JP4986133B2 - カップホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、車両用のシート及び内装に設置されるカップホルダーに関する。
従来より、飲み物を入れた紙カップやジュース缶等を把持するためのカップホルダーは、車両内部に設けられているシートのアームレストや内装のドアトリム、あるいはインスツルメントパネルに装着されており、使用しないときには収納できるような構造に形成されている。また、カップホルダーに設けられたロックをボタン等で解除することにより、収納されていたカップホルダーが出現して使用可能となる製品も知られている。
カップホルダーの従来の代表的な形態の一つとして、例えば特許文献1に開示されている図8に示すものが知られている。特許文献1に記載のカップホルダー900は、カップ把持部901がインスツルメントパネル902から略水平に引出されるように構成されたものである。
また、カップホルダーの従来の別の形態のものとして、例えば特許文献2に開示されている図9に示すものも知られている。特許文献2に記載のカップホルダー910は、アームレスト912の先端部に組み込まれたもので、蓋体913を回動して開放させると同時にカップ把持部911が出現して使用可能となるように構成されている。
実開平06−22070号公報 特開平07−213378号公報
しかしながら、上記従来のカープホルダーでは以下のような問題があった。上記従来のカープホルダーは、把持可能なカップの大きさが限定されているため、近年出現しているペットボトルや大型化しているドリンクカップ等を把持できるように構成されていない。これらを把持できるよう、カップを挿入して把持する孔を大きくすることは可能であるが、把持孔を大きくするだけではカップ等を安定して把持することはできない。
カップ等を安定して把持できるようにするためには、カップ等の高い位置を把持するようにカップホルダーを構成する必要があり、上記従来のカップホルダーでこれを実現させようとすると、カップホルダーが大型化してしまい、インスツルメントパネルやアームレスト等に設置できなくなってしまうといった問題があった。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、収納時にはカップ把持部を小さくするとともに、一操作のみでカップ把持部を大きくして使用可能状態になるカップホルダーを提供することを目的とする。
本発明のカップホルダーの第1の態様は、車両内装の一部に設けられたカップホルダーであって、前記車両内装の一部に固定され、少なくとも一方向に開放された開口部を有するボックス本体と、前記ボックス本体に固定され、前記開口部の開放方向を長軸とする長孔が形成されたレール部と、前記レール部の前記開放方向の一端に回動可能に取付けられたベース部と、一端が前記ベース部に回動可能に係止され、他端が前記レール部の前記長孔にスライド可能に係止された回転軸に連結された支持片と、前記ベース部に上昇可能に取付けられたカップ把持アームと、前記ベース部の外表面に固定され、前記ベース部及び前記カップ把持アームを前記ボックス本体に収納して前記開口部と接合可能に形成された蓋体と、前記ベース部と前記支持片との係止位置に設置されて前記ベース部を開方向に回動させる回動手段と、前記カップ把持アームを前記ベース部から所定距離だけ上昇させる上昇手段と、前記蓋体を前記開口部に接合させた閉状態でロックするロック手段と、を備え、前記ロック手段を解除して前記蓋体が開放可能となると、前記回動手段が前記ベース部を開方向に回動させ、前記上昇手段が前記カップ把持アームを前記ベース部から前記所定距離だけ上昇させることを特徴とする。
この態様のカップホルダーによれば、収納時にはカップ把持アームの高さを低くすることで収納に必要なスペースを小さくするとともに、ロック手段を解除するだけでベース部を開放させかつカップ把持アームを上昇させることで、大型のカップ等でも安定して使用できるカップホルダーを提供することが可能となる。
本発明のカップホルダーの他の態様は、車両内装の一部に設けられたカップホルダーであって、前記車両内装の一部に固定され、少なくとも一方向に開放された開口部を有するボックス本体と、前記ボックス本体に固定され、前記開口部の開放方向に布設されたガイド溝と、前記ガイド溝にスライド可能に係止され、前記開放方向を長軸とする長孔が形成されたレール部と、前記レール部の前記開放方向の一端に回動可能に取付けられたベース部と、一端が前記ベース部に回動可能に係止され、他端が前記レール部の前記長孔にスライド可能に係止された回転軸に連結された支持片と、前記ベース部に上昇可能に取付けられたカップ把持アームと、前記ベース部の外表面に固定され、前記ベース部及び前記カップ把持アームを前記ボックス本体に収納して前記開口部と接合可能に形成された蓋体と、前記レール部を前記ガイド溝に沿ってスライドさせることで前記ベース部を前記ボックス本体から引出す引出し手段と、前記ベース部と前記支持片との係止位置に設置されて前記ベース部を開方向に回動させる回動手段と、前記カップ把持アームを前記ベース部から所定距離だけ上昇させる上昇手段と、前記蓋体を前記開口部に接合させた閉状態でロックするロック手段と、を備え、前記ロック手段を解除して前記蓋体が開放可能となると、前記引出し手段が前記ベース部を前記ボックス本体から引出し、前記回動手段が前記ベース部を開方向に回動させ、前記上昇手段が前記カップ把持アームを前記ベース部から前記所定距離だけ上昇させることを特徴とする。
この態様のカップホルダーによれば、さらに引出し手段を設けて開放時にベース部を引き出すように構成することで、カップホルダーが離れて設置されている場合でも、使用時には近くまで引き出されることで使いやすいカップホルダーを提供することができる。
本発明のカップホルダーの他の態様は、前記上昇手段が、前記カップ把持アームを前記ベース部上に取り付けた位置に圧縮バネを備え、前記蓋体が閉状態のときには前記カップ把持アームが押圧されて前記圧縮バネを圧縮し、前記蓋体が開放されると前記カップ把持アームが移動可能となって前記圧縮バネの伸張により所定距離だけ上昇することを特徴とする。
この態様のカップホルダーによれば、カップ把持アームを圧縮バネを用いて上昇させるようにすることで、カップ把持アームの上昇手段を容易に実現することが可能となる。
本発明のカップホルダーの他の態様は、前記引出し手段が、前記ボックス本体に固定された巻取り部と、先端が前記レール部に固定されて前記巻取り部に巻取られるよう付勢されたバネ片とからなり、前記蓋体を前記開口部に接合させた閉状態のときに前記バネ片が前記巻取り部から引出され、前記ロック手段を解除して前記蓋体が開放可能となると、前記バネ片が前記巻取り部に巻取られることで前記レール部が前記ガイド溝に沿ってスライドしながら前記ベース部を引出すことを特徴とする。
この態様のカップホルダーによれば、巻取り部とバネ片とからなる引出し手段を用いることで、ロック手段を解除したときにベース部が引き出されるようにすることができる。
本発明のカップホルダーの他の態様は、前記回動手段が、前記ベース部と前記支持片との係止位置に渦巻きバネを備え、前記渦巻きバネが、前記蓋体が閉状態のときに巻き取られて前記蓋体の開方向に前記支持片を回動させるよう付勢されていることを特徴とする。
この態様のカップホルダーによれば、渦巻きバネをベース部と支持片との係止位置に設けることで、ロック手段を解除したときにベース部が開放されるようにすることができる。
本発明のカップホルダーの他の態様は、前記カップ把持アームが、前記ベース部上に載置されるカップの側面を押圧して把持するカップ把持片を備えていることを特徴とする。
この態様のカップホルダーによれば、カップ把持アームにカップ把持片を設けることで、大型のカップだけでなく従来の大きさのカップも安定に把持することが可能となる。
本発明のカップホルダーの他の態様は、前記カップ把持アームと対向する位置に、前記カップの側面を把持する後方把持部をさらに備え、前記後方把持部が、前記蓋体を閉状態としたときには前記ボックス本体の内部に収納されるよう前記ベース部に回動可能に係止されていることを特徴とする。
この態様のカップホルダーによれば、後方把持部を設けることで大型のカップをさらに安定に把持することが可能となり、後方把持部をベース部に回動可能に係止することで、収納に必要なスペースも小さくすることができる。
本発明のカップホルダーの他の態様は、前記ベース部が全開されて使用可能状態になると、前記支持片の長辺が前記ベース部に密接されることで前記使用可能状態が保持されることを特徴とする。
この態様のカップホルダーによれば、支持片の長辺をベース部に密接させることで、使用可能状態を安定に保持することが可能となる。
本発明によれば、収納時にはカップを保持するアーム等を小さくすることで、収納に必要なスペースを小さくする一方、一操作のみでアーム等を大きくして大型のカップでも保持可能な状態になるカップホルダーを提供することができる。
本発明の好ましい実施の形態におけるカップホルダーについて、図面を参照して詳細に説明する。なお、同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。
本発明の実施の形態に係るカップホルダーを、図1を用いて詳細に説明する。同図は、カップホルダー100が使用可能となっているときの状態を示す斜視図である。本実施形態のカップホルダー100は、カップを載置するための載置台となるベース部120と、カップの転倒を防止して安定に保持するためのカップ把持アーム130及び後方把持部140とを備えており、カップ把持アーム130と後方把持部140との間にカップ等を上方から挿入してベース部120上に載置するようにして用いる。
カップホルダー100は、車両の内部に設けられたアームレストやインスツルメントパネル等の内装の一部に設置して用いられるものであり、ボックス本体110が内装の一部に固定される。そのため、ボックス本体110の形状は、設置される内装の形状に合わせて決定することができる。
ボックス本体110は、少なくとも一方向に開放された開口部111を有しており、カップホルダー100を使用しないときは、蓋体150を開口部111に嵌合させて閉じることが可能な構造となっている。カップホルダー100を使用するときには、蓋体150を前方に倒して開口部111を開放することで、ボックス本体110に収納されているベース部120、カップ把持アーム130、後方把持部140等を開口部111から引出し、図1に示すようなカップ等を載置できる状態にして用いる。
本実施形態のカップホルダー100は、従来の普通サイズのカップだけでなく、ペットボトルや大型サイズのドリンクカップ等も把持できるように構成されており、特に従来のカップより高さの大きいものに対しても、これを安定的に把持できるようにしている。すなわち、カップホルダー100が使用可能な状態では、カップ等の転倒を防止するためにカップ把持アーム130と後方把持部140とが対向する位置に立設されており、さらに、高さの大きいカップ等を安定的に把持させるために、カップ把持アーム130が高い位置まで上昇するように構成されている。
カップ把持アーム130が常に高い位置で固定されていると、カップホルダー100を使用しないときにこれをボックス本体110内に収納できるようにするためには、ボックス本体110をカップ把持アーム130の高さに合わせて大きくする必要がある。しかし、ボックス本体110を大きくしてしまうと、カップホルダー100が設置できるスペースを確保することが極めて困難になってしまい実用的ではない。
そこで、本実施形態のカップホルダー100では、カップホルダー100を使用しないときにはカップ把持アーム130を下方に押し下げてボックス本体110に収納するように構成しており、これにより収納に必要なスペースを小さくしてボックス本体110の小型化を実現している。
また、本実施形態のカップホルダー100は、カップを保持するベース部120等をボックス本体110から所定距離だけ引き出して使用するように構成されており、例えばボックス本体110がインスツルメントパネル等の離れた位置に固定されている場合に、ベース部120等が近くに引出されることでカップ等を載置しやすくしている。カップホルダー100を使用しないときには、引き出されたのと同じ距離だけ押し縮めてボックス本体110に収納することができる。
上記のように、本実施形態のカップホルダー100を使用するために蓋体150を開放すると、蓋体150とともにベース部120が所定角度だけ回転するが、それと同時に前方水平方向にも引き出される。さらに、カップ把持アーム130も同時に上昇することで、蓋体150が全開となったときには、大型カップ等でも使用可能な図1の状態になるように構成されている。
本実施形態のカップホルダー100の詳細な構造を、図2及び図3を用いてさらに詳細に説明する。図2はカップホルダー100が使用可能状態にあるときの側面図であり、図3は同じく使用可能状態にあるときの上面図である。
カップホルダー100には、蓋体150を開口部111に嵌合させて閉止するためのロック手段160が備えられており、ボックス本体110に設けられた解除ボタン161とフック162、及びベース部120に設けられた係止部163とから構成されている。蓋体150がボックス本体110に嵌合されているときは、フック162が係止部163に係止されることで閉止状態を維持している。また、閉止状態で解除ボタン161を押下すると、フック162が係止部163からはずれてロック手段160が解除される。
ロック手段160が解除されると、蓋体150及びベース部120が前方に開放され、これとともにボックス本体110内に収納されているベース部120、カップ把持アーム130、後方把持部140等が使用可能状態に展開される。すなわち、本実施形態では、解除ボタン161を押下する一操作だけで、大型カップ等でも安定的に載置できる使用可能状態を実現するように構成されている。
解除ボタン161を押下する操作だけでカップホルダー100が閉止状態から使用可能状態に移行するように、カップホルダー100には、ベース部120等を前方水平方向に引き出す手段と、蓋体150及びベース部120を一体に前方に回動させる手段と、カップ把持アーム130を所定高さまで上昇させる手段とが備えられており、ロック手段160を解除したときにこれらの各手段が動作するようにしている。以下では、各手段の構造について詳細に説明する。
まず、ロック手段160を解除したときに、ベース部120等を前方水平方向に引き出す手段について説明する。ベース部120を前方水平方向に引き出し可能とするために、ボックス本体110の両側面113a、bにはガイド溝112a、112bが略水平方向に形成されており、このガイド溝112a、112bに沿って略水平方向にスライド可能にレール片171a、171bが設けられている。
このレール片171a、171bの前方端部とベース部120の端部とが回動可能にレール係止部121で係止されており、レール片171a、171bがそれぞれガイド溝112a、112bに沿って前方水平方向にスライドすることにより、ベース部120が前方水平方向に引出される構造としている。
レール片171aと171bとは、ボックス本体110の底面115の裏側で連結されて一体のレール部170を構成している。従って、ロック手段160の解除に伴って、レール片171aと171bとが一体にガイド溝112a、112bをスライドして前方に引き出される。
レール部170を前方水平方向にスライドさせる手段として、ボックス本体110の底面115の裏側に引出し手段180を設けている。引出し手段180は、底面115の裏側に固定された巻取り部181と、巻取り部181から引出されて先端をレール部170に固定されたバネ片182とで構成されており、バネ片182は巻取り部181に巻取られるよう付勢されている。
引出し手段180の概略構造を、図4に示すカップホルダー100の下面図を用いて説明する。引出し手段180は、巻取り部181とバネ片182とで構成されており、巻取り部181がボックス本体110の底面115の裏側に固定され、バネ片182の端部182aがレール部170のレール連結片172に固定されている。レール連結片172は、レール片171aと171bとをボックス本体110の底面115裏側で連結している部材である。
バネ片182は、巻取り部181に巻き取られるように付勢されており、このバネ力でレール部170を引き出すようにしている。すなわち、カップホルダー100が閉止された状態ではバネ片182が巻取り部181から引き出された状態となり、レール連結片172にはバネ片182から引き出し方向に引っ張られるバネ力が加えられている。そして、ロック手段160が解除されてベース部120が開放可能となると、レール連結片172に加えられたバネ力によってレール部170が前方に引き出される。
上記のようにレール部170がガイド溝112に沿ってボックス本体110の前方に引き出されると、レール部170の前方端部に回動可能に係止されたベース部120もボックス本体110の前方に引き出される。
次に、ロック手段160を解除したときに、蓋体150及びベース部120を一体に前方に回動させる手段について説明する。蓋体150はベース部120に一体に固定されており、ベース部120がレール係止部121で回動可能にレール部170の前方端部に係止されている。レール係止部121を中心にベース部120を前方に回動させるために、支持片190が回動可能に支持片係止部122でベース部120に係止されている。
係止片190の一端をベース部120に回動可能に係止している支持片係止部122には、ベース部120を回動させるための回動手段が設けられている。支持片係止部122は、ベース部120側に形成された軸受部122aと、支持片190の一端に設けられた回転軸122b、及び回動手段としての渦巻きバネ122cとで構成されている。
図2において、渦巻きバネ122cは、ベース部120側に固定されて回転軸122bを中心に支持片190を右周りに回転させるように付勢されている。一方、支持片190の他端は、両端がレール片171a、171bに係止されたスライド回転軸191に回動可能に係止されている。レール片171a、171bには、引き出し方向を長軸とする長孔173a、173bがそれぞれ形成されており、それぞれの長孔173a、173bにスライド可能にスライド回転軸191の両端がスライド部材192a、192bを介して係止されている。
上記のように、渦巻きバネ122cが回転軸122bを中心に支持片190を図面右周りに回転させようとすると、支持片190の他端がスライド回転軸191に回動可能に連結されていることから、回転軸191を中心に支持片190の一端を左回りに回転させようとする回転力となる。その結果、ベース部120を下方向に押し付ける力となり、ベース部120がレール係止部121を中心に左回りに回動する。
また、ベース部120が左回りに回動するのに伴って、支持片190の他端に連結されたスライド回転軸191が引き出し方向に引っ張られてレール片171a、171bの各長孔173a、173bをスライドする。そして、支持片190の長辺がベース部120に接する位置まで回転すると、ベース部120の回転が停止してほぼ水平に安定に固定される。
次に、ロック手段160を解除したときに、カップ把持アーム130を所定高さまで上昇させる手段について説明する。カップ把持アーム130は、カップを把持するためのアーム部131とカップ把持片132、及びアーム部131をベース部120上に支持するためのアーム支持部133とで構成されている。
カップ把持アーム130を所定高さまで上昇させるために、アーム支持部133には圧縮バネ134が内蔵されており、この圧縮バネ134の反発力によってカップ把持アーム130が上方に押し上げられる構造としている。また、アーム支持部133には図示しないストッパが設けられており、これによりカップ把持アーム130が所定の距離だけ上昇した位置で停止するように構成されている。
カップ把持片132は、アーム部131の端部に回動可能に係止されており、アーム部131との角度を小さくする方向に付勢されている。これにより、アーム部131とカップ把持片132との間に挿入されたカップ等に対し、その大きさに合わせて安定的に把持できるようにしている。
カップホルダー100には、ベース部120上に載置されたカップ等を安定的に把持するために、さらに後方把持部140が設けられている。後方把持部140は、後方把持片141とこれを支持している支持台142とで構成されており、支持台142が支持台係止部143でベース部120に回動可能に係止されている。
後方把持部140は、カップホルダー100が開放されるとき、ベース部120の回動に伴って支持台142がベース部120上に立設し、これにより後方把持片141がアーム部131と対向する位置に来るように構成されている。また、カップホルダー100を閉止するときは、支持台142が支持台係止部143を回転軸として回転しながらボックス本体110の内部に収納される。
次に、図5、図6及び図2を用いて、カップホルダー100が閉止状態のときから、使用可能な全開状態になるまでの過程における各部位の動作について説明する。図5はカップホルダー100が閉止状態のときの側面図を示しており、図6は途中まで開放されたときの側面図を示している。図2に示した全開状態のときの側面図と合わせて、カップホルダー100の動作を以下に説明する。
図5に示す全閉状態において、カップ把持アーム130は、ボックス本体110の上部背面114aに押圧されて高さが押し縮められており、これによりアーム支持部133に内蔵されている圧縮バネ134も圧縮されてアーム部131を上昇させる方向に強く付勢されている。後方把持部140は、支持台係止部143を軸に回転してボックス本体110に収納されている。
また、支持片190は、支持片係止部122を中心に図面左回りに回転された状態でボックス本体110の内部に収納されており、渦巻きバネ122cには支持片190を右回りに回転させようとするバネ力が付勢されている。
さらに、ベース部120が図面右方向に移動されてロック手段160で係止されていることから、レール部170もガイド溝112の右奥まで押し込まれた状態で収納されている。これに伴い、レール連結片172が右側に移動してバネ片182を巻取り部181から引き出しており、これによりバネ片182が巻取り部181に巻き取られる方向に付勢されてレール連結片172に左方向の張力を加えている。
上記のように、カップホルダー100が閉止された状態では、カップ把持アーム130、支持片190、及びレール部170のいずれもが、開放方向に付勢された状態でボックス本体110に収納されている。
次に解除ボタン161を押下してロック手段160を解除すると、カップ把持アーム130、支持片190、及びレール部170は、閉止時に付勢されていたそれぞれのバネ力で所定の動作を行い、一時的に図6に示すような状態になる。すなわち、カップ把持アーム130は、圧縮バネ134が伸張することによって上方に押し上げられ、支持片190は渦巻きバネ122cからのバネ力によってベース部120を下方に押し下げようとし、その結果ベース部120がレール係止部121を中心に左回りに回転する。
さらに、レール部170は、バネ片182が巻取り部181に巻き取られることでレール連結片172が左方向に移動し、これに伴ってレール片171a、171bがガイド溝112に沿って左方向に引き出される。その結果、レール片171a、171bに回動可能に係止されているベース部120も左方向に引き出される。
図6に示すような状態を経過した後、カップ把持アーム130、支持片190、及びレール部170に付勢されていたそれぞれのバネ力でさらにそれぞれの動作を継続し、図2に示す全開状態でそれぞれの動作を停止する。図2に示す全開状態では、カップ把持アーム130が所定の距離だけ上昇すると、図示しない所定のストッパでカップ把持アーム130の上昇を停止させている。
また、支持片190は、ベース部120を下方に押し下げながらスライド回転軸191を中心に左回りに回転し、支持片190の長辺がベース部120に接したときに回転を停止する。カップホルダー100は、支持片190の長辺がベース部120に接することで開放状態を安定的に保持している。
上記の通り、本実施形態のカップホルダー100は、解除ボタン161を押下してロック手段160を解除する1つの操作のみで、図2に示す全開状態が実現されて使用可能となる。また、カップ本体を把持するカップ把持アーム130も同時にせり出してくる形となり、多種の大きさのカップを置くことが可能となる。一方、カップホルダー100を閉止するときは、蓋体150を上方右方向に引き上げるだけで、図5に示す全閉状態にすることができる。
カップホルダー100が図2に示す全開状態のときには、カップ把持アーム130が高い位置まで上昇されていることから、従来のものより大きなカップやペットボトル等でも安定的に把持することが可能となっており、例えば北米で販売されているカップサイズ(32オンス)までのカップを把持させるようにすることが可能である。
一方、図5に示す全閉状態では、カップ把持アーム130が押し縮められて収納され、支持片190が回転及びスライドして収納され、さらにレール部170がガイド溝112押し込まれて収納されていることから、蓋体150からボックス本体110の下方背面114bまでの距離、すなわちカップホルダー100の全閉状態での奥行きを小さくすることが可能となっている。これにより、カップホルダー100を内装等に設置するのに必要なスペースを小さくして省スペース化を図ることが可能となっている。
本発明の別の実施形態に係るカップホルダーを、図7を用いて詳細に説明する。図7は、本実施形態のカップホルダー200が使用可能状態にあるときの側面図を示している。本実施形態のカップホルダー200は、ベース部120が前方に引き出されずに回転のみで開放されるように構成されている。
本実施形態では、ベース部120を前方に引き出す必要が無いため、カップホルダー100でベース部120の引き出しに必要であった手段等が省略されている。まず、ボックス本体110の左右の側面113a、bに形成されていたガイド溝112が不要となり、レール片171a、171bを側面113a、bに直接固定することができる。その結果、レール片171aと171bとを一体に連結していたレール連結片172も不要となる。さらに、レール部170を前方に引き出すための引出し手段180も不要となる。
上記の通り、本実施形態のカップホルダー200は、引出し手段等を不要とすることで構成を簡略化することができ、コスト低減を図ることが可能となる。本実施形態のカップホルダー200は、ボックス本体110の設置位置に近い位置で使用可能となることから、例えばアームレストに設置して用いるのに好適である。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係るカップホルダーの一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態におけるカップホルダーの細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施形態に係るカップホルダーが使用可能となっているときの斜視図である。 本発明の実施形態に係るカップホルダーが使用可能となっているときの側面図である。 本発明の実施形態に係るカップホルダーが使用可能となっているときの上面図である。 本発明の実施形態に係るカップホルダーが使用可能となっているときの下面図である。 本発明の実施形態に係るカップホルダーが閉止状態及び開放途中の状態にあるときの側面図である。 本発明の別の実施形態に係るカップホルダーが使用可能となっているときの側面図である。 本発明の別の実施形態に係るカップホルダーが使用可能となっているときの側面図である。 従来のカップホルダーの実施例を示す斜視図である。 従来のカップホルダーの別の実施例を示す斜視図である。
符号の説明
100、200、900、910 カップホルダー
110 ボックス本体
111 開口部
112 ガイド溝
120 ベース部
121 レール係止部
122 支持片係止部
130 カップ把持アーム
131 アーム部
132 カップ把持片
133 アーム支持部
134 圧縮バネ
140 後方把持部
141 後方把持片
142 支持台
143 支持台係止部
150 蓋体
160 ロック手段
170 レール部
171 レール片
172 レール連結片
173 長孔
180 引出し手段
181 巻取り部
182 バネ片
190 支持片
191 スライド回転軸
901、911 カップ把持部

Claims (8)

  1. 車両内装の一部に設けられたカップホルダーであって、
    前記車両内装の一部に固定され、少なくとも一方向に開放された開口部を有するボックス本体と、
    前記ボックス本体に固定され、前記開口部の開放方向を長軸とする長孔が形成されたレール部と、
    前記レール部の前記開放方向の一端に回動可能に取付けられたベース部と、
    一端が前記ベース部に回動可能に係止され、他端が前記レール部の前記長孔にスライド可能に係止された回転軸に連結された支持片と、
    前記ベース部に上昇可能に取付けられたカップ把持アームと、
    前記ベース部の外表面に固定され、前記ベース部及び前記カップ把持アームを前記ボックス本体に収納して前記開口部と接合可能に形成された蓋体と、
    前記ベース部と前記支持片との係止位置に設置されて前記ベース部を開方向に回動させる回動手段と、
    前記カップ把持アームを前記ベース部から所定距離だけ上昇させる上昇手段と、
    前記蓋体を前記開口部に接合させた閉状態でロックするロック手段と、を備え、
    前記ロック手段を解除して前記蓋体が開放可能となると、前記回動手段が前記ベース部を開方向に回動させ、前記上昇手段が前記カップ把持アームを前記ベース部から前記所定距離だけ上昇させる
    ことを特徴とするカップホルダー。
  2. 車両内装の一部に設けられたカップホルダーであって、
    前記車両内装の一部に固定され、少なくとも一方向に開放された開口部を有するボックス本体と、
    前記ボックス本体に固定され、前記開口部の開放方向に布設されたガイド溝と、
    前記ガイド溝にスライド可能に係止され、前記開放方向を長軸とする長孔が形成されたレール部と、
    前記レール部の前記開放方向の一端に回動可能に取付けられたベース部と、
    一端が前記ベース部に回動可能に係止され、他端が前記レール部の前記長孔にスライド可能に係止された回転軸に連結された支持片と、
    前記ベース部に上昇可能に取付けられたカップ把持アームと、
    前記ベース部の外表面に固定され、前記ベース部及び前記カップ把持アームを前記ボックス本体に収納して前記開口部と接合可能に形成された蓋体と、
    前記レール部を前記ガイド溝に沿ってスライドさせることで前記ベース部を前記ボックス本体から引出す引出し手段と、
    前記ベース部と前記支持片との係止位置に設置されて前記ベース部を開方向に回動させる回動手段と、
    前記カップ把持アームを前記ベース部から所定距離だけ上昇させる上昇手段と、
    前記蓋体を前記開口部に接合させた閉状態でロックするロック手段と、を備え、
    前記ロック手段を解除して前記蓋体が開放可能となると、前記引出し手段が前記ベース部を前記ボックス本体から引出し、前記回動手段が前記ベース部を開方向に回動させ、前記上昇手段が前記カップ把持アームを前記ベース部から前記所定距離だけ上昇させる
    ことを特徴とするカップホルダー。
  3. 前記上昇手段は、前記カップ把持アームを前記ベース部上に取り付けた位置に圧縮バネを備え、
    前記蓋体が閉状態のときには前記カップ把持アームが押圧されて前記圧縮バネを圧縮し、
    前記蓋体が開放されると前記カップ把持アームが移動可能となって前記圧縮バネの伸張により所定距離だけ上昇する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカップホルダー。
  4. 前記引出し手段は、前記ボックス本体に固定された巻取り部と、先端が前記レール部に固定されて前記巻取り部に巻取られるよう付勢されたバネ片とからなり、
    前記蓋体を前記開口部に接合させた閉状態のときに前記バネ片が前記巻取り部から引出され、前記ロック手段を解除して前記蓋体が開放可能となると、前記バネ片が前記巻取り部に巻取られることで前記レール部が前記ガイド溝に沿ってスライドしながら前記ベース部を引出す
    ことを特徴とする請求項2に記載のカップホルダー。
  5. 前記回動手段は、前記ベース部と前記支持片との係止位置に渦巻きバネを備え、
    前記渦巻きバネは、前記蓋体が閉状態のときに巻き取られて前記蓋体の開方向に前記支持片を回動させるよう付勢されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカップホルダー。
  6. 前記カップ把持アームは、前記ベース部上に載置されるカップの側面を押圧して把持するカップ把持片を備えている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカップホルダー。
  7. 前記カップ把持アームと対向する位置に、前記カップの側面を把持する後方把持部をさらに備え、
    前記後方把持部は、前記蓋体を閉状態としたときには前記ボックス本体の内部に収納されるよう前記ベース部に回動可能に係止されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカップホルダー。
  8. 前記ベース部が全開されて使用可能状態になると、前記支持片の長辺が前記ベース部に密接されることで前記使用可能状態が保持される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカップホルダー。

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