JPH04312063A - 通信制御システム - Google Patents

通信制御システム

Info

Publication number
JPH04312063A
JPH04312063A JP3078809A JP7880991A JPH04312063A JP H04312063 A JPH04312063 A JP H04312063A JP 3078809 A JP3078809 A JP 3078809A JP 7880991 A JP7880991 A JP 7880991A JP H04312063 A JPH04312063 A JP H04312063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
communication
control device
connection
control system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3078809A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Sakoyama
佐子山 昇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP3078809A priority Critical patent/JPH04312063A/ja
Publication of JPH04312063A publication Critical patent/JPH04312063A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回線を介してデータの
伝送制御を行なう通信制御システムに係わり、特に、フ
ァクシミリ装置を入出力装置として用いたシステムにお
いて、一つの回線の接続先の切替制御を効率良く行ない
、システムの性能および信頼性を向上するのに好適な通
信制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、ファクシミリ装置は、画像情報の
通信装置として、広く普及しており、例えば、ファクシ
ミリ装置を、コンピュータに接続し、コンピュータの入
出力装置として用いる技術も開発されている。また、複
数のファクシミリ装置や電話機を収容して接続の切替を
制御するシステムでは、蓄積変換装置などを用いて、フ
ァクシミリ装置間のデータを一旦蓄積することにより、
効率の良い回線接続制御を行なうものがある。
【0003】ファクシミリ装置を端末装置とする通信シ
ステムにおいて、一つの回線を効率良く使用することを
目的とした従来技術には、例えば、特公平2−3153
9号公報に記載されているものがある。この技術は、フ
ァクシミリ蓄積変換装置を用いて、同一回線に接続され
た電話機やファクシミリ装置などへの着信を、効率良く
切り替えるものであり、加入者が、予め、ファクシミリ
装置への接続の可否を設定しておき、接続を希望しない
場合には、伝送されてきた情報を、蓄積装置に蓄積して
おくなどの制御が可能である。この技術により、着信側
加入者は、任意の時間帯において、ファクシミリ装置に
よる回線の独占を避けることができ、かつ、ファクシミ
リ情報の受取時刻を任意に指定できるので、サービス性
の向上が図れる。また、従来、加入者線話中には、同一
回線のファクシミリ装置への接続呼の繰返しが発生して
いたが、このような無駄な接続処理動作を防止でき、回
線網のスループットを向上させることができる。
【0004】回線自体の障害時に対応する従来技術には
、予め、用意しておいたバックアップ回線を用いる方法
や、特公昭61−29号公報に記載のように、他の端末
装置で用いている回線で、かつ、未使用中の回線に接続
を切替るものがある。このことにより、通信を継続する
ことが可能となり、通信システムの性能および信頼性が
向上する。しかし、この技術では、二つの回線を必要と
する。また、発信側で、着信局の着信可状態になるのを
待つ方法もあるが、一時的に待つ間、通信が途絶えてし
まう。
【0005】また、特公平2−31539号公報に記載
のように、一つの回線の接続先を効率良く切替る従来技
術は、加入者側の通信回線の接続を制御するファクシミ
リ蓄積変換装置などの通信制御装置が正常に働き、デー
タを受信できることを前提としている。そのために、例
えば、コンピュータとファクシミリ装置との通信などに
おいて、コンピュータの運用や処理負荷などにより、フ
ァクシミリ装置からの着信を受け付けられなくなるなど
の問題に対処することができない。このように、従来技
術では、ファクシミリ装置を入出力装置とする通信シス
テムにおいて、電源のオフ状態を含めて、受信側の通信
制御装置が受信不可状態になった時に、相手局のファク
シミリ装置などに、送信を待たせてしまうなどの問題が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来技術では、ファクシミリ装置を入出力装置と
して用い、一つの回線を利用する通信システムにおいて
、受信側の通信制御装置が受信不可状態の時には、一切
のデータの送受信ができなくなってしまう点である。 本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、ファ
クシミリ装置を入出力装置として用い、一つの回線を利
用する通信システムにおいて、回線の接続制御を行なう
受信側の通信制御装置が動作不能となった時に、回線の
直接の接続先をファクシミリ装置に切り替えて、相手側
装置からのデータを受信し、通信システムの性能および
信頼性の向上を可能とする通信制御システムを提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明の通信制御システムは、(1)データの入出力
端末装置としてのファクシミリ装置と、このファクシミ
リ装置で入出力するデータを一時格納するファイル装置
と、交換機を介して相手側端末装置との通信回線の接続
制御を行なう回線接続制御装置とを有し、通信回線を介
して、相手側端末装置と、データの送受信制御を行なう
通信制御システムにおいて、回線接続制御装置から送出
された、この回線接続制御装置による受信動作が不可能
なことを示す受信不可通知信号を検知する受信不可通知
信号検知部と、この受信不可通知信号検知部による検知
動作に基づき、通信回線との接続を、回線接続制御装置
からファクシミリ装置に切替る接続切替部とを有する回
線切替器を設けたことを特徴とする。
【0008】また、(2)上記(1)に記載の通信制御
システムにおいて、回線切替器は、回線接続制御装置の
電源のオフ状態を示す受信不可通知信号に基づき、通信
回線との接続を回線接続制御装置からファクシミリ装置
に切替ることを特徴とする。
【0009】また、(3)上記(2)に記載の通信制御
システムにおいて、回線切替器は、回線接続制御装置の
電源で動作するリレーを有し、回線接続制御装置の電源
のオン状態で、このリレーはオン状態となり、通信回線
を回線接続制御装置に接続し、回線接続制御装置の電源
のオフ状態で、リレーはオフ状態となり、通信回線をフ
ァクシミリ装置に接続することを特徴とする。
【0010】また、(4)上記(1)に記載の通信制御
システムにおいて、回線切替器は、操作者が任意に設定
した受信不可通知信号を、受信不可通知信号検知部で検
知し、通信回線との接続を、接続切替部で回線接続制御
装置からファクシミリ装置に切替ることを特徴とする。
【0011】また、(5)上記(1)に記載の通信制御
システムにおいて、回線接続制御装置は、相手側端末装
置からの発呼情報に基づき、受信不可通知信号を送出し
、回線切替器は、この受信不可通知信号を検知し、通信
回線との接続を、回線接続制御装置からファクシミリ装
置に切替ることを特徴とする。
【0012】また、(6)上記(1)から(5)のいず
れかに記載の通信制御システムにおいて、回線接続制御
装置に、交換機が有する、接続通知用電源を備えた極性
反転器を設け、回線接続制御装置は、ファイル装置とフ
ァクシミリ装置間の回線接続制御およびデータの送受信
を、交換機および通信回線を介した相手側端末装置との
回線接続制御およびデータ送受信制御と同じプロトコル
で行なうことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明において、回線切替器は、回線接続制御
装置自体に異常が発生し、受信動作が不可能な状態とな
れば、この回線接続制御装置による受信動作が不可能な
ことを示す受信不可通知信号を検知し、回線の接続先を
、回線接続制御装置から、入出力装置であるファクシミ
リ装置に切替る。例えば、回線接続制御装置の電源で動
作するリレーを有し、回線接続制御装置の電源がオフ状
態となれば、リレーもオフ状態となり、回線の接続先を
、ファクシミリ装置に切替る。また、操作者が受信不可
通知信号を設定した場合にも、通信回線との接続をファ
クシミリ装置に切替る。さらに、回線接続制御装置が、
発呼側の相手側端末装置のダイヤル番号や、ID(Id
entifier、識別)番号、または、制御信号など
の発呼情報を認識して、回線切替器に切替指示信号(受
信不可通知信号)を送出し、この切替指示信号により、
回線切替器は、通信回線との接続を、回線接続制御装置
からファクシミリ装置に切替る。このように、ファクシ
ミリ装置を入出力装置として用い、一つの回線を利用す
る通信システムにおいて、回線接続制御装置が障害など
により、回線処理をできない場合にも、直ちに、回線の
接続先をファクシミリ装置に切替え、このファクシミリ
装置で回線処理してデータの取り込みを行なうため、相
手側端末装置は、正常に送信を行なうことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。
【0015】図1は、本発明を施した通信制御システム
の本発明に係る構成の一実施例を示すブロック図である
【0016】本実施例の通信制御システムは、通信制御
装置1により、自局ファクシミリ装置2を、交換機3を
介して相手局ファクシミリ装置4に接続するものであり
、通信制御装置1は、自局ファクシミリ装置2および相
手局ファクシミリ装置4間で送受信するデータを蓄積す
るファイル装置5と、自局ファクシミリ装置2と相手局
ファクシミリ装置4とのデータの送受信動作を制御する
回線制御装置6とを有し、さらに、回線制御装置6は、
交換機3との網接続制御を行なう網制御装置7(NCU
、Network  Control  Unit)を
有し、そして、網制御装置7は、本発明である回線切替
器8を有している。自局ファクシミリ装置2は、回線切
替器8を介して(物理的には端末装置用モジュラージャ
ック10を介して)通信制御装置1に接続され、また、
回線切替器8は、回線用モジュラージャック9を介して
、交換機3に物理的に接続されている。尚、本実施例で
は、回線切替器8は網制御装置7に、網制御装置7は回
線制御装置6に、そして、回線制御装置6は通信制御装
置1にそれぞれ収容された構成としているが、本発明の
通信制御システムは、このような構成に限るものではな
く、回線切替器8、網制御装置7、および、回線制御装
置6は、それぞれ独立した筐体で構成でも良い。
【0017】通信制御装置1は、相手局ファクシミリ装
置4へのデータや、自局ファクシミリ装置2へのデータ
の電送を行なうが、相手局ファクシミリ装置4からのデ
ータなどをファイル装置5に一時格納する。そして、回
線制御装置6により、交換機3を介して接続された相手
局ファクシミリ装置4と、自局ファクシミリ装置2との
回線の接続を制御する。
【0018】相手局ファクシミリ装置4からの発呼は、
交換機3で受け付けられ、回線制御装置6に着呼する。 そして、回線制御装置6は、相手局ファクシミリ装置4
から送られるデータをファイル装置5に一時蓄え、その
後、自局ファクシミリ装置2に送出する。この時、通信
制御装置1の電源がオフ、すなわち、回線制御装置6お
よび網制御装置7の動作停止時には、回線切替器8によ
り自動的に、また、ファイル装置5などの障害などで、
通信制御装置1が、受信できない状態の場合には、通信
制御装置1からの指示により、回線制御装置6は、回線
切替器8を介して、交換機3からの回線の物理的な接続
を、自局ファクシミリ装置2への直接の接続に切り替え
る。また、相手局ファクシミリ装置4、および、自局フ
ァクシミリ装置2は、そのダイヤル番号や、ID番号、
さらに、メッセージなどにより、通信制御装置1に回線
接続先を連絡すると、その指示により、回線接続装置6
は、回線接続先を切り替えることも可能であり、遠隔操
作による着信側の回線接続先を切り替えることができる
。以下、通信制御装置1における回線切替器8、回線制
御装置6、そして、網制御装置7の本発明に係わるそれ
ぞれの構成およびその動作を詳しく説明する。
【0019】図2は、図1における回線切替器の本発明
に係わる構成の一実施例を示すブロック図である。
【0020】回線切替器8は、回線用モジュラージャッ
ク9の接続先を物理的に切り替えるスイッチ24(図中
、SWと記載)と、このスイッチ24を電磁力で駆動す
る駆動コイル21とによる接続切替器、そして、図1に
示した通信制御装置1が、例えば、電源のオフ状態に伴
い受信動作が不可能になった状態を検知する受信不可通
知信号検知回路25により構成されている。まず、この
ような構成の回線切替器8による、図1の通信制御装置
1の電源オフ検出に基づく回線の切替動作を説明する。
【0021】回線用モジュラージャック9からの着信信
号は、スイッチ24で、ライン信号23、または、端末
装置用モジュラージャック10に接続される。スイッチ
24は、駆動コイル21により動作し、駆動コイル21
は、受信不可通知信号検知回路25で、例えば、図1の
通信制御装置1の電源オフ時などの受信不可通知信号で
ある駆動信号22により動作する。本実施例では、単純
に、図1の通信制御装置1の電源を、駆動コイル21の
駆動に用いても良い。図2においては、スイッチ24の
状態は、図1に示した通信制御装置1の電源オフ時の状
態を示す。このように、図1に示した通信制御装置1の
電源がオフの時は、駆動コイル21への駆動電力がカッ
トされ、スイッチ24の静止状態となる。従って、図1
に示した通信制御装置1、すなわち、回線制御装置6お
よび網制御装置7の電源オフ時には、回線切替器8によ
り、回線用モジュラージャック9からの入力は、端末装
置用モジュラージャック10に直結される。すなわち、
相手局ファクシミリ装置4と自局ファクシミリ装置2が
直接接続され、図1に示した通信制御装置1が受信不可
能な状態であるにも係らず、相手局ファクシミリ装置4
は、自局ファクシミリ装置2にデータを送信することが
できる。
【0022】図1に示した通信制御システムでは、さら
に、上位装置からの制御指示による回線の切替や、遠隔
操作による回線の切替を行なうことも可能である。まず
、図1の通信制御装置1における回線制御装置6に基づ
く上位装置からの制御指示による回線の切替動作に関し
て説明する。
【0023】図3は、図1における回線制御装置の本発
明に係わる構成の一実施例を示すブロック図である。
【0024】回線制御装置6は、通信制御装置1とのイ
ンタフェース信号11を処理するインタフェース制御部
30、通信プロトコルを制御するプロトコル制御部31
、プロトコル制御などの実行プログラムや、回線制御装
置6の各部の動作を制御する制御プログラムなどを格納
し、かつ、送受信時のデータバッファとしても使用する
メモリ33、システムの運用保守に係わる様々な定形動
作を設定するハード/ソフト工注37、加入者回線のダ
イヤリングによる発呼および着呼を制御する発着呼制御
部32、画情報や信号を送信する送信制御部34、受信
を制御する受信制御部35、信号のデジタル/アナログ
変換を行なう変復調装置36、ダイヤル信号の送出/検
出を行ない交換機3との接続制御を行なう網制御装置7
、回線制御装置6を交換機3や、自局ファクシミリ装置
2に物理的に接続する回線用モジュラージャック9およ
び端末装置用モジュラージャック10により構成されて
いる。
【0025】変復調装置36は、送信データ19を送信
信号12(アナログデータ)に変換し、かつ、受信信号
13を受信データ14(デジタル信号)に変換する。ハ
ード/ソフト工注37は、例えば、通信制御装置1から
の指示の有無しに係わらず、相手局ファクシミリ装置4
を、直ちに自局ファクシミリ装置2に接続したい場合は
、ハード工注により、網制御装置7に回線切替工注情報
20を送出して、回線切替装器8の接続を固定し、また
、ソフト工注により、オペレータのキー入力、または、
上位ソフトウェアからの指示により、接続を変更する。 さらに、通信制御装置1はファイル装置5を有するため
に、いたずらなどの不当アクセスの防止が必要であり、
ハード/ソフト工注37は、受信の最大枚数(1プロト
コル当り)時間や、G3ファクシミリ装置のオペレーシ
ョンによる相手番号確認、ID確認のための情報を工注
として持ち、プロトコル制御部31でチェックさせる。
【0026】発着呼制御部32は、網制御装置7の上位
に位置し、網制御装置7がDP(ダイヤルパルス)出力
するのに対して、発着呼制御部32は、主に、PB(プ
ッシュボタン)の信号を送出し、発呼および着呼の手順
を制御する。すなわち、網制御装置制御信号17、PB
信号15、DP信号16、着信信号18などで発着呼制
御を行なう。例えば、発着呼制御部32は、加入者回線
が、プッシュボタン(PB)の時は、PB信号15を変
復調装置36を介して回線上に送出する。一方、加入者
回線がダイヤルパルス(DP)の時は、発着呼制御部3
2からのDP信号16により、網制御装置7が、回線の
線路を制御してDP信号を送出する。
【0027】以下、上位装置からの制御指示による回線
の切替動作に関して説明する。例えば、図1において、
ファイル装置5などの障害が発生すると、相手局ファク
シミリ装置4からの受信データは受信できなくなる。こ
の時、通信制御装置1から回線制御装置6に、回線切替
指示を行なうと、発着呼制御部32から網制御装置7へ
網制御装置制御信号17が伝わり、そして、網制御装置
7から、回線切替器8へ図2に示す駆動信号22が伝わ
る。図2において、回線切替器8は、駆動信号22によ
り、駆動コイル21を駆動し、スイッチ24を制御する
。このようにして、上位制御装置の指示による回線切替
が可能になる。
【0028】図1に示した通信制御システムでは、さら
に、遠隔操作による回線の切替を行なうことも可能であ
る。以下、このような遠隔操作による回線の切替動作に
関して説明する。
【0029】図4は、図1における通信制御装置の本発
明に係わる動作に用いる信号の一実施例を示す説明図で
ある。
【0030】図1に示した通信制御システムで、本発明
に係わる回線の切替を、遠隔操作で行なう時に用いるD
P信号とPB信号を比較した図であり、発呼時には、そ
れぞれDP信号41とPB信号42であるが、ポーズ4
3、44以降の信号はPB信号45、46となり、着信
後に、図3の変復調装置36で検出される。このPB信
号45、46に、図1の通信制御装置1内の機能を選択
する情報を載せることにより、図3の回線制御装置6は
、遠隔操作による回線切替を行なうことができる。以下
、このようなPB信号45、46に対応した図3の変復
調装置36の本発明に係わる動作を説明する。
【0031】図5は、図3における変復調装置の本発明
に係わる構成の一実施例を示すブロック図である。
【0032】変復調装置36は、通信用のシリアルデー
タと、パラレル信号51線上の処理用のパラレルデータ
との変換を行なうシリアル/パラレル変換器52、シリ
アル変換された送信用データを変調する送信部53、受
信したシリアルデータを復調する受信部54、受信時の
PB信号を検出するPB検出器57、送信時の接続制御
情報音を生成するトーン発生器55、トーン発生器55
からの接続制御情報音に基づきPB信号を送信部53に
送出するPB送出器56からなり、送受信するデータ信
号のデジタル/アナログ変換を行なうものである。加入
回線からの着呼は、図1の交換機3により、加入者ダイ
ヤルが選択された後である。図4に示すポーズ43、4
4以降の信号は共にPB信号45、46であり、着信後
に、変復調装置36の受信部54、および、PB検出器
57で、これらのPB信号45、46を検出する。この
信号は、PB信号15として、図3における発着呼制御
部32、プロトコル制御部31、インタフェース制御部
30を経て、上位装置である図1の通信制御装置1へ連
絡される。図1の通信制御装置1は、回線切替を判定し
、図2で示したように、回線切替指示を、回線制御装置
6に発行する。このようにして、遠隔操作による回線切
替が可能になる。
【0033】図6は、図1における網制御装置の本発明
に係わる構成の一実施例を示すブロック図である。本発
明の網制御装置7は、図5の変復調装置36間で、送信
時の送信信号12および受信時の受信信号13の授受を
行なう送受信変換器61、回線が接続された後に状態を
保持するトランス62、図3の回線制御装置6内の発着
呼制御部32からの網制御装置制御信号17により、回
線を図3の回線制御装置6に切替るリレースイッチ63
、図3の回線制御装置6の発着呼制御部32からのDP
信号16に対応したダイヤルパルスを作成して送出する
DP送出器64、電話機の受話器などのセット状態(オ
ンフック/オフフック)により、回線の接続を切替て、
網制御装置7の発呼や通話、および着呼受付動作を可能
とするフックスイッチ65、着呼時に着信信号(呼出し
音)を検出する呼出音検出器(16Hz)66および呼
出音検出器(1300Hz)67、回線用モジュラープ
ラグ9および回線切替器8を介して相手が受話器を取り
回線上の極性が反転するのを検出する極性反転検出器6
8、そして、図示していない接続通知用電源を備え、例
えば−48Vの供電が可能で、交換機3が有する機能で
ある極性反転を行なう極性反転器69により構成されて
いる。
【0034】このような構成により、網制御装置7は、
発呼時には、図3の回線制御装置6の発着呼制御部32
からの網制御装置制御信号17の指示で、リレースイッ
チ63およびフックスイッチ65を、本図で示す位置に
セットする。この状態で、回線用モジュラージャック9
の一端から、回線切替器8、極性反転器69、極性反転
検出器68、リレースイッチ63、フックスイッチ65
、呼出御検出器(16Hz)66、回線切替器8、そし
て、回線用モジュラージャック9のもう一端に渡る閉ル
ープができる。これは、図1における交換機3に対して
起動をかけたことになる。
【0035】図1の交換機3に起動をかけた後は、図1
の交換機3からの発信音を待つか、所定の時間の後、図
3の回線制御装置6の発着呼制御部32からのDP信号
16に対応したダイヤルパルスを、DP送出器64が作
成し、リレースイッチ63、極性反転検出器68、極性
反転器69、回線切替器8の経路で、回線用モジュラー
ジャック9に送出する。DP送出器64は、DP信号1
6のダイヤル情報に従って、ブレーク幅、メーク幅、を
制御して、パルス信号を作り出す。例えば、ダイヤル番
号「0」は、パルス信号10回分、ダイヤル番号「1」
は、パルス信号1回分、ダイヤル番号「2」は、パルス
信号2回分、以下、同様にして、それぞれの信号を作る
【0036】ダイヤルパルスをDP送出器64で送出後
、相手が受話器を取った状態になると、回線上の極性が
反転するので、その極性反転が回線用モジュラージャッ
ク9から入力されると、極性反転検出器68で検出し、
着信信号18で、発着呼制御部32に報告する。発着呼
制御部32は、網制御装置制御信号17により、リレー
スイッチ63を操作して、トランス62側へ回線を接続
する。
【0037】次に、着呼動作を説明する。網制御装置7
は、無動作状態のとき、回線用モジュラージャック9か
ら、着信信号(呼出し音)が入ると、呼出音検出器(1
6Hz)66、または、呼出音検出器(1300Hz)
67で、この呼出し音(周波数)を検出し、着信信号1
8で、発着呼制御部32に連絡する。
【0038】発着呼制御部32は、着信を受けるとき、
網制御装置制御信号17により、フックスイッチ65を
オフフックにする。フックスイッチ65をオフフックに
すると、回線用モジュラージャック9から、回線切替器
8、極性反転器69、極性反転検出器68、リレースイ
ッチ63、フックスイッチ65、呼出御検出器(16H
z)66、回線切替器8、そして、回線用モジュラージ
ャック9に渡る閉ループができ、接続状態が完了する。 この時、網制御装置制御信号17により、リレースイッ
チ63を操作して、トランス62側へ回線を接続する。
【0039】その他の制御として、送信信号12は、送
信時、送受信変換器61により、線路に乗りトランス6
2に渡される。トランス62は、回線が接続された後、
状態を保持するためのインピーダンス(負荷)であり、
このトランス62で、二次的に励磁された信号が、リレ
ースイッチ63を経て、回線用モジュラージャック9か
ら図3の交換機3へと送出される。
【0040】また、図3の交換機3からの入力は、回線
用モジュラージャック9から入力され、リレースイッチ
63を経て、トランス62により、二次的に励磁され、
送受信変換器61で受信信号13となる。
【0041】極性反転器69は、図1および図3の交換
機3の持つ極性反転を行なうものである。図1で示すシ
ステム構成でのデータの流れは、ファイル装置5と、相
手局ファクシミリ装置4との通信、および、相手局ファ
クシミリ装置4と自局ファクシミリ装置2との通信は、
従来技術の機能で行なう。しかし、本実施例においては
、図1におけるファイル装置5と自局ファクシミリ装置
2との通信には、図1の通信制御装置1に、図1の交換
機3と同じ機能を必要とする。この機能が、極性反転で
あり、網制御装置7内の極性反転器69である。これは
、図1で示すシステム構成において、自局ファクシミリ
装置2を、通信制御装置1に直接(図1の交換機3を介
さず)接続するのに有効である。尚、図示していないが
、極性反転器69は、接続通知用の電源(一般的には−
48V)を備え、例えば、自局ファクシミリ装置2を、
通信制御装置1に接続する場合に、自局ファクシミリ装
置2に、この−48Vを供電する。この−48Vを検出
することにより、自局ファクシミリ装置2は、回線に接
続されたことを認識し、送受信動作が可能となる。
【0042】その効果としては、一般に市販されている
ファクシミリ装置を直接接続できることにある。すなわ
ち、極性反転器69が無いときは、自局ファクシミリ装
置2に、網との接続手順の内、極性反転をパスする機能
が必要となり、一般的なファクシミリ装置を使用できな
いが、極性反転器69を設けることにより、イメージを
出力するプリンタとして、また、イメージを入力する入
力装置として、一般的なファクシミリ装置を利用できる
【0043】以上、図1から図6を用いて説明したよう
に、本実施例の通信制御システムによれば、通信回線制
御装置内で接続されている回線のデータを取り込めない
時、自局ファクシミリ装置へ回線の接続先を切替る。こ
のことにより、一回線を通信回線制御装置で占有するこ
と無く、また、回線を占有した通信回線制御装置が回線
処理をできない場合にも、相手側ファクシミリは、通常
通りに送信を行なうことができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、ファクシミリ装置を入
出力装置として用い、一つの回線を利用する通信システ
ムにおいて、回線の接続制御を行なう受信側の通信制御
装置が動作不能となった時に、回線の直接の接続先をフ
ァクシミリ装置に切り替えて、相手側装置からのデータ
を受信し、通信システムの性能および信頼性を向上させ
ることが可能である。
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施した通信制御システムの本発明に係
る構成の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における回線切替器の本発明に係わる構成
の一実施例を示すブロック図である。
【図3】図1における回線制御装置の本発明に係わる構
成の一実施例を示すブロック図である。
【図4】図1における通信制御装置の本発明に係わる動
作に用いる信号の一実施例を示す説明図である。
【図5】図3における変復調装置の本発明に係わる構成
の一実施例を示すブロック図である。
【図6】図1における網制御装置の本発明に係わる構成
の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1  通信制御装置 2  自局ファクシミリ装置 3  交換機 4  相手局ファクシミリ装置 5  ファイル装置 6  回線制御装置 7  網制御装置 8  回線切替器 9  回線用モジュラージャック 10  端末装置用モジュラージャック11  インタ
フェース信号 12  送信信号 13  受信信号 14  受信データ 15  PB信号 16  DP信号 17  網制御装置制御信号 18  着信信号 19  送信データ 20  回線切替工注情報 21  駆動コイル 22  駆動信号 23  ライン信号 24  スイッチ 25  受信不可通知信号検知回路 30  インタフェース制御部 31  プロトコル制御部 32  発着呼制御部 33  メモリ 34  送信制御部 35  受信制御部 36  変復調装置 37  ハード/ソフト工注 41  DP信号 42  PB信号 43〜44  ポーズ 45〜46  PB信号 51  パラレル信号 52  シリアル/パラレル変換器 53  送信部 54  受信部 55  トーン発生器 56  PB送出器 57  PB検出器 61  送受信変換器 62  トランス 63  リレースイッチ 64  DP送出器 65  フックスイッチ 66  呼出音検出器(16Hz) 67  呼出音検出器(1300Hz)68  極性反
転検出器 69  極性反転器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  データの入出力端末装置としてのファ
    クシミリ装置と、該ファクシミリ装置で入出力するデー
    タを一時格納するファイル装置と、交換機を介して相手
    側端末装置との通信回線の接続制御を行なう回線接続制
    御装置とを有し、上記通信回線を介して、上記相手側端
    末装置と、データの送受信制御を行なう通信制御システ
    ムにおいて、上記回線接続制御装置から送出された、該
    回線接続制御装置による受信動作が不可能なことを示す
    受信不可通知信号を検知する受信不可通知信号検知手段
    と、該受信不可通知信号検知手段による検知動作に基づ
    き、上記通信回線との接続を、上記回線接続制御装置か
    ら上記ファクシミリ装置に切替る接続切替手段とを有す
    る回線切替手段を設けたことを特徴とする通信制御シス
    テム。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の通信制御システムに
    おいて、上記回線切替手段は、上記回線接続制御装置の
    電源のオフ状態を示す上記受信不可通知信号に基づき、
    上記通信回線との接続を、上記回線接続制御装置から上
    記ファクシミリ装置に切替ることを特徴とする通信制御
    システム。
  3. 【請求項3】  請求項2に記載の通信制御システムに
    おいて、上記回線切替手段は、上記回線接続制御装置の
    電源で動作するリレーを有し、上記回線接続制御装置の
    電源のオン状態で、該リレーはオン状態となり、上記通
    信回線を上記回線接続制御装置に接続し、上記回線接続
    制御装置の電源のオフ状態で、該リレーはオフ状態とな
    り、上記通信回線を上記ファクシミリ装置に接続するこ
    とを特徴とする通信制御システム。
  4. 【請求項4】  請求項1に記載の通信制御システムに
    おいて、上記回線切替手段は、操作者が任意に設定した
    上記受信不可通知信号を、上記受信不可通知信号検知手
    段で検知し、上記通信回線との接続を、上記接続切替手
    段で上記回線接続制御装置から上記ファクシミリ装置に
    切替ることを特徴とする通信制御システム。
  5. 【請求項5】  請求項1に記載の通信制御システムに
    おいて、上記回線接続制御装置は、上記相手側端末装置
    からの発呼情報に基づき、上記受信不可通知信号を送出
    し、上記回線切替手段は、該受信不可通知信号を検知し
    、上記通信回線との接続を、上記回線接続制御装置から
    上記ファクシミリ装置に切替ることを特徴とする通信制
    御システム。
  6. 【請求項6】  請求項1から請求項5のいずれかに記
    載の通信制御システムにおいて、上記回線接続制御装置
    に、上記交換機が有する、接続通知用電源を備えた極性
    反転手段を設け、該回線接続制御装置は、上記ファイル
    装置と上記ファクシミリ装置間の回線接続制御およびデ
    ータの送受信を、上記交換機および通信回線を介した上
    記相手側端末装置との回線接続制御およびデータ送受信
    制御と同じプロトコルで行なうことを特徴とする通信制
    御システム。
JP3078809A 1991-04-11 1991-04-11 通信制御システム Pending JPH04312063A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3078809A JPH04312063A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 通信制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3078809A JPH04312063A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 通信制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04312063A true JPH04312063A (ja) 1992-11-04

Family

ID=13672174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3078809A Pending JPH04312063A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 通信制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04312063A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0248893A (ja) 通信システム
JPH04312063A (ja) 通信制御システム
US20050113085A1 (en) Method and apparatus for interfacing analog data devices to a cellular transceiver with analog modem capability
JP2988970B2 (ja) ファクシミリ装置の着信制御方法
JPH10164257A (ja) 電話通信端末及びそれを使用した通信方法
JPH0420318B2 (ja)
JPS63313951A (ja) ファクシミリ受信装置
JP2982686B2 (ja) 構内交換機
JP3533035B2 (ja) Fax着信の自動受信方法
US20040032938A1 (en) Communication control methd for notifying calling telephone number, terminal device and recording medium
JP2991351B2 (ja) ファクシミリ装置及びファクシミリ通信におけるサービス設定方法
JP3369205B2 (ja) 待ち合わせ機能付きファクシミリ装置
JP3313173B2 (ja) 回線切換機能付き通信端末装置および回線切換方法
JPH11122337A (ja) 通信端末装置
JPH01200865A (ja) パーソナルコンピュータ通信アダプタ
JPH04336746A (ja) ファクシミリ装置
JPS61157145A (ja) 音響カプラ−による自動着信装置
JPH0828783B2 (ja) 電話機付ファクシミリ装置
JPH0530183A (ja) 回線切換方式
JPH0758877A (ja) 通信装置
JPH089074A (ja) 通信端末装置のダイヤルイン回線接続方法
JPH01233870A (ja) 電話装置
JP2002142059A (ja) 遠隔保守管理システム及び通信装置及びそれらの制御方法
JPH0955814A (ja) ファクシミリ装置
JPH07212493A (ja) ファクシミリ装置