JP5786303B2 - 振動片、振動子、物理量センサー、及び電子機器 - Google Patents

振動片、振動子、物理量センサー、及び電子機器 Download PDF

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    • H03H9/21Crystal tuning forks
    • H03H9/215Crystal tuning forks consisting of quartz

Description

本発明は、振動腕の側面に段差部を設けた振動片と、この振動片を備えた振動子、物理
量センサー、及び電子機器に関する。
従来、励振電極を有する振動腕と、検出電極を有する振動腕とを備える音叉形振動子に
おいて、振動腕の断面形状は略矩形形状であり、振動腕の表裏面及び両側面に電極を配置
して振動腕を屈曲振動させ、固有の共振周波数を発振させる形態がある。
さらに、他の形態として、励振信号により振動腕を面内振動させているときに、振動腕
の延在方向の軸を検出軸として回転させると、コリオリの力により振動腕が面外振動する
。この面外振動の振幅は、音叉形振動子の回転速度に比例することから、角速度として検
出することが可能な角速度センサー(物理量センサー)がある。
検出電極は、一方の振動腕の面内振動方向の両側面に分割して設けられ、対向する検出
電極及び同一側面の検出電極の極性が異なるように構成されている(例えば、特許文献1
参照)。
特開平5−256723号公報
近年、電子機器は小型化の傾向にあり、音叉形振動片も小型化が要請されている。小型
化に伴い、振動腕の幅を狭くすると、電極の幅が大きくとれないため、電極面積が減少し
、それにより振動腕に加わる電界は、振動腕の断面の中央付近ほど弱まる。
振動片は、この電界効率の劣化により、振動損失が大きくなってしまう問題があった。
また、角速度センサーとして用いる場合、特許文献1では、検出電極が対向しているた
め、電界が直線的となり電荷を検出しやすいが、振動腕の両側面において検出電極を分割
する必要がある。これら検出電極は、側面に沿う方向からスパッタリング等の手段で形成
するため、側面方向(振動片の厚さ方向)に電極を分割して形成することが困難である。
また、対向する検出電極間の距離が振動腕自身の幅に依存しているため、この電極間距
離を小さくすることは単純にはできない。コリオリの力で発生する振動による発生電荷は
、電極間の静電容量に比例し、静電容量は電極間距離に反比例することから、電極間距離
が大きい場合には発生電荷が小さくなり検出感度が低いという課題がある。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形
態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る振動片は、第1軸と前記第1軸に平面上に直交する第2軸
とからなる平面に延在され、互いに対向する第1主面と第2主面と、前記第1主面と前記
第2主面とに連結する側面と、を有する振動片であって、基部と、前記基部から前記第1
軸方向に延在される複数の振動腕と、前記複数の振動腕のうちの少なくとも1本の振動腕
の前記第2軸方向の一方の側面に、前記第1主面側から形成される第1段差部と、前記第
2主面側から形成される第2段差部と、を有し、前記振動腕の他方の側面に形成される第
1電極と、前記第1電極と対向する前記第1段差部の側面に形成される第2電極と、前記
第1電極と対向する前記第2段差部の側面に形成される第3電極と、が備えられ、前記第
1電極と前記第2電極との間に発生する電界方向と、前記第1電極と前記第3電極との間
に発生する電界方向と、が互いに逆方向であることを特徴とする。
また、他の態様として、本適用例に係る振動片は、基部と、互いに対向する第1主面と第2主面と、前記第1主面及び前記第2主面を連結し互いに対向する第1側面と第2側面と、を有し、前記基部から延在された複数の振動腕と、複数の接続端子部と、を有し、前記第1側面側は、前記第2側面側よりもエッチングレートが高く、前記複数の振動腕のうちの少なくとも1本の振動腕は、前記第1側面に、前記第1主面側から設けられた第1段差部と、前記第2主面側から設けられた第2段差部と、を備えるとともに、前記第2側面に設けられた第1電極と、前記第1段差部の前記第1電極に対向する位置に設けられた第2電極と、前記第2段差部の前記第1電極に対向する位置に設けられた第3電極と、を備え、前記第1電極、前記第2電極および前記第3電極は、それぞれ、異なる前記接続端子部に結線されていることを特徴とする。
さらに、他の態様として、本適用例に係る振動片は、前記第1電極と前記第2電極との
間に発生する電界方向と、前記第1電極と前記第3電極との間に発生する電界方向と、が
互いに逆方向であることを特徴とする。
これらによれば、振動腕に第1段差部と第2段差部とを設けることにより、第1電極と
、第2電極及び第3電極との電極間距離を段差部がない場合に比べて小さくすることがで
き、電界効率を高めることができる。
また、角速度センサーとして用いる場合、コリオリの力で発生する面外振動による発生
電荷は、電極間の静電容量に比例し、静電容量は電極間距離に反比例することから、電極
間距離を小さくすることで発生電荷が大きくなり検出感度を高めることができる。さらに
、検出用の振動腕を専用化できることから検出電極の面積を大きくでき、このことからも
検出感度を高めることができる。
また、前述した従来技術では1本の検出腕に4つの検出電極を設けていることに対して
、3つの検出電極を設ければよいので、第1電極、第2電極及び第3電極の配線を簡略化
できる。また、第1段差部と第2段差部とを設けることにより、電極形成のための表面積
が増加することから、平面的な各電極間の距離を広くでき電極間の寄生容量を小さくでき
るという効果もある。
さらに、これらの電極の断線やショートの発生を防止し、製造歩留まりを向上させるこ
とができる。
また、第2電極と第3電極とは、第1段差部と第2段差部とを設けることで物理的な敷
居ができ、厚さ方向に電極を分割して形成することが容易にできるという効果もある。
[適用例2]上記適用例に係る振動片において、前記振動腕が2本であって、前記第1
段差部と前記第2段差部とが、2本の前記振動腕それぞれの延在方向の前記基部に近い位
置に形成されていることが好ましい。
また、他の態様として、上記適用例に係る振動片において、前記振動腕は、励振電極と
検出電極とを備え、前記検出電極は、前記第1電極〜前記第3電極を用いたことが好まし
い。
このような構成では、例えば、角速度センサーとして用いる場合、振動腕の根元部に検
出電極を、先端部に励振用の電極を形成することができる。つまり、2本の振動腕を有す
る音叉形状となるためCI値を小さくでき駆動のための消費電流を低減できる。
[適用例3]上記適用例に係る振動片において、前記振動腕が、前記基部の第1軸方向
の一端部と、前記一端部に対向する他端部からそれぞれ2本ずつ延在され、前記一端部に
延在される振動腕、または前記他端部に延在される振動腕のどちらか一方に、前記第1段
差部と前記第2段差部とが、形成されていることが好ましい。
また、他の態様として、上記適用例に係る振動片において、前記基部の一端部と、前記
一端部に対向する他端部とから、それぞれ2本ずつ前記振動腕が延在された形状であるこ
とが好ましい。
このように構成される振動片は、第1軸方向の一端部と他端部の音叉が基部で結合され
たH型をなしている。そこで、角速度センサーとして用いれば、一方の音叉を駆動(励振
)用、一方の音叉を検出用とすれば、励振電極と検出電極とが分離できるため、検出電極
の面積を大きくでき検出感度を高めることができる。
[適用例4]上記適用例に係る振動片において、前記第1段差部及び前記第2段差部を
エッチング法により形成する場合、前記第1段差部及び前記第2段差部は、エッチングレ
ートが高い方向の側面に形成されることが好ましい。
また、他の態様として、上記適用例に係る振動片において、前記第1側面側は、前記第
2側面側よりもエッチングレートが高いことが好ましい。
例えば、振動片が水晶で構成される場合、水晶の結晶構造からエッチング異方性が存在
する。このような場合、エッチングレートが高い方向では厚さ方向側面を主面に対してほ
ぼ直角にエッチングすることができ、一方エッチングレートが低い方向では、主面に対し
て斜め方向にエッチングされる。従って、第1段差部及び第2段差部を、エッチングレー
トが高い方向の側面に形成することで、第1電極と、第2電極及び第3電極と、の対向す
る電極間距離を小さくでき、電界効率を高めることができ、角速度センサーとして用いれ
ば検出感度を高めることができる。
[適用例5]上記適用例に係る振動片において、前記第1段差部と前記第2段差部とが
、平行な複数の振動腕に形成される場合、各振動腕の同一方向の側面に形成されているこ
とが好ましい。
また、他の態様として、上記適用例に係る振動片において、前記複数の振動腕の各々は
、前記第1段差部と前記第2段差部とが、前記第1側面に設けられたことが好ましい。
例えば、角速度センサーとして用いる場合、コリオリの力によって面外振動する複数の
振動腕は、隣り合う振動腕が交互方向に振動する。そこで、第1段差部と第2段差部とを
、各振動腕の同一方向に形成することにより、発生電荷の絶対値を合成して出力すれば検
出感度をより高めることができる。
[適用例6]上記適用例に係る振動片において、前記複数の振動腕が、検出軸の回りに
回転したときにコリオリの力で面外振動することが好ましい。
例えば、角速度センサーとして用いる場合、検出腕に第1段差部と第2段差部とを設け
ることにより、第1電極と、第2電極及び第3電極と、の電極間距離を小さくすることが
でき、コリオリの力で発生する面外振動による発生電荷が大きくなり検出感度を高めるこ
とができる。
[適用例7]本適用例に係る振動子は、上記適用例のいずれか一例に記載の振動片と、
前記振動片を収納したパッケージと、を備えたことを特徴とする。
これによれば、上記振動片を用いたことにより、電界効率を高めた振動子を実現するこ
とができる。
[適用例8]本適用例に係る角速度センサーは、上記適用例のいずれか一例に記載の振
動片と、前記振動腕を面内に励振する励振手段と、前記面外振動を検出する検出手段と、
が備えられていることを特徴とする。
また、他の態様として、本適用例にかかる物理量センサーは、上記適用例のいずれか一
例に記載の振動片を備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、前述した振動片を用いているため、例えば、検出感度が高い角速度
センサーを実現することができる。
[適用例9]本適用例に係る電子機器は、上記適用例のいずれか一例に記載の振動片を
備えたことを特徴とする。
これによれば、上記振動片を備えたことにより、上記適用例の効果を奏する電子機器を
提供することができる。
実施形態1に係る振動片を示す斜視図。 図1のA−A切断面を示す断面図。 図1のB−B切断面を示す断面図。 実施形態1変形例に係る第1検出腕と第2検出腕を示す断面図。 段差部の形成方向による検出腕の成形の差を示す部分断面図。 実施形態2に係る振動片を示す平面図。 図6のA−A切断面を示す断面図。 実施形態3に係る振動片を示す平面図。 図8のB−B切断面を示す断面図。 実施形態4に係る振動片を示す平面図。 図10のC−C切断面を示す断面図。 周知技術を示す断面図。 (a)、(b)、(c)は、実施形態5に係る振動片を示す平面図。 振動子の概略構成を示す模式図であり、(a)は平面図、(b)は(a)の断面図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明で参照する図は、図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺は実際
のものとは異なる模式図である。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る振動片を示す斜視図、図2は図1のA−A切断面を示す断面
図、図3は図1のB−B切断面を示す断面図である。まず、図1を参照して振動片の全体
構成を説明する。
本実施形態の振動片10は、図示X軸(第2軸)と、X軸に平面上に直交するY軸(第
1軸)からなる平面に延在され、互いに対向する第1主面11と第2主面12とを有する
。なお、第1主面11及び第2主面12に垂直な軸をZ軸とする。振動片10が水晶の場
合、X軸は電気軸、Y軸は機械軸、Z軸は光学軸である。振動片10は、基部20から+
Y方向に第1振動腕31と第2振動腕35とが延在され、−Y方向に第3振動腕40と第
4振動腕50とが延在され構成されている。
従って、基部20と第1振動腕31と第2振動腕35とで音叉形振動片を構成し、基部
20と第3振動腕40と第4振動腕50とで音叉形振動片を構成している。この二つの音
叉形振動片が基部20で結合されており、このような構成の振動片をH型振動片と呼称す
ることがある。
なお、第1振動腕31と第2振動腕35とは互いに平行で同じ長さ、同じ断面形状で構
成され、第3振動腕40と第4振動腕50とは互いに平行で同じ長さ、同じ断面形状で構
成されている。本実施形態では、第1振動腕31と第2振動腕35とが駆動腕(励振腕)
であって、第3振動腕40と第4振動腕50とが検出腕である。よって、以降、第3振動
腕40を第1検出腕40、第4振動腕50を第2検出腕50と表し説明する。
第1検出腕40には、第1主面11から−X方向の側面(第1側面)41にかけて穿設
される第1段差部43と、第1主面11に対向する第2主面12から−X方向の側面41
にかけて穿設される第2段差部44とが形成されている。第1段差部43と第2段差部4
4とは、−X方向に向かって第1検出腕40の先端部から根元部までの長さのほぼ全体に
わたって形成されている。
第2検出腕50には、第1主面11から−X方向の側面(第1側面)51にかけて穿設
される第3段差部53と、第2主面12から側面51にかけて穿設される第4段差部54
とが形成されている。第3段差部53と第4段差部54とは、−X方向に向かって第2検
出腕50の先端部から根元部までの長さのほぼ全体にわたって形成されている。なお、第
1検出腕40と第2検出腕50のX方向の断面形状は同じである。
続いて、第1振動腕31及び第2振動腕35に形成される電極の構成について図2を参
照して説明する。なお、第1振動腕31と第2振動腕35とは、正方形または長方形の断
面形状を有している。第1振動腕31には、それぞれ対向する電極61,62と、電極6
3,64とが形成されている。また、第2振動腕35には、それぞれ対向する電極65,
66と、電極67,68とが形成されている。
そして、電極61,62,67,68が第1振動腕31及び第2振動腕35の表面にわ
たって延在され接続端子部S1で結線される。また、電極63,64,65,66が第1
振動腕31及び第2振動腕35の表面にわたって延在され接続端子部S2で結線される。
なお、図示は省略するが、接続端子部S1,S2は、第1主面11または第2主面12に
設けられる。
電極61,62,67,68と、電極63,64,65,66とは、互いに極性が異な
る励振信号が入力される励振電極である。
次に、第1検出腕40及び第2検出腕50に形成される電極の構成について図3を参照
して説明する。第1検出腕40には、第1段差部43及び第2段差部44とは反対の側面
(つまり、+X側側面、第2側面)42の全体に形成される第1電極としての検出電極7
1と、第1段差部43の検出電極71に対向する側面45に形成される第2電極としての
検出電極72と、第2段差部44の検出電極71に対向する側面46に形成される第3電
極としての検出電極73と、が形成されている。
なお、図3に示すように検出電極72は、側面45から第1段差部43まで連続されて
おり、検出電極73は、側面46から第2段差部44まで連続されて形成されている。
第2検出腕50には、第3段差部53及び第4段差部54とは反対の側面(つまり、+
X側側面、第2側面)52の全体に形成される第4電極としての検出電極74と、第3段
差部53の検出電極74に対向する側面55に形成される第5電極としての検出電極75
と、第4段差部54の検出電極74に対向する側面56に形成される第6電極としての検
出電極76と、が形成されている。
なお、図3に示すように検出電極75は、側面55から第3段差部53まで連続されて
おり、検出電極76は、側面56から第4段差部54まで連続されて形成されている。
検出電極71,74は接続端子部S3、検出電極72,76は接続端子部S4、検出電
極73,75は接続端子部S5に結線される。図示は省略するが、接続端子部S3,S4
,S5は、第1主面11または第2主面12の前述した接続端子部S1,S2が設けられ
る同じ主面に設けられる。
検出電極71,74と、検出電極72,76と、検出電極73,75とは、コリオリの
力で発生する振動による発生電荷を効率よく検出するため、それぞれ対向する検出電極の
極性が異なるように配設される。
次に、本実施形態における振動片10の作用について説明する。まず、電極61〜電極
68に励振信号を入力する。図2では、電極63,64,65,66に正電位、電極61
,62,67,68に負電位を印加した場合を表している。このとき、図示するように電
界が矢視方向の曲線的に発生し、対向する電極の間には直線的な電界成分Exが働く。第
1振動腕31と第2振動腕35とは、電界成分Exの方向が逆になるため、第1振動腕3
1と第2振動腕35は、それぞれ−X方向と+X方向に変位する。そして、各電極に交流
信号を入力することで、第1振動腕31と第2振動腕35とは、±X方向に屈曲振動を継
続する。
励振信号を入力しているときにY軸(検出軸)まわりに振動片10を回転すると、第1
振動腕31と第2振動腕35との振動方向(面内振動)に対して直角方向にコリオリの力
が発生し、第1検出腕40、第2検出腕50が±Z方向に面外振動する。
図3では、検出電極71,74はGND電極とし、検出電極72,76は正電位、検出
電極73,75は負電位の場合を表している。コリオリの力により面外振動するとき、図
示するように対向する電極の間には直線的な電界成分Exが発生する。そして、発生する
電荷量を測定することで、振動片10の角速度を検出することができる。
従って、本実施形態によれば、第1検出腕40に第1段差部43及び第2段差部44、
第2検出腕50に第3段差部53及び第4段差部54を設けることにより、検出電極71
と、検出電極72及び検出電極73との対向する電極間距離、並びに検出電極74と、検
出電極75及び検出電極76との対向する電極間距離を段差部がない場合に比べて小さく
することができる。
コリオリの力で発生する面外振動による発生電荷は、電極間の静電容量に比例し、静電
容量は電極間距離に反比例することから、電極間距離を小さくすることで発生電荷が大き
くなり検出感度を高めることができる。さらに、第1検出腕40と第2検出腕50とを検
出用に専用化できることから、検出電極72,73と検出電極71との対向面積、検出電
極75,76と検出電極74との対向面積を大きくでき、このことからも検出感度を高め
ることができる。
また、前述した従来技術では1本の検出腕に4つの検出電極を設けていることに対して
、3つの検出電極を設ければよいので、各検出電極の配線を簡略化できる。また、第1段
差部43と第2段差部44、及び第3段差部53と第4段差部54とを設けることと、検
出腕を専用化することとにより、電極形成のための表面積が増加することから、平面的な
各電極間の距離を広くでき、電極間の寄生容量を小さくできるという効果もある。
さらに、これら検出電極の断線やショートの発生を抑制し、製造歩留まりを向上させる
ことができる。
また、第1段差部43と第2段差部44、第3段差部53と第4段差部54とを、第1
検出腕40及び第2検出腕50それぞれの同一方向に形成していることから、発生電荷の
絶対値を合成して出力すれば検出感度をより高めることができる。
また、検出電極72と検出電極73、及び検出電極75と検出電極76との間に、それ
ぞれ第1段差部43と第2段差部44、第3段差部53と第4段差部54とを設けること
で物理的な敷居ができ、側面方向(厚さ方向)に検出電極を分割して形成することが容易
にできるという効果もある。
(実施形態1の変形例)
続いて、実施形態1の変形例について説明する。この変形例は、実施形態1に係る第1
段差部43と第2段差部44、第3段差部53と第4段差部54とが、それぞれ第1検出
腕40と第2検出腕50との+X方向に設けられていることに特徴を有している。よって
、実施形態1との相違箇所を中心に説明する。また、同じ機能箇所には同じ符号を附して
いる。
図4は、変形例に係る第1検出腕と第2検出腕を示す断面図である。なお、図4は図1
のB−B切断位置に相当する断面図である。第1検出腕40には、第1主面11から+X
方向の側面41にかけて穿設される第1段差部43と、第2主面12から側面41にかけ
て穿設される第2段差部44とが形成されている。第1段差部43と第2段差部44とは
、第1検出腕40の先端部から根元部までの長さのほぼ全体にわたって形成されている。
第2検出腕50には、第1主面11から+X方向の側面51にかけて穿設される第3段
差部53と、第2主面12から側面51にかけて穿設される第4段差部54とが形成され
ている。第3段差部53と第4段差部54とは、第2検出腕50の先端部から根元部まで
の長さのほぼ全体にわたって形成されている。なお、第1検出腕40と第2検出腕50と
のX方向の断面形状は同じである。
第1検出腕40及び第2検出腕50に形成される検出電極は、実施形態1(図3、参照
)と同じ構成(つまり、同じ符号の検出電極は共通に結線される)であるため、説明を省
略する。
このような構成にしても、段差部を設けない構造に対して、実施形態1と同様な効果が
得られる。しかし、振動片10を水晶とし、エッチング法を用いて成形する場合、水晶の
結晶異方性に起因するエッチングレートの差があり、段差部の形成方向に配慮する必要が
ある。そこで、段差部の形成方向について説明する。
図5は、段差部の形成方向による検出腕の成形の差を示す部分断面図であり、(a)は
−X方向に段差部を設ける場合、(b)は+X方向に段差部を設ける場合を示している。
なお、図5はエッチングシミュレーションの結果を拡大して表している。第2検出腕50
を例示して説明する。振動片10が水晶の場合、−X方向のエッチングレートは高く、+
X方向のエッチングレートは低い。
従って、図5(a)と図5(b)とを比較すると、図5(b)に示すように、+X方向
に第3段差部53と第4段差部54とを設ける場合、第3段差部53側の側面55と第4
段差部54側の側面56とは側面の傾斜が緩やかとなる。一方、図5(a)に示すように
、−X方向に第3段差部53と第4段差部54とを設ける場合、第3段差部53側の側面
55と第4段差部54側の側面56とは、第1主面11または第2主面12に対して直角
に近い傾斜となる。
従って、図5(b)では、側面52と側面55、側面52と側面56との距離が、−X
方向に段差部を設ける場合よりも大きくなる。このことから、対向する各検出電極間の電
極間距離が大きくなり検出感度は低下する。
従って、図5(a)のように、第1段差部43及び第2段差部44、第3段差部53及
び第4段差部54を、エッチングレートが高い方向の側面(−X方向)に形成することで
、検出感度をより高めることができる。なお、図5(a)では側面52の表面が緩やかな
弓形になっているが、オーバーエッチングを施して、側面52を第1主面11または第2
主面12に対して直角にすれば、側面52と側面55、側面52と側面56との距離を、
さらに短くすることができ、検出感度をより高めることができる。
(実施形態2)
続いて、実施形態2に係る振動片について図面を参照して説明する。前述した実施形態
1がH型の音叉構成であることに対して、実施形態2は2本音叉形であることに特徴を有
している。
図6は、実施形態2に係る振動片を示す平面図、図7は図6のA−A切断面を示す断面
図である。振動片110は、基部120から+Y方向に平行に延在される2本の振動腕1
31,140とから構成されている。ここで、振動腕131は、断面形状が四角形であっ
て励振電極を有し、前述した実施形態1(図1、図2、参照)の第1振動腕31に相当す
る。振動腕140は、段差部及び検出電極を有して構成されるため検出腕であって、実施
形態1(図1、図3、参照)の第2検出腕50に相当する。よって、振動腕140を検出
腕140と表し説明する。
次に、振動腕131と検出腕140の断面形状、電極の結線構成について図7を参照し
て説明する。振動腕131には、対向する電極61,62と、電極63,64とが形成さ
れている。そして、電極61,62が振動腕131の表面に延在され接続端子部S1で結
線される。また、電極63,64は、振動腕131の表面に延在され接続端子部S2で結
線される。なお、図示は省略するが、接続端子部S1,S2は、第1主面11または第2
主面12に設けられる。
電極61,62と、電極63,64とは、互いに極性が異なる励振信号が入力される励
振電極である。
検出腕140には、第1主面11から−X方向の側面(第1側面)141にかけて穿設
される第1段差部143と、第1主面11に対向する第2主面12から側面141にかけ
て穿設される第2段差部144とが形成されている。第1段差部143と第2段差部14
4とは、−X方向に向かって検出腕140の先端部から根元部までの長さのほぼ全体にわ
たって形成されている。
検出腕140には、第1段差部143及び第2段差部144とは反対側の側面142(
つまり、+X側側面、第2側面)全体に形成される第1電極としての検出電極174と、
第1段差部143の検出電極174に対向する側面145に形成される第2電極としての
検出電極175と、第2段差部144の検出電極174に対向する側面146に形成され
る第3電極としての検出電極176と、が形成されている。
なお、図7に示すように検出電極175は、側面145から第1段差部143まで連続
されており、検出電極176は、側面146から第2段差部144まで連続されて形成さ
れている。
検出電極174は接続端子部S3、検出電極175は接続端子部S4、検出電極176
は接続端子部S5に結線される。図示は省略するが、接続端子部S3,S4,S5は、第
1主面11または第2主面12の前述した接続端子部S1,S2が設けられる同じ主面に
設けられる。
検出電極174と、検出電極175と、検出電極176とは、コリオリの力で発生する
振動による発生電荷を効率よく検出するため、それぞれ対向する検出電極の極性が異なる
ように配設される。
次に、本実施形態における振動片110の作用について説明する。まず、電極61〜電
極64に励振信号を入力する。なお、振動腕131は実施形態1(図2、参照)と同じ電
極構成であるため、図示するように電界が矢視する方向に曲線的に発生し、対向する電極
の間には直線的な電界成分Exが働き、先端部が−X方向に変位する。そして、各電極に
交流信号を入力することで、音叉効果により振動腕131と検出腕140は、±X方向に
面内の屈曲振動を継続する。
励振信号を入力しているときに振動片110をY軸(検出軸)まわりに回転すると、振
動腕131と検出腕140の振動方向(面内振動)に対して直角方向のコリオリの力が発
生し、振動腕131と検出腕140とが±Z方向に互いに交互に面外振動する。
なお、検出腕140は、実施形態1(図3、参照)と同じ電極構成であるため、コリオ
リの力により面外振動するとき、図示するように対向する電極の間には直線的な電界成分
Exが発生する。そして、発生する電荷量を測定することで、振動片110の角速度を検
出することができる。
従って、本実施形態によれば、振動腕131、検出腕140の2本構成であるため、構
造が簡単となる。また、励振電極(電極61〜64)と検出電極174〜176とを分離
しているため、各電極の配線を簡略化できる。また、検出腕を専用化することにより、電
極形成のための表面積が増加することから、平面的な各電極間の距離を広くでき電極間の
寄生容量を小さくできるという効果もある。
さらに、これらの電極の断線やショートの発生を抑制し、製造歩留まりを向上させるこ
とができる。
(実施形態3)
続いて、実施形態3について図面を参照して説明する。前述した実施形態2が振動腕と
検出腕とに分離していることに対して、実施形態3は、振動腕を2本有し、第1段差部と
第2段差部とが、2本の振動腕それぞれの延在方向の基部に近い位置に形成されているこ
とに特徴を有している。従って、実施形態2との相違箇所を中心に説明する。なお、実施
形態1及び実施形態2との共通部分には同じ符号を附している。
図8は、実施形態3に係る振動片を示す平面図であり、図9は図8のB−B切断面を示
す断面図である。図8、図9において、振動片110は、基部120から+Y方向に平行
に延在された2本の振動腕131,132とから構成されている。ここで、振動腕131
,132の先端方向が振動腕部130であって、断面形状が四角形であり励振電極を有し
、前述した実施形態1(図1、図2、参照)の第1振動腕31及び第2振動腕35に相当
する。
振動腕131,132それぞれの振動腕部130の断面形状及び電極(励振電極)の構
成は、前述した実施形態1(図2、参照)と同じであるため説明を省略する。
振動腕131,132には、それぞれ延在方向の基部120に近い位置に段差部と検出
電極とが形成されている。従って、これら段差部が形成される範囲を検出腕部150とす
る。検出腕部150に形成される段差部、検出電極の構成、及び検出電極の結線構成は、
実施形態1(図3、参照)と同じであるため説明を省略する。
また、振動腕131,132の駆動作用は、前述した実施形態1(図1、参照)の第1
振動腕31及び第2振動腕35と同じであるが、振動腕131,132が面内振動をして
いるときに、振動片110をY軸(検出軸)まわりに回転すると、振動腕131と振動腕
132との振動方向(面内振動)に対して直角方向のコリオリの力が発生し、振動腕13
1と振動腕132とが±Z方向に互いに交互に面外振動する。従って、実施形態1(図1
,2、参照)と同様な作用で角速度を検出できる。
このような構成によれば、励振駆動は振動腕131,132を有する2本音叉のため、
実施形態2の1本の振動腕による駆動よりもCI値が低くなり消費電流を低減することが
できる。
なお、本実施形態は、角速度センサーだけでなく、固有周波数を発振する音叉形振動子
に対しても適用可能である。この場合、段差部を設けることにより、電極間の距離が狭く
なり、電界効率が向上するので、振動損失を低減することが可能である。また従来では、
振動腕の表裏面および両側面の4面に電極を設けていたが、本実施例では電極は3つ形成
すればよいので配線を簡略化できる。
(実施形態4)
続いて、実施形態4について図面を参照して説明する。前述した実施形態2及び実施形
態3が、2本の振動腕を有して構成されていることに対して、実施形態4は3本の振動腕
を有して構成され、それら振動腕の1本を検出腕とすることを特徴とする。従って、前述
した実施形態1〜実施形態3との相違箇所を中心に説明する。なお、共通部分には同じ符
号を附している。
図10は、実施形態4に係る振動片を示す平面図、図11は図10のC−C切断面を示
す断面図である。図10、図11において、振動片210は、基部120と、基部120
から+Y方向に平行に延在された3本の振動腕131,132,140とから構成されて
いる。
ここで、振動腕131,132には励振電極が形成されており、振動腕140には段差
部と検出電極とが形成されている。よって、振動腕140は検出腕であって、以降、検出
腕140と表し説明する。
なお、図10、図11に示す形態は1例であって、検出腕140と振動腕131との位
置を置き換えてもよく、また、検出腕140と振動腕132との位置を置き換えてもよい
振動腕131,132の形状、励振電極(電極61〜68)の構成及び結線構成は実施
形態1(図1,2、参照)と同じであるため説明を省略する。
また、検出腕140に形成される第1段差部143、第2段差部144、検出電極17
4〜176の構成及び結線構成は、実施形態2(図7、参照)と同じであるため説明を省
略する。
このように構成される振動片210に励振信号を入力すると、振動腕131,132及
び検出腕140が面内振動を開始する。そこで、Y軸(検出軸)まわりに回転させると振
動腕131,132及び検出腕140が、コリオリの力によって互いに交互方向に面外振
動を行い、検出電極174〜176に発生する電荷量を測定することで、振動片210の
角速度を検出することができる。
このような構成によれば、2本の振動腕131,132による音叉振動となるため、C
I値が小さくなり消費電流を低減することができる。また、励振用の振動腕131,13
2と検出腕140とを分離しているため、励振用の電極61〜68と、検出電極174〜
176とを分離できることから、それら各電極の平面的な電極間距離を広くでき電極間の
寄生容量を小さくできるという効果もある。
さらに、これらの電極の断線やショートの発生を抑制し、製造歩留まりを向上させるこ
とができる。
なお、振動腕の幅方向中央に、第1主面11及び第2主面12から溝を形成して振動腕
の断面形状を略H型にする構造が提案されている(例えば、特開2004−350324
号公報)。
図12は、この周知技術を示す断面図である。なお、図12は特開2004−3503
24号公報の図3に記載の図面を表している。しかし、このような構成では、水晶の+X
方向と−X方向のエッチングレートの差により、+X方向側面の傾斜が−X方向側面の傾
斜よりも大きくなる。つまり、+X方向の斜面は図5(b)、−X方向の斜面は図5(a
)のように形成される。
そのことから、電極36と電極33,34との対向する電極間距離、電極30と電極2
5,26との対向する電極間距離が大きくなる。このような構成を検出腕に応用した場合
、検出電極の対向する電極間距離が大きくなることに起因して発生電荷が小さくなること
から、検出感度が低くなるという課題がある。よって、検出腕の−X方向に段差部を設け
る構成が、角速度の検出センサーとしてより好ましいことを示している。
(実施形態5)
続いて、実施形態5について図面を参照して説明する。前述した実施形態2〜実施形態
4が、Y軸に平行に延びた振動腕を有して構成されていることに対して、実施形態5はY
軸に対して斜めに延びた振動腕を有することを特徴とする。従って、前述した実施形態1
〜実施形態4との相違箇所を中心に説明する。なお、共通部分には同じ符号を附している
図13は、実施形態5に係る振動片を示す平面図である。
図13(a)に示すように、振動片310は、基部20の一方の端部から第1振動腕3
31及び第2振動腕335が、X軸及びY軸に対して交差する方向に沿って−X側に延在
している。また、振動片310は、基部20の他方の端部から第3振動腕340及び第4
振動腕350が、X軸及びY軸に対して交差する方向に沿って+X側に延在している。
ここで、第1振動腕331及び第3振動腕340と、第2振動腕335及び第4振動腕
350とは、X軸に対して線対称の位置に配置されている。
ここで、第1振動腕331及び第2振動腕335には、励振電極が形成されており、第
3振動腕340及び第4振動腕350には、段差部と検出電極とが形成されている。よっ
て、第3振動腕340及び第4振動腕350は検出腕であって、以降、第1検出腕340
及び第2検出腕350と表し説明する。
第1振動腕331及び第2振動腕335の形状、励振電極の構成及び結線構成は、実施
形態1(図1,2、参照)と同じであるため説明を省略する。
また、第1検出腕340及び第2検出腕350に形成される第1段差部343,353
、第2段差部344,354、検出電極の構成及び結線構成は、実施形態1(図1,3、
参照)と同じであるため説明を省略する。
ここで、振動片310の動作の概略を説明する。
駆動腕である第1振動腕331及び第2振動腕335を、根元部を中心として矢印Dの
ようにX軸及びY軸に対して交差する方向に向かって屈曲振動させる。この状態で、振動
片310をX軸(検出軸)まわりに回転させると、第1振動腕331及び第2振動腕33
5は、コリオリの力によって面外振動(Z軸方向の屈曲振動)する。
この際、第1振動腕331の振動の位相と第2振動腕335の振動の位相とが同じにな
る。これに応答して、第1検出腕340及び第2検出腕350が、互いに順位相で振動す
る。第1検出腕340及び第2検出腕350に励起される各検出振動に基づいて、互いに
順位相の電荷が発生するので、その和を算出する。この和に基づいて、X軸まわりの角速
度を算出(検出)する。
図13(b)に示すように、振動片410は、基部20からX軸及びY軸に対して交差
する方向に沿って−X側に延在した2本の振動腕431,440を有して構成されている

駆動腕である振動腕431の形状、励振電極の構成及び結線構成は、実施形態2(図6
、7、参照)と同じであるため説明を省略する。
また、検出腕である振動腕440(以下、検出腕440という)に形成される第1段差
部443、第2段差部444、検出電極の構成及び結線構成は、実施形態2(図6、7、
参照)と同じであるため説明を省略する。
このように構成された振動片410に励振信号を入力すると、振動腕431及び検出腕
440が面内振動を開始する。そこで、X軸(検出軸)まわりに回転させると振動腕43
1及び検出腕440が、コリオリの力によって面外振動を行い、検出電極に発生する電荷
量を測定することで、振動片410の角速度を検出することができる。
図13(c)に示すように、振動片510は、基部20からX軸及びY軸に対して交差
する方向に沿って+Y側に延在した2本の振動腕531,532と、Y軸に沿って+Y側
に延在した振動腕540と、を有して構成されている。
ここで、振動腕531,532には励振電極が形成されており、振動腕540には段差
部と検出電極とが形成されている。
振動腕531,532の形状、励振電極の構成及び結線構成は、実施形態1(図1,2
、参照)と同じであるため説明を省略する。
また、検出腕である振動腕540(以下、検出腕540という)に形成される第1段差
部543、第2段差部544、検出電極の構成及び結線構成は、実施形態2(図7、参照
)と同じであるため説明を省略する。
このように構成された振動片510に励振信号を入力すると、振動腕531,532及
び検出腕540が面内振動を開始する。そこで、Y軸(検出軸)まわりに回転させると振
動腕531,532及び検出腕540が、コリオリの力によって面外振動を行い、検出電
極に発生する電荷量を測定することで、振動片510の角速度を検出することができる。
(物理量センサー)
続いて、前述した実施形態1〜実施形態5に記載の振動片10〜振動片510のいずれ
かを備えた物理量センサーとしての角速度センサーについて説明する。なお、図示は省略
する。角速度センサーは、前述した各実施形態による振動片と、振動片の振動腕を面内に
励振する励振手段としての発振回路と、面外振動を検出する検出手段としての検出回路と
を含んで構成される。
なお、検出手段には、増幅器、A/D変換回路、検出した電荷量を角速度に変換する演
算処理回路等が含まれる他、ノイズキャンセル回路等が含まれる。
このように構成されることにより、前述した検出感度が高い振動片を用いていることか
ら、検出感度が高い角速度センサーを実現することができる。
なお、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成でき
る範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前述した実施形態1〜実施形態5によれば、第1段差部と第2段差部とを設け
る構造を例示しているが、第1段差部または第2段差部のいずれかを設ける構造としても
よい。
また、実施形態1〜実施形態5の振動腕(振動腕部)と検出腕(検出腕部)とを組み合
わせて構成してもよい。
(振動子)
続いて、上記振動片を備えた振動子、例えば、前述した実施形態1〜実施形態5に記載
の振動片10〜振動片510のいずれかを備えた振動子について説明する。
図14は、振動子の概略構成を示す模式図であり、(a)は平面図、(b)は(a)の
F−F切断面を示す断面図である。
図14に示すように、振動子500は、上記各振動片の一例としての振動片110と、
振動片110が収納されたパッケージ280と、を備えている。
パッケージ280は、パッケージベース281、シームリング282、蓋体285など
から構成されている。
パッケージベース281は、振動片110を収納できるように凹部が形成され、その凹
部に振動片110の図示しないマウント電極と接続される接続パッド288が設けられて
いる。
接続パッド288は、パッケージベース281内の配線に接続され、パッケージベース
281の外周部に設けられた外部接続端子283と導通可能に構成されている。
パッケージベース281の凹部の周囲には、シームリング282が設けられている。さ
らに、パッケージベース281の底部には、貫通孔286が設けられている。
振動片110は、パッケージベース281の接続パッド288に導電性接着剤284を
介して接着固定されている。そして、パッケージ280は、パッケージベース281の凹
部を覆う蓋体285とシームリング282とがシーム溶接されている。
パッケージベース281の貫通孔286には、金属材料などからなる封止材287が充
填されている。この封止材287は、減圧雰囲気内で溶融後固化され、パッケージベース
281内が減圧状態を保持できるように、貫通孔286を気密に封止している。
なお、パッケージは、平板状のパッケージベースと凹部を有するリッドなどから構成さ
れていてもよい。また、パッケージは、パッケージベース及びリッドの両方に凹部を有し
ていてもよい。
振動子500は、外部接続端子283を介した外部からの駆動信号により振動片110
が励振され、所定の周波数(例えば、32kHz)で発振(共振)する。
上述したように、振動子500は、振動片110を備えていることから、電界効率を高
めた振動子を実現することができる。
なお、振動子500は、振動片110に代えて前述した他の振動片を備えても同様の効
果を奏することができる。
(電子機器)
続いて、上述した振動片を備えた電子機器について説明する。なお、図示は省略する。
上記振動片は、デジタルスチールカメラ、ビデオカメラ、ナビゲーション装置、ポイン
ティングデバイス、ゲームコントローラー、携帯電話、電子ブック、パーソナルコンピュ
ーター、テレビ、ビデオレコーダー、ページャー、電子手帳、電卓、ワードプロセッサー
、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器などの電子
機器に、センシングデバイスまたはタイミングデバイスとして好適に用いることができ、
いずれの場合にも上記実施形態及び変形例で説明した効果を奏する電子機器を提供するこ
とができる。
10…振動片、11…第1主面、12…第2主面、20…基部、31,35…振動腕、
40…第1検出腕、41…第1側面としての側面、42…第2側面としての側面、43…
第1段差部、44…第2段差部、50…第2検出腕、51…第1側面としての側面、52
…第2側面としての側面、53…第3段差部、54…第4段差部、71…第1電極として
の検出電極、72…第2電極としての検出電極、73…第3電極としての検出電極、74
〜76…検出電極。

Claims (8)

  1. 基部と、
    互いに対向する第1主面と第2主面と、前記第1主面及び前記第2主面を連結し互いに対向する第1側面と第2側面と、を有し、前記基部から延在された複数の振動腕と、
    複数の接続端子部と、を有し、
    前記第1側面側は、前記第2側面側よりもエッチングレートが高く、
    前記複数の振動腕のうちの少なくとも1本の振動腕は、前記第1側面に、前記第1主面側から設けられた第1段差部と、前記第2主面側から設けられた第2段差部と、を備えるとともに、
    前記第2側面に設けられた第1電極と、
    前記第1段差部の前記第1電極に対向する位置に設けられた第2電極と、
    前記第2段差部の前記第1電極に対向する位置に設けられた第3電極と、を備え、
    前記第1電極、前記第2電極および前記第3電極は、それぞれ、異なる前記接続端子部に結線されていることを特徴とする振動片。
  2. 請求項1に記載の振動片において、前記第1電極と前記第2電極との間に発生する電界方向と、前記第1電極と前記第3電極との間に発生する電界方向と、が互いに逆方向であることを特徴とする振動片。
  3. 請求項1または請求項2に記載の振動片において、前記振動腕は、励振電極と検出電極とを備え、前記検出電極は、前記第1電極〜前記第3電極を用いたことを特徴とする振動片。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の振動片において、前記基部の一端部と、前記一端部に対向する他端部とから、それぞれ2本ずつ前記振動腕が延在された形状であることを特徴とする振動片。
  5. 請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の振動片において、前記複数の振動腕の各々は、前記第1段差部と前記第2段差部とが、前記第1側面に設けられたことを特徴とする振動片。
  6. 請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の振動片と、
    前記振動片を収納したパッケージと、を備えたことを特徴とする振動子。
  7. 請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の振動片を備えたことを特徴とする物理量センサー。
  8. 請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の振動片を備えたことを特徴とする電子機器。
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