JP2812767B2 - パケット端末装置および通信システム - Google Patents

パケット端末装置および通信システム

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ISDN(統合サービスディジタル網)を利用
した通信システムにおいて、データ通信を行う端末装置
に係り、特にBチャネル、Dチャネル双方のパケット交
換によるデータ通信機能を有するパケット端末装置に関
するものである。
[従来の技術] 従来の技術としては、特開昭63−214043号公報に記載
されている技術が知られている。
これは、ISDNからDチャネルパケット交換サービスを
受ける端末装置を、加入者線上に複数台設けたパケット
通信システムにおいて、あらかじめ、各端末装置ごとに
ISDN内の論理チャネルグループ番号を割り当てておき、
当該端末装置は発振を割り当てられたチャネルグループ
に属する論理チャネルで行い、また、着信があったとき
には、割り当てられた論理チャネルグループ番号をISDN
へ通知し、ISDNは、該論理チャネルグループに属する論
理チャネルを該端末装置との通信に割り当てることによ
り、ISDN側のDチャネル上パケット呼の管理負担の軽減
を図っているものである。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来技術は、複数の端末装置を有したDチャネル
パケット通信システムにおいて、ISDNでのDチャネル上
の複数パケット呼の管理負担の軽減について考慮したも
のであり、1つの加入者線におけるBチャネルやDチャ
ネルなど伝送能力の異なるチャネルのパケット呼の相互
管理についての配慮がなされていない。
すなわち、他の通信(回線交換呼)に伝送容量の大き
いBチャネルの全ての使用している時に着信したパケッ
ト呼は、空いている伝送速度の低いDチャネルで通信を
行うことになるが、従来技術によれば、Bチャネル上の
通信が終了しBチャネルが空になった場合でも、そのこ
とを検知することができず、たとえ、検知できたとして
も、一旦、通信を終了しなければ使用チャネルの変更を
行い伝送速度の高いBチャネルを使用することができな
い。
したがい、加入者線におけるチャネルを有効に利用す
ることができないという問題があった。
そこで、本発明は、加入者線のチャネルの使用状況に
応じて、加入者線上のチャネルを有効に利用できるよう
チャネルを切り替えることができるパケット端末装置、
および該パケット端末装置を備えた通信システムを提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記目的達成のために、本発明は、パケット通信にお
ける情報転送チャネルとして使用可能な、複数のチャネ
ルを収容するパケット端末装置であって、 パケット通信時に、収容する各チャネルの使用状況を
監視する手段と、パケット通信に使用しているチャネル
より伝送速度の高いチャネルが空いた場合に、空きチャ
ネル上へパケット通信の乗り換えを行う手段と、 を有することを特徴とする第1のパケット端末装置を提
供する。
また、本発明は、前記目的達成のために、ISDN(統合
サービスディジタル網)加入者線を収容するパケット端
末装置であって、 DチャネルおよびBチャネルを用いたパケット呼を制
御するパケット通信制御部と、 パケット呼に使用しているチャネルと、該パケット呼
における発番号と着番号とを記憶し、サブアドレスを使
用するシステムにおいては、さらに発サブアドレスまた
は着サブアドレスとを記憶する記憶部と、 収容加入者線上Dチャネルを用いたパケット通信時に
収容加入者線上の各Bチャネルの使用状況を監視する監
視部と、 前記監視部が前記Bチャネルの空きを検知した場合
に、収容加入者線上Dチャネルへのデータパケットの送
出を停止し、前記記憶部の内容を参照し、前記空きが生
じたBチャネルを用いる新たなパケット呼の設定を行
い、Dチャネルパケット呼の解放を行った後、新たに設
定された前記Bチャネル上へデータパケットの送受信チ
ャネルを切換える切換え制御部と、 前記Dチャネルパケット呼におけるデータパケットの
送達確認を行う確認機能部と、 を有することを特徴とする第2のパケット端末装置を提
供する。
また、本発明は、前記第2のパケット端末装置におい
て、 前記切り替え制御部に代えて、前記監視部が前記Bチ
ャネルの空きを検知した場合に、収容加入者線上Dチャ
ネルへのデータパケットの送出を停止し、前記記憶部の
内容を参照し、前記Dチャネルのパケット呼の相手端末
装置に対して、前記空きが生じたBチャネルを用いる新
たなパケット呼の設定の要求を行い、該要求に応じた新
たなパケット呼が設定された場合に、前記Dチャネルパ
ケット呼の解放を行った後、新たに設定された前記Bチ
ャネル上へデータパケットの送受信チャネルを切換える
切り替え制御部を有することを特徴とする第3のパケッ
ト端末装置をも提供する。
また、本発明は、前記第2のパケット端末装置と前記
ISDNを介して通信を行うパケット端末装置であって、 第2のパケット端末装置との、収容加入者線上Bチャ
ネルを用いたパケット通信時に、相手パケット端末装置
よりの前記新たなパケット呼の設定を同Bチャネル上に
受付け、新たに設定された前記Bチャネル上へデータパ
ケットの送受信チャネルを切換える切換え制御部と、 切換え前のBチャネルパケット呼におけるデータパケ
ットの送達確認を行う確認機能部と、 を有することを特徴とする第4のパケット端末装置を提
供する。
また、前記目的達成のために、本発明は、前記第2の
パケット端末装置とISDNを介して通信を行うパケット端
末装置であって、 前記第2のパケット端末装置との、収容加入者線上B
チャネルを用いたパケット通信時に、相手のパケット端
末装置よりの前記新たなパケット呼の設定を前記Bチャ
ネルと異なるBチャネル上に受付け、新たに設定された
前記Bチャネル上へデータパケットの送受信チャネルを
切換える切換え制御部と、 切換え前のBチャネルパケット呼におけるデータパケ
ットの送達確認を行う確認機能部とを、有することを特
徴とする第5のパケット端末装置を提供する。
なお、前記第2、3、4または5のパケット端末装置
において、 前記確認機能部は、前記Dチャネル上へのデータパケ
ットの送出を停止後、該Dチャネルパケット呼の相手端
末装置に対し、Dチャネル上へ最後に送出したデータパ
ケットの送信順序番号を通知する手段と、通知を受け
た、相手端末装置が最後に送出したデータパケットの送
信順序番号よりデータパケットの送達確認を行う手段と
を有することが望ましい。
また、前記確認機能部は、前記Dチャネル上へのデー
タパケットの送出停止前の、最終データパケットの送達
確認ビット(Dビット)と、送達確認ビットに対する応
答によりデータパケットの送達確認を行う手段を有する
ようにしても良い。
また、複数のデータ端末装置に通信機能を提供する場
合には、前記第2、3、4または5のパケット端末装置
は、パケット呼の接続に用いる発呼要求パケットまたは
着呼パケットの起呼ユーザ・データ部に通信データ端末
装置を識別するための情報を付与する手段を有するよう
にするのが望ましい。
また、本発明は、前記目的達成のために、ISDNとISDN
加入者線を収容する複数のパケット端末装置を有する通
信システムにおいて、少なくとも一方のパケット端末装
置(X)が、収容する加入者線上Dチャネルを用いた、
パケット端末装置間のパケット通信時に、 収容加入者線上Dチャネルを用いているパケット端末
装置(X)は、収容加入者線上Bチャネルが空いた場合
に、データパケットの送出を停止し、相手パケット端末
装置(Y)との、空きBチャネルを用いた新たなパケッ
ト呼の設定をISDNに要求し、 ISDNは、前記新たなパケット呼の設定の要求を相手端
末装置(Y)に伝え、 相手端末装置(Y)は、設定の要求を望ましくは収容
加入者線上Bチャネルに受付け、その旨、応答し、 ISDNは、前記応答を受け、前記空きBチャネルを用い
たパケット呼を設定し、 パケット端末装置は、前記新たなパケット呼が設定さ
れた場合に、前記収容加入者線上Dチャネルを用いたパ
ケット呼の切断をISDNに要求し、前記空きBチャネルを
用いてデータパケットの送出を再開し、 ISDNは、パケット端末装置の前記切断の要求に応じ、
収容加入者線上Dチャネルを用いたパケット呼を切断す
ることを特徴とする通信システムを提供する。
[作用] 本発明に係る第1のパケット端末装置によれば、パケ
ット通信時に、収容する各チャネルの使用状況を監視
し、パケット通信に使用しているチャネルより伝送速度
の高いチャネルが空いた場合には、空きチャネル上へパ
ケット通信の乗り換えを行う。
また、本発明に係る第2のパケット端末装置によれ
ば、パケット通信制御部は、DチャネルおよびBチャネ
ルを用いたパケット呼を制御する。また記憶部は、パケ
ット呼に使用しているチャネルと、該パケット呼におけ
る発番号と着番号とを記憶し、サブアドレスを使用する
システムにおいてはさらに発サブアドレスまたは着サブ
アドレスとを記憶する。一方、監視機能部は、収容加入
者線上Dチャネルを用いたパケット通信時に収容加入者
線上の各Bチャネルの使用状況を監視し、切換え制御部
は、前記監視部が前記Bチャネルの空きを検知した場合
に、収容加入者線上Dチャネルへのデータパケットの送
出を停止し、前記記憶部の内容を参照し、前記空きが生
じたBチャネルを用いる新たなパケット呼の設定を行
い、Dチャネルパケット呼の解放を行った後、新たに設
定された前記Bチャネル上へデータパケットの送受信チ
ャネルを切換える。また、確認機能部は、前記Dチャネ
ルパケット呼におけるデータパケットの送達確認を行
う。
また、本発明に係る第3のパケット端末装置によれ
ば、切換え制御部は、前記監視部が前記Bチャネルの空
きを検知した場合に、収容加入者線上Dチャネルへのデ
ータパケットの送出を停止し、前記記憶部の内容を参照
し、前記Dチャネルのパケット呼の相手端末装置に対し
て、前記空きが生じたBチャネルを用いる新たなパケッ
ト呼の設定の要求を行い、該要求に応じた新たなパケッ
ト呼が設定された場合に、前記Dチャネルパケット呼の
解放を行った後、新たに設定された前記Bチャネル上へ
データパケットの送受信チャネルを切換える。
また、本発明に係る第4のパケット端末装置によれ
ば、切換え制御部は収容加入者線上Bチャネルを用いた
パケット通信時に、相手パケット端末装置よりの前記新
たなパケット呼の設定を同Bチャネル上に受付け、新た
に設定された前記Bチャネル上へデータパケットの送受
信チャネルを乗り換える。また、確認機能部は、切換え
前のBチャネルパケット呼におけるデータパケットの送
達確認を行う。
また、本発明に係る第5のパケット端末装置によれ
ば、切換え制御部は、収容加入者線上Bチャネルを用い
たパケット通信時に、相手パケット端末装置よりの前記
新たなパケットの設定を前記Bチャネルと異なるBチャ
ネル上に受付け、新たに設定された前記Bチャネル上へ
データパケットの送受信チャネルを切換える。また、確
認機能部は、切換え前のBチャネルパケット呼における
データパケットの送達確認を行う。
なお、前記第2、3、4または5のパケット端末装置
において、 前記確認機能部は、前記Dチャネル上へのデータパケ
ットの送出を停止後、該Dチャネルパケット呼の相手端
末装置に対し、Dチャネル上へ最後に送出したデータパ
ケットの送信順序番号を通知し、また、通知を受けた相
手端末装置が最後に送出しデータパケットの送信順序番
号よりデータパケットの送達確認を行うのが望ましい。
また、前記確認機能部は、前記Dチャネル上へのデー
タパケットの送出停止前の、最終データパケットの送達
確認ビット(Dビット)と、送達確認ビットに対する応
答によりデータパケットの送達確認を行うようにしても
良い。
また、複数のデータ端末装置に通信機能を提供する場
合には、前記第2、3、4または5のパケット端末装置
は、パケット呼の接続に用いる発呼要求パケットまたは
着呼パケットの起呼ユーザ・データ部に通信データ端末
装置を識別するための情報を付与し、これを各パケット
呼の管理に用いる。
また、本発明に係る通信システムによれば、 少なくとも一方のパケット端末装置(X)が、収容す
る加入者線上Dチャネルを用いた、パケット端末装置間
のパケット通信時に、 収容加入者線上Dチャネルを用いているパケット端末
装置(X)は、収容加入者線上Bチャネルが空いた場合
に、データパケットの送出を停止し、相手パケット端末
装置(Y)との、空きBチャネルを用いた新たなパケッ
ト呼の設定をISDNに要求し、 ISDNは、前記新たなパケット呼の設定の要求を相手端
末装置(Y)に伝え、 相手端末装置(Y)は、設定の要求を望ましくは収容
加入者線上Bチャネルに受付け、その旨、応答し、 ISDNは、前記応答を受け、前記空きBチャネルを用い
たパケット呼を設定し、 パケット端末装置は、前記新たなパケット呼が設定さ
れた場合に、前記収容加入者線上Dチャネルを用いたパ
ケット呼の切断をISDNに要求し、前記空きBチャネルを
用いたデータパケットの送出を再開し、 ISDNは、パケット端末装置の前記切断の要求に応じ、
収容加入者線上Dチャネルを用いたパケット呼を切断す
る。
[実施例] 以下、本発明に係るパケット端末装置を用いた通信シ
ステムの一実施例を説明する。
第1図に本実施例に係る通信システムの構成とパケッ
ト端末装置の構成を示す。
図中、100はDチャネルおよびBチャネルパケット通
信機能を有するパケット端末装置である。
パケット端末装置100中の、201は信号同期の確立、デ
ータの伝送、及びBチャネル、Dチャネル等のチャネル
分離を行うレイヤ1制御部、202はレイヤ1制御部201か
らのDチャネル信号から、スタートフラグ、エンドフラ
グを検出し、レイヤ2フレームをトランスペアレントに
上位レイヤへ提供するチャネル監視用レイヤ2制御部、
203はDチャネル上のリンクアクセス手順(LAPD)を制
御する通信制御用レイヤ2制御部である。204はレイヤ
1制御部201により分離されたBチャネル上の通信制御
(例えば、Bチャネルパケット通信におけるリンクアク
セス手順の制御)を行うBチャネル通信制御部である。
2051はDチャネル上の制御信号のプロトコル制御、X.
25手順に基づくパケット通信制御や、パケット通信チャ
ネル切換え制御、および、その切換えに伴うデータパケ
ットの送達確認処理を行うパケット通信制御部、2052は
チャネル監視用レイヤ2制御部202からのレイヤ2フレ
ームに基づきチャネルの使用状態を監視するチャネル監
視部である。
なお、パケット通信制御部2051、チャネル監視部2052
は央処理装置(CPU)および、その周辺回路等により実
現するのが望ましい。
206は各制御プログラムや管理情報等を格納しておく
メモリであり、メモリ内の2061はチャネルの通信状態な
どの制御情報を登録する記憶部で、後述するBチャネル
管理テーブル、チャネル監視テーブルが配置される。
207はDチャネル、Bチャネル上の伝送データの速度
変換や、データ端末106との通信手順を制御するデータ
通信制御部である。
なお、ここで、パケット端末装置100は、その処理速
度の向上するため、各ブロック回路にサブCPUを設けた
マルチCPU構成としても良い。また、Dチャネルプロト
コル制御、X.25パケット通信制御、チャネル監視処理等
の機能をチップ化して実現しても良い。
なお、パケット端末装置100はそれ自体にデータ端末1
06の機能を内蔵しても良い。さらに、パケット端末装置
100は回線交換処理を行う回線通信制御部とハンドセッ
トやスピーカ等からなる電話機能部からなるデジタル電
話機能を有しても良い。
107はISDN、109はディジタル回線終端装置、111およ
び112はそれぞれ最大8台まで端末を接続することが可
能な宅内バス110に接続したISDN対応ファクシミリ(FA
X)およびディジタル電話機(TEL)等である。
まず、本実施例に係るパケット端末装置100の宅内バ
ス上のチャネル使用状態の監視動作について説明する。
第2図に、Bチャネルの使用状態を管理するテーブル
を、第3図に、このBチャネル管理テーブルを用いてチ
ャネル監視通信を行うチャネル管理処理の手順をフロー
チャートとして示す。
チャネル監視部2052は、チャネル監視用レイヤ2制御
部202からDチャネル上の全てのレイヤ2フレームを受
け、その受信フレーム中の情報転送フレーム(Iフレー
ム)のみを通信チャネル管理処理400により解析して、
チャネルの使用状態を監視するものであるが、以下、第
3図のフローチャートに沿って、第2図を用いながら、
その動作を説明する。
まず、チャネル監視部2052は、受信Iフレーム内の情
報要素のメッセージ種別から、該フレームが呼設定受
付、応答、又は応答確認メッセージかどうか調べ(40
1)、前記メッセージのいずれかであれば、次に、その
フレームがチャネル識別子を含んでいるかどうか調べる
(402)。
チャネル識別子を含んでいる場合は、チャネル識別子
内に示たれているBチャネルに該当するBチャネル管理
テーブル30(第2図参照)のBチャネルの使用状態フィ
ールード32を‘Busy'にし、呼番号フィールド33に該フ
レームの呼番号を登録する(403)。該チャネル管理テ
ーブル30は記憶部2601(第1図参照)内に設けられる。
また、受信Iフレームが呼設定受付、応答、又は応答
確認メッセージのいずれでもない場合は、切断又は解放
メッセージかどうかを調べる(404)。そして、切断又
は解放メッセージであれば、該フレームの呼番号と同一
の番号がBチャネル管理テーブル30の呼番号フィールド
33に登録されているBチャネルの使用状態フィールド32
を‘Free'にし、呼番号フィールド33から呼番号を削除
する(404)。
以上で述べた処理により、Bチャネル管理テーブル30
に各Bチャネルの使用状況を登録でるので、以降パケッ
ト通信制御部2501は、Bチャネル管理テーブル30を検索
するだけで、宅内バス110上のBチャネルの使用状況を
知ることができることになる。
次に、例えば1つのDチャネルと2つのBチャネルか
らなるISDNユーザ・網インターフェースを有している場
合の本実施例に係るパケット端末装置におけるチャネル
切換え動作について説明する。
まず、本実施例に係るパケット端末装置の第1の動作
例について説明する。
第4図にパケット通信の通信チャネルおよび発/着番
号を登録する記憶部上のテーブルの構成を示し、第5図
に本端末装置におけるパケット通信チャネルの切換え手
順をフローチャートとして示し、第6図に本実施例に係
る通信システムの本動作例に係る通信シーケンスを示
す。
第6図おいて、図中(a)、(b)、(c)、(d)
で示した部分は、それぞれISDN107におけるパケット呼
設定シーケンス、切換えチャネル設定シーケンス、DTパ
ケット送達確認シーケンス、データ転送再開シーケンス
を示す。
まず、第6図の(a)の部分のパケット呼設定シーケ
ンス時の動作について、第5図に示すフローチャートを
用いて説明する。
データ端末〈A〉41からデータ端末インタフェースを
介してパケット発呼を受けたパケット端末装置〈A〉42
は、ISDN107へ、その起呼ユーザ・データエリアに発呼
に使用したチャネルの種別を入れた発呼要求(CR)パケ
ット(第11図に示した発呼要求/着呼パケットの図参
照)を送出する。
パケット端末装置〈A〉42から発呼要求パケット受け
たISDN107は、パケット端末装置〈B〉43又は同一宅内
バス110上の他の通信端末が他の通信にB1/B2チャネルを
使用している場合は、Dチャネル上へその起呼ユーザ・
データエリアに発呼側の使用チャネル通知を持った着呼
(CN)パケット(第11図参照)を送出する。
着呼(CN)パケットを受けたパケット端末装置〈B〉
43のパケット通信制御部2051は、着信の応答にその被呼
ユーザ・データへ着信に使用したチャネルの種別を入れ
て着呼受付(CA)パケット(第12図に示した着呼受付/
接続完了パケットの図参照)を送出する。そして、受信
した着呼パケットの起呼ユーザ・データエリアに示され
た相手端末使用チャネル(この場合、B2チャネル)を第
4図に示したチャネル監視テーブル20のチャネル種別21
のリモート25フィールドに、着信使用チャネル(Dチャ
ネル)をローカル24フィールドへ登録し、その呼の発/
着番号を発番号23、および着番号24フィールドへ登録す
る(第5図、ステップ301)。
同様に、ISDNからパケット端末装置〈B〉43の着呼受
付として、その被呼ユーザ・データに着信側の使用チャ
ネル通知を持った接続完了(CC)パケット(第12図参
照)を受けたパケット端末装置〈A〉42のパケット通信
制御部2051は、受信した着呼パケットの起呼ユーザ・デ
ータエリアに示された相手端末使用チャネル(Dチャネ
ル)を第2図に示すチャネル監視テーブル20のチャネル
種別21のリモート25フィールドに、発信使用チャネル
(B2チャネル)をローカル24フィールドへ登録し、その
呼の発/着番号を発番号23、および着番号24フィールド
へ登録する(301)。
そして、ローカルチャネルがDチャネルのパケット端
末装置〈B〉43のパケット通信制御部2051は、チャネル
監視部2052が管理するBチャネル管理テーブル30(第2
図参照)に基づいてBチャネルの空きを待ち(302)、
一方、ローカルチャネルがB2チャネルのパケット端末装
置〈A〉42のパケット通信制御部2051は、リモートチャ
ネルがDチャネルの相手端末から新たなパケット呼が設
定されるのを待つ(309)。
なお、ローカルチャネルDチャネルのパケット端末装
置〈B〉がBチャネルの空きを待つ間は、DTパケット
(第9図参照)により、B2−Dチャネル間でデータの送
受信を行う。
次に、第6図の(b)に示す切換えチャネル設定シー
ケンス時の動作について述べる。
B1チャネル上の通信が終了し、Bチャネル管理テーブ
ル30からB1チャネルの空きを検知したパケット端末装置
〈B〉43のパケット通信制御部2051は、チャネル監視テ
ーブル20のチャネル種別21のローカルチャネル24がDチ
ャネルでリモートチャネル25がB2チャネルの通信の発番
号23フィールドに登録している相手先に対して、CRパケ
ットによりB1チャネル上へパケット呼を設定する(30
3)。
そして、通信制御部207を介してデータ端末〈B〉44
にデータの転送停止を求め(304)、一旦、データ(D
T)パケットの送信を中止する。
また、ISDNからチャネル監視テーブル20のチャネル種
別21のローカルチャネル24がB2チャネルでリモートチャ
ネル25がDチャネルの通信の着番号23フィールドに登録
している相手先(パケット端末装置〈B〉43)から新た
にパケット呼の設定を受けたパケット端末装置〈A〉42
は、パケット端末装置〈B〉43との間に設定されている
チャネルと同じローカルチャネル(B2チャネル)にその
着信を受付け(310)、チャネル監視テーブル20へその
登録を行った後、データ通信制御部207を介してデータ
端末〈A〉41にデータの転送停止を求める(311)。
そして、パケット端末装置〈A〉42は、パケット端末
装置〈B〉43がDチャネル上に送出した最後のDTパケッ
トの送信順序番号(P(S))(第9図参照)を、第10
図に示す割込み(IT)パケットの第4オクテットの第
3、2、1ビットに割り付けたものをパケット端末装置
〈B〉43から受けるのを待つ(312)。
ここで、着信パケット呼がパケット端末装置〈B〉43
からのチャネルの切換えによるものなのか、または、パ
ケット端末装置〈B〉43と同じ宅内バス110上の他の通
信端末からの別の呼なのかの判別は、宅内バス110上の
各通信端末で設定するサブアドレス(例えば、第4図の
発番号、着番号中、第2段の“01"、“04"として示して
いる)を用いることにより可能となる。
さらに、パケット端末装置100が複数のデータ端末(1
06−1〜n)を収容可能な形態の場合(第13図参照)、
データ端末とパケット呼との整合は、第11、12図に示し
た発呼要求/着呼、および着呼受付/接続完了パケット
の起/被呼ユーザ・データにデータ端末種別を入れて、
パケット端末装置待で使用データ端末の通知を行い、チ
ャネル監視テーブル200に他の情報と同様にそのデータ
端末識別を登録(第14図参照)することにより実現する
ことができる。
次に、第6図の(c)に示したDTパケット送達確認シ
ーケンス時の動作について述べる。
データ端末〈B〉44にデータの転送停止を求める以前
に受けていたデータを全て送出したパケット端末装置
〈B〉43は、Dチャネル上に送出した最後のDTパケット
P(S)をパケット端末装置〈A〉42へ報告するITパケ
ットの送出を行う。その後、パケット端末装置〈A〉42
からの最後のDTパケットのP(S)を持つITパケット受
信するのを待つ(306)。
一方、パケット端末装置〈B〉43が最後に送出したDT
パケットのP(S)を持つITパケットの受信を待ってい
たパケット端末装置〈A〉42は、ISDN107からこのITパ
ケットを受けると、IFパケットを送出し、送られてきた
P(S)のDTパケットを受信するのを待つ(313)、そ
して、パケット端末装置〈B〉43が最後に送出したDTパ
ケットを受信すると、RRパケットを送出した後、自端末
が最後に送信したDTパケットのP(S)を相手端末(パ
ケット端末装置〈B〉43)に報告するため、自端末が最
後に送信したDTパケットのP(S)持つITパケットを送
信し(314)、そして、その後、B2チャネル上の今まで
使用していたパケット呼を相手端末が解放するのを待つ
(314)。
パケット端末装置〈A〉42が最後に送出したDTパケッ
トのP(S)を持つITパケットの受信を待っていたパケ
ット端末装置〈B〉43は、ISDN107からこのITパケット
を受けると、IFパケットを送出した後、送られてきたP
(S)のDTパケットを受信するのを待つ(307)。そし
て、パケット端末装置〈A〉42が最後に送出したパケッ
トを受信するとRRパケットを送出し、今まで使用してい
たDチャネルのパケット呼を切断するためCQパケットを
送出する(308)。
パケット端末装置〈B〉43から、Dチャネルパケット
呼の切断を受けたISDN107は、パケット端末装置〈A〉4
2に対しB2チャネル上の切断されたDチャネルパケット
呼と対応したパケット呼の解放を行うためCQパケットを
送出する。
最後に、第6図の(d)のデータ転送再開シーケンス
時の動作について説明する。
今まで使用していたB2、およびDチャネル上のパケッ
ト呼の解放を確認したパケット端末装置〈A〉42、およ
びパケット端末装置〈B〉43は、チャネル監視テーブル
20に登録されていた対応する解放チャネルのチャネル種
別21、および発/着番号を削除し(315)、データ通信
制御部207を介してデータ端末にデータの転送再開を通
知して(316)、新たに設定されたB2−B1チャネル間で
のDTパケットの転送を行う。
以上、本第1の動作例によればパケット通信に使用す
るチャネルを切換える前に送出したDTパケットを失うこ
となくDチャネルからBチャネルへと自動的に切換える
ことができるので、ISDN加入者線を有効に利用できるよ
うになるという効果がある。
次に、本実施例に係るパケット端末装置の第2の動作
例について説明する。
本動作例は、DTパケットの転送遅延を防ぐため通常は
送達確認ビット(Dビット)が‘0'(送達確認を行わな
い)のDTパケットしか送信しない1つのDチャネルと2
つのBチャネルからなるISDNユーザ・網インターフェー
スを有したパケット端末装置に本実施例に係るパケット
端末装置を適用したものである。
第7図に本動作例におけるパケット端末装置のパケッ
ト通信チャネルの切換え手順をフローチャートとして示
し、第8図に本動作例における通信シーケンスを示す。
第8図において、(a)、(b)、(c)部分はそれ
ぞれISDN107におけるパケット呼設定シーケンス、切換
えチャネル設定シーケンス、データ転送再開シーケンス
を示す。
まず、第8図の(a)に示したパケット呼設定シーケ
ンスにおける動作について、第7図に示したフローチャ
ートを用いながら説明する。
データ端末〈A〉61からデータ通信制御部207を介し
てパケット発呼要求を受けたパケット端末装置〈A〉62
は、ISDN107へ、B2チャネル上にその起呼ユーザ・デー
タエリアに発呼に使用したチャネルの種別を入れた発呼
要求(CR)パケット(第11図参照)を送出する。
パケット端末装置〈A〉62から発呼要求パケット受け
たISDN網107は、パケット端末装置〈B〉63又は、パケ
ット端末装置〈B〉63と同一宅内バス110上の他の通信
端末が他の通信にB1/B2チャネルを使用している場合、
Dチャネル上へその起呼ユーザ・データエリアに発呼側
の使用チャネル通知を持った着呼(CN)パケット(第11
図参照)を送出する。
着呼(CN)パケットを受けたパケット端末装置〈B〉
63のパケット通信制御部2051は、着信の応答にその被呼
ユーザ・データへ着信に使用したチャネルの種別を入れ
て着呼受付(CA)パケット(第12図参照)を送出する。
そして、受信した着呼パケットの起呼ユーザ・データエ
リアに示された相手端末使用チャネル(B2チャネル)を
チャネル監視テーブル20のチャネル種別21のリモート25
フィールドに、着信使用チャネル(Dチャネル)をロー
カル24フィールドへ登録し、その呼の発/着番号を発番
号23、および着番号24フィールドへ登録する(ステップ
501)。
ISDNからパケット端末装置〈B〉63の着呼受付として
その被呼ユーザ・データに着信側の使用チャネル通知を
待った接続完了(CC)パケット(第12図参照)を受けた
パケット端末装置〈A〉62のパケット通信制御部2051
は、受信した着呼パケットの起呼ユーザ・データエリア
に示された相手端末使用チャネル(Dチャネル)をチャ
ネル監視テーブル20(第4図参照)のチャネル種別21の
リモート25フィールドに、発信使用チャネル(B2チャネ
ル)をローカル24フィールドへ登録し、その呼の発/着
番号を発番号23、および着番号24フィールイドへ登録す
る(501)。
そして、ローカルチャネルがDチャネルのパケット端
末装置〈B〉63のパケット通信制御部2051は、チャネル
監視部104が管理するBチャネル管理テーブル30(第2
図参照)に基づいてBチャネルの空きを待ち(502)、
ローカルチャネルB2チャネルのパケット端末装置〈A〉
62のパケット通信制御部2051は、リモートチャネルがD
チャネルの相手端末から新たなパケット呼が設定される
を待つ(304)。
端末装置〈B〉63がBチャネルの空きを待つ間はB2−
Dチャネル間でデータの送受信を行う。
次に、第8図の(b)の部分に示した切換えチャネル
設定シーケンスにおける動作について述べる。
B1チャネル上の通信が終了し、Bチャネル管理テーブ
ル30からB1チャネルの空きを検知したパケット端末装置
〈B〉63のパケット通信制御部2051は、チャネル監視テ
ーブル20(第4図参照)のチャネル種別21のローカルチ
ャネル24がDチャネルでリモートチャネル25がB2チャネ
ルの通信の発番号23フィールドに登録している相手先に
対しCRパケットによりB1チャネル上へパケット呼を設定
する(503)。
そして、端末装置内に未送出データかあるかどうか調
べ(506)、未送出データがある場合、データ通信制御
部207を介してデータ端末〈B〉64にデータの転送停止
を求め(507)、未送出データをDTパケットにして送出
する。
このとき、最後に送出するDTパケットは、第9図に示
すDTパケットの通信端末間の送達確認に用いる第1オク
テットの第7ビットのDビットを‘1'にして送出する
(508)。
一方、ISDNからチャネル監視テーブル20のチャネル種
別21のローカルチャネル24がB2チャネルでリモートチャ
ネル25がDチャネルの通信の着番号23フィールドに登録
している相手先(パケット端末装置〈B〉63)から新た
にパケット呼の設定を受けたパケット端末装置〈A〉62
は、同じローカルチャネル(B2チャネル)にその着信を
受付け(505)、チャネル監視テーブル20へその登録を
行った後、パケット端末装置〈B〉63と同様の処理(50
6、507、508)を行う。
そして、お互いに相手端末が最後に送出するDビット
‘1'のDTパケット、および自端末が最後に送出したDTパ
ケットの送達確認の受信を待つ(509、510)。
ところで、各パケット端末100内のパケット通信制御
部2051は、自端末装置内に未送出データがない場合(50
6)は、Dビットを設定するためのDTパケットに格納す
るデータがデータ端末106から送られるのを待つが、デ
ータ端末106からあるい一定時間待っても送信するデー
タが得られない場合(514)は、データを持たない(ダ
ミー)DTパケットを送信し、処理を進めるようにする
(516)。
最後に、第8図(c)に示すデータ転送再開シーケン
スにおける動作について述べる。
相手端末からDビットが‘1'のDTパケット、および自
端末が最後に送出したDTパケットの送達確認(RRパケッ
ト)を受けたパケット通信端末は、CQパケット、CFパケ
ットによりB2、またはDチャネル上の今まで使用してい
たパケット呼を解放を行い(511)、チャネル監視テー
ブル20(第4図参照)に登録されていた解放チャネルの
チャネル種別21、および発/着番号を削除し(512)、
データ通信制御部20715を介してデータ端末にデータの
転送再開を通知して(513)、新たに設定されたB2−1
チャネル間でDTパケットの転送を行う。
以上、本第2の動作例によれば、チャネルの切換え前
に送信する最後のDTパケットのDビットを‘1'にして送
信することにより(508)、自端末から送信した全てのD
Tパケットの送達確認(509)、および相手端末が最後に
送信したDTパケットの受信確認(510)を行うので、特
別なパケットを送信することなく速やかにチャネル切換
え処理を行うことができるという効果がある。
以上述べた2つの動作例は、パケット端末装置100が
収容されているISDN107において、着信側でユーザによ
るBチャネルの選択を許容している場合の動作例である
が、ISDN107が着信側でユーザによるBチャネルの選択
を許容していない場合がある。
そこで、次に、このような着信側でユーザによるBチ
ャネルの選択を許容していないISDN107に、本実施例に
係るパケット端末装置を適用した場合のチャネル切換え
動作を、第3の動作例として説明する。
第15図に本動作例におけるパケット端末装置のパケッ
ト通信チャネルの切換え手順をフローチャートとして示
し、第16図に本動作例における通信シーケンスを示す。
第16図において、(a)、(b)、(c)部分はそれ
ぞれISDN107におけるパケット呼設定シーケンス、切換
えチャネル設定シーケンス、データ転送再開シーケンス
を示す。
以下、その動作について、第15図に示したフローチャ
ートを用いながら説明する。
本動作例において、まず、パケット通信制御部2051
は、パケット通信の発着信処理に伴なう各種情報のチャ
ネル監視テーブル20(第4図参照)への登録処理(170
1)の後、チャネル監視テーブル20のチャネル種別21の
ローカルフィールド24にDチャネルが登録されているか
どうか調べる(1702)。そして、ローカルチャネルがD
チャネルの場合、自宅内バス110上のBチャネルに空き
ができるのを待つ(1703)。
また、そうでない場合、リモートチャネルがDチャネ
ルのパケット端末装置からBチャネルに対する着信を受
けるのを待つ(1710)。
そして、第16図(b)の部分の切換えチャネル設定シ
ーケンスに示すように、パケット端末装置〈B〉43が他
の通信終了によるBチャネルの空きを検知することによ
り、Bチャネルパケット発呼を行い、ISDN107により、
パケット端末装置〈A〉42の空きローカルチャネルであ
るB1チャネルに着信する。そして、パケット端末装置
〈A〉42チャネル監視テーブル50により、リモートチャ
ネルがDチャネルの相手先(パケット端末装置〈B〉4
3)からのチャネル切換えのためのパケット呼の設定で
あることを認識し(1710)、そのパケット呼のBチャネ
ル上の着信を受け付ける。
そして、その後は、先に述べた第1動作例と同様に、
データ端末にデータの転送停止を求め(1705、1711)、
ITパケットによるP(s)の通知を用いて、DTパケット
の送達確認の行い(1706、1707、1708、1712、1713、17
14)、確認後、D−Bチャネル間パケット通信を切断し
(1709、1715、1716)(第16図b、切換えチャネル設定
シーケンス)、新たに設定したB−Bチャネルを用いて
データ通信を行う(1718)(第16図c、転送再開シーケ
ンス)。
これにより、通信を一担終了させることなくチャネル
切換えを行うことが可能である。
以上、本第3の動作例によれば、使用しているローカ
ルBチャネルを変更しても、通信中のままでいられるの
で、着信側でユーザによるBチャネルの選択を許容して
いないISDNにおいても、ISDN加入者線を有効に利用でき
るという効果がある。
ところで、前記第3の動作例において、切換えチャネ
ル設定シーケンス、データ転送再開シーケンスにおける
動作は第1動作例と同様に行ったが、DTパケットの転送
遅延を防ぐため通常は送達確認ビット(Dビット)が
‘0'(送達確認を行わない)のDTパケットしか送信しな
い1つのDチャネルと2つのBチャネルからなるISDNユ
ーザ・網インターフェースを有したパケット端末装置に
おいても、切換えチャネル設定シーケンス、データ転送
再開シーケンスにおける動作を第2の動作例と同様に行
うことができる。
以下、この着信側でユーザによるBチャネルの選択を
許容していないISDNにおいて、通常は送達確認ビット
(Dビット)が‘0'(送達確認を行わない)のDTパケッ
トしか送信しないパケット端末装置における動作例を第
4の動作例として説明する。
第17図に本動作例におけるパケット端末装置のパケッ
ト通信チャネルの切換え手順をフローチャートとして示
し、第18図に本動作例における通信シーケンスを示す。
第18図において、(a)、(b)、(c)部分はそれ
ぞれISDN107におけるパケット呼設定シーケンス、切換
えチャネル設定シーケンス、データ転送再開シーケンを
示す。
以下、その動作について、第17図に示したフローチャ
ートを用いながら説明する。
本動作例において、まず、パケット通信制御部2051
は、パケット通信の発着信処理に伴なう各種情報のチャ
ネル監視テーブル20(第4図参照)への登録処理(190
1)の後、チャネル監視テーブル20のチャネル種別21の
ローカルフィールド24にDチャネルが登録されているか
どうか調べる(1902)。そして、ローカルチャネルがD
チャネルの場合、自宅内バス110上のBチャネルに空き
ができるのを待つ(1903)。
また、そうでない場合、リモートチャネルがDチャネ
ルのパケット端末装置からBチャネルに対する着信を受
けるのを待つ(1905)。
そして、第18図(b)の部分の切換えチャネル設定シ
ーケンスに示すように、パケット端末装置〈B〉63が他
の通信終了によるBチャネルの空きを検知することによ
り、Bチャネルパケットの発呼を行い、ISDN107によ
り、パケット端末装置〈A〉62の空きローカルチャネル
であるB1チャネルに着信する。そして、パケット端末装
置〈A〉62チャネル監視テーブル50により、リモートチ
ャネルがDチャネルの相手先(パケット端末装置〈B〉
63)からのチャネル切換えのためのパケット呼の設定で
あることを認識し(1905)し、そのパケット呼のBチャ
ネルパケットを接続する(1904)。
そして、その後は、先に述べた第2動作例と同様に、
自パケット端末内に送出データが有る場合(1906)は、
データ端末にデータの転送停止を求め(1907)、DTパケ
ットのDビットを用いて、DTパケットの送達確認を行い
(1908、1909、1910)、確認後、D−Bチャネル間パケ
ット通信を切断し(1911、1912)(第18図c、切換えチ
ャネル設定シーケンス)、データ新たに接続したB−B
チャネルを用いて通信を行う(1913)(第18図c、転送
再開シーケンス)。
また、自パケット端末内に送出データがない場合(19
06)は、一定時間データ端末よりのデータを待ち(191
4)、時間内にデータを受け取った場合は、データ端末
に転送停止を求めた(1907)後、そのデータのDTパケッ
トのDビットを用いて送達確認を行い(1908、1909、19
10)、時間内にデータを受け取らなかった場合は、デー
タ端末に転送停止を求めた(1907)後、ダミーのDTパケ
ットのDビットを用いて送達確認を行い(1908、1909、
1910)、確認後、D−Bチャネル間パケット通信を切断
し(1911、1912)(第18図c、切換えチャネル設定シー
ケンス)、新たに接続したB−Bチャネルを用いてデー
タ通信を行う(1913)(第18図c、転送再開シーケン
ス)。
これにより、第3の動作例と同様に通信を一担終了さ
せることなくチャネル切換えを行うことが可能である。
以上、本第3の動作例によれば、DTパケットの転送遅
延を防ぐため通常は送達確認ビット(Dビット)が‘0'
(送達確認を行わない)のDTパケットしか送信しない1
つのDチャネルと2つのBチャネルからなるISDNユーザ
・網インターフェースを有したパケット端末装置におい
て、使用しているローカルBチャネルを変更しても、通
信中のままでいられるので、着信側でユーザによるBチ
ャネルの選択を許容していないISDNにおいても、ISDN加
入者線を有効に利用できるという効果がある。
なお、以上の各第1、2、3、4の動作例において
は、Bチャネルの空きを検出したパケット端末装置<B
>から相手のパケット端末装置<A>へ、同空きBチャ
ネルを用いてパケット呼の設定を行うことによりパケッ
ト通信チャネルの切換えを行っていたが、このチャネル
切換え処理は、他の動作によっても実現可能である。
以下、この動作例を説明する。
Dチャネルを用いてパケット通信中のパケット端末装
置<B>は、接続されているローカルチャネルのBチャ
ネルの空きを検出すると、その旨、相手パケット端末
に、ITパケットまたは特別の専用パケットを用いて通知
する。
Bチャネルを用いてパケット端末装置<B>とパケッ
ト通信中のパケット端末装置<A>は、前記通知を受け
ると、パケット端末装置<B>へ、現在通信中のBチャ
ネル上のロジカルチャネルとは異なるロジカルチャネル
を用いて、同Bチャネル上へパケット呼の設定を行う。
パケット端末装置<B>は、このパケット呼の着信
を、先に空きを検出したBチャネルで受付け、このB−
Bチャネル上へパケット通信チャネルを切換える。
以上、この動作例によれば、ISDN107が、1つのBチ
ャネル上への複数パケット呼の着信を許容しているか否
かにかかわりなく、パケット通信チャネルの切り替えを
実現できる。
以上のように、本実施例に係る通信システムおよびパ
ケット端末装置によれば、加入者線のチャネルの使用状
況に応じて、加入者線上のチャネルを有効に利用できる
ようチャネルを切り替えることができる。
したがって、全てのBチャネルが回線交換呼に使用さ
れている場合においても、とりあえずマルチリンクの設
定が可能なDチャネルでパケット呼を受付、その後、B
チャネルに空きができた時点でBチャネルに乗り換える
ので、待ち時間が発生せず、かつ、データ通信の効率化
が図れる。
また、このようにパケット呼を積極的にBチャネル上
に設定するので、高速パケット通信が可能となり、Dチ
ャネル上の伝送負担の軽減が図れ、多くのパケット多重
化が可能となる。
なお、以上、説明の便宜上、Bチャネルが2本の例に
ついて説明したが、加入者線上にBチャネルが2本以上
存在する場合においても同様に実現できる。
また、以上、ISDNにおけるパケット端末装置を説明し
たが、他の通信網において、複数の伝送速度の異なるチ
ャネルを用いてパケット通信を行うパケット端末装置に
おいても、その網のプロトコルに従う必要はあるが、収
容線上のチャネルを監視し、順次、空きの生じた、より
伝送容量の大きなチャネルにパケット通信を乗り換える
ことにより、本実施例は同様に実現できる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、加入者線のチャネル
の使用状況に応じて、チャネルを乗り換えることができ
るパケット端末装置および該パケット端末装置を用いた
通信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る通信システムおよびパ
ケット端末装置の構成を示すブロック図、第2図はBチ
ャネルの使用状態を登録するテーブルの構成を示す説明
図、第3図はチャネル監視の手順を示すフローチャー
ト、第4図は通信使用チャネルおよび発/着番号を登録
するテーブルの構成を示す説明図、第5図は第1の動作
例に係るパケット通信チャネルの切換え手順を示すフロ
ーチャート、第6図は第1の動作例に係る通信シーケン
スを示すシーケンス図、第7図は第2の動作例に係るパ
ケット通信チャネルの切換え手順を示すフローチャー
ト、第8図は第2の動作例に係る通信シーケンスを示す
シーケンス図、第9図はパケット通信チャネルの切換え
手順に用いるデータパケットの構成を示す説明図、第10
図はパケット通信チャネルの切換え手順に用いる割込み
パケットの構成を示す説明図、第11図はパケット呼接続
手順に用いる発呼要求/着呼パケットの構成示す説明
図、第12図はパケット呼接続手順に用いる着呼受付/接
続完了パケットの構成を示す説明図、第13図は本実施例
に係る通信システムの他の構成を示すブロック図、第14
図は通信使用チャネルおよび発/着番号を登録するテー
ブルの他の構成を示す説明図、第15図は第3の動作例に
係るパケット通信チャネルの切換え手順を示すフローチ
ャート、第16図は第3の動作例に係る通信シーケンスを
示すシーケンス図、第17図は第4の動作例に係るパケッ
ト通信チャネルの切換え手順を示すフローチャート、第
18図は第4の動作例に係る通信シーケンスを示すシーケ
ンス図である。 30……Bチャネル管理テーブル、20、200……チャネル
監視テーブル、100……パケット端末装置、201……レイ
ヤ1制御部、202……チャネル監視用レイヤ2制御部、2
03……通信制御用レイヤ2制御部、204……Bチャネル
通信制御部、207……データ通信制御部、2051……パケ
ット通信制御部、2052……チャネル監視部、206……メ
モリ、2061……記憶部、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多田村 克己 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所マイクロエレクトロ ニクス機器開発研究所内 (72)発明者 中根 啓一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所マイクロエレクトロ ニクス機器開発研究所内 (72)発明者 安斉 源太郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立マイクロソフトウェアシス テムズ内 (56)参考文献 特開 昭58−44843(JP,A) 特開 平2−109446(JP,A) 特開 平1−208993(JP,A) 特開 昭60−109948(JP,A) 特開 平3−7448(JP,A) 特開 平2−272856(JP,A) 特開 平1−168155(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 29/08 H04L 12/02

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パケット通信における情報転送チャネルと
    して使用可能な、複数のチャネルを収容するパケット端
    末装置であって、 パケット通信時に、収容する各チャネルの使用状況を監
    視する手段と、パケット通信に使用しているチャネルよ
    り伝送速度の高いチャネルが空いた場合に、空きチャネ
    ル上へパケット通信の切換えを行う手段と、 を有することを特徴とするパケット端末装置。
  2. 【請求項2】ISDN(統合サービスディジタル網)加入者
    線を収容するパケット端末装置であって、 DチャネルおよびBチャネルを用いたパケット呼を制御
    するパケット通信制御部と、 パケット呼に使用しているチャネルと、該パケット呼に
    おける発番号と着番号とを記憶し、サブアドレスを使用
    するシステムにおいては、さらに発サブアドレスまたは
    着サブアドレスとを記憶する記憶部と、 収容加入者線上Dチャネルを用いたパケット通信時に収
    容加入者線上の各Bチャネルの使用状況を監視する監視
    部と、 前記監視部が前記Bチャネルの空きを検知した場合に、
    収容加入者線上Dチャネルへのデータパケットの送出を
    停止し、前記記憶部の内容を参照し、前記空きが生じた
    Bチャネルを用いる新たなパケット呼の設定を行い、D
    チャネルパケット呼の解放を行った後、新たに設定され
    た前記Bチャネル上へデータパケットの送受信チャネル
    を切換える切換え制御部と、 前記Dチャネルパケット呼におけるデータパケットの送
    達確認を行う確認機能部と、 を有することを特徴とするパケット端末装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のパケット端末装置におい
    て、 前記切換え制御部に代えて、前記監視部が前記Bチャネ
    ルの空きを検知した場合に、収容加入者線上Dチャネル
    へのデータパケットの送出を停止し、前記記憶部の内容
    を参照し、前記Dチャネルのパケット呼の相手端末装置
    に対して、前記空きが生じたBチャネルを用いる新たな
    パケット呼の設定の要求を行い、該要求に応じた新たな
    パケット呼が設定された場合に、前記Dチャネルパケッ
    ト呼の解放を行った後、新たに設定された前記Bチャネ
    ル上へデータパケットの送受信チャネルを切換える切換
    え制御部を有することを特徴とするパケット端末装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載のパケット端末装置と前記IS
    DNを介して通信を行うパケット端末装置であって、 請求項2記載のパケット端末装置との、収容加入者線上
    Bチャネルを用いたパケット通信時に、相手パケット端
    末装置よりの前記新たなパケット呼の設定を同Bチャネ
    ル上に受付け、新たに設定された前記Bチャネル上へデ
    ータパケットの送受信チャネルを切換える切換え制御部
    と、 切換え前のBチャネルパケット呼におけるデータパケッ
    トの送達確認を行う確認機能部と、 を有することを特徴とするパケット端末装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載のパケット端末装置とISDNを
    介して通信を行うパケット端末装置であって、 請求項2記載のパケット端末装置との、収容加入者線上
    Bチャネルを用いたパケット通信時に、相手パケット端
    末装置よりの前記新たなパケット呼の設定を前記Bチャ
    ネルと異なるBチャネル上に受付け、新たに設定された
    前記Bチャネル上へデータパケットの送受信チャネルを
    切換える切換え制御部と、 切換え前のBチャネルパケット呼におけるデータパケッ
    トの送達確認を行う確認機能部と、 を有することを特徴とするパケット端末装置。
  6. 【請求項6】請求項2、3、4または5記載のパケット
    端末装置であって、 前記確認機能部は、前記Dチャネル上へのデータパケッ
    トの送出を停止後、該Dチャネルパケット呼の相手端末
    装置に対し、Dチャネル上へ最後に送出したデータパケ
    ットの送信順序番号を通知する手段と、通知を受けた、
    相手端末装置が最後に送出したデータパケットの送信順
    序番号よりデータパケットの送達確認を行う手段と有す
    ることを特徴とするパケット端末装置。
  7. 【請求項7】請求項2、3、4または5記載のパケット
    端末装置であって、 前記確認機能部は、前記Dチャネル上へのデータパケッ
    トの送出停止前の、最終データパケットの送達確認ビッ
    ト(Dビット)と、送達確認ビットに対する応答により
    データパケットの送達確認を行う手段を有することを特
    徴とするパケット端末装置。
  8. 【請求項8】請求項2、3、4、5、6または7記載の
    パケット端末装置であって、 パケット呼の接続に用いる発呼要求パケットまたは着呼
    パケットの起呼ユーザ・データ部に通信データ端末装置
    を識別するための情報を付与する手段を有することを特
    徴とするパケット端末装置。
  9. 【請求項9】ISDNとISDN加入者線を収容する複数のパケ
    ット端末装置を有する通信システムにおいて、 少なくとも一方のパケット端末装置(X)が、収容する
    加入者線上Dチャネルを用いた、パケット端末装置間の
    パケット通信時に、 収容加入者線上Dチャネルを用いているパケット端末装
    置(X)は、収容加入者線上Bチャネルが空いた場合
    に、データパケットの送出を停止し、相手パケット端末
    装置(Y)との、空きBチャネルを用いた新たなパケッ
    ト呼の設定をISDNに要求し、 ISDNは、前記新たなパケット呼の設定の要求を相手端末
    装置(Y)に伝え、 相手端末装置(Y)は、設定の要求を望ましくは収容加
    入者線上Bチャネルに受付け、その旨を応答し、 ISDNは、前記応答を受け、前記空きBチャネルを用いた
    パケット呼を設定し、 パケット端末装置は、前記新たなパケット呼が設定され
    た場合に、前記収容加入者線上Dチャネルを用いたパケ
    ット呼の切断をISDNに要求し、前記空きBチャネルを用
    いてデータパケットの送出を再開し、 ISDNは、パケット端末装置の前記切断の要求に応じ、収
    容加入者線上Dチャネルを用いたパケット呼を切断する
    ことを特徴とする通信システム。
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