JP6337443B2 - 振動片、角速度センサー、電子機器及び移動体 - Google Patents

振動片、角速度センサー、電子機器及び移動体 Download PDF

Info

Publication number
JP6337443B2
JP6337443B2 JP2013226032A JP2013226032A JP6337443B2 JP 6337443 B2 JP6337443 B2 JP 6337443B2 JP 2013226032 A JP2013226032 A JP 2013226032A JP 2013226032 A JP2013226032 A JP 2013226032A JP 6337443 B2 JP6337443 B2 JP 6337443B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
groove
surface electrode
main surface
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013226032A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015087256A (ja
Inventor
敦司 松尾
敦司 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2013226032A priority Critical patent/JP6337443B2/ja
Priority to US14/526,866 priority patent/US9482533B2/en
Priority to CN201410601643.1A priority patent/CN104596491B/zh
Publication of JP2015087256A publication Critical patent/JP2015087256A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6337443B2 publication Critical patent/JP6337443B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/56Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
    • G01C19/5607Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using vibrating tuning forks

Description

本発明は、振動片、角速度センサー、電子機器及び移動体等に関する。
角速度センサー(ジャイロセンサー)に利用される振動片が一般に知られている(特許文献1,2)。例えば特許文献1の図1において、Y方向に延びる振動片にY軸廻りの角速度運動が加わると、X−Y面内にてX方向に面内振動されていた駆動部は、コリオリ力の働きでZ軸方向(振動片の厚さ方向)の面外振動に変化する。このZ方向の力成分は検出部の運動を引き起こす。こうした力成分に応じて、検出部には圧電効果に基づきX方向の電界が生ずる。その電界に基づく出力信号が検出部から出力され、角速度が検出される。
ジャイロセンサーに用いられる振動片として、検出部の側面に開口してX方向を深さ方向とする溝(干渉防止部)を検出部に設ける技術が提案されている(特許文献3)。この溝は、溝の内側面や溝裾に電極が設けられることはなく、検出部の外側面に設けられた複数の電極部間の電気的結合干渉を防止するために配置され、それにより漏れ電圧の発生を抑えている。
ジャイロセンサーに用いられる他の振動片として、検出部の側面に段差部を形成して、検出部の両側面に形成される一対の電極間のX方向距離を狭めて、電界効率を高める技術が提案されている(特許文献4)。
特開2012−098091号公報(図1) 特開2012−112748号公報 特開2001−221638号公報(図4) 特開2011−141266号公報(図3)
ジャイロセンサーの小型化に伴い、検出部に配置される電極面積が狭くなると、力成分に応じたX方向の電界が小さくなって検出感度が低下する。特許文献3,4とは異なり、検出部の主面に開口する溝を設けて電極面積を拡大することが考えられる。しかし、例えばジャイロセンサーのように振動片の検出部がその厚さ方向に沿って振動する場合には、電極の形成位置を考慮しないとかえって電荷ロスが生ずることが判明した。
本発明の幾つかの態様は、振動片が小型化されても電極面積を増大でき、電界効率を向上させて検出感度を高めることができる振動片、角速度センサー、電子機器及び移動体を提供することを目的とする。
(1)本発明の一態様は、
圧電体の第1主面及び前記第1主面に対して前記圧電体の裏面にある第2主面と、前記第1主面と前記第2主面とを接続している外側面とを含み、前記第1主面と交差する方向に沿って振動する検出部を備え、
前記検出部は、
前記第1主面に設けられている開口からの深さ方向にて、前記第1主面と前記第2主面との間の中立面を超える位置に溝裾を有する溝部と、
前記溝部内に臨む内側面に設けられている内側面電極と、
前記外側面に設けられている外側面電極と、
前記溝部内に臨んで前記中立面よりも前記溝裾側にて互いに間隔をおいて設けられている一対の溝裾電極と、
を備える振動片に関する。
本発明の一態様によれば、第1主面と交差する厚さ方向(例えばZ方向)に沿って振動する検出部には、中立面を境界とする厚さ方向の2つの領域の一方には圧縮力が他方には引張力が作用する。ここで、中立面とは圧縮も引張も生じない面をいう。検出部に形成された一対の電極には、圧縮力または引張力に応じた電界が作用する。その際、圧縮力に基づく電界の方向と、引張力に基づく電界の方向とは、互いに逆向きとなる。
本明細書では、溝部の開口部から最深位置を溝裾と称する。溝裾は、溝底のように平らな底面を有する場合と有しない場合との双方を含む。エッチング特にウェットエッチングの場合には、平らな底面が必ずしも形成されずにV字溝が形成されることがあるからである。検出部の長手方向(例えばY方向)と直交する検出部の横断面(例えばX−Z面)にて、一対の側面電極(内側面電極−外側面電極)に生ずる第1電界の方向を第1方向(例えば+X方向)とすると、一対の溝裾電極に生ずる第2電界の方向は、第1方向とは逆向きの第2方向(例えば−X方向)となる。
そうすると、内側面電極が第1電界の例えば下流に位置するとき、一対の溝裾電極のうち内側面電極に近い側の溝裾電極が第2電界の下流に位置することになる。同様に、内側面電極が第1電界の上流に位置するとき、一対の溝裾電極のうち内側面電極に近い側の溝裾電極が第2電界の上流に位置することになる。よって、一対の溝裾電極のうち内側面電極に近い側の溝裾電極を、内側電極と導通させても、導通された2つの電極は共に電界方向の上流同士または下流同士となるので、電界に基づく電荷のロスは生じない。こうして、溝部の内側面及び溝裾に形成される電極により電極面積を増大させることができ、しかも電荷のロスも生じないことから、検出感度を高めることができる。
(2)本発明の一態様では、
前記外側面は、第1外側面と第2外側面と、を含み、
前記内側面は、前記溝部の幅方向で一方に設けられている第1内側面及び他方に設けられている第2内側面と、を有し、
前記第1外側面と前記第1内側面との間には、前記圧電体を有し、
前記第2外側面と前記第2内側面との間には、前記圧電体を有し、
前記第1内側面に設けられている第1内側面電極と、前記第1外側面に設けられている第1外側面電極と、
前記第2内側面に設けられている第2内側面電極と、前記第2外側面に設けられている第2外側面電極と、を備え、
前記一対の溝裾電極は、前記第1内側面電極と導通している第1溝裾電極と、前記第2内側面電極と導通している第2溝裾電極と、
を備えることができる。
こうすると、検出部の長手方向(例えばY方向)と直交する検出部の横断面(例えばX−Z面)にて、第1の一対の側面電極(第1内側面電極−第1外側面電極)と第2の一対の側面電極(第2内側面電極−第2外側面電極)に生ずる第1電界の方向は共に第1方向(例えば+X方向)で同一となる。一方、一対の溝裾電極に生ずる第2電界方向は、第1方向とは逆向きの第2方向(例えば−X方向)となる。
そうすると、第1,第2電界の例えば下流に位置する第1内側面電極と第1溝裾電極とが互いに導通されており、第1,第2電界の例えば上流に位置する第2内側面電極と第2溝裾電極とが互いに導通されていることになる。従って、電界に基づく電荷のロスは生じない。こうして、溝部の内側面及び溝裾側に形成される電極により電極面積を増大させることができ、しかも電荷のロスも生じないことから、検出感度を高めることができる。
(3)本発明の一態様では、前記第1外側面電極及び前記第2外側面電極の少なくとも一方は、前記第1主面から前記中立面に至る範囲内に形成することができる。
こうすると、第1の一対の側面電極及び第2の一対の側面電極の少なくとも一方では、中立面を境にした2領域に亘って対向電極が形成されない。従って、第1の一対の側面電極(第1内側面電極−第1外側面電極)及び第2の一対の側面電極(第2内側面電極−第2外側面電極)の少なくとも一方に生ずる電界方向が一方向となり、電荷のロスも生じないことから、検出感度を高めることができる。
(4)本発明の他の態様では、前記第1外側面電極と前記第2内側面電極とを導通させ、前記第2外側面電極と前記第1内側面電極とを導通させることができる。
こうすると、互いに導通する第1外側面電極と第2内側面電極とが例えば電界方向の上流に位置するとき、互いに導通する第2外側面電極と第1内側面電極とが電界方向の下流に位置することになる。よって、電界に基づく電荷のロスは生じることなく信号を取り出すことができる。
(5)本発明の他の態様では、前記検出部は、前記第2主面にて間隔を隔てて形成される第1主面電極及び第2主面電極を備え、前記第1主面電極は前記第1溝裾電極と導通され、前記第2主面電極は前記第2溝裾電極と導通させることができる。
一対の主面電極と一対の溝裾電極とは、中立面よりも一方側に位置するので、検出時に生ずる電界の方向が一致する。従って、第1主面電極と第1溝裾電極とを導通させ、第2主面電極と第2溝裾電極と導通させても、電荷のロスは生じない。
(6)本発明の他の態様では、前記検出部は、前記第1外側面で前記中立面から前記第2主面に至る範囲内にて設けられ、前記第1主面電極と導通している第3外側面電極と、記第2外側面で前記中立面から前記第2主面に至る範囲内にて設けられ、前記第2主面電極と導通している第4外側面電極と、を含むことができる。
第3の一対の側面電極(第3外側面電極−第4外側面電極)と、一対の主面電極(第1主面電極−第2主面電極)と一対の溝裾電極とは、中立面よりも一方側に位置するので、検出時に生ずる電界の方向が一致する。従って、上述のような導通関係であっても、電荷のロスは生じない。
(7)本発明の他の態様では、前記第1外側面電極及び前記第2外側面電極の各々は、接地電極とすることができる。
こうすると、第1外側面電極及び第2外側面電極により、第1内側面電極、第2内側面電極及び一対の溝裾電極をシールドすることができ、外部ノイズの悪影響を低減できる。
(8)本発明のさらに他の態様は、
上述の(1)〜(7)のいずれかに記載の振動片と、
前記振動片の前記第1主面と交差する方向に沿った振動に基づいて角速度を検出する検出回路と、
を有することを角速度センサーに関する。
この角速度センサーは、角速度の検出感度を電荷のロスを伴うことなく高めることができる。
(9)本発明のさらに他の態様は、上述の(8)に記載の角速度センサーを有する電子機器に関する。
(10)本発明のさらに他の態様は、上述の(8)に記載の角速度センサーを有する移動体に関する。
本発明に係る電子機器及び移動体は、検出感度を維持または高めながらも、より小型化することができる。
電極が形成される前の状態での振動片を模式的に示す平面図である。 振動片の駆動部の面内振動を示す動作説明図である。 振動片に角速度が作用した時の面外振動を示す動作説明図である。 図1のIV−IV断面に形成される電極を示す図である。 図5(A)(B)は、ウォークモード振動する検出部にて交互に生ずる電界方向を示す図である。 電荷ロスが生ずる比較例を示す図である。 振動片と検出回路を含むジャイロセンサーの概略ブロック図である。 検出回路で生成される交流電圧信号を示す図である。 一対の主面電極を有する振動片の変形例を示す図である。 第3の一対の側面電極を有する振動片の変形例を示す図である。 外側面電極を接地した振動片の変形例を示す図である。 ジャイロセンサーを含む電子機器の一例を示す図である。 ジャイロセンサーを含む電子機器の他の一例を示す図である。 ジャイロセンサーを含む移動体の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
1.振動片の概要
図1は、電極が形成される前の状態での振動片10を模式的に示している。ここで、本実施形態の振動片10は、X軸(第2軸)と、X軸に平面上に直交するY軸からなるX−Y平面に延在され、互いに対向する第1主面11と第2主面12とを有する。なお、第1主面11及び第2主面12に垂直な軸をZ軸とする。振動片10を形成する圧電体が水晶の場合、X軸は電気軸、Y軸は機械軸、Z軸は光学軸である。振動片10は、基部20から+Y方向に延びる駆動部30と、基部20から−Y方向に延びる検出部40とを有する。なお、振動片10には、例えば特許文献2に示すように、漏れ出力の抑制を調整する調整部(調整用振動腕及び電極)等の付属の構造を設けても良い。
駆動部30は、第1振動腕31と第2振動腕32とを含む。基部20と第1振動腕31と第2振動腕32とで音叉形振動片を構成する。検出部40は、第3振動腕41と第4振動腕42とを含む。基部20と第3振動腕41と第4振動腕42とで、同様に音叉形振動片を構成する。この二つの音叉形振動片が基部20で結合されており、このような構成の振動片10はH型振動片と呼称される。
この振動片10はジャイロセンサー(角速度センサー)として用いることができる。図2に示すように、角速度の検出にあたって駆動部30(第1,第2振動腕31,32)で振動が励起駆動される。この駆動時の振動は、X−Y平面内にてX方向に沿った面内振動であり、第1,第2振動腕31,32は相互に離れ相互に近づく振動を繰り返す。
図3に示すように振動片10にY軸廻りの角速度ωが加わると、コリオリ力の働きで駆動部30(第1,第2振動腕31,32)の振動方向が変化する。第1,第2振動腕31,32が基部20の重心回りで揺動する、いわゆるウォークモード励振が引き起こされる。
駆動部30(第1,第2振動腕31,32)のウォークモード励振は基部20から検出部40(第3,第4振動腕41,42)に伝播する。その結果、検出部40(第3,第4振動腕41,42)にも基部20の重心回りで揺動するウォークモード励振が引き起こされる。そして、検出部40(第3,第4振動腕41,42)では圧電効果に基づき電界が生じ、電荷が生み出される。
2.振動片への電極の配置
2.1.駆動部
本実施形態では、駆動部30(第1,第2振動腕31,32)での電極の配置については、図2の面内振動が励起されるものであれば特に制約はない。駆動部30(第1,第2振動腕31,32)は、例えば特許文献4の図2のようにX−Z断面での四面にそれぞれ電極を設けることができる。あるいは特許文献4の図12に示すように、主面に開口する溝部の内側面と溝裾とに設けた単一電極と、側面に形成される側面電極とで一対の電極を形成しても良い。
2.2.検出部
本実施形態では、検出部40(第3,第4振動腕41,42)での電極配置に特徴がある。先ず、図1に示すように、検出部40(第3,第4振動腕41,42)は、第1主面11に開口し、Y軸方向を長手方向とし、X軸方向を幅方向とし、Z方向を深さ方向とする溝部50が設けられている。
図4は、図1のIV−IV断面を示している。図4に示すX−Z断面にて、溝部50は、第1主面11からの深さ方向(Z方向)にて、第1主面11と第2主面12との間の中立面14を超える位置に溝裾51を有する。溝部50は、溝部50内の空間を介して溝幅方向Xにて対向する内側面52(第1内側面52a、第2内側面52b)を有する。なお、溝部50は、振動片10の外形の形状出しと同様にして、例えばドライエッチング、特に異方性エッチングにより形成することができる。
検出部40(第3,第4振動腕41,42)は、図3に示すウォークモード振動により圧電効果に基づきX方向の電界が形成され、その電界による電荷を検出する。そのために、X方向にて対向する一対の電極が設けられる。その一つは、溝部50内に臨む内側面52に形成される内側面電極61と、内側面52と対向する外側面13に形成される外側面電極62とを含む一対の側面電極60である。他の一つは、溝部50に臨んで中立面14よりも溝裾51側にて溝幅方向Xで間隔をおいて設けられた一対の溝裾電極70である。なお、溝部50を例えばエッチングにより形成する際の異方性が良好でないと、図3に示すような平坦な溝裾51が形成されず、溝裾51に一対の溝裾電極70を形成できないことがある。その場合でも、一対の溝裾電極70は、中立面14よりも溝裾51側にて傾斜する内側面にて溝幅方向Xで間隔をおいて形成されればよい。
一対の側面電極60は、第1の一対の側面電極60aと、第2の一対の側面電極60bとを含むことができる。ここで、第1内側面52aと圧電体を介して対向する外側面13を第1外側面13aと称する。第2内側面52bと圧電体を介して対向する外側面13を第2外側面13bと称する。内側面電極61は、第1内側面52aに形成される第1内側面電極61aと、第2内側面52bに形成される第2内側面電極61bとを含むことができる。外側面電極62は、第1外側面13aに形成される第1外側面電極62aと、第2外側面13bに形成される第2外側面電極62bとを含むことができる。第1の一対の側面電極60aは、第1内側面電極61aと第1外側面電極62aとから構成される。第2の一対の側面電極60bは、第2内側面電極61bと第2外側面電極62bとから構成される。
一対の溝裾電極70は、溝部50の溝裾51にて溝幅方向Xにて間隔をおいて設けられる第1溝裾電極71と第2溝裾電極72とを有する。第1内側面電極61aに近い位置にある第1溝裾電極71は、第1内側面電極61aに導通される。つまり、第1溝裾電極71は、溝部50の溝裾隅部にて第1内側面電極61aと導通されている。同様に、第2内側面電極61bに近い位置にある第2溝裾電極72は、第2側面電極61bに導通される。つまり、第2溝裾電極72は、溝部50の溝裾隅部にて第2内側面電極61bと導通されている。第1,第2内側面電極61a,61b及び第1,第2溝裾電極71,72は、溝部50の内部の全面に導電膜をスパッタ等で形成した後に、不要部分をエッチング除去して形成することができる。
振動片10には、図4に示すように検出部40の出力端子S1,S2が設けられる。出力端子S1は、第1外側面電極62a、第2内側面電極61b及び第2溝裾電極72に導通している。出力端子S2は、第2外側面電極62b、第1内側面電極61a及び第1溝裾電極71に導通している。
3.検出動作
図5(A)(B)は、図3に示すように検出部40がウォークモード振動した時に一対の電極に生ずる電荷の極性を示している。図5(A)は検出部40が例えば図3の+Z方向に変位した時を示し、図5(B)は検出部40が例えば図3の−Z方向に変位した時を示している。
Z方向に沿って振動する第3振動腕41(検出部40)には、図5(A)(B)に示す中立面14を境界とする厚さ方向Zの2つの領域15,16の一方には圧縮力が他方には引張力が作用する。ここで、中立面14とは圧縮も引張も生じない面をいう。矩形断面であれば、検出部40を厚さ方向Zで二分する位置に中立面14が位置する。ただし、検出部40は矩形断面に限らず、Z軸に対して線対称であれば良い。第3振動腕41(検出部40)に形成された一対の電極60,70には、圧縮力または引張力に応じた電界が作用する。その際、圧縮力に基づく電界の方向と、引張力に基づく電界の方向とは、互いに逆向きとなる。
厚さ方向Zと直交する第3振動腕41(検出部40)の横断面(X−Z面)にて、図5(A)(B)に示す一対の側面電極60に生ずる第1電界EF1の方向を第1方向とすると、一対の溝裾電極70に生ずる第2電界EF2の方向は、第1方向とは逆向きの第2方向となる。
図5(A)に示すように、第1内側面電極61aが第1電界EF1の下流に位置するとき、一対の溝裾電極70のうち第1内側面電極61aに近い側の溝裾電極71が第2電界EF2の下流に位置することになる。同様に、図5(A)において、第2内側面電極61bが第1電界EF1の上流に位置するとき、一対の溝裾電極70のうち第2内側面電極61bに近い側の溝裾電極72が第2電界EF2の上流に位置することになる。よって、導通された2つの電極(61aと71または61bと72)は共に電界方向の上流同士または下流同士となる。つまり、出力端子S1では、第1外側面電極62a、第2内側面電極61b及び第2溝裾電極72から負(図5(A)参照)または正(図5(B)参照)で極性が同じ電荷が出力される。同様に、出力端子S2からは、第2外側面電極62b、第1内側面電極61a及び第1溝裾電極71から正(図5(A)参照)または負(図5(B)参照)で極性が同じ電荷が出力される。そのため、電界に基づく電荷のロスは生じない。こうして、溝部50の内側面52及び溝裾51に形成される電極61,71,72により電極面積を増大させることができ、しかも電荷のロスも生じないことから、検出感度を高めることができる。
検出部40の第4振動腕42も、図4と同様な断面構造を有する。ただし、図3に示すように第3,第4振動腕41,42の振動位相は180度異なるので、第4振動腕42の電極の出力端子S1,S2への接続は図4とは逆となる。つまり、第4振動腕42では、出力端子S2は第1外側面電極62a、第2内側面電極61b及び第2溝裾電極72に導通している。出力端子S1は、第2外側面電極62b、第1内側面電極61a及び第1溝裾電極71に導通している。このことは、後述する変形例(図9〜図11)にも適用される。
上述した本実施形態の作用・効果は、図6に示す比較例と対比するとより明らかである。図6に示す溝部50は、その溝裾51は、厚さ方向Zにて中立面14よりも上側に位置する領域15に形成される点で、図4及び図5(A)(B)に示す実施形態と異なる。この場合、領域15に配置された一対の側面電極60(第1,第2の一対の側面電極60a,60b)と一対の溝裾電極70に生ずるのは第1電界EF1のみである。
図6では、第1内側面電極61aが第1電界EF1の下流に位置するとき、一対の溝裾電極70のうち第1内側面電極61aに近い側の溝裾電極71が第1電界EF1の上流に位置することになる。従って、第1内側面電極61aには正の表面電荷が生ずる一方で、第1内側面電極61aと導通する第1溝裾電極71には負の表面電荷が生ずる。同様に、第2内側面電極61bが第1電界EF1の上流に位置するとき、一対の溝裾電極70のうち第2内側面電極61bに近い側の溝裾電極72が第2電界EF2の下流に位置することになる。よって、導通された2つの電極(61aと71または61bと72)は電界方向の上流と下流とで異なる。つまり、出力端子S1では、第1内側面電極61aに生じた正の表面電荷が第1溝裾電極71にて生じた負の表面電荷によりロスされる。同様に、出力端子S2では、第2内側面電極61bに生じた負の表面電荷が第2溝裾電極72にて生じた正の表面電荷によりロスされる。
なお、本実施形態では、第1外側面電極62a及び第2外側面電極62bの少なくとも一方では、図4及び図5(A)(B)に示すように、厚さ方向Zにて第1主面11から中立面14に至る範囲内に形成することが好ましい。
こうすると、第1の一対の側面電極60a及び第2の一対の側面電極60bの少なくとも一方では、中立面14を境にした2領域15,16に亘って対向電極が形成されない。従って、第1の一対の側面電極60a及び第2の一対の側面電極60bの少なくとも一方に生ずる電界方向が一方向となり、電荷のロスも生じないことから、検出感度を高めることができる。ただし、第1外側面電極62a及び第2外側面電極62bを、図4の2つの領域15,16に亘って配置しても良い。
4.ジャイロセンサー(角速度センサー)
図7は、ジャイロセンサー1000の概略ブロック図である。ジャイロセンサー1000は、振動片10と、駆動回路1100と、検出回路1200とを含む。振動片10の例えば基部20には、駆動端子T1,T2と、出力端子S1,S2が設けられる。駆動端子T1,T2は駆動回路1100に接続され、出力端子S1,S2は検出回路1200に接続される。駆動回路1100は、駆動端子T1,T2に駆動信号を供給して、図2に示すように駆動部30を圧電効果により面内振動させる。
検出回路1200は、2つのQ/V変換回路(QVアンプともいう)1210,1220を有する。2つのQVアンプ1210,1220には、振動片10の出力端子S1,S2を介して、振動片10の電極の各々に発生する交流電荷がそれぞれ入力され、交流電圧信号VSP,VSMに変換する。出力端子S1,S2からの交流電荷は互いに180°位相が異なっており、振幅が等しい。従って、QVアンプ1210,1220を同じ回路かつ同じレイアウトとすることで、図8に示すように、QVアンプ1210,1220は、互いに180°位相が異なり、振幅が等しい交流電圧信号VSP,VSMを出力する。交流電圧信号VSP,VSMの振幅は、振動片10に加わるコリオリ力の大きさ(角速度の大きさ)に応じて変化する。しかも、本実施形態では上述した通り電荷ロスを少なくできるので、交流電圧信号VSP,VSMの振幅を大きくできる。
検出回路1200では、QVアンプ1210,1220の出力信号を、差動増幅回路1230にて差動増幅する。それにより、交流電圧信号VSP,VSMの各振幅の2倍の振幅信号が生成される。その後、駆動回路1100からの参照信号に基づいて、同期検波回路1240にて同期検波を行う。それにより、角速度成分のみが検出され、角速度の大きさに応じた電圧レベルの信号(角速度信号)を生成する。この角速度信号は、外部出力端子を介して外部に出力され、例えば、マイクロコンピューターにおいてA/D変換され、角速度データとして種々の処理に用いられる。なお、検出回路1000にA/D変換器を内蔵し、角速度を表すデジタルデータを、例えば、シリアルインターフェースを介して外部に出力するようにしてもよい。
5.振動片の変形例
図9〜図11は、振動片10に形成される電極配置の変形例を示している。図9に示す検出部40(第3振動腕41)は、第2主面12にて間隔を隔てて形成される第1主面電極81及び第2主面電極82を含む一対の主面電極80をさらに有する。第1主面電極81は第1溝裾電極71と導通する出力端子S2に接続され、第2主面電極82は第2溝裾電極72と導通する出力端子S1と接続される。
一対の主面電極80と一対の溝裾電極70と共に、中立面14よりも一方側の領域16に位置するので、検出時に生ずる第2電界EF2の方向が一致する。従って、第1主面電極81と第1溝裾電極71とを導通させ、第2主面電極82と第2溝裾電極72と導通させても、電荷のロスは生じない。また、一対の主面電極80の増設により電極面積が増えるので、電荷を増加することができる。
図10に示す検出部40(第3振動腕41)は、図9に示す一対の主面電極80に加えて、厚さ方向Zにて中立面14から第2主面12に至る範囲内で圧電体を介して対向する第3の一対の側面電極60cをさらに有する。第3の一対の側面電極60cは、第1外側面13aに形成されて第1主面電極81と導通する第3外側面電極62cと、第2外側面13bに形成されて第2主面電極82と導通する第4外側面電極62dと、を有する。
図10において、第3の一対の側面電極60cと、一対の主面電極80と、一対の溝裾電極70とは、中立面14よりも一方側の領域16に位置するので、検出時に生ずる第2電界EF2の方向が一致する。従って、上述のような導通関係であっても、電荷のロスは生じない。
図11に示す検出部40(第3振動腕41)では、第1外側面電極62a及び第2外側面電極62bの各々は、接地電極とされている。図11では、外側面電極62が第1外側面13aと第2外側面13bと第2主面12に形成され、その外側面電極62を接地電極としている。
図11に示すように、外側面電極62を接地電極としても、第1,第2の一対の側面電極60a,60bと一対の溝裾電極70に生ずる電界の方向は図4と同じであるので、電荷のロスは生じない。しかも、接地された外側面電極62(第1外側面電極62a及び第2外側面電極62bを含む)により、第1内側面電極61a、第2内側面電極61b及び一対の溝裾電極70をシールドすることができ、外部ノイズの悪影響を低減できる。
6.電子機器及び移動体
図12は電子機器の一具体例としてのスマートフォン101を概略的に示す。スマートフォン101には振動片10を有するジャイロセンサー1000が組み込まれる。ジャイロセンサー1000はスマートフォン101の姿勢を検出することができる。いわゆるモーションセンシングが実施される。ジャイロセンサー1000の検出信号は例えばマイクロコンピューターチップ(MPU)102に供給することができる。MPU102はモーションセンシングに応じて様々な処理を実行することができる。その他、モーションセンシングは、携帯電話機、携帯型ゲーム機、ゲームコントローラー、カーナビゲーションシステム、ポインティングデバイス、ヘッドマウンティングディスプレイ、タブレットパソコン等の各種電子機器で利用されることができる。
図13電子機器の他の具体例としてのデジタルスチルカメラ(以下「カメラ」という)103を概略的に示す。カメラ103には振動片10を有するジャイロセンサー1000が組み込まれる。ジャイロセンサー1000はカメラ103の姿勢を検出することができる。ジャイロセンサー1000の検出信号は手ぶれ補正装置104に供給することができる。手ぶれ補正装置104はジャイロセンサー1000の検出信号に応じて例えばレンズセット105内の特定のレンズを移動させることができる。こうして手ぶれを補正することができる。その他、手ぶれ補正はデジタルビデオカメラで利用されることができる。
図14は移動体の一具体例としての自動車106を概略的に示す。自動車106には振動片10を有するジャイロセンサー1000が組み込まれる。ジャイロセンサー1000は車体107の姿勢を検出することができる。ジャイロセンサー1000の検出信号は車体姿勢制御装置108に供給することができる。車体姿勢制御装置108は例えば車体107の姿勢に応じてサスペンションの硬軟を制御し、個々の車輪109のブレーキを制御することができる。その他、姿勢制御は二足歩行ロボットや航空機、ヘリコプター等の各種移動体で利用することができる。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。したがって、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれる。例えば、上記実施形態および変形例では、振動片としての形成材料として水晶を用いた例を説明したが、水晶以外の圧電体材料を用いることができる。例えば、窒化アルミニウム(AlN)や、ニオブ酸リチウム(LiNbO)、タンタル酸リチウム(LiTaO)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、四ホウ酸リチウム(Li)、ランガサイト(LaGaSiO14)などの酸化物基板や、ガラス基板上に窒化アルミニウムや五酸化タンタル(Ta)などの圧電体材料を積層させて構成された積層圧電基板、あるいは圧電セラミックスなどを用いることができる。また、明細書または図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語とともに記載された用語は、明細書または図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えられることができる。また、ジャイロセンサー1000や振動片10、スマートフォン101、カメラ103、自動車106等の構成および動作も本実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形が可能である。
10 振動片、11 第1主面、12 第2主面、13 外側面、13a 第1外側面、13b 第2外側面、20 基部、30 駆動部、31 第1振動腕、32 第2振動腕、40 検出部、41 第3振動腕、42 第4振動腕、50 溝部、51 溝裾、52 内側面、52a 第1内側面、52b 第2内側面、60 一対の側面電極、60a 第1の一対の側面電極、60b 第2の一対の側面電極、60c 第3の一対の側面電極、61 内側面電極、61a 第1内側面電極、61b 第2内側面電極、62 外側面電極、62a 第1外側面電極、62b 第2外側面電極、62c 第3外側面電極、62d 第4外側面電極、70 一対の溝裾電極、71 第1溝裾電極、72 第2溝裾電極、80 一対の主面電極、81 第1の主面電極、82 第2の主面電極、101,103 電子機器、106 移動体、1200 検出回路

Claims (10)

  1. 圧電体の第1主面及び前記第1主面に対して前記圧電体の裏面にある第2主面と、前記第1主面と前記第2主面とを接続している外側面とを含み、前記第1主面と交差する方向に沿って振動する検出部を備え、
    前記検出部は、
    前記第1主面に設けられている開口からの深さ方向にて、前記第1主面と前記第2主面との間の中立面を超える位置に溝裾を有する溝部と、
    前記溝部内に臨む内側面に設けられている内側面電極と、
    前記外側面に設けられている外側面電極と、
    前記溝部内に臨んで前記中立面よりも前記溝裾側にて互いに間隔をおいて設けられている一対の溝裾電極と、
    を備えていることを特徴とする振動片。
  2. 請求項1に記載の振動片において、
    前記外側面は、第1外側面と第2外側面と、を含み、
    前記内側面は、前記溝部の幅方向で一方に設けられている第1内側面及び他方に設けられている第2内側面と、を有し、
    前記第1外側面と前記第1内側面との間には、前記圧電体を有し、
    前記第2外側面と前記第2内側面との間には、前記圧電体を有し、
    前記第1内側面に設けられている第1内側面電極と、前記第1外側面に設けられている第1外側面電極と、
    前記第2内側面に設けられている第2内側面電極と、前記第2外側面に設けられている第2外側面電極と、を備え、
    前記一対の溝裾電極は、前記第1内側面電極と導通している第1溝裾電極と、前記第2内側面電極と導通している第2溝裾電極と、
    を備えていることを特徴とする振動片。
  3. 請求項2に記載の振動片において、
    前記第1外側面電極及び前記第2外側面電極の少なくとも一方は、前記第1主面から前記中立面に至る範囲内に設けられていることを特徴とする振動片。
  4. 請求項2または3に記載の振動片において、
    前記第1外側面電極と前記第2内側面電極とが導通され、前記第2外側面電極と前記第1内側面電極とが導通されていることを特徴とする振動片。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の振動片において、
    前記検出部は、前記第2主面にて間隔を隔てて形成される第1主面電極及び第2主面電極を備え、
    前記第1主面電極は前記第1溝裾電極と導通され、前記第2主面電極は前記第2溝裾電極と導通されていることを特徴とする振動片。
  6. 請求項5に記載の振動片において、
    前記第1外側面で前記中立面から前記第2主面に至る範囲内にて設けられ、前記第1主面電極と導通している第3外側面電極と、
    前記第2外側面で前記中立面から前記第2主面に至る範囲内にて設けられ、前記第2主面電極と導通している第4外側面電極と、
    を含むことを特徴とする振動片。
  7. 請求項2に記載の振動片において、
    前記第1外側面電極及び前記第2外側面電極の各々は、接地電極であることを特徴とする振動片。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項記載の振動片と、
    前記振動片の前記第1主面と交差する方向に沿った振動に基づいて角速度を検出する検出回路と、
    を備えていることを特徴とする角速度センサー。
  9. 請求項8に記載の角速度センサーを備えていることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項8に記載の角速度センサーを備えていることを特徴とする移動体。
JP2013226032A 2013-10-30 2013-10-30 振動片、角速度センサー、電子機器及び移動体 Active JP6337443B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013226032A JP6337443B2 (ja) 2013-10-30 2013-10-30 振動片、角速度センサー、電子機器及び移動体
US14/526,866 US9482533B2 (en) 2013-10-30 2014-10-29 Vibrating reed, angular velocity sensor, electronic device, and moving object
CN201410601643.1A CN104596491B (zh) 2013-10-30 2014-10-30 振动片、角速度传感器、电子设备以及移动体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013226032A JP6337443B2 (ja) 2013-10-30 2013-10-30 振動片、角速度センサー、電子機器及び移動体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015087256A JP2015087256A (ja) 2015-05-07
JP6337443B2 true JP6337443B2 (ja) 2018-06-06

Family

ID=52993937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013226032A Active JP6337443B2 (ja) 2013-10-30 2013-10-30 振動片、角速度センサー、電子機器及び移動体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9482533B2 (ja)
JP (1) JP6337443B2 (ja)
CN (1) CN104596491B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6337444B2 (ja) * 2013-10-30 2018-06-06 セイコーエプソン株式会社 振動片、角速度センサー、電子機器及び移動体
WO2017075569A1 (en) * 2015-10-29 2017-05-04 Cornell University Inertial measurement unit calibration stage, method, and applications
EP3468036A1 (fr) * 2017-10-03 2019-04-10 Micro Crystal AG Résonateur piezo-electrique de petite taille

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743262B2 (ja) * 1985-06-21 1995-05-15 東京航空計器株式会社 振動ジャイロ
DE69213976T2 (de) * 1991-03-12 1997-04-03 New Sd Inc Stimmgabelinertialsensor mit einem Ende und Verfahren
JP2000249556A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 三角柱三脚音叉振動子および角速度センサ
JP3736257B2 (ja) 2000-02-07 2006-01-18 セイコーエプソン株式会社 振動子及び角速度検出装置
JP3767303B2 (ja) * 2000-02-22 2006-04-19 セイコーエプソン株式会社 角速度検出装置
JP3646258B2 (ja) * 2001-10-31 2005-05-11 有限会社ピエデック技術研究所 水晶ユニットとその製造方法
EP2386826B1 (en) * 2002-06-10 2014-02-26 Panasonic Corporation Angular velocity sensor
JP2004151001A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Ngk Insulators Ltd 振動子の屈曲振動アーム、振動子および物理量測定装置
JP3729181B2 (ja) * 2003-03-14 2005-12-21 セイコーエプソン株式会社 測定方法及び測定信号出力回路並びに測定装置
JP4379119B2 (ja) * 2003-06-30 2009-12-09 有限会社ピエデック技術研究所 水晶振動子
JP4058018B2 (ja) * 2003-12-16 2008-03-05 松下電器産業株式会社 圧電素子及びその製造方法、並びにその圧電素子を備えたインクジェットヘッド、インクジェット式記録装置及び角速度センサ
JP2005217903A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Seiko Epson Corp 音叉型振動片及び電子機器
JP4478495B2 (ja) * 2004-03-31 2010-06-09 ソニー株式会社 振動型ジャイロセンサ素子及びその製造方法
ATE392602T1 (de) * 2004-12-20 2008-05-15 Eta Sa Mft Horlogere Suisse Messwertgeber zur drehgeschwindigkeitsmessung
JP4668739B2 (ja) * 2005-08-29 2011-04-13 シチズンホールディングス株式会社 振動ジャイロ
JP4777806B2 (ja) * 2006-03-24 2011-09-21 京セラキンセキ株式会社 水晶振動子及び角速度センサ
JP2007329879A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Kyocera Kinseki Hertz Corp 音叉型屈曲水晶振動片とその製造方法
CN101173957B (zh) * 2006-10-30 2011-12-21 索尼株式会社 角速度传感器及电子机器
JP2008157748A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Fujitsu Media Device Kk 角速度センサ
JP2008180511A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Fujitsu Media Device Kk 角速度センサ
JP5128262B2 (ja) * 2007-12-17 2013-01-23 セイコーインスツル株式会社 圧電振動片、圧電振動子、発振器、電子機器及び電波時計並びに圧電振動片の製造方法
JP4533934B2 (ja) * 2008-01-15 2010-09-01 エプソントヨコム株式会社 振動片及び振動子の製造方法
JP2010130124A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Epson Toyocom Corp 屈曲振動子、屈曲振動子の製造方法、屈曲振動デバイス
JP5786303B2 (ja) 2009-12-10 2015-09-30 セイコーエプソン株式会社 振動片、振動子、物理量センサー、及び電子機器
JP5485714B2 (ja) * 2010-01-07 2014-05-07 セイコーインスツル株式会社 パッケージの製造方法
JP2012129680A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Seiko Epson Corp 電子機器
JP2011193399A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Seiko Epson Corp 振動片、振動子および圧電デバイス
JP2011220997A (ja) * 2010-03-26 2011-11-04 Seiko Epson Corp 物理量検出素子、物理量検出装置、および電子機器
JP5617534B2 (ja) 2010-10-29 2014-11-05 Tdk株式会社 圧電振動型ヨーレートセンサ
JP5652155B2 (ja) 2010-11-24 2015-01-14 セイコーエプソン株式会社 振動片、センサーユニット、電子機器、振動片の製造方法、および、センサーユニットの製造方法
JP5724672B2 (ja) * 2011-06-24 2015-05-27 セイコーエプソン株式会社 屈曲振動片、その製造方法、及び電子機器
JP6007541B2 (ja) * 2012-03-28 2016-10-12 セイコーエプソン株式会社 振動片およびその製造方法並びにジャイロセンサーおよび電子機器および移動体
JP6337444B2 (ja) * 2013-10-30 2018-06-06 セイコーエプソン株式会社 振動片、角速度センサー、電子機器及び移動体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015087256A (ja) 2015-05-07
US20150114126A1 (en) 2015-04-30
US9482533B2 (en) 2016-11-01
CN104596491A (zh) 2015-05-06
CN104596491B (zh) 2019-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5682267B2 (ja) 角速度センサ
JP6160027B2 (ja) 振動片およびジャイロセンサー並びに電子機器および移動体
US9347776B2 (en) Vibrating element and manufacturing method for the same, gyro sensor, electronic apparatus and moving object
US9121707B2 (en) Bending vibration piece and electronic device
JP6003150B2 (ja) 振動片およびジャイロセンサー並びに電子機器および移動体
JP6337443B2 (ja) 振動片、角速度センサー、電子機器及び移動体
JP6337444B2 (ja) 振動片、角速度センサー、電子機器及び移動体
JP2008157748A (ja) 角速度センサ
JP2013234873A (ja) 振動片およびその製造方法並びにジャイロセンサーおよび電子機器および移動体
JP4163031B2 (ja) 音叉型角速度センサ
WO2018016190A1 (ja) ジャイロセンサ、信号処理装置、電子機器およびジャイロセンサの制御方法
JP4775502B2 (ja) 角速度センサ素子
JP6702053B2 (ja) ジャイロセンサ及び電子機器
JP3958741B2 (ja) 圧電振動ジャイロ用振動子
JP2014163682A (ja) 振動片、角速度センサー、電子機器及び移動体
JP2016095176A (ja) 角速度センサ、及びこの角速度センサを用いた電子機器
WO2010073576A1 (ja) 角速度センサ
JP2012093154A (ja) 3軸検出角速度センサ
JP5560805B2 (ja) ジャイロ素子、ジャイロセンサー、および電子機器
JP2015014517A (ja) 振動子、電子デバイス、電子機器および移動体
JP5516119B2 (ja) 振動型ジャイロ素子、振動型ジャイロセンサーおよび振動型ジャイロセンサーによる角速度の検出方法
JP2004347398A (ja) 音叉型角速度センサ素子の駆動方法
JP2012163386A (ja) 角速度センサユニットおよびその信号検出方法
JP2013104662A (ja) 振動片、ジャイロセンサー及び電子機器
JP2010266298A (ja) 圧電素子

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150209

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180410

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6337443

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150