JPH0523126Y2 - - Google Patents

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JPH0523126Y2
JPH0523126Y2 JP1988044398U JP4439888U JPH0523126Y2 JP H0523126 Y2 JPH0523126 Y2 JP H0523126Y2 JP 1988044398 U JP1988044398 U JP 1988044398U JP 4439888 U JP4439888 U JP 4439888U JP H0523126 Y2 JPH0523126 Y2 JP H0523126Y2
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JP
Japan
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locking
locking device
hole
main body
shaft
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JP1988044398U
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JPH01155905U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、コンパクトの係止装置の改良に関
する。
【従来の技術】
従来このような係止装置は、本体2の前部壁面
24の内側に空間を設け、横に長い板バネの中央
を山なりに突出させ、該突出面の上端から上方
で、かつ前方に係止突起31を突設し概中央から
前方に向けて押し部32を突出させている物が比
較的に係合状態の良好な物であつた。又、蓋体1
の係止爪11に関しては本考案と同様であつた。
【考案が解決しようとする問題点】
この係止装置に依るときは、本体2の前部壁面
より収納凹部までの距離をある程度とらなければ
ならず、容器の外観と収納凹部とで造り出す縁部
の景観に、釣り合いの悪さを感じさせた。又、板
バネを山形に折曲して、その頂面概中央に押し部
を前方に向けて突出させ、該頂面の上端から係止
突起を突設してあるので、開る時には押し部に
かゝる力方向に後退するが、上方で蓋体1の係止
爪11係合し、しかも、下部が比較的に弱い板バ
ネであるから、上方の係合抵抗に依り全体に捻り
を生じ押し部を押す距離が長く成ると共に係合部
の押し付けが強くなり、はずれ難くなる。又、山
形の少しの歪みが押し部や係止突起に影響を及ぼ
し、押し部が本体に対して斜めに曲つて突出した
り、係止突起の係止爪11との係合不良を引き起
こしたりした。 この考案は従来のものがもつ以上のような問題
点を解消させ、余分な部分のない、そして完全な
係止装置を提供することを目的とする。
【問題点を解決する為の手段】
この目的を達成する為に、本考案は次のような
構成としている。すなわち、本考案に係るコンパ
クトは、蓋体1と本体2を後端部で開閉自在に枢
支し、蓋体1の前端部に内側に向けて突設した係
止爪11を設け、該爪に係り外れ自在な係止突起
を前後動自在で、しかも、絶ず前方に向けて付勢
して設けた係止装置を、本体2の該当位置に設
け、更に、本体2の上面に収納凹部を数ケ所設け
たコンパクトに於て、垂直な板体33の上端に、
該係止爪11に係り外れ自在な係止突起31を突
設し、下端から前方に向けて押し部32を突設
し、更に、該板体33の裏面から後方に向けて脱
抜不能に突設したシヤフト35からなる部分と、
該シヤフトの外側を伸縮自在に覆い該板体33を
絶ず前方に付勢するスプリング36からなる係止
装置3を前後動自在で、しかも、上下動不能に収
納し又、押し部を後退させる時スプリングの後端
部の後退を阻止する段部を設けた穴と、前部壁面
24に該押し部32が前後動自在で、しかも、回
動不能な孔26を本体2に設けた。
【作用】
押し部32を押すと板体33を基盤とする係止
突起31、押し部32、シヤフト35はシヤフト
35を摺動自在で、しかも、緩みなく包嵌する段
部25bにより左右上下のぶれなく後退する。そ
の時回転は孔26に摺動自在に挿嵌された押し部
32により止められる。指を放すと段部25bの
縁部と板体33の裏面で圧縮されたスプリング3
6の弾性により前方定位置に移動する。
【実施例】
この考案の1実施例を別紙添付の図面により詳
述する。 1は蓋体、金属薄板をプレス加工したもので後
部中央の端部を下方に延長し、該部を筒状に巻い
て蝶番と成し、又、前部中央の端部を下方に延長
し、該部を後方に向けて折曲した係止爪11を設
け、更に、裏面に鏡5を取り付けてある。 2は本体、プラスチツクで形成された上面21
に凹部22a,22bを中央の堤23を挟んで設
けてある。堤23は前部に係止装置3を前後動自
在に収納する穴25を穿設し、該穴の後部は立壁
23a,23bを残して穴蓋4を落し込む為の段
差25aを付けてある。又、該段差25aの前端
から中程までには係止装置3のシヤフト35が前
後動自在で、かつ、スプリング36の径より狭い
溝25bを穿設してある。更に、本体2の前側面
中央に係止装置3の押し部32を前後動自在に挿
入する孔26を設け、更に又、後部には蓋体1の
蝶番を開閉自在に枢支する蝶番部を設けてある。
3は係止装置、板体33の上端を上方に延長しそ
して更にその先端をU字状に折曲した係止突起3
1と、該板体33の下端を延長し該部分を前方に
向けて折曲し更に内側に向けて折り倒した押し部
32と、該板体33の中央に貫設した孔34に不
慮脱抜無く、しかも該板体に垂直に固定したシヤ
フト35と、該シヤフト35を伸縮動自在に覆う
スプリング36と、該スプリング36と本体2の
溝25bの縁の間に介在して、動をスムースにす
るワツシヤー37で構成され、本体2の穴25と
溝25bに前後動自在に収納され、係止突起31
を上方に、押し部を前方にそれぞれ突出させてい
る。又、ワツシヤー37は穴25の底、左右壁、
及び、下記穴蓋4の裏面に当接させ、内孔はシヤ
フト35を摺動自在で、かつ、ゆるみ無くなされ
ている。 4は穴蓋、金属薄板をプレス加工し上面から下
方に向けてコ字状に折曲し、前端はラツパ状に広
がり中央には係止突起31が突出する切欠部41
を設けている。
【考案の効果】
このような構成であるから、この考案は次のよ
うなすぐれた効果を奏する。まず、従来の物より
容器の容積を小さくすることが可能になり、又、
ゆるみが少なく成つたにもかかわらず動がスムー
スで、かつ、係合が確実になつた。
【図面の簡単な説明】
図はすべて本考案の1実施例の図で。第1図
は、従来のコンパクトの係止装置付近の一部抽出
透視斜視図。第2図は、本考案の1実施例の係止
装置付近の一部抽出透視斜視図。第3図は、本考
案の1実施例の一部抽出拡大縦断面図。第4図
は、本考案の1実施例の一部抽出分解斜視図。 符号の簡単な説明。1……蓋体、11……蓋体
係止爪、2……本体、21……本体 上面、2
2a……本体 凹部、22b……本体 凹部、2
3……本体 堤、24……本体 前部壁面、25
……本体 穴、25a……本体 段差、25b…
…本体 溝、26……本体 孔、3……係止装
置、31……係止装置 係止突起、32……係止
装置 押し部、33……係止装置 板体、34…
…係止装置 孔、35……係止装置 シヤフト、
36……係止装置 スプリング、37……係止装
置 ワツシヤー、4……穴蓋、41……穴蓋 切
欠部、5……鏡、6……両面テープ 鏡用、7…
…両面テープ 穴蓋用。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋体1と本体2を後端部で開閉自在に枢支し、
    蓋体1の前端部に内側に向けて突設した係止爪1
    1を設け、該爪に係り外れ自在な係止突起を前後
    動自在で、しかも、絶ず前方に向けて付勢して設
    けた係止装置を、本体2の前部に設置し、本体2
    の上面に収納凹部を数ケ所設けたコンパクトに於
    て、垂直な板体33の上端に係止爪11に係り外
    れ自在な係止突起31を突設し、下端から前方に
    向けて押し部32を突設し、該板体33の裏面か
    ら後方に向けて脱抜不能に突設したシヤフト35
    からなる部分と、該シヤフトの外側を伸縮自在に
    覆い該板体33を絶ず前方に付勢するスプリング
    36からなる係止装置3を前後動自在で、しか
    も、上下動不能に収納し又、押し部を後退させる
    時スプリングの後端部の後退を阻止し、シヤフト
    のふれを止める溝を有する穴を穿ち、前部壁面2
    4に該押し部32が前後動自在で、しかも、回動
    不能な孔26を本体2に設けたコンパクト。
JP1988044398U 1988-04-01 1988-04-01 Expired - Lifetime JPH0523126Y2 (ja)

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JPH01155905U JPH01155905U (ja) 1989-10-26
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814887U (ja) * 1981-07-20 1983-01-29 三洋電機株式会社 ドライクリ−ニング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60101005U (ja) * 1983-12-14 1985-07-10 株式会社吉野工業所 化粧用コンパクト

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814887U (ja) * 1981-07-20 1983-01-29 三洋電機株式会社 ドライクリ−ニング装置

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JPH01155905U (ja) 1989-10-26

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