JP4668739B2 - 振動ジャイロ - Google Patents

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Description

本発明は角速度を検出するために用いられる振動ジャイロに関するものである。
家庭用ビデオカメラの手ぶれ防止機構やカーナビゲーションシステムの位置検出機構などに、手ぶれの検出および車体の回転角度を検出するための振動ジャイロが用いられている。
物理法則によれば、角速度Ωで回転する座標系から見て運動する物体にはその相対速度Vに比例したコリオリ力Fcが速度と直交する方向に作用し、その大きさと方向は次式で表される。
Fc=2mV×Ω ・・・・(1)
ここで、mはコリオリ力が作用する物体の質量である。
振動ジャイロは振動によって物体の運動を発生させることで、振動方向に直交する方向に作用するコリオリ力を捉えて回転を検出しようとする角速度センサであり、用いられる振動子には音片型、音叉型などの様々な形が提案されている。
このうち、発生させる振動である駆動振動とコリオリ力によって引き起こされる検出振動の双方が、振動子の支持の影響を受けず、ドリフトが少なく、S/Nの良い振動ジャイロとして、図13に示すように、3本の脚5を有する振動子を用いるものが提案されている(特許文献1)。
この振動子は支持部7と基部3と3本の脚5を有し、基部3と3本の脚5の厚みがすべて略同一であり、3本の脚5が同じ長さで互いに平行に配置されており、両側の2本の脚のうちの一方の脚の幅W1を中央の脚の幅W2と略同一にするとともにこれら2本の脚を駆動脚15として用い、他の1本の脚の幅W3を他の2本の脚の幅W1,W2の略3/5とし、これを検出脚17とするものである。
特開2003−156337号公報 図1
この振動子の駆動振動は駆動脚15を脚の並ぶ方向、即ち面内方向に振動させ生じさせる。2本の駆動脚15は屈曲振動し、互いに近づいたり離れたりを繰り返す、いわゆる音叉型の振動をする。2本の駆動脚15は面内方向に対して互いに略等しい固有振動周波数を有し、また厚さ、長さ、幅が略同一なので、互いにバランスして支持部7への漏れ振動はほとんど生じない。
また、検出脚17はその幅W3が駆動脚15の幅W1、W2の3/5であるので、その固有振動周波数は駆動脚15の固有振動周波数と大きく異なる。このため、2本の駆動脚15は駆動脚15どうしでバランスをとって振動し、検出脚17はほぼ完全に静止している。
この振動子に回転が加わると、前述した様に、コリオリ力が駆動脚15の運動方向に垂直に生じる。即ち、2本の駆動脚15が作る平面に対し垂直方向にコリオリ力が発生し、駆動脚15はこの平面に対し垂直方向に、換言すれば面外方向に振動を開始する。回転が加わらない時に静止していた検出脚17はこれとバランスをとる様に、面外方向に振動を開始する(検出振動)。
この検出脚17の振動の大きさはコリオリ力の大きさに比例する。式(1)を見ればわかる様にコリオリ力の大きさは角速度に比例するので、検出脚17の振動を検知すれば、角速度を知ることができる。検出脚17は駆動脚15の3/5の幅を持つことにより、面外振動においても、2本の駆動脚15と検出脚17の運動はバランスし、支持部7への漏れ振動はほとんど生じない。
この振動子を用いた振動ジャイロでは、駆動振動、検出振動の双方共、支持部7への漏れ振動はほとんどないので、駆動振動、検出振動のQは高く、大きな検出信号Sを得ることが出来、また、回転が加わらない時(静止時)には検出脚17が静止しており、回転が加わった時に始めて面外振動を開始するので、ノイズNは小さい。結果として高いS/Nと低ドリフトを実現している。
しかしながら、このような振動子を用いた振動ジャイロにおいても、高精度化が求められており、さらに高いS/Nが必要であるという課題があった。
そこで、本発明は漏れ振動がなく高いS/Nが実現できる振動ジャイロを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明の振動ジャイロは、基部と、駆動電極を有する駆動脚及び検出電極を有する検出脚を備えた3本の脚と、前記基部に結合し、前記基部及び前記3本の脚を外部に取り付けるための支持部と、を備えた振動子を有し、前記3本の脚は略同一の厚みからなり、前記基部は前記3本の脚にそれぞれ結合し、前記3本の脚は互いに平行に配置された振動ジャイロにおいて、前記検出脚の幅は、前記駆動脚の幅の3/5より小さく、前記検出脚の長さは前記駆動脚の長さよりも長く形成されたことを特徴とする。
この構成により、検出脚と駆動脚の運動バランスを良好に保つことができ、基部への漏れ振動を防止することができる。また、従来よりも検出脚に形成した電極の距離が小さくなるので検出脚に加わる振動により電極に誘起される電圧は大きくなり、従って角速度を検出する信号が大きくなって、S/Nが向上するという効果がある。
また、前記駆動脚は、中央の脚と残りの1本の脚とで構成され、これら複数の脚で構成される駆動脚の長さは、略同一であることを特徴とする。
この構成により、駆動振動は駆動脚どうしの振動によりバランスがとれるため、漏れ振動が生じず、また検出脚も静止するので、S/Nが向上するという効果がある。
また、前記駆動脚を前記振動子の厚み方向に垂直な平面内で面内屈曲振動させ、前記振動子の回転によるコリオリ力により、前記面内屈曲振動が前記振動子に引き起こす前記平面に垂直な面外屈曲振動に伴う、前記検出脚の振動を検出することにより、前記回転の角速度を検出することを特徴とする。
この構成により、駆動振動である面内屈曲振動では検出脚が静止しており、回転によるコリオリ力が加わった時にはじめて面外屈曲振動に伴って検出脚は振動を開始するので、S/Nが向上するという効果がある。
また、前記検出脚の長手方向に直交する断面は、前記駆動脚の厚み方向に垂直な面内方
向に面取り部を備えた台形状に形成されることを特徴とする。
この構成により、検出脚の検出電極間の距離が小さくなるので、S/Nが向上する。
また、前記検出脚の長手方向に直交する断面は、前記駆動脚の厚み方向に垂直な面内方向に突出部を備えた凸形状に形成されることを特徴とする。
この構成により、検出脚の検出電極間の距離が小さくなるので、S/Nが向上する。
本発明の振動ジャイロは、前記基部と3本の脚が一体であることを特徴とする。
この構成により、接合部における振動の損出がなくなるためQ値が向上するので、S/Nが向上するという効果がある。
本発明の振動ジャイロは、前記振動子が圧電単結晶からなることを特徴とする。
この構成により、振動子に高いQ値を有する圧電単結晶を用いることにより、駆動振動、検出振動のQ値が向上するので、S/Nが向上するという効果がある。
本発明の振動ジャイロは、前記振動子が基部に結合した支持部を有し、前記支持部の少なくとも一部がパッケージに設けられた台座と結合していることを特徴とする。
この構成により、振動子の駆動振動および検出振動はパッケージへの振動漏れを生じないので、Q値が高くS/Nの高い振動ジャイロとなるという効果がある。
また、前記基部と前記支持部とは、一体物で構成されることを特徴とする。
この構成により、接合部における振動の損出がなくなるためQ値が向上するので、S/Nが向上するという効果がある。
上記の課題を解決するために本発明の振動ジャイロは、基部と、駆動電極を有する駆動脚及び検出電極を有する検出脚を備えた3本の脚と、前記基部に結合し、前記基部及び前記3本の脚を外部に取り付けるための支持部と、を備えた振動子を有し、前記3本の脚は略同一の厚みからなり、前記基部は前記3本の脚にそれぞれ結合し、前記3本の脚は互いに平行に配置された振動ジャイロにおいて、前記検出脚は、その先端部の幅がこの先端部を除く部分の幅より大きく形成されるとともに、前記検出脚の前記先端部を除く部分は、その幅が前記駆動脚の幅の3/5より小さく形成されることを特徴とする。
この構成により、検出脚と駆動脚の運動バランスを良好に保つことができ、基部への漏れ振動を防止することができる。
また、前記検出脚の長さは前記駆動脚の長さ以下であることを特徴とする。
この構成により、検出脚と駆動脚の運動バランスを良好に保つことができ、基部への漏れ振動を防止することができるとともに、振動子の全長を短くできるという効果がある。
本発明によれば、面外振動における、検出脚単独の固有振動周波数を駆動脚の固有振動周波数に略一致させることにより、コリオリ力によって引き起こされる面外振動は駆動脚と検出脚との間でバランスするようになるため、支持部への振動漏れがなくなり、面外振
動のQが向上し、S/Nが向上するという効果がある。
(第1の実施の形態)
以下に、本発明の第1の実施の形態に係わる振動ジャイロにつき図面を用いて説明する。本実施形態に係る振動ジャイロは振動子として、図1に示すような振動子1を用いるものである。
図1に示す振動子1は水晶からなるものであり、基部3と基部3から伸びる3本の脚5と、基部3から脚5とは反対方向に伸びる支持部7を有している。水晶は三方晶系に属する異方性の圧電単結晶であり、光軸(Z軸)と電気軸(X軸)および光軸と電気軸に直交する機械軸(Y軸)を結晶軸として持つ。
脚の並ぶ方向をX軸とし、X軸を回転軸としてY軸およびZ軸の方向から角度θだけ回転した方向をそれぞれY´軸、Z´軸とすると、振動子1の脚5の伸びる方向がY´軸、厚み方向がZ´軸である。角度θの大きさは0〜10度であり、温度特性及び振動の安定性を指標に最適な値に設定される。
便利のために、3本の脚の最も+X方向にある脚を第1脚9、中央の脚を第2脚11、最も−X方向にある脚を第3脚13と呼ぶことにする。また、特に断らない限り、X方向の距離を幅、Y´方向の距離を長さ、Z´方向の距離を厚さと呼ぶことにする。
脚5と基部3および支持部7は一体に形成されており、また、厚さは略同一である。第1脚9の幅W1と第2脚11の幅W2は略同一である。第3脚13の幅W3は第1脚9の幅W1および第2脚11の幅W2より細く、第1脚9の幅W1および第2脚11の幅W2の3/5より小さい。また、それぞれの脚の長さは、第1脚9と第2脚11が略同一であり、第3脚13はこれより長い。脚の幅、長さをこの様に選んだ理由については後ほど詳しく述べる。
第1脚9と第2脚11は駆動脚15であり、XY´面内において屈曲振動する。これにY´軸の回りに回転が加わるとZ´方向にコリオリ力が発生し、脚5は面外方向に振動を開始する。駆動時における第1脚9と第2脚11の振動は互いに向きが逆であり、第1脚9が−X方向に屈曲する際には第2脚11は+X方向に屈曲し、第1脚9が+X方向に屈曲する際には、第2脚11は−X方向に屈曲する。
このためコリオリ力は第1脚9に+Z´方向に働く際には第2脚11には−Z´方向に働き、第1脚9に−Z´方向に働く際には第2脚11には+Z´方向に働く、よって基部3には第1脚9と第2脚11との間を中心とした捻れ振動を生じるが、第3脚13である検出脚17はこの動きに呼応して、バランスを採るように面外方向へ振動を開始する。この動きを検知することによって角速度を検出することができる。
図2は振動子1とパッケージ19との接合の様子と、振動子1の電極構造を示す図である。振動子1は支持部の一部分においてキャビティ21内に設けられたパッケージ19の台座23に接合されている。第1脚9、第2脚11には駆動のための駆動電極25が形成されており、第3脚13には角速度検出のための検出電極27が形成されている。各電極は基部を介して支持部に導かれ、支持部において金線29によってパッケージ19側の端子に電気的に接続されている。
パッケージ19はセラミックスからなり、各端子はパッケージ19の内側および外側を通して底面へと導かれており、底面に設けられた図示しないICやチップ部品と電気的に
接続されている。また、キャビティ21は図示しない蓋体で気密に封止され、場合によってその内部は真空にされたり、一定気圧の不活性ガスが入れられている。
図3は振動子の3本の脚の断面図であり、脚部の電極構造を示す図である。また、図3は回路ブロック図、および配線を示す模式図でもある。第1脚9のX軸に垂直な側面にある電極1L、1Rと第2脚11のX軸に平行な面にある電極2U、2Bは互いに結ばれており、同電位となっている。
これらの電極はアンプ31に接続され、移相回路A33を通って、第1脚9のX軸に平行な面にある電極1U、1Bと第2脚11のX軸に垂直な面にある電極2L、2Rに接続されており、自励発振回路を形成している。
電極1L、1R、2U、2Bの方が電極1U、1B、2L、2Rより電位が高いと、第1脚9の左半分には−X方向の電界が印加され、右半分には+X方向の電界が印加される。また、第2脚11の左半分には+X方向の電界が印加され、右半分には−X方向の電界が印加される。
+X方向の電圧が印加された時、水晶に伸びの応力が発生し、−X方向の電界が印加された時、圧縮の応力が発生するとすると、第1脚9においては左半分が縮み、右半分が伸びるので第1脚9は+X方向に屈曲し、第2脚11においては左半分が伸び、右半分が縮むので第2脚11は−X方向に屈曲する。
逆に、電極1L、1R、2U、2Bの方が電極1U、1B、2L、2Rより電位が低いと、上記と逆の電界が加わるので、第1脚9は−X方向に屈曲し、第2脚11は+X方向に屈曲する。これが交番的に繰り返されるため、第1脚9と第2脚11はXY´面内において互いに反対方向に屈曲するように振動する。これが駆動振動である。
この際、第1脚9と第2脚11の幅と長さは等しくバランスがとれているため、駆動振動は第1脚9と第2脚11における自己完結的な振動となる。また第3脚13である検出脚は第1脚9、第2脚11とX方向の幅が大きく異なるため、その固有振動周波数は駆動振動の周波数とは大きく異なるので、駆動振動に結合せず静止している。
駆動振動が自励発振している状態で、Y´軸の回りに角速度Ωで回転が加わると、駆動脚である第1脚9、第2脚11にはコリオリ力が働き、先に述べたように面外振動を開始する。これにバランスをとるように、第3脚13も面外振動を開始する。
第3脚13が例えば+Z´方向に屈曲した時、図3における第3脚13の上半分は縮み、下半分は伸びるので、上半分には−X方向の電界が発生し、下半分には+X方向の電界が発生する。また逆に、第3脚13が−Z´方向に屈曲した時には、図3における第3脚13の上半分は伸び、下半分は縮むので、上半分には+X方向の電界が発生し、下半分には−X方向の電界が発生する。
第3脚13の電極3UL、3BRおよび電極3UR、3BLの間にはこの電界に応じた電圧が発生する。これらの電極は差動バッファ35に入力され、差動バッファ35の出力は乗算回路37に導かれる。一方、先に述べた自励発振回路におけるアンプ31の出力は移相回路B39で約90度移相され、コンパレータ41により2値化された後、参照信号として乗算回路37に導かれ、差動バッファ35の出力と乗算されて検波が行われる。乗算回路37の出力は積分回路43により平滑化され直流出力となる。
以下に、第3脚13の幅W3を第1脚9の幅W1および第2脚11の幅W2の3/5よ
り小さくし、第3脚13の脚の長さを、第1脚9と第2脚11より長くした理由について述べる。
上記した様に、Y´軸の回りに角速度が加わりコリオリ力が働くと第3脚13は面外振動を開始し、電極3UL、3BRおよび電極3UR、3BLの間にはこれに伴う電圧が発生し、これが検出信号となる。検出信号を大きくしS/Nを向上するには、電気/機械の変換係数を大きくすれば良い、これには検出振動における検出電極間のCI値(クリスタルインピーダンスまたは等価直列抵抗)を小さくすれば良い。
一般に振動子の等価回路は図4に示す4素子等価回路定数L,C1、R、C0で表せることが知られている。CI値はRに相当する。CI値と等価回路定数の関係は、fを振動子の共振周波数とすれば、
CI=1/(C1・2πf・Q) ・・・・(2)
で表される。従って、Qが一定のもとでCI値を下げるためにはC1を大きくすれば良い。
図4に示す等価回路からわかるように、C1は電極間の直列容量であるから、電極間距離を小さくすれば大きくなる。第3脚13、即ち検出脚にこれを適用すると、脚幅W3を細くすれば良い。そこで、幾種類かの脚幅を細くした試料を作り実験したところ図5のような結果を得た。横軸は検出脚である第3脚13の脚幅W3であり、第1脚9、第2脚11の脚幅W1,W2を1として表している。縦軸は検出電極間のC1の大きさを脚幅3/5の時の値を基準値1として表している。
この図から従来の脚幅である3/5に比べて、脚幅W3を細くすることによってC1は大きくなることがわかる。また、細くして行くと脚幅の変化に対するC1の変化が大きくなっていくことがわかる。
図6は実験から得られた、一定角速度における検出脚の脚幅W3と検出信号の大きさとの関係を示した図である。横軸は検出脚である第3脚13の脚幅W3であり、第1脚9、第2脚11の脚幅W1,W2を1として表している。縦軸は検出信号の大きさを脚幅3/5の時の値を基準値1として表している。検出信号は脚幅W3を細くすると大きくなることがわかる。
また、細くして行くと脚幅の変化に対する検出信号の変化が大きくなっていくことがわかる。脚幅は製造精度によってばらつくので、細くし過ぎると検出信号のばらつきが大きくなる。よってこのことから、脚幅には最適値が存在する。製造精度は製造ラインによって異なるものではあるが、概略検出脚の幅W3は0.1を下限とすることが好ましい。また上限は従来からの改善を図るために3/5とすることが望ましい。
また、検出脚を細くしたことによる検出信号の増加は、検出電極間の距離が小さくなることによってもたらされるので、第3脚13の長手方向に直交する断面を図7および図8に示す様に台形状や図9および図10に示す様に凸型にすることによっても検出電極間の距離が小さくなるので、同様の効果を得ることが出来る。
なお、図7に示す第3脚13の断面は、第1脚9、第2脚11の厚み方向に垂直な面内方向(X方向)に面取り部13a、13b(電極3UR、3BRが形成された部分)を備えた台形状に形成されている。また、図8に示す第3脚13の断面は、第1脚9、第2脚11の厚み方向に垂直な面内方向(X方向)に面取り部13a、13b(電極3UL、3BLが形成された部分)を備えた台形状に形成されている。
図9に示す第3脚13の断面は、第1脚9、第2脚11の厚み方向に垂直な面内方向(X方向)に突出部13c(電極3URと3BRの間に形成された部分)を備えた凸形状に形成されている。また、図10に示す第3脚13の断面は、第1脚9、第2脚11の厚み方向に垂直な面内方向(X方向)に突出部13c(電極3ULと3BLの間に形成された部分)を備えた凸形状に形成されている。
尚、図7〜10に示す電極1L、1R、2U、2B、1U、1B、2L、2R、3UL、3BR、3UR、3BLは、図3の場合と実質的に同じであるため、説明は省略する。
この様に検出脚である第3脚13を従来に比して細くすることによって検出信号は大きくなりS/Nが向上することがわかったが、第3脚13の長さを第1脚9、第2脚11と等しくしたまま、第3脚13の脚幅を細くすると検出振動のQが低下してしまうことがわかった。
これは細くしたことで、第3脚13の質量が低下するので、面外振動における第3脚13の固有振動周波数が大きくなり、第1脚9、第2脚11の固有振動周波数と離れるため、第1脚9、第2脚11との結合が不十分となって、第1脚9、第2脚11の動きに対して十分なバランスが採れなくなり、支持部への振動漏れが生じるためであると理解できる。
振動漏れは、支持方法の変化に対する面外振動の固有振動周波数の変化を指標とすることが出来る。支持部を完全に固定した場合と完全に自由にした場合の周波数差Δfを実験的に求めることによって、これを評価した。Δfは約100ppm以下であれば、振動ジャイロとしては良い振動体と言える。
図11はこの結果の一例であり、第3脚13の脚幅W3を第1脚9、第2脚11の脚幅W1,W2の1/3 とした時に、脚長さを変えて実験した結果である。横軸は検出脚である第3脚13の脚長の増分を第1脚9、第2脚11の脚長を基準として%で表したものであり、縦軸はΔfをppmで表示している。
図11から解るように、Δfは脚長を長くすると低下するので、第3脚13の脚長は第1脚9、第2脚11の脚長より長くするのが好ましい。またΔfは、検出脚長増分がある値の時(今の場合約1.2%)に極小となる。検出脚長増分の値としては、この場合、Δfが100ppm以下となる範囲である0.9%〜1.35%とするのが好適である。
(第2の実施の形態)
以下に本発明の第2の実施の形態に係わる振動ジャイロについて図面を用いて説明する。本実施形態に係わる振動ジャイロは、図12に示すような振動子1を用いるものである。図12に示す振動子1は水晶からなるものであり、第1の実施の形態と同様に基部3と基部3から伸びる3本の脚5と、基部3から脚5とは反対方向に伸びる支持部7を有している。水晶は三方晶系に属する異方性の圧電単結晶であり、光軸(Z軸)と電気軸(X軸)および光軸と電気軸に直交する機械軸(Y軸)を結晶軸として持つ。
脚の並ぶ方向をX軸とし、X軸を回転軸としてY軸およびZ軸の方向から角度θだけ回転した方向をそれぞれY´軸、Z´軸とすると、振動子1の脚5の伸びる方向がY´軸、厚み方向がZ´軸である。角度θの大きさは0〜10度であり、温度特性及び振動の安定性を指標に最適な値に設定される。
便利のために、第1の実施の形態と同様に3本の脚の最も+X方向にある脚を第1脚9、中央の脚を第2脚11、最も−X方向にある脚を第3脚13と呼ぶことにする。また、特に断らない限り、X方向の距離を幅、Y´方向の距離を長さ、Z´方向の距離を厚さと
呼ぶことにする。
脚5と基部3および支持部7は一体に形成されており、また、厚さは略同一である。第1脚9と第2脚11は略同一の幅を有している。第3脚13の幅は脚の根元近傍の幅W3は第1脚9、第2脚11の幅W1,W2の3/5より細く、また、先端部の幅W4はこれより太い。それぞれの脚の長さは、第1脚9と第2脚11、第3脚13とも略同一である。検出脚である第3脚13の脚幅をこのようにした理由については後ほど詳しく述べる。
第1脚9と第2脚11は駆動脚15であり、XY´面内において屈曲振動する。これにY´軸の回りに回転が加わるとZ´方向にコリオリ力が発生し、脚5は面外方向に振動を開始する。駆動時における第1脚9と第2脚11の振動は互いに向きが逆であり、第1脚9が−X方向に屈曲する際には第2脚11は+X方向に屈曲し、第1脚9が+X方向に屈曲する際には、第2脚11は−X方向に屈曲する。
このためコリオリ力は第1脚9に+Z´方向に働く際には第2脚11には−Z´方向に働き、第1脚9に−Z´方向に働く際には第2脚11には+Z´方向に働く、よって基部3には第1脚9と第2脚11との間を中心とした捻れ振動を生じるが、第3脚13である検出脚17はこの動きに呼応して、バランスを採るように面外方向へ振動を開始する。この動きを検知することによって角速度を検出することができる。
以下に、第3脚13の幅を脚の根元近傍の幅W3は第1脚9、第2脚11の幅W1,W2の3/5より細く、また、先端部の幅W4はこれより太くした理由について述べる
第1の実施の形態で述べた様に、脚幅を3/5より細くすることによって、検出電極間のCI値が小さくなり、検出信号が大きくなってS/Nが向上するという効果が得られるが、検出脚である第3脚13の全体を細くすると、検出振動のQが低下するという不具合が生じる。
これは、脚幅を細くしたことによって、第3脚13の質量が低下するので、面外振動における第3脚13の固有振動周波数が大きくなり、第1脚9、第2脚11の固有振動周波数と離れるため、第1脚9、第2脚11との結合が不十分となって、第1脚9、第2脚11の動きに対して十分なバランスが採れなくなり、支持部への振動漏れが生じるためであると理解できる。
これを解決する手段として、第1の実施の形態では検出脚である第3脚13の脚長を長くすることによって固有振動周波数を小さくする手段を示したが、本実施形態では先端部の幅W4を太くしたことによって先端部に錘を付加した効果によって固有振動周波数を小さくしたものである。これによって、検出振動における支持部への漏れ振動をなくすことができた。
本実施の形態においては、検出脚である第3脚13の長さを駆動脚である第1脚9、第2脚11の長さと略同一としたが、第3脚13の先端部の幅W4を他の部分(幅W3)より太くして錘とすることによって、第3脚13の面外振動における固有振動周波数を第1脚9、第2脚11の固有振動周波数と略同一とすることが大事なのであって、先端部の幅および長さを変えることによって第3脚13の長さは第1脚9、第2脚11より短くしたり、逆に長くしたりすることが出来る。
なお、第1の実施の形態、第2の実施の形態では振動子の材料として水晶を用いた例を示したが、他の圧電単結晶、例えばニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム、ランガサイトなどを用いたり、PZTなどの圧電セラミックスを用いても同様の効果があることは明白
である。
本発明の第1の実施の形態における振動ジャイロの振動子を示す図である。 本発明の振動ジャイロの振動子とパッケージとの接合の様子および該振動子の電極構造を示す図である。 本発明の振動ジャイロに用いられる振動子の脚断面の電極構造、および回路ブロック図を示す図である。 一般の振動子の等価回路を表す図である。 実験結果を示す図であり、検出脚幅とC1との関係を示す図である。 実験結果を示す図であり、検出脚幅と検出信号との関係を示す図である。 本発明の振動ジャイロの振動子の脚断面を示す図であり、検出脚断面が台形である例を示す図である。 本発明の振動ジャイロの振動子の脚断面を示す図であり、検出脚断面が台形である他の例を示す図である。 本発明の振動ジャイロの振動子の脚断面を示す図であり、検出脚断面が凸形である例を示す図である。 本発明の振動ジャイロの振動子の脚断面を示す図であり、検出脚断面が凸形である他の例を示す図である。 実験結果を示す図であり、検出脚長増分とΔfとの関係を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における振動ジャイロの振動子を示す図である。 従来の振動ジャイロの振動子を示す図である。
符号の説明
1 振動子
3 基部
5 脚
7 支持部
9 第1脚
11 第2脚
13 第3脚
15 駆動脚
17 検出脚
19 パッケージ
21 キャビティ
23 台座
25 駆動電極
27 検出電極
29 金線
31 アンプ
33 移相回路A
35 差動バッファ
37 乗算回路
39 移相回路B
41 コンパレータ
43 積分回路

Claims (11)

  1. 基部上に並んで配設された略同一の厚みからなる3本の脚を有し、前記3本の脚のうち、一方の端に位置する脚と中央に位置する脚の2本の脚を駆動脚とし、他方の端に位置する脚を検出脚とする振動子を備える振動ジャイロにおいて、
    前記検出脚の幅は、前記駆動脚の幅の3/5より小さく、前記検出脚の長さは前記駆動脚の長さよりも長く形成されたことを特徴とする振動ジャイロ。
  2. 基部上に並んで配設された略同一の厚みからなる3本の脚を有し、前記3本の脚のうち、一方の端に位置する脚と中央に位置する脚の2本の脚を駆動脚とし、他方の端に位置する脚を検出脚とする振動子を備える振動ジャイロにおいて、
    前記3本の脚のうち、前記検出脚のみ、その先端部の幅がこの先端部を除く部分の幅より大きく形成されるとともに、前記検出脚の前記先端部を除く部分は、その幅が前記駆動脚の幅の3/5より小さく形成されることを特徴とする振動ジャイロ。
  3. 前記検出脚の長さは前記駆動脚の長さ以下であることを特徴とする請求項2に記載の振動ジャイロ。
  4. 前記検出脚の幅は、前記駆動脚の幅に対する比率が0.1を下限とすることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の振動ジャイロ。
  5. 前記駆動脚は、中央の脚と残りの1本の脚とで構成され、これら複数の脚で構成される駆動脚の長さは、略同一であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の振動ジャイロ。
  6. 前記駆動脚を前記振動子の厚み方向に垂直な平面内で面内屈曲振動させ、前記振動子の回転によるコリオリ力により、前記面内屈曲振動が前記振動子に引き起こす前記平面に垂直な面外屈曲振動に伴う、前記検出脚の振動を検出することにより、前記回転の角速度を検出することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の振動ジャイロ。
  7. 前記検出脚の長手方向に直交する断面は、前記駆動脚の厚み方向に垂直な面内方向に面取り部を備えた台形状に形成されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の振動ジャイロ。
  8. 前記検出脚の長手方向に直交する断面は、前記駆動脚の厚み方向に垂直な面内方向に突出部を備えた凸形状に形成されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の振動ジャイロ。
  9. 前記基部と3本の脚が一体であることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の振動ジャイロ。
  10. 前記振動子は、前記基部に結合し、前記基部及び前記3本の脚をパッケージに取り付けるための支持部を備え、この支持部の少なくとも一部がパッケージに設けられた台座と結合することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の振動ジャイロ。
  11. 前記基部と前記支持部とは、一体物で構成されることを特徴とする請求項10に記載の振動ジャイロ。
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