JP4055857B2 - ヘッドレストサポート構造 - Google Patents

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本発明はヘッドレストサポート構造に関し、特に、シートバック上端に支持されるヘッドレストの抜け防止に好適なヘッドレストサポート構造に関する。
従来のヘッドレストサポート構造は、シートのフレームに設けた筒体(角パイプ)にヘッドレストサポートを挿入し、このヘッドレストサポートの上方よりヘッドレストステーを、昇降自在に挿設する。そして、このヘッドレストの高さ調節は、ヘッドレストサポートに設けた係合片を備えた係合片操作部と、前記ヘッドレストステーの側面に複数設けた高さ調節用係合部との係合、又は係合解除等を利用して、その位置を、適宜決定する構造である。即ち、この係合、又は係合解除等を、前記ヘッドレストサポートの頭部に設けた係合片操作部の手動による操作で行う構造である。従って、この係合片操作部の係合片と、高さ調節用係合部の(通常は最下端の係合部)係合が解除されると、ヘッドレストは自由に脱抜(取外し)可能となる。
以上の如く、ヘッドレストが、係合片操作部の係合片と、高さ調節用係合部の係合解除により、極めて簡易に取外される構造では、その後、ヘッドレストの取付けを怠ったり、また取付けミスによる弊害が発生すること、又は極めて稀であるが、このヘッドレストが凶器として利用されること等の問題も指摘されている。
そこで、本出願人は、既に、この問題解決として、特開2003−52484のレスト部材サポート構造を提案している。この発明は、先ず、高さ調節用の係合関係として、ヘッドレストサポートに設けた係合片を備えた係合片操作部と、ヘッドレストステーの側面に複数設けた高さ調節用係合部との構造を、また抜止防止用の係合関係として、ヘッドレストサポートに設けた第2の係合片と、ヘッドレストステーの側面に設けた第2の抜止係合部とによる構造を採用した発明である。
また文献(1)としては、特開2002−355138のヘッドレストのロック機構があり、その概要は、[0029]、[0030]に記載されている。即ち、一方のステーに設けたロック溝と、ホルダーに設けたロック片を備えたロックとで、抜止防止を図る構造であり、このロック溝とロック片を、細い棒状の工具をホルダーのカバーの通孔から挿入して頭部の通孔を通してロック片の固定孔に挿し込み、この工具により、前記ロック片を移動して、前記係合を解除して、ヘッドレストの脱抜を可能とした構成である。
また文献(2)としては、特開2002−360372のヘッドレストがあり、その概要は、[0035]に記載されている。即ち、ホルダーを頭部と、この頭部に一体に成形した左右一対のホルダー本体とから構成し、この一方のホルダー本体にステーロック用のロック溝を形成し、他方のホルダー本体に高さ調節用の切欠きを形成した構成であり、当該左右一対のホルダー本体に、ロック溝と切欠きを形成して、操作ボタン及びロックツールとを介して個別に制御することを特徴とする。その効果は、ヘッドレストの抜け防止にある。
特開2002−355138
特開2002−360372
前記文献(1)は、ロックを操作することで、ロック溝とロック片との係合が解除される構造であるので、このロックの操作によって簡易に脱抜される。従って、ヘッドレストの取外しは、ワンタッチ操作により、容易に取外される危険性と、取外したままの状態に陥り易いこと(ヘッドレストを置忘れ)、又は紛失する虞があり問題である。また安全性に欠ける等の問題も考えられる。
また前記文献(2)は、ロック溝をステーの外周面に環状溝として設ける構造であることから、このステーが中実であれば可能な構造であるが、ステーがパイプ構造(本発明の如く)では、採用できない構成である。またロックツールを、ヘッドレストサポートの上側の孔を利用して操作することから、車輌用として不向きであり、例えば、体裁の問題、孔の詰まり、厄介な操作を必要とすること等の改良点が考えられる。
請求項1の発明は、ヘッドレストの抜止防止を図りつつ、ヘッドレストの取外しを、ヘッドレストサポートの側面から挿入する工具を利用して、正当な見識者が周りの状況に惑わされず、スムーズかつ確実に取外し可能とすること、又はヘッドレストサポートの体裁を壊さずに、ヘッドレストの抜止防止を装置可能とすること等を意図する。また本発明は、簡単かつ容易な操作等を利用して、抜止防止と、必要時の抜取り(引抜)可能とすることを意図する。さらに操作具の押圧又は押圧解除(開放)と、この第2の弾性体の反撥が働く構造を提供することを意図する。
請求項1は、頭部と、首部と、胴部で形成し、かつこの頭部、首部及び胴部に開設した貫通孔にヘッドレストのヘッドレストステーを嵌入可能としたシートの受け部材に支持されるヘッドレストサポートの胴部に設けた第1の係合片操作部保持孔に挿入される第1の係合片操作部と、
当該ヘッドレストサポートの貫通孔及び前記第1の係合片操作部に挿入し、かつ前記胴部を貫通し、しかもその外周の軸方向に並設した複数の高さ調節用係合部、又はこの高さ調節用係合部の下部に設けた第1の抜止係合部と、第2の抜止係合部を備えたヘッドレストステーと、
前記第1の係合片操作部に設け、かつこの高さ調節用係合部、又は第1の抜止係合部に係合する第1の係合片と、
前記第1の係合片操作部と前記ヘッドレストステーの間に設けた第1の弾性体と、
前記第1の係合片操作部に挿設し、かつ前記ヘッドレストステーの第2の抜止係合部に係合する第2の係合片と、
この第2の係合片の復帰を司り、かつ前記第1の係合片操作部と当該第2の係合片の間に設けた第2の弾性体と、
前記第2の係合片と前記第2の抜止係合部との係合及び係合解除を図る前記第1の係合片操作部に挿入した操作具とで構成したヘッドレストサポート構造であって、
前記第1の係合片操作部の内部に設けた曲面部に沿って、前記第2の弾性体が移動する構成としたヘッドレストサポート構造である。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、又はこの目的を達成するのに最適な第1の係合片操作部を提供することを意図する。
請求項2は、請求項1に記載の操作具を、当該第1の係合片操作部の側面側より挿入可能としたことを特徴とするヘッドレストサポート構造である。
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成すること、又はこの目的を達成するのに最適な第2の係合片と、ヘッドレストサポートの頭部との関係を維持すること、また確実かつスムーズにヘッドレストの抜止が図れるヘッドレストサポート構造を提供することを意図する。
請求項3は、請求項1に記載の第2の係合片は、対の半月状の切り溝を備えており、この半月状の切り溝は、前記第1の係合片操作部に設けた対の突起に係合する構成であり、この第2の係合片は、この対の突起を基準として、前記ヘッドレストステーの周辺を略円弧状に移動することを特徴としたヘッドレストサポート構造である。
請求項1の発明は、頭部と、首部と、胴部で形成し、かつ頭部、首部及び胴部に開設した貫通孔にヘッドレストのヘッドレストステーを嵌入可能としたシートの受け部材に支持されるヘッドレストサポートの胴部に設けた第1の係合片操作部保持孔に挿入される第1の係合片操作部と、ヘッドレストサポートの貫通孔及び第1の係合片操作部に挿入し、かつ胴部を貫通し、しかも外周の軸方向に並設した複数の高さ調節用係合部、又は高さ調節用係合部の下部に設けた第1の抜止係合部と、第2の抜止係合部を備えたヘッドレストステーと、第1の係合片操作部に設け、かつ高さ調節用係合部、又は第1の抜止係合部に係合する第1の係合片と、第1の係合片操作部とヘッドレストステーの間に設けた第1の弾性体と、第1の係合片操作部に挿設し、かつヘッドレストステーの第2の抜止係合部に係合する第2の係合片と、第2の係合片の復帰を司り、かつ第1の係合片操作部と第2の係合片の間に設けた第2の弾性体と、第2の係合片と第2の抜止係合部との係合及び係合解除を図る第1の係合片操作部に挿入した操作具とで構成したヘッドレストサポート構造であって、第1の係合片操作部の内部に設けた曲面部に沿って、第2の弾性体が移動する構成としたヘッドレストサポート構造である。
従って、請求項1は、ヘッドレストの抜止防止を図りつつ、ヘッドレストの取外しを、ヘッドレストサポートの側面から挿入する工具を利用して、正当な見識者が周りの状況に惑わされず、スムーズかつ確実に取外しできること、又はヘッドレストサポートの体裁を壊さずに、ヘッドレストの抜止防止を装置できること等の特徴がある。さらに操作具の押圧又は押圧解除(開放)と、第2の弾性体の反撥が働く構造を提供できる特徴がある。
請求項2の発明は、請求項1に記載の操作具を、当該第1の係合片操作部の側面側より挿入可能としたヘッドレストサポート構造である。
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、又はこの目的を達成するのに最適な第1の係合片操作部を提供できること等の特徴がある。
請求項3の発明は、請求項1に記載の第2の係合片は、対の半月状の切り溝を備えており、半月状の切り溝は、第1の係合片操作部に設けた対の突起に係合する構成であり、第2の係合片は、対の突起を基準として、ヘッドレストステーの周辺を略円弧状に移動する構成としたヘッドレストサポート構造である。
従って、請求項3は、請求項1の目的を達成できること、又はこの目的を達成するのに最適な第2の係合片と、ヘッドレストサポートの頭部との関係を維持できること、また確実かつスムーズにヘッドレストの抜止が図れるヘッドレストサポート構造を提供できること等の特徴がある。
本発明のヘッドレストの高さ調節は、第1の係合片操作部を押圧して、第1の係合片を、ヘッドレストステーの第1の抜止係合部、又は高さ調節用係合部より係合解除(離脱)することで、当該第1の係合片によるヘッドレストステーへの規制が解除される。この解除により、ヘッドレストステーの自由な移動が保証される。そして、所定の位置にある(例えば)高さ調節用係合部又は第1の抜止係合部に第1の係合片が到達した時点で、この第1の係合片に対する押圧を解除すると、この第1の係合片は第1の弾性体の反撥力により復帰し、最初の状態に戻るともに、第1の係合片を、ヘッドレストステーの高さ調節用係合部又は第1の抜止係合部との係合が達成して、ヘッドレストの高さが確定する。このような操作を順じ繰り返すことで、ヘッドレストの高さを変更できる。
一方、ヘッドレストステーの引抜(取外し)は、第2の係合片を操作具を介して押圧すると、この第2の係合片は、第1の係合片操作部に設けた対の突起を、ガイドとして順じ移動し、かつ第2の係合片に設けた第2の弾性体を押圧していく。このようにして第2の係合片を押圧することで、当該第2の係合片は、ヘッドレストステーの周辺を略円弧状に移動するとともに、この移動時に、この第2の係合片の係合端部は、このヘッドレストステーに設けた第2の抜止係合部より係合解除(離間)する。この離間により、当該第2の係合片によるヘッドレストステーへの規制が解除される。この解除により、ヘッドレストステーの取外しができる。尚、操作具の押圧を解除すると、第2の弾性体に対する押圧が開放されることから、何時でも現状復帰が可能である。従って、取外したヘッドレストステーをヘッドレストサポートに挿入し、かつこのヘッドレストステーの第2の抜止係合部が、第2の係合片の係合端部に達した段階で、現状復帰の工程をたどる。即ち、第2の弾性体の復帰により、第2の係合片は、第1の係合片操作部の内部の曲面部に倣って復帰し、丁度、ヘッドレストステーの周辺を略円弧状に移動するとともに、この移動時に、この第2の係合片の係合端部は、前記ヘッドレストステーに設けた第2の抜止係合部に係合する。この第2の係合片と、ヘッドレストステーに設けた第2の抜止係合部との係合を介して抜止防止が図れる。また操作具がなければ、ヘッドレストは取外しできないので、安全性と、危険性の回避等が図れること、又は取外し必要時には、操作具を利用することで、ワンタッチでの簡易な取外しもできること等の特徴がある。
以下、本発明の一実施例を説明する。
1はシートで、このシート1の上方に設けた受け部材2(筒体)には、頭部30と首部31と胴部33とを有して一体的に形成されるとともに、内部に前記ヘッドレスト4のヘッドレストステー40を挿通するための貫通孔34が形成されたヘッドレストサポート3が設けられる。図中100はシート1に設けたフレームを示しており、このフレーム10に、受け部材2が1個又は複数個設けられる。
このヘッドレストサポート3の第1の係合片操作部保持孔35には、第1の係合片50を有し、かつヘッドレストステー40貫通用の孔51を有する第1の係合片操作部5が設けられる。この例では、第1の係合片操作部5の平板部52に設けた取付片53に、第1の係合片50の取付孔50aを嵌合固止する。図中50bは第1の係合片50の係止端部を示す。この係止端部50bは、ヘッドレストステー40に複数個設けた高さ調節係合部40a等に係合又は離間される。この係合等を介してヘッドレスト4の高さ調節が図れる。尚、40a’は高さ調節係合部40aの一部を構成し、その最下端となる第1の抜止係合部を示す。図中6は第1の係合片操作部5の復帰を司る第1の弾性体で、この第1の弾性体6は前記第1の係合片操作部5と、ヘッドレストサポート3の頭部30との間に設けられている。
この第1の係合片操作部5には、第2の係合片7が設けられる。この第2の係合片7は、対で、略対称関係となる半月状の切り溝70を備えており、半月状の切り溝70は、第1の係合片操作部5に設けた対の突起54に係合する構成であり、第2の係合片7は、対の突起54を基準として、ヘッドレストステー40の周辺を略円弧状に移動する。図中70aは第2の係合片7の後部に設けた操作具10を係止する係止部、また70bは第2の係合片7の係止端部を示す。この係止端部70bは、ヘッドレストステー40の第2の抜止係合部40bに係合又は離間される。この係合等を介してヘッドレスト4の抜止又は取外しが図れる。そして、この第2の係合片7には、第2の弾性体8が設けられており、この第2の弾性体8は、第1の係合片操作部5の内部の曲面部55に添接されている。従って、この第2の弾性体8は、第1の係合片操作部5の曲面部55に沿って移動する。この移動には、操作具10の押圧又は押圧解除(開放)と、この第2の弾性体8の反撥が働く構造である。尚、切り溝70は、第2の係合片7の前進後退をスムーズにすることを意図して、直線部70aを設ける場合もあり得る。尚、図19は、切り溝70の幅を大きく構成し、この切り溝70内を、ガイドピン54が規制されることなく自由に移動する構造である。この自由な移動を採用して、第2の係合片7の係止端部70bがヘッドレストステー40の周辺部に添って移動する構造である。
図14〜図16の例では、第1の係合片操作部5の下側に凹部56を形成し、この凹部56に第2の係合片7を設ける構造である。この構造では、当該第1の係合片操作部5及び/又は第2の係合片7、ガイドピン54等の容易な組付け、この第1の係合片操作部5及び/又は第2の係合片7等の製造の容易化等を意図する。そして、この例では、ガイドピン54を第1の係合片操作部5に吊下する。
尚、図20〜図26の例は、一方のヘッドレストステー40−1に複数個設けた高さ調節係合部40a等には、第1の係合片操作部5−1に設けた第1係合片50が係合又は離間される。この係合等を介してヘッドレスト4の高さ調節が図れる。尚、このヘッドレストステー40−1と、ヘッドレストサポート3は、本出願人が提出した特開2003−52484を利用できる。また他方のヘッドレストステー40−2には、第2の係合片操作部5−2に設けた第2の抜止係合部40bが係合又は離間される。この係合等を介してヘッドレスト4の抜止又は取外しが図れる。そして、前記の一方のヘッドレストステー40−1が設けられるヘッドレストサポート3−1に開設した第1の係合片操作部保持孔35には、第1の係合片50を有し、かつヘッドレストステー40貫通用の孔51を有する第1の係合片操作部5−1が設けられる。このヘッドレストサポート3−1は、前記ヘッドレストサポート3と同じ構造である。この第1の係合片操作部5−1には第1の係合片50が設けられる。また他方のヘッドレストステー40−2が設けられるヘッドレストサポート3−2に開設した第1の係合片操作部保持孔35には、第2の係合片7を有し、かつヘッドレストステー40貫通用の孔51を有する第2の係合片操作部5−2が設けられる。この第1の係合片操作部5−2には第2の係合片7が設けられる。このヘッドレストサポート3−2は、前記ヘッドレストサポート3と同じ構造である。またこの第1の係合片操作部5−2には孔5aが設けられる。即ち、この例では、一方のヘッドレストステー40−1に高さ調節係合部40aを設けてヘッドレスト4の高さ調整、又は第1の抜止係合部40a’を利用した、第1の抜け防止を図る。また他方のヘッドレストステー40−2は第2の抜止係合部40bを利用して、第2の抜止又は取外しを図る。そして、一方のヘッドレストステー40−1、ヘッドレストサポート3等の有効利用と、汎用化、コストの削減化等を図ることを意図する。
そして、図27には、高さ調節係合部40と、第1の抜止係合部40a’及び第2の抜止係合部40bを設けるヘッドレストステー40〜40−2の選択技を理解し易くするために図表で示したが、何れも一例であり限定されない。
本実施形態に係るヘッドレストサポート構造の適用状況を示す斜視図である。 ヘッドレストサポートの構成を示す斜視図である。 ヘッドレストステーを挿入した状態のA―A断面図である。 ヘッドレストサポートの構成を示す斜視図である。 第1の係合片とヘッドレストステーとの関係(ロック状態)を示した一部破断上面図である。 第1の係合片とヘッドレストステーとの関係(アンロック状態)を示した一部破断上面図である。 (イ)は第2の係合片とヘッドレストステーとの関係(アンロック状態)、また(ロ)は第2の係合片とヘッドレストステーとの関係(ロック状態)を示した一部破断の上面図である。 第2の係合片とヘッドレストステーとの関係(アンロック状態)を示した一部破断上面図である。 他の第2の係合片とヘッドレストステーとの関係(アンロック状態)を示した一部破断上面図である。 切り溝の(イ)〜(ニ)との関係を示した模式図であり、図(イ)は操作具を利用して第2の係合片を、第2の抜止係合部より離間した(アンロックの)状態、また図(ロ)は第1の係合片が高さ調節係合部にロックの状態で、かつ第2の係合片が第2の抜止係合部にアンロックの状態、さらに図(ハ)は第2の係合片が第2の抜止係合部にロックの状態、また図(ニ)は第1の係合片が高さ調節係合部にアンロックの状態をそれぞれ示す。 図7(イ)のB―B断面図である。 図8、図9のB―B断面図である。 第2の係合片の拡大斜視図である。 第2の係合片と他の第1の係合片操作部との関係(ロック状態)を示したB―B断面図である。 第2の係合片と他の第1の係合片操作部との関係(アンロック状態)を示したB―B断面図である。 第2の係合片とさらに他の第1の係合片操作部との関係(アンロック状態)を示したB―B断面図である。 図1〜図8の例の他の一例を示した(アンロック状態)を示したB―B断面図である。 図9の例の他の一例を示した(アンロック状態)を示したB―B断面図である。 図16の例の他の一例を示した(アンロック状態)を示したB―B断面図である。 第2の係合片と第1の係合片操作部と他の操作具との関係(ロック状態)を示した一部破断上面図である。 第2の係合片の他の切り溝とガイドピンとの関係(アンロック状態)を示した一部破断上面図である。 他の本実施形態に係るヘッドレストサポート構造の適用状況を示す斜視図である。 図20に示した一方のヘッドレストサポートの構成を示す斜視図である。 図20に示した他方のヘッドレストサポートの構成を示す斜視図である。 (イ)、(ロ)は、図20に示した一方のヘッドレストサポートの構成をそれぞれ示す斜視図である。 図20に示した他方のヘッドレストサポートの構成を示す斜視図である。 図21に示した一方のヘッドレストステーを挿入した状態のC―C断面図である。 図22に示した他方のヘッドレストステーを挿入した状態のC―C断面図である。 高さ調節係合部と、第1の抜止係合部及び第2の抜止係合部を設けるヘッドレストステーの選択技を示した図表である。
符号の説明
1 シート
100 フレーム
2 受け部材
3 ヘッドレストサポート
3−1 ヘッドレストサポート
3−2 ヘッドレストサポート
30 頭部
31 首部
33 胴部
34 貫通孔
35 第1の係合片操作部保持孔
4 ヘッドレスト
40 ヘッドレストステー
40−1 ヘッドレストステー
40−2 ヘッドレストステー
40a 高さ調節係合部
40a’ 第1の抜止係合部
40b 第2の抜止係合部
5 第1の係合片操作部
5−1 第1の係合片操作部
5−2 第1の係合片操作部
5a 孔
5b 切欠き
50 第1の係合片
50 第1の係合片
50a 取付孔
50b 係止端部
51 孔
52 平板部
53 取付片
54 ガイドピン
55 曲面部
56 凹部
6 第1の弾性体
7 第2の係合片
70 切り溝
70a 係止部
70b 係止端部
70c 直線部
8 第2の弾性体
10 操作具

Claims (3)

  1. 頭部と、首部と、胴部で形成し、かつこの頭部、首部及び胴部に開設した貫通孔にヘッドレストのヘッドレストステーを嵌入可能としたシートの受け部材に支持されるヘッドレストサポートの胴部に設けた第1の係合片操作部保持孔に挿入される第1の係合片操作部と、
    当該ヘッドレストサポートの貫通孔及び前記第1の係合片操作部に挿入し、かつ前記胴部を貫通し、しかもその外周の軸方向に並設した複数の高さ調節用係合部、又はこの高さ調節用係合部の下部に設けた第1の抜止係合部と、第2の抜止係合部を備えたヘッドレストステーと、
    前記第1の係合片操作部に設け、かつこの高さ調節用係合部、又は第1の抜止係合部に係合する第1の係合片と、
    前記第1の係合片操作部と前記ヘッドレストステーの間に設けた第1の弾性体と、
    前記第1の係合片操作部に挿設し、かつ前記ヘッドレストステーの第2の抜止係合部に係合する第2の係合片と、
    この第2の係合片の復帰を司り、かつ前記第1の係合片操作部と当該第2の係合片の間に設けた第2の弾性体と、
    前記第2の係合片と前記第2の抜止係合部との係合及び係合解除を図る前記第1の係合片操作部に挿入した操作具とで構成したヘッドレストサポート構造であって、
    前記第1の係合片操作部の内部に設けた曲面部に沿って、前記第2の弾性体が移動する構成としたヘッドレストサポート構造。
  2. 請求項1に記載の操作具を、上記第1の係合片操作部の側面側より挿入可能に構成したヘッドレストサポート構造。
  3. 請求項1に記載の第2の係合片は、対の半月状の切り溝を設け、この半月状の切り溝には、上記第1の係合片操作部に設けた対の突起が係合し、この第2の係合片は、この対の突起を基準として、前記ヘッドレストステーの周辺を略円弧状に移動可能に構成したヘッドレストサポート構造。
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