JP4165577B2 - ヘッドレスト機構 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドレスト機構に関する。
従来のヘッドレスト機構は、ヘッドレストサポートに、ヘッドレストのヘッドレストステーを引抜可能に挿入している。そして、ヘッドレストサポートに設けた係合部を、ヘッドレストステーの側面に複数設けた調整溝と係合又は係合解除を利用して、係合部が係合する調整溝を適宜決定し、ヘッドレストの高さ調節(ヘッドレストステーの昇降)をしていた。
このため、係合部と調整溝(通常は最下端の調整溝)との係合が解除されると、ヘッドレストステーを引き抜いてヘッドレストを取り外すことが可能となっている。
したがって、ヘッドレストステーの引き抜きを防止するためのロック機構を設けると共に、別途、専用の操作具を用いてロック機構を解除する機構が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2005−52858公報
しかしながら、ヘッドレストを着脱するために、別途、専用の操作具を用いるという煩わしい作業を行なう必要がある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、別途、専用の操作具を用いることなくヘッドレストステーの引き抜きを可能とするヘッドレスト機構の提供を目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載のヘッドレスト機構は、ヘッドレストに設けられたヘッドレストステーと、前記ヘッドレストステーが引抜可能に挿入され、該ヘッドレストステーが移動されることで前記ヘッドレストの高さが調整されると共に、調整操作及び引抜操作を可能にされたヘッドレストサポートと、前記ヘッドレストサポートに設けられた係合手段と、前記ヘッドレストステーに設けられ、前記係合手段が係合されて、該ヘッドレストステーの移動が防止されると共に、前記ヘッドレストサポートが調整操作されることで、該係合手段の係合が解除されて該ヘッドレストステーの移動が可能にされる複数の調整部と、前記ヘッドレストステーに設けられ、前記係合手段が係合されることで、該ヘッドレストステーの引き抜きが防止されると共に、前記ヘッドレストサポートが引抜操作された際のみに、該係合手段が係合不能にされて前記ヘッドレストステーの引き抜きが可能とされる引抜防止部と、を備え、前記引抜操作は、第一操作と第二操作とを有し、前記係合手段は、第一係合部と第二係合部とを備え、前記第一係合部が前記ヘッドレストステーに設けられた前記調整部に係合されて、前記ヘッドレストステーの移動が防止され、前記第二係合部が前記ヘッドレストステーに設けられた前記引抜防止部に係合されることで該ヘッドレストステーの引き抜きが防止され、前記ヘッドレストサポートが調整操作されることで、前記第一係合部と前記調整部との係合が解除されて該ヘッドレストステーの移動が可能にされ、前記ヘッドレストサポートが前記引抜操作の前記第一操作をされると、前記第二係合部と前記引抜防止部との係合が解除される共に、前記第一係合部が該引抜防止部に係合し、更に、前記ヘッドレストサポートが前記引抜操作の前記第二操作をされると、前記第一係合部と前記引抜防止部との係合が解除され前記ヘッドレストステーの引き抜きが可能とされることを特徴としている。
請求項1に記載のヘッドレスト機構では、ヘッドレストステーを調整操作することで、係合手段と調整部との係合が解除され、ヘッドレストステーを移動が可能となり、ヘッドレストの高さの調整が可能となる。また、ヘッドレストステーに設けられた引抜防止部と係合手段とが係合されることで、ヘッドレストステーの引き抜きが防止される。
しかし、ヘッドレストサポートが引抜操作された際のみに、係合手段が引抜防止部と係合不能にされてヘッドレストステーの引き抜きが可能となる。
このように、ヘッドレストの高さの調整操作とは別の引抜操作を行なうことによって、ヘッドレストステーの引き抜くことが可能となる。つまり、別途、専用の操作具を用いることなくヘッドレストステーの引き抜きが可能とされている。
また、第一操作と第二操作とを行なうことで、係合手段が引抜防止部に係合不能にされてヘッドレストステーの引き抜きが可能となるので、ヘッドレストステーの安易な引き抜きが防止される。
また、ヘッドレストサポートが第一操作をされると、第二係合部と引抜防止部との係合が解除される共に、第一係合部が引抜防止部に係合する。
このような第一操作の後、更に、ヘッドレストサポートが第二操作をされると、第一係合部と引抜防止部との係合が解除されヘッドレストステーの引き抜きが可能となるので、ヘッドレストステーの安易な引き抜きが、より確実に防止される。
請求項2に記載のヘッドレスト機構は、請求項1に記載の構成において、前記ヘッドレストが所定の高さに配置された際のみに、前記ヘッドレストサポートを引抜操作可能としたこと特徴としている。
請求項2に記載のヘッドレスト機構では、ヘッドレストが所定の高さに配置された際のみに、ヘッドレストサポートを引抜操作可能としたので、ヘッドレストステーの安易な引き抜きが防止されている。
以上説明したように本発明によれば、上記構成としたので、ヘッドレストの高さの調整操作とは別の引抜操作を行なうことによって、ヘッドレストステーの引き抜きを可能とすることで、専用の操作具を用いることなくヘッドレストステーの引き抜きが可能となる。
まず、本発明の第一実施形態のヘッドレスト機構について説明する。
図1に示すように、自動車の車室内に配置されたシート10は、着座部を構成するシートクッション(図示略)、背もたれ部を構成するシートバック12、及びこのシートバック12の上方に配置され乗員頭部を支持するヘッドレスト100を備えている。また、ヘッドレスト100には、下部から下方に伸びるヘッドレストステー102が備えられている。
図3に示すように、シートバック12の上端には、上部が開口したヘッドレストサポート150が設けられている。そして、このヘッドレストサポート150に、ヘッドレストステー102が挿入されている。
なお、ヘッドレストステー102は、シート幅方向(車体の幅方向)に左右一対備えられている。また、ヘッドレストステー102に対応して、ヘッドレストサポート150も左右一対設けられている。しかし、いずれも左右で同じ形状、及び同じ構造であるので、いずれの図においても、左右一対の一方のみを図示している。
さて、図1に示すように、本実施形態のヘッドレスト機構は、所定の調整操作(詳細は別途詳しく説明する)を行なうことでヘッドレスト100の高さ調整が可能(昇降可能)となる(図中の矢印Lを参照)。更に、図2に示すように、所定の引抜操作(詳細は別途詳しく説明する)を行なったときのみ、ヘッドレストステー102をシートバック12(ヘッドレストサポート150)から引き抜いて、ヘッドレスト100を取り外すことが可能となる(図中の矢印Mを参照)。
図4は、ヘッドレストステー102を示す斜視図である。また、ヘッドレストステー102を矢印Fで示すように正面から見た図(車体の前方から後方に向かって見た図)が、図5(A)であり、ヘッドレストステー102を矢印Sで示すように側面から見た図(車体の幅方向の外側から内側に向かって見た図)が、図5(B)である。更に、図5(A),(B)のA−A線断面が、図6(A)であり、B−B線断面が図6(B)である。
また、図5(C)に示すように、ヘッドレストステー102を上面から見て四分割し、矢印F方向に見て左側の側面を側面Aとし、時計回り順に、側面B,側面C、側面Dとする。
さて、図4、図5(A)、図6(A)に示すように、ヘッドレストステー102の側面Aには、上下方向に並んだ複数の調整溝104、105が形成されている。各調整溝104は下方に向かうに従ってヘッドレストステー102径方向外側に張り出す斜面104Aを有している。しかし、最下端の調整溝105には、このような斜面は形成されていない。
図5(B)に示すように、ヘッドレストステー102の側面Bは、上側部分が切り取られている。尚、この切り取られている部分を切取部106とする。そして、この切取部106の下端部に段差が形成される。尚、この段部分を引抜防止段部106Aとする。
この切取部106は、図5(A)と図5(B)とを比較すると判るように、最下端の調整溝105の下面部105Aと同じ高さか、若干低い高さまで形成されている。つまり、引抜防止段部106Aは、最下端の調整溝105の下面部105Aと同じ位置か、若干低い位置となる。
更に、図5(A)、図6(B)に示すように、ヘッドレストステー102の側面Cは下側部分が切り取られている。尚、この切り取られている部分を切取部108とする。この切取部108は、最下端の調整溝105の上面部105Bと同じ高さか、若干高い位置から形成されている。
図3に示すように、ヘッドレストサポート150のシートバック12より上方にあるロック部152は、ヘッドレストサポート150のサポート部114にネジ構造で結合されている。また、サポート部114の取付孔115にヘッドレストステー102が挿入される。
また、図1と図2とに示すように、ロック部152は、約90°、時計回りに回転するようになっている(図1から図2)。尚、時計回りに約90°回転した後(図2)、反時計回りに約90°回転して元の位置(図1)に戻すことができる。
さて、図7(A)は、図5のA−A線、及び図6(A)に対応する位置でのヘッドレスト機構の断面図である。また、図7(B)は、図5のB−B線及び図6(B)に対応する位置でのヘッドレスト機構の断面図である。
図7に示すように、ヘッドレストサポート150のロック部152は、ヘッドレストステー102の側面C側が開口した枠部156と、枠部156開口側のボタン部154と、を備えている。
ロック部152の内部(枠部156とボタン部154との内側)には、ヘッドレストステー102の側面B側が開口した平面視すると略枠状の第一係合部材160が設けられている。なお、この第一係合部材160はボタン部154に取り付けられている。また、平面視すると略長方形の第二係合部材162が設けられている。この第一係合部材160と第二係合部材162とで構成する略四角形状の孔149の中にヘッドレストステー102が通っている。
第一係合部材160の反ボタン部154側の第一係合部161と枠部156との間には、押圧部材としてのバネ170が設けられている。よって、第一係合部材160は、全体がボタン部154側に押圧されている。つまり、第一係合部材160の第一係合部161の内面161Aが、ヘッドレストステー102の側面Aの調整溝104(又は調整溝105)に押圧されている。
また、第二係合部材162と枠部156との間にバネ172が設けられている。よって、第二係合部材162は、全体が第一係合部材160側に押圧されている。つまり、第二係合部材162の内面162Aがヘッドレストステー102の側面Bの切取部106に押圧されている。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
まず、ヘッドレスト100の高さを調整する調整操作について説明する。
図7(A)に示すように、第一係合部材160の第一係合部161の内面161Aがヘッドレストステー102の側面Aの調整溝104(又は調整溝105)に押圧されている。このため、第一係合部材160の第一係合部161に、調整溝104(又は調整溝105)の上面が係合し、ヘッドレストステー102の下降が防止されることで、ヘッドレスト100は所望の高さ(所望の調整溝104の位置)に維持される。
さて、ヘッドレスト100を高くするためヘッドレスト100を引き上げると、第一係合部材160は、バネ170の付勢力に抗して調整溝104の斜面104Aに沿って移動し、下の段の調整溝104に係合する(図5(A)も参照)。
しかし、最下段の調整溝105には、斜面が形成されていないので、第一係合部材160の第一係合部161が調整溝105の下面部105Aに引っ掛かる。よって、これ以上、ヘッドレスト100を引き上げることができない(図5(A)も参照)。
一方、ヘッドレスト100を低くするときは、図7(B)に示すように、ボタン部154を矢印SS(矢印Sと同じ方向)で示すように押し(図1も参照)、ヘッドレストステー102の調整溝104と第一係合部材160の第一係合部161との係合を解除して、ヘッドレスト100を下方へ押し込む。そして、所望の高さとなるとボタン部154を押すのを止め、バネ170の付勢力によって調整溝104と第一係合部材160の第一係合部161とを係合させることで、所望の高さにヘッドレスト100を維持させる。
尚、ボタン部154を押すと、調整溝105と第一係合部161との係合は解除される。しかし、ボタン部154を押してヘッドレスト100を引き上げても、第二係合部材162に引抜防止段部106Aが引っ掛かって係合する(図5(B)も参照)。よって、ヘッドレスト100を、これ以上引き上げることはできない。つまり、ボタン部154を押すのみでは、ヘッドレストステー102を引き抜いて、ヘッドレスト100を取り外すことはできない。
つぎに、ヘッドレストステー102を引き抜いてヘッドレスト100を取り外す引抜操作について説明する。
まず、図8(A)に示すように、ヘッドレスト100を引き上げ、ヘッドレストステー102の最下端の調整溝105に第一係合部材160の第一係合部161を係合させる。
つぎに、図8(A)から(C)に順番に示すと共に、図1と図2とに示すように、ヘッドレストサポート150のロック部152全体を、矢印Kで示すように、時計回りに9約0°回転させる(第一操作)。
その際、図8(B)に示すように、第一係合部材160の第一係合部161は、ヘッドレストステー102の側面Aと側面Bとの境界の角部ABを乗り越え、第二係合部材162は、側面Bと側面Cとの境界の角部BCを乗り越える。乗り越える際は、バネ170,172が縮む。尚、角部AB、BCはR形状となっており、乗り越え(ヘッドレストサポート150のロック部152の回転)がスムーズに行なわれるようになっている。
図8(C)に示すように、約90°回転すると、第二係合部材162が、側面Bの切取部106から側面Cの切取部108に移動すると共に、第一係合部材160の第一係合部161が側面Aの最下端の調整溝105から側面Bの切取部106に移動する。
さて、この状態でヘッドレスト100を引き上げても、今度は、第一係合部材160の第一係合部161に、ヘッドレストステー102の引抜防止段部106Aが引っ掛かって係合するので、やはりヘッドレストステー102を引き抜いて、ヘッドレスト100を取り外すことはできない。
しかし、図9(A)と図9(B)とに示すように、この状態でボタン部154を、矢印FF(矢印Fと同方向)で示すように押すことで、第一係合部161が移動し引抜防止段部106Aとの係合が解除される(第二操作)。
よって、この状態でボタン部154を押して第一係合部161の引抜防止段部106Aとの係合を解除してからヘッドレスト100を引き上げることで、ヘッドレストステー102をヘッドレストサポート150から引き抜いて、ヘッドレスト100を取り外すことができる。
尚、取り外したヘッドレスト100を再び取り付ける作業は、上記と順番を逆にした手順で作業を行なえば良い。
以上、説明したように、本実施形態のヘッドレスト機構は、図1及び図7に示すように、ヘッドレスト100の高さを調整する場合の調整操作、すなわち、ボタン部154を矢印SS方向に押す操作では、ヘッドレストステー102をヘッドレストサポート150から引き抜いてヘッドレスト100を取り外すことはできない。
しかし、図2、図8、図9に示すように、ヘッドレストサポート150のロック部152を矢印Kで示すように、90°回転させた後(第一操作)、ボタン部154を矢印FF方向に押すことで(第二操作)、ヘッドレストステー102をヘッドレストサポート150から引き抜いて、ヘッドレスト100を取り外すことができる。
また、最下段の調整溝105に第一係合部材160の第一係合部161が係合している高さ以外では、第一係合部161が調整溝104の側面(底面)に係止されると共に第二係合部材162が切取部106の側面(底面)に係止されることで、ヘッドレストサポート150のロック部152を回転できない。つまり、ヘッドレストステー102を引き抜いてヘッドレスト100を取り外すことができない。
更に、ヘッドレスト100を着脱するために、別途、工具や専用の操作具等を用いるという煩わしい作業も必要ない。
このように、本実施形態のヘッドレスト機構は、ヘッドレスト100の高さの調整操作とは別の引抜操作を行なうことによってのみ、ヘッドレストステー102の引き抜きを可能とすることで、ヘッドレストステー102の安易な引き抜きを防止すると共に、工具や専用の操作具などを用いることなく直接操作によってヘッドレストステー102の引き抜きが可能となっている。
しかも、引抜操作は、ロック部152を回転させる第一操作と、ボタン部154を押す第二操作と、の二つの操作を行なうことで、引抜可能となる。更に、ヘッドレスト100を所定の高さに調整したとき以外では、ロック部152を回転させる第一操作を行なうことができない。したがって、ヘッドレスト100が安易に引き抜かれることが、確実に防止されている。
つぎに、参考例としての第二実施形態について説明する。尚、第一実施形態と同様の部材は同一の名称とし、重複する説明を省略する。また、第三実施形態以降の説明でも同様である。
図11に示すように、ヘッドレスト200に設けられたヘッドレストステー202の側面Aには、上下方向に並んだ複数の調整溝204、205が形成されている。各調整溝204は下方に向かうに従ってヘッドレストステー202径方向外側に張り出す斜面204Aを有している。しかし、最下端の調整溝205には、このような斜面は形成されていない。
ヘッドレストステー202の側面Cは、上側部分が切り取られている。尚、この切り取られている部分を切取部206とする。そして、この切取部206の下端部に段差が形成される。尚、この段部分を引抜防止段部206Aとする。
この切取部206は、最下端の調整溝205の上面部205Bより高い位置まで形成されている。つまり、引抜防止段部206Aは、最下端の調整溝205の上面部205Bより高い位置にある。
図10にも示すように、ヘッドレストサポート250のロック部252の内部には、四角枠状の第一係合部材260と第二係合部材262とが、上下に並んで設けられている。尚、第二係合部材262の方が上にある。また、枠状の第一係合部材260と第二係合部材262の両方にヘッドレストステー202が通されている。
第一係合部材260は、ヘッドレストステー202の側面Aから側面C方向にバネ270で押圧されている。つまり、第一係合部材260の孔の内面260Aがヘッドレストステー202の側面Aの調整溝204、205に押圧されている。また、第一係合部材260の反バネ270側は、ヘッドレストサポート250のロック部252の外側に突出し、ボタン部260Dとなっている。
第二係合部材262は、ヘッドレストステー202の側面Cから側面A方向にバネ272で押圧されている。つまり、第二係合部材262の孔の内面262Aがヘッドレストステー202の側面Cの切取部206に押圧されている。また、第二係合部材262の反バネ272側は、ヘッドレストサポート250のロック部252の外側に突出し、ボタン部262Dとなっている。
更に、ヘッドレストサポート250のロック部252のボタン部262D突出部分には、ボタン部262Dの一部(例えば車体前側部分)を覆う張出部250Aが形成されている。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
まず、ヘッドレスト200の高さ調整の調整操作について説明する。
ヘッドレスト200の高さ調整は、第一実施形態と略同様であるので、異なる部分のみ説明する。
図12(A)に示すように、第一係合部材260のボタン部260Dを矢印S1で示すように一方の指Y1(本図の場合は左手の親指)で押すと、調整溝204(又は調整溝205)と第一係合部材260との係合が解除される。このとき、他方の指Y2(本図の場合は左手の人差し指)は、ボタン部260Dと反対側にある張出部250Aに添える。よって、第二係合部材262のボタン部262Dは押されない。つまり、ボタン部262Dが容易に押されることが抑制されている(第一係合部材260のボタン部260Dのみを容易に押すことができる)。
なお、ボタン部260Dのみを押した状態でヘッドレスト200を引き上げても、側面Bの第二係合部材262にヘッドレストステー202の引抜防止段部206Aが引っ掛かって係合されるので、ヘッドレスト200を、これ以上引き上げることはできない。つまり、ヘッドレストステー202を引き抜いて、ヘッドレスト200を取り外すことはできない。
つぎに、ヘッドレストステー202を引き抜いてヘッドレスト200を取り外す引抜操作について説明する。
図12(B)に示すように、第一係合部材260のボタン部260Dを矢印S1で示すように一方の指Y1(本図の場合は左手の親指)で押すと共に、他方の指Y2(本図の場合は左手の人差し指)で、反対側にある第二係合部材262のボタン部262Dを押す。
このように互いに反対側にあるボタン部260Dとボタン部262Dとを二つの指Y1,Y2で挟んで両方押すことで、調整溝204(又は調整溝205)と第一係合部材260との係合が解除される共に、引抜防止段部206Aと第二係合部材262との係合が解除される。
そして、この状態でヘッドレスト200を引き上げると、ヘッドレストステー202を引き抜いて、ヘッドレスト200を取り外すことができる。
尚、引き抜いて取り外したヘッドレストステー202を再び取り付ける作業は、ボタン部260Dとボタン部262Dとを両方押した状態で、ヘッドレストステー202を差し込むことで可能である。
以上、説明したように、本実施形態のヘッドレスト機構は、図12(A)に示すように、ヘッドレスト200の高さを調整する場合の調整操作、すなわち、ボタン部260Dを矢印S1方向に押す操作では、ヘッドレストステー202をヘッドレストサポート250から引き抜いてヘッドレスト200を取り外すことはできない。
しかし、図12(B)に示すように、ボタン部260Dを矢印S1方向に押すと共に、ボタン部262Dを矢印S2方向に押すことで(引抜操作)、ヘッドレストステー202をヘッドレストサポート250から引き抜いて、ヘッドレスト200を取り外すことができる。
このように、本実施形態のヘッドレスト機構は、ヘッドレスト200の高さの調整操作とは別の引抜操作を行なうことによってのみ、ヘッドレストステー202の引き抜きを可能とすることで、ヘッドレストステー202の安易な引き抜きを防止すると共に、工具や専用の操作具などを用いることなく直接操作によってヘッドレストステー202の引き抜きが可能となっている。
つぎに、参考例としての第三実施形態について説明する。
図14に示すように、ヘッドレスト300のヘッドレストステー302の側面Aには、上下方向に並んだ複数の調整溝304,305が形成されている。各調整溝304は下方に向かうに従ってヘッドレストステー302径方向外側に張り出す斜面304Aを有している。しかし、最下端の調整溝305には、このような斜面は形成されていない。
ヘッドレストステー302の側面Cは、上側部分が切り取られている。尚、この切り取られている部分を切取部306とする。そして、この切取部306の下端部に段差が形成される。尚、この段部分を引抜防止段部306Aとする。
この切取部306は、最下端の調整溝305の上面部305Bより低い位置まで形成されている。つまり、引抜防止段部306Aは、最下端の調整溝305の下面部305Aより低い位置にある。
サポート部312の側面C側には、サポート部312の上面部312Aより、一段低くなった段部316が形成されている。
段部316には、回動可能な回動部材318が設けられている。この回動部材318の先端側(回動中心318Dと反対側)が、引抜防止段部306Aに係合可能にされている。
図13に示すように、ヘッドレストサポート350のロック部352の内部には、四角枠状の係合部材360が設けられている。そして、係合部材360にヘッドレストステー302が通されている。
係合部材360は、ヘッドレストステー302の側面Aから側面C方向にバネ370で押圧されている。つまり、係合部材360の孔の側面A側の内面360Aがヘッドレストステー302の側面Aの調整溝304(又は調整溝305)に押圧されている。また、係合部材360の反バネ370側は、ロック部352の外側に突出し、ボタン部360Dとなっている。
図14に示すように、ヘッドレストサポート350のロック部352のバネ370側には、下方に延び、サポート部312の取付孔314に挿入される下延部380が設けられている。また、この下延部380の先端には断面半円状の突起部380Aが形成されている。
一方、ロック部352のボタン部360D側には、下方に延びた回動止部392が設けられている。この回動止部392の先端部分が回動部材318を押えて回動を阻止している。
また、サポート部312の取付孔314の側面には、前述した下延部380の突起部380Aが係合する第一係合穴319Aが形成されている。更に、この第一係合穴319Aの上方に、突起部380Aが係合可能な第二係合穴319Bが形成されている。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
ヘッドレスト300の高さ調整は、係合部材360のボタン部360Aを押すことで調整できる。尚、第一実施形態及び第二実施形態と略同様であるので、詳細な説明は省略する。
つぎに、ヘッドレストステー302を引き抜いてヘッドレスト300を取り外す引抜操作について説明する。
図14に示すように、回動部材318の回動を回動止部392が阻止しているので、回動部材318の先端部分が引抜防止段部306Aに係合し、ヘッドレストステー302を、これ以上引き上げることはできない。
しかし、図15に示すように、ボタン部360Dを押しながら(第一操作)、ヘッドレストサポート350のロック部352全体を引き上げる(第二操作)と、回動止部392による回動部材318の回動阻止が解除される。
尚、このとき、下延部380の突起部380Aは、第一係合穴319Aから外れ、第二係合穴319Bに係合することで、ロック部352が下がることなく、ロック部352はこの位置を維持する。
この状態で、ヘッドレスト300を引き上げると、図中の点線で示すように、ヘッドレストステー302の引抜防止段部306Aが回動部材318を押し上げて、回動部材318を回動させる。つまり、引抜防止段部306Aと回動部材3018との係合が解除され、ボタン部360Dを押しながらヘッドレストステー302を引き抜いて、ヘッドレスト300を取り外すことができる。
また、図16(A)に示すように、回動部材318の先端部には斜面318Aが形成され、回動止部392の先端部にも斜面392Aが形成されている。よって、図16(A)から(C)へと順番に示すように、ヘッドレストサポート350のロック部352を押し込むと、回動部材318の斜面318Aと回動止部392の斜面392Aとが当接し、回動止部392が回動部材318を回動させる。そして、最終的に元通り回動止部392が回動部材318の回動を阻止する。
よって、ヘッドレストサポート350のロック部352を引き上げると共にボタン部360Dを押した状態で(図15参照)、ヘッドレストステー302を差し込み、その後、ロック部352を押し込むことで(図16参照)、ヘッドレスト300を再び取り付けることができる(図14参照)。
以上、説明したように、本実施形態のヘッドレスト機構は、図13、図14に示すように、ヘッドレスト300の高さを調整する場合の調整操作、すなわち、ボタン部360Dを矢印S1方向に押す操作では、ヘッドレストステー302をヘッドレストサポート350から引き抜いてヘッドレスト300を取り外すことはできない。
しかし、図15に示すように、ヘッドレストサポート350のロック部352を引き上げると(引抜操作)、回動部材318が回動可能となり、ヘッドレストステー302をヘッドレストサポート350から引き抜いて、ヘッドレスト300を取り外すことができる。
このように、本実施形態のヘッドレスト機構は、ヘッドレスト300の高さの調整操作とは別の引抜操作を行なうことによってのみ、ヘッドレストステー302の引き抜きを可能とすることで、ヘッドレストステー302の安易な引き抜きを防止すると共に、工具や専用の操作具などを用いることなく直接操作によってヘッドレストステー302の引き抜きが可能となっている。
つぎに、参考例としての第四実施形態について説明する。
図17に示すように、ヘッドレスト400に設けられたヘッドレストステー402の側面Aには、上下方向に並んだ複数の調整溝404,405が形成されている。各調整溝404は下方に向かうに従ってヘッドレストステー402径方向外側に張り出す斜面404Aを有している。しかし、最下端の調整溝405には、このような斜面は形成されていない。
ヘッドレストステー402の側面Dは、上側部分が切り取られている。尚、この切り取られている部分を切取部406とする。そして、この切取部406の下端部に段差が形成される。尚、この段部分を引抜防止段部406Aとする。
図18に示すように、ヘッドレストサポート450のロック部452の内部には、四角枠状の係合部材460が設けられている。そして、係合部材460にヘッドレストステー402が通されている。
係合部材460は、ヘッドレストステー402の側面Aから側面C方向にバネ470で押圧されている。つまり、係合部材460のバネ470側の第一係合部461の内面461Aがヘッドレストステー402の側面Aの調整溝404(又は調整溝405)に押圧されている。また、係合部材460の反バネ470側は、ロック部452の外側に突出し、ボタン部460Dとなっている。
更に、係合部材460は、ヘッドレストステー402の側面Bから側面D方向にバネ472で押圧されている。よって、係合部材460の反バネ472側の第二係合部463は、ロック部462の上室454(つぎに説明する)の側面454Aに押圧されている。また、係合部材460の第二係合部463の内面463Aがヘッドレストステー402の側面Dの切取部406に近接している。
さて、図18のA−A線断面が図19であり、図18のB−B線断面が図20である。図19と図20とに示すように、ヘッドレストサポート450のロック部452は上室454と下室456とで構成されている。また、図20に示すように、反バネ472側は、下室456が上室454より外側に張り出している。そして、ロック部452の下室456には、下方に行くに従って外側に張り出す斜面458が形成されている。なお、係合部材460は通常は上室454に収まっており、係合部材460の第二係合部463の上部外側には外側に行くに従って下方に向かう斜面464が形成されている。
図20に示すように、ヘッドレストサポート450のロック部452の反バネ472側には、下方に延び、サポート部412の取付孔414に挿入されている下延部480が設けられている。また、この下延部480の先端には断面半円状の突起部482が形成されている。
サポート部412の取付孔414の側面には、前述した下延部480の突起部482が係合する第一係合穴419Aが形成されている。更に、この第一係合穴419Aの上方に、突起部482が係合可能な第二係合穴419Bが形成されている。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
図18、図19に示すように、ヘッドレスト400の高さ調整操作は、係合部材460のボタン部460Dを矢印S1方向に押すことで調整できる。尚、今までの実施形態と略同様であるので、詳細な説明は省略する。
つぎに、ヘッドレストステー402を引き抜いてヘッドレスト400を取り外す引抜操作について説明する。
図18、図20(A)に示すように、係合部材460の第二係合部463に引抜防止段部406Aが引っ掛かり係合する。よって、ヘッドレスト400を、これ以上引き上げることはできない。
しかし、図20(B)及び、図21(A)から図21(C)に示すように、ヘッドレストサポート450のロック部452全体を引き上げる(第一操作)と、係合部材460は、反バネ472方向にバネ472で押圧されているので、係合部材460は斜面458に沿って下室456に移動する。つまり、係合部材460の第二係合部463が、反バネ472方向(外側)に移動する。このため、係合部材460の第二係合部463と引抜防止段部406Aとの係合が解除される。
尚、下延部480の突起部482は、第一係合穴419Aから外れ第二係合穴419Bに係合することで、ロック部452が下がることなく、ロック部452は、この位置を維持する。
そして、この状態で、ボタン部460Dを押して(第二操作)ヘッドレスト400を引き上げることで、ヘッドレストステー402を引き抜いてヘッドレスト400を取り外すことができる。
なお、ヘッドレストサポート450のロック部452を引き上げると共にボタン部460Dを押した状態で、ヘッドレストステー402を差し込み、その後、ロック部452を押し込むと、図21(C)から図21(A)の順番で示すように、下室456から上室454に係合部材460が移動し、ロック部452の斜面458に係合部材460の斜面464が案内されつつ係合部材460がバネ472側へ移動されて、取り外したヘッドレスト400を再び取り付けることができる。
以上、説明したように、本実施形態のヘッドレスト機構は、図18、図19に示すように、ヘッドレスト400の高さを調整する場合の調整操作、すなわち、ボタン部460Dを矢印S1方向に押す操作では、ヘッドレストステー402をヘッドレストサポート450から引き抜いてヘッドレスト400を取り外すことはできない。
しかし、図20に示すように、ヘッドレストサポート450のロック部452を引き上げると(引抜操作)、係合部材460が移動し、引抜防止段部406Aと第二係合部463との係合が解除され、ヘッドレストステー402をヘッドレストサポート450から引き抜いて、ヘッドレスト400を取り外すことができる。
このように、本実施形態のヘッドレスト機構は、ヘッドレスト400の高さの調整操作とは別の引抜操作を行なうことによってのみ、ヘッドレストステー402の引き抜きを可能とすることで、ヘッドレストステー402の安易な引き抜きを防止すると共に、工具や専用の操作具などを用いることなく直接操作によってヘッドレストステー402の引き抜きが可能となっている。
つぎに、参考例としての第五実施形態について説明する。
図22に示すように、ヘッドレスト500に設けられたヘッドレストステー502の側面Aには、上下方向に並んだ複数の調整溝504,505が形成されている。尚、各調整溝504及び最下端の調整溝505は、今までの実施形態と同様であるので、説明を省略する。
さて、図23は図22のA−A線断面である。図23に示すように、ヘッドレストステー502の側面Bは、上側部分が切り取られている。尚、この切り取られている部分を切取部506とする。そして、この切取部506の下端部に段差が形成される。尚、この段部分を引抜防止段部506Aとする。
図22に示すように、ヘッドレストサポート550のロック部552の内部には、四角枠状の係合部材560が設けられている。そして、係合部材560にヘッドレストステー502が通されている。
係合部材560は、ヘッドレストステー502の側面Aから側面C方向にバネ570で押圧されている。つまり、係合部材560のバネ570側の第一係合部561の内面561Aがヘッドレストステー502の側面Aの調整溝504(又は調整溝505)に押圧されている。更に、ヘッドレストステー502の側面B側の切取部506には、係合部材560の第二係合部563の内面563Aが当接している。また、係合部材560の反バネ570側は、ロック部552の外側に突出し、ボタン部560Dとなっている。
図23に示すように、ヘッドレストサポート550のロック部552の反第二係合部563側の下面には、断面半円状の突起部582が形成されている。
ヘッドレストサポート550のロック部552の反第二係合部563側の下面に対向するサポート部512の上面512Aには、突起部582が係合する第一係合穴519Aが形成されている。更に、この第一係合穴519Aの内側(ヘッドレストステー502側)には、突起部582が係合可能な第二係合穴519Bが形成されている。
そして、ヘッドレストサポート550のロック部552は、矢印V(図22も参照)方向に全体がスライド可能となっている。また、矢印Vは係合部材560のボタン部506Dを押す方向である矢印S1と交差する方向である(本実施形態の場合はS1と直交する方向であり、矢印Fと同方向である)。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
ヘッドレスト500の高さの調整操作は、係合部材560のボタン部560Dを、矢印S1方向に押すことで調整できる。尚、今までの実施形態と略同様であるので、詳細な説明は省略する。
つぎに、ヘッドレストステー502を引き抜いてヘッドレスト500を取り外す引抜操作について説明する。
図22、図23(A)に示すように、係合部材560の第二係合部563に引抜防止段部506Aが引っ掛かり係合する。よって、ヘッドレスト500を、これ以上引き上げることはできない。
しかし、図23(B)に示すように、ロック部552全体を矢印V方向にスライドさせる(第一操作)と、係合部材560もスライドし、引抜防止段部506Aとの係合が解除される。尚、ロック部552のスライドによって突起部582は、第一係合穴519Aから外れ第二係合穴519Bに係合することで、ロック部552はこの位置を維持する。
この状態で、ボタン部560Dを押して(第二操作)ヘッドレスト500を引き上げることで、ヘッドレストステー502を引き抜いてヘッドレスト500を取り外すことができる。
なお、ボタン部560Dを押した状態でヘッドレストステー502を差し込み、その後、ヘッドレストサポート550のロック部552を矢印Vと反対側にスライドさせることで、取り外したヘッドレスト500を再び取り付けることができる。
以上、説明したように、本実施形態のヘッドレスト機構は、図22に示すように、ヘッドレスト500の高さを調整する場合の調整操作、すなわち、ボタン部560Dを矢印S1方向に押す操作では、ヘッドレストステー502をヘッドレストサポート550から引き抜いてヘッドレスト500を取り外すことはできない。
しかし、図23に示すように、ヘッドレストサポート550のロック部552を矢印V1方向にスライドさせると(引抜操作)、係合部材560がスライドし、引抜防止段部506Aと第二係合部563との係合が解除され、ヘッドレストステー502をヘッドレストサポート550から引き抜いて、ヘッドレスト500を取り外すことができる。
このように、本実施形態のヘッドレスト機構は、ヘッドレスト500の高さの調整操作とは別の引抜操作を行なうことによってのみ、ヘッドレストステー502の引き抜きを可能とすることで、ヘッドレストステー502の安易な引き抜きを防止すると共に、工具や専用の操作具などを用いることなく直接操作によってヘッドレストステー502の引き抜きが可能となっている。
つぎに、参考例としての第六実施形態について説明する。
ヘッドレスト600に設けられたヘッドレストステー602は、第五実施形態と同様であるので、説明を省略する。また、図25は図24のA−A線断面である。
図24に示すように、ヘッドレストサポート650のロック部652の内部には、四角枠状の係合部材660が設けられている。そして、係合部材660にヘッドレストステー602が通されている。
係合部材660は、ヘッドレストステー602の側面Aから側面C方向にバネ670で押圧されている。つまり、係合部材660のバネ670側の第一係合部661の内面661Aがヘッドレストステー602の側面Aの調整溝604(又は調整溝605)に押圧されている。更に、ヘッドレストステー602の側面B側の切取部606には、係合部材660の第二係合部663の内面663Aが当接している。また、係合部材660の反バネ670側は、ロック部652の外側に突出し、ボタン部660Dとなっている。
更に、係合部材660は、矢印V方向(ヘッドレストステー602の側面Dから側面B方向)に全体がスライド可能となっている。また、矢印Vは係合部材660のボタン部606Dを押す方向である矢印S1と交差する方向である(本実施形態の場合はS1と直交する方向であり、矢印Fと同方向である)。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
ヘッドレスト600の高さの調整操作は、係合部材660のボタン部660Dを矢印S1方向に押すことで調整できる。尚、今までの実施形態と略同様であるので、詳細な説明は省略する。
つぎに、ヘッドレストステー602を引き抜いてヘッドレスト600を取り外す引抜操作について説明する。
図24、図25(A)に示すように、係合部材660の第二係合部663に引抜防止段部660Aが引っ掛かり係合する。よって、ヘッドレストステー602を、これ以上引き上げることはできない。
しかし、図25(B)に示すように、係合部材660のボタン部660Dを矢印V方向にスライドさせ(第一操作)、すなわち、係合部材660全体を矢印V方向にスライドさせることで、第二係合部663と引抜防止段部660Aとの係合が解除される。
そして、この状態で、ボタン部660Dを矢印S1方向に押して(第二操作)ヘッドレスト600を引き上げることで、ヘッドレストステー602を引き抜いてヘッドレスト600を取り外すことができる。
なお、係合部材660全体を矢印V方向にスライドさせると共にボタン部660Dを矢印S1方向に押した状態で、ヘッドレストステー602を差し込み、その後、ボタン部660Bを矢印Vと反対方向にスライドさせることで、取り外したヘッドレスト600を再び取り付けることができる。
以上、説明したように、本実施形態のヘッドレスト機構は、図24に示すように、ヘッドレスト600の高さを調整する場合の調整操作、すなわち、ボタン部660Dを矢印S1方向に押す操作では、ヘッドレストステー602をヘッドレストサポート650から引き抜いてヘッドレスト600を取り外すことはできない。
しかし、図25に示すように、ボタン部660Dを矢印V1方向にスライドさせると(引抜操作)、係合部材660がスライドし、引抜防止段部606Aと第二係合部663との係合が解除され、ヘッドレストステー602をヘッドレストサポート650から引き抜いて、ヘッドレスト600を取り外すことができる。
このように、本実施形態のヘッドレスト機構は、ヘッドレスト600の高さの調整操作とは別の引抜操作を行なうことによってのみ、ヘッドレストステー602の引き抜きを可能とすることで、ヘッドレストステー602の安易な引き抜きを防止すると共に、工具や専用の操作具などを用いることなく直接操作によってヘッドレストステー602の引き抜きが可能となっている。
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えは、上記実施形態では、いずれもヘッドレストステーの側面には調整溝、すなわち凹部を形成したが、凸部を形成しても良い。同様に引抜防止段部の代わりに凸部を形成しても良い。
本発明の第一実施形態のヘッドレスト機構を示し、ヘッドレストの高さの調整操作を行なう様子を示す図である。 本発明の第一実施形態のヘッドレスト機構を示し、ヘッドレストステーを引き抜いてヘッドレストを取り外す引抜操作を行なう様子を示す図である。 本発明の第一実施形態のヘッドレスト機構の側面図である。 本発明の第一実施形態のヘッドレスト機構のヘッドレストステーを示す斜視図である。 本発明の第一実施形態のヘッドレスト機構のヘッドレストステーの、(A)は正面図であり、(B)は側面図であり、(C)はヘッドレストステーの各側面を説明する図である。 (A)は、図5のA−A線断面を示し、(B)は図5のB−B線断面を示す図である。 (A)は本発明の第一実施形態のヘッドレスト機構を平面視した図であり、(B)はボタン部を押した状態の図である。 ヘッドレストサポートのロック部を回転させる様子を(A)から(C)へと順番に示す図である。 (A)は、図8(C)と同様の図であり、(C)はボタン部を押した状態の図である。 参考例としての第二実施形態のヘッドレスト機構を平面視した図である。 参考例としての第二実施形態のヘッドレスト機構を示す縦断面図である。 参考例としての第二実施形態のヘッドレスト機構を平面視した図であり、(A)はヘッドレストの高さの調整操作を説明する図であり、(B)はヘッドレストを引き抜いてヘッドレストを取り外す引抜操作を示す図である。 参考例としての第三実施形態のヘッドレスト機構を平面視した図である。 参考例としての第三実施形態のヘッドレスト機構を示す縦断面図である。 図14の状態から、ヘッドレストサポートのロック部を引き上げた状態の図である。 ヘッドレストサポートのロック部を押し込み、回動止部が回動部を押して元の状態となる様子を、(A)から(C)に順番に示す図である。 参考例としての第四実施形態のヘッドレスト機構のヘッドレストステーを示す斜視図である。 参考例としての第四実施形態のヘッドレスト機構を平面視した図である。 参考例としての第四実施形態のヘッドレスト機構を示す縦断面図である。 参考例としての第四実施形態のヘッドレスト機構を示す縦断面図であり、(A)は第二係合部と引抜防止段部とが係合可能にされた状態の図であり、(B)はヘッドレストサポートのロック部を引き上げ、第二係合部と引抜防止段部とが係合不能にされた状態の図である。 ヘッドレストサポートのロック部の引き上げに伴い、係合部材が移動する様子を、(A)から(C)へと順番に示す図である。 参考例としての第五実施形態のヘッドレスト機構を平面視した図である。 参考例としての第五実施形態のヘッドレスト機構を示す縦断面図であり、(A)は第二係合部と引抜防止段部とが係合している状態の図であり、(B)はヘッドレストサポートのロック部をスライドし、第二係合部と引抜防止段部との係合が解除された状態の図である。 参考例としての第六実施形態のヘッドレスト機構を平面視した図である。 参考例としての第六実施形態のヘッドレスト機構を示す縦断面図であり、(A)は第二係合部と引抜防止段部とが係合している状態の図であり、(B)はボタン部をスライドし、第二係合部と引抜防止段部との係合が解除された状態の図である。
符号の説明
100 ヘッドレスト
102 ヘッドレストステー
104 調整溝(調整部)
105 調整溝(調整部)
106A 引抜防止段部(引抜防止部)
150 ヘッドレストサポート
161 第一係合部
162 第二係合部材(第二係合部)
202 ヘッドレストステー
204 調整溝(調整部)
205 調整溝(調整部)
206A 引抜防止段部(引抜防止部)
250 ヘッドレストサポート
250A 張出部(抑制部)
260 第一係合部材(係合手段)
262 第二係合部材(係合手段)
262D ボタン部(引抜操作部)
302 ヘッドレストステー
304 調整溝(調整部)
305 調整溝(調整部)
306A 引抜防止段部(引抜防止部)
318 回動部材(係合手段)
350 ヘッドレストサポート
352 ロック部(移動部)
360 係合部材(係合手段)
392 回動止部(係合手段)
402 ヘッドレストステー
404 調整溝(調整部)
405 調整溝(調整部)
406A 引抜防止段部(引抜防止部)
450 ヘッドレストサポート
452 ロック部(移動部)
460 係合部(係合手段)
502 ヘッドレストステー
504 調整溝(調整部)
505 調整溝(調整部)
506A 引抜防止段部(引抜防止部)
550 ヘッドレストサポート
552 ロック部(移動部)
560 係合部(係合手段)
602 ヘッドレストステー
604 調整溝(調整部)
605 調整溝(調整部)
606A 引抜防止段部(引抜防止部)
650 ヘッドレストサポート
660 係合部(係合手段、移動部)

Claims (2)

  1. ヘッドレストに設けられたヘッドレストステーと、
    前記ヘッドレストステーが引抜可能に挿入され、該ヘッドレストステーが移動されることで前記ヘッドレストの高さが調整されると共に、調整操作及び引抜操作を可能にされたヘッドレストサポートと、
    前記ヘッドレストサポートに設けられた係合手段と、
    前記ヘッドレストステーに設けられ、前記係合手段が係合されて、該ヘッドレストステーの移動が防止されると共に、前記ヘッドレストサポートが調整操作されることで、該係合手段の係合が解除されて該ヘッドレストステーの移動が可能にされる複数の調整部と、
    前記ヘッドレストステーに設けられ、前記係合手段が係合されることで、該ヘッドレストステーの引き抜きが防止されると共に、前記ヘッドレストサポートが引抜操作された際のみに、該係合手段が係合不能にされて前記ヘッドレストステーの引き抜きが可能とされる引抜防止部と、
    を備え、
    前記引抜操作は、第一操作と第二操作とを有し、
    前記係合手段は、第一係合部と第二係合部とを備え、
    前記第一係合部が前記ヘッドレストステーに設けられた前記調整部に係合されて、前記ヘッドレストステーの移動が防止され、
    前記第二係合部が前記ヘッドレストステーに設けられた前記引抜防止部に係合されることで該ヘッドレストステーの引き抜きが防止され、
    前記ヘッドレストサポートが調整操作されることで、前記第一係合部と前記調整部との係合が解除されて該ヘッドレストステーの移動が可能にされ、
    前記ヘッドレストサポートが前記引抜操作の前記第一操作をされると、前記第二係合部と前記引抜防止部との係合が解除される共に、前記第一係合部が該引抜防止部に係合し、
    更に、前記ヘッドレストサポートが前記引抜操作の前記第二操作をされると、前記第一係合部と前記引抜防止部との係合が解除され前記ヘッドレストステーの引き抜きが可能とされることを特徴とするヘッドレスト機構。
  2. 前記ヘッドレストが所定の高さに配置された際のみに、前記ヘッドレストサポートを引抜操作可能としたこと特徴とする請求項1に記載のヘッドレスト機構。
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