JP6499543B2 - ポータブルトイレ - Google Patents
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Description
図1は、ポータブルトイレ10の左側面図である。図2は、ポータブルトイレ10の斜視図である。ポータブルトイレ10は、図1に示すように、便器本体11と、肘掛基材12と、肘掛部材13と、可動機構14と、ロック機構15とを備えている。
便器本体11には、図2に示すように、バケツ42(汚物受けとも称されうる)と、便座46とが配置されている。この実施形態では、ポータブルトイレ10の便器本体11は、木製の枠体40を備えており、家具調ポータブルトイレとも称される。枠体40は、木製の部品が箱状に組み合わされており、プラスチック製のバケツ42と、トレイ44と、便座46と、蓋48と、背もたれ50とが配置されている。なお、図2では、片側(左側)の肘掛部材13、蓋48および便座46が順に上げられた状態が図示されている。蓋48は、図1および図2では、背もたれ50の後に配置されているが、背もたれ50の前に配置され、便座46の上を覆うことができる。
肘掛基材12は、便器本体11の側部に配置されている。この実施形態では、肘掛基材12は、略矩形の板状の部材であり、便器本体11の枠体40の側面に、ボルト21によって取り付けられている。肘掛基材12の上面には、肘掛部材13が取り付けられている。肘掛部材13は、細長い板状の部材である。肘掛部材13は、可動機構14を介在させて肘掛基材12に取り付けられている。この実施形態では、肘掛基材12の上部側面に段差23が設けられている。具体的には、図3は、肘掛基材12の正面図である。肘掛基材12の上縁の外側には、図3に示すように、段差23を設けるため、補助材23aが取り付けられている。かかる段差23は、使用者や介助者が肘掛基材12の上縁を持つときに、指が掛かる部位になり、ベッドからポータブルトイレ10への移乗の際に使用される。
この実施形態では、可動機構14は、肘掛基材12の上面の後端部に設けられている。可動機構14は、ヒンジ22で構成されている。肘掛部材13の後端部がヒンジ22を介して、肘掛基材12の上面の後端部に取り付けられている。肘掛部材13は、図2に示すように、肘掛基材12の後部のヒンジ22を支点として上方に回動する。
ロック機構15は、肘掛基材12と肘掛部材13とのうち何れか一方の部材に係合部80を有し、他方の部材に被係合部60を有している。係合部80は、図1に示されているように、肘掛使用姿勢において前後方向に移動可能である。そして、当該係合部80が前後方向の片側に移動したときに被係合部60に係合し、反対側に移動したときに被係合部60から離れる。
この実施形態では、被係合部60を有する被係合部材61が、肘掛基材12に取り付けられている。被係合部材61は、図2に示すように、肘掛基材12の上面の前部に取り付けられている。図4は、被係合部材61を示す斜視図である。この実施形態では、被係合部材61は、前側の先端に窪み62が設けられている。窪み62は、被係合部材61の前側の先端において後方に向けて窪んでいる。窪み62の周りの上部および左右両側には、それぞれ壁62aが設けられている。窪み62の上部における、被係合部材61の前部上面62a1は、前方へ向かうにつれて下方に低くなるように傾斜している。また、被係合部材61の上面には、上方に突出した突部63を備えている。突部63は、図1に示すように、肘掛部材13を肘掛使用姿勢にした場合に、肘掛部材13の下面(裏面)の窪み13aに嵌まる。肘掛使用姿勢において突部63と窪み13aとが係合しているので、肘掛部材13が左右方向に力が作用しても、肘掛部材13ががたつきにくく、ヒンジ22に大きな力が作用するのを防止できる。
肘掛部材13には、図2に示すように、係合部80を構成する係合部材81が取り付けられている。この実施形態では、係合部材81は、肘掛部材13の裏面(下面)に取り付けられている。図5は、左側の肘掛部材13の裏面(下面)を示す肘掛部材13の底面図である。図6は、肘掛部材13に係合部材81が取り付けられた部位の断面図である。図7は、係合部材81の平面図である。図8は、外枠82の平面図である。係合部材81は、図6および図7に示すように、外枠82と、爪体83と、弾性部材としてのバネ84と、ストッパ85とを備えている。ここで、係合部材81を構成する各部材について、特段言及されない限りにおいて、図1に示されている肘掛使用姿勢で前後左右上下の各方向が規定されている。
外枠82は、図8に示すように、内部に空洞82aを有する枠体である。この実施形態では、肘掛部材13の裏面に取り付けられる上側は開口している。内部の空洞82aは、前後方向に沿って所要の空間を有しており、爪体83が収容される。外枠82は、前後方向に沿って爪体83を案内するガイドとして機能する。外枠82の前後には、それぞれビス孔82cが形成されている。外枠82の底部は、前後方向に沿って予め定められた幅で開口82dを有している。開口82dは、左右方向に予め定められた幅で、前後方向に長く延びている。外枠82の空洞82aの前部には、バネ座82eが設けられている。外枠82に対して前部と後部にそれぞれ止め座82f、82gが設けられている。止め座82f、82gは、外枠82の側面に設けられている。また、外枠82の前面は、開口82hを有している。外枠82の空洞82aには、図7に示すように、爪体83およびバネ84が収容される。外枠82の上縁は、図6に示すように、肘掛部材13の裏面に重ね合わされ、ビス孔82cにビス86が取り付けられる。このようにして、外枠82、爪体83およびバネ84のアッセンブリは、肘掛部材13に取り付けられる。
爪体83は、被係合部60に係合する係合突部83aを有している。この実施形態では、爪体83は、外枠82の空洞82aに収容されており、前後方向に沿って動く。係合突部83aは、爪体83の後部に設けられており、後方に突出している。爪体83は、図7に示すように、バネ84を収容する収容空間83bを備えている。収容空間83bは、前方が解放されている。収容空間83bの後部には、バネ座83b1が設けられている。爪体83は、図6および図7に示すように、外枠82の空洞82aに収容される。爪体83の係合突部83aは、外枠82の後面の開口82hに装着される。爪体83の底部には、下方に突出した段差部83cと、操作部としてのレバー83dとが設けられている。段差部83cは、外枠82の底部の開口82dに装着されている。レバー83dは、開口82dに装着された段差部83cから下方に延びている。
弾性部材としてのバネ84は、爪体83を弾性的に押す部材である。この実施形態では、バネ84は、コイル状であり、爪体83の収容空間83bの後部に設けられたバネ座83b1と、外枠82の空洞82aの前部に設けられたバネ座82eとの間に、圧縮された状態で装着されている。バネ84は、弾性反力によって、外枠82に対して爪体83を後方へ押している。バネ84の作用によって、外枠82の空洞82aに収容された爪体83の係合突部83aは、外枠82の前面の開口82hから突出する。爪体83の係合突部83aの周り83a1は、外枠82の開口82hの周りに設けられる規制部82h1に当たっている。これらの規制部82h1は、係合突部83aの突出量を規制する部位として機能する。
ストッパ85は、外枠82に装着される。図6に示す形態では、ストッパ85は、後方に突出する爪体83に干渉しないように、外枠82の前側に配置されている。図11では、外枠82に装着された爪体83のレバーを、バネ84に抗して前方に押して、係合突部83aを外枠82内に引っ込ませた状態である。ストッパ85は、外枠82の開口82dの後部に装着されている。このとき、ストッパ85の裏面(上面)に設けられた突部85aが、外枠82の開口82dにおいて、爪体83の段差部83cの後方に嵌まる。このため、ストッパ85の突部85aが、爪体83の段差部83cの後縁に当たって、爪体83が後方に移動するのが規制され、係合突部83aが外枠82の後面の開口82hから後方に突出するのが防止できる。この状態では、肘掛部材13は、係合突部83aが被係合部60に干渉することなく、上方(後方)に回動させることができる。
11 便器本体
12 肘掛基材
13 肘掛部材
13a 窪み
13b 孔
14 可動機構
15 ロック機構
21 ボルト
22 ヒンジ
23 段差
23a 補助材
40 枠体
42 バケツ
44 トレイ
46 便座
48 蓋
50 背もたれ
60 被係合部
61 被係合部材
62 窪み
62a 壁
62a1 前部上面
63 突部
64 孔
80 係合部
81 係合部材
82 外枠
82a 空洞
82b 上縁
82c ビス孔
82d 開口
82e バネ座
82f、82g 止め座
82h 開口
82h1 規制部
83 爪体
83a 係合突部
83a1 係合突部の周り
83b 収容空間
83b1 バネ座
83c 段差部
83d レバー
84 バネ
85 ストッパ
85a 突部
Claims (7)
- 便器本体と、肘掛基材と、肘掛部材と、可動機構と、ロック機構と
を備え、
前記肘掛基材は、前記便器本体の側部に配置されており、
前記肘掛部材は、前記可動機構を介在させて前記肘掛基材に取り付けられており、
前記可動機構は、
予め定められた肘掛使用姿勢と肘掛解放姿勢とに前記肘掛部材を動かす機構であり、
前記ロック機構は、
前記肘掛部材と前記肘掛基材とのうち何れか一方の部材に設けられた係合部と、
前記肘掛部材と前記肘掛基材とのうち他方の部材に設けられた被係合部と
を有し、
前記肘掛使用姿勢では、
前記肘掛部材は、前記肘掛基材の上部に配置され、かつ、前記肘掛基材から前方に延びており、
前記係合部と前記被係合部とのうち何れか一方は、前記肘掛部材の下部に設けられており、
前記係合部と前記被係合部とのうち他方は、前記肘掛基材の上部に設けられており、
前記係合部は、
前記被係合部に係合する係合突部を有する爪体と、
前記爪体を弾性的に押す弾性部材と、
前記係合突部の突出量を予め定められた突出量に規制する規制部と
を備え、
前記爪体は、前記肘掛使用姿勢において前後方向に移動可能であり、当該爪体が前記前後方向の片側に移動したときに前記被係合部に係合し、反対側に移動したときに前記被係合部から離れる、
ポータブルトイレ。 - 前記可動機構は、前記肘掛部材の後端部を支点として、前記肘掛基材に対して前記肘掛部材を回動させる機構であり、
前記係合部と前記被係合部とのうち何れか一方は、前記肘掛部材の下部に設けられており、
前記係合部と前記被係合部とのうち他方は、前記肘掛基材の上部の前部に設けられている、請求項1に記載されたポータブルトイレ。 - 前記爪体を操作する操作部を備えた、請求項1または2に記載されたポータブルトイレ。
- 前記可動機構は、前記肘掛部材の後部を支点として前記肘掛部材を上方に回動させる回動機構を有しており、
前記操作部は、前記肘掛部材の下側に設けられた請求項3に記載されたポータブルトイレ。 - 前記係合突部と前記被係合部とのうち少なくとも何れか一方は、前記肘掛解放姿勢から前記肘掛使用姿勢に向けて前記肘掛部材を移動させる際に、前記係合突部と前記被係合部とが当たる部位には、前記肘掛部材の移動方向に対して傾斜した傾斜部を有している、請求項1から4までの何れか一項に記載されたポータブルトイレ。
- 前記係合部が前記被係合部に係合した状態または前記係合部が前記被係合部から離脱した状態で、前記係合部を保持する保持部材を備えた、請求項1から5までの何れか一項に記載されたポータブルトイレ。
- 前記肘掛基材の上部側面に段差が設けられている、請求項1から6までの何れか一項に記載されたポータブルトイレ。
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