JP2000013196A - クロック選択回路 - Google Patents

クロック選択回路

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JP2000013196A
JP2000013196A JP10178601A JP17860198A JP2000013196A JP 2000013196 A JP2000013196 A JP 2000013196A JP 10178601 A JP10178601 A JP 10178601A JP 17860198 A JP17860198 A JP 17860198A JP 2000013196 A JP2000013196 A JP 2000013196A
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clock
selector
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clocks
circuit
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Masahiro Igarashi
正寛 五十嵐
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選択されたクロックを使用する回路の最大動
作周波数が制限されないクロック選択回路を得る。 【解決手段】 基準クロック11をセレクタ15のA入
力端に入力すると共に、分周回路13により基準クロッ
ク11を分周して分周クロック12を生成して第1のセ
レクタ15のB入力端に入力する。第2のセレクタ17
は、分周クロック12がローレベルである場合に出力ク
ロック14の選択を指示する信号であるSEL信号をD
フリップフロップ16に出力し、Dフリップフロップ1
6は基準クロック11の立ち下がりエッジでSEL信号
を第1のセレクタ15のS入力端に出力する。従って分
周クロック12がローレベルのときの基準クロック11
の立ち下がりエッジで第1のセレクタ15の出力クロッ
ク14が切り替えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック選択回路
に係り、特に、必要に応じて複数のクロックの内の1つ
を選択する機能を有するクロック選択回路に関する。
【0002】
【従来の技術】クロック選択回路は、互いに同期した複
数のクロックの内の1つを必要に応じて動的に選択する
回路であり、従来より、消費電力の削減、電磁誘導によ
る誤動作の削減等を目的として各種のクロック同期型回
路に使用されている。
【0003】例えば、所定周期のクロックによって高速
モードで作動するクロック同期型回路に対して、高速モ
ード作動不要時に、上記所定周期より長い周期のクロッ
クを使用することによって上記クロック同期型回路を低
速モードで作動させる、といった場合に、クロック選択
回路は、高速モード用のクロック及び低速モード用のク
ロックの何れか一方を選択する回路として使用される。
なお、1つの基準クロックを基準として複数の周期が異
なるクロックを生成するための方式として、基準クロッ
クを分周する分周方式及び基準クロックを逓倍する逓倍
方式の2つの方式がある。
【0004】図11は、分周方式により基準クロックと
は周期が異なる分周クロックを生成する場合の、クロッ
ク選択回路の一例を示すブロック図である。分周回路1
01は、基準クロック102を分周して分周クロック1
03を生成する。セレクタ104は、基準クロック10
2及び分周クロック103の何れか一方を選択してO出
力端に出力クロック105として出力する。制御回路1
06は、基準クロック102及び分周クロック103の
両方が立ち上がるタイミング、又は両方が立ち下がるタ
イミングでO出力端に出力するクロックの切り替えを行
う。
【0005】また、図12は、逓倍方式により基準クロ
ックとは周期が異なる逓倍クロックを生成する場合の、
クロック選択回路の一例を示すブロック図である。逓倍
回路201は、基準クロック202を逓倍して逓倍クロ
ック203を生成する。セレクタ204は、基準クロッ
ク202及び逓倍クロック203の何れか一方を選択し
てO出力端に出力クロック205として出力する。制御
回路206は、基準クロック202及び逓倍クロック2
03の両方が立ち上がるタイミング、又は両方が立ち下
がるタイミングでO出力端に出力するクロックの切り替
えを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
に示したクロック選択回路では、図13のタイミングチ
ャートで示すように、例えば基準クロック102及び分
周クロック103の両方が立ち下がるタイミングで出力
クロック105の選択を分周クロック103から基準ク
ロック102に切り替えた場合、分周クロック103の
立ち下がるタイミングは基準クロック102の立ち下が
るタイミングより分周回路101の遅延時間301だけ
遅れるので、切り替え直後の出力クロック105の周期
302は基準クロックの周期303より一時的に短くな
り、この切り替え直後の周期302により出力クロック
105を使用する回路の最大動作周波数が制限されてし
まう、という問題点があった。なお、分周回路における
遅延時間は、分周回路を構成する素子の影響により必ず
発生するものである。
【0007】また、図12に示したクロック選択回路で
は、図14のタイミングチャートで示すように、例えば
基準クロック202及び逓倍クロック203の両方が立
ち下がるタイミングで出力クロック205の選択を逓倍
クロック203から基準クロック202に切り替えた場
合、逓倍クロック203の立ち下がるタイミングは基準
クロック202の立ち下がるタイミングより逓倍回路2
01の位相誤差401に相当する時間だけ遅れるので、
切り替え直前の出力クロック205の周期402は逓倍
クロックの周期403より一時的に短くなり、この切り
替え直前の周期402により出力クロック205を使用
する回路の最大動作周波数が制限されてしまう、という
問題点があった。なお、逓倍回路における位相誤差は、
逓倍回路を構成する素子の影響により必ず発生するもの
である。
【0008】本発明は上記問題点を解消するために成さ
れたものであり、選択されたクロックを使用する回路の
最大動作周波数が制限されないクロック選択回路を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のクロック選択回路は、基準クロック
を分周して前記基準クロックの立ち上がりエッジに同期
した1つ以上の分周クロックを生成する分周回路と、前
記基準クロック及び前記1つ以上の分周クロックから1
つのクロックを選択するセレクタと、前記セレクタによ
る選択対象となる分周クロックの全てがローレベルであ
るときの前記基準クロックの立ち下がりエッジで前記セ
レクタのクロック選択の切り替えを行うように制御する
制御回路と、を備えている。
【0010】請求項1に記載のクロック選択回路によれ
ば、分周回路によって基準クロックが分周されて基準ク
ロックの立ち上がりエッジに同期した1つ以上の分周ク
ロックが生成され、セレクタによって基準クロック及び
上記1つ以上の分周クロックから1つのクロックが選択
される。
【0011】この際のセレクタによるクロックの選択
は、セレクタによる選択対象となる分周クロックの全て
がローレベルであるときの基準クロックの立ち下がりエ
ッジでセレクタのクロック選択の切り替えが行われるよ
うに制御回路によって制御される。なお、この際の、セ
レクタによる選択対象となる分周クロックとは、現在選
択されているクロック及びこれから選択するクロックの
双方のクロックの内の分周クロックが対象となる。即
ち、現在選択されているクロックが基準クロックでこれ
から選択するクロックが何れかの分周クロックである場
合はこれから選択する分周クロックが対象となり、現在
選択されているクロック及びこれから選択するクロック
の双方が分周クロックである場合は、双方の分周クロッ
クが対象となる。
【0012】このように、請求項1に記載のクロック選
択回路によれば、セレクタによる選択対象となる分周ク
ロックの全てがローレベルであるときの基準クロックの
立ち下がりエッジでセレクタのクロック選択の切り替え
を行っているので、分周回路の遅延時間に起因して選択
直後のクロックの周期が損なわれる現象を生ずることな
くクロックを切り替えることができ、該クロックを使用
する回路の最大動作周波数を低減させることがない。
【0013】また、請求項2記載のクロック選択回路
は、基準クロックを分周して前記基準クロックの立ち下
がりエッジに同期した1つ以上の分周クロックを生成す
る分周回路と、前記基準クロック及び前記1つ以上の分
周クロックから1つのクロックを選択するセレクタと、
前記セレクタによる選択対象となる分周クロックの全て
がハイレベルであるときの前記基準クロックの立ち上が
りエッジで前記セレクタのクロック選択の切り替えを行
うように制御する制御回路と、を備えている。
【0014】請求項2に記載のクロック選択回路によれ
ば、分周回路によって基準クロックが分周されて基準ク
ロックの立ち下がりエッジに同期した1つ以上の分周ク
ロックが生成され、セレクタによって基準クロック及び
上記1つ以上の分周クロックから1つのクロックが選択
される。
【0015】この際のセレクタによるクロックの選択
は、セレクタによる選択対象となる分周クロックの全て
がハイレベルであるときの基準クロックの立ち上がりエ
ッジでセレクタのクロック選択の切り替えが行われるよ
うに制御回路によって制御される。なお、この際の、セ
レクタによる選択対象となる分周クロックとは、現在選
択されているクロック及びこれから選択するクロックの
双方のクロックの内の分周クロックが対象となる。即
ち、現在選択されているクロックが基準クロックでこれ
から選択するクロックが何れかの分周クロックである場
合はこれから選択する分周クロックが対象となり、現在
選択されているクロック及びこれから選択するクロック
の双方が分周クロックである場合は、双方の分周クロッ
クが対象となる。
【0016】このように、請求項2に記載のクロック選
択回路によれば、セレクタによる選択対象となる分周ク
ロックの全てがハイレベルであるときの基準クロックの
立ち上がりエッジでセレクタのクロック選択の切り替え
を行っているので、分周回路の遅延時間に起因して選択
直後のクロックの周期が損なわれる現象を生ずることな
くクロックを切り替えることができ、該クロックを使用
する回路の最大動作周波数を低減させることがない。
【0017】また、請求項3記載のクロック選択回路
は、基準クロックを逓倍して、最も周波数の高い逓倍ク
ロックの立ち上がりエッジと前記基準クロック及び前記
最も周波数の高い逓倍クロックを除いた逓倍クロックと
が同期した1つ以上の逓倍クロックを生成する逓倍回路
と、前記最も周波数の高い逓倍クロックを除いた全ての
逓倍クロック及び前記基準クロックを遅延する遅延回路
と、前記最も周波数の高い逓倍クロック及び全ての遅延
されたクロックから1つのクロックを選択するセレクタ
と、前記全ての遅延されたクロックの内の前記セレクタ
による選択対象となるクロックの全てがローレベルであ
るときの前記最も周波数の高い逓倍クロックの立ち下が
りエッジで前記セレクタのクロック選択の切り替えを行
うように制御する制御回路と、を備えている。
【0018】請求項3に記載のクロック選択回路によれ
ば、基準クロックが逓倍されて、最も周波数の高い逓倍
クロックの立ち上がりエッジと基準クロック及び最も周
波数の高い逓倍クロックを除いた逓倍クロックとが同期
した1つ以上の逓倍クロックが逓倍回路によって生成さ
れる。
【0019】また、遅延回路によって最も周波数の高い
逓倍クロックを除いた全ての逓倍クロック及び基準クロ
ックが遅延され、セレクタによって最も周波数の高い逓
倍クロック及び全ての遅延されたクロックから1つのク
ロックが選択される。
【0020】この際のセレクタによるクロックの選択
は、全ての遅延されたクロックの内のセレクタによる選
択対象となるクロックの全てがローレベルであるときの
最も周波数の高い逓倍クロックの立ち下がりエッジでセ
レクタのクロック選択の切り替えが行われるように制御
回路によって制御される。なお、この際の、全ての遅延
されたクロックの内のセレクタによる選択対象となるク
ロックとは、現在選択されているクロック及びこれから
選択するクロックの双方のクロックの内の遅延されたク
ロックが対象となる。即ち、現在選択されているクロッ
クが最も周波数の高い逓倍クロックでこれから選択する
クロックが遅延されたクロックである場合はこれから選
択する遅延されたクロックが対象となり、現在選択され
ているクロック及びこれから選択するクロックの双方が
遅延されたクロックである場合は、双方のクロックが対
象となる。
【0021】このように、請求項3に記載のクロック選
択回路によれば、全ての遅延されたクロックの内のセレ
クタによる選択対象となるクロックの全てがローレベル
であるときの最も周波数の高い逓倍クロックの立ち下が
りエッジでセレクタのクロック選択の切り替えを行って
いるので、逓倍回路の位相誤差に起因して選択直前のク
ロックの周期が損なわれる現象を生ずることなくクロッ
クを切り替えることができ、該クロックを使用する回路
の最大動作周波数を低減させることがない。
【0022】また、請求項4記載のクロック選択回路
は、基準クロックを逓倍して、最も周波数の高い逓倍ク
ロックの立ち下がりエッジと前記基準クロック及び前記
最も周波数の高い逓倍クロックを除いた逓倍クロックと
が同期した1つ以上の逓倍クロックを生成する逓倍回路
と、前記最も周波数の高い逓倍クロックを除いた全ての
逓倍クロック及び前記基準クロックを遅延する遅延回路
と、前記最も周波数の高い逓倍クロック及び全ての遅延
されたクロックから1つのクロックを選択するセレクタ
と、前記全ての遅延されたクロックの内の前記セレクタ
による選択対象となるクロックの全てがハイレベルであ
るときの前記最も周波数の高い逓倍クロックの立ち上が
りエッジで前記セレクタのクロック選択の切り替えを行
うように制御する制御回路と、を備えている。
【0023】請求項4に記載のクロック選択回路によれ
ば、基準クロックが逓倍されて、最も周波数の高い逓倍
クロックの立ち下がりエッジと基準クロック及び最も周
波数の高い逓倍クロックを除いた逓倍クロックとが同期
した1つ以上の逓倍クロックが逓倍回路によって生成さ
れる。
【0024】また、遅延回路によって最も周波数の高い
逓倍クロックを除いた全ての逓倍クロック及び基準クロ
ックが遅延され、セレクタによって最も周波数の高い逓
倍クロック及び全ての遅延されたクロックから1つのク
ロックが選択される。
【0025】この際のセレクタによるクロックの選択
は、全ての遅延されたクロックの内のセレクタによる選
択対象となるクロックの全てがハイレベルであるときの
最も周波数の高い逓倍クロックの立ち上がりエッジでセ
レクタのクロック選択の切り替えが行われるように制御
回路によって制御される。なお、この際の、全ての遅延
されたクロックの内のセレクタによる選択対象となるク
ロックとは、現在選択されているクロック及びこれから
選択するクロックの双方のクロックの内の遅延されたク
ロックが対象となる。即ち、現在選択されているクロッ
クが最も周波数の高い逓倍クロックでこれから選択する
クロックが遅延されたクロックである場合はこれから選
択する遅延されたクロックが対象となり、現在選択され
ているクロック及びこれから選択するクロックの双方が
遅延されたクロックである場合は、双方のクロックが対
象となる。
【0026】このように、請求項4に記載のクロック選
択回路によれば、全ての遅延されたクロックの内のセレ
クタによる選択対象となるクロックの全てがハイレベル
であるときの最も周波数の高い逓倍クロックの立ち上が
りエッジでセレクタのクロック選択の切り替えを行って
いるので、逓倍回路の位相誤差に起因して選択直前のク
ロックの周期が損なわれる現象を生ずることなくクロッ
クを切り替えることができ、該クロックを使用する回路
の最大動作周波数を低減させることがない。
【0027】また、請求項5記載のクロック選択回路
は、請求項3又は請求項4記載のクロック選択回路にお
ける前記遅延回路による遅延時間を前記逓倍回路の位相
誤差に相当する時間以上の時間とするものである。
【0028】このように、請求項5に記載のクロック選
択回路によれば、請求項3又は請求項4記載のクロック
選択回路における遅延回路による遅延時間を逓倍回路の
位相誤差に相当する時間以上の時間としているので、例
えば最も周波数の高い逓倍クロックから遅延された基準
クロック(最も周波数の低いクロック)へ切り替える場
合、最も周波数の高い逓倍クロックの位相誤差に相当す
る時間以上経過した時点でクロックの切り替えが行わ
れ、確実に選択直前のクロックの周期を最も周波数の高
い逓倍クロックの周期以上にすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係るクロック選択回路の実施の形態について詳細に説明
する。
【0030】〔第1実施形態〕本第1実施形態では、請
求項1記載の発明の実施の形態について説明する。ま
ず、図1を参照して、本第1実施形態に係るクロック選
択回路の構成について説明する。
【0031】同図に示すように、本第1実施形態に係る
クロック選択回路は、入力された基準クロック11の分
周クロック12を生成して出力する分周回路13と、A
入力端及びB入力端に各々入力されたクロックから一方
を選択して出力クロック14として出力する第1のセレ
クタ15と、第1のセレクタ15の選択動作を制御する
Dフリップフロップ16と、A入力端及びB入力端に各
々入力された信号から一方を選択して出力する第2のセ
レクタ17と、を含んで構成されている。
【0032】基準クロック11は、分周回路13、第1
のセレクタ15のA入力端、及びDフリップフロップ1
6のクロック入力端に入力され、何れのクロックを選択
するかを指示するSEL信号(セレクト信号)は、第2
のセレクタ17のB入力端に入力される。また、分周回
路13の出力端は、第1のセレクタ15のB入力端、及
び第2のセレクタ17のS入力端に接続されている。ま
た、第2のセレクタ17のO出力端は、Dフリップフロ
ップ16のD入力端に接続され、Dフリップフロップ1
6のQ出力端は、第1のセレクタ15のS入力端、及び
第2のセレクタ17のA入力端に接続されている。
【0033】ここで、Dフリップフロップ16は、基準
クロック11の立ち下がりエッジでD入力端に入力され
た信号、即ち第2のセレクタ17のO出力端からの出力
信号を取り込み、保持し、Q出力端に出力する。また、
第1のセレクタ15及び第2のセレクタ17は各々、S
入力端に入力された信号がH(ハイレベル、以下同様)
の場合にはA入力端に入力された信号をO出力端から出
力し、S入力端に入力された信号がL(ローレベル、以
下同様)の場合にはB入力端に入力された信号をO出力
端から出力する。また、本第1実施形態におけるSEL
信号は、出力クロック14として基準クロック11を選
択する場合はHとされ、分周クロック12を選択する場
合はLとされる。
【0034】なお、第1のセレクタ15が本発明のセレ
クタに、Dフリップフロップ16及び第2のセレクタ1
7が本発明の制御回路に、各々相当する。
【0035】次に、本第1実施形態に係るクロック選択
回路の作用について説明する。
【0036】外部から基準クロック11が入力される
と、分周回路13は基準クロック11を分周し、基準ク
ロック11に同期した分周クロック12を生成して出力
する。
【0037】また、第1のセレクタ15は、S入力端に
Dフリップフロップ16から入力された信号がHの場合
にはA入力端に入力されている基準クロック11を、L
の場合にはB入力端に入力されている分周クロック12
を選択してO出力端に出力クロック14として出力す
る。
【0038】また、第2のセレクタ17は、分周クロッ
ク12がHの間、A入力端にDフリップフロップ16の
Q出力端から入力された信号を選択してDフリップフロ
ップ16に入力する。そのため、Dフリップフロップ1
6のQ出力端からの出力信号は、分周クロック12がH
の間の基準クロック11の立ち下がりエッジでは変化し
ない。従って、分周クロック12がHの間は、出力クロ
ック14の切り替え動作は行われない。
【0039】一方、第2のセレクタ17は、分周クロッ
ク12がLの間、B入力端に入力されたSEL信号を選
択してDフリップフロップ16に入力する。この際、D
フリップフロップ16は、第2のセレクタ17から入力
されたSEL信号を基準クロック11の立ち下がりエッ
ジで取り込んでQ出力端に出力する。そのため、分周ク
ロック12がLの間の基準クロック11の立ち下がりエ
ッジでSEL信号がLの場合、Dフリップフロップ16
のQ出力端からの出力信号がLとなって第1のセレクタ
15により分周クロック12が選択され、同様にSEL
信号がHの場合は、Dフリップフロップ16のQ出力端
からの出力信号がHとなって第1のセレクタ15により
基準クロック11が選択される。
【0040】図2は、出力クロック14を、分周クロッ
ク12から基準クロック11に切り替える際の各部の信
号の状態を示したタイミングチャートである。
【0041】上述したように、出力クロック14の切り
替えは分周クロック12がLである間の基準クロック1
1の立ち下がりエッジ51で行われる。従って、分周ク
ロック12がLである間の基準クロック11の立ち下が
りエッジ51で出力クロック14の選択を分周クロック
12から基準クロック11に切り替える場合は、図2に
示すように、SEL信号を分周クロック12がLの間で
かつ基準クロック11が立ち下がる前にLからHに変化
させる。この結果、第2のセレクタ17のO出力端から
の出力信号はLからHに移行し、Dフリップフロップ1
6のQ出力端からの出力信号は、基準クロック11の立
ち下がりエッジ51でLからHへ移行する。
【0042】従って、これ以降、第1のセレクタ15か
らは基準クロック11が出力クロック14として出力さ
れるので、切り替え直後の出力クロック14の周期52
は、基準クロック11の周期53と等しくなる。
【0043】なお、この際、クロックの切り替え直前の
出力クロック14の周期が分周クロック12の周期より
若干短くなるが、例えば、従来の技術の項で説明した高
速モード及び低速モードの2つのモードで作動するよう
な回路に本第1実施形態のクロック選択回路を適用した
場合では、分周クロックは低速モード用のクロックに相
当するものであり、高速モード用のクロックほど精密さ
が要求されないので、特に不具合が発生することはな
い。
【0044】このように、本第1実施形態に係るクロッ
ク選択回路では、分周クロックがLの間において基準ク
ロックの立ち下がりエッジでクロックの切り替えを行う
形態としたので、分周回路の遅延時間に起因する切り替
え直後の出力クロックの周期が損なわれる現象を生ずる
ことなくクロックを切り替えることができ、出力クロッ
クを使用する回路の最大動作周波数を低減させることが
ない。
【0045】なお、本第1実施形態では、基準クロック
及び1つの分周クロックの何れか一方を選択する場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、基準クロック及び2つ以上の分周クロックから1
つのクロックを選択する形態としてもよい。この場合の
図1における第1のセレクタ15に相当するセレクタ1
5’の入出力信号の接続状態を図3に示す。なお、図3
におけるNは分周クロック数である。
【0046】この場合は、図1における分周回路13を
基準クロック11を分周して基準クロック11の立ち上
がりエッジに同期した1つ以上(図3ではN個)の分周
クロックを生成するものとし、第1のセレクタ15を基
準クロック11及び上記1つ以上の分周クロックから1
つのクロックを選択するものとすると共に、第1のセレ
クタによる選択対象となる分周クロックの全てがローレ
ベルであるときの基準クロック11の立ち下がりエッジ
で第1のセレクタのクロック選択の切り替えを行うよう
に制御すればよい。
【0047】〔第2実施形態〕本第2実施形態では、請
求項2記載の発明の実施の形態について説明する。ま
ず、図4を参照して、本第2実施形態に係るクロック選
択回路の構成について説明する。
【0048】同図に示すように、本第2実施形態に係る
クロック選択回路は、入力された基準クロック21の分
周クロック22を生成して出力する分周回路23と、A
入力端及びB入力端に各々入力されたクロックから一方
を選択して出力クロック24として出力する第1のセレ
クタ25と、第1のセレクタ25の選択動作を制御する
Dフリップフロップ26と、A入力端及びB入力端に各
々入力された信号から一方を選択して出力する第2のセ
レクタ27と、を含んで構成されている。
【0049】基準クロック21は、分周回路23、第1
のセレクタ25のA入力端、及びDフリップフロップ2
6のクロック入力端に入力され、何れのクロックを選択
するかを指示するSEL信号は、第2のセレクタ27の
B入力端に入力される。また、分周回路23の出力端
は、第1のセレクタ25のB入力端、及び第2のセレク
タ27のS入力端に接続されている。また、第2のセレ
クタ27のO出力端は、Dフリップフロップ26のD入
力端に接続され、Dフリップフロップ26のQ出力端
は、第1のセレクタ25のS入力端、及び第2のセレク
タ27のA入力端に接続されている。
【0050】ここで、Dフリップフロップ26は、基準
クロック21の立ち上がりエッジでD入力端に入力され
た信号、即ち第2のセレクタ27のO出力端からの出力
信号を取り込み、保持し、Q出力端に出力する。
【0051】また、第1のセレクタ25は、S入力端に
入力された信号がHの場合にはA入力端に入力された信
号をO出力端から出力し、S入力端に入力された信号が
Lの場合にはB入力端に入力された信号をO出力端から
出力する。また、第2のセレクタ27は、S入力端に入
力された信号がLの場合にはA入力端に入力された信号
をO出力端から出力し、S入力端に入力された信号がH
の場合にはB入力端に入力された信号をO出力端から出
力する。
【0052】また、本第2実施形態におけるSEL信号
は、出力クロック24として基準クロック21を選択す
る場合はHとされ、分周クロック22を選択する場合は
Lとされる。
【0053】なお、第1のセレクタ25が本発明のセレ
クタに、Dフリップフロップ26及び第2のセレクタ2
7が本発明の制御回路に、各々相当する。
【0054】次に、本第2実施形態に係るクロック選択
回路の作用について説明する。
【0055】外部から基準クロック21が入力される
と、分周回路23は基準クロック21を分周し、基準ク
ロック21に同期した分周クロック22を生成して出力
する。
【0056】また、第1のセレクタ25は、S入力端に
Dフリップフロップ26から入力された信号がHの場合
にはA入力端に入力されている基準クロック21を、L
の場合にはB入力端に入力されている分周クロック22
を選択してO出力端に出力クロック24として出力す
る。
【0057】また、第2のセレクタ27は、分周クロッ
ク22がLの間、A入力端にDフリップフロップ26の
Q出力端から入力された信号を選択してDフリップフロ
ップ26に入力する。そのため、Dフリップフロップ2
6のQ出力端からの出力信号は、分周クロック22がL
の間の基準クロック21の立ち上がりエッジでは変化し
ない。従って、分周クロック22がLの間は、出力クロ
ック24の切り替え動作は行われない。
【0058】一方、第2のセレクタ27は、分周クロッ
ク22がHの間、B入力端に入力されたSEL信号を選
択してDフリップフロップ26に入力する。この際、D
フリップフロップ26は、第2のセレクタ27から入力
されたSEL信号を基準クロック21の立ち上がりエッ
ジで取り込んでQ出力端に出力する。そのため、分周ク
ロック22がHの間の基準クロック21の立ち上がりエ
ッジでSEL信号がLの場合、Dフリップフロップ26
のQ出力端からの出力信号がLとなって第1のセレクタ
25により分周クロック22が選択され、同様にSEL
信号がHの場合は、Dフリップフロップ26のQ出力端
からの出力信号がHとなって第1のセレクタ25により
基準クロック21が選択される。
【0059】図5は、出力クロック24を、分周クロッ
ク22から基準クロック21に切り替える際の各部の信
号の状態を示したタイミングチャートである。
【0060】上述したように、出力クロック24の切り
替えは分周クロック22がHである間の基準クロック2
1の立ち上がりエッジ61で行われる。従って、分周ク
ロック22がHである間の基準クロック21の立ち上が
りエッジ61で出力クロック24の選択を分周クロック
22から基準クロック21に切り替える場合は、図5に
示すように、SEL信号を分周クロック22がHの間で
かつ基準クロック21が立ち上がる前にLからHに変化
させる。この結果、第2のセレクタ27のO出力端から
の出力信号はLからHに移行し、Dフリップフロップ2
6のQ出力端からの出力信号は、基準クロック21の立
ち上がりエッジ61でLからHへ移行する。
【0061】従って、これ以降、第1のセレクタ25か
らは基準クロック21が出力クロック24として出力さ
れるので、切り替え直後の出力クロック24の周期62
は、基準クロック21の周期63と等しくなる。
【0062】なお、この際、クロックの切り替え直前の
出力クロック24の周期が分周クロック22の周期より
若干短くなるが、例えば、従来の技術の項で説明した高
速モード及び低速モードの2つのモードで作動するよう
な回路に本第2実施形態のクロック選択回路を適用した
場合では、分周クロックは低速モード用のクロックに相
当するものであり、高速モード用のクロックほど精密さ
が要求されないので、特に不具合が発生することはな
い。
【0063】このように、本第2実施形態に係るクロッ
ク選択回路では、分周クロックがHの間において基準ク
ロックの立ち上がりエッジでクロックの切り替えを行う
形態としたので、上記第1実施形態と同様に、分周回路
の遅延時間に起因する切り替え直後の出力クロックの周
期が損なわれる現象を生ずることなくクロックを切り替
えることができ、出力クロックを使用する回路の最大動
作周波数を低減させることがない。
【0064】なお、本第2実施形態では、基準クロック
及び1つの分周クロックの何れか一方を選択する場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、基準クロック及び2つ以上の分周クロックから1
つのクロックを選択する形態としてもよい。この場合の
図4における第1のセレクタ25に相当するセレクタの
入出力信号の接続状態は図3に示したものと同様である
ので、ここでの図示は省略する。
【0065】この場合は、図4における分周回路23を
基準クロック21を分周して基準クロック21の立ち下
がりエッジに同期した1つ以上の分周クロックを生成す
るものとし、第1のセレクタ25を基準クロック21及
び上記1つ以上の分周クロックから1つのクロックを選
択するものとすると共に、第1のセレクタによる選択対
象となる分周クロックの全てがハイレベルであるときの
基準クロック21の立ち上がりエッジで第1のセレクタ
のクロック選択の切り替えを行うように制御すればよ
い。
【0066】〔第3実施形態〕本第3実施形態では、請
求項3記載の発明の実施の形態について説明する。ま
ず、図6を参照して、本第3実施形態に係るクロック選
択回路の構成について説明する。
【0067】同図に示すように、本第3実施形態に係る
クロック選択回路は、入力された基準クロック31の逓
倍クロック32を生成して出力する逓倍回路33と、入
力された基準クロック31を所定時間遅延した遅延基準
クロック34を生成して出力する遅延回路35と、A入
力端及びB入力端に各々入力されたクロックから一方を
選択して出力クロック36として出力する第1のセレク
タ37と、第1のセレクタ37の選択動作を制御するD
フリップフロップ38と、A入力端及びB入力端に各々
入力された信号から一方を選択して出力する第2のセレ
クタ39と、を含んで構成されている。
【0068】基準クロック31は、逓倍回路33、及び
遅延回路35に入力され、何れのクロックを選択するか
を指示するSEL信号は、第2のセレクタ39のB入力
端に入力される。また、逓倍回路33の出力端は第1の
セレクタ37のA入力端、及びDフリップフロップ38
のクロック入力端に接続され、遅延回路35の出力端は
第1のセレクタ37のB入力端、及び第2のセレクタ3
9のS入力端に接続されている。また、第2のセレクタ
39のO出力端は、Dフリップフロップ38のD入力端
に接続され、Dフリップフロップ38のQ出力端は、第
1のセレクタ37のS入力端、及び第2のセレクタ39
のA入力端に接続されている。
【0069】ここで、Dフリップフロップ38は、逓倍
クロック32の立ち下がりエッジでD入力端に入力され
た信号、即ち第2のセレクタ39のO出力端からの出力
信号を取り込み、保持し、Q出力端に出力する。
【0070】また、第1のセレクタ37及び第2のセレ
クタ39は、S入力端に入力された信号がHの場合には
A入力端に入力された信号をO出力端から出力し、S入
力端に入力された信号がLの場合にはB入力端に入力さ
れた信号をO出力端から出力する。
【0071】また、本第3実施形態におけるSEL信号
は、出力クロック36として逓倍クロック32を選択す
る場合はHとされ、遅延基準クロック34を選択する場
合はLとされる。
【0072】なお、第1のセレクタ37が本発明のセレ
クタに、Dフリップフロップ38及び第2のセレクタ3
9が本発明の制御回路に、各々相当する。
【0073】次に、本第3実施形態に係るクロック選択
回路の作用について説明する。
【0074】外部から基準クロック31が入力される
と、逓倍回路33は基準クロック31を逓倍して基準ク
ロック31に同期した逓倍クロック32を生成して出力
し、遅延回路35は基準クロック31を遅延して遅延基
準クロック34を生成して出力する。
【0075】また、第1のセレクタ37は、S入力端に
Dフリップフロップ38から入力された信号がLの場合
にはB入力端に入力されている遅延基準クロック34
を、Hの場合にはA入力端に入力されている逓倍クロッ
ク32を選択してO出力端に出力クロック36として出
力する。
【0076】また、第2のセレクタ39は、遅延基準ク
ロック34がHの間、A入力端にDフリップフロップ3
8のQ出力端から入力された信号を選択してDフリップ
フロップ38に入力する。そのため、Dフリップフロッ
プ38のQ出力端からの出力信号は、遅延基準クロック
34がHの間の逓倍クロック32の立ち下がりエッジで
は変化しない。従って、遅延基準クロック34がHの間
は、出力クロック36の切り替え動作は行われない。
【0077】一方、第2のセレクタ39は、遅延基準ク
ロック34がLの間、B入力端に入力されたSEL信号
を選択してDフリップフロップ38に入力する。この
際、Dフリップフロップ38は、第2のセレクタ39か
ら入力されたSEL信号を逓倍クロック32の立ち下が
りエッジで取り込んでQ出力端に出力する。そのため、
遅延基準クロック34がLの間の逓倍クロック32の立
ち下がりエッジでSEL信号がLの場合、Dフリップフ
ロップ38のQ出力端からの出力信号がLとなって第1
のセレクタ37により遅延基準クロック34が選択さ
れ、同様にSEL信号がHの場合は、Dフリップフロッ
プ38のQ出力端からの出力信号がHとなって第1のセ
レクタ37により逓倍クロック32が選択される。
【0078】図7は、出力クロック36を、逓倍クロッ
ク32から遅延基準クロック34に切り替える際の各部
の信号の状態を示したタイミングチャートである。
【0079】上述したように、出力クロック36の切り
替えは遅延基準クロック34がLである間の逓倍クロッ
ク32の立ち下がりエッジ71で行われる。従って、遅
延基準クロック34がLである間の逓倍クロック32の
立ち下がりエッジ71で出力クロック36の選択を逓倍
クロック32から遅延基準クロック34に切り替える場
合は、図7に示すように、SEL信号を遅延基準クロッ
ク34がLの間でかつ逓倍クロック32が立ち下がる前
にHからLに変化させる。この結果、第2のセレクタ3
9のO出力端からの出力信号はHからLに移行し、Dフ
リップフロップ38のQ出力端からの出力信号は、逓倍
クロック32の立ち下がりエッジ71でHからLへ移行
する。
【0080】従って、これ以降、第1のセレクタ37か
らは遅延基準クロック34が出力クロック36として出
力される。
【0081】ここで、出力クロック36の切り替え時に
おける出力クロック36の周期72は、 逓倍クロック周期73+遅延回路遅延時間74−逓倍回
路位相誤差75 となるので、 遅延回路遅延時間74≧逓倍回路位相誤差75 と設定することにより、出力クロック36の周期72を
損なうことなくクロックを切り替えることができる。
【0082】このように、本第3実施形態に係るクロッ
ク選択回路では、基準クロックを逓倍回路の位相誤差に
相当する時間以上に遅延させた遅延基準クロックがLの
間において逓倍クロックの立ち下がりエッジでクロック
の切り替えを行う形態としたので、逓倍回路の位相誤差
に起因する切り替え直前の出力クロックの周期が損なわ
れる現象を生ずることなくクロックを切り替えることが
でき、出力クロックを使用する回路の最大動作周波数を
低減させることがない。
【0083】なお、本第3実施形態では、遅延基準クロ
ック及び1つの逓倍クロックの何れか一方を選択する場
合について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、遅延基準クロック及び2つ以上の逓倍クロッ
クから1つのクロックを選択する形態としてもよい。こ
の場合の図6における第1のセレクタ37に相当するセ
レクタ37’の入出力信号の接続状態を図8に示す。な
お、図8におけるMは逓倍クロック数である。
【0084】この場合は、図6における逓倍回路33を
基準クロック31を逓倍して、最も周波数の高い逓倍ク
ロックの立ち上がりエッジと基準クロック31及び上記
最も周波数の高い逓倍クロックを除いた逓倍クロックと
が同期した1つ以上の逓倍クロックを生成するものと
し、遅延回路35を上記最も周波数の高い逓倍クロック
を除いた全ての逓倍クロック及び基準クロック31を遅
延するものとし、第1のセレクタ37を上記最も周波数
の高い逓倍クロック及び全ての遅延されたクロックから
1つのクロックを選択するものとすると共に、上記全て
の遅延されたクロックの内の第1のセレクタによる選択
対象となるクロックの全てがローレベルであるときの上
記最も周波数の高い逓倍クロックの立ち下がりエッジで
第1のセレクタのクロック選択の切り替えを行うように
制御すればよい。
【0085】〔第4実施形態〕本第4実施形態では、請
求項4記載の発明の実施の形態について説明する。ま
ず、図9を参照して、本第4実施形態に係るクロック選
択回路の構成について説明する。
【0086】同図に示すように、本第4実施形態に係る
クロック選択回路は、入力された基準クロック41の逓
倍クロック42を生成して出力する逓倍回路43と、入
力された基準クロック41を所定時間遅延した遅延基準
クロック44を生成して出力する遅延回路45と、A入
力端及びB入力端に各々入力されたクロックから一方を
選択して出力クロック46として出力する第1のセレク
タ47と、第1のセレクタ47の選択動作を制御するD
フリップフロップ48と、A入力端及びB入力端に各々
入力された信号から一方を選択して出力する第2のセレ
クタ49と、を含んで構成されている。
【0087】基準クロック41は、逓倍回路43、及び
遅延回路45に入力され、何れのクロックを選択するか
を指示するSEL信号は、第2のセレクタ49のB入力
端に入力される。また、逓倍回路43の出力端は第1の
セレクタ47のA入力端、及びDフリップフロップ48
のクロック入力端に接続され、遅延回路45の出力端は
第1のセレクタ47のB入力端、及び第2のセレクタ4
9のS入力端に接続されている。また、第2のセレクタ
49のO出力端は、Dフリップフロップ48のD入力端
に接続され、Dフリップフロップ48のQ出力端は、第
1のセレクタ47のS入力端、及び第2のセレクタ49
のA入力端に接続されている。
【0088】ここで、Dフリップフロップ48は、逓倍
クロック42の立ち上がりエッジでD入力端に入力され
た信号、即ち第2のセレクタ49のO出力端からの出力
信号を取り込み、保持し、Q出力端に出力する。
【0089】また、第1のセレクタ47は、S入力端に
入力された信号がHの場合にはA入力端に入力された信
号をO出力端から出力し、S入力端に入力された信号が
Lの場合にはB入力端に入力された信号をO出力端から
出力する。
【0090】また、第2のセレクタ49は、S入力端に
入力された信号がLの場合にはA入力端に入力された信
号をO出力端から出力し、S入力端に入力された信号が
Hの場合にはB入力端に入力された信号をO出力端から
出力する。
【0091】また、本第4実施形態におけるSEL信号
は、出力クロック46として逓倍クロック42を選択す
る場合はHとされ、遅延基準クロック44を選択する場
合はLとされる。
【0092】なお、第1のセレクタ47が本発明のセレ
クタに、Dフリップフロップ48及び第2のセレクタ4
9が本発明の制御回路に、各々相当する。
【0093】次に、本第4実施形態に係るクロック選択
回路の作用について説明する。
【0094】外部から基準クロック41が入力される
と、逓倍回路43は基準クロック41を逓倍して基準ク
ロック41に同期した逓倍クロック42を生成して出力
し、遅延回路45は基準クロック41を遅延して遅延基
準クロック44を生成して出力する。
【0095】また、第1のセレクタ47は、S入力端に
Dフリップフロップ48から入力された信号がLの場合
にはB入力端に入力されている遅延基準クロック44
を、Hの場合にはA入力端に入力されている逓倍クロッ
ク42を選択してO出力端に出力クロック46として出
力する。
【0096】また、第2のセレクタ49は、遅延基準ク
ロック44がLの間、A入力端にDフリップフロップ4
8のQ出力端から入力された信号を選択してDフリップ
フロップ48に入力する。そのため、Dフリップフロッ
プ48のQ出力端からの出力信号は、遅延基準クロック
44がLの間の逓倍クロック42の立ち上がりエッジで
は変化しない。従って、遅延基準クロック44がLの間
は、出力クロック46の切り替え動作は行われない。
【0097】一方、第2のセレクタ49は、遅延基準ク
ロック44がHの間、B入力端に入力されたSEL信号
を選択してDフリップフロップ48に入力する。この
際、Dフリップフロップ48は、第2のセレクタ49か
ら入力されたSEL信号を逓倍クロック42の立ち上が
りエッジで取り込んでQ出力端に出力する。そのため、
遅延基準クロック44がHの間の逓倍クロック42の立
ち上がりエッジでSEL信号がLの場合、Dフリップフ
ロップ48のQ出力端からの出力信号がLとなって第1
のセレクタ47により遅延基準クロック44が選択さ
れ、同様にSEL信号がHの場合は、Dフリップフロッ
プ48のQ出力端からの出力信号がHとなって第1のセ
レクタ47により逓倍クロック42が選択される。
【0098】図10は、出力クロック46を、逓倍クロ
ック42から遅延基準クロック44に切り替える際の各
部の信号の状態を示したタイミングチャートである。
【0099】上述したように、出力クロック46の切り
替えは遅延基準クロック44がHである間の逓倍クロッ
ク42の立ち上がりエッジ81で行われる。従って、遅
延基準クロック44がHである間の逓倍クロック42の
立ち上がりエッジ81で出力クロック46の選択を逓倍
クロック42から遅延基準クロック44に切り替える場
合は、図10に示すように、SEL信号を遅延基準クロ
ック44がHの間でかつ逓倍クロック42が立ち上がる
前にHからLに変化させる。この結果、第2のセレクタ
49のO出力端からの出力信号はHからLに移行し、D
フリップフロップ48のQ出力端からの出力信号は、逓
倍クロック42の立ち上がりエッジ81でHからLへ移
行する。
【0100】従って、これ以降、第1のセレクタ47か
らは遅延基準クロック44が出力クロック46として出
力される。
【0101】ここで、出力クロック46の切り替え時に
おける出力クロック46の周期82は、 逓倍クロック周期83+遅延回路遅延時間84−逓倍回
路位相誤差85 となるので、 遅延回路遅延時間84≧逓倍回路位相誤差85 と設定することにより、出力クロック46の周期82を
損なうことなくクロックを切り替えることができる。
【0102】このように、本第4実施形態に係るクロッ
ク選択回路では、基準クロックを逓倍回路の位相誤差に
相当する時間以上に遅延させた遅延基準クロックがHの
間において逓倍クロックの立ち上がりエッジでクロック
の切り替えを行う形態としたので、逓倍回路の位相誤差
に起因する切り替え直前の出力クロックの周期が損なわ
れる現象を生ずることなくクロックを切り替えることが
でき、出力クロックを使用する回路の最大動作周波数を
低減させることがない。
【0103】なお、本第4実施形態では、遅延基準クロ
ック及び1つの逓倍クロックの何れか一方を選択する場
合について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、遅延基準クロック及び2つ以上の逓倍クロッ
クから1つのクロックを選択する形態としてもよい。こ
の場合の図9における第1のセレクタ47に相当するセ
レクタの入出力信号の接続状態は図8に示したものと同
様であるので、ここでの図示は省略する。
【0104】この場合は、図9に示した逓倍回路43を
基準クロック41を逓倍して、最も周波数の高い逓倍ク
ロックの立ち下がりエッジと基準クロック41及び上記
最も周波数の高い逓倍クロックを除いた逓倍クロックと
が同期した1つ以上の逓倍クロックを生成するものと
し、遅延回路45を上記最も周波数の高い逓倍クロック
を除いた全ての逓倍クロック及び基準クロック41を遅
延するものとし、第1のセレクタ47を上記最も周波数
の高い逓倍クロック及び全ての遅延されたクロックから
1つのクロックを選択するものとすると共に、上記全て
の遅延されたクロックの内の第1のセレクタによる選択
対象となるクロックの全てがハイレベルであるときの上
記最も周波数の高い逓倍クロックの立ち上がりエッジで
第1のセレクタのクロック選択の切り替えを行うように
制御すればよい。
【0105】
【発明の効果】請求項1記載のクロック選択回路によれ
ば、セレクタによる選択対象となる分周クロックの全て
がローレベルであるときの基準クロックの立ち下がりエ
ッジでセレクタのクロック選択の切り替えを行っている
ので、分周回路の遅延時間に起因して選択直後のクロッ
クの周期が損なわれる現象を生ずることなくクロックを
切り替えることができ、該クロックを使用する回路の最
大動作周波数を低減させることがない、という効果が得
られる。
【0106】また、請求項2記載のクロック選択回路に
よれば、セレクタによる選択対象となる分周クロックの
全てがハイレベルであるときの基準クロックの立ち上が
りエッジでセレクタのクロック選択の切り替えを行って
いるので、分周回路の遅延時間に起因して選択直後のク
ロックの周期が損なわれる現象を生ずることなくクロッ
クを切り替えることができ、該クロックを使用する回路
の最大動作周波数を低減させることがない、という効果
が得られる。
【0107】また、請求項3記載のクロック選択回路に
よれば、全ての遅延されたクロックの内のセレクタによ
る選択対象となるクロックの全てがローレベルであると
きの最も周波数の高い逓倍クロックの立ち下がりエッジ
でセレクタのクロック選択の切り替えを行っているの
で、逓倍回路の位相誤差に起因して選択直前のクロック
の周期が損なわれる現象を生ずることなくクロックを切
り替えることができ、該クロックを使用する回路の最大
動作周波数を低減させることがない、という効果が得ら
れる。
【0108】また、請求項4記載のクロック選択回路に
よれば、全ての遅延されたクロックの内のセレクタによ
る選択対象となるクロックの全てがハイレベルであると
きの最も周波数の高い逓倍クロックの立ち上がりエッジ
でセレクタのクロック選択の切り替えを行っているの
で、逓倍回路の位相誤差に起因して選択直前のクロック
の周期が損なわれる現象を生ずることなくクロックを切
り替えることができ、該クロックを使用する回路の最大
動作周波数を低減させることがない、という効果が得ら
れる。
【0109】さらに、請求項5記載のクロック選択回路
によれば、請求項3又は請求項4記載のクロック選択回
路における遅延回路による遅延時間を逓倍回路の位相誤
差に相当する時間以上の時間としているので、例えば最
も周波数の高い逓倍クロックから遅延された基準クロッ
ク(最も周波数の低いクロック)へ切り替える場合、最
も周波数の高い逓倍クロックの位相誤差に相当する時間
以上経過した時点でクロックの切り替えが行われ、確実
に選択直前のクロックの周期を最も周波数の高い逓倍ク
ロックの周期以上にすることができる、という効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るクロック選択回路の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態に係るクロック選択回路における
各部の信号の状態を示すタイミングチャートである。
【図3】基準クロック及び複数の分周クロックを選択対
象とする場合の第1のセレクタに相当するセレクタの入
出力信号の接続状態を示すブロック図である。
【図4】第2実施形態に係るクロック選択回路の概略構
成を示すブロック図である。
【図5】第2実施形態に係るクロック選択回路における
各部の信号の状態を示すタイミングチャートである。
【図6】第3実施形態に係るクロック選択回路の概略構
成を示すブロック図である。
【図7】第3実施形態に係るクロック選択回路における
各部の信号の状態を示すタイミングチャートである。
【図8】複数の逓倍クロック及び基準クロックを選択対
象とする場合の第1のセレクタに相当するセレクタの入
出力信号の接続状態を示すブロック図である。
【図9】第4実施形態に係るクロック選択回路の概略構
成を示すブロック図である。
【図10】第4実施形態に係るクロック選択回路におけ
る各部の信号の状態を示すタイミングチャートである。
【図11】従来のクロック選択回路の構成例を示すブロ
ック図である。
【図12】従来のクロック選択回路の別の構成例を示す
ブロック図である。
【図13】図11のクロック選択回路における各部の信
号の状態を示すタイミングチャートである。
【図14】図12のクロック選択回路における各部の信
号の状態を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
11、21 基準クロック 12、22 分周クロック 13、23 分周回路 14、24 出力クロック 15、25 第1のセレクタ(セレクタ) 16、26 Dフリップフロップ(制御回路) 17、27 第2のセレクタ(制御回路) 31、41 基準クロック 32、42 逓倍クロック 33、43 逓倍回路 34、44 遅延基準クロック 35、45 遅延回路 36、46 出力クロック 37、47 第1のセレクタ(セレクタ) 38、48 Dフリップフロップ(制御回路) 39、49 第2のセレクタ(制御回路)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロックを分周して前記基準クロッ
    クの立ち上がりエッジに同期した1つ以上の分周クロッ
    クを生成する分周回路と、 前記基準クロック及び前記1つ以上の分周クロックから
    1つのクロックを選択するセレクタと、 前記セレクタによる選択対象となる分周クロックの全て
    がローレベルであるときの前記基準クロックの立ち下が
    りエッジで前記セレクタのクロック選択の切り替えを行
    うように制御する制御回路と、 を備えたクロック選択回路。
  2. 【請求項2】 基準クロックを分周して前記基準クロッ
    クの立ち下がりエッジに同期した1つ以上の分周クロッ
    クを生成する分周回路と、 前記基準クロック及び前記1つ以上の分周クロックから
    1つのクロックを選択するセレクタと、 前記セレクタによる選択対象となる分周クロックの全て
    がハイレベルであるときの前記基準クロックの立ち上が
    りエッジで前記セレクタのクロック選択の切り替えを行
    うように制御する制御回路と、 を備えたクロック選択回路。
  3. 【請求項3】 基準クロックを逓倍して、最も周波数の
    高い逓倍クロックの立ち上がりエッジと前記基準クロッ
    ク及び前記最も周波数の高い逓倍クロックを除いた逓倍
    クロックとが同期した1つ以上の逓倍クロックを生成す
    る逓倍回路と、 前記最も周波数の高い逓倍クロックを除いた全ての逓倍
    クロック及び前記基準クロックを遅延する遅延回路と、 前記最も周波数の高い逓倍クロック及び全ての遅延され
    たクロックから1つのクロックを選択するセレクタと、 前記全ての遅延されたクロックの内の前記セレクタによ
    る選択対象となるクロックの全てがローレベルであると
    きの前記最も周波数の高い逓倍クロックの立ち下がりエ
    ッジで前記セレクタのクロック選択の切り替えを行うよ
    うに制御する制御回路と、 を備えたクロック選択回路。
  4. 【請求項4】 基準クロックを逓倍して、最も周波数の
    高い逓倍クロックの立ち下がりエッジと前記基準クロッ
    ク及び前記最も周波数の高い逓倍クロックを除いた逓倍
    クロックとが同期した1つ以上の逓倍クロックを生成す
    る逓倍回路と、 前記最も周波数の高い逓倍クロックを除いた全ての逓倍
    クロック及び前記基準クロックを遅延する遅延回路と、 前記最も周波数の高い逓倍クロック及び全ての遅延され
    たクロックから1つのクロックを選択するセレクタと、 前記全ての遅延されたクロックの内の前記セレクタによ
    る選択対象となるクロックの全てがハイレベルであると
    きの前記最も周波数の高い逓倍クロックの立ち上がりエ
    ッジで前記セレクタのクロック選択の切り替えを行うよ
    うに制御する制御回路と、 を備えたクロック選択回路。
  5. 【請求項5】 前記遅延回路による遅延時間は前記逓倍
    回路の位相誤差に相当する時間以上の時間である請求項
    3又は請求項4記載のクロック選択回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085518A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Sony Corp 半導体集積回路
JP2008306699A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Hynix Semiconductor Inc 周波数調整装置及びそれを含むdll回路
JP2012182689A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Sharp Corp 半導体集積回路
JP2016063505A (ja) * 2014-09-22 2016-04-25 日本電気株式会社 Lsiパッケージ、および、クロック分配方法

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