JP3166679B2 - Pwm制御回路 - Google Patents

Pwm制御回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PWM制御回路に
関し、特に、PWM信号により駆動されるステッパ・モ
ータ型メータ駆動用のPWM制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PWM制御回路は一般に、図3に
示すように構成される。図3に示す本従来例のメータ制
御用のPWM制御回路は、1本のフリーランニング・タ
イマTM1とモジュロ・レジスタA31、コンペア・レ
ジスタCMP−A32、モジュロ・レジスタ33、コン
ペア・レジスタCMP−B34と、出力制御回路12、
および出力制御回路21、出力制御回路12に接続する
出力端子(1)13〜(2)14、出力制御回路21に
接続する出力端子(3)22〜(4)23、および方向
制御レジスタ10〜11、方向制御レジスタ19〜2
0、RSラッチ9、およびRSラッチ18で構成されて
いる。方向制御レジスタ11、20は、PWM信号をど
の出力端子から出力するかの制御情報を保持する。
【0003】次に、上記に構成される、本従来例のメー
タ制御用のPWM制御回路の動作を説明する。メータ制
御用のPWM制御回路では、4本のPWM出力端子によ
り、2本のコイルを駆動し、メータの動作を制御する。
【0004】まず、コイル1本分の駆動動作について説
明する。本PWM制御回路では、フリーランニング・タ
イマTM1のオーバ・フローOVF出力信号5でRSラ
ッチ9、および、コンペアレジスタCMP−A32の一
致でRSラッチ9を、それぞれリセットすることにより
PWM信号を生成する。
【0005】PWM出力25は、方向制御レジスタ11
からの制御信号28により2本の出力端子(1)、
(2)の内、どちらか一方より出力され、選択されなか
った1端子は「0」を出力する。コイル両端は上記の2
本の出力端子(1)、(2)に接続される。PWMデュ
ーティの更新は、任意のタイミングでモジュロ・レジス
タA31に設定値を書き込むことにより行われる。しか
し、不正な出力をさけるために、モジュロ・レジスタA
31からコンペア・レジスタCMP−A32への転送
は、フリーランニング・タイマTM1のオーバ・フロー
のタイミングで行われる。
【0006】図4は、ステッパ・モータ型メータの駆動
出力制御の形態例を表した図である。ステッパ・モータ
型メータでは、4本の出力端子13〜14、22〜23
に対し、図4に示す出力制御を行う。このことによりモ
ータが回転し、モータの回転をギアにより減速させた
後、メータの指針を振らせている。つまり、ステッパ・
モータ型メータでは、交差した2本のコイル、X軸およ
びY軸に流す電流により磁界を発生させ、その電流量=
PWMデューティにより磁力を制御する。このことで、
モータ軸の位置を変化(回転)させている。このとき、
交差するコイルのPWMデューティ比が重要な意味を持
ち、その精度は、通常8ビット程度の分解能が必要であ
る。
【0007】本従来例の回路構成では、1ステップ分の
情報として、X軸用のPWMデューティ情報(8ビッ
ト)と、Y軸用のPWMデューティ情報(8ビット)お
よび流す電流の電流方向を制御する情報(2ビット)の
合計18ビットの情報が必要である。8ビットのマイク
ロコンピュータ等に本従来例の回路を搭載する場合、8
ビット・マイクロコンピュータでは、通常8ビット(1
バイト)毎に書き込み処理を行う。このため、本従来例
の回路に対し、3回(3バイト)の書き込み処理を行う
必要がある。
【0008】また、ステッパ・モータをスムーズに回転
させるためには、回転角の分解能を24ステップ以上と
れば良く、図4に示される回転角は下記式となる。 deg.=360/24×n n=0〜23 実際に出力端子1〜4のPWM出力デューティとしてと
る値を図5に示す。図5は、ステッパ・モータ型メータ
の駆動出力制御において、PWM出力デューティとして
とる値をPWM出力表として図である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例には下記の問題を伴う。従来のメータ制御用のP
WM制御回路では、マイクロコンピュータ等で制御情報
を与える場合、メータの更新周期(次のステップに移行
する時間)に制約が生じる第1の問題点がある。その理
由は、従来のメータ制御用のPWM制御回路では1ステ
ップの制御に必要な情報が18ビットであり、メータ制
御に多用される8ビット・マイクロコンピュータでは8
ビットずつ、3回の書き込みとなる。このため、3回の
書き込み時間が必要となることにある。
【0010】従来のメータ制御用のPWM制御回路で
は、メータをN本制御するのに、メータ1本毎にモジュ
ロ・レジスタ2本とコンペア・レジスタ2本、およびX
軸用、Y軸用に各1ビットの方向制御レジスタの追加が
必要となり、マイクロコンピュータ等に内蔵する場合、
回路規模の増大を招く第2の問題点がある。その理由
は、通常、自動車には2〜4個のメータが付けられる。
このため、マイクロコンピュータ等に内蔵する場合、タ
イマは共有化できるため1本ですむ。しかし、メータは
独立に動作するため、モジュロレジスタ4〜8本、コン
ペアレジスタ4〜8本が必要であり、多大な回路構成に
なってしまうことにある。
【0011】本発明は、特性・性能を向上化し、回路・
装置の構成を簡易化し、操作性を向上させたPWM制御
回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明のPWM制御回路は、PWM出力の基本周期
と分解能を決定するフリーランニング・タイマ(1)
と、このフリーランニング・タイマからの出力信号をデ
コードして複数設定した規定のタイマ値毎にデコード信
号の出力を行うデコーダ回路(3)と、このデコーダ回
路からの出力される複数のデコード信号の内の1本を選
択するセレクタ回路(8、17)と、フリーランニング
・タイマのオーバ・フロー信号によりセットされ、セレ
クタ回路からの信号によりリセットされる出力信号を出
力する出力制御回路(12、21)とを備えることを特
徴としている。
【0013】さらに、上記のPWM制御回路は、内部バ
スに接続された選択制御レジスタ(6、15)とこの選
択制御レジスタと接続されたスレーブ選択制御レジスタ
(7、16)とを有し、選択制御レジスタはフリーラン
ニング・タイマ(1)のオーバフローの出力信号がアク
ティブとなった場合に記憶している値をスレーブ選択制
御レジスタ(7、16)に転送し、スレーブ選択制御レ
ジスタ(7、16)からの制御信号により、セレクタ回
路(8、17)が選択を行うとよい。
【0014】またさらに、上記のPWM制御回路は、セ
レクタ回路(8、17)と接続されたRSラッチ手段
(9、18)を有し、このRSラッチ手段(9、18)
から出力制御回路(12、21)がリセットを行うため
のアクティブ/非アクティブの出力信号(25、27)
を出力するとよい。
【0015】なお、このRSラッチ手段(9、18)は
出力信号(25、27)を、セレクタ回路(8、17)
からの出力信号(24、26)により非アクティブに、
フリーランニング・タイマ(1)からの出力信号(5)
によりアクティブにし、また、出力制御回路(12、2
1)は2つの出力端子(13/14、22/23)と接
続され、この出力端子の何れか一方へ出力信号(25、
27)を出力するとよい。
【0016】さらに、上記のPWM制御回路は、内部バ
スと接続された方向制御レジスタ(10、19)を有
し、この方向制御レジスタの出力信号により出力制御回
路(12、21)は何れか一方の選択を行うとよい。
【0017】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よるPWM制御回路の実施の形態を詳細に説明する。図
1および図2を参照すると本発明のPWM制御回路の一
実施形態が示されている。
【0018】図1において、本実施形態のPWM制御回
路は、フリーランニング・タイマ(以下、計数回路とも
いう。)TM1、デコーダ回路3、マスタ選択制御レジ
スタ6、スレーブ選択制御レジスタ7、選択回路8、R
Sラッチ9、マスタ方向制御レジスタ10、スレーブ方
向制御レジスタ11、出力制御回路12、出力端子1
3、14、マスタ選択制御レジスタ15、スレーブ選択
制御レジスタ16、選択回路17、RSラッチ18、マ
スタ方向制御レジスタ19、スレーブ方向制御レジスタ
20、出力制御回路21、出力端子22、23、内部バ
ス30の各部により構成される。
【0019】上記構成部の計数回路(TM)1は、クロ
ック入力2のクロックを計数し、その計数値をデコーダ
回路3に入力し、さらに計数回路1の最大計数時間内に
1クロック期間だけアクティブとなる信号5を出力す
る。
【0020】デコーダ回路3は、複数の出力信号線4を
持ち、各々定められた計数値が入力された時にアクティ
ブとする。マスタ選択制御レジスタ6は、マイクロコン
ピュータ等の内部バス30に接続され、信号5がアクテ
ィブとなった場合に記憶している値をスレーブ選択制御
レジスタ7に転送する。選択回路8は、スレーブ選択制
御レジスタ7からの制御信号により、デコーダ回路3の
出力信号のうち1本を選択し、RSラッチ9へ出力す
る。RSラッチ9は、選択回路8からの出力信号24に
より出力信号25を非アクティブに、計数回路1からの
出力信号5により出力信号25をアクティブにする。
【0021】マスタ方向制御レジスタ10は、マイクロ
コンピュータ等の内部バス30に接続され、信号5がア
クティブとなった場合に記憶している値をスレーブ方向
制御レジスタ11に転送する。出力制御回路12は、ス
レーブ方向制御レジスタ11からの方向制御信号28に
より、RSラッチ9からの出力信号25を接続されてい
る出力端子のどちらか一方に出力し、もう片方の出力端
子には非アクティブな信号を出力する。同様に、マスタ
選択制御レジスタ15は、マイクロコンピュータ等の内
部バス30に接続され、信号5がアクティブとなった場
合に記憶している値をスレーブ選択制御レジスタ16に
転送する。
【0022】選択回路17は、スレーブ選択制御レジス
タ16からの制御信号により、デコーダ回路3の出力信
号のうち1本を選択し、RSラッチ18へ出力する。R
Sラッチ18は、選択回路17からの入力により出力信
号27を非アクティブに、計数回路1からの出力信号5
により出力信号27をアクティブにする。マスタ方向制
御レジスタ19は、マイクロコンピュータ等の内部バス
30に接続され、信号5がアクティブとなった場合に記
憶している値をスレーブ方向制御レジスタ20に転送す
る。出力制御回路21は、スレーブ方向制御レジスタ2
0からの方向制御信号29により、RSラッチ18から
の出力信号27が接続されている出力端子のどちらか一
方に出力し、もう片方の出力端子には非アクティブな信
号を出力する。
【0023】次に本実施形態の動作例について、図1お
よび図2を参照して説明する。ステッパ・モータ型メー
タでは、前述の図5に示されるように、実際に端子より
出力されるPWM出力の絶対値は0%、100%を除く
と5種類しかない。そこで、予め計数回路TM1の出力
をデコーダ回路3により5種類のデコード信号として準
備し、選択回路8および選択回路17により必要な信号
を選択してリセット信号として使用する。このことによ
りPWM出力のデューティを決定する。
【0024】図2は、本実施形態の動作例を示すタイミ
ングチャートである。図2において、(イ)はTMカウ
ント値、(ロ)はデコーダ出力信号1、(ハ)はデコー
ダ出力信号2、(ニ)はデコーダ出力信号3、(ホ)は
デコーダ出力信号4、(ヘ)はデコーダ出力信号5、
(ト)はデコーダ出力信号6、(チ)はオーバフロー出
力信号5、(リ)は出力信号24、(ヌ)はPWM出力
信号25、(ル)はスレーブ選択レジスタ7の値、
(ヲ)はマスタ選択レジスタ6の値、をそれぞれ示して
いる。
【0025】本実施形態では、この5種類のデコード値
を、図2に示すようにデコード出力1(ロ)を計数回路
TM1の計数値が「66」となった地点でアクティブと
する。同様に、デコード信号2(ハ)を「128」、デ
コード信号3(ニ)を「180」、デコード信号4
(ホ)を「221」、デコード信号5(ヘ)を「24
6」の地点でアクティブとしている。また、0%と10
0%については、デコード信号6(ト)を「225」、
つまり計数回路TM1がオーバフローする地点でアクテ
ィブとしている。
【0026】出力端子13、および出力端子14の動作
について説明する。計数回路TM1はクロック入力2を
計数し、フルカウントするとオーバフロー(OVF)の
出力信号5を出力する。図2を参照すると、計数回路T
M1のTMカウント値(イ)がフルカウントとなった点
で、OVF出力信号5(チ)が出力されている。OVF
出力信号5によりRSラッチ9の出力は、図2のPWM
出力信号25(ヌ)に示すようにアクティブとなる。同
時にマスタ選択制御レジスタ6に記憶している値、図2
の例では「4」を、図2のスレーブ選択制御レジスタ7
(ル)に示す様に、OVF出力信号5(チ)のアクティ
ブとなるタイミングで転送する。
【0027】この転送により次回のPWM周期、つまり
図2のPWM出力信号25(ヌ)のインアクティブとな
るタイミングを決定する。本実施形態では「4」つま
り、図2のデコーダ出力信号4(ホ)が選択されてい
る。計数回路TM1はフルカウント後も計数を続けるの
で、図2のTMカウント値(イ)に示すように、0から
計数を続け、やがて計数値が「221」となった地点で
デコーダ出力信号4(ホ)がアクティブとなる。このと
き、選択回路8は、前述したようにスレーブ選択制御レ
ジスタ7からの選択信号により、図2のデコーダ出力信
号4(ホ)を選択している。このため、図2の出力信号
24(リ)は、デコード出力信号4(ホ)と同時にアク
ティブとなり、RSラッチ9に入力される。前述したよ
うにRSラッチ9の出力は、出力信号24がアクティブ
となると、図2のPWM出力信号25(ヌ)に示すよう
に非アクティブとなる。
【0028】つまり、PWM出力信号25は、計数回路
TM1のオーバフロー信号5によりアクティブとなり、
選択回路8の出力信号24により非アクティブとなる動
作を繰り返す。出力制御回路12は、前述のPWM出力
信号25をスレーブ方向制御レジスタ11からの信号2
8により出力端子13または出力端子14に出力する。
このとき、PWM出力信号25を出力端子13から出力
する場合には、出力端子14は非アクティブ信号を出力
し、出力端子14へPWM出力信号25を出力する場合
には、出力端子13へ非アクティブ信号を出力する。ま
た、マスタ方向制御レジスタ10とスレーブ方向制御レ
ジスタ11の動作は、マスタ選択レジスタ6とスレーブ
選択レジスタ7の動作と同様に、計数回路TM1からの
オーバフロー信号5により転送タイミングが決定され
る。
【0029】以下同様に出力端子22および出力端子2
3の動作は、マスタ選択レジスタ15およびマスタ方向
制御レジスタ19に設定された値により決定される。
【0030】1メータ分の制御を行うためには出力端子
(1)〜(4)の制御を行う必要が有る。本実施形態に
よるマイクロコンピュータ等の制御装置は、出力端子
(1)、(2)を制御するために、マスタ選択制御レジ
スタ6の3ビットと、マスタ方向制御レジスタ10の1
ビットの小計4ビット、および、出力端子(3)、
(4)を制御するために、マスタ制御レジスタ15の3
ビットと、マスタ方向制御レジスタ19の1ビットの小
計4ビットによる、合計8ビットの制御を行う。このこ
とにより、1メータの制御を可能としている。
【0031】上記の実施形態によるPWM制御回路は、
ステッパ・モータ型メータを制御するための制御ビット
数を1メータ分あたり8ビットとする手段をもつ。ま
た、PWM出力のデューティを決定する信号を計数回路
1の出力をデコードした信号4とする手段をもつ。本構
成により、ステッパ・モータ型メータを制御するのに8
ビットのデータ量で行っている。このため、8ビットの
マイクロコンピュータ等の制御装置で操作する場合、1
命令で1メータ分の制御が可能となる。また、PWMデ
ューティをデコード信号で決定している。
【0032】よって、メータの更新時間が従来の1/3
となり、回路の共有化と回路規模の削減が図れる。この
ため、コンペア・レジスタやモジュロ・レジスタが不要
となり、回路の削減が可能である。これら、回路規模の
削減および簡易化、共有化により、LSI化の際のテス
トを容易にする。
【0033】尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施
の一例である。但し、これに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施
が可能である。
【0034】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
PWM制御回路は、PWM出力の基本周期と分解能を決
定する出力信号をデコードして、複数設定した規定のタ
イマ値毎にデコード信号の出力を行い、複数のデコード
信号の内の1本を選択し、セット、リセットする出力信
号を出力する。よって、ステッパ・モータ型メータの1
メータ分の制御を8ビットの情報量により制御すること
により、CPU負荷の軽減、プログラム・メモリの削減
が可能となる。
【0035】また、第2の効果として、1メータを制御
するにモジュロ・レジスタ2本(16ビット分)、コン
ペア・レジスタ2本(16ビット分)の削減が可能とな
る。その理由は、通常、自動車等に搭載されているメー
タの数量は車速、エンジン回転数、燃料、水温の4メー
タ分であり、合計、モジュロ・レジスタ8本(64ビッ
ト分)、コンペア・レジスタ8本分(64ビット分)の
回路が削減されるからである。
【0036】さらに、レジスタの回路構成を1ビットあ
たり20ゲートと仮定すると、2560ゲートとなる。
本発明では、4メータ分あたりでは選択制御レジスタ3
ビット×8本(合計480ゲート)+デコーダ回路(2
0ゲート)+選択回路×4回路(合計80ゲート)の合
計580ゲートであり、差し引き1980ゲート相当の
回路削減になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPWM制御回路の実施形態を示すブロ
ック構成図である。
【図2】本実施形態の動作例を示すタイミングチャート
である。
【図3】従来のPWM制御回路の構成例を示すブロック
図である。
【図4】ステッパ・モータ型メータの駆動出力制御の形
態例を表した図である。
【図5】ステッパ・モータ型メータの駆動出力制御にお
いて、PWM出力デューティとしてとる値をPWM出力
表として示した図である。
【符号の説明】
1 フリーランニング・タイマ(計数回路)TM 2 クロック入力 3 デコーダ回路 4 出力信号線 5 オーバフロー出力信号 6 マスタ選択制御レジスタ 7 スレーブ選択制御レジスタ 8 選択回路 9 RSラッチ 10 マスタ方向制御レジスタ 11 スレーブ方向制御レジスタ 12 出力制御回路 13 出力端子 14 出力端子 15 マスタ選択制御レジスタ 16 スレーブ選択制御レジスタ 17 選択回路 18 RSラッチ 19 マスタ方向制御レジスタ 20 スレーブ方向制御レジスタ 21 出力制御回路 22 出力端子 23 出力端子 24 出力信号 25 PWM出力信号 26 出力信号 27 PWM出力信号 28 方向制御出力信号 29 方向制御出力信号 30 内部バス 31 モジュロ・レジスタ 32 コンペア・レジスタ 33 モジュロ・レジスタ 34 コンペア・レジスタ 35 コンペア一致信号 36 コンペア一致信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/42 - 7/98 H02P 8/00 - 8/42

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PWM出力の基本周期と分解能を決定す
    るフリーランニング・タイマ(1)と、 該フリーランニング・タイマからの出力信号をデコード
    して複数設定した規定のタイマ値毎にデコード信号の出
    力を行うデコーダ回路(3)と、 該デコーダ回路からの出力される複数のデコード信号の
    内の1本を選択するセレクタ回路(8、17)と、 前記フリーランニング・タイマのオーバ・フロー信号に
    よりセットされ、前記セレクタ回路からの信号によりリ
    セットされる出力信号を出力する出力制御回路(12、
    21)とを備えることを特徴とするPWM制御回路。
  2. 【請求項2】 前記PWM制御回路は、さらに、内部バ
    スに接続された選択制御レジスタ(6、15)と該選択
    制御レジスタと接続されたスレーブ選択制御レジスタ
    (7、16)とを有し、前記選択制御レジスタは前記フ
    リーランニング・タイマ(1)のオーバフローの出力信
    号がアクティブとなった場合に記憶している値を前記ス
    レーブ選択制御レジスタ(7、16)に転送し、該スレ
    ーブ選択制御レジスタ(7、16)からの制御信号によ
    り、前記セレクタ回路(8、17)が前記選択を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載のPWM制御回路。
  3. 【請求項3】 前記PWM制御回路は、さらに、前記セ
    レクタ回路(8、17)と接続されたRSラッチ手段
    (9、18)を有し、該RSラッチ手段(9、18)か
    ら前記出力制御回路(12、21)がリセットを行うた
    めのアクティブ/非アクティブの出力信号(25、2
    7)を出力することを特徴とする請求項1または2記載
    のPWM制御回路。
  4. 【請求項4】 前記RSラッチ手段(9、18)は、前
    記出力信号(25、27)を、前記セレクタ回路(8、
    17)からの出力信号(24、26)により非アクティ
    ブに、前記フリーランニング・タイマ(1)からの出力
    信号(5)によりアクティブにすることを特徴とする請
    求項1から3の何れか1項に記載のPWM制御回路。
  5. 【請求項5】 前記出力制御回路(12、21)は2つ
    の出力端子(13/14、22/23)と接続され、該
    出力端子の何れか一方へ前記出力信号(25、27)を
    出力することを特徴とする請求項1から4の何れか1項
    に記載のPWM制御回路。
  6. 【請求項6】 前記PWM制御回路は、さらに、内部バ
    スと接続された方向制御レジスタ(10、19)を有
    し、該方向制御レジスタの出力信号により前記出力制御
    回路(12、21)は前記何れか一方の選択を行うこと
    を特徴とする請求項5記載のPWM制御回路。
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