JP3007216B2 - 一端閉鎖型音叉用慣性レート検出器 - Google Patents

一端閉鎖型音叉用慣性レート検出器

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JP3007216B2
JP3007216B2 JP4053173A JP5317392A JP3007216B2 JP 3007216 B2 JP3007216 B2 JP 3007216B2 JP 4053173 A JP4053173 A JP 4053173A JP 5317392 A JP5317392 A JP 5317392A JP 3007216 B2 JP3007216 B2 JP 3007216B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一端閉鎖型音叉用慣性
検出器および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一端閉鎖型および両端閉鎖型の音叉は、
これまでも開示されている。しかし、このような音叉
は、砲弾等で経験するような極めて強い発射時の衝撃環
境に耐えることができないことが判明している。したが
って、極めて高いG環境でも機能することができる慣性
検出器およびその方法に対するニーズがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、本発明の目
的は、極めて高いG環境下でも持ち堪えられおよび(ま
たは)動作できる一端閉鎖型音叉用慣性検出器および方
法を提供することである。本発明の他の目的は、全ての
方向で極めて高いGの力に耐えることができる上記の特
徴を有する検出器および方法を提供することである。
【0004】本発明の他の目的は、電子的結合の一次打
ち消しを達成する特徴を有する検出器および方法を提供
することである。本発明の他の目的は、電極のパターン
の物理的対称が与えられ、それによって駆動信号に起因
するピックアップ信号の部分の電気的打ち消しが可能に
なる上記の特徴を有する検出器および方法を提供するこ
とである。
【0005】本発明の他の目的は、ピックアップ信号の
ピックアップを最大にし、また駆動に起因するピックア
ップの際の信号のいずれの部分をも均衡させるように、
ピックアップ電極のパターンを設計する上記の特徴を有
する検出器および方法を提供することである。本発明の
他の目的は、物理的な電極パターンをレーザによってト
リミングして、電気的均衡を得る上記特徴を有する検出
器および方法を提供することである。
【0006】本発明の他の目的は、一端閉鎖型音叉の先
端部の断面が矩形であり、先端部の幅とは実質的に異な
った厚さを有し、その結果、ピックアップの場合、駆動
の場合とは異なった周波数の共振応答を利用する上記の
特徴を有する検出器および方法を提供することである。
本発明の他の目的は、その厚さが実質的に先端部の幅よ
りも大きい検出器および方法を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、ピックアップ周波数
が実質的に駆動周波数よりも高い検出器および方法を提
供することである。本発明の他の目的は、信号対雑音比
を向上するように駆動電極とピックアップ電極を位置決
めする上記の特徴を有する検出器および方法を提供する
ことである。本発明の他の目的は、ピックアップ信号に
対する駆動運動の歪みの影響を最小にすることができる
上記の特徴を有する検出器および方法を提供することで
ある。
【0008】本発明の他の目的は、容易かつ経済的に大
量生産することができる上記の特徴を有する検出器を提
供することである。本発明の他の目的および特徴は添付
図で詳細に説明する以下の実施例から明らかとなろう。
【0009】
【実施例】一般的に、本発明の一端閉鎖型音叉用の慣性
検出器を、その関連するエレクトロニック回路と共にハ
ウジング内に取り付ける。この一端閉鎖型音叉の第1お
よび第2先端部は一つの面内にあって、対称軸を有す
る。本体は、これらの第1および第2先端部と一体に形
成され、第1および第2先端部と同一面内にある。この
本体をハウジングに固定する手段が設けられ、その結
果、ハウジングはベースとして機能する。第1および第
2先端部は、矩形の断面を有し、厚さと異なった幅を有
する。駆動電極とピックアップ電極は音叉の先端部上に
取り付けられ、両者を物理的に均衡させ、ピックアップ
信号が駆動信号から容易に分離できるように駆動電極と
ピックアップ電極とをトリミングする。
【0010】さらに詳しくは、図に示すように、一端閉
鎖型音叉用慣性検出器アセンブリ11は、図2にブロッ
ク図の形式で示したエレクトロニック回路を内蔵する円
筒形の下部13と、一端閉鎖型音叉16を内臓する円筒
形の上部14を有する円筒形のハウジング12によって
構成される。ハウジング12は、また円形のカバー17
によっても構成される。ハウジング12の部分13、1
4および17は、アルミのような適当な材料で形成する
ことができ、密閉してはんだ付けまたはレーザ溶接によ
って単体のハーメチック・シールされたアセンブリにす
る。
【0011】ハウジング12の上部14の円筒空間21
に、一端閉鎖型音叉16を配置する。音叉16を取り付
ける、または支持するプラットフォーム即ちベース22
として機能する手段をハウジングの中に設ける。例え
ば、Zカットされた石英またはリチウム・ニオブ酸塩ま
たは他の種類の水晶および石英のような材料のような1
個の圧電材料から音叉16を形成する。この圧電材料
は、この材料から製作される一端閉鎖型音叉16の所望
の特性に見合って選択された厚さを有することができ
る。一例として、この厚さは、2032ミクロンから6
35ミクロンの間であり、一般的には1016ミクロン
でよい。当業者には周知の技術によって,化学的エッチ
ングのような適当な手段で、圧電材料から一端閉鎖型音
叉16を製作することができる。
【0012】単結晶から製作された一端閉鎖型音叉16
は、一つの面内にあって、対称軸を有し、間隔を置いて
平行する第1および第2の先端部26、27を備える。
第1および第2先端部26、27は本体28と一体に形
成され、本体28は典型的には軸対称に配置され、また
先端部26、27と同一面内ある。先端部26と27の
間の空間29は、本体28が2つの先端部26、27と
接続する領域の二股部31で終る。本体28は、ステム
32として識別することのできる狭窄部と、先端部2
6、27から離れペデスタル33として識別することの
できる拡開部を有する。
【0013】特に図3および図4から分かるように、ペ
デスタル33は、漸増する幅を有し、また傾斜部34が
設けられる。先端部の反対側にあるペデスタル33は、
円筒形の内周21の曲率と一致した曲面36を有する。
ペデスタル33とプラットフォーム即ちベース22の間
およびペデスタル33の曲面36と円筒形の凹部21を
形成するハウジングの壁部の間に接着剤を使用する等の
適当な方法で、ハウジング12の上部14の内部に一端
閉鎖型音叉16を取り付ける。さらに、ペデスタル33
の両側に1組のピン37を配置し,これらのピン37
は、音叉および検出器アセンブリ11が極めて高いGの
力を吸収できるように、プラットフォーム即ちベース2
2と強固に係合したペデスタルと音叉16の部分を保持
する肩部として機能する傾斜部34と係合する。傾斜部
34によって、衝撃荷重を受けた場合に応力を発生する
傾向を有する内側に鋭角の角部を生ずることなく、フレ
ア状のペデスタル33を得ることが可能になる。
【0014】一端閉鎖型音叉16の先端部26、27の
断面は、図9に示すように矩形であり、相互に異なった
2つの寸法、即ち幅と厚さを有する。一般的に、図9に
示すように先端部の幅は、厚さよりも狭い。本発明の一
実施例では、第1および第2先端部26、27は、ステ
ム32の長さの約2倍の長さを有する。先端部26と2
7の間の空間29の幅は、先端部の幅の約2倍である。
ステム32の長さは、その幅よりも長い。
【0015】第1および第2先端部26、27は、上面
41と底面42および第1側面43と第2側面44を有
する(図9参照)。ステム32は、上面46と底面47
および第1側面48と第2側面49を有する(図10参
照)。一端閉鎖型音叉16の上に駆動電極61とピック
アップ電極62を取り付ける。本発明の一実施例では、
駆動電極61よりもピックアップ電極62を二股部31
に接近して載置することが好ましいということが分かっ
ているが、主としてその理由は、ピックアップ電極が拾
うピックアップ電圧を増幅するよりも駆動電極に大きな
パワーを発生させることのほうが、そしてエレクトロニ
ックスが二股部31からの距離を補償するほうが簡単だ
からということである。最大の応力を生じ、それによっ
てピックアップ信号を最大にし、またそれによって信号
対雑音比を向上できるように二股部31の近くにピック
アップ電極を載置することが望ましい。
【0016】先端部26の駆動電極61は、上面41と
底面42に形成されて第1駆動電極を形成する電極66
と67とから成り、これらの電極は先端部26の側面4
3、44に設けたリード線68と69によって接続され
ている。駆動電極66、67を接続している上面41の
リード線71は、ステム32の上面46上をペデスタル
32のパッド72まで延びる。
【0017】同様に、他方の先端部27の上面41と底
面42に第2駆動電極を形成する電極73と74は先端
部27の側面43、44に設けたリード線76と77に
よって接続されている。これらの電極73、74を接続
している上面41のリード線79は、ステム32の上面
46上をパッド81まで延びる。
【0018】第1駆動電極のL(low)電極、即ちグ
ラウンド電極83、84は、先端部26の側面43、4
4に設けられ、下面42のリード線86によって下面4
2で相互に接続され、またリード線87、88によって
上面41上で接続され、これらのリード線87、88
は、両方ともペデスタル33のパッド91に接続され
る。同様に、第2駆動電極のL電極、即ちグラウンド電
極96、97は、先端部27の側面43、44に設けら
れ、リード線98によって下面42で相互に接続され、
また2本のリード線99、101によって上面41上で
接続され、これらのリード線99、101は、両方とも
ペデスタル33上のパッド102に接続される。
【0019】先端部26のピックアップ電極62は、先
端部26の側面43、44に設けられたピックアップH
(high)電極106、107から成り、下面42の
リード線118によって下面42上で相互に接続され、
それからリード線109によって(図4参照)ステム3
2の下面47上を延びるリード線111へ接続される。
リード線111は、側面49のリード線112に接続さ
れる(図5参照)。リード線112はリード線113に
接続され、リード線113はペデスタル33のパッド1
14に接続される。同様に、Hピックアップ電極11
6、117は、先端部27の側面43、44に設けら
れ、下面42のリード線118によって相互に接続さ
れ、またリード線119によってリード線111に接続
され、このリード線111はリード線113によってパ
ッド114に接続される。
【0020】ピックアップL電極121、122は、先
端部26の側面43、44に設けられている。電極12
1はリード線123によって別のリード線124に接続
され、このリード線124は、上面46のステム32の
真ん中を下方にペデスタル33のパッド126まで延び
る。電極122はリード線127によってパッド126
に接続される。同様に、ピックアップL電極131、1
32は先端部27の側面43、44に設けられる。電極
131はリード線133によってパッド126まで延び
るリード線124に接続される。電極132は、リード
線134によってパッド126に接続される。上に説明
したパッドは金によって形成することができ、パッドは
金のリード線(図示せず)にボンディングされ、この金
のリード線は、プラットフォーム即ちベース22を通っ
てハウジングの下部13に入り込み、そこで図2にブロ
ック図で示すエレクトロニック回路に接続される。これ
らの金のリード線は相互に絶縁され、ハウジング12の
部分13、14で密封されている。使用するフィードス
ルー(回路間接続導体)を音叉に対して対称的なパターン
となるように配置し、またフィードスルー間の結合を最
小にすることが望ましい。ペデスタル33が大きいの
で、フィードスルーを相互に離してフィードスルー間の
静電結合を比較的小さくすることができる。
【0021】リード線間の容量結合を最小にするため、
上述の電極はできるだけ接近した物理的対称性または均
衡を達成するように配設されている。駆動用Hリード線
71と79はアースに対して十分保護され、またはシー
ルドされている。これらの駆動用Hリード線71と79
の両側のリード線はアース機能を果たすので、発生した
全ての静電界の電気力線はアースに短絡される。リード
線71と79も、音叉16の本体28の両側または上面
と下面に設けたピックアップ用Hリード線124と11
1に対して高度に保護されている(図10参照)。ピッ
クアップHリード線109はステム32の中間に配設さ
れ、従って音叉16の石英がつくる誘電体に対称的に結
合され、また駆動Hリード線71と79の駆動H信号に
対して対称的に結合される。このようにして、ピックア
ップHリード線111は音叉16の誘電体を介して等し
く結合される。駆動Hリード線71と79は以下で説明
するように逆相で駆動されるので、ピックアップHリー
ド線111によって拾われる信号は等しくて反対であ
り、ゼロとされる。このピックアップの最小化は、また
ピックアップHリード線111と駆動Hリード線71、
79の間の空間が比較的大きく従って、容量が非常に低
いという事実によっても助長される。
【0022】上述した電極とリード線およびこれらをつ
くるための金属化と関連して、金属化は先端26と27
の上下面41と42および側面43と44に対して行わ
れる。リード線のパターンは図示の如くであるので、こ
れらのリード線は先端の周囲に巻き付き、隣り同志に配
設されているが音叉の上側と下側にあるピックアップH
リード線と駆動Hリード線の間のガードとして機能す
る。この構成によりリード線と電極に対して所望の対称
性を与えながら適当な保護すなわちシールドを行うこと
ができる。
【0023】しかし、例えば、適当なガードを使用する
ことによって、異なったパターンを利用でき、全てのリ
ード線を上面に設けることもできる。または、リード線
の一部を音叉の側面に設けることもできる。しかし、形
状が小さいこととリード線の位置と大きさを正確に決め
るという要望のため、大部分のリード線のパターンを、
リード線とこれらのリード線の間の空間の寸法の決定を
より正確に調整することのできる音叉の上面に設けるこ
とが望ましい。このようなリード線と電極のパターン化
を簡単に行うのに二側面マスク・セットを使用する。マ
スクを両側面に正確に位置合わせできるからである。ま
た、普通のマスキングとホト・レジスト技術を使って上
面と下面とを金属化してから穴明きシャドーマスクを使
って音叉の両側面に対する側面金属化を実施してもよ
い。
【0024】図2のエレクトロニックスに関連して上述
の一端閉鎖型音叉の動作と利用とを以下に簡単に説明す
る。駆動Lリード線142と143は駆動用発振器15
1に接続され、この駆動用発振器151は電流増幅器1
52によって構成され、この電流増幅器152には増幅
器の出力と駆動Lリード線142との間に接続された抵
抗153を介して抵抗フィードバック回路が設けられて
いる。駆動Lリード線143は図示のように接地されて
いる。増幅器152の出力は線156を介して同期復調
器157に基準信号を与える。この線156は、また9
0゜位相シフタ158に接続され、90゜シフトした同
じ基準信号を他の位相検出復調器159に与える。
【0025】駆動発振器151の出力は増幅器161に
も供給され、この増幅器161には自動利得制御回路1
62によって自動利得制御が与えられ、この自動利得制
御回路162の入力は駆動発振器151の出力に接続さ
れ、出力は増幅器161に接続されている。この自動利
得制御回路は基準電圧163に接続されている。増幅器
161からの出力は線166によって駆動リード線79
に直接供給されると共にインバータ167を介して駆動
リード線71に供給され、その結果、先端部26と27
は、約180゜の位相の異なる二相駆動によって振動さ
せられる。図示の構成では、一方の先端部27は閉ルー
プの状態で駆動され、他方の先端部26はインバータ1
67によって駆動され先端部27に直ぐに追従する。従
動側の先端部26の下側がハード・グラウンド(har
d ground)の状態にあり、他方能動側の先端部
27の下側が駆動発振器151に入力を与えるのは、こ
の理由による。
【0026】AGC回路162は従来のタイプのもので
あり、検出器とAC/DC変換器として機能する増幅器
によって構成され、このAC/DC変換器は電流増幅器
152からの出力を受けてACをDCに整流し、次にこ
れはAGC基準回路163によって与えられる基準DC
電圧と比較される。発振器のループの利得が1であり、
これによって固定された振幅で連続した発振を行うとい
う仕方でAGC回路162のループ増幅器は増幅器16
1の利得を制御する。このような方法で、電流増幅器1
52の出力は正確な値に調整され、この正確さは使用さ
れている電圧基準163の精度によって決まる。電流増
幅器152の電流を調整することにより先端部26と2
7の振動速度を一定に調整することが可能になる。音叉
16に使用している圧電材料は先端部のたわみすなわち
ふれを電荷と関連づける圧電係数を有している。調整さ
れている駆動電流は時間に対する電荷の変化分、すなわ
ち電荷の微分であり、これによって、先端部の速度であ
る時間に対する先端部のたわみの変化分、すなわちたわ
みの微分を調整することが可能になる。このようにして
駆動先端部の速度を正確に調整することによって、セン
サのレート信号の大きさを決定する場合の一つの主要な
ファクタを正確に調整することができる。
【0027】上述したところから、音叉16に二相駆動
が与えられ、そして一方の駆動は+1で、他方の駆動は
その駆動と位相が180゜ずれているために−1である
ことを除いて、一方の駆動は少なくとも他方の駆動と単
純に等しいことを理解されよう。しかし、大きさも正確
には等しくなく相互に位相が180゜正確にずれていな
い二相駆動であっても、それは本発明の範囲内でのこと
であることは理解しなければならない。信号を拾う二線
結合の電気的フィードスルーの容量の非対称性を補償す
る電気的トリミングを得るために大きさを、例えば、−
1ではなく、−0.9ないし−1.1に変化させることもあ
る。二相駆動を使用することにより先端部26と27が
存在する面において、これらの先端部26と27は反対
の方向に移動して、相互に近づいたり、離れたりする。
駆動電極は先端部26と27の上に位置しており、両方
の先端駆動の下側の電極は全てこれらの先端部側にあ
り、そして実際の活性高電圧駆動電極は先端部26と2
7の上面と下面にある。これらの先端部を対向方向に動
かすためには駆動信号の位相は既に述べたように実質的
に180゜ずれていなければならない、すなわち逆相で
なければならない。
【0028】ピックアップのHの信号とピックアップの
Lの信号は、それぞれ線166と167を介して電荷増
幅器171に供給され、この電荷増幅器171にはコン
デンサ172を介して容量性フィードバックをかけてい
る。ピックアップL線167は図示のように接地されて
いる。電荷増幅器171からの出力はフィルタ/増幅器
176に供給され、このフィルタ/増幅器176の出力
は同期復調器157と159に接続される。同期復調器
157の出力はフィルタ/増幅器181に供給され、こ
のフィルタ/増幅器181の出力182には信号E0
生じ、この信号E0は検出されている入力角速度に比例
するDCレート信号である。上述したように、音叉16
のピックアップ電極はピックアップLリード線とピック
アップHリード線となって出てくる。ピックアップLリ
ード線167は接地されたリード線であり、ピックアッ
プHリード線166はその集計した情報を電荷増幅器1
71に供給し、その後それは同期復調器157によって
復調され、濾波されて出力レート信号を与える。同期復
調器157はフィルタ増幅器176からの信号を位相シ
フタ158からの90゜の直角基準に対して復調し、位
相検出復調器159に接続されたフィルタ/増幅器18
3から供給される直角位相出力EQとする。この直角位
相出力EQ は大部分の誤差のソースが駆動電流に対して
直角位相であるので試験目的とバランスィングさせる均
衡目的には有用である。
【0029】上述したところと関連して理解すべきこと
は、駆動歪みが発生するのと同じように音叉16として
働く同じ石英の本体でピックアップ歪みが発生するの
で、このピックアップ歪みの駆動歪みによるコンタミネ
ーションが生じる。一例として先端部26と27の先端
で5000Gを発生する環境内で駆動先端部は公称たわ
みと公称周波数とでたわむ。この先端部のたわみによっ
て音叉と二股部31とに大きな歪みが発生する。音叉1
6がそれの対称軸の周りで毎秒例えば100゜というよ
うな公称最大値で回転すると、先端部26と27の先端
速度はコリオリの加速度を発生する。このコリオリの加
速度は先端部の振動の方向と直角の方向に作用し、それ
ゆえこれらの先端部の二股部31に直角方向に最大入力
レートで駆動歪みよりも少なくとも4桁小さい歪みを加
える。一例として、石英の音叉16の同じ場所で発生す
る駆動歪みの約100万分の一のピックアップ信号を正
確に感知することが望まれているというのが典型であ
る。このようにして、ピックアップ電極には駆動歪みに
起因する電荷が存在する。
【0030】もしピックアップ電極が物理的に完全に対
称形であれば、駆動歪みは打ち消し合ってなくなってい
る。しかし、ピックアップ電極を物理的に完全に対称形
にすることはできないので、駆動歪みを表わす若干の残
存電荷がピックアップ電極に存在する。これらのピック
アップ信号は駆動加速度と同相である駆動歪みと関連し
ている。コリオリの加速度は駆動速度と同相であるの
で、駆動歪みは所望のレート信号と直角位相の関係にあ
るピックアップ電極によって拾われる。このことはレー
ト信号と同相の関係にある電気結合容量と対照的であ
る。駆動歪みからピックアップ電極が拾う信号は直角位
相である。この信号はできるだけ相殺しなければならな
い。何故ならば、ピックアップ歪みに対する駆動歪みの
大きさは、例えば、1,000,000:1ないし100,
000:1であり、これによって信号処理エレクトロニ
クスにおいて動的範囲の取り扱いが困難となるからであ
る。
【0031】ピックアップ電極が駆動歪みを拾うのを最
小とするため、電極のパターンをレーザでトリミングし
てピックアップ電極が拾う駆動歪みに関する直角位相の
問題を解決する。このように電極をレーザによりトリミ
ングすることによって毎秒数万度の直角位相のオフセッ
トをゼロに減じることが可能である。このトリミングを
利用することによって、エレクトロニクスにおいて直角
位相を均衡させなければならない、すなわちゼロにしな
ければならないという事態をほとんどなくすことができ
る。もし大きな直角位相のオフセットをエレクトロニク
スで処理しなければならないのであれば、極度の位相精
度を保持しつつエレクトロニクスは非常に大きな範囲で
変動する信号を扱わなければならなくなる。換言すれば
本発明では、直角位相出力を正確に電気的にゼロにする
には外部の電子回路でそれをゼロにするよりも電極を機
械的にトリムする方がはるかに好ましいのである。外部
の電子回路によると、電極の不均衡に起因する誤差が温
度にうまく追従しないという別の困難が生じるからであ
る。こういうことで本発明では、例えば電極のパターン
をレーザによってトリミングすることにより電極の機械
的誤差をなくすことが好ましいことがはっきりしたので
ある。
【0032】本発明によれば、ピックアップ共振モード
の周波数と駆動共振モードの周波数の間の周波数の差で
ある所定の「△f」を選択するのが好ましい。単結晶の
音叉に使用する石英はQが非常に高い材料であるので、
ピックアップ信号は狭い帯域幅を有する利得の高い共振
系に現れる。石英の固有の低い圧電結合のため減衰させ
て帯域幅を広げるというのは、本発明では実際的ではな
い。こういうことなので本発明では、駆動周波数もしく
は駆動モードとは異なる、すなわち、駆動周波数もしく
は駆動モードの上または下のピックアップ共振もしくは
ピックアップ・モードで音叉16を動作させるようにし
ている。本発明では駆動モードの上にあるピックアップ
・モードを選択するのがより好ましい。このことは、横
断面が正方形でない先端部を設けることによって達成さ
れる。一次では、共振を行っている先端部の周波数F
は、先端部の幅Wを長さLの二乗で除して定数Kを乗じた
値に等しい(F=K・W/L2)。駆動モードでの幅は先端
部がたわんでいる方向の幅を意味し、ピックアップ・モ
ードでの幅は,それに対して直角な方向の幅であり、換
言すれば音叉に使用している石英材料の厚さである。従
って、正方形であって厚さと幅が等しい先端部の場合に
は、駆動およびピックアップ共振周波数は少なくとも一
次では等しい。従って本発明では、ピックアップ周波数
を駆動周波数から約3%だけ離すことが一般的に望まし
い。こういうことで例えば、10kHzの駆動周波数は
ピックアップでは10.3kHzの周波数を意味する。石
英の音叉16を製作する場合にこのような精度を達成す
るのは困難であるので、幅を厚さの50〜80%になる
ように選択している。これによって、所望の300Hz
に比べて2〜5kHzの範囲で差のある周波数が得られ
る。駆動周波数よりも例えば3%離した小さな差をつく
るため、音叉のステム32は本体28よりも狭くなって
いる。これによりステム32にねじれによる付加的な可
撓性が与えられ、その結果ピックアップ・モードでは振
動面から外れて先端部がたわむだけではなく本体28と
ステム32とがねじれによって回動する。ステムの長さ
と幅を先端部の横断面に応じて、複合ピックアップ・モ
ードが駆動モードから3%離れるよう選択する。
【0033】このようにして△fを選択することによ
り、非常にGの高い発射環境で動作するのに特に適した
一端閉鎖型音叉の慣性検出器と方法とを提供することが
可能となる。本発明と関連して、不当に性能を犠牲にす
ることなく、これらの要求を満足させることが可能であ
ることが分かった。例えば、21,000Gというような
高いGに全方向で適応できる。本発明の検出器では音叉
を比較的大きくすることができる。ステムを直接ケース
に取り付けることにより音叉を強固に取り付けることが
できる。音叉の取り付けは実質的に一点でねじれの中心
線で行われるので、DCの歪みの侵入はほとんどない。
存在する2つの感知できる程度の寄生モードはX方向と
Z方向でのステムの3〜5kHzの屈曲であるが、これ
は駆動信号とピックアップ信号とからきり離されてい
る。検出器はロール軸(Y)に大きな剛性を有し、更に
X軸とY軸に高いGの能力を有している。この検出器の
構造は比較的簡単であって、これを大量かつ経済的に製
作することは容易である。
【0034】加速度を検出するためにこの検出器を使用
したい場合は、先端部の先端に特許第4,930,351号
に開示するような切り込みを付けることができる。上述
したところから、本発明の一端閉鎖型音叉をコリオリの
レート(コリオリの力もしくはコリオリの効果から生じ
る変化)の検出器として使用できることを理解されよ
う。その場合音叉を使用して角速度入力を機械的信号に
変換し、この機械的信号を検出して特許第4,524,61
9号、4,538,461号および4,654,663号に記載
の種類のレート出力信号に変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一端閉鎖型音叉用慣用検出器アセ
ンブリの部分的に展開して示す分解図である。
【図2】図1に示した検出器アセンブリで使用されるエ
レクトロニックスのブロック図であり、エレクトロニッ
クスを一端閉鎖型音叉に接続する方法を示す。
【図3】図1に示した検出器アセンブリで使用する一端
閉鎖型音叉の拡大平面図である。
【図4】図3に示した一端閉鎖型音叉の底面図である。
【図5】図3の線5−5で切断した図3に示す一端閉鎖
型音叉の側面図である。
【図6】図3の線6−6で切断した図3に示す一端閉鎖
型音叉の側面図である。
【図7】図3の線7−7で切断した図3に示す一端閉鎖
型音叉の側面図である。
【図8】図3の線8−8で切断した図3に示す一端閉鎖
型音叉の側面図である。
【図9】図3の線9−9で切断した断面図である。
【図10】図3の線10−10で切断した断面図であ
る。
【符号の説明】
11 一端閉鎖型音叉用慣性検出器アセンブリ 12 ハウジング 26,27 先端部 28 本体 31 二股部 33 ペデスタル 34 傾斜部 66、67、73、74、83、84、96、97、1
06、107、121、122、131、132 電
極 71、76、77、79、86、87、88、98、9
9、101、109、111、112、113、11
8、119、124、127133、134、142、
143 リード線 151 駆動用発振器 152 電流増幅器 157、159 復調器 161 増幅器 162 自動利得制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−58111(JP,A) 特開 平2−129514(JP,A) 特開 平2−306110(JP,A) 米国特許4654663(US,A) 国際公開90/10196(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 1/10

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対称軸の周りに対称的に配置された一対
    の先端部と本体とを一体構造として圧電性材料から形成
    した一端閉鎖型音叉と、前記の先端部に取り付けた駆動
    電極とピックアップ電極と、駆動モードで前記の駆動電
    極へ駆動信号を供給する手段と、前記のピックアップ電
    極へ接続され、そしてピックアップ・モードで作動し、
    前記の対称軸の周りでの前記の音叉の回転に応答して出
    力信号を生じるエレクトロニック装置とを備え、前記の
    先端部は矩形の横断面を有し、その横断面の幅によって
    駆動モードの周波数が決まり、そして横断面の厚みによ
    ってピックアップ・モードの周波数が決まり、前記の先
    端部の幅は前記の厚みよりも小さくなっていてピックア
    ップ・モードの周波数は駆動モードの周波数よりも高
    く、そして前記の本体が含む幅が狭くなっているステム
    は、ピックアップ・モードの周波数を低下させるねじれ
    たわみ性を持つような寸法とされ、それにより駆動モー
    ドとピックアップモードとの間での周波数分離を減少さ
    せていることを特徴とする慣性レート検出器。
  2. 【請求項2】 先端部の幅が厚みの50-80%である請求
    項1に記載の慣性レート検出器。
  3. 【請求項3】 駆動モードとピックアップモードとの間
    の周波数の差が駆動モードの周波数の3%程度であるよ
    うに先端部とステムの寸法を定めた請求項1に記載の慣
    性レート検出器。
  4. 【請求項4】 それぞれの先端部の反対表面に駆動電極
    を取り付け、そして残りの2つの表面にピックアップ電
    極を取り付けた請求項1に記載の慣性レート検出器。
  5. 【請求項5】 ピックアップ電極を駆動電極よりも本体
    に近づけて取り付けた請求項1に記載の慣性レート検出
    器。
  6. 【請求項6】 対称軸の周りに対称的に配置された一対
    の先端部と本体とを有する一端閉鎖型音叉と、前記の先
    端部に取り付けた駆動電極とピックアップ電極と、駆動
    モードで前記の駆動電極へ駆動信号を加える手段と、前
    記のピックアップ電極へ接続され、そしてピックアップ
    ・モードで作動し、前記の対称軸の周りでの前記の音叉
    の回転に応答して出力信号を生じるエレクトロニック装
    置とを含み、前記の本体と前記の先端部とを圧電性材料
    の一体構造として形成し、先端部の矩形横断面の幅が駆
    動モードの周波数を決め、そして矩形横断面の厚みがピ
    ックアップ・モードの周波数を決めるように前記の先端
    部を形成し、そしてねじれたわみ性を持つような寸法と
    した、幅の狭くなったステムを持たせて前記の本体を形
    成しピックアップモードでは先端部のたわみとステムの
    ねじれ回転との両方を生じるようにしたことを特徴とし
    た慣性レート検出器。
  7. 【請求項7】 先端部の厚みが先端部の幅よりも大き
    く、そしてピックアップモードの周波数が駆動モードの
    周波数よりも高い請求項6に記載の慣性レート検出器。
  8. 【請求項8】 幅が厚みの50ないし80%程度である請求
    項6に記載の慣性レート検出器。
  9. 【請求項9】 駆動モードとピックアップモードとの間
    の周波数の差を駆動モードの周波数の3%程度にするよ
    うに先端部を形成し、ステムの寸法を決めた請求項6に
    記載の慣性レート検出器。
  10. 【請求項10】 対称軸の周りに対称的に配置した一対
    の先端部と本体とを一体に形成し、駆動電極とピックア
    ップ電極とを前記の先端部に取り付けて成る一端閉鎖型
    音叉と、駆動モードで前記の駆動電極へ駆動信号を供給
    する手段と、ピックアップモードで作動中前記の対称軸
    の周りでの前記の音叉の回動により前記のピックアップ
    電極に生じる信号を監視する手段とを備える慣性レート
    検出器を作る方法において、 矩形横断面の幅が駆動モードの周波数を決め、そして矩
    形横断面の厚みがピックアップ・モードの周波数を決め
    る矩形横断面を有するように前記の先端部のそれぞれを
    形成し、駆動モードとピックアップモードとの周波数を
    分離するように前記の先端部の幅と厚みを異なるように
    する段階と、 二つのモードの一方の周波数を変えて、それにより二つ
    のモードの間の分離を減少させるステムの寸法を決めて
    本体を形成する段階とを備えることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 ピックアップモードの周波数が駆動モ
    ードの周波数よりも高くなるように先端部の厚みは幅よ
    りも大きくなっており、そしてピックアップモードの周
    波数を減少するねじれたわみ性を持つようにステムの寸
    法を決める請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 幅が厚みの50ないし80%程度であ
    るような先端部を形成する請求項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】 周波数分離が駆動モードの周波数のほ
    ぼ3%となるように先端部を形成し、そしてステムの寸
    法を定めた請求項10に記載の方法。
  14. 【請求項14】 対称軸の周りに対称的に配置した一対
    の先端部と本体とを一体に形成し、駆動電極とピックア
    ップ電極とを前記の先端部に取り付けて成る一端閉鎖型
    音叉と、駆動モードで前記の駆動電極へ駆動信号を供給
    する手段と、ピックアップモードで作動中前記の対称軸
    の周りでの前記の音叉の回転により前記のピックアップ
    電極に生じる信号を監視する手段とを備える慣性レート
    検出器を作る方法において、 ピックアップモードでは先端部のたわみとステムのねじ
    れ回転との両方を生じるようにねじれたわみ性を持つよ
    うな寸法とした、幅の狭くなったステムを前記の本体に
    形成する段階と、 駆動電極とピックアップ電極とを電極パターンの形にし
    て先端部の上に対称的に配置する段階と、 直角オフセットをゼロにするように電極パターンを修正
    する段階とを備えることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 修正はレーザートリミングにより行う
    請求項14に記載の方法。
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