JP2921911B2 - ファクシミリ蓄積交換装置 - Google Patents
ファクシミリ蓄積交換装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本願各発明はファクシミリ蓄積交換装置に関し、詳し
くは、外線からのサービス要求に速やかに対応しうるフ
ァクシミリ蓄積交換装置に関する。
くは、外線からのサービス要求に速やかに対応しうるフ
ァクシミリ蓄積交換装置に関する。
近時、ファクシミリ装置の普及に伴って、複数のファ
クシミリ端末を管理して種々のサービスを提供するファ
クシミリ蓄積交換装置が出現している。
クシミリ端末を管理して種々のサービスを提供するファ
クシミリ蓄積交換装置が出現している。
このようなファクシミリ蓄積交換装置においては、複
数の内線と外線を収納しており、回線にはファクシミリ
装置が接続される。ファクシミリ蓄積交換装置はファク
シミリ通信部を有し、回線からの種々のサービス要求に
応えて通信サービスを提供するとともに、回線に接続さ
れたファクシミリ装置との間でファクシミリ通信を行っ
て画情報の送・受信を行う。例えば、内線に接続された
ファクシミリ装置から転送要求があると、該ファクシミ
リ装置からの画情報を受け取って画像メモリに記憶する
とともに、転送先の電話番号等の情報を受け取り、所定
時刻になると、画情報を画像メモリから読み出して指定
された宛先に転送する。また、外線からの着呼に対し、
直接、内線のファクシミリ装置に接続したり、ファクシ
ミリ蓄積交換装置自体が内線のファクシミリ装置に代っ
て画情報を代行受信する等のサービスを提供する。
数の内線と外線を収納しており、回線にはファクシミリ
装置が接続される。ファクシミリ蓄積交換装置はファク
シミリ通信部を有し、回線からの種々のサービス要求に
応えて通信サービスを提供するとともに、回線に接続さ
れたファクシミリ装置との間でファクシミリ通信を行っ
て画情報の送・受信を行う。例えば、内線に接続された
ファクシミリ装置から転送要求があると、該ファクシミ
リ装置からの画情報を受け取って画像メモリに記憶する
とともに、転送先の電話番号等の情報を受け取り、所定
時刻になると、画情報を画像メモリから読み出して指定
された宛先に転送する。また、外線からの着呼に対し、
直接、内線のファクシミリ装置に接続したり、ファクシ
ミリ蓄積交換装置自体が内線のファクシミリ装置に代っ
て画情報を代行受信する等のサービスを提供する。
このようなファクシミリ蓄積交換装置は外線からの着
呼を内線に直接接続する場合、内線のファクシミリ装置
の状態いかんにかかわらず、あらかじめ割り当てられて
いる内線あるいは、ダイヤルイン方式で指定された内線
に接続するのみであり、内線のファクシミリ装置が故障
等で受信不可能状態にあるかどうかということには関与
しない。
呼を内線に直接接続する場合、内線のファクシミリ装置
の状態いかんにかかわらず、あらかじめ割り当てられて
いる内線あるいは、ダイヤルイン方式で指定された内線
に接続するのみであり、内線のファクシミリ装置が故障
等で受信不可能状態にあるかどうかということには関与
しない。
しかしながら、このような従来のファクシミリ蓄積交
換装置にあっては、外線からの着呼を内線に直接接続す
る場合、内線のファクシミリ装置の状態に関係なく、外
線と内線とを接続していたため、内線のファクシミリ端
末が故障している場合や記録紙切れ等で受信できない場
合には、その内線に接続すると、発呼する度にエラーと
なってしまい、通信サービスのサービス性が低下すると
いう問題があった。
換装置にあっては、外線からの着呼を内線に直接接続す
る場合、内線のファクシミリ装置の状態に関係なく、外
線と内線とを接続していたため、内線のファクシミリ端
末が故障している場合や記録紙切れ等で受信できない場
合には、その内線に接続すると、発呼する度にエラーと
なってしまい、通信サービスのサービス性が低下すると
いう問題があった。
そこで、本発明は、 外線側の着呼が継続していることを検出する着呼継続
識別手段を設け、外線からの着呼を、ダイヤルイン番号
で外線から直接内線番号を指定して呼び出すことができ
るダイヤルイン方式により、内線に接続する際、当該内
線が所定時間内に応答せず、かつ、該着呼継続識別手段
が外線の着呼が継続していることを検出しているときに
は、当該着信をファクシミリ蓄積交換装置のファクシミ
リ通信手段に切り換えて通信処理することにより、ダイ
ヤルイン方式により指定された内線が故障等で着呼でき
ない場合にも、外線の着呼が継続されている限り、エラ
ーとなることを防止し、確実に受信処理できるようにし
て、外線に対するファクシミリ蓄積交換装置の通信サー
ビスのサービス性をより一層向上させることを目的とし
ている。
識別手段を設け、外線からの着呼を、ダイヤルイン番号
で外線から直接内線番号を指定して呼び出すことができ
るダイヤルイン方式により、内線に接続する際、当該内
線が所定時間内に応答せず、かつ、該着呼継続識別手段
が外線の着呼が継続していることを検出しているときに
は、当該着信をファクシミリ蓄積交換装置のファクシミ
リ通信手段に切り換えて通信処理することにより、ダイ
ヤルイン方式により指定された内線が故障等で着呼でき
ない場合にも、外線の着呼が継続されている限り、エラ
ーとなることを防止し、確実に受信処理できるようにし
て、外線に対するファクシミリ蓄積交換装置の通信サー
ビスのサービス性をより一層向上させることを目的とし
ている。
上記目的を達成するため、 本発明は、 複数の内線と外線を収納し、 該内・外線の接続交換を行う回線制御部と、 該回線制御部を介して接続された内・外線のファクシ
ミリ端末との間でファクシミリ通信を行う複数のファク
シミリ通信手段を有した通信制御部と、 受信した画情報を蓄積する画像メモリと、 を備え、ダイヤルイン方式によりダイヤルイン番号で
外線から直接内接番号を指定して呼び出すことができ、
内線相互および内線と外線の接続交換を行なうととも
に、内・外線から受信した画情報を一旦画像メモリに蓄
積した後、所定の宛先に送信する等の種々の通信サービ
スを提供するファクシミリ蓄積交換装置において、 外線側の着呼が継続していることを識別する着呼継続
識別手段を設け、該外線からの着呼を上記ダイヤルイン
方式により内線に接続する際、当該内線が所定時間内に
応答せず、かつ、該着呼継続識別手段が外線の着呼が継
続していることを検出しているときには、当該着信を上
記ファクシミリ通信手段に切り換えて通信処理すること
を特徴とする。
ミリ端末との間でファクシミリ通信を行う複数のファク
シミリ通信手段を有した通信制御部と、 受信した画情報を蓄積する画像メモリと、 を備え、ダイヤルイン方式によりダイヤルイン番号で
外線から直接内接番号を指定して呼び出すことができ、
内線相互および内線と外線の接続交換を行なうととも
に、内・外線から受信した画情報を一旦画像メモリに蓄
積した後、所定の宛先に送信する等の種々の通信サービ
スを提供するファクシミリ蓄積交換装置において、 外線側の着呼が継続していることを識別する着呼継続
識別手段を設け、該外線からの着呼を上記ダイヤルイン
方式により内線に接続する際、当該内線が所定時間内に
応答せず、かつ、該着呼継続識別手段が外線の着呼が継
続していることを検出しているときには、当該着信を上
記ファクシミリ通信手段に切り換えて通信処理すること
を特徴とする。
以下、実施例に基づいて具体的に説明する。
第１、２図は本発明の一実施例を示す図である。
第１図はファクシミリ蓄積交換装置１のブロック図で
あり、ファクシミリ蓄積交換装置１は、回線制御部２、
通信制御部３、記憶部（画像メモリ）４、蓄積制御部５
およびシステム制御部６等を備えている。
あり、ファクシミリ蓄積交換装置１は、回線制御部２、
通信制御部３、記憶部（画像メモリ）４、蓄積制御部５
およびシステム制御部６等を備えている。
回線制御部２は、第２図に示すように、PBXコントロ
ールユニット10、外線網制御部11、内線網制御部12およ
びスイッチ部13等を備えており、外線網制御部11には外
線LO1〜LOmが、また内線網制御部12には内線LI1〜LInが
接続されている。外線LO1〜LOmは局交換機に接続されて
おり、ファクシミリ蓄積交換装置１は局交換機からダイ
ヤルイン方式のサービスを受ける。内線LI1〜LInには内
線ファクシミリ装置F1〜Fnが接続されており、内線ファ
クシミリ装置F1〜Fnとしては通常のファクシミリ装置が
接続されている。外線網制御部11は外線LO1〜LOmからの
着呼を検出し、PBXコントロールユニット10にその旨通
知する。また、外線網制御部11は、外線LO1〜LOmのオン
フックやオフフック等の呼制御を行ない、特に、外線LO
1〜LOmの着呼の継続の有無を検出する着呼継続識別手段
としての機能を有している。内線網制御部12は内線LI1
〜LInへの呼出信号の送出、直流供給およびDP（ダイヤ
ルパルス）やPB（プッシュボタン）の選択信号識別等を
行なう。スイッチ部13は、回線の接続・開放を行ない、
内線LI1〜LIn相互、内線LI1〜LInと外線LO1〜LOmおよび
内線LI1〜LInや外線LO1〜LOmと通信制御部３のファクシ
ミリ通信制御部FC1〜FCpとの接続・開放を行なう。PBX
コントロールユニット10は、システム制御部６との間
で、コマンドやレスポンスのやり取りおよびデータ転送
を行ない、それに応じて回線制御部２としてのシーケン
スを実行する。また、このPBXコントロールユニット10
は、時計機構を内蔵し、特に、本願各発明で必要な通信
相手切換処理までの経過時間を計時する。
ールユニット10、外線網制御部11、内線網制御部12およ
びスイッチ部13等を備えており、外線網制御部11には外
線LO1〜LOmが、また内線網制御部12には内線LI1〜LInが
接続されている。外線LO1〜LOmは局交換機に接続されて
おり、ファクシミリ蓄積交換装置１は局交換機からダイ
ヤルイン方式のサービスを受ける。内線LI1〜LInには内
線ファクシミリ装置F1〜Fnが接続されており、内線ファ
クシミリ装置F1〜Fnとしては通常のファクシミリ装置が
接続されている。外線網制御部11は外線LO1〜LOmからの
着呼を検出し、PBXコントロールユニット10にその旨通
知する。また、外線網制御部11は、外線LO1〜LOmのオン
フックやオフフック等の呼制御を行ない、特に、外線LO
1〜LOmの着呼の継続の有無を検出する着呼継続識別手段
としての機能を有している。内線網制御部12は内線LI1
〜LInへの呼出信号の送出、直流供給およびDP（ダイヤ
ルパルス）やPB（プッシュボタン）の選択信号識別等を
行なう。スイッチ部13は、回線の接続・開放を行ない、
内線LI1〜LIn相互、内線LI1〜LInと外線LO1〜LOmおよび
内線LI1〜LInや外線LO1〜LOmと通信制御部３のファクシ
ミリ通信制御部FC1〜FCpとの接続・開放を行なう。PBX
コントロールユニット10は、システム制御部６との間
で、コマンドやレスポンスのやり取りおよびデータ転送
を行ない、それに応じて回線制御部２としてのシーケン
スを実行する。また、このPBXコントロールユニット10
は、時計機構を内蔵し、特に、本願各発明で必要な通信
相手切換処理までの経過時間を計時する。
通信制御部３は複数のファクシミリ通信制御部（ファ
クシミリ通信手段）FC1〜FCpを有しており、各ファクシ
ミリ通信制御部FC1〜FCpは回線制御部２を介して接続さ
れる内線ファクシミリ装置F1〜Fnや外線LO1〜LOmに接続
されたファクシミリ装置との間でファクシミリ通信手順
を実行してファクシミリ通信を行う。
クシミリ通信手段）FC1〜FCpを有しており、各ファクシ
ミリ通信制御部FC1〜FCpは回線制御部２を介して接続さ
れる内線ファクシミリ装置F1〜Fnや外線LO1〜LOmに接続
されたファクシミリ装置との間でファクシミリ通信手順
を実行してファクシミリ通信を行う。
記憶部（画像メモリ）４はハードディスク等で構成さ
れ、蓄積制御部５の制御下で動作する。記憶部４は外線
LO1〜LOmや内線LI1〜LInから送られてきた電文の画情報
やその電文のサービスに必要な各種サービス情報等を記
憶する。
れ、蓄積制御部５の制御下で動作する。記憶部４は外線
LO1〜LOmや内線LI1〜LInから送られてきた電文の画情報
やその電文のサービスに必要な各種サービス情報等を記
憶する。
システム制御部７は、CPU（Central Processing Uni
t）、ROM（Read Only Memory）およびRAM（Random Acce
ss Memory）等を有し、ROM内にはファクシミリ蓄積交換
装置１としての基本プログラムや本願各発明の通信相手
切換処理プログラム等が格納されている。システム制御
部７はROM内のプログラムにしたがってファクシミリ蓄
積交換装置１の各部を制御し、ファクシミリ蓄積交換装
置１としてのシーケンスを実行するとともに、本願各発
明の通信相手切換処理を実行する。
t）、ROM（Read Only Memory）およびRAM（Random Acce
ss Memory）等を有し、ROM内にはファクシミリ蓄積交換
装置１としての基本プログラムや本願各発明の通信相手
切換処理プログラム等が格納されている。システム制御
部７はROM内のプログラムにしたがってファクシミリ蓄
積交換装置１の各部を制御し、ファクシミリ蓄積交換装
置１としてのシーケンスを実行するとともに、本願各発
明の通信相手切換処理を実行する。
次に、作用を説明する。
ファクシミリ蓄積交換装置１は内線LI1〜LInに接続さ
れたファクシミリ装置からのサービス要求に応じて各種
サービス、例えば、内線ファクシミリ装置F1〜Fnからの
電文を受信し、該電文を記憶部４に蓄積した後指定の宛
先に送信するという転送サービスや電文を複数の宛先に
同報送信する同報サービス、また、外線LO1〜LOmから送
られてきた電文を代行受信して、所定の内線ファクシミ
リ装置F1〜Fnに送信する等のサービスを提供する。
れたファクシミリ装置からのサービス要求に応じて各種
サービス、例えば、内線ファクシミリ装置F1〜Fnからの
電文を受信し、該電文を記憶部４に蓄積した後指定の宛
先に送信するという転送サービスや電文を複数の宛先に
同報送信する同報サービス、また、外線LO1〜LOmから送
られてきた電文を代行受信して、所定の内線ファクシミ
リ装置F1〜Fnに送信する等のサービスを提供する。
特に、ファクシミリ蓄積交換装置１は、外線LO1〜LOm
から着呼があると、当該外線LO1〜LOmを所定の内線ファ
クシミリ装置F1〜Fnに接続する直接接続サービスを提供
するが、このとき、内線ファクシミリ装置F1〜Fnが故障
等で応答しないときには、ファクシミリ蓄積交換装置１
の通信制御部３のファクシミリ通信制御部FC1〜FCpに切
り換えて受信する。
から着呼があると、当該外線LO1〜LOmを所定の内線ファ
クシミリ装置F1〜Fnに接続する直接接続サービスを提供
するが、このとき、内線ファクシミリ装置F1〜Fnが故障
等で応答しないときには、ファクシミリ蓄積交換装置１
の通信制御部３のファクシミリ通信制御部FC1〜FCpに切
り換えて受信する。
すなわち、ファクシミリ蓄積交換装置１は、第３図に
示すように、外線LO1〜LOmから着呼があると（ステップ
S1）、その外線網制御部11がその着呼を検出してPBXコ
ントロールユニット10に通知し、PBXコントロールユニ
ット10はさらにその旨システム制御部６に通知する。こ
のとき、外線網制御部11は外線LO1〜LOmがDI契約されて
いるときには、DI番号も同時に受取って、着呼通知とと
もにそのDI番号もPBXコントロールユニット10に通知
し、PBXコントロールユニット10はDI番号をシステム制
御部６に通知する。システム制御部６は、着呼通知を受
取ると、その着呼形態に応じて接続する内線LI1〜LInを
決定して、所定の内線LI1〜LInへの接続指示をPBXコン
トロールユニット10に出力する（ステップS2）。
示すように、外線LO1〜LOmから着呼があると（ステップ
S1）、その外線網制御部11がその着呼を検出してPBXコ
ントロールユニット10に通知し、PBXコントロールユニ
ット10はさらにその旨システム制御部６に通知する。こ
のとき、外線網制御部11は外線LO1〜LOmがDI契約されて
いるときには、DI番号も同時に受取って、着呼通知とと
もにそのDI番号もPBXコントロールユニット10に通知
し、PBXコントロールユニット10はDI番号をシステム制
御部６に通知する。システム制御部６は、着呼通知を受
取ると、その着呼形態に応じて接続する内線LI1〜LInを
決定して、所定の内線LI1〜LInへの接続指示をPBXコン
トロールユニット10に出力する（ステップS2）。
例えば、着呼形態が、通常の着呼形態（DIL方式）の
場合には、あらかじめ各外線LO1〜LOmに設定されている
内線LI1〜LInに外線LO1〜LOmを接続し、また、着呼形態
がDI方式の場合には、受取ったDI番号に対応する内線LI
1〜LInに接続する。
場合には、あらかじめ各外線LO1〜LOmに設定されている
内線LI1〜LInに外線LO1〜LOmを接続し、また、着呼形態
がDI方式の場合には、受取ったDI番号に対応する内線LI
1〜LInに接続する。
PBXコントロールユニット10は、指定の内線LI1〜LIn
を呼び出し、スイッチ部13に当該内線LI1〜LInと外線LO
1〜LOmとの接続を要求する。PBXコントロールユニット1
0は内線LI1〜LInと外線LO1〜LOmとの接続要求を出す
と、内線網制御部12からのオフフック情報を監視し、内
線LI1〜LInがオフフックしたかどうかチェックするとと
もに、オフフック指示を出してからの経過時間を計時す
る（ステップS3）。所定時間内に内線LI1〜LInが応答し
たことを内線網制御部12が検出してPBXコントロールユ
ニット10に通知されると、PBXコントロールユニット10
は、外線LO1〜LOmのオフフックを外線網制御部11に要求
し（ステップS4）、外線LO1〜LOmがオフフックすると、
外線LO1〜LOmと内線LI1〜LInとのパスが形成されて、通
信が開始される（ステップS5）。
を呼び出し、スイッチ部13に当該内線LI1〜LInと外線LO
1〜LOmとの接続を要求する。PBXコントロールユニット1
0は内線LI1〜LInと外線LO1〜LOmとの接続要求を出す
と、内線網制御部12からのオフフック情報を監視し、内
線LI1〜LInがオフフックしたかどうかチェックするとと
もに、オフフック指示を出してからの経過時間を計時す
る（ステップS3）。所定時間内に内線LI1〜LInが応答し
たことを内線網制御部12が検出してPBXコントロールユ
ニット10に通知されると、PBXコントロールユニット10
は、外線LO1〜LOmのオフフックを外線網制御部11に要求
し（ステップS4）、外線LO1〜LOmがオフフックすると、
外線LO1〜LOmと内線LI1〜LInとのパスが形成されて、通
信が開始される（ステップS5）。
一方、PBXコントロールユニット10は、所定時間内線L
I1〜LInを呼び出しても内線LI1〜LInが応答しないとき
には、内線LI1〜LInへの呼び出しを中止し、システム制
御部６に通知する。システム制御部６は、PBXコントロ
ールユニット10からの通知があると、PBXコントロール
ユニット10を介して外線網制御部11が外線LO1〜LOmの着
呼が継続していることを検出しているかどうかをチェッ
クする（ステップS6）。既に着呼が終了しているときに
は、PBXコントロールユニット10は、スイッチ部13に外
線LO1〜LOmと内線LI1〜LInとの接続解除を要求し、接続
処理を終了して初期状態に戻る（ステップS7）。
I1〜LInを呼び出しても内線LI1〜LInが応答しないとき
には、内線LI1〜LInへの呼び出しを中止し、システム制
御部６に通知する。システム制御部６は、PBXコントロ
ールユニット10からの通知があると、PBXコントロール
ユニット10を介して外線網制御部11が外線LO1〜LOmの着
呼が継続していることを検出しているかどうかをチェッ
クする（ステップS6）。既に着呼が終了しているときに
は、PBXコントロールユニット10は、スイッチ部13に外
線LO1〜LOmと内線LI1〜LInとの接続解除を要求し、接続
処理を終了して初期状態に戻る（ステップS7）。
外線LO1〜LOmの着呼が継続しているときには、システ
ム制御部６は、空きのファクシミリ通信制御部FC1〜FCp
があるかどかチェックし（ステップS8）、空きのファク
シミリ通信制御部FC1〜FCpがないときには、ファクシミ
リ通信制御部FC1〜FCpによる受信を行なうことができな
いため、PBXコントロールユニット10は、スイッチ部13
に外線LO1〜LOmと内線LI1〜LInとの接続解除を要求し、
接続処理を終了して初期状態に戻る（ステップS7）。空
きのファクシミリ通信制御部FC1〜FCpが有るときには、
システム制御部６はPBXコントロールユニット10に外線L
O1〜LOmと空きのファクシミリ通信制御部FC1〜FCpとの
接続を要求し、PBXコントロールユニット10は、スイッ
チ部13に外線LO1〜LOmとファクシミリ通信制御部FC1〜F
Cpとの接続を要求した後、外線LO1〜LOmのオフフックを
外線網制御部11に指示する。これにより外線LO1〜LOmと
ファクシミリ通信制御部FC1〜FCpとの間にパスが形成さ
れ、外線LO1〜LOmからの画情報をファクシミリ通信制御
部FC1〜FCpにより受信することができる。ファクシミリ
蓄積交換装置１は、ファクシミリ通信制御部FC1〜FCpに
より受信した画情報を記憶部４に蓄積し、所定時期に当
該内線LI1〜LInを呼び出して送信する。
ム制御部６は、空きのファクシミリ通信制御部FC1〜FCp
があるかどかチェックし（ステップS8）、空きのファク
シミリ通信制御部FC1〜FCpがないときには、ファクシミ
リ通信制御部FC1〜FCpによる受信を行なうことができな
いため、PBXコントロールユニット10は、スイッチ部13
に外線LO1〜LOmと内線LI1〜LInとの接続解除を要求し、
接続処理を終了して初期状態に戻る（ステップS7）。空
きのファクシミリ通信制御部FC1〜FCpが有るときには、
システム制御部６はPBXコントロールユニット10に外線L
O1〜LOmと空きのファクシミリ通信制御部FC1〜FCpとの
接続を要求し、PBXコントロールユニット10は、スイッ
チ部13に外線LO1〜LOmとファクシミリ通信制御部FC1〜F
Cpとの接続を要求した後、外線LO1〜LOmのオフフックを
外線網制御部11に指示する。これにより外線LO1〜LOmと
ファクシミリ通信制御部FC1〜FCpとの間にパスが形成さ
れ、外線LO1〜LOmからの画情報をファクシミリ通信制御
部FC1〜FCpにより受信することができる。ファクシミリ
蓄積交換装置１は、ファクシミリ通信制御部FC1〜FCpに
より受信した画情報を記憶部４に蓄積し、所定時期に当
該内線LI1〜LInを呼び出して送信する。
上記外線LO1〜LOmのオフフックの継続の有無は、上述
のように外線網制御部11により識別するが、これは第４
図および第５図に示すように、網交換機からの信号に基
づいて識別する。すなわち、通信形態が通常の通信形態
（DIL方式）の場合には、網交換機からのレバースおよ
びIRにより、外線LO1〜LOmからの着呼を検出した後、網
交換機からのBTを検出したかどうかによりオンフックさ
れたかどうかを判断している。したがって、内線LI1〜L
Inが応答せずに所定時間が経過したとき、すでに網交換
機からBTを受信しているときには既にオンフックされて
いるものと判断し、また、網交換機からのBTをまだ検出
していないときには、オフフック状態が継続しているも
のと判断する。同様に、通信形態がダイヤルイン方式の
場合にも、第５図に示すように、網交換機からのBTを、
内線LI1〜LInが応答しない所定時間内に検出するかどう
かにより、外線LO1〜LOmがオフフック状態かどうか識別
することができる。
のように外線網制御部11により識別するが、これは第４
図および第５図に示すように、網交換機からの信号に基
づいて識別する。すなわち、通信形態が通常の通信形態
（DIL方式）の場合には、網交換機からのレバースおよ
びIRにより、外線LO1〜LOmからの着呼を検出した後、網
交換機からのBTを検出したかどうかによりオンフックさ
れたかどうかを判断している。したがって、内線LI1〜L
Inが応答せずに所定時間が経過したとき、すでに網交換
機からBTを受信しているときには既にオンフックされて
いるものと判断し、また、網交換機からのBTをまだ検出
していないときには、オフフック状態が継続しているも
のと判断する。同様に、通信形態がダイヤルイン方式の
場合にも、第５図に示すように、網交換機からのBTを、
内線LI1〜LInが応答しない所定時間内に検出するかどう
かにより、外線LO1〜LOmがオフフック状態かどうか識別
することができる。
このように、外線LO1〜LOmからの着呼を内線LI1〜LIn
へ直接接続する場合、内線LI1〜LInが所定時間内に応答
せず、かつ、外線LO1〜LOmのオフフック状態が継続して
いるときには、外線LO1〜LOmを空きのファクシミリ通信
制御部FC1〜FCpに接続し、ファクシミリ蓄積交換装置１
自体が代行して受信することができる。したがって、外
線LO1〜LOmからの着呼に対し、応答できる機会を増やす
ことができ、送信側での再送信操作の負担を軽減させる
ことができる。その結果、ファクシミリ蓄積交換装置１
のサービス性を向上させることができる。
へ直接接続する場合、内線LI1〜LInが所定時間内に応答
せず、かつ、外線LO1〜LOmのオフフック状態が継続して
いるときには、外線LO1〜LOmを空きのファクシミリ通信
制御部FC1〜FCpに接続し、ファクシミリ蓄積交換装置１
自体が代行して受信することができる。したがって、外
線LO1〜LOmからの着呼に対し、応答できる機会を増やす
ことができ、送信側での再送信操作の負担を軽減させる
ことができる。その結果、ファクシミリ蓄積交換装置１
のサービス性を向上させることができる。
本発明によれば、 外線側の着呼が継続していることを検出する着呼継続
識別手段を設け、外線からの着呼を、ダイヤルイン番号
で外線から直接内線番号を指定して呼び出すことができ
るダイヤルイン方式により、内線に接続する際、当該内
線が所定時間内に応答せず、かつ、該着呼継続識別手段
が外線の着呼が継続していることを検出しているときに
は、当該着信をファクシミリ蓄積交換装置のファクシミ
リ通信手段に切り換えて通信処理することができるの
で、ダイヤルイン方式により指定された内線が故障等で
着呼できない場合にも、外線の着呼が継続されている限
り、エラーとなることを防止し、確実に受信処理するこ
とができる。したがって、外線に対するファクシミリ蓄
積交換装置の通信サービスを適切なものとすることがで
き、ファクシミリ蓄積交換装置のサービス性をより一層
向上させることができる。
識別手段を設け、外線からの着呼を、ダイヤルイン番号
で外線から直接内線番号を指定して呼び出すことができ
るダイヤルイン方式により、内線に接続する際、当該内
線が所定時間内に応答せず、かつ、該着呼継続識別手段
が外線の着呼が継続していることを検出しているときに
は、当該着信をファクシミリ蓄積交換装置のファクシミ
リ通信手段に切り換えて通信処理することができるの
で、ダイヤルイン方式により指定された内線が故障等で
着呼できない場合にも、外線の着呼が継続されている限
り、エラーとなることを防止し、確実に受信処理するこ
とができる。したがって、外線に対するファクシミリ蓄
積交換装置の通信サービスを適切なものとすることがで
き、ファクシミリ蓄積交換装置のサービス性をより一層
向上させることができる。
第１図から第５図は本発明のファクシミリ蓄積交換装置
の一実施例を示す図であり、 第１図はそのファクシミリ蓄積交換装置のブロック図、 第２図はその回線制御部のブロック図、 第３図はその受信切換処理のフローチャート、 第４図は通常の受信形態における通信シーケンス図、 第５図はそのダイヤルイン通信形態における通信シーケ
ンス図である。 １……ファクシミリ蓄積交換装置、 ２……回線制御部、 ３……通信制御部、 ４……記憶部、 ５……蓄積制御部、 ６……システム制御部、 LO1〜LOm……外線、 LI1〜LIn……内線、 F1〜Fn……内線ファクシミリ装置、 FC1〜FCp……ファクシミリ通信制御部。
の一実施例を示す図であり、 第１図はそのファクシミリ蓄積交換装置のブロック図、 第２図はその回線制御部のブロック図、 第３図はその受信切換処理のフローチャート、 第４図は通常の受信形態における通信シーケンス図、 第５図はそのダイヤルイン通信形態における通信シーケ
ンス図である。 １……ファクシミリ蓄積交換装置、 ２……回線制御部、 ３……通信制御部、 ４……記憶部、 ５……蓄積制御部、 ６……システム制御部、 LO1〜LOm……外線、 LI1〜LIn……内線、 F1〜Fn……内線ファクシミリ装置、 FC1〜FCp……ファクシミリ通信制御部。
Claims (1)
- 【請求項１】複数の内線と外線を収納し、 該内・外線の接続交換を行う回線制御部と、 該回線制御部を介して接続された内・外線のファクシミ
リ端末との間でファクシミリ通信を行う複数のファクシ
ミリ通信手段を有した通信制御部と、 受信した画情報を蓄積する画像メモリと、 を備え、ダイヤルイン方式によりダイヤルイン番号で外
線から直接内線番号を指定して呼び出すことができ、内
線相互および内線と外線の接続交換を行なうとともに、
内・外線から受信した画情報を一旦画像メモリに蓄積し
た後、所定の宛先に送信する等の種々の通信サービスを
提供するファクシミリ蓄積交換装置において、 外線側の着呼が継続していることを識別する着呼継続識
別手段を設け、該外線からの着呼を上記ダイヤルイン方
式により内線に接続する際、当該内線が所定時間内に応
答せず、かつ、該着呼継続識別手段が外線の着呼が継続
していることを検出しているときには、当該着信を上記
ファクシミリ通信手段に切り換えて通信処理することを
特徴とするファクシミリ蓄積交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2081799A JP2921911B2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | ファクシミリ蓄積交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2081799A JP2921911B2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | ファクシミリ蓄積交換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03280654A JPH03280654A (ja) | 1991-12-11 |
| JP2921911B2 true JP2921911B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=13756537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2081799A Expired - Fee Related JP2921911B2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | ファクシミリ蓄積交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2921911B2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-28 JP JP2081799A patent/JP2921911B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03280654A (ja) | 1991-12-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080430 Year of fee payment: 9 |
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