザがサービスセンタ
ーに電話をかける必要がないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である無線遠隔保守管理
システム100の構成を示すブロック図である。
【図2】上記実施例におけるPHS子機側データ通信部
50の構成を示すブロック図である。
【図3】上記実施例における事務機装置I/F部60の
構成を示すブロック図である。
【図4】上記実施例における通信I/F部40の構成を
示すブロック図である。
【図5】上記実施例において、通信制御装置CCからホ
ストコンピュータ90へデータ通信するシーケンスを示
す図である。
【図6】上記実施例において、ホストコンピュータ90
から集中管理装置CMへデータ通信するシーケンスを示
す図である。
【図7】上記実施例において、集中管理装置CMから通
信制御装置CCへデータ通信するシーケンスを示す図で
ある。
【図8】上記実施例において、通信制御装置CCがホス
トコンピュータ90と通信する動作を示すフローチャー
トである。
【図9】上記実施例において、集中制御装置CMがホス
トコンピュータ90と通信を行う場合の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
100…無線遠隔保守管理システム、 CM…集中管理装置、 CC…通信制御装置、 10…PHS親機側データ通信部、 30…回線I/F部、 40…通信I/F部、 50…PHS子機側データ通信部、 60…事務機装置I/F部、 70…事務機装置、 81…無線通信回線、 82…公衆回線、 90…ホストコンピュータ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 事務機装置に接続され、また無線のデー
    タ通信インタフェースを持つ複数の通信制御装置と、公
    衆回線網に接続され、また無線のデータ通信インタフェ
    ースを持つ集中管理装置と、公衆回線を利用して事務機
    装置の異常を診断、保守するホストコンピュータとによ
    って構成される無線遠隔保守管理システムにおいて、 上記通信制御装置は、上記集中管理装置との無線通信回
    線を接続する手段を有し、 上記集中管理装置は、上記通信制御装置からの着信があ
    ると、公衆回線を介して、上記ホストコンピュータと接
    続する手段を有し、 それぞれの通信が接続されると、上記通信制御装置は、
    ホストコンピュータに接続されている事務機装置の状態
    情報を送信する手段と、音声の入出力手段と、上記ホス
    トコンピュータと上記無線通信回線と上記公衆回線とが
    接続された際に、データの通信と音声の通信とを行う手
    段とを有することを特徴とする無線遠隔保守管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記ホストコンピュータのアドレスを記憶する手段と;
    接続されている上記事務機装置に異常が発生すると、上
    記記憶されているアドレスに対して、データ接続で自動
    的に発信する手段と;を有することを特徴とする無線遠
    隔保守管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 音声入出力機器を接続する手段と;上記音声入出力機器
    が接続されたことを検知する手段と;上記音声入出力機
    器が接続されたことを検知すると、自動的に上記記憶さ
    れているアドレスに対して音声接続での発信を行う手段
    と;を有することを特徴とする無線遠隔保守管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記ホストコンピュータのアドレスを記憶する手段と;
    上記通信装置に音声入出力機器を接続する手段と;上記
    音声入出力機器が接続されたことを検知する手段と;上
    記音声入出力機器が接続されたことを検知すると、上記
    ホストコンピュータヘの接続要求を、上記集中管理装置
    に音声で発信する手段と;上記通信装置から音声での接
    続要求を上記集中管理装置が受けると、上記記憶された
    アドレスのホストコンピュータに音声接続で自動的に発
    信する手段と;を有することを特徴とする無線遠隔保守
    管理システム。
  5. 【請求項5】 遠隔保守管理システムにおいて、 接続する装置の保守情報を通知する通信装置との間で回
    線が接続された際に、上記保守情報を受信する受信手段
    と;上記受信手段による受信の際に、上記通信装置を利
    用した音声通信を行う音声通信手段と;を有することを
    特徴とする遠隔保守管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記通信装置との間における回線接続は、上記通信装置
    が接続する装置の異常発生に応じて行われることを特徴
    とする遠隔保守管理システム。
  7. 【請求項7】 接続する装置の保守情報を遠隔保守管理
    システムに通知するための通信装置において、 上記遠隔保守管理システムとの間で回線が接続された際
    に、上記保守情報を上記遠隔保守管理システムに通知す
    る通知手段と;上記通知手段による上記保守情報の通知
    の際に、音声通信を可能にする音声通信手段と;を有す
    ることを特徴とする通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記音声通信手段は、外部に音声入出力機器が接続され
    ると、音声通信が可能になることを特徴とする通信装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 上記通知手段は、上記通信装置が接続する装置の異常発
    生の検出に応じて上記通知を行うことを特徴とする通信
    装置。
  10. 【請求項10】 遠隔保守管理システムの制御方法にお
    いて、 接続する装置の保守情報を通知する通信装置との間で回
    線が接続された際に、上記保守情報を受信するための受
    信工程と;上記受信工程における受信の際に、上記通信
    装置を利用した音声通信を行うための音声通信工程と;
    を有することを特徴とする遠隔保守管理システムの制御
    方法。
  11. 【請求項11】 接続する装置の保守情報を遠隔保守管
    理システムに通知するための通信装置の制御方法におい
    て、 上記遠隔保守管理システムとの間で回線が接続された際
    に、上記保守情報を上記遠隔保守管理システムに通知す
    るための通知工程と;上記通知工程における上記保守情
    報の通知の際に、音声通信を可能にする音声通信工程
    と;を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8223349B2 (en) 2008-09-18 2012-07-17 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image-processing apparatus with online support function

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