JP3513230B2 - 携帯用容器の折り畳み式把手 - Google Patents
携帯用容器の折り畳み式把手Info
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- JP3513230B2 JP3513230B2 JP25587094A JP25587094A JP3513230B2 JP 3513230 B2 JP3513230 B2 JP 3513230B2 JP 25587094 A JP25587094 A JP 25587094A JP 25587094 A JP25587094 A JP 25587094A JP 3513230 B2 JP3513230 B2 JP 3513230B2
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- Japan
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- handle
- support portion
- container
- wall
- upper handle
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- Expired - Lifetime
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- Portable Outdoor Equipment (AREA)
- Table Devices Or Equipment (AREA)
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
式把手に関し、操作性を維持しつつ、構成に必要な部品
を簡単かつ減少させ、組立作業性の向上および組立コス
トの低減を図ったものである。
器は、吊り紐(ストラップ)で肩に吊り下げる外カバン
等に収納して持ち運ばれるようになり、また一方注水時
に容器を保持し、安全に注水し得るよう、胴部に把手が
取り付けられるようになった。
従来の把手は、容器の胴部外面から大きく突き出してい
るため、これを吊り下げて携行すると、容器の外側に突
出した把手が身体に当たる等邪魔になり、またカバン等
に収納する際にも把手の空間を確保する必要があり不便
であった。
外壁に密着させ、場所を取らない把手が取り付けられる
ようになった。このような把手のなかには、把手引き出
し状態と収納状態の把手の変形を片手で容易に行うこと
ができ、操作性に優れたものがある(例えば実願平3−
43153号)。ところが、このような把手は、部品点
数が非常に多く、部品の構成が複雑かつ組立作業が困難
で、組立コストが非常に高くなるという欠点があった。
ものであって、構成する部品点数を低減し、組立作業性
の向上、および組立コストの低減を図った携帯用容器の
折り畳み式把手を提供することを目的としている。
めに、本発明の携帯用容器の折り畳み式把手は、上端部
に軸支部を有する上把手と下端部に軸支部を有する下把
手とを回動自在にヒンジ結合して一体となった把手部材
を、容器外壁の上部に設けた上把手支持部に上記上把手
軸支部を軸支し、下部に設けた下把手支持部に上記下把
手軸支部を軸支して容器外壁に配した折り畳み式把手で
あって、前記上把手支持部は、下部に前記上把手軸支部
が摺動自在に挿通される開口と、前記上把手軸支部を軸
支しかつ上下に移動可能とする長孔の軸受け溝を配した
側壁と、前記上把手の回動を制限する係止壁とを有する
箱状体であり、前記下把手支持部は、前記下把手軸支部
を軸支しかつ上下に移動可能とする長孔の軸受け溝を配
した側壁と、下把手の下端に接してこれを上方に付勢す
る弾性体とを備えてなり、かつ前記下把手に、容器側に
膨出し、該下把手が下方に向け移動する時に前記下把手
支持部に当接する段部が設けられたことを特徴とする。
動可能に貫通し、前記上把手の上端を押接するプッシュ
ボタンを有するものでもよい。また、前記プッシュボタ
ンは上把手支持部に配された弾性体によって上方に付勢
されていることが好ましい。
ば、直線状に伸びた状態で収納されている把手が容器に
沿って押し下げられると、上把手上端の上把手軸支部が
上把手支持部の係止壁から外れ、下把手の容器側の面に
膨出するように形成された段部が、前記下把手が下方に
押し下げられた際に下把手支持部の上端と当接し、前記
下把手が外側に押されて下把手の上端部が外側を向き、
この下把手と上把手とからなる把手が接続部でく字型に
屈曲する。そして、下把手支持部に配された弾性体によ
って、把手は屈曲した状態で上方に押し上げられ、上把
手軸支部の外側に形成された平面状の部分が上把手支持
部の係止壁の下端に接して、把手は屈曲した状態を保つ
ことができる。
字型に屈曲した把手を容器の外壁面に押し付けると、上
把手支持軸が上把手軸受け溝を、下把手支持軸が下把手
軸受け溝をそれぞれ摺動し、把手が直線状に伸び、さら
に下把手支持部に設けられた弾性体によって上方に押し
上げられ、上把手支持部に上把手軸支部が嵌挿され、上
把手の外側に形成された接触面が係止壁の下端に当接し
て収納が完了する。この収納状態では、下把手支持部に
配された弾性体によって把手が常に上方に付勢され、か
つ、係止壁によって上把手の可動方向が容器の壁面に沿
った上下方向のみに制限されるため、把手の屈曲が抑え
られ、誤動作によって把手引き出し状態に変形されるこ
とがない。
シュボタンが配された携帯用容器の折り畳み式把手によ
れば、このプッシュボタンを下方に押し下げると、上把
手軸支部が上把手支持部の係止壁から外れ、下把手に形
成された段部が下把手支持部の上端と当接し、上記と同
様に把手が屈曲して把手引き出し状態に変形される。把
手が収納された状態では、把手が弾性体によって上方に
付勢されると共に、前記プッシュボタンも上方に押し戻
される。
に付勢する弾性体が、上記上把手支持部の上壁に配され
ているものでは、把手引き出し状態においてもプッシュ
ボタンが上方に押し上げられた状態が維持されるため、
振動等によってプッシュボタンが上下することがない。
の折り畳み式把手の第一実施例を示すもので、図中符号
1は真空二重構造の携帯用保温容器(以下容器という)
である。この容器1の胴部外壁面の上部には円環状にこ
の容器1を取り囲む肩部材2が形成されている。この肩
部材2には、下方が開口した箱状の上把手支持部3が設
けられている。
aが形成された両側の側壁4、4と、前記容器1の外壁
面に対向して設けられ上把手上端の上方への移動と回動
とを規制する係止壁5と、上部を覆う上壁とから構成さ
れている。前記側壁4、4に形成された軸受け溝4a、
4aは、上下方向に延びる長孔であり、上把手支持部3
の両側の側壁4、4にそれぞれ対向して形成されてい
る。
され、これらは互いに上把手下端と下把手上端とがヒン
ジ軸14によって回動自在に接続されている。前記上把
手6は、上把手6の上部に形成された上把手軸支部7
と、この上把手軸支部7の両側面を垂直に貫通する上把
手支持軸8とを有する。この上把手軸支部7は、上把手
6を容器外壁に沿わせた状態で、前記上把手支持部3の
開口部に嵌挿されるもので、前記開口部にこの上把手軸
支部7が嵌挿された状態では把手が前記係止壁5に阻ま
れるため屈曲することがない。
には前記係止壁5に、使用時には係止壁5の下端に密着
できるように平面状を成している。また、把手の引き出
し時と収納時の変形が滑らかとなるよう、この上把手軸
支部7の容器側の面は凸状に湾曲している。さらに、こ
の上把手軸支部の外側の付け根の部分には突出した接触
面9が形成され、上記係止壁5の下端に当接して、これ
より深く上把手6が入らないようにしている。
手支持部3の軸受け溝4a、4aに嵌合して、上下に摺
動する上把手支持軸8が設けられている。この上把手支
持軸8は、前記上把手軸支部7の側面を垂直に貫通した
ものや、前記上把手軸支部7と一体で両側面から突出し
たものであってもよい。
部11と、下把手下端の両側面を垂直に貫通する下把手
支持軸12とを有する。前記段部11は、下方から上方
に向けて徐々に膨出する傾斜面を成すものであれば、凸
状に突出したものや、下把手の厚さをこの段部11を境
として下端側を薄くした場合の境界部の傾斜面であって
もよい。下把手支持軸12は、下把手支持部15に下把
手10を摺動可能に取り付けるもので、前記上把手支持
軸8と同様に、下把手10と一体となっているものであ
ってもよい。
7、上壁18、下壁19、および容器外壁に対向する壁
面20とから構成される箱状のもので、容器1の下部に
形成された容器1を円環状に取り囲むリング16上で、
前記上把手支持部3に対向する位置に配されている。こ
の下把手支持部15の側壁17、17には、下把手下端
の側面に設けられた下把手支持軸12が嵌合して摺動す
るための、上下方向に延びる長孔の軸受け溝30、30
がそれぞれ対向して形成されている。
は、上記下把手の下端に接して、下把手を上方に付勢す
る弾性体31が設けられている。この弾性体31として
は、コイル状のバネ等を用いることが好ましい。この下
把手支持部15の上壁18から容器外壁に対向する壁面
20にかけての下把手支持部の上端部21は、上記下把
手10に形成された段部11が当接し、滑り動くことが
できるよう緩やかに湾曲している。
から図2に示す把手引き出し状態への操作を簡単に実施
することができる。即ち、上述の容器1に取り付けられ
た把手を引き出すには、直線状に伸びた状態で収納され
ている把手を、容器外壁に沿って上把手上端の上把手軸
支部7が上把手支持部3の係止壁5から外れるまで下方
に押し下げて把手を回動可能にする。このとき、下把手
10の容器側の面に膨出するように形成された段部11
が下把手支持部15の上端部21に当接し、前記下把手
が外側に押されて、この下把手10とヒンジ軸で回動自
在に接続された上把手6とが、く字型に屈曲する。さら
に、下把手支持部15の下部に配された弾性体31によ
って、把手が屈曲した状態のまま上方に付勢されるた
め、上把手軸支部7外側の平面状の部分が上把手支持部
3の係止壁5の下端に接して把手引き出し状態を維持す
ることができる。
屈曲した把手を容器1の外壁面に押し付けると、上把手
支持軸8が上把手軸受け溝4aを、下把手支持軸12が
下把手軸受け溝30をそれぞれ摺動して把手が直線状に
伸びると共に、下把手10の下端が弾性体31によって
上方に押し上げられ、上把手支持部3に上把手軸支部7
が嵌挿され、上把手6の外側に形成された接触面9が係
止壁5の下端に当接し把手が収納される。この収納状態
では、弾性体31によって把手が常に上方に付勢され、
かつ、係止壁5によって上把手6の運動方向が容器1に
沿った上下方向のみに制限されるため、この状態から直
接把手が屈曲してしまうことがなく、誤動作等で把手引
き出し状態に変形してしまうことがない。
よれば、コンパクトでかつ操作性を維持したまま、構成
部品が簡単なものであると同時に、構成に必要な部品点
数を低減することができるため、組立作業が容易にな
り、組立コストを抑えることができる。
の第二実施例を示すものであり、この実施例の把手は、
上把手支持部3の上壁に上把手6を下方に押し下げるた
めのプッシュボタン40を取り付けた構成になってい
る。このプッシュボタン40は、上壁を貫通して箱状の
上把手支持部3内を上下するもので、プッシュボタン4
0を下方に押し込むと、その下端が係止壁5の下端まで
摺動するものである。
壁を貫通するプッシュボタン40を下方に押し下げる
と、上把手6上端の上把手軸支部7が上把手支持部3の
係止壁5から外れ、下把手10に設けられた段部11が
下把手支持部15の上端に当接し、上記第一の例での説
明と同様に把手が屈曲して図4に示すような把手引き出
し状態へと変形する。把手を収納する場合には、上記第
一の例と同様に、容器1の外壁に把手を押し付けて直線
状に伸ばすと、下把手支持部15の下部に配された弾性
体31によって把手が上方に押し上げられ、上把手支持
部3に上把手軸支部7が嵌挿されて把手が収納される。
そして、前記弾性体31によって把手が上方に押し上げ
られると同時に、プッシュボタン40も上方に押し戻さ
れる。
ものにあっては、ボタン操作で図4に示すような把手引
き出し状態に変形することができるため操作性が著しく
向上する。また、このプッシュボタンを設けるために必
要な部品も簡単なものであるため、組立作業も容易であ
る。
施例を示すものであり、この実施例の把手は、プッシュ
ボタン40を常に上方に付勢する弾性体41を、上記上
把手支持部3に配した構成になっている。ここで用いる
弾性体41としては、コイル状のバネ等が好適である。
この場合、把手引き出し状態においてもプッシュボタン
が上方に押し上げられた状態が維持されることから、振
動等によってプッシュボタンが上下することがなく、美
観もよい。
器の折り畳み式把手は、下把手の容器側に、該下把手が
下方に押し下げられた時に下把手支持部の上端と当接す
る段部を設けた構成としたので、把手引き出し状態に変
形する際には、把手を下方に押し下げると、前記段部が
容器の外壁に設けられた下把手支持部の上端部に当接
し、前記下把手が外側に押されて、把手がく字形に屈曲
して把手引き出し状態となるため、操作性がよい。しか
もこの折り畳み式把手では、操作性を失うことなく、把
手を構成する部品を簡単なものとし、かつ部品点数を少
なくすることができる。従って本発明の折り畳み式把手
は、組立作業が容易となり、組立コストを低減させるこ
とができる。また、上把手支持部の上部にプッシュボタ
ンを設け、このプッシュボタンを操作することによっ
て、把手を把手引き出し状態に変形することができるも
のであれば、把手を構成する部品を複雑化してしまうこ
となく、操作性を一層向上させることができる。
納された状態の一部断面視した正面図である。
き出された状態の一部断面視した正面図である。
納された状態の一部断面視した正面図である。
き出された状態の一部断面視した正面図である。
納された状態の一部断面視した正面図である。
溝、5…係止壁、6…上把手、7…上把手軸支部、10
…下把手、11…段部、14…ヒンジ軸、15…下把手
支持部、17…側壁、30…軸受け溝、31…弾性体、
40…プッシュボタン、41…弾性体。
Claims (3)
- 【請求項1】 上端部に軸支部を有する上把手と下端部
に軸支部を有する下把手とを回動自在にヒンジ結合して
一体となった把手部材を、容器外壁の上部に設けた上把
手支持部に上記上把手軸支部を軸支し、下部に設けた下
把手支持部に上記下把手軸支部を軸支して容器外壁に配
した折り畳み式把手であって、 前記上把手支持部は、下部に前記上把手軸支部が摺動自
在に挿通される開口と、前記上把手軸支部を軸支しかつ
上下に移動可能とする長孔の軸受け溝を配した側壁と、
前記上把手の回動を制限する係止壁とを有する箱状体で
あり、前記下把手支持部は、前記下把手軸支部を軸支し
かつ上下に移動可能とする長孔の軸受け溝を配した側壁
と、下把手の下端に接してこれを上方に付勢する弾性体
とを備えてなり、かつ前記下把手に、容器側に膨出し、
該下把手が下方に向け移動する時に前記下把手支持部に
当接する段部が設けられたことを特徴とする携帯用容器
の折り畳み式把手。 - 【請求項2】 前記上把手支持部に、その上壁を摺動可
能に貫通し、前記上把手の上端を押接するプッシュボタ
ンを有することを特徴とする請求項1記載の携帯用容器
の折り畳み式把手。 - 【請求項3】 前記プッシュボタンが上把手支持部に配
された弾性体によって上方に付勢されていることを特徴
とする上記請求項2記載の携帯用容器の折り畳み式把
手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25587094A JP3513230B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 携帯用容器の折り畳み式把手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25587094A JP3513230B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 携帯用容器の折り畳み式把手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08117118A JPH08117118A (ja) | 1996-05-14 |
JP3513230B2 true JP3513230B2 (ja) | 2004-03-31 |
Family
ID=17284727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25587094A Expired - Lifetime JP3513230B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 携帯用容器の折り畳み式把手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3513230B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105725630B (zh) * | 2014-12-12 | 2017-10-03 | 刘明桐 | 具有弹性组装环的冲泡容器 |
US20170253380A1 (en) * | 2016-03-04 | 2017-09-07 | Ignite Usa, Llc | Portable Beverage Container With Robust, Collapsible Handle |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP25587094A patent/JP3513230B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08117118A (ja) | 1996-05-14 |
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