JP3039781B1 - タイマ回路 - Google Patents

タイマ回路

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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/02Digital function generators
    • G06F1/025Digital function generators for functions having two-valued amplitude, e.g. Walsh functions
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION, OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation

Abstract

【要約】 【課題】 所望の周波数におけるパルス幅変調信号の出
力機能を内蔵するタイマ回路を提供する。 【解決手段】 本発明のタイマ回路は、制御信号116
に応答して、複数のカウント・ソース5の内から選択さ
れたもののカウント・クロック信号のカウント値に基づ
いて、オーバフロー信号107を出力する為のパルス幅
変調(PWM)信号生成手段1と、オーバフロー信号の
カウント値に基づいて、カウント・クロック信号の変更
を指示する制御信号を発生する為のカウント・クロック
制御手段3とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイマ回路に関
し、特にパルス幅変調信号の出力機能を内蔵するタイマ
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】パルス幅変調(Pulse Width Modulati
on,PWM)信号は、所望の周波数による正弦波信号の
発生が要求されるモータ駆動等の分野において重要な役
割を担う。
【0003】本発明に関連する公知技術として、特開昭
61−251484号公報では、PWM制御回路に関す
る技術が開示されている。このPWM制御回路は、ディ
ジタル素子により構成されるインバータ装置に適用され
る。
【0004】又、特開平7−231688号公報では、
PLL(Phase Locked Loop)システムに関する技術
が開示されている。このPLLシステムでは、ディジタ
ルPWM信号発生器を備え、基準クロック信号と、PW
M信号に応じた帰還クロックとの迅速な同期処理が示さ
れている。
【0005】図6に、従来のPWM信号の出力機能を内
蔵したタイマ回路を示す。このタイマ回路はレジスタ6
01と、セレクタ602と、タイマ604と、コンペア
・レジスタ605と、バッファ・レジスタ606と、生
成回路609及び接続端子610とから成る。
【0006】レジスタ601には、タイマ604の分解
能を決定するカウント・クロック603を設定される。
セレクタ602は、レジスタ601の設定に基づき、複
数のクロック・ソース(図6では、クロック・ソースC
S1〜CSnを図示)の中から、タイマ604がカウン
トすべきカウント・クロック603を選択する。
【0007】タイマ604は、カウント・クロック60
3をカウントし、カウント値がオーバフローした時にオ
ーバフロー信号607を出力する。
【0008】コンペア・レジスタ605には、生成すべ
きPWM信号のデューティに関連する値が設定される。
コンペア・レジスタ605は、設定された値と、タイマ
604のカウント値とが一致した時に一致信号608を
出力する。
【0009】バッファ・レジスタ606には、次に生成
すべきPWM信号のデューティに関連する値が設定され
る。バッファ・レジスタ606は、オーバフロー信号6
07に応答して、設定された値をコンペア・レジスタ6
05に転送する。
【0010】生成回路609は、オーバフロー信号60
7と一致信号608とに応答して、PWM信号の生成を
行う。又、出力端子610は、コンピュータ等の外部演
算手段(図示せず)に接続される。
【0011】次に、図6に示すタイマ回路の動作につい
て図7を参照して説明する。始めに、タイマ604は、
セレクタ602がレジスタ601の設定に基づいて選択
したカウント・クロック603をカウントする。
【0012】カウント・クロック603のカウント動作
は、0からカウント・アップし、カウント値がオーバフ
ローすると、再び0からカウント・アップする。タイマ
704は上記動作を繰り返す。タイマ604の処理にお
いて、0からのカウント・アップから、オーバフロー信
号607を出力するまでの時間が、PWM信号の繰り返
し周期となる。
【0013】コンペア・レジスタ605は、設定値と、
タイマ604のカウント値とが一致した場合に一致信号
608を出力する。タイマ604が0からカウント・ア
ップしてから、コンペア・レジスタ605が一致信号6
08を出力する迄の時間がPWM信号のデューティとな
る。
【0014】バッファレジスタ606は、コンペア・レ
ジスタ605における設定値の更新を行う。オーバフロ
ー信号608に応答して、次回の設定値をコンペア・レ
ジスタ605に転送する。
【0015】生成回路609は、オーバフロー信号60
7と一致信号608とに応答して、PWM信号の波形生
成を行い、出力端子610から出力を行う。
【0016】PWM信号の出力を行う場合、マイクロコ
ンピュータ等の外部演算装置により、バッファ・レジス
タ606の次回の設定値を、任意のタイミングで変更す
る事でPWM信号のデューティの変更を行う。
【0017】更に、連続するPWM信号を使用して正弦
波を生成する場合、予め準備された正弦波信号に対応す
るPWM信号のデューティを与えるデータを使用する事
で、PWM信号から正弦波信号を生成できる。
【0018】然し、正弦波信号の周波数を変更する場
合、カウント・クロック603を変更する為の手段が無
い為に、外部演算に頼らざるを得ない。
【0019】例えば、外部演算装置により、予め用意さ
れた正弦波信号のデータを用いてバッファ・レジスタ6
06に設定すべき次回の設定値を算出する。外部演算を
回避する方法として、周波数に応じたデータを用意する
事で対応できるが、データ量が莫大になる。
【0020】又、従来のタイマ回路において、タイマ動
作中にカウント・クロック603を変更した場合、PW
M信号に同期した形でカウント・クロック603を変更
する事は難しい。
【0021】図7(A)に、従来のタイマ回路における
PWM信号の波形を示す。カウント・クロック603の
変更のタイミングによっては、図7(B)に示す所望の
波形よりも短いPWM信号の波形が出力される。連続す
るPWM信号を使用して正弦波信号を生成する場合は、
所望の正弦波信号を得る事が難しい。
【0022】又、正弦波信号の周波数を変更する場合、
現在生成中の正弦波信号に連続して出力する必要が有る
為、正弦波信号1周期の終了をソフトウェアにて管理す
る必要がある。図8に、マイクロコンピュータ等を使用
し、ソフトウェア管理した場合のフローチャートを示
す。
【0023】又、カウント・クロック603が固定であ
る為に、PWM信号の繰り返し周波数も固定される。P
WM信号の繰り返し周波数が固定である為に、異なる周
波数における正弦波信号に対応する、1周期分のPWM
信号の数が異なる。
【0024】正弦波信号の周波数が低い状態(図9
(A))から、正弦波信号の周波数が高い場合(図9
(C))には、1周期を構成するPWM信号の数が少な
くなり、精度の高い正弦波を得る事が難しい(図9
(D))。
【0025】従来のPWM信号の出力機能を内蔵したタ
イマ回路は、正弦波信号の出力を得る場合、複雑な処理
の実行を可能とする外部演算装置を用意する事、或いは
大容量のメモリを用意する事等の手段を選ぶ必要がある
が、これらの手段を適用しても、精度の高い正弦波を得
る事は難しい。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】複雑な処理を実行する
マイクロコンピュータや大容量のメモリを必要とせず、
カウント・クロックの周波数を任意に変更して、所望の
周波数に対応するPWM信号を出力する為のタイマ回路
が望まれる。
【0027】本発明の目的は、上記の課題を解決するP
WM信号の出力機能を内蔵するタイマ回路を提供する事
にある。又、本発明の他の目的は、カウント・クロック
の周波数を任意に変更して、所望の周波数に対応するP
WM信号を時間的に連続して出力する為の機能を内蔵す
るタイマ回路を提供する事にある。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明のタイマ回路は、制御信号に応答して、複数
のカウント・ソースの内から選択されたもののカウント
・クロック信号のカウント値に基づいて、オーバフロー
信号とパルス幅変調(PWM)信号とを出力する為のP
WM信号生成手段と、前記オーバフロー信号のカウント
値に基づいて、前記カウント・クロック信号の変更を指
示する前記制御信号を発生する為のカウント・クロック
制御手段とから成る事を特徴とする。
【0029】又、前記PWM信号生成手段が、前記制御
信号に応答して、変更すべき前記カウント・クロック信
号に関する設定値を格納する為の格納部と、前記格納さ
れた設定値に基づき選択された前記カウント・クロック
信号のカウント値に基づいて、前記オーバフロー信号と
一致信号とを発生して前記PWM信号を生成する為の変
更/生成部と、前記一致信号は、前記カウント・クロッ
ク信号の前記カウント値が、前記PWM信号のデューテ
ィを与える設定値と一致する場合に発生され、を備える
事を特徴とする。
【0030】更に、前記カウント・クロック制御手段
が、前記オーバフロー信号の前記カウント値をカウント
し、変更開始命令に応答して、前記オーバフロー信号の
前記カウント値をリセットする為のカウント部と、前記
オーバフロー信号の前記カウント値が、予め設定された
所定値と一致する場合に、前記カウント・クロック信号
の変更を命令する前記変更開始命令を発生する為の比較
/格納部と、前記変更開始命令に応答して、前記カウン
ト・クロック信号に関する設定値を出力する為の緩衝/
格納部とを備える事を特徴とする。
【0031】更に、前記カウント・クロック信号が、前
記カウント・クロック信号のカウント値を与えるタイマ
の分解能を決定する事を特徴とする。
【0032】更に、前記PWM信号の繰り返し周期が、
前記カウント・クロック信号のカウント・アップから、
前記オーバフロー信号の発生迄の時間に実質的に一致す
る事を特徴とする。
【0033】更に、前記PWM信号のデューティが、前
記カウント・クロック信号のカウント・アップから、前
記一致信号の発生迄の時間に実質的に一致する事を特徴
とする。
【0034】更に、前記予め設定された所定値が、正弦
波信号の1周期分の波形に対応する、前記PWM信号の
数に対応する事を特徴とする。
【0035】更に、前記PWM信号は、前記カウント・
クロック信号の周波数に対応して、時間的に連続して出
力される事を特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】次に、本発明のタイマ回路の実施
の形態に関して、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1に、本発明のタイマ回路の概念を説明する機能ブロ
ック図を示す。タイマ回路は、パルス幅変調(PWM)
信号生成手段1及びカウント・クロック制御手段3とか
ら構成される。
【0037】PWM信号生成手段1は、制御信号116
に応答して、複数のカウント・ソース5(図1では、カ
ウント・ソースCS1〜CSnを図示)の内から1つの
カウント・ソースを選択する。制御信号116は、後述
するタイマがカウントすべきクロック信号(カウント・
クロック信号、図1には図示せず)の変更を指示する為
の信号である。
【0038】更に、PWM信号生成手段1は、制御信号
116に基づいて選択したカウント・ソースをカウント
・クロック信号103としてカウントし、そのカウント
値に基づいて、オーバフロー信号107とPWM信号1
11の各々を出力する。
【0039】オーバフロー信号107は、タイマのオー
バフロー時に発生される信号である。又、カウント・ク
ロック信号は、後述するタイマの分解能を決定する。
【0040】カウント・クロック制御手段3は、PWM
信号生成手段1からのオーバフロー信号107に応答し
て、オーバフロー信号107のカウント値に基づき、カ
ウント・クロック信号103の変更を指示する制御信号
116を発生する。
【0041】図2に、タイマ回路の詳細なブロック構成
を示す。PWM信号生成手段1はレジスタ(格納部)1
01及び変更/生成部117とから構成される。レジス
タ101は、制御信号116に応答して、変更すべきカ
ウント・クロック信号103に関する設定値を格納す
る。
【0042】変更/生成部117は、レジスタ101に
格納されたカウント・クロック信号103に関する設定
値に基づいて、タイマ104がカウントすべきカウント
・クロック信号103を選択してカウント動作を実行す
る。
【0043】カウント・クロック信号103は、複数の
クロック・ソース5(図2では、クロック・ソースCS
1〜CSnを図示)の中から選択される。
【0044】変更/生成部117は、カウント・クロッ
ク信号103のカウント値に基づいて、オーバフロー信
号107と一致信号108とを発生し、PWM信号11
1を生成する。一致信号108は、カウント・クロック
信号103のカウント値が、PWM信号111の現在の
デューティを与える設定値と一致する場合に発生され
る。
【0045】変更/生成部117はセレクタ102と、
タイマ104と、コンペア・レジスタ105と、バッフ
ァ・レジスタ106と、PWM信号生成回路109及び
接続端子110とから構成される。
【0046】セレクタ102は、レジスタ101に格納
されたカウント・クロック信号に関する設定値に基づい
て、複数のクロック・ソースの中からカウント・クロッ
ク信号103とすべきクロック・ソースを1つ選択す
る。
【0047】タイマ104は、セレクタ102により選
択されたカウント・クロック信号103をカウント・ア
ップする。又、タイマ104は、カウント・クロック信
号103のカウント値がオーバフローした時にオーバフ
ロー信号107を発生する。
【0048】PWM信号111の繰り返し周期は、カウ
ント・クロック信号103に対する零からのカウント・
アップのタイミングを基準にして、オーバフロー信号1
07が発生される迄の時間に実質的に一致する。
【0049】コンペア・レジスタ105は、PWM信号
111の現在のデューティを与える設定値を格納する。
更に、コンペア・レジスタ108は、タイマ104にお
けるカウント値が、PWM信号の現在のデューティを与
える設定値と一致した時に一致信号108を発生する。
【0050】PWM信号111のデューティは、カウン
ト・クロック103に対する零からのカウント・アップ
のタイミングを基準にして、一致信号108が発生され
る迄の時間に実質的に一致する。
【0051】バッファ・レジスタ106は、PWM信号
111の次のデューティを与える設定値を格納する。バ
ッファ・レジスタ106は、コンペア・レジスタ105
の現在のデューティを与える設定値を更新する。
【0052】これはバッファ・レジスタ106が、タイ
マ104のオーバフローに伴い発生されるオーバフロー
信号107に応答して、次のデューティを与える設定値
をコンペア・レジスタ105に転送する事による。
【0053】バッファレジスタ106に設定されるべ
き、次のデューティを与える設定値は、マイクロコンピ
ュータ等の外部演算手段(図示せず)を用いて、任意の
タイミングで設定される。
【0054】PWM信号生成回路109は、オーバフロ
ー信号107と一致信号108とに応答して、PWM信
号111を生成する。出力端子110は、外部処理装置
(図示せず)に接続され、生成されたPWM信号111
から正弦波信号が生成される。
【0055】次に、カウント・クロック制御手段3はカ
ウンタ(カウント部)112と、コンペア・レジスタ
(比較/格納部)113及びバッファ・レジスタ(緩衝
/格納部)115とから構成される。
【0056】カウンタ112は、オーバフロー信号10
7に応答して、オーバフロー信号107のカウント値を
カウント・アップする。又、変更開始命令114に応答
して、オーバフロー信号のカウント値をリセットする。
【0057】コンペアレジスタ113は、オーバフロー
信号107のカウント値が、予め設定された所定値に一
致する場合に、カウント・クロック信号103の変更を
命令する変更開始命令114を発生する。
【0058】コンペアレジスタ113に予め設定される
所定値は、生成すべき正弦波信号の1周期分の波形に対
応するPWM信号の数に一致する。
【0059】バッファ・レジスタ115は、変更開始命
令114に応答して、予め設定されたカウント・クロッ
クに関する設定値をレジスタ101に出力する。
【0060】予め設定されたカウント・クロックに関す
る設定値は、複数のクロック・ソースの中から選択すべ
きクロック・ソースの番号を与える。選択すべきクロッ
ク・ソースは、その周波数が生成すべき正弦波信号の周
波数に対応している。この処理は、外部演算処理装置
(図示せず)により実行される。
【0061】次に、図2及び図3以降を参照して、本発
明のタイマ回路の動作を説明する。始めに、セレクタ1
02は、レジスタ101に格納されたカウント・クロッ
ク信号に関する設定値に基づいて、複数のクロック・ソ
ースの中からタイマ104がカウントすべきカウント・
ソースを1つ選択する。
【0062】タイマ104は、セレクタ102により選
択されたカウント・ソースをカウント・クロック信号1
03としてカウント・アップする。図3(A)では、タ
イマ104は、カウント・クロック信号103の立上り
に応答してカウントしている。
【0063】又、タイマ104は、カウント・クロック
信号103のカウント値がオーバフローした時に、オー
バフロー信号107を発生し、再び零値からのカウント
・アップを実行する。
【0064】図3(B)及び図3(C)では、タイマ1
04は、FF(16)から00(1 6)へ変化するタイ
ミングで、カウント・クロック信号103の立上りに応
答してオーバフロー信号107を発生している。
【0065】コンペア・レジスタ105は、タイマ10
4におけるカウント値が、PWM信号の現在のデューテ
ィを与える設定値と一致する場合に一致信号108を発
生する。
【0066】バッファ・レジスタ106は、タイマ10
4のオーバフローに伴い発生されるオーバフロー信号1
07に応答して、次のデューティを与える設定値をコン
ペア・レジスタ105に転送し、コンペア・レジスタ1
05に設定されている設定値を更新する。
【0067】PWM信号生成回路109は、オーバフロ
ー信号107と一致信号108とに応答して、PWM信
号111の波形を生成する。上記のPWM信号111の
波形生成と並行して、カウンタ112は、オーバフロー
信号107に応答して、オーバフロー信号107のカウ
ント値をカウント・アップする。
【0068】図3(D)では、カウンタ112は、オー
バフロー信号107の立上りに応答して、カウント・ア
ップを行なっている。
【0069】コンペアレジスタ113は、オーバフロー
信号107のカウント値が、予め設定された所定値に一
致したT1のタイミングに、変更開始命令114を発生
する。図3では、予め設定された所定値は10(16)
に設定されている。
【0070】又、図3(E)及び図3(F)では、変更
開始命令114は、カウンタ112のカウント値とコン
ペアレジスタ113の所定値とが一致するタイミングT
1で立上る。更に、カウンタ112のカウント値が1だ
けインクリメントされるタイミングT2で立下がる。
【0071】バッファ・レジスタ115は、変更開始命
令114の立下がりに応答して、予め設定されたカウン
ト・クロック信号に関する設定値(図3(G)ではクロ
ック・ソースCSm)を与える制御信号116を発生
し、レジスタ101に出力する。
【0072】カウンタ112は、変更開始命令114の
立下がりに応答して、オーバフロー信号107のカウン
ト値をリセットする。カウンタ112は、リセット後
に、再び零値からのカウント・アップ動作を実行する。
【0073】レジスタ101は、制御信号116に応答
して、選択すべきカウント・クロック信号103に関す
る設定値をタイミングT2で変更する(図3(H)参
照)。変更開始命令の立下がりに同期して、カウント・
ソースCSmによるカウント・クロック信号103が選
択される(図3(A)参照)。
【0074】予め設定されたカウント・クロック信号に
関する設定値は、マイクロコンピュータ等の外部演算装
置を用いてタイムリーに変更され、バッファ・レジスタ
115に格納される。
【0075】尚、本実施の形態では、変更開始命令11
4の立下がりに応答して、バッファ・レジスタ115の
設定値を変更している。本発明のタイマ回路が、変更開
始命令114の立上がりに同期して動作する様に設定す
る事も可能である。
【0076】この事は、カウンタ112のカウント値
が、10(16)から00(16)に変化するタイミン
グT2において変更開始命令114を立上げ、変更開始
命令114の立上がりに同期して、カウンタ112のカ
ウンタ値をリセットし、更に、バッファ・レジスタ11
5の設定値を更新する事を意味する。
【0077】本発明のタイマ回路から出力されるPWM
信号111を用いて、所望の周波数を有する正弦波信号
を生成する為には、正弦波信号の1周期分の波形に対応
するPWM信号が必要である。
【0078】次に、正弦波信号の1周期分の波形に対応
するPWM信号111の数をコンペアレジスタ113の
所定値として設定する事により、正弦波信号の1周期分
の波形に対応したPWM信号の生成に応答して、変更開
始命令114が発生される。
【0079】1周期分の正弦波信号の出力毎に、カウン
ト・クロック信号103の変更を命じる変更開始命令1
14が発生される。カウント・クロック信号103に関
する設定値をタイムリーに変更する事により、1周期分
の正弦波信号の出力と同時にカウント・クロック信号1
03が変更され、更に、PWM信号111の繰り返し周
期も変更される。
【0080】又、予めバッファ・レジスタ106を介し
て、コンペア・レジスタ105に対し、PWM信号11
1の繰り返し周期毎に用意されたデータに基づくデータ
数が設定される事により、図4(A)及び図4(C)に
示す様に各カウント・ソースに対応した正弦波信号を生
成できる。
【0081】以上より、本発明のタイマ回路により出力
されるPWM信号111は、カウント・クロック信号1
03の周波数に対応して、時間的に連続して出力され
る。この事は、PWM信号111が、カウント・クロッ
ク信号103の変更を実行しながらリアルタイムで出力
される事を意味する。
【0082】複数のカウント・ソースの中から、より高
速なカウント・ソースを選択する事により、高い周波数
を有する正弦波信号が生成できる(図4(C)参照)。
前述の図9(C)に示した様な波形の歪みを抑え、精度
の高い波形が生成できる。
【0083】本発明は、タイマ104のカウント動作中
にカウント・クロック信号103の変更を可能とする手
段を備える。
【0084】本構成により、リアルタイムで出力される
PWM信号を使用して正弦波を生成する場合、正弦波1
周期分のデータテーブルを用意するだけで、複雑な演算
処理を必要とせず、各周波数に対応する正弦波の生成が
可能となる。データテーブルは、バッファ・レジスタ1
06に格納する。
【0085】例えば、10種類の異なる周波数による正
弦波信号を生成する場合、従来の構成では、10倍(1
0通り)のデータを用意する必要がある。本発明の構成
では10種類の異なる周波数に対応するカウント・ソー
スを回路上構成すれば、1周期の正弦波データを用意す
るだけで対応可能である。
【0086】又、図5に示すフローチャートで考えた場
合、従来のタイマ構成では、ソフトウェアにより1周期
の終了を判断する処理が必要となるが(図8参照)、本
発明によるタイマ構成では、1周期の終了を判断する処
理を要さず、約20%の処理が削減可能である。
【0087】
【発明の効果】本発明によるタイマ回路は、所望の周波
数に対応した高精度なPWM信号の出力を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のタイマ回路の概念を説明する
為の機能ブロック図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態に係るタイマ回路
を説明する為のブロック構成図である。
【図3】図3は、本発明の実施の形態に係るタイマ回路
の動作を説明する為のタイミングチャート図である。
【図4】図4は、本発明の実施の形態に係るタイマ回路
の効果を説明する為の正弦波信号の波形図である。図4
(A)は、低周波数による正弦波信号。図4(B)は、
図4(A)の正弦波信号に対応するPWM信号。図4
(C)は、高周波数による正弦波信号。図4(D)は、
図4(C)の正弦波信号に対応するPWM信号。
【図5】図5は、本発明の実施の形態に係るタイマ回路
の動作に関連する処理を説明する為のフローチャート図
である。
【図6】図6は、従来のタイマ回路を説明する為のブロ
ック構成図である。
【図7】図7は、従来のタイマ回路の動作を説明する為
のタイミングチャート図である。
【図8】図8は、本発明の実施の形態に係るタイマ回路
の動作に関連する処理を説明する為のフローチャート図
である。
【図9】図9は、従来のタイマ回路における正弦波信号
の波形図である。図9(A)は、低周波数による正弦波
信号。図9(B)は、図9(A)の正弦波信号に対応す
るPWM信号。図9(C)は、高周波数による正弦波信
号。図9(D)は、図9(C)の正弦波信号に対応する
PWM信号。
【符号の説明】
1 :パルス幅変調(PWM)信号生成手段 3 :カウント・クロック制御手段 5 :複数のカウント・ソース CS1〜CSn:カウント・ソース 101:レジスタ(格納部) 102:セレクタ 103:カウント・クロック信号 104:タイマ 105:コンペア・レジスタ 106:バッファ・レジスタ 107:オーバフロー信号 108:一致信号 109:PWM信号生成回路 110:接続端子 111:パルス幅変調(PWM)信号 112:カウンタ(カウント部) 113:コンペアレジスタ(比較/格納部) 114:変更開始命令 115:バッファレジスタ(緩衝/格納部) 116:制御信号 117:変更/生成部 601:レジスタ 602:セレクタ CS1〜CSn:カウント・ソース 603:カウント・クロック信号 604:タイマ 605:コンペア・レジスタ 606:バッファ・レジスタ 607:オーバフロー信号 608:一致信号 609:生成回路 610:接続端子

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号に応答して、複数のカウント・
    ソースの内から選択されたもののカウント・クロック信
    号のカウント値に基づいて、オーバフロー信号とパルス
    幅変調(PWM)信号とを出力する為のPWM信号生成
    手段と、 前記オーバフロー信号のカウント値に基づいて、前記カ
    ウント・クロック信号の変更を指示する前記制御信号を
    発生する為のカウント・クロック制御手段とから成る事
    を特徴とするタイマ回路。
  2. 【請求項2】 前記PWM信号生成手段が、 前記制御信号に応答して、変更すべき前記カウント・ク
    ロック信号に関する設定値を格納する為の格納部と、 前記格納された設定値に基づき選択された前記カウント
    ・クロック信号のカウント値に基づいて、前記オーバフ
    ロー信号と、前記カウント・クロック信号の前記カウン
    ト値が前記PWM信号のデューティを与える設定値と一
    致する場合に発生される一致信号を参照して前記PWM
    信号を生成する為の変更/生成部を備える事を特徴とす
    る請求項1記載のタイマ回路。
  3. 【請求項3】 前記カウント・クロック制御手段が、 前記オーバフロー信号の前記カウント値をカウントし、
    変更開始命令に応答して、前記オーバフロー信号の前記
    カウント値をリセットする為のカウント部と、 前記オーバフロー信号の前記カウント値が、予め設定さ
    れた所定値と一致する場合に、前記カウント・クロック
    信号の変更を命令する前記変更開始命令を発生する為の
    比較/格納部と、 前記変更開始命令に応答して、前記カウント・クロック
    信号に関する設定値を出力する為の緩衝/格納部とを備
    える事を特徴とする請求項1記載のタイマ回路。
  4. 【請求項4】 前記カウント・クロック信号が、 前記カウント・クロック信号のカウント値を与えるタイ
    マの分解能を決定する事を特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載のタイマ回路。
  5. 【請求項5】 前記PWM信号の繰り返し周期が、 前記カウント・クロック信号のカウント・アップから、
    前記オーバフロー信号の発生迄の時間に実質的に一致す
    る事を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のタ
    イマ回路。
  6. 【請求項6】 前記PWM信号のデューティが、 前記カウント・クロック信号のカウント・アップから、
    前記一致信号の発生迄の時間に実質的に一致する事を特
    徴とする請求項2に記載のタイマ回路。
  7. 【請求項7】 前記予め設定された所定値が、 正弦波信号の1周期分の波形に対応する、前記PWM信
    号の数に対応する事を特徴とする請求項3に記載のタイ
    マ回路。
  8. 【請求項8】 前記PWM信号は、 前記カウント・クロック信号の周波数に対応して、時間
    的に連続して出力される事を特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載のタイマ回路。
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