JPH08166825A - デューティソレノイドバルブの制御装置及び制御方法 - Google Patents

デューティソレノイドバルブの制御装置及び制御方法

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JPH08166825A
JPH08166825A JP6308800A JP30880094A JPH08166825A JP H08166825 A JPH08166825 A JP H08166825A JP 6308800 A JP6308800 A JP 6308800A JP 30880094 A JP30880094 A JP 30880094A JP H08166825 A JPH08166825 A JP H08166825A
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JP
Japan
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signal
duty
solenoid valve
duty solenoid
holding
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Application number
JP6308800A
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English (en)
Inventor
Teiji Tsutsui
禎治 筒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H47/00Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current
    • H01H47/22Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current for supplying energising current for relay coil
    • H01H47/32Energising current supplied by semiconductor device
    • H01H47/325Energising current supplied by semiconductor device by switching regulator
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/0318Processes

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータのプログラム容量を増大させる
ことなく、動作の異なる複数本のデューティソレノイド
バルブを制御するデューティソレノイドバルブの制御装
置および制御方法を得る。 【構成】 時間比率に対応するデューティ信号を発生す
るデューティ信号発生手段と、ソレノイドコイルを過励
磁するための過励磁信号を発生する過励磁信号発生手段
と、デューティソレノイドバルブを保持するための保持
信号を発生する保持信号発生手段と、デューティ信号、
過励磁信号及び保持信号に基づきソレノイドコイルを駆
動する駆動信号を合成する信号合成手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、流体の圧力または流
量を制御するデューティソレノイドバルブの制御装置及
びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デューティソレノイドバルブの制
御装置として特開平3−216713号公報に記載のも
のが知られている。該公報のものは、ソレノイドコイル
への通電時にその電流の立ち上がりを速やかに行わせて
デューティソレノイドバルブを速やかに開かせる過励磁
制御と、その後、必要最小限の電流でデューティソレノ
イドバルブを開状態に保持するための保持制御が行われ
ている。図9にその様子をタイムチャートで示す。図9
において、デューティ信号は周期T0のうち期間Txで
Hレベルの信号を出力している。この期間Txにおい
て、マイクロコンピュータはPWM(pulse width modu
ration)信号として、期間Tcは所定のパルス幅を有す
る過励磁信号を出力すると共に、期間(Tx−Tc)は
チョッピング信号からなる保持信号を出力しており、そ
のときのソレノイドコイルの電圧及び電流波形は図に示
す通りである。即ち、マイクロコンピュータは図9のP
WM信号を作成するために図10のフローチャートに基
づき、デューティ信号が立ち上がると同時に割り込み処
理を実行して過励磁信号を出力すると共に、過励磁制御
から保持制御に切り換える時期が来ると再度割り込み処
理を実行して今度は保持信号を出力し、デューティ信号
が立ち下がるとまた割り込み処理を実行してデューティ
ソレノイドバルブへの信号を遮断する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】該公報のデューティソ
レノイドバルブの制御装置は以上のように動作するの
で、過励磁制御、保持制御およびデューティソレノイド
バルブへの信号遮断の度に割り込み処理(図10)を行
う必要があった。また、図9に示すソレノイドコイルへ
の信号は、1本のデューティソレノイドバルブ、あるい
は同一の動作を行う複数のデューティソレノイドバルブ
に対して出力されるものである。よって、動作の異なる
デューティソレノイドバルブを複数本制御しようとする
ならば、そのデューティソレノイドバルブの本数だけ割
り込み処理を行う必要があり、プログラム容量が増大し
てしまう。また、割り込み処理の回数が増えることによ
り処理の高速化が図れず、高速でデューティソレノイド
バルブを駆動することができなくなるという問題点があ
った。
【0004】また、デューティソレノイドバルブの本数
が増えることにより、制御装置が複雑化してしまうとい
う問題点があった。
【0005】この発明は上述の如き問題点を解決するた
めに為されたものであって、コンピュータの最小限のプ
ログラム容量にて、動作の異なる複数本のデューティソ
レノイドバルブを制御するデューティソレノイドバルブ
の制御装置を得ることを目的としている。
【0006】また、動作の異なる複数本のデューティソ
レノイドバルブを簡単な構成で制御することを目的とし
ている。
【0007】また、動作の異なる複数本のデューティソ
レノイドバルブを高速で動作させることを目的としてい
る。
【0008】また、コンピュータの最小限のプログラム
容量にて、動作の異なる複数本のデューティソレノイド
バルブを制御するデューティソレノイドバルブの制御方
法を得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデューテ
ィソレノイドバルブの制御装置は、コンピュータが時間
比率に対応するデューティ信号を発生するデューティ信
号発生手段と、ソレノイドコイルを過励磁するための過
励磁信号を発生する過励磁信号発生手段と、デューティ
ソレノイドバルブを保持するための保持信号を発生する
保持信号発生手段とを備えると共に、コンピュータから
の信号を受け前記ソレノイドコイルを駆動する駆動手段
がデューティ信号、過励磁信号及び保持信号に基づきソ
レノイドコイルを駆動する駆動信号を合成する信号合成
手段を備えたものである。
【0010】また、この発明に係るデューティソレノイ
ドバルブの制御装置は、複数のデューティソレノイドバ
ルブと、複数の駆動手段とを備え、コンピュータが複数
の駆動手段に複数のデューティソレノイドバルブを保持
する単一の保持信号を各々出力するようにしたものであ
る。
【0011】また、この発明に係るデューティソレノイ
ドバルブの制御装置は、信号合成手段を、過励磁信号と
保持信号との論理和を演算する論理和演算手段と、この
論理和とデューティ信号との論理積を演算する論理積演
算手段とで構成したものである。
【0012】また、この発明に係るデューティソレノイ
ドバルブの制御方法は、時間比率に対応するデューティ
信号を発生するステップと、ソレノイドコイルを過励磁
するための過励磁信号を発生するステップと、デューテ
ィソレノイドバルブを保持するための保持信号を発生す
るステップと、デューティ信号、過励磁信号及び保持信
号に基づきソレノイドコイルを駆動する駆動信号を合成
するステップと、駆動信号に基づきソレノイドコイルを
駆動するステップとを有するものである。
【0013】
【作用】この発明に係るデューティソレノイドバルブの
制御装置は、コンピュータからのデューティ信号、過励
磁信号及び保持信号を合成し、その合成した信号に基づ
きデューティソレノイドバルブを駆動する。
【0014】また、この発明に係るデューティソレノイ
ドバルブの制御装置は、単一の保持信号により複数のデ
ューティソレノイドバルブを保持する。
【0015】また、この発明に係るデューティソレノイ
ドバルブの制御装置は、過励磁信号と保持信号との論理
和を演算すると共に、この論理和とデューティ信号との
論理積を演算することにより駆動信号を合成する。
【0016】また、この発明に係るデューティソレノイ
ドバルブの制御方法は、時間比率に対応するデューティ
信号を発生し、ソレノイドコイルを過励磁するための過
励磁信号を発生し、デューティソレノイドバルブを保持
するための保持信号を発生し、デューティ信号、過励磁
信号及び保持信号に基づきソレノイドコイルを駆動する
駆動信号を合成し、駆動信号に基づきソレノイドコイル
を駆動する。
【0017】
【実施例】
実施例1.図1に本願発明の構成を示す。図において、
100は少なくとも3本以上の出力端子を持つコンピュ
ータとしてのマイクロコンピュータで、ここではOUT
1乃至5の出力端子を有している。またマイクロコンピ
ュータ100は、プログラムを実行するCPU(セント
ラルプロセッシングユニット)1、プログラム及びデー
タを格納するROM(リードオンリメモリ)2、プログ
ラムの処理データを記憶するRAM(ランダムアクセス
メモリ)3、外部と信号の授受動作を行う入出力ポート
4、時間計測あるいはパルス信号生成等を行うタイマ
5、一端が入出力ポート4に接続されたPWMタイマ
6、及びCPU1、ROM2、RAM3、入出力ポート
4、タイマ5、PWMタイマ6を接続するデータバス7
を有している。また、入出力ポート4は出力端子OUT
1乃至5を介してマイクロコンピュータ100外部に信
号を出力している。
【0018】200は駆動手段であるデューティソレノ
イド駆動回路で、マイクロコンピュータ100の出力端
子OUT1乃至3からの信号に基づきデューティソレノ
イドバルブのソレノイドコイル300への通電を制御す
る。また、210は他のデューティソレノイドバルブを
駆動するデューティソレノイド駆動回路で他のデューテ
ィソレノイドバルブのソレノイドコイル310の通電を
制御する。
【0019】次にマイクロコンピュータ100の出力端
子OUTから出力される信号について説明する。図2は
図1における各部の信号を示すタイムチャートである。
図2の(a)は出力端子OUT2から出力されるデュー
ティ信号、(b)は出力端子OUT3から出力される過
励磁信号である。このデューティ信号及び過励磁信号は
タイマ5により生成される。なお、タイマ5は、デュー
ティ信号発生手段と、過励磁信号発生手段とを含んでい
る。図3はタイマ5の詳細なブロック図、図4はタイマ
5の動作を示すフローチャート、図5はタイマ5の動作
を示すタイムチャートである。
【0020】図3において、51はマイクロコンピュー
タ100のクロック信号を入力信号として、この周波数
を1/N分周するプリスケーラ、52はプリスケーラ5
1からの出力信号をクロック信号として計数を行う16
ビットのフリーランニングカウンタで、タイマがオーバ
ーフローしたときに後述するタイマコントロール&ステ
ータスレジスタ57のビットB1にタイマオーバーフロ
ーフラグ信号”H”を立てる。なお、このタイマオーバ
ーフローフラグ信号”H”はワンパルスの信号であって
すぐに”L”になる。
【0021】53は過励磁信号の期間Tcに対応するタ
イマ時間を設定する16ビットの比較レジスタA、54
はフリーランニングカウンタ52の計数値と比較レジス
タA53の設定値とを比較する16ビットの比較器A
で、フリーランニングカウンタ52の計数値が比較レジ
スタAの設定値以上になったときタイマコントロール&
ステータスレジスタ57のビットB0にコンペアフラグ
信号”H”を立てる。なお、このコンペアフラグ信号”
H”はワンパルスの信号であってすぐに”L”になる。
【0022】55はデューティ信号の期間Txに対応す
るタイマ時間を設定する16ビットの比較レジスタB、
56はフリーランニングカウンタ52の計数値と比較レ
ジスタB55の設定値とを比較する16ビットの比較器
Bで、フリーランニングカウンタ52の計数値が比較レ
ジスタBの設定値以上になったときタイマコントロール
&ステータスレジスタ57のビットB2にコンペアフラ
グ信号”H”を立てる。なお、このコンペアフラグ信
号”H”はワンパルスの信号であってすぐに”L”にな
る。
【0023】57は、比較器A54及び比較器B56か
らの比較結果とフリーランニングカウンタ52からのタ
イマオーバーフローフラグ信号のそれぞれの格納、及び
プリスケーラ51の分周比の設定値を格納する8ビット
のタイマコントロール&ステータスレジスタであって、
プリスケーラ51の分周比をビットB3乃至B5の3ビ
ットの制御フラグによって指定している。58はタイマ
コントロール&ステータスレジスタ57のビットB0乃
至B2と接続されたオアゲートで、ビットB0乃至B2
のうちいずれかの信号が”H”となった場合にプログラ
ムの割り込み信号を発生し図4のフローチャートを起動
させる。
【0024】図3乃至5を用いて、タイマ5の動作につ
いて説明する。図5において、フリーランニングカウン
タ52の計数値が比較値r3に達した場合、フリーラン
ニングカウンタ52は計数値をクリアしてr0とすると
共に、タイマオーバーフローフラグ信号”H”をタイマ
コントロール&ステータスレジスタ57のビットB1に
出力する。オアゲート58は、この信号を受けて割り込
み信号を発生し図4のフローチャートを起動させる。ス
テップS1ではタイマコントロール&ステータスレジス
タ57の格納値を読み込む。このときビットB0=”
L”、B1=”H”、B2=”L”である。従って、ス
テップS2ではN、ステップS3ではYと判定され、ス
テップS4以降に処理が進む。ステップS4、ステップ
S5では、過励磁信号及びデューティ信号をそれぞれ”
H”に立ち上げる。ステップS6、ステップS7では比
較レジスタA53に比較値r1を設定すると共に、比較
レジスタB55に比較値r2を設定して処理を終える。
【0025】フリーランニングカウンタ52は、プリス
ケーラ51の出力に基づき計数を行い、その計数値がや
がて比較値r1と等しくなる。このとき比較器A54
は、タイマコントロール&ステータスレジスタ57のビ
ットB0にコンペアフラグ信号”H”を出力し、オアゲ
ート58がこの信号を受けて割り込み信号を発生する。
ステップS1ではタイマコントロール&ステータスレジ
スタ57の格納値を読み込む。このときビットB0=”
H”、B1=”L”、B2=”L”である。従って、ス
テップS2でYと判定されてステップS8に進み過励磁
信号を”L”に立ち下げて処理を終了する。
【0026】フリーランニングカウンタ52は、引き続
き計数を行う。やがてその計数値が比較値r2と等しく
なったとき、今度は比較器B56からコンペアフラグ信
号”H”がタイマコントロール&ステータスレジスタ5
7のビットB2に出力され、オアゲート58がこの信号
を受けて割り込み信号を発生する。ステップS1ではタ
イマコントロール&ステータスレジスタ57の格納値を
読み込む。このとき上述したようにコンペアフラグ信号
はワンパルスの信号であるからビットB0は”L”とな
っており、ビットB1は”L”、ビットB2は”H”と
なっている。従って、ステップS2ではN、ステップS
3でもNと判定されステップS9に進み、ここでデュー
ティ信号が”L”に立ち下げられて処理を終了する。そ
の後フリーランニングカウンタ52は計数を続けやがて
計数値が比較値r3と一致するが、そのときは上述した
ように処理が行われ、以下これを順次繰り返す。なお、
比較値r3は、デューティ信号の周期T0に対応するタ
イマ時間である。
【0027】以上のようにして図5に示すデューティ信
号及び過励磁信号が生成され、これらはデータバス7、
入出力ポート4を介して、出力端子OUT2からはデュ
ーティ信号が、出力端子OUT3からは過励磁信号がそ
れぞれマイクロコンピュータ100の外部に出力され
る。
【0028】次に図2(c)のPWM信号について説明
する。図2の(c)は出力端子OUT1から出力される
保持信号である。この保持信号はPWMタイマ6により
生成される。なお、PWMタイマ6は、保持信号発生手
段を含んでいる。図6はPWMタイマ6の詳細なブロッ
ク図、図7はPWMタイマ6のタイムチャートを示す。
図6において、61はPWMタイマ6の制御フラグを格
納する8ビットのタイマコントロールレジスタ、62は
マイクロコンピュータ100のクロック信号をタイマコ
ントロールレジスタ61のビットB0乃至B2の情報に
基づき所定の分周比で分周するプリスケーラ、63はプ
リスケーラ62の出力信号を計数する8ビットのタイマ
カウンタ、64はPWM信号のデューティ率を決定する
比較値S1を格納している8ビットのデューティレジス
タ、65はタイマカウンタ63の計数値とデューティレ
ジスタ64の比較値S1とを比較して、タイマカウンタ
63の計数値がデューティレジスタ64の比較値S1以
下の時”H”信号を出力する比較器、66は比較器65
の比較結果をタイマコントロールレジスタ61のビット
B3の制御フラグに基づき入出力ポート4へ出力する出
力コントロール回路である。
【0029】図7においてタイマカウンタ63は、値S
0すなわち0から計数を開始し値S2すなわち255で
オーバーフローして再び値S0となり、この動作を繰り
返す。また、デューティレジスタ64にはデューティ率
としての8ビットのデータである比較値S1が格納され
ている。比較器65は、タイマカウンタ63の計数値が
デューティレジスタ64の比較値S1以下の時は”H”
信号を出力する(期間Ts)とともに、タイマカウンタ
63の計数値が比較値S1よりも大きくなると今度は”
L”信号を出力する(期間Tp−Ts)。これにより図
7に示す比較器65の出力が作成される。この作成され
たPWM信号である比較器65の出力を入出力ポート4
に出力するか否かは、タイマコントロールレジスタ61
のビットB3の内容に基づき出力コントロール回路66
が決定する。
【0030】図8にPWMタイマ6の動作状態を変更す
る場合のプログラムを示す。ステップS81では、タイ
マコントロールレジスタ61の設定を行う。この設定に
は、プリスケーラ62の分周比の設定、出力コントロー
ル回路66へ与えるデータの設定などが含まれる。ステ
ップS82では、デューティレジスタ64の比較値S1
の値を設定する。この比較値S1の設定が小さければP
WM信号のデューティ率が小さくなり、比較値S1の設
定が大きければPWM信号のデューティ率が大きくな
る。なお、PWMタイマ6の動作状態を変更しない場合
は、図7の動作が自動的に繰り返し実行されるハードウ
エア構成になる。このとき、比較値S1、期間Ts、周
期Tpは固定値となり、所定のデューティ率のPWM信
号が常時出力される。
【0031】上述の如く作成されたPWM信号は、入出
力ポート4を介して出力端子OUT1からマイクロコン
ピュータ100の外部に出力される。
【0032】さて、上述の如く作成されたマイクロコン
ピュータ100からの出力信号は、デューティソレノイ
ド駆動回路200あるいは210により信号処理され、
ソレノイドコイル300あるいは310に与えられる。
【0033】図1において、201は導通時にソレノイ
ドコイル300を通電するFET、202はFET20
1保護用のツェナーダイオード、203はデューティ信
号が”H”の期間中導通するFET、204はFET2
03保護用のツェナーダイオード、205はソレノイド
コイル300の非通電時にFET203のソースに発生
するサージをクランプするツェナーダイオード、20
6、207はソレノイドコイル300の環流電流を流す
ダイオード、208はFET203を駆動するためのト
ランジスタ、209は論理和演算手段であるオアゲー
ト、210は論理積演算手段であるアンドゲート、21
1乃至213は抵抗、214はダイオードである。な
お、オアゲート209、アンドゲート210は信号合成
手段を構成している。
【0034】出力端子OUT2から出力されたデューテ
ィ信号はトランジスタ208のベースに与えられる。ト
ランジスタ208はデューティ信号の”H”信号を受け
て導通する。トランジスタ208が導通することにより
FET203が導通する。即ち、FET203は、デュ
ーティ信号が”H”である期間中導通している。
【0035】出力端子OUT1から出力されたPWM信
号と出力端子OUT3から出力された過励磁信号とはオ
アゲート209の入力端子にそれぞれ供給される。オア
ゲート209は両信号の論理和を演算して出力し、該信
号のいずれかが”H”であるとき”H”信号を出力す
る。このオアゲート209の出力信号は、後段のアンド
ゲート210の入力端子の一端に与えられる。アンドゲ
ート210の他の入力端子には、デューティ信号によっ
て駆動されるトランジスタ208のコレクタに出力され
る信号が入力される。アンドゲート210は2つの入力
端子から入力される信号の論理積を演算し、両信号が共
に”H”であるときのみ”H”信号を出力する。この信
号(Q点の信号)を図2の(d)に示す。この信号は、
ソレノイドコイル300を駆動する駆動信号としてFE
T201のソースに与えられ、”H”のときFET20
1が導通する。
【0036】従って、ソレノイドコイル300は、過励
磁信号の入力中は導通し続け、ついで保持信号が与えら
れると駆動信号が”H”のとき導通すると共に”L”の
とき非導通となる。また、デューティ期間中(デューテ
ィ信号が”H”の期間)でかつ駆動信号が”L”である
ときはFET203が導通し、ソレノイドコイル30
0、FET203、ダイオード207の経路で環流電流
が流れる。図2(e)、(f)にソレノイドコイルの端
子電圧波形、電流波形を示しておく。
【0037】従って、本発明の実施例によれば、図10
に示す処理が不要となりマイクロコンピュータ100の
負担を軽減することができる。また、論理和および論理
積をオアゲートおよびアンドゲートで行っているので高
速で演算処理することができる。
【0038】また、マイクロコンピュータ100の出力
端子OUT4、OUT5からは他のデューティソレノイ
ドバルブに対応したデューティ信号及び過励磁信号がそ
れぞれ出力されており、デューティソレノイドバルブ駆
動回路210により信号処理されてソレノイドコイル3
10が制御される。なお、出力端子OUT1から出力さ
れるPWM信号は、デューティソレノイド駆動回路21
0にも入力されており、該信号は各デューティソレノイ
ド駆動回路に共通する信号として利用されている。従っ
て、回路構成を簡単にすることができる。
【0039】
【発明の効果】従って、この発明のデューティソレノイ
ドバルブの制御装置によれば、割り込み処理によらず、
信号合成手段により駆動信号を合成したので、コンピュ
ータのプログラム容量を軽減すると共に、デューティソ
レノイドバルブを高速制御することができる。
【0040】また、一部の信号を共用化したので、動作
の異なる複数本のデューティソレノイドバルブを簡単な
構成で制御することができる。
【0041】また、信号合成手段をプログラムによらず
論理和演算手段および論理積演算手段にて構成したの
で、動作の異なる複数本のデューティソレノイドバルブ
を高速で動作させることができる。
【0042】また、この発明のデューティソレノイドバ
ルブの制御方法によれば、コンピュータのプログラム容
量を軽減すると共に、デューティソレノイドバルブを高
速制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明を示す構成図である。
【図2】 本願発明の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図3】 タイマの詳細なブロック図である。
【図4】 タイマの動作を示すフローチャートである。
【図5】 タイマの動作を示すタイムチャートである。
【図6】 PWMタイマの詳細なブロック図である。
【図7】 PWMタイマの動作を示すタイムチャートで
ある。
【図8】 PWMタイマの動作状態を変更するためのフ
ローチャートである。
【図9】 従来装置の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図10】 従来装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1:セントラルプロセッシングユニット、2:ROM、
3:RAM、4:入出力ポート、5:タイマ、6:PW
Mタイマ、7:データバス、100:マイクロコンピュ
ータ、200,210:デューティソレノイド駆動回
路、201:FET、202:ツェナーダイオード、2
03:FET、204,205:ツェナーダイオード、
206,207:ダイオード、208:トランジスタ、
209:オアゲート、210:アンドゲート、211,
212,213:抵抗、214:ダイオード、300,
310:ソレノイドコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 19/02 W 19/05 G05D 7/06 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソレノイドコイルの通電時間と非通電時
    間との時間比率により流体の圧力または流量の制御を行
    うデューティソレノイドバルブと、このデューティソレ
    ノイドバルブを制御するコンピュータと、このコンピュ
    ータからの信号を受け前記ソレノイドコイルを駆動する
    駆動手段とを備え、前記コンピュータは前記時間比率に
    対応するデューティ信号を発生するデューティ信号発生
    手段と、前記ソレノイドコイルを過励磁するための過励
    磁信号を発生する過励磁信号発生手段と、前記デューテ
    ィソレノイドバルブを保持するための保持信号を発生す
    る保持信号発生手段とを有し、前記駆動手段は前記デュ
    ーティ信号、前記過励磁信号及び前記保持信号に基づき
    前記ソレノイドコイルを駆動する駆動信号を合成する信
    号合成手段を有することを特徴とするデューティソレノ
    イドバルブの制御装置。
  2. 【請求項2】 複数のデューティソレノイドバルブと、
    複数の駆動手段とを備え、コンピュータは前記複数の駆
    動手段に前記複数のデューティソレノイドバルブを保持
    する単一の保持信号を各々出力することを特徴とする請
    求項1のデューティソレノイドバルブの制御装置。
  3. 【請求項3】 信号合成手段は、過励磁信号と保持信号
    との論理和を演算する論理和演算手段と、前記論理和と
    デューティ信号との論理積を演算する論理積演算手段と
    からなることを特徴とする請求項1のデューティソレノ
    イドバルブの制御装置。
  4. 【請求項4】 ソレノイドコイルの通電時間と非通電時
    間との時間比率により流体の圧力または流量の制御を行
    うデューティソレノイドバルブと、このデューティソレ
    ノイドバルブを制御するコンピュータと、このコンピュ
    ータからの信号を受け前記ソレノイドコイルを駆動する
    駆動手段とを備えたデューティソレノイドバルブの制御
    装置において、前記時間比率に対応するデューティ信号
    を発生するステップと、前記ソレノイドコイルを過励磁
    するための過励磁信号を発生するステップと、前記デュ
    ーティソレノイドバルブを保持するための保持信号を発
    生するステップと、前記デューティ信号、前記過励磁信
    号及び前記保持信号に基づき前記ソレノイドコイルを駆
    動する駆動信号を合成するステップと、前記駆動信号に
    基づき前記ソレノイドコイルを駆動するステップとから
    なることを特徴とするデューティソレノイドバルブの制
    御方法。
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